MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「GARY MOORE」

2010-04-29 01:20:53 | ライヴ&イベント
私が一度は見て見たいと思っていたアーティストがいよいよ21年の歳月を経て来日公演が実現しました。
ハロウィンと並んでハードロックに興味を持つきっかけになったゲイリームーアの待望の来日公演ですが90年代あたりからハードロック路線から方向転換し、お得意の泣きのギターを駆使したブルース路線へ傾向して行ったようです。


↑会場は大阪国際会議場のメインホール

そして待望の21年ぶりの今回の来日公演は聞く所によると私が昔よく聞いたようなハードロックのセットではなく今現在彼のスタイルであるブルースによるセットであるそうです。率直な感想で行けばガッカリ感が強いんだが、大半の方はハードロックを演奏するゲイリーを見たいんではないんでしょうか?
ま、とは言っても仕方ない事なんで渋い彼の歌声とギタープレイを楽しもうではありませんか。

会場はグランキューブ大阪に着くや会場前には入場待つ行列とグッズを買う行列と分かれて出来てます。
年齢層はやはり40代以上の男性が目立ちます。
今回も1階の13列目なのでよく見えそうです。
見る見るうちに座席が埋まって行きます。
開始直前にはほぼ満杯で、さすがゲイリームーアの根強い人気を見せ付けられますね。
ぎっしりと詰まった客席は見事なほど大人!(それもオッサンばかり(笑))



↑オッサン、オッサンの行列・・・ゲイリーらしいね


15分遅れでバックミュージシャンが登場、そして少し間を置いてからギター片手にゲイリームーア御大登場!割れんばかりの歓声でそれに片手を上げてこたえます。
1曲目♪Oh Pretty Womanでスタート!でも立ち上がる人は数えるほどでほとんど座ったまま・・・ブルースのセットって事もあるのか、やや拍子抜け?
でも必ずしも立てば言いという事もないので、その分じっくりとゲイリーの演奏が堪能出来そうです。
向かって左サイドにゲイリーの立ち位置があり歌う時はそこで歌うがギターソロになるとセンターで弾きます。


↑“人間国宝”ゲイリームーア先生

一番新しいアルバムから♪Bad For You Baby、ノリのいいアップテンポな♪Down The Line
と続きますが座って皆さん聞き入ってますね~盛り上がってるかと言うと微妙な反応ですが、決して冷めてる訳でもなくむしろ「ジックリ聞いたろか」と言う大阪のオーディエンスの姿勢です。
でもやはり往年のハードロックのセットならこうはならなかったとは思いますがね~
ブルースとしてのゲイリームーアにイマイチ馴染が無いという事はあるでしょうね。

それでも人間国宝?と言われるゲイリーのステージはわが道を行くとばかりに泣きのギターを炸裂させたナンバーが次々と演奏されます。
圧巻は♪Have You Heard の延々と続くギターソロ!
全体的にどの曲もボーカルよりギターの演奏のほうが時間を割いてるんだが、この曲だけは特に凄まじく鬼気迫るプレイを見せてくれます。
少なくとも20分は演奏してたでしょうね。
同様に♪I Love You More Than You'll Ever Knowも16分にわたるロングランです。
この2曲で、私はギターの事は詳しくないけど、泣きのギターってのが堪能出来たつもりです。

なにぶん個人的にはほとんど知らない曲ばかりでジッと聞き入ることぐらいしか出来ないけど、客席の反応見ても古い曲の方が反応が格段に違います。
90年代初めの曲♪Still Got The Bluesのイントロだけでどよめきが起こったのがいい例です。
本編ラストの♪Walking By Myselfではゲイリー自らオーディエンスに立つように催促し、重い腰?の大阪のオーディエンスがやおら立ち上がります。
ノリのいい曲だけどさほど一体感が無かったような・・・

さりげなく挨拶してステージ袖に引っ込んだゲイリーに当然アンコールの拍手が起こります。
そしてアンコールで演奏された♪The Blues Is Alrightもノリのいいナンバー!
客席は総立ちのままです。
途中オーディエンスと歌の掛け合いする部分がありますが、曲を知らない人が多いのかしてあまり声が出てないですね。

でも盛り上がったのは2度目のアンコールで初期の名曲♪Parisienne Walkways !
演奏が始まると同時に悲鳴のようなどよめきと歓声!
まさに泣きのバラードですが、総立ちのままこの哀愁の名曲にみんな浸ってます。
お馴染のギターソロのロングトーンの前に演奏を止めた所でドッと沸きます!
そしてタメを作った後、満を持してキューン!と長い長いトーンが・・・ここはさすが感動ものでしたね。

バックミュージシャンが3人居るんだが、存在感がまったく無く事実上ゲイリームーアの一人舞台のような105分のショーでした。
全オーディエンスの目と耳がゲイリーに注がれていたまさに“オレ最強!”なライブでした。
聞けば来年はハードロック路線での来日が予定されてるようです。
来年こそ往年のハードなゲイリーを楽しみに待ちたいと思います




GARY MOORE大阪公演のセットリスト

1.Oh Pretty Woman
2.Bad For You Baby
3.Down The Line
4.Since I Met You Baby
5.Have You Heard
6.All Your Love
7.I Love You More Than You'll Ever Know
8.Too Tired
9.Still Got The Blues
10.Walking By Myself

(Encore 1)

11.The Blues Is Alright

(Encore 2)

12.Parisienne Walkways




NEXT SHOW SUMMER SONIC 10 (8/7~8 大阪舞洲)?



