MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「ダブルボーダー」

2020-07-31 00:12:00 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)



今日はバックトゥ80sって事で久々に「ダブルボーダー」鑑賞
1987年公開作品です
劇場では見てないですね
当時は劇場よりレンタルビデオ中心でしたので…
なのでレンタルビデオでVHSビデオで借りて以来の鑑賞
あの頃はそんなに面白く思わなかったんですが、今回久々に見たら面白いですね

かつての親友がテキサスレンジャーと麻薬カルテルのボスとして対峙、そこにマイケルアイアンサイド率いる傭兵たちが加わって三つ巴の戦争に突入
かつての親友同士の2人は1人の女を巡っても対峙していて、私情も加わっての対立が人間味あって良いです
このニック・ノルティパワーズ・ブースの2人が良い感じですね
またこの頃のニック・ノルティはまさにタフガイて感じですよね
ここにマイケルアイ・アンサイドも含め強面役者勢揃いの80年代のアクション映画の佳作です

クライマックスの三つ巴の銃撃戦は迫力があります
ウォルター・ヒル監督も絶好調でしたね


映画音楽100選066 「 フェノミナのテーマ」 (「フェノミナ」より)

2020-07-24 13:55:26 | 映画音楽100選
Soundtrack: Phenomena Theme HQ



今年の10月にゴブリンの来日公演が予定されてるようです
東京のみですが、2DAYあり、ホラー映画ベストヒットライブとダリオ・アルジェント作品ベストヒットライブを日替わりでするようです
そして二日間共通なのが「フェノミナ」のシンクロ上映会!
ダリオ・アルジェント監督代表作の「フェノミナ」をフル上映し、音楽部分をゴブリンがその場で生演奏する
もちろんコロナが収束の条件付きの開催らしいのでハードルは高そうですが、いつか大阪でもやって欲しいもんです

クラウディオ・シモネッティらしいイタリアンホラーの雰囲気が全開のこの曲はアルジェント作品のサントラの中でも屈指の名曲
シンセの旋律、女性コーラス...妖しくも不気味な感じはコテコテかもしれませんが、この感じが堪らないんですなー
ジェニファー・コネリーも可愛いかったです!

No.14 「ドラゴン怒りの鉄拳(4Kリマスター版)」

2020-07-13 14:43:00 | 2020年劇場鑑賞




今回ブルースリー4Kリマスター復活祭2020
と言う事でブルースリーの作品が連続で上映されるなんばパークスシネマへ
今週はこの「ドラゴン怒りの鉄拳」の上映なんですね

この作品は私がブルースリーを好きになるキッカケとなった作品で、初めてブルースリーの映画を見たのがこれなんですね
今回はその思い出話を…

1974年大阪阿倍野のアポロビルにあるアポロローズで見たこの作品
「.燃えよドラゴン」以降一度ブルースリーを見たくて仕方無く、ついに観賞が実現したのがこの作品でした
シリーズ第三弾と言う事でドラゴンブーム真っ盛りの時でした
当時はブルースリー作品含めカンフー映画は空手映画て呼ばれてましたね
昭和らしい響きです
当時は一大空手映画ブームで同時期に「エクソシスト」から始まるオカルト映画ブームも起こっていて映画界が凄く元気な時代でしたな

当時小学生だった私はTVの特撮ヒーロー物が好きで色々見てましたが、それまで私の中のヒーローは仮面ライダーでありウルトラマンだったんです
しかしこの作品でブルースリーが悪役である日本人柔道場を道場破りするシーンでのその強さとカッコよさ、更にヌンチャクの華麗な技
どれを取ってもキング少年には衝撃的でありました
変身もしなく巨大化もせず超人的な攻撃もしない生身の人間がこんなに強くてカッコイイのかと思った瞬間でした!
そこから私のヒーローはブルースリーになった訳でございます

因みにアポロローズの後、京橋名画座(または京橋アカデミー?)で1回(併映「ドラゴン危機一発」)
新世界国際(私の新世界国際デビュー)で1回(併映「未来惑星ザルドス」)
と名画座で何度も見ました

