MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.069 「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」(2010年 118分 シネスコ)

2010-08-30 00:33:11 | 2010年劇場鑑賞
監督 ジョー・カーナハン
出演 リーアム・ニーソン
   ブラッドリー・クーパー
   クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン



先ほどの「インセプション」とはガラリと変わった作品です。
ご存じ80年代に人気のあったテレビシリーズの映画化でございます
でも私はこのドラマはあまり見てなかったので、正直ピンと来ない部分はあるのですが、でもこの映画のポスターや予告を見て、リーアム・ニーソンがオリジナルのジョージ・ぺパードの雰囲気が出てるのや、クイントン・“ランペイジ”・ジャクソンがミスターTとそっくりだったりするのはよくわかりました

(あらすじ)

1年前、スミス大佐(リーアム・ニーソン)率いる元特殊部隊員で編成されたAチームの精鋭たちが、ある陰謀に巻き込まれて逮捕される。
だが、スミス大佐をはじめ、部下のテンプルトン・ペック(ブラッドリー・クーパー)や、H・M・マードック(シャールト・コプリー)らは刑務所から脱獄。
彼らは再集結し、おのれの身の潔白を証明しようとする。



まさに頭をからっぽにして、何も考えずに楽しめる映画でした。
そういう意味ではこの映画の前に見た「インセプション」とは対照的な作品です。
破天荒かつ豪快という言葉があてはまる痛快アクション大作。

戦車が空を飛ぶ前半のシーンからしてありえない展開(しかもありえない方法で飛ぶ!)だけど、こういう要素は娯楽アクションに不可欠ですね。
小技でなく大技の連発でテンポよくドラマは展開していくし、バラバラの刑務所に収監されてるAチームのメンバーを脱獄させるシーンのまぁ~大雑把なこと・・・
普通なら多少なりとも細かい計画で脱獄させそうなもんだが、そんな面倒な(?)シーンには時間をかけず、脱獄後のAチームのド派手な作戦結構までをテンポよく見せる潔い展開がいいですね~



しかしリーアム・ニーソンはこういうアクション映画が最近増えてきましたね~
そんな彼を筆頭にAチームたちのキャラもきっちり描かれていて、シリーズ化(多分)の第1作としては申し分ない出来ではないでしょうか?
最後の「ザ・ハングマン」(笑)見たいな展開も含め爽快感バツグンの映画で、夏休みの後半を締めくくるにはちょうどいいかも・・・?
ただ決してこの映画、深く考えてはいけません・・・頭をからっぽにするのがこの映画の正しい楽しみ方。



★★★★ 2010.8.26(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ2 20:00 E-9

No.068 「インセプション」 (2010年 148分 シネスコ)

2010-08-28 00:47:02 | 2010年劇場鑑賞
監督 クリストファー・ノーラン
出演 レオナルド・ディカプリオ 
   渡辺謙
   ジョセフ・ゴードン=レヴィット



最近映画鑑賞が飛び飛びになりがちです
昨年の本数を上回るのはやや厳しそうですが、押さえる映画は押さえてますのでまずは良しとしなければいけません
今回のこの映画「インセプション」もやっとこさの鑑賞です。
なかなか難解な作品とも聞いてますので、出来るだけ体調のよい元気な時に見なければ・・・と言うこともあって先送りした部分もあるんですが、でも難解なうえに148分の長丁場はキツイなぁ~

(あらすじ)

コブ(レオナルド・ディカプリオ)は人が夢を見ている最中に、その潜在意識の奥深くにもぐり込んで相手のアイデアを盗むことのできる優秀な人材だった。
彼は、企業スパイの世界でトップの腕前を誇っていたが、やがて国際指名手配犯となってしまう。
そんなある日、コブの元に“インセプション”と呼ばれるほぼ不可能に近い仕事が舞い込む。



レオナルド・ディカプリオ主演で今年の春に公開された「シャッター アイランド」よりこちらの方が面白かったですね。
あちらも難解な作品だったけど、感のいい映画ファンなら先が読めたし期待が大きい分、噂ほどではなかった。
でもこの映画はさすが「ダークナイト」の監督だけあってスタイリッシュな映像で、単に仕掛けだけの映画になってないし、それぞれのキャラクターが生きていて単純に映画として楽しめました。

たしかに色々と深読みしないと行けない映画かもしれないけど、それほど見ていてややこしさに嫌気がさす訳でもなく、アクションとしての見せ場も多いのでそれだけでも楽しめるのではないでしょうか?
夢の中に入り込む映画では個人的にはB級SF映画である「ドリームスケープ」という作品を連想してしまうんですが(大統領の夢の中に入って暗殺を企てる殺し屋を夢の中まで追いかけて阻止する話)こういうネタは大体無茶な話なんだが、逆に夢の中という事で何でもアリになるので色々と派手に出来るので面白いものができますね。
難解さより、そういう目で派手な部分だけを見ても楽しめる映画です。
夢の中で更に夢の中に入るという2重3重のパラレルワールドをよくぞこの監督さんまとめなしたね~



この映画で渡辺謙が実に日本人俳優としての存在感を見せてくれてよかったですね
まさに平成の三船敏郎よろしくドンドン海外の映画に出てほしいものです。
また何気に脇役が豪華でしたね~マイケル・ケイン、ピート・ポスルスウェイトのベテランにルーカス・ハース・・・そしてトム・ベレンジャー!
あらあらこんなとこに出てたんですね~トム・・・B級アクション映画にさえ最近は見かけなくなったのに・・・



★★★★ 2010.8.26(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ3 16:30 D-5


「a-nation'10 powered by ウイダーinゼリー」

2010-08-24 02:01:50 | ライヴ&イベント
当日券があるとの事なので近所で開催されてるa-nation'10 powered by ウイダーinゼリーを見てまいりました。
サマーソニック以外こういう野外フェスは初めてなので、どんなもんなんでしょうか?
JPOPおんちなので冷やかしもいいとこですが・・・まぁJPOPオールスターによる大型野外フェスをじっくり楽しみましょう。
ちなみに当日券は全てスタンド最上段でした。
でも大きな長居陸上競技場のスタンド最上段は比較的に風通しもよく、しかも屋根があるので終始日陰でございました。

このフェスはサマソニ見たいのあらかじめタイムテーブルは発表されてなく、当日誰がいつ出てくるかわからない趣向のようです。
でも事前にトップは倖田來未というのは発表されていて、トリは大体浜崎あゆみと想像着くでしょう。
と、言う訳で他のアーティストはネタバレしないよう印象に残ったアーティストだけ順不同で書かせてもらいます(まだ東京公演も残ってるようなので)



倖田來未

トップをかざった倖田來未ですが、早々に大きな神輿のようなものでアリーナを横断!オーディエンスを喜ばします。
自身のヒットメドレーでの幕開けにまさに掴みはOKの始まりで、その後はステージ上で♪キューティハニーを歌いオーディエンスと一緒にハニーフラッシュ!
30分ほどの出番でしたが、さすが倖田來未だけあってそれまでやや空き空きだったスタンドは満員になってました。
でも倖田來未の出番が終わるとまた皆さまは席を立ちどこかへ行くのでした・・・
AAA

AAAというグループは正直よく知りませんでした。
男女混成の7人グループで、ステージ中央から何やら車かボートのようなものに乗って登場。
知らないなりに結構楽しショーですね~
HIPHOP的な要素を取り入れた歌もさることながら、7人によるダンスが決まっていて、見ていて楽しい。
ステージでも披露した♪負けない心が新譜らしくドラマの主題歌になってます。

