MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.105 「ミラーズ」 (2008年 米 111分 シネスコ)

2008-12-30 00:16:06 | 2008年劇場鑑賞
監督 アレクサンドル・アジャ
出演 キーファー・サザーランド
   ポーラ・パットン
   エイミー・スマート



いよいよ今年最後の映画はアレキサンドラ・アジャ監督のホラー映画 「ミラーズ」
なかなか前評判も良いようですが、後で知ったけどこの映画は韓国ホラーのリメイクらしいですね。
超絶ホラー「ヒルズ・ハブ・アイズ」のアジャ監督がどう描くか楽しみなとこです。
日曜日とあって場内はほぼ満員!こんな沢山の人の中で映画見るのも久しぶりです。

(あらすじ)

同僚を誤って射殺し、停職処分になって以来、アルコールにおぼれ、妻のエイミー(ポーラ・パットン)や子どもからも見放されている元警官のベン(キーファー・サザーランド)。
妹アンジェラ(エイミー・スマート)のアパートに寝泊りする彼は、火災に遭ったデパートの夜警の仕事中、鏡に触れたことから不可解な現象に襲われ始める。



TVドラマ「24」のジャック・バウアー捜査官役で大ブレイクしたキーファー・サザーランド主演のオカルトホラー映画で、鏡という日常身近にあるものをテーマに持ってきたのは良かったと思います。
鏡に写ってる自分はまた別の自分だったら・・・?そんな鏡の恐怖を上手く活かした演出に、謎解きの要素にゴアな残虐描写を絡ませて見せるとこはさすがアジャ監督らしいです。

このCTUの戦術チームが乗り込んできてもビクともしないような鏡の中に取りつく邪悪な亡霊にはさすがに天下のバウアー捜査官もビビりまくり!
しかもキーファーを苦しめるだけでなく、やがて彼の家族までにも危害を加えようとする。
そのため命を張ってこの殺人鏡と対峙するんだが、後半は修道女にピストルを突き付けて協力を強制したりとジャック・バウアー魂全開で見えない邪悪な敵と対決。
最後はなかなか派手な展開となりますが、そのあとの場面がホラー映画らしくてよかったです。



でも火災のせいで廃墟となったデパートが舞台ってのはどうしても大阪なら千日デパートの大火災を連想します。
今だ幽霊の噂が都市伝説化しつつも話題に出るときがありますからね。
しかも公開されてるTOHOシネマズなんばのすぐ傍がその千日デパート火災現場ですからね(今は立派な商業ビルとなってますが)なんか因縁を感じた。

喉を切り裂いたり、顎を自分で引き裂いたりと残酷シーンで見せる怖さとドキドキさせて音でビックリさせたりする最近流行りの演出で観客も緊張させます。
隣の女の子2人組などはほとんど半身の体制で見ていて、顔を背けたり、飛び上がったりと忙しいのなんの・・・そういう分かりやすい反応してくれたらホラー映画見にきた~って感じでいいね。



しかし満員だったら色んな人が居るもんで、何と私のすぐ後ろの女性は堂々と上映中に携帯電話で喋ってやがんの!
1分ぐらいは話してたぞ・・・それも緊張が高ぶるシーンで劇中も音が出てないから携帯の相手の声まで聞こえる始末!
まだこんな人が居るんですね~参りました。
隣の女の子2人組も「早く切れよ~」と半身体制で画面にビビりながら呟いておりました・・・



★★★ 2008.12.28(日) TOHOシネマズなんば スクリーン5 15:05 C-10

No.104 「ワールド・オブ・ライズ」(2008年 米 128分 シネスコ)

2008-12-28 22:57:00 | 2008年劇場鑑賞
監督 リドリー・スコット
出演 レオナルド・ディカプリオ
   ラッセル・クロウ
   マーク・ストロング