そんな出会ったばかりのヒーローも既にこの世には居ないと言う切なさがますます神格化していきます
大きく分けても彼の主演作は「死亡遊戯」を入れて5作品のみ
以降50年近くこの5作品の中で心のヒーローに会えるわけなんです
もちろん様々なドキュメンタリーや旧作のTVムービーの「グリーンホーネット」や無理矢理作った「死亡の塔」などの関連作品もいくつか作られましたが、あの5作品が基本映像ネタに使われています

劇場もさることながらビデオやDVDにブルーレイとソフト化が何度もされましたが、しかし直撃リアルタイム世代に取ってはアメリカ映画の「燃えよドラゴン」以外は何処か微妙かつ、ややストレスを感じるものばかりなんです
ブルースリーは当然ながら変わらないし、もちろんストーリーも劇場で見たまんまです
しかし当初ビデオ化されたのは全てセリフが北京語版!
我々が劇場で見たブルースリーは毎回声が違うけど英語を喋ってた(笑)
まずソフト版の違和感がそれ!
ブルースリーの英語版を聞くには公開当時に発売されたLPレコードで聴くしか無かったんです
後にリバイバル上映に合わして「ドラゴン危機一発」「ドラゴンへの道」は我々が見た英語版でビデオがリリースされて懐かしいTAMレコードを聞かずして懐かしい英語版を楽しめるようになった

しかしもっと公開当時に重要なものが欠落したままなのがありました
それがそうマイク・レメディオスが歌う主題歌!
これは当時のプリントが既に無くなってると言う事らしく、復活は不可能と思ってました
日本初劇場公開版にしか使われてない音源だけに貴重なものだったと思います
ブルースリーファンになり劇場以外でブルースリーと関われるのは家庭でビデオなど無かった時代なので、レコードを聴いてそこで怪鳥音やセリフを聴くしかなく、当然マイク・レメディオスの主題歌もそこでしか聞けなかったのです

そして時代は進み新たな発売されたブルーレイの特典映像で日本劇場初公開版を再現して作られ、更には東映の倉庫から「ドラゴンへの道」の劇場初公開版のプリントが発見されてソフト化もされました(冒頭に日本語で最後のブルースリーと付いてるやつ)
しかしこれはあくまでソフト
令和も2年目に突入したこの次期、いよいよ劇場初公開版がスクリーンで上映されました
特に「ドラゴン危機一髪」「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」でマイク・レメディオスの歌が小学生の時以来4Kと言う現代の高画質を身にまといスクリーンで聞けたのです
46年の時を経て私らが求めるドラゴン怒りの鉄拳がついに復活しました

映画の内容は今まで変わる事ないけど、この主題歌があるか無いかは直撃世代に取っては大きく違う訳でありました
いわば高倉健さんの♫唐獅子牡丹のような感じ(笑)

画像はとても綺麗でした
でもヌンチャクの華麗な技、かつて私を痺れさせた道場破りでの大立ち回り、数々とモノマネネタとなり、もはや独特の様式美とさえなった闘いで見せる表情
どれも新たに輝いているドラゴンでした

敵を倒してヒロインを抱きしめた時に流れる「鋼鉄の男」
曲と共に怪鳥音の絶叫と共にピストルの銃弾の中に飛び蹴りかます「ドラゴン怒りの鉄拳メインテーマ」
荷物片手にどこかに去っていく後姿に被る「ドラゴンへの道メインテーマ」
どの曲も映画館で見たあの時のドラゴンを思い出させてくれる無くてはならない名曲です
それを令和の今、汚い劇場からシネコンへと変わりましたが、また映画と共にスクリーンで体感出来る喜びはどうでも良い人には全くどうでも良く、そうで無い人にはまさに半世紀近くかかった祝祭のような出来事なのであります


★★★★★★ 2020.7.11(土) なんばパークスシネマ シアター6 19:05 K-18


映画音楽100選065 「さすらいの口笛 」(「荒野の用心棒」 より)

