MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

名曲100選018 「ねぇ」by国安修二

2021-11-28 15:26:47 | 私の名曲100選
ねぇ:国安修二



この曲は昭和60年にリリースされた曲のようですが、当時は泣かず飛ばずで、平成に入って夜のスナックのカラオケで歌われ人気になった曲です
私もその頃にスナックのカラオケで後輩が歌ってたのがこの曲との出会いでした
以後私がカラオケで歌う時の定番曲になりました

印象的なのは切ない歌詞の中で出てくる「ラジオから流れてたセントラルパークのスカボロフェア」という部分
これ伝説のサイモン&ガーファンクルのセントラルパークコンサートの事を指すんですが、5年前の淡い恋愛を歌った作品の中の時代性を感じさせてくれます
「ピアノを教える君とドーナツショップのあの頃」などの歌詞は昭和後期...特に80年代頃の若者の様子を感じられ、同年世代の私にグっと来た訳であります
「ねぇ どうして愛した人と、ねぇ どうして結ばれないの」
「ねぇ」と言う言葉がサビで何度も繰り返され、あの時の恋愛の寂しさと結ばれなかった後悔が胸に迫ってきます

国安修二さんの優しくも切なさそうな歌声がまたいいんですね
名曲です

名曲100選017「少女」by村下孝蔵

2021-09-23 10:28:21 | 私の名曲100選
少女『村下孝蔵さん』歌詞ありフォークソング、想い出の歌


村下孝蔵さんは昔から好きなんですよね
情緒ある昭和の日本の風景を思わせる懐かしい世界感のある歌詞やメロディが私の憧憬心をくすぐる訳なのです
有名な「初恋」を差し置いて今回はこの「少女」を取り上げます
この曲の好きなとこは純和風とも言える歌詞とアップテンポなポップなメロディのアンバランスが主人公の少女の不安を表してるような所です

切れた鼻緒、帰り道の少女が一人明かりが恋しくて震えていた

かすりの着物おさげ髪には、飾りなどありません

青いホタル今も甘い水を探して見つけられず迷い込んだ

遠くへ飛ばそうと紙風船叩いたら割れました

大人になっても夕立に降られてばかりいます

切れた鼻緒、飾りなどありません、割れた、などなどとことなく寂しさを感じさせるワードが出てくる歌詞
この歌詞の中に「僕」と「少女」が出てきますが、私はこの曲に感じられるのは侘び寂びの世界と言うか、「僕」の視点から一人の「少女」を通して「儚さ」と言うのを感じさせてくれる名曲だと思います
もしかして村下孝蔵さんの理想の少女観がこう言った歌詞を産み出したのか?
日本ならではの懐かしい風景の中に溶け込んだ、夕闇の中に見た美しい幻想のような世界を感じるんですよね

私の名曲100選 016 「普通のラブ・ソング」by水谷豊

2021-09-17 10:26:46 | 私の名曲100選
あんちゃんエンディング曲



水谷豊主演のドラマのエンディング主題歌
水谷豊さんと言えば今や「相棒」シリーズでおなじみですが、元々若い頃はやんちゃな役柄が多く、不良っぽいイメージがあったんですね
それをガラリと変えたのがドラマ「熱中時代」の小学校教師北野先生役
以後「熱中時代 刑事編」「熱中時代シーズン2」と一気に親しみある役柄でちょっと怖い不良からいい人というイメージに変わって行きお茶の間の人気者になりました
まさにそのいい人のイメージそのままがこの1982年放送のドラマ「あんちゃん」の田野中一徹役ですね
女子プロレスのマネージャーから家業の温泉町のお寺の住職に転身し、毎回温泉町を舞台にドタバタ騒動が巻き起こるホームドラマでした

エンディングに流れるこの「普通のラブソング」が普通の男の優しさを表現した主題歌でドラマの主人公のイメージにぴったりです
この曲聞くと土曜日の夜を思い出します
あの頃のドラマはなんか良かったなーとつくづく思う

この作品で後の奥様の伊藤蘭さんと共演しています

私の名曲100選 015「カ ワ チ ア ン サ マ ー」by大西ゆかりと新世界

2021-09-01 09:44:00 | 私の名曲100選
06 カ ワ チ ア ン サ マ ー



一時期は大阪ではライブのチケットの取れないアーティストとなっていた大西ゆかりと新世界
一度だけなんばハッチにライブ行きましたが、大バコのなんばハッチがパンパンの満員
もちろんチケットは即完でした

そんな彼女達の初期のアルバムに収録されてるのがこの曲
夏の終わりに相応しい昭和歌謡調の曲
夏の花火大会をイメージした情景の歌詞がどことなくノスタルジックに感じさせてくれる

♪この町のこの香り楽しくて空しくて...
1日だけの玉手箱また来年の夏のその日まで...