★★★ 2010.4.26(月) グランキューブ大阪メインホール S席 1F Am列14番(イープラス)





No.035 「ウルフマン」 (2010年 102分 ビスタ)

2010-04-27 01:09:53 | 2010年劇場鑑賞

監督 ジョー・ジョンストン
出演 ベニチオ・デル・トロ
   アンソニー・ホプキンス
   エミリー・ブラント




今夜の見る映画は久々のホラー映画です。
それもいつもの天六あたりで見るB級ホラーでなく、アカデミー俳優共演によるメジャー作品です。
ユニバーサルのモンスター映画で「フランケンシュタイン」「魔人ドラキュラ」と並んで有名な「狼男」のリメイク作です。
ベニチオ・デル・トロ演じる狼男が注目です。

(あらすじ)

19世紀末、兄の行方不明の知らせを受けて帰郷した人気俳優のローレンス(ベニチオ・デル・トロ)は、到着早々無残に切り裂かれた兄の遺体と対面する。
犯人の捜索中にウルフマンに襲われた彼は自らもウルフマンに変身し、満月の夜になると殺人を犯すようになってしまう。
そんなローレンスを父ジョン(アンソニー・ホプキンス)はわざと凶行に走らせ、警察へ引き渡すが……



オリジナルに大筋は忠実に沿った展開だが、何よりこの時代に満月になると月に向かって雄叫びを上げ、狼男に変身する・・・そんなクラシカルな映画をよく作ってくれました。
古典ホラー的なゴシック風な雰囲気はあるものの怪奇なムードはやや気薄ですね。
今風なのはやたらスプラッターシーンが多いところかな?

毛むじゃらな狼男は最近は技術の発達で、どんな風にもモンスターのデザインが作れる中、あえてクラシカルな2足歩行で服を着た狼男にしたところに好感!
アナログ感を出した特殊メイクの造形はさすが狼男と言えばこの方リック・ベイカー大先生!
「狼男アメリカン」で見せた画期的な変身シーンで一躍トップアーティストになり、以後何度となくオスカー受賞しただけに、今回も派手に見せてくれるとおもいきや、意外とシンプルで地味気味な変身シーンだった。
でもそれがかえって良かったように思いますね。
(彼の名前知らない人にはマイケル・ジャクソンの「スリラー」のPVのメイクした人という方が通りがいいかもね)



ベニチオ・デル・トロってこういう狼男のようなモンスターって似合いそうですね~
顔が何となく獣形にも見えなくもないか・・・?
意外だったのはアンソニーホプキンスが狼男になったら顔がアンソニーホプキンスだった(笑)なんかクイズになりそう・・・
地味なストーリーだがその分、血の量の多さで刺激を与えてくれる。



★★★ 2010.4.24(土) アポロシネマ8 スクリーン2 21:10 D-3



No.034 「タイタンの戦い 3D版(日本語吹き替え版)」(2009年 106分 シネスコ)

2010-04-26 00:17:48 | 2010年劇場鑑賞
監督 ルイ・レテリエ
出演 サム・ワーシントン
   ジェマ・アータートン
   リーアム・ニーソン



先程の作品に続いて3Dでの作品 
布施から八尾に移動です。
MOVIX八尾に着くと何と平日のレイトショーに関わらず満席に近いような入りにびっくり!
3D人気かまたは「アバター」繋がりでサムワーシントン人気か?
この映画は「アルゴ探検隊の大冒険」や「シンバッド7回目の航海」などのレイ・ハリーハウゼンの特撮で有名な「タイタンの戦い」のリメイク版です。

(あらすじ)

神々が世に君臨していたある時代。神々の王ゼウス(リーアム・ニーソン)の息子として生まれたが、人間として育てられたペルセウス(サム・ワーシントン)がいた。
彼は世界を滅亡の危機から救うため、冥界の王ハデス(レイフ・ファインズ)を倒す戦いの旅に出る。
そこには、悪魔や獣といった強敵との死闘が待っていた。



私はこういう映画は好きですね。
オリジナルは見てないんですが、当時としては画期的な特撮ダイナラマで描かれた神話に登場するモンスターたちが、最新技術のCGで描かれ迫力満点でした
ま、レイ・ハリーハウゼンのダイナラマのカクカクした動きのモンスターも味があって好きですがね

