MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「ワナオトコ」

2010-10-31 01:13:12 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)



“未公開映画十番勝負“シーズン6 第4弾

借金返す為に大きな邸宅に強盗に入ればそこには先客が・・・覆面被った謎の男が数々の残虐なトラップを仕掛けていた
釣り針が無数天井からぶら下がる単純なものからピアノ線と連動してナタが飛んできたり、足をすくわれて壁の釘に叩きつけられたりと、トラップの手段がなかなか面白い
獣捕まえる罠が部屋中に置かれて手や足や顔面を挟まれたりと残酷描写もなかなか見応えある

ワナ男と強盗の一騎打ちの様相を呈して来るけど、留守だったハズの住人を巻き込んでの阿鼻叫喚の地獄絵巻は未公開にするには勿体ない!
ただワナオトコと言う邦題は気に入らんな~



★★★

No.086 「桜田門外ノ変」 (2010年 137分 ビスタ)

2010-10-29 23:52:07 | 2010年劇場鑑賞
監督 佐藤純彌
出演 大沢たかお
   長谷川京子 
   柄本明



この日見た2本目は時代劇巨編の「桜田門外ノ変」
最近は時代劇映画が多いですね~特に秋から冬にかけて目白押し!
公開中の「十三人の刺客」や正月映画になる「武士の家計簿」「最後の忠臣蔵」などチョットしたブームなのかな?
時代劇映画って面白いと思うんだけど、若い人の姿はいつもながら見かけないですね
大体年配のお客さんがどうしても多いです。
見れば結構楽しめるのに・・・作り手も若手のイケメン俳優を起用したりして、若い層を呼び込もうとはしてますが・・・

(あらすじ)

水戸藩士の下級武士の家に長男として生まれ、30歳のときに迎えた12歳年下の妻・ふさ(長谷川京子)や長男の誠一郎(加藤清史郎)と共に穏やかな暮らしを送っていた関鉄之介(大沢たかお)。
しかし、藩主父子が井伊大老(伊武雅刀)の専断により処罰されたという急報が、彼の日常に影響を及ぼし始める。



井伊直弼暗殺事件を描いた作品ですが、舞台となる桜田門を実際にセットとして作りスケールアップした作品ですが、暗殺シーン以外はあまりこの門が画面には出てきません。
その暗殺シーンはいきなり冒頭に出てきます。
暗殺シーンはこの映画唯一の立ち回りと言っていいでしょう~それが冒頭早々に描かれます
事件のその後と事件が起こるまでの経緯が描かれていくのが本筋となります
主人公たちが運命に翻弄されていく人間ドラマが中心の作品です

これはまぁ作り手の意図もあるんでしょうけど、クライマックスを冒頭に持ってくる手法は奇策?かもしれないが、私としてはそれ以降はどうも疲れてしまった。
個人的にはラストとまでは言わないが、ある程度中盤以降あたりに暗殺シーンがあった方が良かったかな~
来るべき決行の時までどんどんとサスペンスが高まっていくような「ダラスの熱い日」や「ジャッカルの日」のような展開が好みです。
137分という上映時間が余計に長く感じられ思ってたよりは期待ハズレの部類になるかな~



時代劇づいてる大沢たかおはいいけど、その妻を演じるハセキョーこと長谷川京子のカツラの似合わない事・・・あまり出番少ないけどちょっとミスキャスト。
なんで彼女なのかよくわかりません。
また加藤清史郎が息子の役だが、名子役と言われるだけあって泣き顔の芝居は満点でした・・・さすが子供店長!



★★ 2010.10.27(水) MOVIX八尾 シアター10 21:10 D-9

No.085 「シネマ歌舞伎 大江戸りびんぐでっど」(2010年 103分 ビスタ)

2010-10-28 21:25:31 | 2010年劇場鑑賞



脚本 宮藤官九郎
出演 市川染五郎
   中村七之助
   中村勘太郎



シネマ歌舞伎を見るのはこれがはじめてなんですが、他にも劇団新感線の劇シネってのがあります
劇場の舞台を映画で見るというものですが、まぁ舞台の生の臨場感には敵わないけど、そのかわり役者の細かい動きや表情なんか見れてまた違った楽しみ方があっていいですね
で、今回見たのが「シネマ歌舞伎 大江戸りびんぐでっど」という歌舞伎座サヨナラ公演で上演された出し物で、なんと歌舞伎とゾンビ!

