MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「バンパイア 最後の晩餐」

2008-07-31 01:33:41 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)


納涼 血まみれホラー祭り!
本日の怖い怖い1本は・・・この映画!
本日は吸血ムービーをいくつか・・・

イタリア製のバンパイア物だが80年代のイタリアホラー映画にしてはスプラッター描写が押さえ気味です。
映画のオーディションで合格した3人の女が監督の住む城に招かれて、そこで監督自らバンパイアである事を告げ、夜が明けるまで殺して見ろ!と勝手なゲームをはじめてしまう・・・
城の中で女たちとバンパイアの攻防戦が繰り広げられる(と言ってもまるで鬼ごっこのレベル)
本来なら主要メンバーの1人や2人犠牲者が出てもよさそうだが、無事ラストまで完走してしまうのは何か微妙ですな~

怖さも全然ないし、むしろホラーコメディ?なんて思ってしまう場面もあり「何んじゃコレ!?」な一品
バンパイアに囲われてるゾンビ軍団がウヨウヨと居てるように見せかけて、全然出てこないのもやや腰砕け!
またこのバンパイアは十字架もニンニクも杭すら効かないツワモノ!しかもしっかり隠された弱点はある事も公言するフェアな奴・・・
そのヒントは自ら監督した映画(劇中劇のホラー映画)の中にあるって事まで教えてくれる
まぁ その弱点も「そんな事かいな!」て思うほど普通だし、どうも全体的に迫力に欠ける作品。
監督がランベルト・バーバだがこの人ホント「デモンズ」だけやね・・・



★★

「処女の生血」

2008-07-31 01:02:51 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)


納涼 血まみれホラー祭り!
本日の怖い怖い1本は・・・この映画!
本日は吸血ムービーをいくつか・・・

アンディ・ウォーホール製作の哀れなドラキュラ映画
原題どおりの「ブラッド・フォー・ドラキュラ」とこ洒落たDVDタイトル付いてますが、ここはやはり劇場公開タイトル「処女の生血」がピッタリきます。
絶滅寸前のドラキュラ家の末裔が生き残りのためイタリアの片田舎の陥落しかけの貴族の家に(名目は嫁探し)・・・

何と言っても処女の血でないと生き永えられない為に処女を求めるんだが、この頃から処女は希少価値?かして、もはや絶滅寸前てのが哀れです
しかも貴族には4人娘が居ながら次女と三女は使用人の男を毎晩垂らしこみSEX三昧でおまけに姉妹でレズビアン!
長女は内気な出戻りで唯一四女が14歳で処女・・・ドラキュラ家に負けず劣らずの崩壊一族とは知らず4人姉妹に接近していきます

どうみても処女は若い1番下の娘なんだが美貌重視のドラキュラは四女には目もくれず、お色気満点の次女、三女からヤリ満のレズとは知らず手をつけることに・・・「処女か?」との問いに「私は処女です」とアッケらかんと答えるレズ女の図々しさに世間知らずのドラキュラはコロッと騙されるのが面白い!
キッチリ血をすすった後、悶絶し苦しむハメに!目をむき血反吐を吐きまくる壮絶な姿・・・このへんのドラキュラ役のウド・キアの熱演は鬼気迫ります!(チョイ笑えます)

とにかく彼の演ずる落ちぶれたドラキュラが悲壮感漂わして良い味が出てます。
交通事故にあった少女の血を沁み込ましたパンをすすり食べる姿や処女を失った後の床に付いた血を這いつくばって嘗め回したりと怪演も冴え渡っております
とにかく行動が裏目裏目に出てしまう気の毒な姿に同情してしまい、ラストも逃げ惑ったあげく斧で手足を切断されダルマ状態にされるドラキュラ映画史上もっとも悲惨な殺され方!
全編悲壮感漂う異色のドラキュラ残酷物語・・・人間てヒドイ生き物だ!とこのドラキュラは思ったことでしょう



★★★★

No.064 「ザ・マジックアワー」(2008年 日本 136分 ビスタ)