特に3D版で見たのでバトルシーンでの迫力は倍増です
元々2D用に作られたのであまり3Dを意識した描写や演出はないので案外3Dとしては期待ハズレの方もいらっしゃるかも?(少なくとも「アバター」見たいなのをを期待してはいけない)
それでもクラーケンを始めとするモンスターたちとの対決シーンは十分に3Dならてはの迫力があり、やはり2Dで見るよりはこちらの方がいいですね(それ以外のシーンは2Dで十分だが・・・)



聞いた事のある名前が次々出てきて先程のアリスとは違って集中できました。
特に蛇女メデゥーサのニョロニョロした動きや頭の蛇たちの気持ち悪さは最高です。
巨大サソリの重量感もよかったし、そのサソリとの対決も3Dならライド感満点で一見の価値ありです。

こういう映画は昔なら無名か地味なB級映画の俳優が出てたけど、今回は何気に俳優も豪華だったりするし、決して特撮モンスターだけが主役となってないです。
でも神々が天から「あ~だこ~だ」と議論してるのはなんか面白かったな~
暇な神々の戯れ見たいな・・・(笑)
オリジナルを見てみたい気分にさせられるリメイク作でした。



★★★★ 2010.4.23(金) MOVIX八尾 シアター1 20:30 D-19




No.033 「アリス・イン・ワンダーランド 3D版」 (2009年 109分 ビスタ)

2010-04-23 23:49:17 | 2010年劇場鑑賞
監督 ティム・バートン
出演 ジョニー・デップ
   ミア・ワシコウスカ
   ヘレナ・ボナム=カーター



よくいくシネコンの一つに布施ラインシネマ10と言うところがありますが、このシネコンもついに3月から3D対応になりました。
これから3Dの映画どんどん増えてくるので、ますます3D対応のシネコンが同じく増えることでしょうね。
その東大阪随一の3D上映作品がこの話題作「アリス・イン・ワンダーランド」です。
本日はメンバーズデーなので入場料金1000円に+3D料金300円の1300円で3D作品が楽しめるお得な日ですね。
3D映画が増えるにつれ料金体制も変わり、出だしの頃と比べれば安くなってきてますね。
入口で3Dメガネ(ここのは私が見る初のタイプのデザインのメガネやね)を貰い上映開始!

(あらすじ)

白ウサギと遭遇したことによって不思議の国へと迷い込んだアリス。
そこは、美しくもグロテスクなファンタジーワールドで、トゥィードルダムとトゥィードルディーや、赤の女王とその妹で慈悲深い白い女王たちに出会う。



原作である「不思議の国のアリス」と、その続編「鏡の国のアリス」は正直見たり読んだりしたことないんです・・・大人になっては勿論、子供のころもあまり記憶にないな~(タイトルは勿論知ってましたがね)
そういう意味では深い思いれはないんですが、その分まったく設定が着いていけずチンプンカンプンでした・・・ハッキリ言ってあまり面白くなかったです。

ティム・バートン監督の独特の美術や世界観はやや感じるものの、ジョニー・デップとティム・バートン監督が組んだ映画だけって感じでした。
まぁ~3Dらしい映像でなんとか見れたけど2Dだったらもっとツマンナイ感想だったでしょうね。
「アリス~」を知ってる人や原作ファンの人はどう感じたんでしょうかね~?
賛否別れてるという噂ですが、分からないでもないですね。
またジョニー・デップ目当ての人もどう思ったんだろ?
思いのほかジョニー・デップの出番が少ない気もするから、こちらももしかして期待ハズレの方も居るかもね?



ちょっとこの映画は好きでないと楽しめないような気がします。
何気に見たオッサンには疲労感ぐらいしか残らない・・・
個人的にはヘレナ・ボナム=カーター扮する赤の王女に問い詰められるカエルの衛兵が妙に面白かった・・・



★★ 2010.4.23(金) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ7 17:30 K-6

No.032 「第9地区」 (2009年 111分 ビスタ)

2010-04-22 00:56:07 | 2010年劇場鑑賞
監督 ニール・ブロンカンプ
出演 シャールト・コプリー
   ジェイソン・コープ
   デヴィッド・ジェームズ



またまた日曜の夜のレイトショーでの鑑賞です。
本日は少し遠征してMOVIX八尾にて「第9地区」という作品をみます。
最近あまり作品の知識を出来るだけ入れずに見る時がありますが、この映画も予告の映像ぐらいで雑誌などの解説やあらすじには目を通さず、予備知識を押さえての鑑賞です。

(あらすじ)

ある日、ほかの惑星から正体不明の難民を乗せた謎の宇宙船が、突如南アフリカ上空に姿を現す。
攻撃もしてこない彼らと人間は、共同生活をすることになる。
彼らが最初に出現してから28年後、共同居住地区である第9区のスラム化により、超国家機関MNUは難民の強制収容所移住計画を立てるのだが…