(あらすじ)

江戸時代の大江戸。くさや汁を浴びた死人が“ぞんび”として生き返る事態が発生し、人間にかみついては増え続ける“ぞんび”に江戸の町は大騒ぎ。
そんな中、くさやの名産地・新島出身の半助(市川染五郎)は、くさや汁を体に塗ることで彼らを従わせることに成功し、“ぞんび”を働かせる人材派遣会社“はけんや半助”を起業する。



まさか歌舞伎の出し物にゾンビがでるとは夢にも思わなった。
しかもホラー映画のパターンを押さえてるし、またMJの「スリラー」や「ET」「奇跡の人」などのパロディも出てくる。
冒頭に井之上隆志が中村勘太郎にゾンビ=らくだに関する逸話を話すところなんかホラー映画のオープニングっぽいし、障子から無数のゾンビの手が飛び出てくる場面は完全にロメロ監督の「死霊のえじき」!
この場面だけでもホラー映画のゾンビを意識した舞台である事がよくわかる。

腕がもげたり、頭が吹っ飛び、内臓を食らいつくゾンビ・・・そんなゴアな描写を喜劇タッチながらも歌舞伎座の舞台で出てくるなんてエライ事ですね~
ホラーファンとしてはそれだけで十分ですよ。
また坂東三津五郎なんかゾンビ相手に切って切って切りまくる、ナルシスト全開のサムライ(後にゾンビになる)を実に楽しそうに演じてるし、中村扇雀は年増な遊女ゾンビをコミカルに、そして中村勘三郎はゾンビ音頭を踊りまくる・・・主要キャストは市川染五郎や中村七之助を中心とした若手にまかせ、ベテラン勢が脇を固めるという次世代の歌舞伎座を意識したかのような配役はサヨナラ公演にある意味相応しいのかもね。
また中村獅童は出番は一場面だけだけど、お得意(?)のかぶり物を披露してくれる。



江戸に溢れかえったゾンビで人材派遣会社を作ってしまうと言ういかにもクドカンらしい発想は現代社会の問題とリンクさせてるのも単にパロディだけで終わらせない。
ま、内容よりも名だたる歌舞伎役者たちが、ほんと楽しそうにゾンビを演じてるのが感動的で、ゾンビが舞台狭しと溢れかえり踊り出す「りびんぐでっど~」という♪ぞんび音頭がしばらく耳に残る怪作歌舞伎!
でも歌舞伎っていろんな物を取り入れる事が出来るジャンルらしいから、そういう意味ではゾンビが歌舞伎座に現れても全然OKでしょう!?
でも歌舞伎ファンのお年寄りは驚いたやろな~



★★★★ 2010.10.27(水) MOVIX八尾 シアター3 19:00 H-4

アイドル映画興亡史

2010-10-27 00:25:07 | 映画の話題



80年代のアイドル映画を見てみました
スカパーでしてたんですが、「おニャン子・ザ・ムービー危機イッパツ!」と「愛、旅立ち」いう作品を続けて鑑賞。
その完成度の低さと来たら・・・当時それでもファンは喜んで劇場へ足を運んだのかな?

まず「おニャン子・ザ・ムービー危機イッパツ!」
なんとおニャン子クラブをコンサート中に暗殺しようとする話。
でもこれはおニャンコクラブが主演であって主演でないような作品で、実際彼女たちは芝居らしい芝居はしてません、ただコンサートを直前に控えた素の姿が別撮りのようなドキュメンタリー調で描かれていて、彼女らを関根勤ら謎のグループがコンサート中に暗殺しようと暗躍する動向と彼女らのコンサートを心待ちにしている宮川一郎太らの姿が中心に描かれていく

サスペンス映画と言えば聞こえがいいが、これがまたダラダラとした展開の映画
おニャンコクラブのライヴのシーンでは色んな歌が聞けるのでそこぐらいがファンに取っては見せ場かもね~最初からライヴ映画にすりゃ良かったのにね

近藤真彦と中森明菜の噂のカップルが主演した「愛、旅立ち」
スピリチュアルな作品で不治の病の中森明菜とバイク事故で友人を亡くしたマッチが出合い恋に落ちる「大霊界」テイスト一杯の難病ラブストーリー・・・
珍場面も多く、まじめにそれを2大アイドルが演じれば演じるほど笑ってしまう。

明菜が病室で自分の僅かな余命を知り、荒れに荒れまくり!
そんな明菜の愛読書が何故か「怪談」の中の「耳なし芳一」!
しかも突然この耳なし芳一が目の前に現れ明菜としばし交流を図る。
でも何故かこの耳なし芳一はブサイクな子供・・・でも結果的にはあの世へ連れていくんだが・・・

あの世に行く明菜を当時の最新SFXで描かれ、大きな海の上を明菜が飛び、山が裂ける!
でもマッチの愛の蘇生処置により見事生き返るという奇跡の映画・・・と思わせてやっぱり死んじゃうウッソー!見たいな映画でした

丹波哲郎が出てきたと思ったらマッチと霊界談義に花を咲かせる一幕もあり、まるでパロディ映画?と疑ってしまう・・・(マッチが丹波にさりへなくあの世の話題を振るとこなんざ笑ってもた)

珍作に出会いたくなれば80年代のアイドル映画を見るべし!?

No.084 「エクスペンダブルズ」 (2010年 103分 シネスコ)

2010-10-25 00:59:37 | 2010年劇場鑑賞
監督 シルヴェスター・スタローン
出演 シルヴェスター・スタローン
   ジェイソン・ステイサム
   ジェット・リー



今日は久しぶりに地元のシネコンであえうアポロシネマ8へ
ここで見るのが今年の期待作の一つ「エクスペンダブルズ」であります
「ランボー 最後の戦場」で鬼気迫る復活を成し遂げたシルヴェスター・スタローンの最新作で、今回も監督、脚本、主演を全てやっております!