いよいよ2008年の映画観賞も今日の2本でおしまいです
年末の日曜ってこともあり大阪のミナミは人でごった返しております
ついでに今日は競馬のグランプリ有馬記念ってこともあり馬券を買う人たちもあちらこちら見かけます・・・私も少額ながら買いましたがね
で、まず見るのは正月映画にしてはやや重いテーマのサスペンスアクション映画「ワールド・オブ・ライズ」です。

(あらすじ)

ヨルダンを拠点に大規模なテロを計画する首謀者の手がかりを得たロジャー・フェリス(レオナルド・ディカプリオ)は組織に潜入しようと試みる。
そのためには狡猾なCIAのベテラン、エド・ホフマン(ラッセル・クロウ)らの協力が必要だった。
味方とはいえ過信ができない不安定な状態の中、潜入作戦実行の期限が迫っており……



今やハリウッド映画の定番となった中東を舞台にした映画で、今回は何と言っても情報戦を生かしたサスペンスアクションが見どころ。
冒頭から出てくる無人探査機が上空から監視するシーンからして「へぇ~」と感心しました。
あんな上空からそこまで鮮明に見えるのか~!という驚きと同時に、どこで監視されてるか分からない怖さ見たいなのも感じますね。
たしか「エネミー・オブ・アメリカ」で弟のトニー・スコット監督がやはり恐ろしいまでの監視システムを見せてくれましたな

現地で諜報活動するレオに対してアメリカ本土で携帯電話で何かと司令を出すラッセル・クロウ・・・時には子供におしっこさせながら、または子供のサッカー試合を見ながらと片手間に携帯から指令を出すのが面白い。
この役の為にラッセル・クロウはかなり体重を増やしたそうな・・・

またレオも「タイタニック」の頃からは年齢も重ね少し男っぽい役柄も似合うようになりました。
イラク人女性と恋に落ちるロマンスもあるかと思えばテロ組織につかまり指をハンマーで叩き潰されるなどの拷問シーンなどもあり、今での彼とは違った体当たりな役どころ。



作品としてはテンポもよくそんなに時間を感じさせないけど、ついつい力を入れてみてしまうのでやや疲れますね~
騙し騙されの丁々発止の情報戦はいったいどうなるのか・・・?そんな興味でドンドン画面に引き込まれます。
ただ正月映画らしくない映画ではあるな・・・



★★★ 2008.12.28(日) TOHOシネマズなんば セレクト 12:40 B-10

No.103 「D-WARS ディー・ウォーズ」(2007年 韓国 90分 シネスコ)

2008-12-28 01:38:15 | 2008年劇場鑑賞
監督 シム・ヒョンレ
出演 ジェイソン・ベア
   アマンダ・ブルックス
   ロバート・フォスター



今年最後の深夜興業でのロードショーです。
天六シネ5は今年はいつもより鑑賞回数が少ないように思いますね~
でも結構駄作だけでなく天六の割には当たりの映画も結構あった年でしたね。
さて今日はメジャー劇場で先日までロードショーされてた韓国産モンスタームービーの「D-WARS ディー・ウォーズ」ですが、ロードショー公開はもう終わったけど天六ユウラク座に場所を変えての続映です・・・時々このパターンありますね。

(あらすじ)

ロサンゼルスにドラゴンのようなクリーチャーが突如現れ、街中を破壊し尽くしていた。
現場を取材していたリポーターのイーサン(ジェイソン・ベア)は、この惨事が少年時代に聞いた500年前の伝説と関係するのではないかと思い出す。
そして自分が、世界を救う宿命を負った女性を守る戦士と何かしらのかかわりがあると気付いた彼は、その女性を捜し始めるが……



さすが韓国映画だけあって主要キャストはアメリカ人でもどことなく東洋的な雰囲気のある映画です。
TVのスポットで見たモンスタースネークのCGはなんか頼りなくて甘い感じに思いましたが、意外とスクリーンで見るとそこそこ思ったよりイケてますやんか・・・
まぁ、期待してなかったからそう見えるかもしれないですがね。