予告の段階からこの映画は一体どんな映画?と言う興味を駆り立てられました
ドキュメンタリータッチの映像が特長で、人間とエイリアンの共存を描かれていきます
前半にスラムと化したエイリアンの移住区である第9地区に人間である行政が立ち入り、立ち退き命令を出して回る場面は現実の人間の世界でも各地で起こってるような出来事を思わせます
この場面は相手がエビのようなエイリアンって事もあり何となくパロディを見てるようなコミカルさを感じてしまいました(エイリアンがタンクトップ着てたりして滑稽だったな)

最近流行り?のフェイクドキュメント風のタッチで描かれた前半はなかなか本物っぽくニュース映像や短いコメントなどをテンポよく編集されて面白かったけど、この調子で2時間近くやられるのも辛いなぁ~と思ってたら、途中から前半のドキュメンタリー調はどこへやら、主人公(にしては地味だが、かえってそれがいいかも)が変なエイリアンの作った粉に触れてしまったため、身体がエイリアンに変形していしまうというSFホラーなタッチとなりやがてロボットが大暴れ・・・って完全に劇映画になってます。
まず手が「原子人間」のごとく怪物のようになり、「ザ・フライ」のように歯が抜け落ちていく・・・後半はなんか「第5惑星」見たいな人間とエイリアンの信頼関係見たいな関係になったりして・・・と、いろんな映画の要素が詰まった娯楽作品でした。



娯楽映画としてはまぁまぁと言ったところだが、正直これも思ってたイメージとは違う映画でしたね。
予告で出てくるエイリアンに尋問するシーンは本編には無かったですね。
あの場面って結構重要だと思うんですがね。
でも南アフリカ上空に浮かぶ巨大UFOはよく出来てましたね~
微妙にかすみがちなところがリアルでした。
ドラマの舞台がありがちなニューヨークとかロスとかでなく南アフリカってところが何となく意味心なテーマを連想させる。



★★★ 2010.4.18(日) MOVIX八尾 シアター5 21:40 K-3

「LADY GAGA THE MONSTER BALL TOUR」

2010-04-18 00:44:29 | ライヴ&イベント
サマーソニック09でのパフォーマンスも記憶に新しいレディガガの単独公演がやってきました
場所は神戸ワールド記念ホール!この会場へ行くのは初めてです。
大阪城ホールよりもこんじまりした感じのワールド記念ホールですが、会場前のグッズ売り場には沢山の人たちが行列を作り、会場前は大変な賑わいです。
しかもあちらこちらに金髪のかつらを被りファッショナブルな服装した女性が目立ちます。
思えばこの公演は最近の外タレのアリーナ級のライブでは珍しい即日完売!
追加公演も即日完売というプレミアムなライブとなりました(公演直前にサイドエリアに追加席を設けられた)


↑もうコスプレ大会のオーディエンス・・・雰囲気出てるね

今回はアリーナの5列目と言う恵まれた環境での鑑賞です。
アリーナ席の入場口でチケットを切ってもらい中に入れば早くも場内はアップテンポなHipHopナンバーでノリノリです。
オープニングアクトのアジア四カ国のユニットFAR EAST MOVEMENTのパフォーマンスが早くも始まってるようですね
前例エリアは立ち上がって盛り上がってます
そんな中席に着きましたが端寄りの席とはいえ5列目はよく見えますね~FAR EAST MOVEMENTのライブを遅まきながら見よと思ったが早々終わっちまいやがんの・・・なかなかノリのよさそうな曲でしたね


FAR EAST MOVEMENT

少しのセットチェンジを挟んで次のオープニングアクトSEMI PRECIOUS WEAPONSのライブです。
先ほどとはガラっと変わりアメリカのロックバンドのようです。
ボーカルのジャスティン・トランターが登場・・・その出で立ちから察するところオカマキャラだなこれゃ・・・
しかし曲はノリノリのロックンロールで前座ながらアリーナのスタンディング率は結構高し!
でも一旦MCになるやそのネッチョリした話し方はまさにオカマちゃん!
ジャスティンが「レディガガ!ガガ!」と叫ぶや場内は割れんばかりの歓声!
煽るだけ煽ったあげく機嫌をそこねたように「シャラップ!」と・・・これがまたイントネーションが「黙れ!」でなく「おだまりっ!」て感じなんですね(笑)
意味なく胸をさらけ出しマイクを突き立てたり、お着替えをしたりと曲を演奏しながら奇行に走ります。
とにかくやたら「ガガ、ガガ」を連発してオーディエンスを煽ります。
メインアーティストをこんだけ宣伝するとはまさにオープニングアクトの鏡見たいな人だわ~このオカマちゃん(本物のゲイらしいが・・・)
マザーファッカーなTシャツプレゼントもあったりして変に盛り上がったライブの後は再びセットチェンジです。
ステージには大きな幕が下ろされます。


SEMI PRECIOUS WEAPONS

その時間を利用した初見参のワールド記念ホールを探検・・・しかし大阪城ホールを見なれてるせいかやたらと狭く感じます。
アリーナ自体はその分見やすいと思うけど、通路の狭さが印象に残ります。
また今回追加された座席を見に行くとステージのやや斜め後ろの席でチョイ見えづらいかな~



そして場内はコスプレ大会のような感じでプチガガがあちらこちらに出没しております。
カツラを被った人や仮面を付けた人たち、ゴスロリメイクのお嬢さん方・・・そしてどさくさにまぎれてAC/DCのツノを付けた者まで現れる始末!