この曲の一年一度のお楽しみのイベントが終わる寂しさを感じさす歌詞が、どことなく私が毎年行っていた夏フェスのサマーソニックを思わせてくれるんです

サマソニの帰りの車から見る舞洲の情景を見るとこの曲が頭に浮かぶんですね
余韻で楽しそうにしてる笑顔、寂しく帰路に着く人達、名残惜しそうにしてサマソニ会場付近でウロウロしてる面々...この曲がぴったりハマります
聞く人それぞれの夏の思い出に置き換えて浸れる名曲だと思います

私の名曲100選 014「So in Love」By Morton Gould

2021-08-30 10:02:43 | 私の名曲100選
So in Love Morton Gould.mov



日曜洋画劇場のエンディング曲
映画が終わり淀川長治さんが出てきて締めの解説をした後、来週の作品の予告が流れてもう一度淀川長治さんが出て
「はい、それでは次週をご期待ください さよなら、さよなら、さよなら」のセリフの後、吹き替え声優の名前の紹介画面に切り替わり
そのとき流れる曲がこれ!
もう我々TV洋画劇場黄金期世代にはたまらない名曲
以前にも別カテゴリーの話題で紹介しましたが、この曲聞けば日曜が終わり明日から学校か...という楽しさの後の空しさを感じた当時の日曜の夜の雰囲気が思い起こされる
まさに日曜日の締めを飾る曲でありました
きっと我々世代の映画ファンでTV洋画劇場をみてた皆さんは、この曲を聞けばそれぞれ当時の家庭の風景(それも日曜日の23時前)が甦るのではないでしょうかね

ミュージカル「キスミーケイト」の中の曲ですが、私にとっては日曜洋画劇場の最後の曲...それもこのモートン・グールドの音源でないとダメですね

私の名曲100選 No.013 「恋はみずいろ」by ポール・モーリア・グランド・オーケストラ 

2021-07-25 14:47:00 | 私の名曲100選
恋はみずいろ ポール・モーリア  L'amour est bleu   Paul Mauriat



我々の世代でポール・モーリアを知ってる人は多いでしょうね
10代の頃きっとどっかで耳にしたであろう楽曲群
ポール・モーリア知らんかっても、メロディを聞けば「あー聞いた事あるある...」ていう人は多いと思います
時にはTVの中で、あるいはラジオから流れてきてたり、または喫茶店の有線で1970年代から80年代にかけて、どこに居ても彼のサウンドを耳にしたもんです
私は小学生の頃、例に寄って自宅に兄貴のこのポール・モーリアのLPレコードがあり、時々聞いたりしてたので子供ながら奇麗なメロディに魅了されたもんです
そのアルバムにはたしかこの曲は入ってなくて、最初に興味を惹いたのは「エーゲ海の真珠」でした
何かで一番有名なのが「恋はみずいろ (L'amour Est Bleu "Love Is Blue")と知り4曲入りのレコードを買い初めてこの曲を聞いたのであります
こう言うのをイージーリスニングと呼ぶのを知るのは随分大人になってからでした

奇麗で情感のあるピアノのメロディは当時小学生高学年の私の心にヒットしまして、以降ポール・モーリアの音楽を聞くことになります
元はフランス語の歌詞のある曲だそうですが、ポール・モーリアがインストゥルメンタルでカバーし、今やこの曲と言えばポール・モーリアとなってます(少なくとも私は)
ディスコが流行った1976年には「恋はみずいろ77」というノリノリのディスコアレンジされたのもありましたね
もちろんポール・モーリア楽団の演奏です
いろんなアーティストにカバーもされ、長く演奏され続けられてる名曲ですが、ポール・モーリアさん自信がタクトを振る来日公演を一度は見て見たかったですね
あんだけ毎年に来日してたのに今思えば残念です
当時、小学生だった私を少し大人の気分にさせてくれた名曲です

私の名曲100選 No.012「忍冬」by因幡晃

2021-07-03 16:59:01 | 私の名曲100選
因幡晃 - 忍冬



忍冬(すいかずら)というのは花の名前
この曲は1985年に昼ドラの主題歌となってた曲です
そのドラマは見てなかったんですが、その当時会社の上司がカラオケスナックに行くとこの曲をよく歌ってたんですね
上司の当時付き合ってる彼女の名前がしのぶさんと言うもあったのかどうかはさておいて
後にじっくりこの曲を聞くと、その歌詞の切なさに身もだえました

不倫・・・いわゆる実らない恋をしてる女性が主人公
妻子ある人に恋をしてる女性が叶わないとわかっていてもそばに居たい
例え友達としての立場で密かに永遠に愛するだけでも構わない・・・そんな一途に切ない女心を因幡晃さんの美声で聞かせてくれます
歌詞に出てくる「しのぶ」は名前ではなくしのぶ恋の意味があるんですね
昨今は不倫の上にゲスが付いたりするものがありますが、昭和は不倫と言う行為を[しのびあい]なんて言いましたね
しのぶ恋と花の名前の忍冬を掛け合わせた歌詞が絶妙です
心に刃を乗せる忍という文字 時々心が痛むのは刃が暴れるせいなのねと歌う歌詞の中に罪悪感と愛してもどうにもならない切なさが聞き取れます
2番の歌詞でも愛しい花なら忍冬...どうして私の愛しさは忍と言う時がつきまとう...切なさの極地のようなこの歌詞に曲をつけたのは「吾亦紅」の杉本真人さん
この歌詞の世界観にぴったりのメロディに因幡晃さんの歌声が染みる名曲です