(あらすじ)

バーニー(シルヴェスター・スタローン)は、傭兵(ようへい)軍団のリーダーとして精鋭たちを束ねている。
彼はナイフの達人リー(ジェイソン・ステイサム)や、マーシャルアーツの天才ヤン(ジェット・リー)らと共に危険な任務を遂行してきた。
ある日バーニーは、とある依頼人(ブルース・ウィリス)から教会に呼び出され……



シルヴェスター・スタローンの他にジェイソン・ステイサムにジェット・リー、ドルフ・ラングレン 、ミッキー・ロークに友情出演のブルース・ウィリスにアーノルド・シュワルツェネッガーのご両人・・・ついでに狡い悪党と言えばこの人、エリック・ロバーツ !
まばゆいばかりの超豪華なハリウッドアクションスター総出演のアクション大作!・・・20年前ならね・・・

まさにタイトルのごとくハリウッドの”消耗品”となったアクションスター総出演のB級アクション大作。
20年前なら一体どれくらいのギャラが彼らに支払われたんだろう?といらぬ事も想像しながら見てしまう。
でもまだまだスクリーンで活躍の場を与えてくれれば、ピンではダメでも複数ユニットでならこの通りイイ仕事しまっせ!見たいな気合いを感じさせる1本(ジェイソン・ステイサムをここに入れるのは酷かな?)
そんなかつて”映画館”やレンタル”ビデオ”で見た俳優たちの久々に生き生きとした活躍を見てるだけでなんか泣けてきた(笑)
とにかくスクリーンで躍動する筋肉バカたちがイチイチかっこいいんです!



シルヴェスター・スタローンとブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーがスクリーンの中に同時に収まってるだけで凄いことですね・・・20年前なら・・・
でもシュワちゃんとロッキーが一つの映画に共演するのはホント画期的。
ただドルフ・ラングレンが今回出番少ないのがやや残念!
でもミッキー・ロークの過去を語るシーンのしんみりした芝居は涙腺を緩めずにはいあられない(笑)

火薬の量もぶっ飛びなら、血糊の量も大量虐殺級のスプラッターぶり!
相変わらずスタローンはエグイのん好きね~
それぞれ見せ場も用意され、冒頭早々にジェット・リーVSドルフ・ラングレン戦が実現してしまう!(80~90年代では考えられなかった)
ストーリーなんかも支離滅裂で、その何でもアリの”無礼講”ぶりは見ていて気持いい!



小難しい映画を見る目で見るとトンデモナイ駄作かも知れないけど、頭をからっケツにして楽しめば久々に血沸き肉躍るケッ作でした。
103分と短い目だけど編集等粗い部分も見られ、せめて125分ぐらいならもう少し筋がまとまったかも?(いつも時間短くしろ!て言うんだけどこの作品はもう少し長くても良かった)
賛否ありそうな映画だけど、私は支持しますよ~このアナログ感一杯のB級アクションスターユニット!
続編は出演を蹴ったジャン・クロード・バンダムとスティーブン・セガールを交ぜてやってね。


★★★★★ 2010.10.21(木) アポロシネマ8 スクリーン6 19:25 E-8

No.083 「死刑台のエレベーター」 (2010年 111分 ビスタ)

2010-10-23 00:12:05 | 2010年劇場鑑賞
監督 緒方明
出演 吉瀬美智子
   阿部寛
   玉山鉄二



この日の3本目の作品は5分のインターバルにて鑑賞。
本日は結構ハードワークなことですね~
その作品はフランス映画の傑作「死刑台のエレベーター」です
観客は・・・1~2人ぐらいかな?
まぁ予想通りの不入りですね~
この元の「死刑台のエレベーター」は私の好きな作品ですが、それをよりによって日本でリメイクとは・・・

(あらすじ)

医療グループの社長夫人・芽衣子(吉瀬美智子)は若い医師・時籐(阿部寛)と愛人関係になり、年の離れた夫を自殺に見せかけ殺害することを計画。
犯行当日、芽衣子は約束の場所で時籐を待つが彼は一向に現れない。
芽衣子がいら立ちを募らせる一方、時籐はエレベーターの中に閉じ込められるアクシデントに巻き込まれていた。



このオリジナルの「死刑台のエレベーター」はTVでNHKの名作映画劇場かなんかのタイトルで放映された時に初めて見たんですが、その素晴らしいプロットとモノクロ映像から滲み出てくるフランスの街の光と影・・・それはまさに運命に翻弄される登場人物たちを投影しているかのようでした。
完全犯罪がエレベーターに男が閉じ込められる事により、どんどんと違った方向に一人歩きしていき、やがて1枚の写真で全てが終わってしまう・・・見事な映画でした。

そんな傑作を世界で初めてリメイクしたこの映画は大筋はオリジナルと同じです。
ただこのオリジナルと同じところがミソでして・・・1958年の設定をそのまま現代の日本に置くもんだから、色んな意味でムリな映画になってしまった。

古いビルのエレベーターという理由で、オリジナルのような雰囲気を出しているが明らかに時代からして不自然だし、また阿部寛が行う完全犯罪のトリックもオリジナルと同じ。
今時こんな手を使うかな~?という感じだし、なによりデジカメが当たり前のこの時代にフィルム現像云々は・・・ここでライカというフィルムカメラの最高峰を持ちだし、その辺の帳尻を合わせてる。
でも全て帳尻合わせで現代に無理やり置き換えてるようで、正直不自然!
オリジナルと同じような時代背景にした方がまだよかったんではないか?



