No.18 「ゴースト・イン・ザ・シェル」

攻殻機動隊は名前は知ってるけど、内容とから全然知らないのでこの実写版との比較は正直出来ません
ただ予告とかで見る限りイマイチ苦手な映画かなー？

て、思ってたよりまずまずでした
スカーレットヨハンソンがまるで文字通りサイボーグのような美貌で画面に出るだけでダークな世界観に見事にその陰と陽が映えます
まるでブレードランナーのようなオリエンタルな未来都市
しかもブレードランナー以上に進化した都市のビジュアルはヘンテコな事になってる（笑）
難解な話と違うん？と思ってストーリーは概ねわかりやすかったし、意外とそれなりに楽しめた

しかしなんかストーリーに決定打に乏しく私はそれなりに楽しめたの域より上を行くことはなかったです
原作ファンが見るとどうなんかな？
原作知らないからブレードランナーにマトリックスをシェイクしたようなＢ級SFアクション程度にしか見えませんでした

ビートたけしだけ日本語でセリフ喋ります
でも何を行ってるのか聴き取りにくい場面もあり
これなら吹き替えでも英語にして貰った方がましかな？
今回は日本語吹き替え版で見たんですが昨今流行りのタレントの声優起用が無いのが良いです
しかも大塚明夫、山寺宏一、小山力也と行った男性声優トップ3を並べたのは豪華！
安定して聴けますね



★★★ 2017.4.28(金) アポロシネマ8 スクリーン2 20:10 E-4

映画100選 番外テン 08「裏窓」

ヒッチコック監督は好きな監督の1人ですが「鳥」
「サイコ」「北北西に進路を取れ」「海外特派員」など好きな作品が多いですが、1番好きなのがこの作品なんですね
身近な現実的な風景と舞台設定の中で繰り広げられるサスペンスはまさにハラハラドキドキですね
ジェームス・スチュアートのユーモアのある芝居も微妙にさじ加減として聞いています
午前10時の映画祭8でGW明けに公開されるようなので続きはそちらを鑑賞した後に書きますが、ヒッチコックの他の作品同様に後々の映画に色々と影響与えた傑作だと思います

「ショック集団」

この映画初めて見ました
多分サミュエルフラー監督作は初めてかな？
もちろん作品のタイトルは知ってましたが、予備知識無しで今回鑑賞して見たら…まぁ今更と言われるかも知れませんが凄い映画だったんやなーと痛感！

精神病院手ノカ中に潜む殺人犯を突き止める為に新聞記者が精神病患者を偽り潜入し殺人犯を突き止めようとするの話だが、精神病院に病気のフリをしていた記者が段々と周りの環境に犯せれ、精神に異常をきたしていく

予想付きそうなストーリーなんだがモノクロ画面から伝わる狂気は凄まじいですね
色情癖の女たちに押さえ込まれ襲われるシーンはまるでゾンビ映画！
南北戦争フェチややたらオペラ歌うやつ、様々な病気を持ったキャラクター達はまさに狂気の沙汰

そんな中で気が触れたフリしながら主人公の心の中の気持ちがナレーションに語られるが、まともな事を言いながらも後半は心の声と行動のズレが起きてきて悲惨なドラマへと進んでいく
モノクロ映像の持つ陰影の力強さの中に夢のシーンなど、時折カラーになる時の目の覚めるような色彩の鮮やかさが更に見る者を狂気へと誘わせてくれる
もう一度じっくり見直すとまた違った発見がありそうな映画で面白かった

Ｎo.17「バーニング・オーシャン」

公開初日にバリバリの新作の鑑賞
でも一緒に鑑賞する友人との時間調整が上手く行かず館内に入ったら上映始まってた！
マークウォールバーグがベットでケイトハドソンとイチャイチャしてる場面だったが、これって始まって早々？このシーンからスタートなんかなー？
ま、何ら影響ないと思われますが…