2020-07-10 17:37:21 | 映画音楽100選
さすらいの口笛 Titoli ー荒野の用心棒 A Fistful of Dollars/エンニオ・モリコーネ Ennio Morricone(1964年)



先日に死去されたエンニオ・モリコーネさんを偲んでこの名曲をアップ
兄貴の持ってたレコードを聞きまくって好きになった曲です
後にTV洋画劇場で見たときにオープニングで流れた時は子供心に鳥肌たちました

「エンニオモリコーネさん死去」

2020-07-10 17:27:00 | 映画の話題





エンニオモリコーネさんが亡くなられましたね
この方の名前は小学生低学年から知ってました私は
子供の頃に兄貴所有の「マカロニウェスタンのテーマのすべて」と言う4曲入りEPレコードが家にありまして、そのA面冒頭の曲が「荒野の用心棒」♫さすらいの口笛でした
よく針を落として聞いてました
兄貴は口笛を真似して吹いてましたわ
多分私が初めて知った映画音楽を作曲してる人の名前がエンニオモリコーネさんでした(次はラロシフリン)

最初はマカロニ西部劇専門の人と思ってましたが、段々と成長につれ色んな音楽を担当してるのを知りました
その作品、ジャンルの幅広さは驚きました

夕陽のガンマン、ウェスタン、続 荒野の用心 地獄の決斗、エクソシスト2、オルカ、遊星からの物体X、Mr.レディMr.マダム、アンタッチャブル、そしてニューシネマパラダイスなどなど
マカロニウェスタンからB級ホラー、永遠の名作まで幅広く活躍されてました
この1曲上げるならニューシネマパラダイス愛のテーマですかね
聞くだけに泣けてきます

ご冥福をお祈りします


No.13 「ランボー ラストブラッド」

2020-07-04 17:14:00 | 2020年劇場鑑賞




地元アポロシネマもやっと待望のレイトショー再開しました
早速見てきました最新作
1作目から数えたら40年近くになるようですが、シリーズは第5作目にして一応最後の集大成のような作品になるらしいです
前作の最後の戦場が恐ろしく面白かったので期待が持てます

牧場で平穏な日々を過ごすジョンランボー
しかし可愛がっていた友人の娘がメキシコの人身売価組織に拉致されたと知り単身めに救出に向かう
ここから先は想像通りの展開なんですが、予想外だったのはその娘には残念な結果が待ってた事…
これにはシリーズ最大級の怒りを爆発させるランボーの容赦ない殺戮が後半炸裂致します
まずは挨拶替わりに悪党兄弟の弟を首チョンパーで惨殺し、カルテルのボスである兄貴を自分の住む牧場へ誘き出します

平穏に過ごすしてた牧場が今までグリーンベレーで培った殺人スキルをフルに活用し、トラップだらけの大量殺戮要塞へと改造して待ち受けする
後は地雷で吹っ飛ばされ、または焼き殺され、様々なトラップで肉片と化していく悪党たちの姿の爽快な事!
やはり悪党にはここまでやらなゃー
もうホラー映画ばりのランボーの容赦ない大量虐殺に今回もスッキリさせてくれます
特に最後のボスとの戦いは…(戦いと言うより一方的にランボーが痛ぶってるようなもんですが)
まさに怒りのトドメを刺してくれます

平穏がいつまで経っても訪れないランボーのそんな悲壮感が歳取ってシワだらけのスタローンの顔から感じられで良い感じになってますね
私は大好きな前作「ランボー最後の戦場」に負けず劣らずで面白かったです

しかし今回は出てる人はスタローン意外誰も知らないし、アメリカ人俳優も居なかったかも?

そしてエンドロールは第1作から今作までの名場面で構成されていて、ここで1作目の主題歌ダン・ヒルの「It's a Long Road」流してくれたら泣いたのになー(笑)



★★★★ 2020.7.3(金) アポロシネマ スクリーン5 20:20 D-7