ただ最近ややお気に入りの吉瀬美智子さんがお綺麗だったのが救いかな~
結局この映画の元の「死刑台のエレベーター」というフィルムノワールの最高峰はリメイク不可のアンタッチャブルなまでのオンリーワンの傑作であるという事を再認識させられました。



★★★ 2010.10.14(木) MOVIX堺 シアター8 21:00 D-12

No.082 「メッセージ そして、愛が残る 」(2008年 108分 シネスコ)

2010-10-21 00:16:08 | 2010年劇場鑑賞
監督 ジル・ブルドス
出演 ロマン・デュリス
   ジョン・マルコヴィッチ
   エヴァンジェリン・リリー



この日の2本目開始まで30分のインターバル
ここMOVIX堺のある場所はすぐ横に温泉やパチンコ店 ゲームセンターあるんですが ただ飲食店がイマイチなんですね
フードコートは夕方に閉店だし、残された店は僅かにあるだけです

数少ない店から腹ごしらえして挑んだ作品がと言う先程のトム・クルーズ&キャメロン・ディアスの映画とはガラリと変わってスピリチュアルなムードのある作品です

(あらすじ)

ニューヨークの法律事務所に勤めるネイサン(ロマン・デュリス)は、ある日突然幼い息子を亡くすという悲劇に見舞われる。
彼はその事実に耐えられず、妻(エヴァンジェリン・リリー)や娘(サラ・ウェイスグラス)と離れて仕事に没頭していた。
そんな彼のもとに、セントルイス病院の医局長ジョセフ(ジョン・マルコヴィッチ)が訪れる。



ファンタジックでスピリチュアルな作品で(時折スピリチュアルな「ファイナルデスティネーション」?と思わす場面も出るが(笑))突然目の前に人の死期について予言する人物が現れたらこんな嫌な事ないわね~
途中見せつけられる様々な事例?のような出来事に、主人のネイサンはフッとあることに気が付く・・・何故、自分にこの男はそれを見せるのか・・・

ここから主人公の死というものに向き合う事により今で忘れていた、または気が付かなかった周りの事がらの大切さを痛感することになる・・・こういう展開は今まででもありそうだけど、この映画の後半に根本的な真実の裏返しを見せてくれ、主人公同様われわれ観客も「そういうことか・・・」と気づかされる。
なかなか伏線をちりばめながらクライマックスに胸の痛い真実を持ってくるのは上手いですね~。



そこで痛感させられるのは人間が死とどう向き合うべきかというテーマ
作品全体通じてファンタジーな要素が全面に出ていながら、全編通して"死"と"生きる"と言う重いテーマ。
やや疲れるところもあるが主人公の真の役割が明らかになる後半はその切なさに涙を誘う・・・
ジョン・マルコヴィッチ扮するジョセフ医師が死期が近付いている人に安らかに旅立てるよう働いているメッセンジャー抑えた芝居で淡々と演じています。



★★★ 2010.10.14(木) MOVIX堺 シアター5 19:00 K-20

No.081 「ナイト&デイ」 (2010年 109分 シネスコ)

2010-10-20 00:28:37 | 2010年劇場鑑賞
監督 ジェームズ・マンゴールド  
出演 トム・クルーズ
   キャメロン・ディアス
   ピーター・サースガード



この日は久々にMOVIX堺で3本ハシゴ!
例年よりも映画の劇場鑑賞本数が苦戦気味でそろそろここらでピッチを上げないとね
そんな訳で上手い具合時間が合う作品があったのでやってきました
まず最初の作品はこの秋の話題作「ナイト&デイ」です
まぁ~随分前から予告を見ていてやっとこさ公開って感じですね。

(あらすじ)

ジューン(キャメロン・ディアス)はある日、えたいの知れない男(トム・クルーズ)と思いがけない出会いを果たすが、その男はジューンが夢に見た理想の男性どころか、重要任務を負ったスパイだった。
予想外の裏切りや暗殺者による執拗(しつよう)な攻撃が日増しに強くなる中、ジューンは男に対して疑念を抱き始める。



トム・クルーズとキャメロン・ディアスという豪華な共演で贈るハリウッドビッグバシェットムービー!
何も考えず楽しめるハチャメチャなアクションアドベンチャーとなっていて面白かった。
ツッコミ満載なのはこう言う映画では当たり前なので、野暮な事言わず素直に楽しみましょう。