現実に数年前に起こった原油流出事故の映画化だが、正直あまり私は印象に残ってなくて、この映画を見てエライこっちゃなーと思った次第
事故が起こるシーンまで、いかにこれが人災なのかを表現するのに前半時間を割いて描かれていてわかりやすい
よって主人公のマイクやジミーなどの事故後の行動や心情までが感じられるし、また経費節約で手抜き作業を命じ事故を引き起こす原因を作った本社のヴィドリンに対してアホなおっさんやなーと見る側に感じさせてくれる（笑）
そんな心情もマークウォールバーグ、カートラッセル、ジョンマルコビッチと言う役者たちの安定のある芝居があってのものですね

原油が大量に噴出する凄まじい光景や紅蓮の炎に包まれる爆発シーンなどビジュアル的な効果は迫力満点で4Dで見たらきっと効果テキメンなんではないでしょうかね
よけ臨場感のある鑑賞出来る気がしました

しかしマークウォールバーグの作品続きますね
次はボストンマラソンのテロの映画でこれまた実録ものですね
夏はトランスフォーマーの新作と好調ぶりが伺えます



★★★★ 2017.4.21(金) アポロシネマ8 スクリーン5 19:25 D-14

グルメスポットvol .40「たちばな」(カレーうどん)

駒川商店街内のカレーうどんの店に行ってきた
私は石鍋カレーうどんの鶏チーズ、嫁さんは石鍋まぜまぜカレーライス


↑石鍋カレーうどん 鶏チーズ
煮えたぎってます

石鍋カレーうどんはうどんにしては細い麺で卵と混ぜるととてもまろやかに頂ける


↑石鍋まぜまぜカレーライス
混ぜた後

石鍋まぜまぜカレーライス
こちらも石鍋の中で混ぜるとチーズが効いておじや見たいな感じになり、特製の薬味を混ぜるととても和風ながらスパイシーで他では味わえないカレーライスを頂ける
とても美味しかった

大阪府大阪市東住吉区駒川5-22-16 駒川商店街内

No.16 「パッセンジャー」

移住地を目指す巨大宇宙船の中でトラブルにより予定より90年も早く目覚めてしまった主人公
孤独な日々を過ごす中で同じく早く目覚めた女性と出会って…て感じの予告編だったが、これ主人公がカプセルに眠る1人の女性に惚れてしまい、意図的にカプセルを開けて無理矢理目覚めさせて、目覚めたのはカプセルの故障を装い女性に近づいて行く話やんか

なかなか無茶な設定な壮大なストーカー見たいでワロタ
当然途中でバレて彼女の逆鱗に触れてしまう訳ですが、サイテー男と目覚めさせれたお気の毒な女性とのラブストーリー見たいな映画である意味、意外な展開で楽しめた
マイケルシーン演じるアンドロイドのバーテンダーがシャイニングのパロディ見たいな感じですが、不思議との彼が出てるシーンは締りましたね

登場人物少ない映画でローレンスフィシュバーンもサラッと出てサラッと退散し、最後にはアンディガルシアまで出てきた
しかしあの僅かな扱いでエンドロールは頭から数番目と言う順番にびっくり！



★★★ 2017.4.14(金) アポロシネマ8 スクリーン4 20:45 F-3

No.15 「ムーンライト」

この日二本目の作品はアカデミー賞作品賞の作品です
受賞取り違い事件取り言う珍事で世界的にも更に有名になったんではないでしょうか？

この作品は昔ならブラックスプロイテーションムービーとか言われたような作品でしょうか？
出るキャストは黒人ばかりで黒人の世界の中の一つのドラマ
少年から青年に大人になって行くか主人公通して永遠のテーマてもある人種差別にイジメやゲイと行ったマイノリティな問題に黒人側から描いた作品でしたね
またゲイと言う存在も黒人から見てもマイノリティな存在でもあり、オカマと呼ばれてイジメられる主人公の環境が悲惨なほどこのドラマは深いものへとなっていきます

この映画に出てくる登場人物どこか影を背負っていて1人1人に描かれていないドラマがありそうで、あれこれ想像して見てると、とても重いドラマとして見れてしまうが映画を通してシャロンの心の拠り所になるケヴィンへの想いか一気に体から滲み出てくるクライマックスまるでラブストーリー
いやこれはラブストーリーだったのか？と思わせてくれる
特に再会したダイナーでケヴィンがかけたジュークボックスから流れた曲の歌詞にシャロンに対するケヴィンの気持ちが溢れるようで、強面な大人になったケヴィンが青年期のような純な表情になって行くとこなんかジーンとさせてくれました