ICONIQ

坊主頭の彼女の写真はいろんなとこで目にしたのでしってました。
アーティスト紹介時のビジョンでの映像も髪の毛を切るカットから、坊主頭になった彼女の映像へと・・・と思って見てたらいつの間にかステージ中央の上がり舞台で登場!
真っ赤なドレスで背中向けての登場に歓声が起こります。
そして上半身がステージに見えたあたりで、さりげなく上半身だけ振り向くように客席の方を向くと「かわいい~!」と一斉にため息が・・・なんか決まってますね~美形です
歌を歌いながらステージを動き回るけど、真っ赤なドレスが黒いステージの床に映えて、まさに紅一点のごとく・・・
どことなくクールなキャラはそれまでの女性アーティストとは少し違い、最後帰るときもステージ後方の退場口に背中を向けてスタスタと去っていくんだが、去り際にフッと振り返って見せるその様子はまさにクールビューティー!・・・ちょっとオジさんドッキリでした

レミオロメン

なんかこのメンツの中では異色の存在に見えてしまうこのバンド。
でも彼らが登場するとそれなりの雰囲気になるからさすがですね~
新曲含めて4~5曲で出番は終わりだけど、なんかもう少し演奏させて上げたいと思いました。
♪粉雪歌わなったが、♪3月9日で場内大歓声でした。

SPEED

いやこのメンバーの中で個人的に楽しみにしてました。
それなりの年齢になった4人だけど、♪Body & Soulのイントロでドッと沸いたように往年のヒットソングは今聞いても、また今の彼女たちが今歌っても満員のオーディエンスたちを突き動かすパワーは健在!新曲♪指輪、往年のヒット曲♪STEADY、♪Wake Me Up!とまさに4人がステージ狭しと走りまわり、気が付けば一人居ないがな~と思ったら今井絵理子だけステージ下を走っておりました・・・そのまま退場した
一度近くで見てみたいSPEEDショー!サマソニのパークステージでいいからクリマンさん呼んでくれへんかな~(笑)

TRF

懐かしいと言えばこの面々!
何しろ知ってる歌ばっかりだったこのライブこそ、今回の私のベストアクト!
♪BOY MEETS GIRLでもうアリーナはノリノリ!ボーカルのyukiさんが「夏もそろそろ終わりなので・・・」と言って♪寒い夜だから・・・を歌い、♪EZ DO DANCEではサビで「フォーッ!」と掛け声とともにアリーナが飛び跳ねてます。
SAMのダンスも健在、後ろのあの2人の濃いお姉さんたちも歌って踊れば、後方のDJ KOOも絶口調!(この方80年代のユーロビートなどのリミックスでお馴染THE JG'sの人でしたよね)最後はイエ~イエ~イエ~と♪survival dAnceで長居競技場が一つになりました!
あ~8㎝CDシングルが懐かしい・・・そんなひと時でした

JUNSU/JEJUNG/YUCHUN

彼らの出番前になるとぞろぞろと皆さん立ちだす。
そして大型ビジョンにカウントダウンが始まると、黄色い声で一斉にスタジアム全体がカウントダウン!
もうその雰囲気はまったく異質なものを感じてしまいました。
この3人のステージ登場で異様なまでの興奮がスタジアムを包みます
今までのアーティストが全て前座にさえ思えてしまうほどで、ソロパートで歌うたびに黄色い大歓声!
踊って上着をずらして肩を露出すれば悲鳴!タオルを客席に投げ居れば嫉妬のようなブーイング?
とにかく彼らの動き一つ一つに歓声が付きまとう・・・私は誰がJUNSUでJEJUNGか判別不能なんだが・・・
もう泣きそうな女子も居たりして、アーティストより観客の反応の方を注目してしまった。
とにかくこのライブだけ雰囲気が別ものでした・・・そうボクシング見に行ったら1試合だけ異種格闘技戦があった見たいな・・・(どんな例えや)
JUNSU/JEJUNG/YUCHUN終わったと同時に帰る皆さんも多かったな~


↑やたらJUNSU/JEJUNG/YUCHUNのタオルが目立つ

浜崎あゆみ

凝った演出のオープニングからして別格扱いです。
ステージ下からゾンビが登場し、中央に置かれた祭壇のようなものに置かれた棺桶が開くとそこに浜崎あゆみが登場!
やはり貫録というか、トリを務めるだけの事はあります。
唯一60分にわたる本格的なライブの中身はあまり書かない方がよさそう・・・
ただこれまたお神輿のようなキンキラの車に乗ってスタジアムを一周するのはみんな大喜びでした。

最後は花火で締めくくり・・・こういうフェスは花火は居るよね~
なんとなくお祭りの終わりを告げるような寂しさがたまらないね
サマソニ大阪は今年花火なかったから余計そう思いました

そうそう途中ステージ変換の時にサイドで若手アーティストが出て歌いました。
北乃きいさんも出てましたが、本業は女優さんだけに「めちゃくちや緊張してます」というようにほとんど棒立ちで2曲歌ってました。
でもステージ後方の退場口に帰るとき、退場口の中でもう一度振り返ってお辞儀したのは彼女の真面目さを垣間見た気がした。


↑緊張感がいやでも伝わる北乃きいさんのショー

また後藤真希も出てたけど・・・全盛期のモーニング娘の人気者も今や寂しい存在になったね・・・彼女の時に多数トイレに行くのかして席を立つ人が居たのが寂しい。
そんなゴマキもなんかキャパクラ嬢見たいにしか見えなかったのは私だけ・・・?

きっちり20時半で終わり、皆さん満足されたようです
私も初参戦でしたが、元々最近のJPOPとかはあまり聞かないので完全アウェーな状態でしたが結構楽しめた。
サマソニのようにステージ移動が無いので、ジッとしてるだけで次から次へとアーティストが出てくるので楽でしたしね~おまけに日陰だったし・・・
でもサマソニのようなスタイルがやはり好きですけどね~


NEXT SHOW 安全地帯(9.6 大阪)



★★★★ 2010.8.22(日) 長居陸上競技場 一般指定席スタンドD T2列24番

a-nation がやって来た ヤァ!ヤァ!ヤァ!

2010-08-22 00:28:12 | その他
エイベックスの真夏の野外フェスa-nation 2010 が私の近所に来ました。
近所に来たので歯医者帰りにチャリンコで会場の様子を冷やかしに行ってきたのですが、驚いたことに、まだ午前10時(開演14時)だというのに会場である長居公園には多数の人たちが集まってる!
まぁサマソニでも早朝7時に行列が出来てるくらいだから、珍しくないんだけど、地元だけに注目してしまいます
何もないときは近隣の商店街などはガラガラなだけにこの賑わいぶりは凄いです。


↑a-nation がない時~

↑a-nation がある時~

こういうフェスはサマーソニックしか知らないんですが、サマソニで言うところのオアシスと呼ばれる飲食エリアはもうこの時間から営業してます。
そしてグッズ売り場は早くもサマソニ同様長蛇の列が出来てます。
この光景見て意外だったのは飲食ブースもグッズ売り場もチケット持ってなくてもOKなこと・・・これはグッズ目当てやお祭り感覚で遊びに来てもそこそこ楽しめますね~



第2競技場がコミュニティエリアと呼ばれグッズコーナーやゲームコーナーなどがあり、一番奥にはPOWERステージとよばれるミニステージがあります。
ここではこれから売り出しのアーティストが出てくる模様・・・ここまでチケットが無くても入れるとはサービスいいでないの?エイベックスさん!


↑無料で見れる?POWERステージ

FMコーナーやスポンサーブースが点在し、グッズ売り場も1か所ではない見たい。
でもGIRL NEXT DOORのゲームコーナーに行列が出来てたり、JUNSU/JEJUNG/YUCHUNの3人のグッズには物凄い列出来てたりと人気アーティスト関連に多数の皆さんが集まってる。


↑JUNSU/JEJUNG/YUCHUNの強烈なまでのグッズ売り場への行列!