でも予告編で出てきた場面以上の見せ場はあまりなかったような気がします
むしろ予告であったカットが本編では無かったりしてたような気がしたけど・・・
トム・クルーズの演じる謎の男の明るいキャラがなかなか好演だと思いました。
前半はキャー、キャーとやたら騒ぎだてるキャメロン・ディアスも後半はトムと一緒に、バイクにまたがりイタリアの街を大暴走!
古き昔のハリウッド映画を現代風にド派手に誇張したような感じでした。

109分という上映時間がまたちょうどこの作品には良い具合でした。
最近は140分前後の作品はざらにあるので、正直もう少し短かければもっと良かったのに・・・という作品が多い中で、この映画のテンポにしてはこの時間はピッタリだと思います。



トムは007シリーズのようにならないスパイ映画を目指したようですが、それらはトムの明るいキャラにも現れてますね
飛行機のシーンからはじまり、絶海の孤島、さらに世界中を舞台にした展開は007風にも見えるけど・・・
タイトルのナイト&デイのナイトは夜のNIGHTではなくKNIGHTだったんですね・・・映画見て初めて知った



★★★ 2010.10.14(木) MOVIX堺 シアター12 16:30 L-28


「LOUD PARK 10」

2010-10-19 01:21:32 | ライヴ&イベント
早朝から神戸に姿を現しました
本年度最後の大一番ラウドパーク10神戸大会に参戦するために会場である神戸ワールド記念ホールへ・・・
10時開場ですが、早くもグッズ売り場には行列ができております
関西のメタルはもう死んだ・・・って思うぐらいメタル系のライブはあまり人が集まらない印象なんですが、予想以上に早くも多くの関西のメタラーが神戸に詰めかけています


↑晴天の神戸ワールド記念ホール 関西メタル復活の舞台になるか?

関西のラウドパークとしては過去にラウドパークイン大阪と言った3組ほどのアーティストを選抜して夜だけライブを行う縮小版が06年と07年に行われたけど、今回のように関東よりアーティストの数は減るものの1日かけてのフルパッケージフェスは初めてです。
私も2007年に2DAY行ったけど大阪城ホールがあんなにガラガラなのは初めて見た・・・てぐらい悲惨なものでした。
それだけに今回朝から多数のファンが詰めかけてるのを見て、関東に負けないくらい盛り上がるのを期待してしまいます


↑朝からメタラーたちがグッズを求めて行列

↑ドリンクチケット券、豪華なデザインやないの~使うの勿体ないな

↑タワーレコードがCD販売してました

グッズ売り場は意外と規模が小さく、サマソニと違って公式グッズよりアーティストグッズに人気があるようです。
待望?のラウドパークシャツやタオル、リストバンドなど調子こいて購入し、会場内へ!
時間も早いこともありまだ人もまばらですが、大型メタルフェスを本格的にお見れるとあって期待してしまう。
私は指定席券のなのでスタンドで席を陣取り、持ち込んだパンを食べながら始まるのを待ちます。
前半はスタンドで観戦、お目当てが連続する後半はアリーナで見るつもりです。

そうこうしてたらMCが登場し、オーディエンスを煽ります!
モッシュするなら気をつけて・・・って禁止行為なのにするなでなく気をつけてしろって・・・まぁ絶対しよるんだから、するなって言うより気をつけてしろって言った方が正解かもね
さていよいよ定刻になり待望のヘビィメタルフェス、ラウドパーク10の開幕です!


TURISAS

まずトップはフィンランドからのバンド、チュリサスです
私はよく知らないんだけど、メンバー全員は赤いペイントしてます
てっきりゴテゴテのデスメタルかな?と思いきやアコーディオンやバイオリンを使った勇壮でノリのいいバイキングメタル!
なかなかこれはいいですね~期待していなかった分、オープニングからあたりです。
ボーカルが歌いながらのたうち回ったり、ギタリストと腕を組んでグルグル回ったり、まさに海賊が船上で歌って踊って大騒ぎしてるかのような楽しいステージです。
またバイオリンのソロ演奏なんかのパートがそんな雰囲気に拍車をかけます。


トップバッターから多数のオーディンスが・・・

アリーナはトップバッターの割に沢山のオーディエンスが集まり、大盛り上がりです。
同じように赤いペイントしたオーディエンスもいて結構ファンも多いです。
まぁ、朝っぱらから見るにはちょっとキツイかも知れないけど・・・でも楽しいショーでした


LOUDNESS

続いて昨日見たラウドネスの登場!
昨夜買ったラウドネスシャツを着てアリーナに降りると、いつの間にかステージにラウドネスの幕が下りて大歓声が起こってます
昨日より遥かにオーディエンスが多い分、今日は盛り上がりそうです


↑ここでも人気の高いラウドネス

ライブは昨日と同じオープニングの雰囲気で始まり、♪Crazy Doctor、♪Crazy Nightと言った定番曲が中心で、昨日よりはやはり不特定多数のオーディエンスを意識してかフェス仕様のセットです
でも新作から♪THE KING OF PAINも披露、30分と短い演奏だったけど日本が世界に誇るメタルバンドの貫録を十分ここでも見せてくれました。
最後は昨日同様♪S.D.Iで大合唱のエンディングでした。