2008-07-29 01:13:46 | 2008年劇場鑑賞
監督 三谷幸喜
出演 佐藤浩市
    妻夫木聡
    深津絵里



本日2本目の作品・・・すぐさま布施ラインシネマ10の南館に移動(ここのシネコンは商店街を挟んで北と南の2館に別れてます)
して邦画の鑑賞。
これもまた行きそびれて大分に後回しになってしまいました。
TVのみならず舞台、そして映画でもヒットメーカーとなりました三谷幸喜の監督作「ザ・マジックアワー」です。



(あらすじ)

暗黒界の顔役・天塩幸之助(西田敏行)の愛人・高千穂マリ(深津絵里)に手を出してしまった手下の備後登(妻夫木聡)は、命の代償に伝説の殺し屋“デラ富樫”を探し出すハメに。
期限の5日が迫ってもデラを見つけ出せない備後は無名の三流役者・村田大樹(佐藤浩市)を雇い、殺し屋に仕立てあげるという苦肉の策を思いつくが……。

前作「有頂天ホテル」が面白くって今回も前評判はかなり良さそうなので期待しておりました。
前作は俗に言うグランドホテル式と呼ばれる群像劇コメディだったが、今回はドタバタ風の喜劇で思ってたような作品でした。
やや「スティング」風な感じも受けましたが・・・三谷幸喜なりの映画に対するオマージュとしてこの作品は見れるのはではないでしょうかね~

本筋は小さな町のギャングの抗争のドラマなんだけど、それがいつしか映画そのものがストーリーに大きな役割となっていき、気がつけば映画の撮影と言うものが物語の中心になってます。
この辺はさすが上手く作られた脚本で、観客をどんどん引き込んでいきますね。

テンポにいいストーリーで笑わせるんだが、どんな面白い脚本でも役者が下手ではどうしょうもない・・・でもこの映画は演ずる俳優が皆さんうまいので充分楽しめます。



大根役者を主人公にすえて、その大根ぶりがまじめに芝居をすればするほど笑いを誘い、またその大根ぶりにまんまと騙されてしまう連中が居て・・・とベタなドタバタ喜劇が136分間快調なテンポで展開されます。

佐藤浩市がワザと下手なように芝居をするのは大変だったとTVインタビューで話してたけど、その下手な芝居をまんまと信じてしまう西田敏行や寺島進などの騙されぶりも面白いですね。
出てる俳優は三谷組と言っていいくらいのお馴染みの面々(ゲスト出演も含めて)だけど、やはり綾瀬はるかちゃんは可愛いね~

次回あたりは古畑・ザ・ムービー?では芸がなさすぎかな~



★★★★ 2008.7.25(金) 布施ラインシネマ10 南館 シネマ8 19:00 H-3



No.063「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(2008年 米 124分 シネスコ)

2008-07-27 00:10:59 | 2008年劇場鑑賞
監督 スティーヴン・スピルバーグ
出演 ハリソン・フォード
    シャイア・ラブーフ
    カレン・アレン



先週に引き続いて布施ラインシネマ10での鑑賞です。
もうポイント貯まりまくりです。
本日も2本ここのシネコンで見るんですが、見る作品が待望のシリーズ最新作「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」!
公開されてかれこれひと月になりますが、私にしてはこの話題作遅ればせながらの鑑賞です。

(あらすじ)

1957年、大学で学生たちに考古学を教えているジョーンズ博士(ハリソン・フォード)は、超常現象的なパワーが宿っているという秘宝“クリスタル・スカル”を求め、相棒の若者マット・ウィリアムズ(シャイア・ラブーフ)とともに再び冒険の旅へと出る。
しかし、インディたちの前に、秘宝を付け狙うロシア軍が立ちはだかり……



正直このシリーズのパート4は無いと思ってました。
ハリソン・フォードが年齢的にも再びインディを演じるとは思いませんでしたからね。
それだけに今回は期待しての鑑賞です。