マハーシャラ・アリが最初のエピソードしか出て来ないのは意外だったが見終わって見れば、やはり印象深い存在感が残りますね


★★★★ 2017.4.13(木) TOHOシネマズなんば 別館 スクリーン11 11:45 C-18

No.14. 「ジャッキー／ファーストレディ 最後の使命」

久々に二本のハシゴ
まず最初早朝から見たのがこの作品
ケネディ大統領夫人にスポットを当てて、大統領暗殺からの４日間の舞台裏を描いた作品
ケネディ大統領暗殺に関しては様々な特集や映画にされてるが大統領夫人側から描くのは無かったですね
新しい新事実とかではなく、史実に従って裏舞台で大統領夫人がどう振る舞ってたかと言った所が見所です
でもニュース映像で何度も見た大統領が撃たれた瞬間を車内から至近距離で見せてくれるのは劇映画ならではですね
臨場感ありました

この大統領夫人を演じるのがナタリーポートマンです
たしかに上手いです！
しかしこの映画を見終わって印象に残るのはナタリーポートマンなんですね
それ以外の役者やキャストよりナタリーポートマンしか浮かんでこない
99分間殆どのシーンにナタリーポートマンが出てたんではないかと思いますね
まさにナタリーポートマンショー（笑）
ナタリーポートマンを正面から捉えたカットが何度か出て来るが中央にナタリーが来て背景が左右シンメトリーに配置された構図などは、まさに主人公のジャッキー＝ナタリーポートマンがまさに映画のど真ん中と感じさせるように見えました
内容以上にナタリーポートマンの存在感が際立った印象に私は感じました

ナタリー以外では最近亡くなられたジョンハート
いい雰囲気だして印象的でしたね


★★★ 2017.4.13(木) TOHOシネマズなんば 別館スクリーン11 9:30 D-8

「ウェスタン」

3時間近い長い作品ですが、まさにウェスタンって感じの西部劇
マカロニ色よりはアメリカの西部劇見たいな感じではありますが、セルジオレオーネの独特のカメラワークにエンニオモリコーネの仰々しい音楽が流れれば立派なマカロニウェスタン！

チャールズブロンソンとジェイソンロバーツの暑苦しいコンビに悪役で登場のヘンリーフォンダ
3人の男たちがやはりカッコ良い
ヒロインのも勝気で強い女性で描かれていて、ちょっと他のマカロニヒロインと違う感じもこの作品の異色なところ
ラストの決闘の緊張感はまさにレオーネ節の真骨頂！
久々にマカロニウェスタンを堪能しました

この作品を見て「ドラゴンへの道」でのチャックノリス登場シーンとコロシアムのシーンの音楽はこの作品の曲が使われてるのを初めて知りました

No.13 「SING／シング」

久々にハリウッドのアニメ見た
アナ雪以来かなー？
でもこの作品は予告の時から内容より音楽に魅せられてと言う感じでしたね
公開されてから割と日にち経つけど、なかなか入りはよろしいようですね

この映画見てたら、やはりハリウッドのアニメって話の展開と盛り上げ方が上手いですね
ベタって言えばベタかも知れませんが、でも冒頭に短いエピソードで主要キャラたちをスピーディーに同時進行で紹介するような作りは流石だなーと思ったし、テンポよくラストまで見せる動物の群像劇は飽きることなく楽しめました

でも洋楽好きとしては劇中に歌われるポップスやロックなどの曲の数々は知ってる、または聞いたことある曲が殆どで1番のツボですね
見終わって見れば明るく楽しい映画で吹き替え版も見たくなりましたね
マシューマコノヒーやスカーレットヨハンソンなどのハリウッドスターの吹き替えも画面を通して楽しくアテレコしてる様子が目に浮かんでくるほどでした



★★★★ 2017.4.8(土) アポロシネマ スクリーン4 20:35 D-5