KUNI

またスタンドの指定席の戻りゆっくりしてるとアリーナは見事に閑古鳥・・・あれ~次はKUNIの登場だけど人気ないのかな?
廊下は人でごった返してます~どうやら外へ出るのに半券提示などでエントランスが混雑してるようです。
少ないオーディエンスのままKUNIのライブスタート!
KUNIは仮面をつけた日本人ギタリストなんですが、彼意外はすべて外人ですね~
少ないながらも盛り上がってますが、スタンドからのんびり見てると結構面白い
ボーカルのマイクがステージ降りてオーディエンスの中に突撃!
もうどこにマイクが居るのやら、スタンドから見ててもわからない状況!
もう揉みくちゃになって歌っております。
まさに力技で盛り上げ寄ったな~


SPIRITUAL BEGGARS

続いてアーク・エネミーのマイケル・アモット率いるスピリチュアルベガースの登場!
このマイケルはラウドパークは皆勤賞という記録を継続中だそうで、来年はアークエネミーで関西に来てほしいですね~
正直このスピリチュアルベガースも曲は知らないから、スタンドでゆっくり見させてもらいました。
思ってたより聞きやすくよかったですね~
でもアリーナは多数の人が集まりかなり盛り上がってます
スタンドもそこそこ人がいるし、今回のイベントは成功なんではなでいしょうか?


ANGRA

さてここから先はアリーナで過ごすことになります。
アリーナにおりてステージに向かって右側サイドのやや前方に行き、ANGRAを見ることに・・・回りを見渡すと外人の多いこと!
何となく嫌~な感じ・・・そして始まるANGRAのライブは疾走感溢れるナンバーで私の周りは興奮状態!
ついに外人さん中心のモッシュが巻き起こった・・・私の目前で激しく暴れまわる強者たち!
そう思ってたら私の後ろから続々とモッシュに参加する輩が頻発!
そして後ろから突き飛ばされるかのように私も前方に押し出されモッシュの渦に巻き込まれるというマンガのような状況に陥った!
外人に突き飛ばされるわ、体当たりかまされるわの滅多打ち!

こうなれは破れかぶれで一度モッシュに進んで参加したれ!
意を決してモッシュエリアで誰となく背中を押したり、体当たりしに行ったりクルクル回りながら渦の中で大立ち回りのキングさん!
でもそんなキングを輩たちは容赦なく素っ飛ばす!気がつけばタオルが無い!
辺りを見るとモッシュに巻き込まれ、暴れまわる兄ちゃんたちの足に絡みつきフロアを漂っとるではないか!
何とかタオルを奪還しフラフラで安全圏へ逃亡・・・もうアカンしんどい!
この間、時間にして十秒足らず・・・モッシュで秒殺!

体力ゲージがガタ減りで、もうレッドゾーンで点滅やわ!
何故かお腹空いてきた・・・ステージ上では♪Angels Cry、そして名曲♪Carry Onで場内大合唱!「ソ~キャ~リーオン!」と言うのがやっと・・・
続いて♪Nova Eraでモッシュも加速!
でも聞くとこや歌うとこは暴れるのやめるのは心憎いね・・・また誰か何か落としたのかしてモッシュエリアの中で一人の兄ちゃんがipodらしきものを高く掲げて、「これ誰の?」て感じ聞いております・・・あのバトルのさなか誰か落としたんでしょう・・・でもこの人暴れるの中断してまで落とし主を探してる・・・いい人やね

ブラジルからの贈り物とばかりにサンバのリズムの演奏で盛り上がり、新作からの演奏の後はフィナーレは♪Spread Your Fireでモッシュに大合唱と大盛り上がりです!


AVENGED SEVENFOLD

後方で体力回復をはかりいよいよお目当てAVENGED SEVENFOLD (以下A7X)
昨年末ドラマーのレブの謎の死去により大きな試練に立たされたこのバンド、何とかアルバムを完成させサポートドラマーとして今年のサマソニにもやってきたドリームシアターのドラマーのマイクポートノイを迎えての来日。
MCがマイクのツインモンスターと呼ばれるドラムセットが昨日神戸に到着しました。
ここ神戸が初披露です!というと大歓声が!


↑ツインモンスターはライブ開始直前までシートを被せられたまま・・・

A7Xのライブがいよいよはじまります
怪しげなイントロは新譜から♪Nightmareですね~
ボーカルのシャドウズが登場し大歓声!「ナイトメア~!」とオーディンスの合唱とともにみんな飛び跳ねます!
相変わらずダイナミックに歌いステージを激しく動き回るシャドウズ!
さすがいつもながらA7Xは盛り上がりますね~

2曲目で♪Critical Acclaimが演奏!
この曲は途中でレブがソロで歌うパートがあるんだが一体誰が替わりに歌うのかな?
マイクがまさか歌わないだろうし、やはりギターのザッキーかゲイツあたりか・・・と思って注目してたら何とそのパートの部分に来たら、聞こえてきたのが亡きレブの声・・・!
そうこの部分だけ生前の彼のボーカルがサンプリングされて使用されてるのです!
友人たちで結成されたA7Xらしい絆を感じさせますね~
ちょっと感動しました…レブ~と叫ばずにおれませんね。