冒頭おなじみのパラマウント映画のロゴの山が本編の一場面と同化して始まるのは当然ながらのお約束!
これがないとやはりインディシリーズではありません・・・でも今回無理やりな感じがするけどな~

巨大な倉庫での派手な立ち回りから始まるけど、この倉庫は1作目「レイダース 失われたアーク」のラストに出てくる倉庫?
このシーンでかかる音楽も「レイダース 失われたアーク」のラストに使われてた音楽だしね・・・ということはモーゼの石を探してるのかな?と思ったけど違いました。
このシーンから本編のドラマに入っていくんですが、しばらくドラマの展開が過去のシリーズから比べてイマイチにテンポが悪いように感じ、キレもあまりよく無さそう・・・さすが永きのブランクと4作目って事で、往年のような訳には行かないのかな・・・?



そう思ってたら途中から1作目に登場したカレン・アレン扮するマリオンが登場し、インディと往年の掛け合いを復活させてからこの映画は見事に快調なテンポと絶妙な間合いでドラマが動きだします!
いつしかあのジェットコースター感覚の冒険活劇がスクリーンで復活!
いっきにクライマックスまで持っていってくれました。
この映画カレン・アレンの存在が大きいですね・・・マリオンの再登板は成功だと思います。

年齢にもめげずハリソン頑張ってますね~
CGとかスタントでアクション場面はどうだって出来る昨今の技術ですから、驚きはしませんがね・・・これからももっとインディを見せて欲しいものです。

で、この作品の中でインディと共に行動するマット・ウィリアムズが相棒として活躍するが所々にインディから彼に主役をバトンタッチさせそうな場面が随所に見られるように思いますが、さていかがかな?
ポストインディは彼になるんでしょうか?
そうなら相当観客に彼というキャラに対する感情移入を植えつけなければならないように思うが・・・でもハリソンがやる気あるんならもう少しインディが見れるかも・・・?

しかし全世界のファンを納得させる脚本を書くのは大変でしょうけどね。
ルーカス&スピルバーグ&ハリソンと3人が関わってる人気シリーズだから下手なストーリーには出来ないからね~だからパート4の製作も相当脚本が決まらなかったから時間がかかったようだしね・・・でもその割にはこの映画のラストは・・・かなり無茶やで~



☆☆☆☆ 2008.7.25(木) 布施ラインシネマ10 北館 シアター1 16:40 I-3

「悪魔の墓場」

2008-07-26 00:43:54 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)



納涼 血まみれホラー祭り!
本日の怖い怖い1本は・・・この映画!

死者が蘇り人間を襲いその生肉をくらう!やがて襲われたものも蘇りまた人を襲いだす・・・まさにゾンビ映画そのものですが、そんな典型的なパターンのゾンビ映画が初めて日本で劇場公開されたのはロメロ&アルジェントの「ゾンビ」よりこの「悪魔の墓場」の方が先でした。
今見るとスプラッター度は後のゾンビ映画より少ない目だし、登場するゾンビの数も数名とやや寂しい。
しかし作品の舞台が山の中の寒村て事もあり、全体的にオドロオドロしい雰囲気があり独特の怖さを出している。
「ナイトオブザリビングデッド」の影響も多分に受けており、それらを思わす場面もあるが、死者が蘇る原因が害虫駆除機が発する超音波と言う設定は公害問題を象徴していて当時の世相がうかがえますな。

この作品のゾンビの襲い方は噛み付く描写はないけど絞め殺してからその死体を食べるパターンが多いですね。、また共同作業で重い墓石を2人掛かりで引っこ抜いたりとチームワークを披露するとこも・・・また看護婦の制服の中から内臓をつかみ出したり、ボーと遠くを見つめながら内臓を食べてる老婆ゾンビや解剖死体ゾンビ等、数は少ないけど一人一人がインパクトの強いゾンビです。
殺された夫のゾンビに妻が襲われたりする場面は「ナイトオブ~」でも兄のゾンビに妹が襲われる場面とかぶり、また主人公のR・ラブロックの悲惨な運命もしかり・・・やはりこの頃からロメロ版ゾンビ映画の影響力が出てますね