それでもスネークが街を破壊しながら道路を這って行くシーンは迫力もあるし、ラストの怪竜大決戦は少なくとも日本のこのテの作品よりかは迫力もありましたよ。
ストーリーは500年前の竜伝説と現代を絡めて、時空を超えた男女の悲恋のドラマがあったり、「ロード・オブ・ザ・リング」のようなモンスター軍隊が出てきたりハチャメチャな展開だけど、ヘリコプターとドラゴンの空中戦など派手に見どころを一杯詰め込んで楽しませてくれます。
高層ビルにトグロを幕モンスタースネークもなんかキングコングのオマージュ見たいですね~ヘリとそこで戦うしね~

なんかいろんな映画のイイところを寄って作りあげた映画見たいだけど、頭をからっぽにして、いらないツッコミを入れずに楽しめば結構面白く見れる映画だと思いましたね。
でも1人の女の子のためにここまで町を破壊されると関係のない人にすればエライ迷惑な話ですな・・・もちろん沢山の犠牲者も出てるし・・・て、言うツッコミは厳禁ですよ・・・



★★★ 2008.12.27(土) 天六ユウラク座 22:00 中央通路前

No.102 「地球が静止する日」 (2008年 米 106分 シネスコ)

2008-12-27 00:21:55 | 2008年劇場鑑賞
監督 スコット・デリクソン
出演 キアヌ・リーヴス
   ジェニファー・コネリー
   ジェイデン・スミス



いよいよクリスマスも終わり、私も年末休暇に入りました
出来るだけ年内に正月映画を消化しておきたいので頑張ってみたいとおもいます
恒例のベストテンもそろそろ選出しないと行けないしね~
年末最初の映画が関西でもプレミア試写会が行われた「地球が静止する日」
西宮でキアヌやコネリー嬢が生で見れたんでしょうね~いいな~

(あらすじ)

任務遂行のために地球へとやってきた、宇宙からの使者クラトゥ(キアヌ・リーヴス)。
クラトゥの謎を解き明かすべく政府や科学者はやっきになる中、今訪れんとする危機に気付いたのはヘレン(ジェニファー・コネリー)と息子(ジェイデン・スミス)だけだった。



オリジナルは昔ビデオで見たことありますが、細部までは覚えてなかったけど、銀色のロボットは今回もオリジナル同様出てきましたね。
オリジナルは実に安っぽい感じの地味なデザインだったけど、今回もオリジナル大体忠実な地味なペプシマン見たいな造形。

でも地味なのはロボットだけでなく作品全体も予告で感じる以上に地味感じ・・・オリジナルを見たことあるので予想は出来たけど、派手な「宇宙戦争」見たいなパニック映画だと思って見ると案外肩透かしに感じる方も多いんではないかと思います。

宇宙人からのメッセージが人類から地球を守るためにやってきたということなんですが、最初聞いたジェニファー・コネリーが「地球を守るために来たなら何故人類を攻撃するの?」とキアヌに不思議そうに質問して、すぐに八ッと気づく・・・「地球を守るのに人類を滅ぼすの・・・」地球を当たり前に自分たちのモノと思ってる人類への皮肉のようなセリフのやりとりですが、環境破壊などで地球がおかしくなってる昨今への警鐘のようなテーマの作品でタイムリーなテーマですね。
たしかオリジナルは核兵器廃絶に関する宇宙人のメッセージだったと思いますが、このへんは製作当時の時代を感じさせますね~



嵐のような派手なVFXも大きな見どころですが、予告で見てる以上の場面はなかったと思います。
SFパニック映画というより純粋なSF映画と言った感じの作品。
ネタバレしたらいけないから詳しく書けないが何となく結末の付け方がイマイチあやふやですね~
やや不満の残る映画でした・・・