LADY GAGA

20:05場内が暗転になるや幕の前に巨大なスクリーンが降りてきました。
スクリーンに上映される映像にかぶるようにスクリーンにガガのシルエットが!場内は大歓声です。
♪Dance In The Darkをスクリーン越しに歌い、客席からはシルエットのガガを見るという凝ったオープニング。
ただ私の席が端よりなのでスクリーンの横からはガガ本人が丸見えです。
曲の終わりかけにスクリーンが上がりステージの全貌と胸の谷間を大きく開いた黒の衣装を着たガガ本人が現れます!
ため息と歓声がワールド記念ホールを包みます。


↑オープニングのセット

ステージはダウンタウンの路地裏のような感じで酒屋の看板や車(ボンネットを開けたらピアノだったりする)、など小道具がありまるで劇のようなセットです。
そんな中、階段の踊り場でガガが歌い踊ります!
挨拶がわりのMCでは「オオサカ~」「カワイイ?」と日本語でのMCに歓声が起こります。
そして♪Glitter And Greaseから続いて聞き覚えのあるイントロが・・・このイントロだけでもう悲鳴のような歓声が起こります!
早くも3曲目で♪Just Dance!もう序盤でアゲアゲ状態の館内は大騒ぎです。
♪Beautiful, Dirty, Rich、♪The Fameなどファーストアルバムからの曲が続きます。
メインステージと花道の先にあるサブステージを使ってキレのあるダンスを見せてくれます。


↑地下鉄の車両が舞台の第2景

いつしかステージは第2幕に入り地下鉄の車両が現れます。
ここでスケスケの修道服で登場!
この修道服と肌の露出のアンバランスな感覚・・・そろそろ本領発揮してきましたね~
ダンサーたちが車両の中で器用に踊っております。
車内の中でガガが男たちに囲まれるや服をはぎ取られ、今度はマドンナなばりのボンテージ姿に!
男性ダンサーたちを並べて「ゲイボ~イ!」と言うやいなや流れてきたのが♪Boys Boys Boysです。
とにかくダンサーたちとの息もピッタリだし、ガガの動きのキレの良さにただ圧倒されました。
昨年のサマソニの時は多才なアーティストぶりを見せながらも、まだ色物的な要素の印象の方が強かったけど、今回はまさにアーティストとしては当然ながら時代のアイコンと呼ばれるだけのオーラがほとばしっております。



サブステージに進むや「ビヨンセに電話しようかしら」見たいな感じのMCで始まったのが最近よく見かけるビヨンセとの共演のPVでお馴染♪Telephone!
ダンサーたちと見事なまでの振り付けで歌います。
そしてこの後は一転ピアノに座りしっとしたバラード♪Brown Eyesをピアノで弾き語りです。
ギターとかこういうピアノなども演奏する姿もまた奇抜なコスチューム姿のガガからは想像しにくいかも知れません。
ピアノを弾きながらバラードを歌うおしとやかな?ガガ・・・でもそう見えて実は片足をピアノ乗せてたりする行儀の悪さ!
このギャップと言うかアンバランスさ、こんなところが彼女の魅力ですね(ちなみにサマソニではこの曲を裸同然ような衣装でピアノの立ち弾きしてました)

そして今度は真っ白な奇抜な衣装で♪So Happy I Could Dieを歌いますが、何と来てる衣装が動いてます!(The Living Dressというそうです)
頭の部分の羽が閉じたり開いたりしてます・・・なんか似たようなんどっかで見たぞ?
そう小林幸子!・・・紅白の時の奇抜な電気仕掛けの衣装を思い出した。
しかもサブステージのステージがせり上がりガガがアリーナ高く上から客席を見下ろしながら歌ってます。


↑The Living Dressと言われるガガの小林幸子仕様のドレス?

いつしかステージはまるでおとぎの国のようなセット・・・それもダークファンタジー風の森のセットになってます。
黒いカラス?見たいなかぶりものを着たダンサーたちと絡みながら♪Monsterを熱唱です。
途中ダンサーたちがガガを担ぎ、ガガに襲いかかるように取り囲むやいつしかガガの胸元が血まみれに!
首から胸にかけて鮮血を滴らせたガガが続いてノリのいい♪Teethを花道からサブステージにかけて歌い踊り、その後の♪Alejandroではステージに天使の像が現れ、その天使に歩みよりながら歌います。
そしてダンサーに抱かれて像の噴水に寝かされるや胸元の血が洗われていき噴水の水が真っ赤な鮮血に変わる!