DVDは無修正版とありますが、これはオープニングタイトルでストーリーキング(全裸で街中を走る行為)の姉ちゃんが道路を横切る場面だけを指してるんじゃないでしょうかね。

ゾンビが登場する時の不気味な効果音はこの作品独特のもので映像よりもむしろこちらの方が怖いですね
またその効果音が収録されたEP版サントラレコードを持ってますがA面のメインタイトルはさておきB面の「悪魔の叫び」と名ずけられた曲(?)は「コワーイ!悪魔の叫び声入り」とジャケットに書かれたように真剣怖いです。
子供の頃一度聞いたきり長きに渡り封印してたほどで、今でも夜中聞けば震えあがる事必至!
今でもDVDの特典で聞くこと出来ます・・・


↑キングをを長年震えあがせてきた問題の「コワーイ!悪魔の叫び声入り」のサントラEP版




☆☆☆


「猟奇!惨殺魔 ザ・ミューティレーター」

2008-07-25 00:26:41 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)


納涼 血まみれホラー祭り!
本日の怖い怖い1本は・・・この映画!
B~Z級ホラー映画をリリースしていたTCCからの映画を中古ビデオ店から発掘してきた作品

出てる役者は皆知らんし、監督もまったくの新人・・・というよりこの映画1作しか撮ってないらしい?
しかし割りとゴアな描写は一人前になかなかやってくれますので、その筋のファンの方には気に入って貰えるかも?

少年が猟銃を触ってたら暴発し不幸にも母親を直撃し即死!ショックで父親はおかしくなり息子への復讐心が燃え、やがて大学生になった息子ならびに友人一同を惨殺していく・・・

この手口がチェーンソーで腹を切り裂き、首は跳ね飛ばし、銛で一突き、フックをお姉チャンの股間からヘソへ貫通(!)・・・と惜しげもなくスプラッター描写を連発します。

見る側は犯人の正体はハナからわかってる為、小屋に隠れて殺人のチャンスをうかがうお父ちゃんの姿の描写があったり、扉の向こうで銛を構えて若者が扉を開けるのを待ってたりと襲われる側も必死なら襲う方も大変な一面も感じました。

胴体切断されてもまだ一人血祭りに挙げようとする鬼畜パパの執念に脱帽な一篇!


☆☆☆

夏祭り・・・

2008-07-24 08:23:03 | その他



夏祭りの季節真っ盛りですが、大阪でも6月末の愛染祭から始まり7/24-25の天神祭でクライマックスを迎え7月末の住吉大社の祭りでだいたい終了となります。
ただ大きな祭より私は町の神社の祭が好きですね。

先週に近隣の神社の夏祭りが7月16、17と18、19と例年の如くありました。
小中学生から高校の頃は良く行きましたね~ 3時間ぐらい何度も夜店を行ったり来たりしたもんでした。
ただそれだけで楽しかったです~ヒヨコ釣りに金魚すくい、ウナギ釣りや今は見かけない鯉釣りなどなど ビニール袋持参でよくやりましたね。
鯉やウナギを釣って持って帰って家でヒンシュクを買ったりしたもんです(ウナギを水槽で飼ったらすぐに死んだ)

またそこで友達たちと合うのも楽しみの一つでしばしの再会を楽しんだり、可愛いあの娘があんな奴と一緒に来てたり・・・(痛いなぁ)また浴衣姿の女子を見て普段とは違う雰囲気を感じてみたり・・・まさに夏祭りは一年一度のカーニバルでした。

たまたま仕事で通り掛かったので久々に寺田町にある河掘神社の夏祭の夜店を少しみるとウナギ釣りやヒヨコ釣りは値段は高いけどまだやってますね。
ただ昔と比べて店の数が減ってるのは寂しい気がしましたね。

