MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.051 「ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える」(2011年 102分 シネスコ)

2011-07-29 00:37:48 | 2011年劇場鑑賞
監督 トッド・フィリップス
出演 ブラッドリー・クーパー
   エド・ヘルムズ
   ザック・ガリフィナーキス




この日3本目の観賞となる作品を見るためなんばパークスシネマに移動
シネコンが誕生するまではいわゆる映画館が何軒もひしめいていたミナミですが、レイト上映なていう上映形式はなかったから、思えば夕方からは2本ぐらいのハシゴが限度でしたね~
そんな事を時々思いますが、でも今年度3本のハシゴを数回してるにも関わらず今だ50本超えたとことは・・・いかに合間に行く回数が減ってるかですね~
特に天六シネ5ビルの観賞が大幅に減ったことも影響ありますね・・・
観客がガラガラとなった中での観賞が「ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える」です

(あらすじ)

フィル(ブラッドリー・クーパー)、ステュ(エド・ヘルムズ)、アラン(ザック・ガリフィナーキス)、ダグ(ジャスティン・バーサ)の4人はステュの結婚式に出席するため、一路タイへ。
ラスベガスでのバチェラー・パーティーの二の舞を避けようと、ステュはつつましいブランチを計画していた。
しかし、翌朝二日酔いで目覚めると部屋はメチャクチャ、新郎の顔には入れ墨が刻まれ、花嫁の弟は行方不明、代わりに1匹のサルがいて……



この映画はアメリカでは凄まじいほどの大ヒットしたらしいですが、日本では?
前作はたしかに面白かったし、そこそこ当たったようです。
今回の作品も前作の勢いで再びスマッシュヒットになるのかな?
ただ前作のパターンを場所をタイに変えただけのストーリーはある意味単純でわかりやすい半面、何の目新しさも無い
でもそのおバカさ加減がこの作品の肝なので、その辺を目をつぶると前作が面白かった人は今回も楽しめる

でも前作を見てないと何のこっちゃワカラナイ場面も多く前作を未見の方はDVDなどで予習がおススメ
でも同じよなストーリーを2回見せられるハメになるけど・・・
終盤のサプライズゲストも予想はついたけど前作見てないと繋がりの意味が分からないと思うしね~



でも・・・2回も同じヒドイ過ちを繰り返すおバカな愛すべき3人組には呆れます(笑)
最初は教訓を生かしてアルコール抜きでパーティじゃなくブランチでお茶を濁そうとしる所が大のオッサンの割に可愛いらしい



★★★ 2011.7.25(月) なんばパークスシネマ シアター2 21:00 D-6

No.050 「デビル」 (2011年 80分 シネスコ)

2011-07-28 01:07:37 | 2011年劇場鑑賞
監督 ジョン・エリック・ドゥードル
出演 クリス・メッシーナ
   ローガン・マーシャル=グリーン
   ジェフリー・エアンド



続いて別館での鑑賞・・・やっと50本目・・・不調やね
M・ナイト・シャマラン監督作品は一応全部押さえてますが、なかなか「シックスセンス」を越えるまたはそれに次ぐ作品が産まれない上に前回の「エアベンダー」のような醜態をさらけ出す昨今のシャラマン。
久々にホラーに戻って新規一転と期待したら、よく見たら監督してないやんか!
原案とプロデュースに名前を連ねるに留まり、「エアベンダー」の後遺症で監督に腰引けたん違うやろな(笑)

(あらすじ)

高層ビルで男が墜落死し、現場に急行した刑事ボーデン(クリス・メッシーナ)は、ロザリオを握りしめた死体に違和感を感じつつも、状況から自殺と判断する。
ちょうどそのころ、同じビルのエレベーターが突然停止し、閉じ込められた5人の男女が、照明が消えるごとに1人ずつ無残な死を遂げるという奇怪な事態が起きていた・・・



