MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

映画音楽100選 075「 死亡遊戯 メインテーマ」(「 死亡遊戯 」より)

2021-04-27 10:35:16 | 映画音楽100選
John Barry - Bruce Lee Game Of Death (Soundtrack Film Ver.) 死亡遊戯 メインテーマ



ブルースリー最後の作品「 死亡遊戯」のテーマ曲
映画はブルースリーの死後に過去のリーの表情のフィルムをつぎはぎして、新たな取り直したオリジナルストーリー
で、ラスト11分だけ撮影済の格闘シーンで本物のリーが見れる
今となってはかなり無理して作った感のある編集なんですが、それでもこの作品が成立してるのはラストのブルースリーのアクションと
そしてこのテーマ曲と言ってもいいでしょうね〜
ジョンバリーの渾身のタクトが目に浮かぶかっこいい名曲です

特に「ドラ道」でのチャックノリスとの戦いをカジノに見立てて見せるオープニングのタイトルバックでこの曲が流れるんですが、もう血湧き肉踊る
テンションだだ上がりになりますね
いつ聞いてもあのオープニングが目に浮かびますね
まさにオープニングとラストだけで名画となった作品と言えますね(笑)

辰吉丈一郎の入場テーマでもおなじみでした


映画音楽100選 074「唇をかみしめて」by吉田拓郎(「刑事物語」より)

2021-04-26 15:49:00 | 映画音楽100選
映画「刑事物語」シリーズ主題歌/唇をかみしめて/吉田拓郎



この武田鉄矢主演のシリーズは全5作作られましたが、全てのエンディングに流れる主題歌です
吉田拓郎の歌うこの「ええかげんな奴じゃけん...」の広島弁の歌い出しで始まるこの曲は最高ですね
毎回、失恋などで切なく終わるエンディングにふさしく、このシリーズにぴったりの名曲です
特に第1作目の波頭での場面をこの曲を聞くたびに思い出してジーンときます
田中邦衛さんの正体が明らかになるエンディングはもう泣いてしまいますわ〜
今は亡き田中邦衛さんのこのシーンでの名演も当然ですが。この曲の相乗効果あっての感動です

第1作のエンドロールのこの曲の間奏で片山刑事がつぶやく
「歌は歌って初めて歌であり、鐘は叩いて初めて鐘であり、愛は...与えて初めて愛である」
という台詞がこの曲の一部のように聞こえてきてジーンとしてしまいます

松竹の寅さん、東映のトラック野郎、東宝の刑事物語...短い期間でしたが定番パターンのシリーズが3社揃い踏みでしたね

隆大介さん死去〜ソニー・クロケット刑事よ永遠に

2021-04-24 18:57:00 | 映画の話題




俳優の隆大介さんが急死されましたね
無名塾出身で「影武者」では織田信長を演じ、悪役や嫌な役所など名脇役としてTVや映画で活躍されてました
しかし私は隆大介さんと言うと思い浮かぶのは80年代の海外ドラマ「マイアミバイス」での主人公ソニー・クロケット刑事の吹き替えでした



↑80年代のドン・ジョンソン


最初はソニー役のドン・ジョンソンの風貌と生声とのギャップに違和感感じたけど気がつけばドン=隆大介さんになってました
ドンの吹き替えは「刑事ナッシュ・ブリッジス」のドン・ジョンソンの声をアテた野沢那智さんより私は隆大介さん派でしたね
マイアミバイスが毎週火曜日の21:00にTV大阪で放映されてる時、ドンジョンソン主演の映画が同じくTV大阪で放映されましたが、その時も隆大介さんが声アテてました

マイアミバイスの次回予告の後にテレフォンカードプレゼントがあり「クールでメロウな貴方のご応募お待ちしてます」とソニー刑事の口調で隆大介さんがプレゼントの告知をしてたのが懐かしい
日本での番組の放送終わってから20年くらいたってDVDが日本未放送シーズン含め出ましたが、最終回のみ隆大介さんと相棒役の吹き替えの尾藤イサオさんとのコンビで20年ぶりの吹き替えが実現してましたね
DVD持ってますがまだ私は見てません…
こうやって書いてると隆大介さんだけで無くドンジョンソンも死んだような気になってきた…