★★★ 2008.12.26(金) アポロシネマ8 スクリーン1 18:50 F-11

No.101 「ブラインドネス」 (2008年 米 121分 ビスタ)

2008-12-21 00:37:25 | 2008年劇場鑑賞
監督 フェルナンド・メイレレス
出演 ジュリアン・ムーア
   マーク・ラファロ
   アリシー・ブラガ


本日2本目の映画はまたまたタイミングが合わず見る機会が無かったけど、何とか上映終了間際に間に合った作品・・・今年はこんなん多いな~
結構見逃した映画が多いしな・・・・
伊勢谷友介と木村佳乃が日本から参加、その後2人はワイドショーを騒がせることになるのですが、そんな意味でも注目の集まった作品。

(あらすじ)

街の交差点に止まった車の中で、何の前ぶれもなく突然目が見えなくなった男(伊勢谷友介)がパニックに陥る。
その後、男は検査を受けるが原因は一向にわからない。
しかも彼に接触した者も次々と視界が白くなり、目が見えなくなっていった。
そんな中、療養所と呼ばれる隔離病棟が設けられ、発症者は強制的に収容されるが……



突然目が見えなくなったらどうするよ・・・?そんな恐怖をこの映画を見て感じてしまった。
もう、おそらく思いっきりパニくると思うけど、それが自分だけでなく世界中の人間が一斉になったら・・・題材的に見た目は地味だけど一種のパニック映画としても見れるけど、失明した人間を療養所と呼ばれる隔離病棟に収容されるんだが、これが隔離病棟と言うよりまさに収容所という名にふさわしい汚く、色んな物が垂れ流し状態のような場所。
でもこの収容所のシーンがなかなか見ものである。

何と言っても失明者ばかり収容されてる中に失明を偽った目の見えるジュリアン・ムーアが混じってるのがこの作品を面白くしてます。
回りの人間は目が見えないからバレないし、また見えてる分、好きなように自由に動けたりして・・・この辺のシーンは時にユーモラス、時にはスリリングにと変化に富んだ展開で面白かった。
またつねに付きまとうある不安・・・いつ自分も失明してしまうのか?・・・見えるが故の恐怖との戦いでもあります。

別の失明グループが食糧などを独り占めにして、食糧と交換に金品などを要求したり、それが尽きると今度はグループから女を差し出すように要求したりと、かなり悪どい連中も出てくるけど、どんな状態になっても悪いこと考えるやつは考えるもんだね・・・
しかしどんな悪党でも目が見えないけど、そこに目の見えるジュリアン・ムーア居るってのがまたミソで・・・ってアクション映画ならここから目が見えるのを生かして大反撃に出るとこだが、この映画はそう単純にことを運ばないのがまたイイね。



やがて収容所から出た彼女たちが見る町の風景は、まさに「アイ・アム・レジェンド」よろしく終末感漂う世界・・・失明したものたちが街中を手探りでノロノロさまよう姿はまるでゾンビのように見えるし、食糧を奪い合い、死肉を漁ってる姿もまさにゾンビ!

そんな中、ひたすら生きるために不自由な眼で荒廃した街を行く主人公たちを待ち受けるのは希望の光か?それとも・・・
何故こんな事態になったのか、まったく説明も解決もない映画だが、しかしこの映画はそんな原因は二の次で、極限に陥った時の人間の強さや弱さ、酷さなどを見せてくれた意外な佳作でした。

しかし日本人の俳優が日本語のセリフ喋っていても普通に日本語字幕スーパー出てましたが・・・めんどくさかったんかな?