エレベーターに閉じ込められた数人の人間たちのドラマは過去のありましたが、密室のなかでの神経をすり減らすような恐怖をM・ナイト・シャマランが長年練りになった原案の映画化は果たしてどんなもんかいな?と思って期待してました
でも「SAW」シリーズのようなソリッドシュチュエーションスリラーのような捻りの利いた話でもないし、密室に数人の人間が監禁されるという設定で代表的な「キューブ」のように緊張感みなぎるようなシーンは無し・・・
ここはB級ホラーとして見るのが正解かもね~スプラッターなシーンもあるし、不条理に一人一人殺される展開もそこそこホラーとして楽しめる



悪魔、または死神に見入られたら決して逃げる事は出来ないというのは「エンゼルハート」や「ファイナルディステネーション」シリーズでも立証されているが、この映画も悪魔がある人物にお迎え来にク来るという恐ろしい映画
エレベーターの中の誰かが悪魔で、その中の誰かがその標的という設定の中どんなサプライズをと期待して見てしまうのは、やはりM・ナイト・シャマランという名前の成せる技・・・これが案外余計な期待を負わせる要因なんだけどね~
今回も「あっ・・・結局そう言う事になるんかいな・・・」と思わせてしまうのはさすが監督でなくてもM・ナイト・シャマラン印をちらつかせる(「エアベンダー」よりは面白かった)



★★★ 2011.7.25 TOHOシネマズなんば 別館シアター12 18:40 D-14

No.049 「SUPER 8/スーパーエイト」(2011年 111分 シネスコ)

2011-07-26 23:52:24 | 2011年劇場鑑賞
監督 J・J・エイブラムス
出演 ジョエル・コートニー
   エル・ファニング
   カイル・チャンドラー



久しぶりの映画鑑賞です・・・今年はこのフレーズ多いな~
そのせいで今だに50本行ってません
今回も一気の3本続けて見ることにしますが、夏休みという事で次から次へと見たい新作が公開されてまさに防戦一方!
時間のある時はまとめて一気見で当面は対処していきます

(あらすじ)

1979年、アメリカ・オハイオ州。
8ミリカメラで映画撮影をしていた6人の子どもたちのそばで、貨物列車の衝突事故が発生。
貨物列車は空軍施設・エリア51からある場所へと研究素材を極秘に移送中だった。
アメリカ政府が隠す秘密を目撃してしまった子どもたちのカメラには、事故の一部始終が記録されていたが……



少年少女たちが主人公の作品で舞台設定が1979年と言う時代がどこかノスタルジックな雰囲気を感じます
スーパー8と言うタイトル通りカメラやゴダックフィルムなど今となっては懐かしいものまで出てきますし、作品全体の雰囲気が80年代の作品を彷彿させてくれました
言わばその時代のスティーブン・スピルバーグ作品へのセルフオマージュ的な映画ですね
「グーニーズ」や「未知との遭遇」、「ET」などの要素が詰まってます(または「スタンドバイミー」もあり)

面白いのは5人の主人公たちはそれぞれ個性的で、特に太っちょな奴が居るとこなんぞはお約束のパターンでニンマリ
最後までモンスターの姿を引っ張て見せないのジョーズばりだが引っ張った割にはそのモンスターがイマイチだった・・・
思わせぶりなモンスターの出方はのTVシリーズの「LOST」の前半の雰囲気を感じさし、やはりJ・J・.エイブラムスの映画なんやな~と思いましたね

 

映画製作に夢中になる少年たちはまさにスピルバーグのある意味郷愁を持って描いてるような来がします
ジョーズから80年代にかけてスピルバーグ作品を見てきたがそんなスピルバーグ印が満点の作品だった
ただ列車脱線のシーンは迫力あるんだが、でもちょっと派手すぎやせんかい?(笑)
でもぶっ飛んで空から落ちてくる列車の残骸を巧みに避けながら逃げる少年たちの場面は、「インディシリーズ」のようなスピルバーグらしい遊び感覚の映像に思えました