そして年齢層は若いですね~中学生くらいから20代の若者で、特に女性の姿が目立ちます
浜崎あゆみや倖田來未のファンが目立ちますね~倖田組と入ったタオル首に掛けた女の子や、キャパクラ嬢風のイケイケファッションの女性たち、夏フェスらしい水着ガールなど朝から長居公園は普段の静かな公園とはガラっと変わった賑わいを見せてます。


↑トップバッターは倖田來未さん、他にも鈴木アミーゴも登場!

これだけ人が集まれば近隣の商店街などのお店は潤うんではないでしょうか?
せっかくの大イベントが町に来たんだから、ある程度の経済効果あってほしいもんですね~


↑JR鶴ケ丘駅前の商店街にはこんな看板が・・・

聞けば当日券も出るとの事・・・せっかく地元で大イベントしてるんだから見にいく機会ではありますがね~

No.067 「ベスト・キッド」(2010年 140分 シネスコ)

2010-08-21 01:57:58 | 2010年劇場鑑賞
監督 ハラルド・ズワルト
出演 ジェイデン・スミス
   ジャッキー・チェン
   タラジ・P・ヘンソン
 


ここしばらく映画ご無沙汰でしたね~
サマーソニック2010が終わって気が抜けて、盆休みに入ったら何かと忙しく・・・
やっと本来の映画を毎週楽しめる環境に戻ってきました。
さてまず最初に見るのがリメイク版「ベストキッド」です
主演がチョイ生意気そうな(?)ウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスとジャッキー・チェンという異色の取り合わせ。
ジャッキーの役どころはあのパット・モリタが演じた老人役・・・当然今回はいつものジャッキーアクションは封印のはず・・・

(あらすじ)

母親の転職で、アメリカから北京に引っ越して来た11歳のドレ(ジェイデン・スミス)は、言葉や文化がまるで異なる環境の違いから、いじめに遭ってしまう。そんなある日、ドレはカンフーの達人であるハン(ジャッキー・チェン)に出会い、猛特訓を開始。抜群の精神力を秘めていたドレは、見違えるように強い少年へ成長していくのだが……



オリジナルに忠実に作られたリメイク作でした。
設定が中国になってるので、それに伴う変更点(ヒロインの設定や、カラテからカンフーに変わってたり)はいくつかあるものの、ストーリーの流れはほぼ一緒です。
そういう意味では結構楽しめて面白かったです。

オリジナルでは頑固者の中にもどことなくユーモアがあったパット・モリタ
扮するミヤギ老人だったが、今回のジャッキーは暗い過去を背負ってるせいもあって、ユーモアなどなく、偏屈なオヤジぶりが全面に出ているキャラでした。
もしこの映画のオリジナル版や内容をあまり知らない人の中に、いつものジャッキー映画を期待してたら肩すかしものだったかも?



ヒロインはいかにも中国人らしい少女を選びましたね~
決して美形と言う訳でなく素朴な女の子っぽいとこが自然でよかったです
オリジナル版のヒロインである金髪巨乳娘エリザベス・シューと比べるとお国の違いが出てて面白いね。

クライマックスのカンフートーナメントのシーンはやたら派手な場内の演出がチョイ過剰すぎるように思いましたね~
大型ビジョンを派手に使った選手紹介や決まり手のリプレイ等、アマチュア大会にしては派手すぎやせんかな~
そして140分は長いですね~
もう少し短く出来るとも思いましたが・・・


★★★★ 2010.8.19(木) なんばパークス シアター5 16:20 C-14

「SUMMER SONIC 10」 (2日目)」

2010-08-14 03:06:55 | ライヴ&イベント
サマーソニック2010の2日目の朝です。
予報では雨が降るとか・・・でも朝の天気を見てる限りはそんな雰囲気まったくございません。
せめてニッケルぐらいまでは持っててくれよ・・・
そんなことを願いつつ開場直前の9時前に舞洲入り。
さすが日曜とあって昨日よりも人が多いようですが、それでも過去3回と比べると日曜にしては少ないか


↑もう早朝からこの有り様

オアシスをうろうろし3A会員ブースで会員証を見せると何かグッズ貰えるらしいので、アリーナ前の受け付けにいくとビール券とステッカーとチラシが入ってる巾着袋をくれました。


↑やはり出ました永ちゃんタオル

少し時間あるのでビール券でビールを貰い、淡路牛のビタサンド(500-)をアテに頂きます
まだ朝の9時台ですが飲んで食べていい気分だ、フェスはほんと楽しい。
この淡路牛のビタサンド、貰った時は思わず「これどないして食うねん?」と思ったが、いや~美味しいな~昨日の豚丼とは大違い!今回のサマソニでのベストフードでした


↑淡路牛のビタサンド(500-)とタダ酒

さて10時のオープニングアクトはパークステージでniccoのライブを見ます。
ほとんど前1列しかお客さんいませんが、出てきたniccoはギターがかき鳴らしながらエネルギッシュに歌います。
まったくこの方の事を知らないんですがイメージとしてはもっとアコースティックなイメージがあったんで意外。

さてソニックステージで11時よりHURTSのライブが始まります。
男性デュオのHURTですがボーカルはセンターのスタンドマイクで歌い、もう一人は後方でコーラスを担当してるようです。
♪Wonderful Lifeで始まったライブはソニックステージらしく、落ち着いた雰囲気のライブですが、アップテンポな曲では結構盛り上がっていていい感じでステージが進行していきます。
少し個人的にはペットショップボーイズ見たいな雰囲気も感じたポップナンバーを次々演奏していきます。
このライブは個人的に当たりですね~好きやな~この曲調。
「皆さん素晴らしいので最後にもう1曲を・・・」見たいなノリで演奏された♪Beeter Than Loveで30分のライブ終了



↑まさに灼熱の舞洲!どこが雨降るねん!

この後ちょっとした個人的トラブルで3O!3のライブが後半しか見れなかった。
遠巻きながら彼らのライブの様子が聞こえてきて凄い盛り上がってるのがわかりました
前方エリアへ行くとみんな飛び跳ねて大騒ぎ!
意外と人も集まっていてなかなか楽しいライブです
MTVなどのPVで見た♪My First Kissで更に盛り上がりは最高潮!
どうやらこれが最後の曲見たいですが、最初から見れなくて残念!

どっと人が掃けたので前方に行くとあれあれ端寄りだけど最前列に来れちゃった。
オーシャンの最前列に簡単に来れるなんて人少ない証拠かな・・・
ここでALL TIME LOWのライブを見ますが、オーディエンスは先程より少ないな~
ノリノリのナンバー連発でモッシュにダイブが連発してます。
正直このALL TIME LOWの曲はほとんど知らないんだけど、どれもいい曲ですね~ギターをストラップごと回転させたりして予想通り激しいパフォーマンスで盛り上げてくれます。
それと最前列はやはり集中して見れますね。



↑今年は美女が多かったよね~

一旦オーシャンを離れ、オアシスでジャックダニエルズのコーラ割りを飲みテンションを挙げていきます。
どさくさに紛れてジャックガールズと記念撮影し、もう気分はハイのキングさん!