★★★★ 2008.12.18(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ3 19:15 I-9

No.100 「252 生存者あり」(2008年 日本 128分 ビスタ)

2008-12-20 00:30:56 | 2008年劇場鑑賞
監督 水田伸生
出演 伊藤英明
    内野聖陽
    山田孝之



いよいよ2008年も終わりです・・・しかし今年は例年より映画が劇場で見た本数が少ないです。
この映画で100本目・・・いつもなら120本ぐらい行ってなアカンのですがね~
終盤なんとか少しでも盛り返したいところです。
その記念すべき100本目の作品が正月映画でもある邦画の話題作「252 生存者あり」。
私の好きな災害パニックですが、日本ほこういう映画は苦手な分野だけのさてどんなもんかな?



(あらすじ)

関東に直下型地震が発生して数週間後、都心の機能は回復しつつあったが、地震の影響で海水温度が急上昇し、史上最大規模の巨大台風が発生する。
元ハイパーレスキュー隊員の祐司(伊藤英明)は、娘(大森絢音)の誕生日を祝うために、妻(桜井幸子)と銀座で待ち合わせをしていたが、突然巨大なひょうが降ってきて……

巨大台風が関東直撃!今年は現実にゲリラ豪雨があちらこちらで被害を出したので
リアリティを感じる設定ですが、冒頭の巨大な高潮がお台場を飲み込んでいくのは、ちょっと凄すぎ!
もはや台風というより日本沈没の域です・・・まさに壊滅状態の中でドラマは地下に閉じ込められた伊藤英明親子に山田孝之、木村祐一 、MINJIらの脱出劇と内野聖陽らハイパーレスキュー隊の救出劇がドラマの中心で描かれます。

地下に流れる洪水や、崩落するトンネルなどスペクタクルな場面が用意されてます。
ただやはりハリウッド映画を見なれたものとしては、昔よりは進化した特撮とはいえ、やはり物足りなさはあるな~

どんな苦難な状況でも諦めない・・・そんな姿が救出される側と救出する側、それぞれから伝わってきます。
2、5、2の感覚で信号を送ると行った災害時に役に立つような事柄も出てくるので、そんな意味では「なるほど~」と思うものの、ストーリーとしては何となく釈然としないものが感じてしまいます。



兄弟愛も一つのテーマにもなってるようだけど、ここらは「バックドラフト」をどうしても連想してしまいます。
しかし後半この兄弟愛がしつこいぐらい協調されて辟易してしまいます。
ある意味、一隊員個人のわがままで他の隊員の命まで犠牲にしても良いのかい?と思ってしまうし、特に最後の“もう一波乱”的な場面は要らないと思いますね~

とにかく相変わらず「海猿2」同様にツッコミ満載の映画で、とにかく「え~!それはないやろう!」と何度も思わされます。



★★ 2008.12.18(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ4 16:30 K-17

No.099 「DISCO ディスコ」 (2008年 仏 103分 シネスコ)

2008-12-16 01:12:25 | 2008年劇場鑑賞
監督 ファビアン・オンテニアンテ
出演 フランク・デュボスク
    エマニュエル・ベアール
    ジェラール・ドパルデュー



久々に日曜の繁華街に繰り出しました・・・やはりいつもの平日とは人出が違いますね。
お馴染みの千日前のシネコンである敷島シネポップもいつもよりロビーは多いです。
思えば学生のころは日曜日にこの辺を映画を見るためにウロウロしたもんでした。
もうその頃の映画館は無いけど、満員の劇場の中で映画を見てた時代が懐かしいですね。
立ち見も出たりして大盛況でしたね~何故か同じ映画を2回見て帰ってきましたが・・・何故2回見たのか?・・・今となっては思いだせないなぁ~
今のよに当時は入れ替え制ではないので出来た芸当ですがね。



(あらすじ)

ノルマンディーの港町。
さえない日々を送るディディエ(フランク・デュボスク)は、ディスココンテストの商品が海外旅行であることを聞きつけ、離れて暮らす息子とバカンスに行きたいと思い立つ。
そこで、かつて共にディスコをにぎわしたウォルター(サミュエル・ル・ビアン)とヌヌイ(アベス・ザーマニ)を誘い“ビー・キング”を再結成するが……