★★★ 2011.7.25(月) TOHOシネマズなんば 別館シアター11 15:30 J-16



「流星仮面 OSAKA FINAL」

2011-07-18 00:55:56 | ライヴ&イベント



80年代プロレスブームの頃よく会場に足を運んでましたが、当時のスター外国人レスラーと言えばスタン・ハンセン、ハルク・ホーガン、ブルーザー・ブロディ、そして根強い人気のザ・ファンクス・・・そんな中新日本プロレスに居た地味ながら猪木や藤波と激闘を繰り広げた外人レスラーがマスクド・スーパースター
マスクマンであり、豪快なファイトをする巨漢レスラー・・・割と好きなレスラーだったけど今回東京と大阪で引退興業するらしい・・・(て言うか、まだ引退してなかったんかいな?)
その最後の勇士を見ようと会場である大阪プロレスの本拠地大阪ム―ブ・オン・アリーナへ行ってきました

対戦相手はタッグながら藤波辰爾・・・かつて新日本プロレス時代にこの大阪のなんばの地でマスクドスーパースターが藤波辰爾の保持するWWFインター戦が行われ、王者藤波辰爾をマスクドスーパースターが後一歩まで追い込んだスリリングな名勝負を展開した場所でもあり、何か因縁めいたものを感じます

会場に入ると予想通りこじんまりした会場です
リングサイド最前列は始めてですが狭い方の壁際のため最前列でありながら後ろは壁です
リングから少し横にズレてるためコーナーの鉄柱が邪魔!よく見るとコーナーのターンバックルが青色...てことはタッグマッチの時はさらにここへ人立つんかいな~よけ見えへんがな
会場は半分くらいの入りですが 見たところ年齢層は高いし男子が...と言うよりオッサンが9割くらい占めてますな
2階席はほぼ真上から見る感じでしかもVIPルームと言う個室もありそこに場違い?なお姉さんが二人見てました さ

て試合前マスクドスーパースターの大阪のファンに向けてのスピーチがあり、入場時はあのお馴染みのテーマ曲マイナード・ファーガスンの♪The Fly が流れま・・・あのトランペットの音色が会場内を包みます
スーパースターのスピーチが鉄柱と被って見えませ~ん
でも大阪は大好きな町でまた家族を連れて来て見たいと言うてはった

さて試合はメイン以外は純正な大阪プロレスの試合です
観客も大阪プロレスの常連も多数居るようで技の前の掛け声などレスラーと合わせて叫んだりとツボを心得た声援が多いです
瀬戸口直貴 vs タコヤキーダー戦の後は6人タッグでU・スパイダーJr&小峠篤司&Bバファロー vs 空牙&タダスケ&HAYATA戦
これは大阪プロレスの中でもハードな試合の部類に入るんでしょうね
場外戦などもあり最前列に座ってるもんだからこちら側にまで乱闘がやってきた
何か近くだと場外戦も楽しいな~
スパイダーが場外の相手に向けてラ・ケブラーダを仕掛ける体制に入ると、手際よくその辺の座席がセコンドや一部常連らに折りたたまれて片付けられてあっと言う間に空間が出来るのは何か感心しましたね

セミファイナルは松山勘十郎 vs くいしんぼう仮面とのお笑いレスラーの一騎打ち
この試合はアドリブやギャグが随所に飛び交う子供からお年寄りまで楽しめる試合でした
くいしんぼう仮面の関空トルネードが出なかったのは残念だったが...


↑松山勘十郎 vs くいしんぼう仮面戦

15分の休憩中に会場内をうろつき最前列チケットの特典のポスターをもらい、時間あるので2階に上がるとそこに売店があり、マスクドスーパースターのグッズも売ってました
試合後はサイン会もあるようです
その向かいに大阪プロレスのキャラクターグッズ売り場もあり、そこで試合を終えたばかりのタコヤキーダーと松山勘十郎が自分のグッズを自ら売ってました。
特に松山勘十郎の愛想の良さはレスラーと言うよりは売店の販売員そのもの・・・饒舌にお客さんを取り込んで販売に力を入れていました

さてメインはいよいよ流星仮面大阪ファイナルです
マスクド・スーパースター、タイガースマスク、えべっさんvs藤波辰爾、原田大輔、三原一晃の一戦
行きなり懐かしいドラゴンスープレックスの曲で藤波が入場!
引き続きそれぞれのテーマ曲で一人ずつ入場してくるんだが、えべっさんはお馴染みの商売繁盛で笹持って来い!の曲で出て来るタイガースマスクがフェアウォーニングの♪エンジェルオブヘウ゛ンで入場してきたのはワロタ!
そして改めてあの勇壮なトランペットの音色が鳴り響くなか流星仮面最後の大阪リングイン!