は「マイアミバイス」について記事を書こうと思ってたんですね
その矢先にこの訃報は残念です
近日に追悼も兼ねてマイアミバイスの記事は必ず書きたいと思います

隆大介さんのご冥福をお祈りします






「デイズ・オブ・サンダー」

2021-04-23 15:45:00 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)





トムクルーズ主演の90年公開のレース映画
地上のトップガンと言われる映画だけに、オープニングなどはトップガンの空母の艦上とレース場を置き換えたような似たシーン出て来ました
これレンタルビデオに出た頃に借りて見たんですが、全然中身覚えてなくて初見と同様です

トム扮する型破りな若手レーサーのコールが鮮烈にデビューを飾り挫折を重ねながら成長していくって殆どプロットはトップガン
それが良い悪いはともかくテンポ良く話が展開していくのはさすがはトニースコット監督で、ここらもトップガン見たい
レースシーンもふんだんに出てくるが、やたらクラッシュしまくり(笑)
似たような映像がちょっと多い気がするけど素早いカット割などはスピーディーで迫力はあります
ライバルはマイケルルーカー扮するロウディ
2人の絡みで印象的なのは事故で入院した2人が病院内で検査行く途中で車椅子で廊下でチェイスする微笑ましいシーン(笑)

途中から登場するニコール・キッドマンが女医の役で出てきて、トムといい仲になりますが、ちょっとお顔が今思えばこの頃はふっくら?
この作品の共演がキッカケで結婚する事になるのは有名ですね

今、思えばトム・クルーズ、ニコール・キッドマン、マイケル・ルーカー、ロバート・デュパル、ジョン・C・ライリー、ランディ・クエイドなど実に良いメンバー揃ってたんですね
なんと言ってもレーシングチームの司令塔でもクルーチーフを演じるロバート・デュパルが良かったですね
かつて挫折を味わいながらも復帰し、再びコールと共に勝利を目指す
大掛かりな悪戯でコールを困らす茶目っ気振りがなかなか楽しい


「アリス・スウィート・アリス 」

2021-04-19 15:12:00 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)



この作品は永らく日本未公開で、安DVDメーカーからリリースされてたいわゆるビデオスルーの作品なんですが、最近晴れて劇場公開されたようです
1976年製作のスラッシャーホラーで、あのブルックシールズの出演作でもあります
と言ってもこれがデビュー作品
主人公の変わり者の少女の妹役でまだ子供
しかも冒頭でいきなり殺されて退場します






少女アリスは美しい妹に嫉妬していた
その妹が初聖体式の日に教会で殺害される
それを皮切りに連続して不可思議な事件が頻発する…アリスがまるで犯人のようにドラマは展開して行きます
黄色レインコートにプラスチックの仮面
手にはデカい包丁を持った殺人鬼
不気味な人形を大事にするアリス、魚を包丁をぶった斬る映像などシュールな描写が印象的な作品で、未公開なのが惜しまれる








エグい描写は特に無いけど、どことなく気持ち悪く進行していく作品の雰囲気はなかなかよろしい!
神父の前に膝まずき、舌を出してそこにパンを乗せてもらう儀式のシーンの舌をベローと出した大人や子どもの何とも間抜けな顔…この作品の非凡なところ(笑)
ダリオアルジェント作品の雰囲気もどこか感じる、たしかにスラッシャー映画幻の傑作でした



私の名曲100選No.006「君はLOOKIN' HOT」byバリー・マニロウ

2021-04-17 12:27:00 | 私の名曲100選
Barry Manilow - You're lookin' hot tonight 1983



80年代に日本でも一世を風靡したバリーバニロウの曲です
TVのCMに使われていて大ヒットしましたね
東京国際音楽祭でもスペシャルゲストとして来日したり、当時はかなりの大物感でした
バリーバニロウと言えば「コパカパーナ」が有名ですが、私はこの曲が好きですね
ノリノリのダンサンブルなポップナンバーです
サビの部分がやはりインパクトがありますね
一度生でこの曲や「コパカパーナ」や「愛に生きる2人」を聞きたいもんですね
でも来たら来たで高額なチケット代取るんでしょうね...というよりコロナで無理な話ですがね