「サタデーナイトフィーバー」という名作によって一気に人気が高まった70年代ディスコムーブメント・・・日本でも大ディスコブームが起こりましたが、今、ディスコクラシックなどと言われてような曲が当時あちらこちらで流れていましたが、この映画はそんな懐かしいディスコミュージックがバンバン流れます。
そしてそれに合したダンス・・・まさにディスコならではの振り付けやステップですが若い人から見れば一見滑稽に見えるような踊りも当時のディスコファンにはオシャレでカッコいいダンスだったんですね~

そんな魅力に若くして取りつかれたアラフォーなオヤジ3人組がかつてフロアでブイブイ言わしたディスコ大会にチャレンジする物語。
ディディエが離れ離れになってる息子と優勝特典である海外旅行にいく為に再びかつての仲間とコンテストに参加するんだが、当然ながら回りから白い目で見られたり、家族に内緒にしていたりと現実的な部分を見せながらオッサンたちの奮闘が描かれていきます。



この主人公たちと同世代で、しかもディスコに一時期ハマった私としてもなかなか楽しめて見れましたが、恋と友情を絡めてコンテストの決勝までストーリーは進んでいくパターンはよくありがちの人情サクセスストーリー・・・これハリウッドでリメイクしたらもっと面白いかもね~(ところどころクスリと笑わせられるところがあるけどね)

何故かK-1ファイターのジェロム・レバンナが出てます・・・バーテン兼カメラを回す人という誰でも出来そうな役だけど、日本ではポスターやパンフに名前が(パンフは写真付きで紹介という準主役級!)クレジットされてるが本国フランスではどんな扱いなのかな?

それと主人公の3人の男たちは40歳で、若いころはディスコでならしたって事だが世代的にはビージーズやアースはもう少し古いんではないかな?
彼らが10代後半でブイブイ言わしてたとしたら80年代半ばだろうから、どちらかと言うとマイケル・ジャクソンやバナナラマあたりだと思うが・・・と個人的には思ってしまった。



★★★ 2008.12.14(日) 敷島シネポップ3 13:05 D-5

No.098 「SAW 5」(2008年 米 93分 ビスタ)

2008-12-13 02:42:26 | 2008年劇場鑑賞
監督 デヴィッド・ハックル
出演 トビン・ベル
    コスタス・マンディロア
    スコット・パターソン



今や秋の風物詩となりましたソウシリーズの新作が公開されました。
もう1作目から五年になるんですね・・・しかし相変わらず拡大公開ではなくTOHOシネマズ系での上映のみです。

ジクゾー亡き後はどんなストーリーになるなか?と思って見たソウ4から1年がたち今度はジクゾー、アマンダ亡き後のゲームを誰が仕掛けるのか?新たなニュービギニングが始まるんでしょうか?



(あらすじ)

九死に一生を得たFBI捜査官ストラム(スコット・パターソン)は、ほぼ無傷でゲームを生き抜いたホフマン刑事(コスタス・マンディラー)こそがジグソウ(トビン・ベル)の後継者なのではないかと疑い始める。
一方そのころ、密室になったとある部屋のコンクリートの床の上では、犬の首輪をはめられた男女5人が目覚めていた。

今回は監督がシリーズで美術を担当していたデヴィッド・ハックル がしてるので前作までの流れは変わる事なく、またゲームのアイテムもますます派手になりまして、釘爆弾を多用して殺傷能力がアップ!
ソウ2のように複数の人間を監禁してトラップを仕掛けます。
でも強烈なのは中世に逆戻りしたような振り子式の大鎌。
しかも鎌を天井から降りてくる鎌を止めるには、万力で手を潰さないと行けないと言うお馴染みの究極の選択を迫られるんだが、かつてダリオアルジェントも使ったこのネタは結構スリリングですね。