↑酔いも手伝ってか、おいたが過ぎるキングさん

そして次はパークステージへ!
ここで日本のバンドでROCK'A'TRENCHを見ます。
名前を知ってるくらいで曲はよく知らないけど、人気者だろうから狭いパークステージの事、かなり人が集まってるんやろうな~と思ったけど予想に反してガラガラ・・・
ここで彼らには申し訳ないが昼食を兼ねての観戦なんで、ステージの熱唱をよそにパークステージ後方で佐世保バーガーを購入。
後方で座ってのんびり佐世保バーガー片手にROCK'A'TRENCH鑑賞・・・いや~フェスって楽しいな~
そんなROCK'A'TRENCHですが、2曲目か3曲目に聞いたことある曲が演奏されてました・・・でも前方は盛り上がってたし、後方では一人黙々と踊ってる女の子も居たりした。


↑昼食は佐世保バーガー(卵抜き)

で、苦言を一つ・・・このパークステージは去年から場所がオーシャンステージの隣になったけど、今年はステージの向きが変わりオーシャンと同じ方向のステージです。
その為かして音カブリが異常に激しいのであります。
オーシャンでの曲が止まるとやたらパークステージの音がどの位置に居ても聞こえてくる。しかも何の曲かわかるぐらいに・・・特に酷いのはオーシャン後方で、もうオーシャンの演奏が聞こえないくらいパークステージの音が被ってくる。
これはオーディエンスだけでなくアーティストにも気の毒な事だと思います。
是非来年(あるんなら)改善して頂きたいところです。


↑やかまして仕方ないパークステージ

さてオーシャンステージに多数の人たちが集まっています
矢沢永吉がこのオーシャンステージの舞台に登場です。
定刻どおりバックバンドのメンバーが登場で大歓声が起こり、そしてステージ横の奥から独特のステップとポーズで永ちゃん登場!どよめきのような歓声です。
マイクスタンドをにぎり「ようこそ~!」と絶叫するやもうオーシャンステージ全体が地鳴りのような歓声が起こる


↑さすが永ちゃんサマソニをYAZAWA色に変ちゃった

♪フレッシュアンドブラッドで幕開けのライブはもう大歓声とため息の連続!
歌いながらステージを激しく動き回る永ちゃんにみんなおっちやんから若い女の子までノリノリです。
そしてマイクスタンドをポーン!と1回転!お馴染みのマイクターンでどよめ息が起こります。
正直、矢沢永吉のファンでもなんでもないけど、生で見たら・・・やはりカッコイイなこの61歳!、いやはや見てよかったよ。
ライブ中に何故か横にいた知らん兄ちゃんがお菓子くれたが・・・楽しかったんやろね



MCでも「みんなさ、水飲んで見てる?」「塩なめろよ」と気遣いを見せる永ちゃん。
「最近は矢沢もみんなの中に混ぜてよって事でフェスに出てるけど、昼間の炎天下の中、やる方は真剣、見る方は命がけ・・・いいねぇ~」とした後もまだまだライブは続きます。
♪時間よ止まれのようなバラードでは灼熱のオーシャンをしばし癒すようにしっとりと歌い上げ、そして盛り上がりナンバーの新曲「サイコーなRook You!」では激しくシャウト!

そして圧巻は♪止まらないHa~Haで、「みんな用意はいいか~!」と煽る永ちゃん!
「乗ってくれ~Ha~Ha!」で一斉に無数のタオルがオーシャンに舞い上がります!
気がつけば私もサマソニタオルを放り投げてましたわ・・・「まだまだ凄いバンドが出てきます。楽しんでってください」




そう言って最後の曲をバラードで締めるところがまた永ちゃんらしく、熱くなったオーシャンの熱気を鎮めるように♪いつかきっとで30分ほどの永ちゃん劇場終了!

人の流れがド~っと動きます。
この後夕方のニッケルバックの場所取りをかねて次のNASを前方で見るのですが、予想通り永ちゃんの後は相当人間が動くね。
案の定前方が空いたので、すかさず前に行くとこれまた端よりながら最前列を確保!

ステージ上ではNASのいかにもHipHopらしいセットに様変わりし、ターンテーブルなども用意されてます。
ここでセットの用意をしてた黒人のおっちゃん2人がステージ上からフェンス越しにオーディエンスと会話してます・・・と思ったら黒人のオーディエンスが前方に居たようで何か話してるようです
この2人組の黒人が何かとオーディエンスを煽り、まるで本番が始まったかのような盛り上がり・・・
そうこうしてるとそのままの流れでNAS登場!

1曲目から激しく動き回るNASですが、これがもう休みなしのノンストップメドレーMIXのような感じで次から次へと曲が変わり休むことなくNASが汗びっしょりでパフォーマンスを続けます!
私の前に来たときはもうスキンヘッドの頭に玉のような汗が噴き出しておりました。
もちろんオーディエンスもノリノリで手のひらを広げて突き上げ前後に揺らすHipHopらしい手の動きを見せてこのパフォーマンスに応えてます。
とにかく曲はまったく知らないけど、この怒涛のノンストップメドレーにただ圧倒されました。
終盤少しMC入ってのほぼノンストップの45分間が終わり、いよいよニッケルバックが大阪初登場!

さて大型ビジョンにニッケルバックの文字が出るや割れんばかりの大歓声!
最初に演奏されたのが新譜からの♪Burn It To The Ground!
サビの部分の駆け声のところでは一斉にハ~イ!とオーディンスから巻き起こります。
もうからボルテージは最高潮ですね。
そのまま♪Something In Your Mouthへ突入する流れは実に見事で、サビではまた皆さん歌ってます(大合唱とまではいかないけど)
バラード♪. Photographではイントロの歌い出しだけで悲鳴が起こり、その後の♪Animalsでは激しいリズムにみんな踊ってます!

途中に何を思ってかチャド・クルーガーが、「水が欲しいか?」見たいなことをオーディエンスに言ったと思ったら大きなクーラーBOXが出てきて、何とその中から多数の500㎜のペットボトルのミネラルウォーターをメンバーで手分けして客席に投げ入れるのであります。
先程の永ちゃんの時はタオルが乱舞したけど、今度はオーシャンに無数のクリスタルカイザーが舞い上がる様子は壮観でしたね~

ペットボトル爆弾の後も興奮のステージが続きますが、ノリノリのナンバーもいいけど♪Savin' Meや♪Somedayといったロックバラードも素晴らしい。
Somedayなどはサビではサ~ムディと合唱が起こるほどの盛り上がりです
広いオーシャンステージに骨太のロックサウンドが炸裂した夏の夕方の1コマ・・・大満足な50分間のショーでした

ニッケルバック サマーソニック大阪2010のセットリスト

1. Burn It To The Ground
2. Something In Your Mouth
3. Photograph
4. Animals
5. Savin' Me
6. Figured You Out
7. Someday
8. Gotta Be Somebody
9. How You Remind Me

さあ~いよいよサマーソニック2010も後わずか・・・ソニックステージに移動します。
サマソニ2008で見逃したペンデュラムを見るためです。
ちょうどソニックステージのフロアに降りるとA-HAのライブがまだ行われてるようです
するとタタタタタッタッタッタタタッと聞き覚えのあるイントロが・・・そう♪TAKE ON MEのイントロです。
慌ててアリーナに入り、そこで生TAKE ON MEを堪能出来たのはよかったな~

ソニックステージはだいたい座れて楽チンなスタンドが混み合ってアリーナは前方意外空き空きな事が多いんですが、今回はスタンドはガラガラ!
そしてアリーナにはドンドンと人が押し寄せてきます。
まさに参加型のペンデュラムらしいね
最初は後方に陣取ってたが、係員が前に詰めてくれという指示でドンドン前に行かされ気がつけば真ん中くらいまで来てしまった・・・この辺ヤバいん違うん?
回り見たら・・・やる気満々の輩がゴロゴロ!
そういえば後方に居た時、隣のグループの兄ちゃんが前に行くといって前方に行き、そのグループの女の子が「頑張って生きて戻ってきてね~」というてたな・・・

さぁいよいよニッケルと並んで私の本日のヘッドライナー、PENDULUM見参!
ダンス・ビートとロックが融合したテクノ系の曲調はオーディエンスを刺激すること間違いなし。
そして場内暗転!ウォ~!っともうゾクゾクするような異様なテンションがソニックステージのフロアを包みます。
壮大な♪Genesisのイントロからしてもう歓声と手拍子でまだステージに誰も出てないのに興奮状態!
そのままメンバー登場でドドド~とみんな前に行った!行った!
私の周りに少しのスペースが出来た、少しリラックスして踊るにちょうどいい具合・・・でもその周りにはウズウズしてそうな兄ちゃんやら騒ぐ気満々の外人グループに上半身水着(wao!)になって臨戦態勢万全のお姉ちゃんたち・・・スペース出来たからといって安心は出来ない全包囲網状態!