↑マスクド・スーパースター、タイガースマスク、えべっさん組

私の座席側のコーナーに陣取った藤波だが近くで見ると本当歳食ったな~
先発いきなり藤波とスーパースターから試合開始!
さすがに全盛期のような激しい動きはないもののヘビー級だけにチョップやストンピングなどは今までのレスラーよりかは重さはあります
ただ技の迫力では2試合目に出た空牙らの試合の方がありましたね
藤波とスーパースターが絡んだのはたしか2回くらいかな?れぞれの必殺技を出すまでもなく予定調和的なファイトだった
でもあの大阪でのWWFインター戦を戦った二人が再びこの大阪で合まみえる・・・それだけで会場に詰めかけたファンは充分なんでしょう


↑あの名勝負再びは・・・でもそれは遠い過去の物語

↑藤波選手は何故か私に邪魔にならないようコーナーから少し離れて立ってくれた・・・さすがベテラン!?

大阪プロレスの面々がそれぞれ持ち味を出し、藤波はドラゴンスリーパーにドラゴンスクリューを一応見せて盛り上げ、スーパースターはクロスチョップにスィンギングネックブリーカーを披露
そして皆やる技を出した後は流星仮面のフィニッシュホールドのフライングスリーパーが炸裂!
昔ほどのダイナミックさは正直ないけど例え地を這うフライングスリーパーでも観客は大満足です!


↑試合後の記念撮影

試合後は2階に上がりサイン会参加です
売り場に群がるファンたち・・・どれもこれもディープな連中ですね~(私も含む)
むさ苦しさ満点の男たち・・・いやオッサンたちのコミニュティー見たいになってます(彼女居ない率高し!)
昭和プロレスを見てきたオッサンたちが流星仮面の最後の勇士をを一目見ようと集まってきたんですね
少し遅れてやってきたマスクド・スーパースター!
グッズ購入者対象だけどサインをスラスラしていきます
私は大会パンフレット(東京大会のもの)にサインを頂きました



↑少し薄いけどサインもらいました

開店休業のようになった向かいの売店でその光景を寂しく見つめる松山勘十郎先生・・・何か気になる存在になってきました
この後、大阪プロレスファンのおっちゃんが松山勘十郎Tシャツを購入してましたが、水を得た魚のような見事な接客ぶりを見せつけられた(笑)
外に出ると綺麗な満月がなんばの夜の町を照らしておりました
流星仮面がまさに流星のようにリングから去って行った、そんな満月の大阪の夜だった・・・


長い間お疲れ様でした・・・そしてありがとう



★★★ 2011.7.15(金) 大阪ミナミ ム―ブ・オン・アリーナ 19:00 最前列スーパーシート 1階 西1列15番


No.048 「マイティ・ソー」 (2011年 115分 シネスコ)

2011-07-11 00:15:02 | 2011年劇場鑑賞
監督 ケネス・ブラナー
出演 クリス・ヘムズワース
   ナタリー・ポートマン
   トム・ヒドルストン



この日はまさにアメコミ特集となりました
次の作品が「マイティソー」と言うまったく聞いた事のないヒーローです
日本では多分知名度はあまりないキャラだと思われます

(あらすじ)

神の世界では最強の戦士といわれていたものの、横暴でごう慢な性格が災いとなり、地球へ追放されてしまったソー(クリス・ヘムズワース)。
神の世界での力を失ってしまったソーに凶悪な敵たちが次々と襲い掛かり、ソーは地球でも戦いの日々を送ることに……。