↑ダークファンタジーな世界の第3景

いよいよ宴もたけなわでございます。
♪Poker Faceの「マッ、マッ、マッ、マァ~」のイントロでみんな大歓声!そして踊ります、騒ぎます!
これで最後かと思ったら何と緑のドレスに衣装チェンジしたガガが舞台袖から登場し、ダンサーたちと何やら芝居を始めました。
怯えるガガをよそにダンサーたちが立ち去り一人にされてしまう・・・そこに現れたのが巨大なモンスター!深海魚のアンコウのようでありながらタコのような足が何本もある!(よく見るとダンサーたちが手動で足を動かしてる)
そんなモンスターの前で♪Paparazziを歌うガガ!


↑モンスター現る!

後半に進むにつれ仕掛けがドンドン派手になっていきますね~
しかもいつしかガガのブラの両方の胸から火花が飛び散り!モンスター退治(笑)
おまけに股間からも火花が飛び出す(ワオ!)
ゴージャスなステージとオペラを思わすようなセット、そして多彩なギミック・・・そんな第一級のエンターティメントショーでありながら、どことなく感じられるB級テイストな感覚がまた溜まりませんな~

これで本編終了!
当然アンコールの手拍子が起こります!
意外と早く出てきたレディガガの最後のパフォーマンスはもちろん♪ Bad Romance!
「オオオオ~!」と合唱です。
ステージにはくるくると回るリングが登場してます(これがモンスターボール?)
ジャンプしてオーディエンスたちが歌い踊ります。
サブステージから花道、メインステージと用意されたステージいっぱい使ってのパフォーマンスです。
歌い踊り、一切手を抜かず息を切らせながら2時間のライブを務めたレディ・ガガに好感を持ちましたね。
ダンサーたちと一列に整列してお辞儀をしてステージを去っていくガガに大きな歓声と拍手が送られます。
それにガチョ~ンのポーズで応えるガガ・・・次回来日する時はさらにビッグになって帰ってくるんでしょうね~そんな予感をさせてくれる2時間の“レディ・ガガ”という名のショーでした。




↑ファッショナブル爆弾娘レディ・ガガの華麗なる衣装・・・勿論ほんの一部です



LADY GAGA THE MONSTER BALL TOUR 神戸大会のセットリスト

01. Dance In The Dark
02. Glitter And Grease
03. Just Dance
04. Beautiful, Dirty, Rich
05. Vanity
06. The Fame
07. Love Game
08. Boys Boys Boys
09. Money Honey
10. Telephone
11. Brown Eyes
12. Speechless
13. So Happy I Could Die
14. Monster
15. Teeth
16. Alejandro
17. Poker Face
18. Paparazzi

(Encore)

19. Bad Romance




NEXT SHOW GARY MOORE(4.26 osaka)



☆☆☆☆☆ 2010.4.15(木)神戸ワールド記念ホール 19:00 アリーナ 5列73番(チケットぴあ)






No.031 「シャッター アイランド」 (2009年 138分 シネスコ)

2010-04-12 00:40:34 | 2010年劇場鑑賞
監督 マーティン・スコセッシ
出演 レオナルド・ディカプリオ
   ベン・キングズレー
   マーク・ラファロ



ご無沙汰でございます・・・仕事がこの時期忙しく映画が見れてなかったんですが、少しづつ通常のパターンの生活にもどりつつあります。
今夜はレイトショーで話題のレオナルド・ディカプリオの最新ミステリー作を鑑賞です。
珍しく日曜のレイトショーでの鑑賞となりましが、さすが日曜の夜といなるとロビーも人がまばらです。

(あらすじ)

精神を病んだ犯罪者の収容施設がある孤島、シャッター アイランド。
厳重に管理された施設から、一人の女性患者が謎のメッセージを残して姿を消す。
孤島で起きた不可解な失踪(しっそう)事件の担当になった連邦保安官のテディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)は、この孤島の怪しさに気付き始める…



こういう映画は書きにくいんです・・・ネタバレしてはいけないと言う事があるので書きたくても書きようがないというレビュー泣かせの映画です。
冒頭に「「シャッター アイランド」をご覧になる前に・・・」という注釈付きのメッセージが出ますが、「あなたの脳に騙されてはいけない・・・」という文章がいかにもミステリアスな雰囲気を煽り、お決まりの「結末は誰にも話さないように・・・」という文まで相当にトリッキーであっと驚くどんでん返しがあると言う印象を観客に印象づける。
これがあるおかけで逆に何かと観客があれこれ想像して、見破った方々も少ないないかもね。
逆に余計な事を何も言わない方がかえって言いような気がします。

正直個人的にはそんな大きな驚きは感じなかったけど、いろいろ伏線が張られたりしてるのは何度か見れば良くわかるでしょうね~
そういう意味では複数回鑑賞してこそこの映画の巧妙さが実感できるかもしれません。