この動画は明らかな口パクですが(歌い出しが完全に口の動きが遅れてる(笑))
80年代の煌びやかな雰囲気は感じられます

「デッド・フォール」

2021-04-16 14:07:00 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)




シルベスタースタローンとカートラッセル共演のバディ物
昔、レンタルビデオで見て以来の鑑賞
スタローンがスーツを着て一見インテリ刑事、カートラッセルがワイルド系刑事な見たくれですが、相変わらず期待通りのハチャメチャなアクションを見せてくれる作品

麻薬組織のボスの罠にはまり刑務所送りになった2人が刑務官の協力で脱獄
無実を晴らすために組織壊滅の戦いに挑んでいく
自分こそロスのNo1刑事でお前はのNo2とお互い言い張るライバルでいる2人にテリーハッチャーらが絡みなかなか最後まで飽きずに見せてくれます
今となっては特に印象に残るような映画でも無いんですが、80年代のマッチョな刑事物としては懐かしさもあって楽しめました
組織のボス役ノジャック・バランスがいい味を出してて良かったです


No.07「ザ・スイッチ」

2021-04-10 15:47:00 | 2021年劇場鑑賞




殺人鬼と女子高生の入れ替わるホラー
人格入れ替わり系の作品は以前から多々ありますので決して目新しいアイディアではありません
今回は殺人鬼に襲われた女子高生がナイフで殺されそうになる寸前で入れ替わってしまう
しかし中身は殺人鬼と女子高生でも身体は当然そのままで体力もそのままと言うのがミソ
よって女子高生になった殺人鬼は非力で簡単にとっ捕まったりするし、女子高生になった殺人鬼は女子とは思えないスーパーパワーでドアなど一撃でぶち破ったりする

コメディ的には女子高生に入れ替わった殺人鬼ヴィンス・ヴォーンのおっさん乙女キャラが笑わす
厳つくてデカイおっさんがバスタオル巻いてシャワーから出てきたり、憧れのイケメン男子に心ときめくキッスしたりと見たくれとのギャップで笑わせてくれます

逆に殺人鬼に入れ替わった女子高生のキャスリン・ニュートンはシリアスなホラー映画のタッチで描かれ、ゴアな描写も見せてくれます
ホラーコメディと言うよりホラーとコメディのバランスよい二刀流のような作品
私はなかなか楽しく面白く見れた

またオープニングはいかにも80年代ホラーにありそうな設定で、どことなくホラー映画のオマージュを感じたりしました



★★★ 2021.4.9(金) アポロシネマ スクリーン1 20:40 K-22


「プロフェシー/恐怖の予言」

2021-04-02 13:22:00 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)







1979年のホラー映画て言うよりモンスター映画ですね

日本公開は1980年らしいです

たしかこれ劇場では2本立て?やったかな

ちょっと自信ありません

ポスターやチラシのビジュアルが昔からインパクトありました

これまで未見でしたが晴れて41年の時を経て鑑賞


製紙工場が川に垂れ流したメチル水銀の影響で森の生態系が大きく崩れ、凶暴に変容したモンスターが襲いかかってくる

森を伐採しようとする都会の人間とその森を守ろうとす先住民族との対立を描きながら、人権問題、環境問題に公害問題などを散りばめそこにモンスターを絡めて上手くまとめたB級映画でそこそこ楽しめる


森の調査に来た一行に立ち塞がる先住民族の代表とチェーンソーとオノのスリリングな対決はさすがジョン・フランケンハイマー監督のお手の物!

出てくるモンスターは身体半分が溶けたようなグロテスクな造形だがよく見たらクマなんですね

有害物質の影響でクマが変容してる

今の時代と比べたらちょっとチープな特殊メイクたがその手作り感が気持ち悪さを出しててこんなんは好きよ(笑)

最後はモンスタークマ相手に弓矢で大流血の接近戦!

いやー見てて楽しいね

タリア・シャイアがヒロインの地味なキャストだが古き良きB級ムービー感でなかなか楽しめた