神話の世界のような設定の世界から抜け出してきたようなヒーローが現代に出現して一騒動巻き起こす
前半は何か80年代にレンタルビデオ店の棚に並んでた未公開B級SF映画を思わすような雰囲気で、エンパイアピクチャーズやニューワールドピクチャーズの作品群をやや連想した
ただ特撮は当時とは比べものにならないくらい金かかってるから派手で豪快だけどね

現代にマイティソーが降ってきてストーリーが現代になってからはそれなりに楽しめる映画になりましたが、でも何となくイマイチにインパクトが弱い映画
ナタリー・ポートマンが出てるのが個人的には救いかな(笑)
「アベンジャーズ」というヒーローオールスター映画で再びマイティソーが登場するようですね
ピンよりユニットの方がしっくりくるタイプかな?(笑)



浅野忠信のがハリウッド初出演てのが軽く小さく話題になってるので、そこら辺を注目したけどまったく誰でも良いような役で印象薄し・・・セリフも少ないけどアクションらしき事はチラッとしてたような
アンソニー・ホプキンスもこのメンツの中では大物感のオーラを出してるけど、でもこのひとは色んな役をしますね~

3D版で見たけどあまり3D的な効果もイマイチ感じれず、単に背景が立体的に浮き上がって見えてるって程度がほとんどで
なんか追加料金が損した気分 2Dで充分だと思います
エンドロール後にちょっとしたオマケがあるので最後まで見てね



★★ 2011.7.7(木) 布施ラインシネマ シネマ7 20:00 E-5

No.047 「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」(2011年 131分 シネスコ)

2011-07-09 00:35:33 | 2011年劇場鑑賞
監督 マシュー・ヴォーン
出演 ジェームズ・マカヴォイ
   マイケル・ファスベンダー
   ケヴィン・ベーコン



久しぶりに布施ラインシネマにて2本を鑑賞
こちらもぼちぼち終わりの日にちが近付きつつある「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」を見ます
チケットカウンターのおねぇさんが「お好きな席をどうぞ」というもんだから、もしや?と思ったら・・・
やはり予想どうりほかの観客はゼロの貸し切り状態!
う~ん平日とはいえ寂しいのぉ~

(あらすじ)

裕福な家に生まれ、名門大学に通うチャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)は強力なテレパシーを使うことができるミュータントだったが、自分と同じような能力を持つ者の存在に気付き始めていた。
やがて強力な磁力を発生させ、金属を自在に操ることのできるエリック(マイケル・ファスベンダー)と出会う。
彼らは親友となり、自分たちと同じような若者たちを探し始めるが……



このシリーズは一通り見ておりますが、このはバットマンやスーパーマンと比べて日本では知名度はあまり無かったです
第1作の公開でこの存在を知った人も多いと思いますが、さすがに外伝も含めてシリーズを重ねるといつの間にかお馴染みのアメコミのシリーズとして日本でも定着しました
公開中の「マィティソー」を始め昨今はアメコミ映画祭のような感じで、まだまだスパイダーマンの新シリーズを始め待機作品があるようです

この「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」はこれまた流行りパターンの主要キャラの若き頃を描くという過去に戻ってシリーズを継続するパターンの映画です
私はX-MENシリーズにはあまり思いれが少ないんでキャラたちの印象が一部を除いて薄いため、この作品はどの程度楽しめるかわからなかったけど、終わって見れば中々予想に反して面白かったね
最初は仲間だったチャールズとエリックがやがて敵対関係になって行くまでのドラマを解りやすく見せてくれてます



この後もう一度第1作から見れば更に楽しめると思いますね
またケビンベーコンの悪役も久々に板についていて悪党としては申し分なし
また各キャラたちによってミュータントとしての自覚して受け入れる者や苦悩する者など、それぞれ考え方の違いもあったりしてビギニング物としてのドラマとしては上手く構成されている



★★★ 2011.7.7(木) 布施ラインシネマ シネマ6 17:20 I-7

No.046 「スカイライン-征服-」(2010年 94分 シネスコ)

2011-07-05 00:31:14 | 2011年劇場鑑賞
監督 グレッグ、コリン・ストラウス兄弟
出演 エリック・バルフォー
   スコッティー・トンプソン
   ブリタニー・ダニエル