でもそれよりこの映画の持つ重く冷たいムードが結構いい雰囲気を出しています。
レオナルド・ディカプリオの演じる捜査官テディのハードボイルドな雰囲気の中に垣間見れるどことなく弱い部分は「エンゼル・ハート」のミッキー・ローク少し思いだした。
まぁ~とっつあん坊や風にも見えなくもないが(笑)



フラッシュバックの多用など映像に変則的編集がされてるのでよく見ておかないと取り残されるかも?
ただ・・・このテの映画を見なれた人には途中で見破ってしまうかも???
結局過剰に宣伝を煽り過ぎるのもいかがなものか・・・?
驚きの結末なんて言うと頭の中で見ながら色んなオチを想定してしまうから・・・想像してたオチよりショボイ結末だったら落胆の危険があるもんね。



★★★ 2010.4.11(日) アポロシネマ8 スクリーン4 20:50 G-3


No.030 「アーマード 武装地帯」 (2009年 87分 シネスコ)

2010-04-06 00:06:15 | 2010年劇場鑑賞
監督 ニムロッド・アーントル
出演 マット・ディロン
   ジャン・レノ
   ローレンス・フィッシュバーン



この日2本目の作品で今年の劇場鑑賞は30本・・・月10本の裁定ノルマはなんとかこなしてる計算ですが、昨年よりはややペースが遅いかな?
この「アーマード 武装地帯」のような小規模な公開作品を逃すと本数も停滞してきますが・・・こういう映画もキッチリ押さえたいところです

(あらすじ)

装甲現金輸送車の警備員タイ(コロンバス・ショート)は、先輩のマイク(マット・ディロン)から4,200万ドルの偽装強盗計画に誘われる。
タイとマイクを含む警備員仲間の6人は、現金を無人の廃工場に隠して偽装工作をする手はずだったが、偶然い合わせたホームレスに犯行を目撃されメンバーが発砲し、犠牲者を出してしまう。



よくもまぁ・・・これだけB級の豪華メンバーを集めたもんです。
マット・ディロン、ジャン・レノ、ローレンス・フィッシュバーン、スキート・ウールリッチ、アマウリー・ノラスコ、フレッド・ウォード ・・・映画をちょくちょく見る人なら皆、どこかで見た俳優さん的なメンツが勢ぞろいの豪華B級アクション映画。
でもこの映画も大筋のプロットを知ってたぐらいでハッキリとストーリーは知らずに見てしまいました。

現金輸送の警備員が現金を持ち逃げするという構想はなるほど~と思ったけど、「誰も捕まらない、死人が出ない」という予定がアクシデントで死人が出たことにより、最後まで強盗入りを迷っていた男が反乱を起こして現金ごとハイテク輸送車に立てこもるというストーリ・・・
あれれ、てっきり予定が狂いやけのやんぱちでハイテク現金輸送車で警官隊たちを蹴散らして逃げまくる話だと思ったのに・・・( 武装地帯と言うサブタイトルでてっきりそんな映画を期待した)
そういう意味では「思うてたんと違う!」という印象でした。



まぁ~いいように見れば意外な展開と思えなくないが、ほとんど立てこもった男とタイムリミットが迫る中、何とかその男を輸送車から引きずり出して逃げようとするマット・ディロンらの攻防が延々と描かれる。
でもどうみてもこの計画がズサンな計画としか思えないので、是非成功してたらどう言う風になったのか見せてほしかったもんです。
最初に計画の細かい説明でもあれば、計画がどのように狂ってしまったかもっとわかり易かったのにね~

また立てこもった男がイラク帰りの元兵士ってところもミソで後半彼の経歴が生きてきますが、どうもすんなり行き過ぎでやはり本物の修羅場をくぐった男は強いってことかな~
珍しく女優さんが出て来ない男だらけ(それもオッサンばかり)の映画という点は良しとしましょう。



★★★ 2010.4.1(木) 敷島シネポップ3 20:40 E-9


No.029 「シェルター」 (2009年 112分 シネスコ)

2010-04-04 01:19:27 | 2010年劇場鑑賞
監督 モンス・モーリンド
出演 ジュリアン・ムーア
   ジョナサン・リス・マイヤーズ
   ジェフリー・デマン



この日は月に一度の映画ファン感謝デー「映画の日」です
千円で映画が見れる日なので平日ながらどこの劇場もそこそこ入ってるのではないでしょうか?
なかなか私が見に行ける日が映画ファン感謝デーに当たらないんですが、珍しくこの日はたまたま都合よく映画の日に当たりました。
まず鑑賞するのがジュリアンムーア主演のです。

(あらすじ)

解離性同一性障害(多重人格)の疾患を認定していない精神分析医カーラ(ジュリアン・ムーア)。
ある日、多重人格とおぼしき男性デヴィッド(ジョナサン・リス・マイヤーズ)と引き合わされたカーラは、彼の症状を否定するために身辺調査を行い始める。
そんな中、デヴィッドが25年前に亡くなった故人であることが判明し…