Genesisからキュ~ン!と切り裂くような電子音!来たぞ、来たぞ~もう持ち切れないオーディエンスがうわ~!っと空いてた私の周りのスペースに四方から群がってきた!
あっと言う間の出来ごとでした・・・空いてた私の周りのスペースはモッシュエリアのような圧迫感に・・・苦しい!
♪Salt In The Woundsの強烈なダンスビートでもう!狂喜乱舞のアゲアゲ状態!
こうなったら破れかぶれの不惑のアラフォー男も負けじと場内の激しいテンションに突撃(フォースと共に!)
曲によっては歌が無いのがあり、曲だけの時はボーカルのロブがオーディエンスを煽る!煽る!歌が入る♪PROPANE NIGHTMARESでは出だしの部分では大合唱!
またステージ上の大ビジョンには曲に合わせたイメージ映像が流されてるが、そんなん誰も見てません!

勢い余って後ろの兄ちゃんの足を踏んでしまい、振り向きざまに「ゴメン・・・」と言うも当人は踏まれたことすら気づいてない。
逆に私は何度も足は踏みつけられるわ、踵は踏まれるわの滅多打ち(笑)


↑もうこうなったらヤケクソ・・・と久しぶりに思った

ここでトラブル発生!身体にかけてた3A会員の巾着袋がづり落ちた・・・あらっと思うとなんと紐と袋の結合部分が裂けとるではないか!
あらま~こんな状況ではどうしょうもなく、取りあえず紐を小さく結んで肩にかける事に・・・でも裂けてる袋側はどうしようもなく、破れてる箇所を手で押さえながら踊ります。

こんな時盛り上がるのはさすが外人さん、誰かれ構うことなくハイタッチの嵐で当然私のとこにも来ましたよ。
でも片手を袋から離せないので、残った片手でハイタッチをすると「NO!NO!」と両手で来いとばかりに両方の手のひらを広げて構えてきやがる!
袋から手を離したら中身出てくるちゅうに・・・

で、そんな苦戦を強いられる私をよそに、ボーカルが今度はオーディエンスにその場に座れって指示しています。
みんな言う事聞いて座り、1.2.3.4の合図でジャンプしろってのこと・・・当然この行為によってボルテージは天井知らずになった事は言うまでもありません。
身体中の毛穴から体液が噴出したかのような状態です
すかさず水分補給をと思って腰のペットボトルを見ると・・・お~水が無いやんけ!
凍らして溶けてきた水を開始前にチビチビ飲んだのがここにきて響いてきたか!

♪THE OTHER SIDE、♪GRANITE等激しいナンバーが演奏されていくけど、段々私の足が上がらなくなってきた。
サマーゾニック2010最高潮の盛り上がりとなってます。
♪Watercolourを持ってライブ終了~いや~楽しかった
終演後会場を後にする皆さんは完全に風呂上がり状態!
髪の毛バサバサで、女の子は髪の毛がおでこや顔にペチャッと付いてます

でもこのテンションにボロボロになりながらも最後まで着いていけたのはまだまだ中高年に差しかかったとはいえまだ若いよね~
そう思うものの動かない足に加えて、何故かお尻が割れたように痛い・・・割れ目がヒリヒリして足が思うように動かずヨチヨチ歩きでオアシスを抜けて駐車場へ向かう・・・そんな姿はまさに敗者のごとく。


↑あ~あ~破壊神PENDULUMの爪跡

奪われた水分を取り戻さなければとペットボトルの水を2本を一気飲み!
これで帰ってもいいくらいだけど出来るだけ足を動かさずヨチヨチとオーシャンへ!
JAY-Zのライブが始まったとこですが・・・もう集中力のかけらもありません。
ただ後方でライブを見る・・・というよりライブ会場に居るだけ見たいな感じです。


↑摩天楼がステージに出現!

昨年見たビヨンセのセットを思わすようなセットとなってます
結構オーディエンスは集まってますね~
まさに貫録のステージッて感じで昼間のNASのエネルギッシュなライブとは一味違う重厚感があります。
ステージのビジョンがまばゆいばかりの摩天楼になったと思えば♪Empire State of Mindのイントロで大歓声!当然アリシア・キースは出てきませんが、他のボーカルの女の人が出てきます。
ロマンチックな曲ですね~尻の痛みをこらえて見てる私が言うのもなんだが・・・
半分腑抜け状態で見てたJAY-Zですが、最後はリンキンパークとのコラボの曲♪Numbのイントロに大歓声・・・当然リンキン・パークは出てきませんがステージ狭しと動くJAY-Z!
アンコールなしの21時少し前に終了!

この後どうせ車は出せないのでソニックでオービタルの後半をマッタリと鑑賞。
そして私の今年のサマソニが終わるのであります・・・
またまた規制が解かれたのかして車が動きだしたので、車にすぐ乗り動かすと出口しまってるがな!
奥の駐車場が混雑するのでまたここは暫く規制するんだって・・・イラつくのを抑えましょう、家に着くまでがサマソニです。
心落ちつけて余韻に浸ろうではないか・・・お尻の痛みと共に


来年の夏もまたここでお会いしましょう

本日見たアーティスト 

nicco(Park)→HURTS(Sonic)→3O!3(Ocen)→ALL TIME LOW(Ocen)→ROCK'A'TRENCH(Park)→矢沢永吉 (Ocen)→Nas(Ocen)→NickelBack(Ocen) →PENDULUM(Sonic)→Jay-z(Ocen)→Orbital(Sonic)


NEXT SHOW 安全地帯(9.6 大阪)


★★★★★★ 2010.8.8(日) 舞洲サマーソニック大阪特設会場(チケットぴあ)

「SUMMER SONIC 10」 (1日目)」

2010-08-14 00:45:35 | ライヴ&イベント
毎年恒例となりました SUMMER SONIC10に 行って参りました
2007年以来、今や私の年間最大イベントになっておりますがアニバーサリーだった昨年の三日間から従来の二日間になり、当然二日とも参戦いたしました

初日は早朝早々に舞洲到着!まだ駐車場すら開いてません
でもそんな時間でも舞洲アリーナ前のリストバンド交換所のグランド前は早くも行列が出来ております
私も駐車場開門を待って行列に加わりましたが、いつもに比べて列が少ないような感じ。
たしかに今回は東京大阪ともチケットの売れ行きが芳しくないようで、海外の大型フェスと日程が被った事で満足なアーティストのブッキングが出来なかった事に加え、フェス離れの風潮が更に追い打ちをかけたのかも?
それでもシャトルバスが動き出すとあっと言う間に行列が倍増しましたがね



↑早々リストバンド交換

9時頃からリストバンド交換が始まり皆さん思い思いの場所に向かって行きます
やはり最初に集中するのがグッズ売り場!気がつけば舞洲アリーナ横の売り場からアリーナ建物を囲むかのように行列が伸びていき 遠くはパークステージまで伸びておりました・・・
公式グッズの他に今回は韓国の人気ユニットBIGBANGが出るので彼らの特設グッズコーナー が出来ており女性たちがグッズ売り場の中で更に行列を着くっております



↑グッズはBIGBANGだけ別扱い!