色とりどりの浴衣姿で固まっておしゃべり中の女の子たちや、真っ黒に日焼けしたむさ苦しい男子軍団やお馴染みの男子と女子の混合グループ・・・ん十年前なら知った顔触れが多かったけど今やその子たちの父親のような年齢になった私には、見かけるとしたら子供連れで来てる同級生ぐらいですね。

夜店ではしゃぐ若者たちを見て懐かしいあの頃を思いだしノスタルジックな気持ちになりそうですね。
夜店の付近で同級生だった女子の○○さんを見かけた・・・話しとかはあまりした事ないけど、十代の頃の面影を色濃く残してるが、それでもそれなりに歳を取った感じのその姿は時の流れを感じさせてくれます。
そう言えばバツイチとか(大きなお世話!)女手一つで子供を育ててるとか聞いたことあるけど、祭ではしゃいでた頃から現在まで色々な人生を皆様過ごしてる訳で、今現在の若者たちも後何年何十年もすればこのお祭りがノスタルジックな思いでとして色々な想いとともに蘇るんでしょうね。

夏祭りは毎年あるけどもそこに集まる人たちはどんどん流れていく・・・それぞれの世代の思い出のカーニバルとしてこれからもそれぞれの心の中に残って行くでしょう。
ワイワイと夜店でたむろする若者の姿を見てそう感じておりました。
しかし人で賑わう夜店の中を歩こうとは思わないな~昔は何回も往復したのに・・・いやはや私も歳だよ(笑)

No.062 「スターシップ・トゥルーパーズ3」(2008年 米 105分 ビスタ)

2008-07-21 01:43:19 | 2008年劇場鑑賞
監督 エド・ニューマイヤー
出演 キャスパー・ヴァン・ディーン
    ジョリーン・ブラロック
    ボリス・コジョー



今日はMOVIX堺のレイトショーでの鑑賞。
時間は23時半なのに人が多い!時間表見てみると「花より男子」と「クライマーズハイ」に「崖の上のポニョ」がだいたい似たような時間に終了したようだ。
さすが夏休みで週末のことはあるね。

今から深夜の上映にかかわらずチケット売り場には行列!
皆様は何を目当てか知らないが多分我々が行く「スターシップトゥルーパーズ3」は少ないやろな~と思ってたらなんと全体的に席が埋まってるだと・・・皆様他に見るもんないんかいな・・・まさかこの映画がね~
ちなみに終映は深夜の1:35!わたしゃ明日は仕事やがな~



(あらすじ)

地球連邦軍対バグズの戦争が長期化する中、植民惑星の防衛基地で指揮を執る英雄ジョニー・リコ大佐(キャスパー・ヴァン・ディーン)のもとに、ハウザー将軍(ボリス・コドジョー)やベック大尉(ジョリーン・ブラロック)らが視察に訪れる。
彼らは再会を喜ぶが、新種のバグズの群れが基地内に侵入してしまい、突如戦闘が始まってしまう。

「スターシップトゥルーパーズ」の続編スターシップトゥルーパーズ2があまりにも肩透かしだったので1作目の主人公であるリコが登場するこのパート3に淡い期待を少し寄せて見ましたが・・・見事にある意味期待通り期待を裏切ってくれました!
序盤にバグの大群が基地を襲撃するシーンは2作目の腰の引けた戦闘シーンと比べれば迫力もありバグが人間たちを切り刻むシーンも随所に見られ1作目のテイストに近いものを見せてくれるが、その後はそれ以上の迫力あるシーンは皆無に等しいのが残念!
地球連邦軍のオマー・アノーキ総司令官が売れっ子歌手・・・てのもまぁおちょくった設定であけど歌は良かったよ(笑)



途中から宗教的な要素が随所に見られ 単純に人間VSバグの死闘を見たい者にとってはウットシイことのなんの・・・やたら神に祈り神についてのウンチクを垂れる(それもバグたちの神まで登場)最初の戦闘シーン以降はとにか、ダラダラした展開で眠気との戦いとなりますね。