珍しくまったくどんな映画知らないまま見たこの作品。
出だしの感じから察するところリチャードギアとエドワードノートンが出た「真実の行方」のような多重人格サスペンスか?と思いながら見てましたが途中からどうやらこれは超常現象物=オカルトホラーかいな?と思えてきました。

シェルターて言うくらいだからシェルターに立て篭もる映画かと思ったわ(笑)
この場合は魂を隔離するという意味でのシェルターとして使われますが、それだけでもオカルト的な要素は十分ですね。
宗教的な要素も取り入れた作品でもありますが、信仰心があるかないか=生か死か見たいな感じになる後半は宗教的な展開になるので、それだけで敬遠がちになる方もおられるかも?



複数の人格を持つデヴィッドの怪し気な雰囲気はいいですね~
ジョナサン・リス・マイヤーズがなかなかの熱演だと思います。
面白かったのは電話1本で別人格に変わる冒頭のシーンの大人しそうな青年が突如として横柄な態度の人格になるシーン。
実は後の横柄な態度の男が本当の人格と言うのは意表突かれたね。
予備知識なしで見ると結構楽しめるもんです。

細かく書けないけどジョナサン・リス・マイヤーズの多重人格芝居がますますイケイケになってくる後半は完全なオカルトホラーのようで個人的には楽しめた。
怪しい集落や不気味な老婆の祈祷師などその筋の要素はキッチリ押さえられてるし、オチも含めて私の好きな雰囲気の映画でしたね。
私的には拾いものでした。



★★★ 2010.4.1(木) 敷島シネポップ1 17:40 E-11

No.028 「シャーロック・ホームズ」 (2009年 129分 シネスコ)

2010-04-01 00:57:20 | 2010年劇場鑑賞
監督 ガイ・リッチー
出演 ロバート・ダウニー・Jr
   ジュード・ロウ
   レイチェル・マクアダムス


久しぶりにアポロシネマ8のレイトショーで見る映画が「シャーロック・ホームズ」。
あのコナン・ドイルが生んだ名探偵です。
過去に幾度か映画にもなってますが、今回は今でのホームズとは少しばかり違った印象・・・そこが今回の見どころかもしれませんね。
子供のころ学校の図書館でホームズやルパンの本が置いてありましたね~「ルパン対ホームズ」とか子ども心に「夢の対決やんけ!」とか思ったもんでした。
実際ホームズが活躍する長編小説は3~4作だっかと記憶しますが、今回は当然オリジナルストーリーなんでしょうね。

(あらすじ)

新たな難事件に挑むことになった名探偵シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)。
相棒のワトソン博士(ジュード・ロウ)とともに宿敵ブラックウッド(マーク・ストロング)に立ち向かう。
そんな中、国の崩壊をもくろむ巨大な陰謀を暴くための壮絶な闘いが、ホームズとワトソンを待っていた。



ホームズ演じるのは好調ロバート・ダウニー・Jr。
助手のワトソンにジュード・ロウという豪華コンビで、監督が一般的にはマドンナの前夫として知られるガイ・リッチー・・・「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」と言う奇跡の傑作を産み出して以降はイマイチな感じの監督さんですが、今回はさて?と思って見ました。
なかなか面白くは見れたんですが彼らしいトリッキーな手法は随所に見られるのはいいんですがね~ただそれが良くもあり悪くもあり・・・って感じでしたね。

戦う前に頭の中で攻撃のシュミレーションをするのが映像として出てきたりするのは面白いけど、謎解きやひらめいて行動に出たりする場面は暫し、見てるこっちを置いてけぼりにされてしまうぐらいスピーディーで、しばし私は???なシーンがありましたね。



アクションシーンも多く一般受けする要素も十分で、映画的にキャラだちするマッチョなホームズは21世紀型の銀幕のニューヒーローになる可能性は今後の監督次第?
是非いつかルパンを引っ張り出してルパン対ホームズを映画でも実現させてもらいたいね~
クライマックスはロンドンのビックベンでのルパン対ホームズ格闘対決!ってのいかがかな?
そんな事を連想してしまうくらい今後可能性を秘めたシリーズ物になるかも知れない作品。
でも今回は私的にはガイ・リッチーのスタイルがこの映画にあってるかどうかはやや疑問かな~

余談だがこの映画の終盤でホームズが重要なセリフを言ったと同時に突然客席の電気がパッと点いた・・・あまりにもセリフとのタイミングの良さにこれって劇場側の演出か???と思ってしまったが、真相は謎です。
何らかの事故(係員が誤って電気を点けてしまったとか)と思われるが、ホームズの映画だけにだけにミステリアスな出来事でした。




★★★ 2010.3.25(土) アポロシネマ8 スクリーン1 21:00 J-5