しかし次回作もあるようでまるでTVドラマのようにドラマがどんどん膨らんでいくのですが、さて次回はどうするんでしょうかね~
というよりドビン・ベル扮するジグゾーをどこまで引っ張るのか・・・でも彼がソウシリーズから消えることはシリーズの終焉を意味するような気がするから、やはりまだまだジグゾーは今後も出続けるんでしょうね~



しかし1作目がやはり1番面白いと思うけど、シリーズも5作も続けばもうガタガタになるんですが、まだまだ作品のレベルはそれほど落ちないのは大したもんですね~でもそろそろヤバいかな?
でもさすが今回は途中からオチが予想つきましたがね・・・

前作を見てから1年経つんだが正直忘れてる部分が多いんで前半はストーリーに着いていくのがシンドかった・・・やはり予習して見た方が良いですね。



★★★ 2008.12.11(木) TOHOシネマズなんば セレクトスクリーン 16:40 C-8

No.097 「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」(2007年 95分 ビスタ)

2008-12-10 00:07:43 | 2008年劇場鑑賞
監督 ジョージ・A・ロメロ
出演 ミシェル・モーガン
    ジョシュ・クローズ
    ショーン・ロバーツ



この日二本目の作品見るのにキタからミナミに移動。
敷島シネポップであのジョージ・A・ロメロ監督の最新作が上映されてます。
しかも関西ではここだけの上映のようでまさに貴重な上映です。

(あらすじ)

ジェイソン(ジョシュア・クローズ)は、ペンシルバニアの山中で夜中に仲間たちと卒業制作のホラー映画を撮影していた。
そこで各地で死者がよみがえっているというニュースをラジオで聞きつけた彼らは、急きょ寮へと駆けつける。
そして恋人デブラ(ミシェル・モーガン)を無事に発見したジェイソンは、仲間たちとトレーラーで一路家路を目指すが・・・



先程の作品に続いて登場人物が撮影したカメラの映像がこの作品となってます。 しかしこの映画は素人が撮影したホームビデオではないし、兵士が撮ったビデオ日誌でもない またテレビ局が撮影したVTRでもありません。
映画の撮影に来ていた撮影クルーがゾンビに遭遇し撮影用カメラで記録した映像を後日編集した映像って事になってます。
よって他のこういう類いの作品と比べてブレなどは少なく見やすくなってます。
ただ同じような系統で夏頃公開された「REC」と比べると臨場感と言うのはあちらの方に軍配がありますね~

今回はこの出来事を克明に記録として残すと言うことでどんな事態になってもカメラを回し続けると言うカメラマン魂丸出しの男がカメラ片手に撮影するんだが、目の前で仲間がゾンビに食われてもお構いなしにその場面を撮影続けるのはちょっと無茶やな~
あまりにも無茶過ぎてちょっと不自然かな~?
「グローバーフィールド」のカメラ青年もかなり執念深く回してたが、こちらは常軌を越えた異常さで「あんたゾンビより酷いで~」と軽くツッコミたくなります。



映画としてはロメロ監督らしい終末感もあり、今回は色んなメディアが氾濫する現代を風刺するようなテーマが感じられてまずまず楽しめました。
そう言う意味ではカメラを回し続けるカメラマンはそんなテーマの一つ象徴かな?ただゾンビのカンニバルシーンはあまりなかったですがね。
いつもよりグロ描写は抑え目だったように思います。

しかし今年はこんなパターンの映画が流行りでしたね~



★★★ 2007.12.5(金) 敷島シネポップ1 13:00 E-10

No.096 「リダクテッド 真実の価値」(2007年 米 90分 ビスタ)

2008-12-07 01:03:50 | 2008年劇場鑑賞
監督 ブライアン・デ・パルマ
出演 パトリック・キャロル
    ロブ・デヴァニー
    イジー・ディアス