3本目の作品は話題のSF大作・・・と言っても有名な俳優は出てないB級テイストな映画「スカイライン-征服-」
この春公開予定だった「世界侵略 ロサンゼルス決戦」も宇宙人が地球に攻め込んでくる映画だったけど、震災の影響で9月に延期になった
この作品は時期が若干ずれたこともあり公開は予定通りだったようです

(あらすじ)

ロサンゼルスの親友に会いにきたジャロッド(エリック・バルフォー)とエレイン(スコッティー・トンプソン)。
早朝4時ごろ、突如として青白い光と共に不気味な音が響き、友人が光の中に姿を消してしまう。
窓の外ではたくさんの巨大な飛行物体が空を埋め尽くし、地球から人間を次々と吸い上げていた。



朝目覚めたら窓の外はUFOだらけで、しかも人をどんどん吸い上げて行ってる・・・
当然パニックになる主人公たちだが、現実にこういう光景に出くわすとたしかにテンぱるの必至ですね
この映画は地球規模の災害の中の1コマを切り取ったパニック映画となってます
舞台は高級マンションで、そこにたてこもる数人の生存者にスポットを当てられる
いわゆる立て籠もり型のシチュエーションムービーで、この状況からどうして脱出するかと言うストーリー

70年代のパニック映画のような細かい人間模様のような描写は無く、ひたすらエイリアンの攻撃の恐れおののく姿が描かれます危機的状況の中でこのまま部屋に閉じこもる方が安全だと言う者と、屋外に出て逃げようと提案する者が対立し一枚岩の人間関係が崩れていく姿が自然に人間的な展開だと思います
軍隊が途中からUFOやエイリアンと交戦するけど、いくつかはやっつけるけど結局は歯が立たない・・・
このように決してヒーローのような者が出てない所がこの作品のいいとこで、結果的に無力な人間の姿が描かれる



特撮の出来はなかなか良いと思うけど、あまりエイリアンやUFOにオリジナリティは感じないのでそう言う意味では面白みに欠ける
触手のようなものが部屋の中を行き来して人間を探すシーンなんてスピルバーグ版「宇宙戦争」と一緒だし、UFOも「インデペンデス・デイ」や「宇宙戦争」のような何処かで見たことのある物ばかりで目新しさが無し!
この映画の舞台もロサンゼルスだから「世界侵略 ロサンゼルス決戦」と合わせて見たらいいかもね
あちらは海兵隊とUFOの派手なバトルが中心だがね



★★★ 2011.6.30(木) なんばパークスシネマ シアター8 20:50 E-11

No.045 「ロシアン・ルーレット」(2010年 97分 シネスコ)

2011-07-04 00:04:08 | 2011年劇場鑑賞
監督 ゲラ・バブルアニ
出演 サム・ライリー
   ジェイソン・ステイサム
   ミッキー・ローク



この日の2本目は先月このなんばパークスシネマで予告を見て存在を知った作品です
その時この映画どっかで見た映画に話が似てるな~?と思ってたら大勢の男たちが円になって銃口を向けあう場面で気がついた。
たしかDVDで借りて見た「13ザメッティ」という作品にそっくり・・・
よくよく見るとこの作品はその映画のハリウッドリメイクというのが判明!
出演がジェイソン・ステイサム、ミッキー・ローク・・・あの映画ってアクション場面なんてなかったぞ
ジェイソン・ステイサムの名前を見るだけでハードなアクション映画っていう先入観を持ってしまいますね~

(あらすじ)

家族を養う貧乏な青年ヴィンス(サム・ライリー)、囚人のパトリック(ミッキー・ローク)、謎の男ジャスパー(ジェイソン・ステイサム)らわけありの男たち17人が、大金が手に入る仕事を求めてある館にやって来る。
そこでは、金持ちたちによるあるギャンブルが行われていた。
それは集団ロシアン・ルーレットで、プレイヤーは集められた男たちだった。



大筋はオリジナルとほぼ同様のようですね
正直、オリジナルの細かい部分を忘れてるんですが、やはり力の入る映画だった・・・
ロシアンルーレットはあの「ディア・ハンター」でお馴染みですが、この映画は集団で円になり同時に行うのと、自分に銃口を向けるのでなく、相手の頭に向けること・・・当然自分は後方の見知らぬ人間に銃口を向けれるのです
弾装をどれだけぐるぐる回してもそれは自分に関係なくて、自分は他人の命の運を握り、そして自分は別人に命の運をゆだねるという残酷ゲーム3本勝負!