「忍冬」

だっていつかこじれて 駄目になるより
恋の匂いさせずに そばにいたいわ
たまに逢ってこうして 飲めるだけでも
女として少しは 夢があるでしょ…
失くせない 人だから
つづけるひと幕 友達芝居 だけど
忍ぶという字は 難しい 心に刃を乗せるのね
時々心がいたむのは 刃が暴れるせいなのね

もっと楽な生き方 してもいいのに
なぜかわざと淋しい 道をえらぶの…
今日は今日の傷みが 胸をしめても
ひとり席を立つまで 泣きはしないわ
ばかなのね 古いのね
死ぬまでひそかに 愛するなんて だけど
いとしい花なら 忍冬 夏でも秋でも春の日も
どうしてわたしの愛しさは 忍ぶという字がつきまとう

忍ぶという字は 難しい 心に刃を乗せるのね
時々心がいたむのは 刃が暴れるせいなのね
Lai Lai Lai…
Lai Lai Lai…

私の名曲100選 No.011「Wild Frontier」byゲイリー・ムーア

2021-06-23 09:25:16 | 私の名曲100選
Gary Moore - Wild Frontier (1987)



ギターヒーロー ゲイリー・ムーアの1987年発表のアルバム「Wild Frontier」からのタイトル曲
初めてこの曲をFMラジオから聞いた時は忘れられません
たまたまこの頃はHM/HRの番組を頻繁にエアチェックしていたのを幸いにこの曲に出会えました
イントロの入りのかっこよさ、聞きやすいメロディライン、後半のギターの早弾きなど当時メタル初心者の私を
ハロウィン、ホワイトスネイクの楽曲共々メタルファンに引き込んだ曲の一つです
このアルバムも「Wild Frontier」個人的には捨て曲無しの名盤ですね

後にグランキューブ大阪に来日公演に行きましたが、ゲーリーに取って最後の日本公演となりました
その後に訃報が伝えられました
当日はブルースのセットだったんですが、それはそれで渋くてよかったんですが、やはりハードロックセットでいつか見て見たかったです
次回はロックセットでのツアーという噂もあっただけに残念でした
しかしこの曲を筆頭に彼のギターテクニックと楽曲は永遠ですね

私の名曲100選No.010「 雨音はショパンの調べ」by 小林麻美

2021-05-23 12:00:54 | 私の名曲100選
雨音はショパンの調べ - 小林麻美




1984年...私が社会に出た歳です
19の春...当時の私の職場は昔ながらの雰囲気がありまして、パワハラややれコンプライアンスなどと言う現代では
アウトだったかも知れません
職人的な仕事もあり、入社当時はまるで丁稚奉公のような感じでありまして、そんな時期の音楽を聞くと
あの頃の原風景を思い出すのであります

この曲も時期的には今時分の頃のヒット曲で下仕事しながらラジオを聞いてるとしょっちゅう流れてきてました
この曲を聞くとあの頃を懐かしく思うんですね
しんどい事ももありましたが、楽しい事もありました...あの頃良かったなぁ〜と思える時代
ドク博士のデロリアンでもあれば覗きに行ってみたいな〜と思う訳であります

そんなこの曲は原曲はガゼボの「アイ・ライク・ショパン」(これもよく流れてましたね)
この曲に松任谷由実さんが詩をつけたてモデル・女優の小林麻美さんが歌う
色んな人にカバーされてるけど小林麻美さんのあのか細い声で憂いを帯びた視線で歌われるのが曲調にあってます
梅雨どきの今の時期になると未だに令和のラジオから流れてくる...やはり名曲だと思います

私の名曲100選No.009「 Don't Give Up」by フェア・ウォーニング

2021-05-12 14:52:00 | 私の名曲100選
FAIR WARNING - Don't Give Up


ロックバラード3連発となる今回はドイツのメロディアスハードロックのバンドで日本で人気のフェア・ウォーニングのDont Give Up
このバンドは90年代から2000年代にかけて本国や世界的に見ても知名度が低く日本だけ絶大な人気のあるバンド(それでも知らん人は多い)
美しいメロディラインがヘヴィメタルでありながら日本人に馴染みやすい聴きごこちで、なかなか良い曲が揃ってるバンドです
私も来日公演は何度か行きましたが、ライブ中盤に必ず歌われるのがこのバラード

「ドンギーバ〜」とボーカルのトミーハートの高い声質でシャウトされる力強い応援歌のような楽曲で、力強いリズムラインにヘルゲ・エンゲルゲの天空駆けるようなスカイギターが合わさる最強のロックバラードです