この日は朝から雷がゴロゴロと鳴り響くという悪天候・・・しかし今日はこんな天候でも行かないと見逃してしまう作品。
前売りを買ってるというのもあるけど、翌日から上映時間変更で見に行き辛くなるからだ。
そんなことで降りしきる雨の中久々の梅田へ・・・目指す劇場はこれまた久しぶりであるテアトル梅田。

「リダクテッド 真実の価値」というイラク戦争をテーマにした作品で早朝から見るような映画ではないけど・・・それも客層も中年男性をがほとんどでした。

(あらすじ)

戦場をビデオ撮影し、映画学校入学のアピール材料にするというもくろみから、イラクでの兵役に志願した19歳のサラサール(イジー・ディアス)。
検問所の任務に就いていたものの、大した映像が撮れないことに不満を感じていたサラサールは、ある夜、戦争遂行に役立つ証拠を捜索するという名目で、仲間とともに1軒の家に踏み込む。



ブライアンデバルマ監督の最新作はイラク戦争をテーマにしたドキュメンタリータッチの映画。
最近流行りのHDカメラによる兵士が撮ったビデオ映像がこの映画になるんですが一応はフィクションで、出てるのは全て役者が演じるフェイクドキュメント。
しかし実際にあった兵士によるイラク人少女レイプ事件をモデルにしてるストーリーはなかなかフィクションと言われても生々しいです。

この映画はいろんな視点からの映像が出てきます 一つは兵士が撮影するビデオ日誌。
ここでは兵士たちがカメラに向かって言いたいこと言ったり不平や不満などを愚痴ったりする、ありふれた若者の姿が映し出されます。

もう一つは基地の監視カメラの映像。
ここでは我々観客が覗き見してるかのような第三者的視点から彼らを見つめることになります

そしてもうひとつはドキュメンタリー番組の映像。
ここは普段の兵士たち戦場でありながら検問という退屈な仕事に明け暮れる風景が出てきます。



大きく分けてこの三つの視点が物語の中心ですが、それ以外にもTV電話、反米組織によるインターネット映像、ニュース映像・・・あらゆる映像でこの作品が構成され、いつものようなデ・パルママジックのようなカメラワークは出てきません
でもこの映画は全てフィクション・・・という意味ではすべてがデ・パルマ監督の視点でもあるのですが、ここでは直接のカメラで語らず、発達した様々な映像メディアを積み重ねることにより、フィクションでありながらも現実的にこのイラク戦争のさなか彼ら兵士たちがあのような行為に走ったか?というのを我々の前で見せることに成功しています。

「カジュアリティーズ」でもベトナム戦争での少女レイプ事件を扱ったデ・パルマ監督だが、今回の映画では無名の俳優を使うことでリアル感が出て、ある意味見ていて気分が重たくなります。
退屈そうにしてる兵士たちの日常を見てるとホント無駄な戦争なんだな~と思ってしまう・・・そういうフラストレーションと自爆テロに合いやすい検問所勤務という最前線とまた違った緊張感が彼らを狂気に駆り立てる。
事件を告発した兵士を取り調べする上官が出来るだけ事件をウヤムヤにするような方向に兵士を誘導していく場面はまさに隠蔽がどれほどこう言う戦争に行われてるのだろうか?と思ってしまった



リダクテッド=編集済みという意味らしいけど、この映画のエンドロールにイラクで犠牲になった民間人の死体写真が多数出てくるが、ある意味この場面こそ胸に迫るものがありますね。
そしてこの遺体の目や顔の部分が黒く塗りつぶされている・・・訴訟問題などを恐れた映画会社がデ・パルマ監督に強制してさせたらしいが、この映画もリダクテッドされているとパンフに書かれてたが、もしあの黒く塗りつぶさずスクリーンに写したら・・・この映画の中で語られるどの場面よりもインパクトがあるだろうし、それまでの映画が吹っ飛んだんではないでしょうかね~



★★★ 2008.12.5(金) テアトル梅田2 10:00 最後列橋