新作から♪Welcome To The Familyを挟んでお馴染み最強の盛り上がりナンバー♪Beast And The Harlot!
いつもながらこの曲は凄いテンションです。
オーディエンスも飛ぶわ跳ねるわの大騒動!
そしてステージ後方の幕がナイトメアのジャケットデザインからメンバーとハグしてるレブの背中をデザインされた幕に替わりました。
何とも言えない雰囲気が場内を包む中♪So Far Awayが演奏されます。
このバラードを歌うシャドウズは時折天を見上げながら、レブに捧げるかのよに熱唱する。
感動的なシーンです。

また私は英語わからないけど、レブのためにみんな手を叩いてくれとばかりに手拍子をオーディエンスの要求するシャドウズ・・・さすがになんとなくシンミリした雰囲気です。
でも追悼のコーナーはここまで♪Afterlife、攻撃的な初期のA7Xを思わす新譜からの♪God Hates Usと続き最後は♪Almost Easy!
最後にひと暴れとばかりにオーディエンスが大合唱とともに踊りたおす!
レブの死が彼らに試練を与えたと同時にバンドとしてまた一回り大きくなったような気がします。
そんな事を感じさせる素晴らしいステージで60分があっと言う間でした。

AVENGED SEVENFOLD LOUD PARK10神戸公演セットリスト

1.Nightmare
2.Critical Acclaim
3.Welcome To The Family
4.Beast And The Harlot
5.Buried Alive
6.So Far Away
7.Afterlife
8.God Hates Us
9.Almost Easy



MOTÖRHEAD

次はモーターヘッドですが、A7Xで燃え尽きたんで後方のスタンドでゆっくり見させてもらいます
サマソニ07で見たけどこの人たちもホント貫録のあるステージです。
レミーのだみ声も健在で、♪Iron Fist、♪Stay Clenなど往年のヒットナンバーを冒頭からかっ飛ばしてくれます。
その疾走感溢れるロックンロールは気持ちいいくらいです。
何となく今まで出たアーティストと少し違う雰囲気の音がまたいいですね~
ライブ終わりかけに再びアリーナに復帰し、♪Ace Of Spadesで人盛り上がり!
とどめは♪Overkillで沸点は最高潮に達していきました


↑いよいよラウドパークも大詰め

さぁ、ラウドパーク神戸大会も後ひと組・・・そうオジー・オズボーン!
セットチェンジも終わり準備万端・・・袖からマイクで誰かが叫んでます。
最初はスタッフがマイクのテストをしてるか?と思ってたようですが、執拗にマイクで影からアピールしてくるので、その声がオジーオズボーンだと気づく人が増えだし,徐々にざわめきが歓声へと変わっていきます。


OZZY OZBOURNE

そして登場した御大!オジーオズボーン!
♪Bark At The Moonで幕開けしたライブ最初からノリノリでアリーナを埋め尽くしたオーディエンスは後方まで盛り上がってます。
続いて新譜♪Let Me Hear You Screamでもう大合唱で、本日イチバンの盛り上がりではないでしょうか?
レットミ~ヒ~ユウ~スクリーン!と歌う歌う!
オー!オー!とオジーに続いて拳を掲げて大熱唱です。
バケツの水をオーディエンスにぶちまけると見せかけてステージ下にかけるお茶目なオジー!

定番の代表曲が次々演奏されベストヒットライブになってきました。
タメにタメた歌い出しの♪Mr. Crowley、♪これまた大合唱の♪I Don't Knowなどなど途中オーディエンスにスクリームを強要したりして、その反応に御大も満足そう・・・頭から自らも水をかぶり年齢を感じさせないエネルギッシュなライブを展開!
そしてブラックサバス時代の曲も演奏し、特にドラムのソロパフォーマンスからの流れで♪Iron Manが演奏されたのは個人的にうれしかったね。
あの往年のプロレスラーのザ・ロードウォーリアーズのテーマ曲としてもおなじみだしね
オ~オ~オッオッオ~と大合唱が巻き起こります

♪I Don't Want To Change The Worldで雰囲気的にライブも終盤!
みんなにジャンプを強要し、オーディエンスは飛びまくり!いや~オジーのライブってこんなに楽しいものと思わなかったよ!
♪Crazy Trainで一旦袖に引っ込んだけど当然オジーコールが鳴りやみません!

アンコールで演奏されたのが♪Mama, I'm Coming Homeというバラード!
皆さん両手を左右に振りママ~カミングホ~ムと歌っています。いや~いい光景です。
さらにもう1曲行くぞ~と演奏されたのが♪Paranoid!
打って変ってアップテンポなナンバーにアリーナはおろかスタンドまで総立ちに近い状態で、見事にラウドパーク10フルスペックライブの最後を締めてくれました!
最後にもう一度バケツを持ってきて、今度はホントにオーディエンスに水をぶちまけた!
盛り上げるツボを心得たホントベテランらしい素晴らしいショーでした。

かつてラウドパーク07IN大阪の大失敗から関西でのラウドパークと名のつくイベントが消えていたけど、今回もちろん超満員って訳ではないけど、これだけ集まれば成功ではないでしょうか?
しかも最初から最後まで大盛り上がり・・・是非来年もお願いしますよクリマンさん!
大阪のメタルはまだ死なず・・・いや復活したのかも?