それぞれのゲームごと丁寧な演出で描かれるだけに臨場感と緊張感がパンパないほど持続します
1回目は丁寧に描いて以後のシーンは大まかに端折っても良さそうだが、この映画は円になり発射するまで丁寧にゲームの過程を毎回見せてくれる・・・だから余計疲れるんだが、ツマラナイというのでなく緊張感という意味での疲労感がある意味心地いい



貧困な生活から抜け出したいプレイヤーたちを金持ちの連中がギャンブルとして大金を張る。
「ホステル」なんかもそうだが、実際にこういうのってどこかで地下で行われてそうだから怖いね~
まさに違った意味で力作と言った感じで、プレイヤーたちの緊張と恐怖が見る側に伝わってくる作品です
ちなもにジェイソン・ステイサムはノーアクションでした・・・しかも狡い悪党役(笑)



★★★★ 2011.6.30(木) なんばパークスシネマ シアター2 18:50 C-4





No.044「赤ずきん」(2011年 120分 シネスコ)

2011-07-01 23:06:30 | 2011年劇場鑑賞
監督 キャサリン・ハードウィック
出演 アマンダ・サイフリッド   
   ゲイリー・オールドマン
   ビリー・バーク



本日はなんばパークスシネマにて映画のハシゴです
一気に遅れを取り戻そうと3本を一気見です
まず見るのが本日が上映最終日となります、グリム童話でおなじみの「赤ずきん」!
赤ずきんの下にちゃんは付きませんが、ダークファンタジーな作品らしい雰囲気の作品に期待がかかります
しかし今日が最終日とは・・・短い上映期間ですね~よく今日見にきたもんだ(昨夜に終了を知った)

(あらすじ)

赤ずきんことヴァレリー(アマンダ・セイフライド)は木こりのピーター(シャイロー・フェルナンデス)と愛し合っていたが、ヘンリー(マックス・アイアンズ)との婚約を親が勝手に決めてしまう。
ある満月の夜、ヴァレリーの姉が何者かに惨殺され、魔物ハンターのソロモン神父(ゲイリー・オールドマン)は人オオカミのしわざだと宣告するが…



村の中での人狼伝説のおどろおどろしい雰囲気はホラー映画っぽい舞台設定で面白いと思うが、実際はホラーというよりは、やはりダークファンタジーという言葉が合いそうな映画。
狼が人を襲い噛みついたりするけど、昨今のホラーならもっとスプラッター色を出してエグイシーンが出てきそうだが、あまりそんなにエグイ場面は無かった

それより赤ずきんを巡って2人の男が対立する図式・・・そして人狼の登場
これって「トワイライトサーガ」にまんまそっくりやんけ!
と思ったら「トワイライト~初恋~」のキャサリン・ハードウィックが監督って聞いて納得。
でも同じような映画を撮るなよ~そのまんまやがな(笑)
しかも「トワイライトサーガ」でヒロイン父親役のビリー・バークがこちらもヒロインの父親役で再登場!
まぁ~別の男に言い寄られても、この人ってキッチリ決めてブレない赤ずきんちゃんの方が何処かの優柔不断女子高生よりマシだけどな~(笑)
まぁシリーズ化にはならないでしょうけどね~



もう少しホラー色出ていればよかったと思いましたね
テンポも良くて意外と思ってたより面白かっただけにね~
でも「トワイライト」ファンの人は楽しめると思いますよ
まぁ、もはやよろめきドラマ(表現古っ!)のように泥沼化してきた、あちらと比べたら泥沼度が低いけど・・・



★★★ 2011.6.30(木) なんばパークスシネマ シアター2 16:40 D-2