さていよいよ始まるサマソニ10 どのステージもオープニングアクトの時間です
特に見たいアーティストが居る訳ないので 涼しい舞洲アリーナである ソニックステージで韓国のバンドであるMateを見る事にします

さてアリーナを覗くとまださすがに人はまばらですが やはり韓流だけあり年齢高い目の女性の姿がチラホラ見かけます
何しろ今日は3組も韓流アーティストがでるんですからね


↑韓流ファンが群がるMateのライブ

そうこうしてたら三人組のメンバーが登場しノリのいい曲を演奏し始めましたが2曲目からはしっとりしたバラードが続きます
何となく韓国ドラマで流れてそうな曲調が人気も疎らなソニックステージに響き渡ります まさにサマソニにK-POPが炸裂しています
たどたどしい日本語で挨拶の後ラストの曲を演奏してキッチリ30分の出番終了


↑晴天の舞洲!夏フェスはこうでなきゃな

続けざまにスカイステージに移動し ここから本番です。
丘に上がり解放感一杯のスカイステージへ・・・と思ってスカイステージに行くと何とあの広かったスカイステージのエリアが小さくコンパクトになってるやんけ!
縦長のエリアだったけど通常の半分くらいに短くなってる
まぁ正直縦長にちょい広すぎるとは思ってたけど、いざ削られると寂しいもんやね~(本日はほとんどここで張り付きなんです)
ここで生ビールを頂きトップバッターであるHAIL THE VILLAINを前方で見ます

11時ジャストに大型スクリーンでカウントダウン! 10、9、・・・3、2、1とオーディエンスの合唱とともなSUMMER SONIC 10の文字がスクリーンに浮かび上がります
そしてHAIL THE VILLAINの面々が登場!
期待通り冒頭からノリノリでボーカルがやたらオーディエンスを鼓舞します
決して多くない客席だが一生懸命な彼らの姿勢はなかなか好感!
RUNAWAYではランナウェ~イ!ランナウェ~イ!とサビでは合唱も起こりました
モッシュまで行かないにしても前方は盛り上がってます
30分の出番が短く感じるほどで、もう少し聞きたいと思いました。
ノッけからいいのん見たな~幸先良い今年のサマソニです

そう思ってたらスカイステージ裏で本日スカイで登場のCOHEED AND CAMBRIAののクラウディオさんを発見!
ファンに囲まれ記念撮影やサインに気軽に応じていらっしゃいました。
こういうところでアーティストと会えるのもフェスならではですね


↑COHEED AND CAMBRIAのクラウディオさん・・・気さくでいい人
でもライブは見なかったスマン!

今年はとにかく例年以上にライヴを少しでも多く見たいと思いますが、この時間はオアシスタイムです
ただ残念な事に今まで舞洲の公園内にあった広いオアシスが無くなってしまい舞洲アリーナ横の芝生スペースがオアシスになってます
ま、知らない人には何のこっちゃわからないでしょうけど、要するに規模が大幅縮小されてるのであります
ついでにステージが一つ減り、一旦MAPではあったお笑いステージがいつの間にかCD販売コーナーになり、明らかにトイレの数が減りましたし、ミストシャワーも激減して実に華やかだった頃と比べるとこじんまりしてしまいました
それだけチケットも売れてなくて、スポンサーも離れてしまったんですかね~ 来年大丈夫かいな?




↑スケールダウンのオアシス

それでもオアシスは昼どきって事で賑わってます
そんな中 豚丼を食べたものの・・・パサパサな豚肉にだし汁が渇いたようなご飯に閉口・・・なんじゃこりゃ!最初のフードでいきなり失敗!


↑いきなりフードで自爆!豚丼

オーシャンステージ後方のソニックカートバーでソニックレモネードのカクテルを飲み、再びスカイステージに戻り今度はBIGELFを見ることにします。
ただ炎天下なのとビールとカクテルで頭がのぼせあがってしまいクラクラになってきた・・・遠巻きで見るBIGELFのライブはステージ上にオルガンを2台並べて、その間にシルクハットをかぶったボーカルがオルガン2台を器用に演奏しながら歌う・・・メタルでありながら怪しげでサイケデリックな曲調がガンガンしてきた私の頭を刺激します。
う~ん微妙・・・炎天下の野外には似つかわしくない感じに思います。

最後まで見るとオーシャンのオリアンティに間に合わないかも知れないので途中退場し、オーシャンへ移動しオリアンティをみます。
あのマイケル・ジャクソンの映画「This Is It」でお馴染みのギタリストです。
まだ頭がクラクラするので後方で座って見てますが、さすが人が多いですね~
2、3曲目くらいで早くも♪According To Youが演奏されます。
私はボ~っとしたままイマイチ集中出来ないけど、結構盛り上がってます。
でも突然呆気なくライブが終わりちょっと拍子抜けした感じが残りましたが・・・

休憩しながら見てたので何とか体力も回復し、舞洲アリーナ内にあるダンスステージに移動し、次はDarwin Deezのショーです。
会場に入るや始まったばかり見たいで、ステージの上のスクリーンに映像が映しだされ今から始まる雰囲気です。
そして歌いだすダーウィン・スミスさん・・・明るいポップな曲調は親しみやすく聴きやすいです。
でも、何故そんな彼らがダンスステージなのか?そう思ってたんですが、ライブを見てわかりました。
そう、踊るんです・・・いやお客さんでなく彼らメンバーがステージ上で曲と曲の合間に踊るのです。
曲間に楽器を置いてぞろぞろと中央に集まり、せ~のっ!見たいな感じで踊りだす。
それもキレのある動きではなく、ユルユルな珍妙なダンスを・・・ブレイクダンス?ロボットダンス?とにかく独特の振り付けに、まるでコントのような動きもあったりして妙に楽しいこのライブ!
そしてまたダンスが終われば緩やかなサウンドを聞かせてくれるダーウィンさん!
その個性的な風貌もあって優しくて楽しい雰囲気のショーですね。
これまた妙に満員になったダンスステージのオーディンスも大盛り上がりです。
予想外に面白かったな~

駐車場に戻る途中BIGBANGの歌が聞こえてきました。
エリア外の車道で小学生くらいの女の子を連れたお母さんが棒立ちになって、そこから見える大型ビジョンでBIGBANGを見てます。
今回は特にチケットなくても遠巻きならタダで見れる場所が多かったな

ダンスステージを後にして三度スカイステージに戻ってきました
これよりこのスカイでラストまで張り付きです。
ちょうど元ハノイロックスのマイケル・モンローのライブが始まったところで、「ハイ!ガ~イズ!」と叫ぶやオーディエンスがドッと湧きます!
1曲目から♪Nothin Alrightで盛り上げてくれます。
モンローさんさすがビジュアル系?ですね~
濃い~メイクが大型ビジョンに迫力満点で映っております!
そしてステージを右へ左へ駆けまわります!

さすがベテランらしくサービス満点で、マイクスタンドを振り回すわ、スタンドを突き上げてグルグル回転さすわ、更にはマイクのコードをぶん回すわの大立ち回り(笑)それらをステージ上を動き回りながらするんですからバンドのメンバーも気が抜けないね。
でも見てるほうは楽しいマイケルショー!