★★★★★★ 2010.10.16(土) 神戸ワールド記念ホール 指定席・Tシャツ付き ボックス 3列12番(チケットぴあ)

「LOUDNESS / TRIBUTE TO MUNETAKA HIGUCHI」

2010-10-16 01:34:39 | ライヴ&イベント
今日は松下IMPホールにラウドネスを見にやってきた
「LOUDNESS / TRIBUTE TO MUNETAKA HIGUCHI supported by OSAKA SCHOOL OF MUSIC」と言う単独イベントですが これが初の生のラウドネスライブ参戦です
明日のラウドパーク10にも出るけど 一度見て見たかったので前日も参戦!

19時半と言う普通より遅い開始時間です
樋口宗孝が生前がプロデュース等でゆかりのある若手バンドがいくつか出演するようですね
会場ではラウドネスのシャツ等のグッズとやのグッズも売ってます
ヨーロッパツアーと前回のジャパンツアーのシャツ売ってますが、私はヨーロッパツアーのシャツ購入して会場へ

さすが前から5列目はよく見えますね
そう思ってたらとうとつに客電が落ちると、前座のライブがはじまったではないか!
予定より15分も早いのに・・・

参加バンド

VORCHAOS

とうとつにはじまったオープニングアクトですが、デス声を張り上げるボーカルのテンションと裏腹に客席は座ったままの地蔵状態・・・でもなんかいい感じで私は好きかも?
終演後はロビーでメンバーがデモCDを配ってたけど、「カッコよかったよ」と声かけると若者らしく「ありがとうございます!今後ともよろしくおねがいします!」と高感度高し!
ちなみに演奏中座って見てたら、立って見てる隣の隣の人から立って見るよう催促された・・・誰もたってないから目立つやん・・・と思いつつ重い腰を上げ立ちあがるや否や演奏終わりやがんの・・・余計間抜けやん!

8の巣

女の子だけのバンドで、OSAKA SCHOOL OF MUSIC専門学校で樋口宗孝に出会いプロデュースを受けることに・・・ってことを手紙で読みあげるとこは女の子らしいね
ハツラツとしたガールズバンド

ミルキーZ

いきなりラウドネスの♪アレスの嘆きを歌いだしたが、それ以降はJ・ロックって感じの親しみやすい曲だった・・・

fade

SE付きで出てきた別格扱いのバンド。
私はよく知らないけど、人気あるのかな?
ボーカルが外人だったので洋楽かと思ったら、後はみな日本人。
ギターの子が「樋口さんが生前好きだったジャックダニエルを一気飲みします!」
何と一ビン飲み干した!「次のラウドネスにつなげるために皆さん立って盛り上がりましよう!」地蔵状態の決して若くないオーディエンスたちにスタンディングを強要!
でもみんな立ってくれましたよ~そんなこんなで外人ボーカルの活躍もあり、結構盛り上がったライブでした
セットチェンジの合間、スクリーンで生前の樋口宗孝のリハーサル風景や楽屋や打ち上げで盛り上がってるところなどをホームビデオで撮影された映像が流されて、追悼ライブらしい演出がなされてます


さぁいよいよラウドネスの登場です
当然だけど明らかに客席の空気が違い総立ちです
まさにヘビィな曲連発で、しかも音デカ!MCでは二井原と高崎の漫才のような掛け合いで場内笑いが起こり、いざ演奏に入ると貫禄のステージを見せてくれます。
バラード♪アレスの嘆きでは天国の樋口に捧げるかのように天を仰ぎ二井原が熱唱します。
感動的なシーンですね~ステージにはドラムセットが2つあり、一つは使われてなく、きっと亡きドラマー樋口宗孝のためのセットなんでしょうね~

古い曲はやはり盛り上がります♪CRAZY NIGHT ではいくつものメタルサインとともに腕が上がるし、♪The End Of Earthでは少なからず合唱まで・・・
70分ほどで一旦終了し、当然アンコールありますが♪CRAZY DOCTORのコールで大盛り上がり!そして最後はやはりコレ♪ S.D.I !
もうみんなサビの部分では「S.D.I」の大合唱です。

古い曲はなんとか分かるけど最近のは正直知らない・・・今回知らない曲も多かったんで、次回は単独のフルセットで新しい曲も聞き込んで挑みたいです・・・て、翌日参戦のラウドパーク10IN神戸にもラウドネス出るんですけどね。

翌日のラウドパーク10in神戸を早朝から参戦の為、早く寝ないと行けないので今回のライブはいつもより簡潔に書かせて頂きました



NEXT SHOW LOUD PARK10(10.16 神戸)


★★★ 2010.10.15(金) 松下IMPホール A列14番(チケットぴあ)