ステージを降りるやオーデェンスの近くまでいき歌いだし、センターのPAコーナーにつながる通路を駆け抜けるや、多数のオーディンスが群がる!
そうかと思えばステージ袖の足場をよじ登り(結構な高さまで上がりました)足を固定したかと思えばそのまま逆さまでぶら下がる・・・とび職のパフォーマンス見たい!
エネルギッシュなライブにみんな大喜びで、私もスカイ後方のスリランカ料理の何か肉をまいたようなものを食べながらくつろいで見ておりました。
ハーモニカを早吹きしながらエンディングは♪Dead Jail Or Rock'N'Rollでノリノリで締めてくれました。
いや~よく歌は知らないんだけど、モンローさん面白かったな~決して若くはないんだけど、そのサービス精神旺盛なパフォーマンスはさすがです。


↑モンローさん見ながら食べてたスリランカ料理これはOK!

セットチェンジの間に前方エリアに移動するや、幸運にもPA前の通路際を取れたのでほぼど真ん中でライブを見れるようになりました。
そして今度はあのコートニー・ラブ率いるHOLEのショーです

タバコを吸いながらステージに登場したコートニー姉さん!
タバコを捨てるや♪Skinny Little Bitchでスタート!
この歌しか知りません・・・でもコートニー・ラブは映画とかにも出てたので、馴染みがありました
先程のマイケル・モンローの派手なパフォーマンスと比べると地味な印象だけど、ダミ声気味の歌声に貫録を感じます。
ただコートニーが思ってたほど人が集まってないのか、または盛り上がりが気に入らないのかあまり機嫌良くなさそうに私は感じたけど・・・
個人的に淡々とした印象だったホールのライブでした。

そしてこの後は私的にはダブルメインイベント的なアーティストが登場です
まず最初がガンズアンドローゼスの元ギタリストであるスラッシュです
マイルス・ケネディをリードボーカルとして帯同させてワールドツアー回ってるようですが、今回もマイルスがボーカルとして登場です


↑なかなか良い位置を確保!ステージも完璧に見える

アルバムのジャケットデザインがステージの背景につるされてます
ABCの特番で煽ってたようにゲストボーカルは来るのでしょうか?
それが噂どおりBzの稲葉浩志なのか・・・?(今のとこ正式なアナウンスはないけど・・・)

メンバーたちがステージに登場し、そして少し遅れてスラッシュ登場!
あちらこちらメタルサインが掲げられます。
そしてボーカルのマイルス・ケネディが♪Ghostを歌いだすと、「ゴ~スト!」と一部で合唱するオーディエンスたちも現れ、最初から大盛り上がり!
そしてスラッシュがステージを右から左へとプレイしながら動くたびにその前にいるオーディエンスは大喜びです。
そしてギターソロのパートになると演奏しながらセンターに立つスラッシュに一際大歓声が送られます。

しかし更に盛り上がったのがガンズの代表曲である♪Nightrainが演奏されたとき。
サビの部分では「ナイットレ~ン!」とみんな大合唱です。
やはりガンズの曲は盛り上がりますね。
昨年来たアクセル・ローズとこのスラッシュをもう一度ステージで並んで見てみたいもんですね。

♪Back From Cali、♪Starlightとソロアルバムからの曲が続きますが、ミディアムテンポの曲調はマイルスの歌声がさらに生きてきますね~(この2曲はアルバムでも彼が歌ってるが)
またこの頃、舞洲に夕陽が差し込みロケーションも最高調です(マイルスもMCで夕陽が素晴らしいことのような事言ってた)
そして♪Rocket Queen、♪Civil Warとガンズの曲が続くとみんな大喜び!
やはりガンズを演ると盛り上がるな~
一際歓声が大きかったのはガンズの代表曲中の名曲♪Sweet Child O'Mine!
出だしのギターソロだけでみんな腕を突き上げ大歓声!そしてもうみんな歌ってます!


↑振り向けば夕焼けが・・・

そしてスペシャルゲストがある模様・・・会場がどよめく中紹介されたのがコ,ウ,シ,イ,ナ,バではなく「マイフレンド、マイケル・モンロ~」でした。
袖から駆け足で飛び出してきたマイケルさん、「ハウ、ユー,ドゥイン?」と2時間前のテンションそのまま元気印120%で登場。
♪We're all gonna dieでこれまたステージを走りまわりさらにはステージ下に降りてオーディエンスの中へ突入!またまたステージ下を走りまわってます。(PAに通じるセンター通路際にいたのでよく見える)
下のコードに足を取られて2回ほど転倒してもまったく動きはおちません!

盛り上げるだけ盛り上げてくれたモンローさんの後はガンズのラストでも歌われたお馴染み♪Paradise City
最後の曲という事もあって盛り上がりは最高潮!
ただ単独公演って訳でもないので、歌ってる人は一部の人たちぐらいですが、それでもサビの「テークミーホ~ム!」は大きな声でみんな歌ってます。
いやはや噂された稲葉は出てこなかったけど、マイケルさんのパフォーマンスを再度見れたし、何よりスラッシュを間近で見れて生演奏を聞けたのはとてもよかったし、素晴らしいライブでございました(ちなみに翌日の東京のライブでは稲葉浩志が登場しコラボ曲♪SAHARAを歌ったようです)

さていよいよサマソニ2010初日の最後の演奏です。
メインであるオーシャンステージではスティービー・ワンダーが素晴らしいライブを見せてくれるんでしょうが、私は数年前単独公演を見てるのでパスし、ここスカイのヘッドライナーであるドリームシアターを見ます
そんなに大盛り上がりするような曲調ではないんだけど、迫力あるヘビィな曲を聞かせてくれるのではないでしょうか?
でもそんなドリームシアターへのセットチェンジを待ってるとフッと気がつくと周りがガラガラ・・・あらっみんなスティービーへ行っちゃた?
ヘッドライナーにしては寂しい入りですな~なんかドリームシアターに申し訳ない・・・

映画「サイコ」の有名なテーマ曲のSEの中メンバーたちが登場。
メタルサインが乱れ咲く中演奏されたのが16分にも及ぶ大作♪A Nightmare To Remember!
重厚でヘビィなサウンドはそれまでのサマソニの雰囲気と違った異空間なムードでまさにドリームシアターらしい世界が展開されていきます。
♪A Rite Of Passageではサビの部分をオーディエンスたちに歌わすけど、単独公演ではないのであまり声が出てなかったな~でも私この歌好きなんで知ってる部分ぐらいは私もいいましたよ。


↑ドリームシアターの幻想的かつヘビィなライブにお腹いっぱい!

あちらこちらからヘドバンが起こるし、メタルサインが何本も突き上げられる。
盛り上がりはそんな悪くありません・・・ただお客さんが少ないのが寂しいな~
大型ビジョンでは曲に合わせたイメージ映像が流され、それに被るようにステージで演奏してる姿が映し出される。
まるでサマソニ限定のPVを見てるかのようなライブ感溢れる映像もよかったね。
マイク・ポートノイの演奏するドラムセットも凄い、ツインモンスターと呼ばれる点数の多いセットはまさにドラムに囲まれての演奏で、よくあれだけいっぺんに叩けるもんだと素人ながら感動・・・(ラウドパーク10でもアヴェンジド・セヴンフォールドのドラマーとして是非来て頂きたい)

またジェームス・ラブリエの歌声がスカイの夜空にこだましてしてドラマチックなライブを盛り上げます。
絶品バラード♪Witherの感動的なキーボードの音色とジェームスの歌声が一つになり夜風が心地い舞洲に幻想的な雰囲気を演出します。
昼間は激しいライブで大騒ぎし、夜はこんな重厚なプログレッシブルメタルに聞き入る・・・実に贅沢な1日であります。
一旦ステージに引っ込んだ後、すかさずアンコールの手拍子が起こり、そして演奏された♪Pull Me Under!
イントロだけで歓声が起こります。
また曲の途中ギター&キーボードのバトルがあり、これも素晴らしいパフォーマンス(ドラゴンフォースのライブでもやってたけど、腕のある人は違うね~)でオーディエンスを魅了!
最後はみんなでおじぎをして約80分ほどのステージとサマソニ2010の初日が終わりました

ドリームシアター サマーソニック2010のセットリスト

1.A Nightmare To Remember
2,A Rite Of Passage
3.Prophets Of War
4.Wither
5.The Count Of Tuscany
(ENCORE)
6.Pull Me Unde
7.Metropolis Pt.1

スカイのMCが「明日もやってま~す!」というアナウンスを後に丘を降りるとオーシャンのスティービーワンダーも終わったようで、たくさんに人たちが会場を後にします。
MCはしきりにバスは混雑するから歩いて駅まで行けいうてたな~(シャトルバスを有料にしといて、往復チケット売りつけてそれはないわな)


↑夜のオアシス

駐車場規制がまた23時までなのでまだ帰れそうに無いので夜のオアシスで焼き肉の萬野のやきぞばを食べて時間潰し。
そう思ってたら結構車が動いてるので駐車場へ行くともう規制が解除されてるとの.
時間22時ころで早々車に乗り明日に備えて帰路に着くのでありました。

本日見たアーティスト 
Mate(Snic)→HAIL THE VILLAIN(sky)→BIGELF(sky)→ORIANTHI(Ocen)→DARWIN DEEZ(Dance)→MICHAEL MONROE (sky)→HOLE(Sky)→SLASH ferturing MYLES KENNEDY(Sky) →DREAM THEATER(Sky)



★★★★★ 2010.8.7(土) 舞洲サマーソニック大阪特設会場(チケットぴあ)

No.066 「ソルト」 (2010年 100分 シネスコ)

2010-08-06 00:10:13 | 2010年劇場鑑賞
監督 フィリップ・ノイス
出演 アンジェリーナ・ジョリー
   リーヴ・シュレイバー
   キウェテル・イジョフォー



この日の2本目は天六からなんばに移動しての鑑賞です
アンジェリーナ・ジョリー主演の「ソルト」です
21:40の平日にしては遅いレイトショーながら結構お客さんは入ってますね~まぁレディースデーと言う事もあるんでしょうね。

(あらすじ)

CIAエージェントのイヴリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)は、何者かの陰謀によってロシアスパイの嫌疑をかけられてしまう。
逃走を図ったソルトはCIAの追跡をかわしながら、自らの容疑を晴らすべく、たった独りで真相究明に乗り出すが……



アンジェリーナ・ジョリーはすっかりアクション女優が板に付いてきましたね
冒頭の北朝鮮での拷問シーンでもボコボコにされた顔立ちがすっかり似合ってます。
二転三転するストーリーをアップテンポな演出で見せてくれますが、活劇はやはりこうでないと行けませんね
今回もバイクで疾走、ヘリコプターからダイブなど八面六百の大活躍のアンジェリーナ・ジョリーですがこういう強い女性は彼女にピッタリ!
かと言ってアンジェリーナ・ジョリーのワンマン映画って訳でもないので、スパイ活劇としてはまずまず・・・ただアクションは派手だけど、こう言う作品ではよく見かける定石パターンのアクションが多いので特に驚きはありません。

金髪の時の彼女は地味な諜報部員ってイメージで、黒髪の時は恐ろしく凶暴な女諜報部員・・・その辺のキャラの使い分けは彼女は上手いですね。
でもそろそろ違ったアンジェリーナ・ジョリーも見てみたいね~
同じアクション物でも今までとは違う新しいヒロイン像をね・・・



面白いと思いますが、結構展開も目まぐるしいのでよく見て置かなければなりませんね。
途中ウトウトしてしまうと、案外訳わかんないかも?(そんなややこしい映画でもないけど)
そういう意味でいけば、鑑賞中やたらトイレ行く人たちが目立ちました・・・
何故か分からないけど、普段以上に途中退席して出たり入ったり・・・通路際の席だったのでとても落ち着いて鑑賞出来なかったです。
でも肝心なとこで出て行った人も居るので、ああいう人は訳がわからんようになってるかもね。



★★★ 2010.8.4(水) なんばTOHOシネマズ スクリーン5 21:40 B-8






No.065 「ザ・ホード -死霊の大群-」 (2009年 97分 シネスコ)

2010-08-05 09:19:21 | 2010年劇場鑑賞
監督 ヤニック・ダアン
出演 クロード・ペロン
   ジャン=ピエール・マルタンス
   エリック・エブアニー



いよいよ天六シネ5ビルがピンチ?になってきました
5Fにあるホクテンザ1&2が休館になってしまいました!
かろうじてエロ専門館2館とメインである1階のユウラクザだけは営業している状況。
でもこの状態もいつまで続くやら・・・
現地に行くと今まで貼られてたポスターが剥がされていて、実に寂しい空気になってます。
でもそんな中、ユウラクザの次回作、次々回作のポスターが貼られていて、まずは今月いっぱいはまだ営業してるみたい・・・
そんなカウントダウンに入ったユウラクザの館内に入ると客席内は入ったとたんブルっとくるほどにガンガンに冷房が効いてる!・・・もうヤケクソかい?

(あらすじ)

殺された仲間のかたきを討つため、ギャングの潜伏する高層ビルに乗り込んだウィセム(ジャン=ピエール・マルタンス)ら警官たち。
しかし、激しい銃撃戦が繰り広げられる中、原因不明のまま発生した大量のゾンビが、人肉を求めてビルにやって来る。
やむを得ず手を組んだ警官とギャングたちは、ゾンビの大群に立ち向かうが…



珍しいフランスのゾンビ映画ですが冒頭から警官たちがビルに居るギャングのアジトを襲撃するシーンからはじまりますが、それまで中心的な存在になるのかな?と思ったリーダーが呆気なくギャングに撃たれて瀕死の重傷!
意外な展開から始まるオープニングはまずまずのテンポで見せてくれます。

そして意外と思ってたより早く(?)ゾンビが登場して、そこからはラストまでテンポよくサバイバルホラーな展開を見せてくれます。
まぁ、期待以上でも期待以下でもない作品ですが、ハズレが多いこの種のジャンルを思えば、割と面白い方だと思います。

それぞれ仲間を食い殺された警官隊とギャングがジョン・カーペンターの「要塞警察」見たく結託してゾンビで溢れかえったビルから脱出を試みる展開は、特に余計なヒネリを加えず直球勝負のサバイバルホラー映画的な流れでこれはかえって良かったですね。
こういう映画では良く出てくる怖いもん知らずのブチ切れキャラは、今回はビルの住人であるタフネスな親父。
斧でゾンビに渡り合い、マシンガンでゾンビを木端微塵!
爽快な活躍を見せてくれます。



ただ映画史上最多と言われるゾンビたちの大群ですが、何故こういう事態になったのか?という説明が一切なく、突発的に死者が蘇ったって事にやや不満が残る。
ノロノロ歩くクラシックスタイルのゾンビでなく、今回は疾走系の早いゾンビで狭いビル内を走りまわりますが、意外と残酷なシーンの直接な描写は押さえめだったように感じた。
でも主人公がクライマックスの車の屋根に乗り、その周りを無数のゾンビが押し寄せるシーンを俯瞰から捉えたシーンは意外にも私なりには本年度ベストシーンとなりそう(笑)

それにしてもこれほど寒い思いして映画を観たのは、もしかして初めてかも・・・?
そう思うぐらいガンガンにクーラーが効いてました(よほど言いに行ったろかと思ったが)
それは映画が終わり表に出た瞬間、一緒に見ていた友人のメガネのレンズが瞬時に曇った事が何より状況を物語ってた・・・



★★★ 2010.8.4(水) 天六ユウラクザ 17:00