さすがにCGもますますレベルダウンだし クライマックスの今回の目玉であるパワード・スーツも少しだけ出てくるたけでこれまた肩透かし・・・序盤の戦闘シーン以降は完全に失速ですな~



☆☆ 2008.7.19(土) MOVIX堺 シアター2 23:40 J-6


No.061 「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」(2007年 英 121分 シネスコ)

2008-07-21 01:31:46 | 2008年劇場鑑賞
監督 エドガー・ライト
出演 サイモン・ペッグ
    ニック・フロスト
    ジム・ブロードベント



先週に引き続き梅田で映画を見る機会に恵まれました・・・と言っても梅田しか上映してないんで仕方ないんですがね~
かねてから注目していた話題作「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン」を見るため早朝の梅田ブルグ7へ!
しかし梅田に近付くにつれて早朝とはいえ渋滞がひどくなり時間が危うくなってきた。
車を止める場所も探さないと行けないので間に合わない可能性大!
何とか上映が始まる2分前にとりあえず梅田新地の駐車場に入れたけどここからが問題・・・南の難波ならだいたいわかるのだが梅田は余りよくわからない!
しかも梅田ブルグのあるイーマビルがイマイチわからない!もう予告が始まってる時間だ。

新地からマルビル付近に向かって走って走ってだいたい見当つけていた場所まできて街角の地図を見るとラッキー! 目と鼻の先がイーマビルや!汗だくになって本編始まる前の最後の予告の終わりかけに転がり込んだ 。



(あらすじ)

ロンドンのエリート警官ニコラス・エンジェル(サイモン・ペッグ)。
優秀すぎるという理由で、田舎の村へと強制左遷。
そこでも張り切るエンジェルだが、アクション映画好きで、どんくさいバターマン(ニック・フロスト)と相棒を組まされる。
ある日、村で怪死事件が発生するも、殺人事件だと主張するエンジェルは相手にされず……

予想通りなかなか色んな映画への想いをちりばめた面白い映画でしたね。
とにかく121分と言う時間がまったく気にならないテンポの良さ、個性的な警察署の面々や村の住人(ティモシィ・ダルトンやビル・ナイなどなかなかの役者が出てます)たちかど魅力的な登場人物たちによってついつい画面に引き込まれます。
エンジェルがロンドン警察を左遷されるオープニングからもう掴みはOKで、映画好きなら思わず笑いそうなネタが随所に入り、しかも単にパロディ映画ではなくしっっかりとしたストーリーで笑わせてくれます



特に対象的な二人の主人公が良いですね。
ロンドン警察きってのエリート警察官 とのんひりした田舎の警察官 のこのキャラの設定だけでもこの映画は成功したと言って良いでしょうね。
この二人の対比が笑いを誘い、そしてクライマックスの大銃撃戦で団結して戦う二人の姿に爽快感を覚えます。
ラストの銃撃戦は警官だけでなくチャリンコのおばあさんまでもが2丁拳銃乱射するというハチャメチャぶり!まさに平和な街が一転して地獄の戦場と化す・・・笑ってしまうんだけど見てるこちらも力が入るんですね~このクライマックスは。



素手の格闘は「リーサルウェポン」を思わし、その後に墓場のカットにつながるのも「リーサルウェポン」の1だし、「ゾンビ」のようなカットや「オーメン」の避雷針の場面を思わすカットなど色んな映画に対する思いれがヒシヒシと伝わります。



☆☆☆☆☆ 2008.7.18(金) 梅田ブルグ7 シアター4 9:30 I-6

「ゾンビナイト」

2008-07-20 02:40:56 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)



う~ん!「ゾンビナイト」という実に平凡なタイトルが付いたもんだと思ったら原題だった・・・
この映画はゾンビ映画としてはゾンビも沢山出てくるしカニバリズムなシーンもあるけど、ストーリーは支離滅裂で行けませんね~

核攻撃により人がゾンビになり人間を襲うのだが、生き残った人間がゾンビと戦うのだが、「ナイト・オブ・ザ・リビング・デット」と「ゾンビ」を真似してみたかったの・・・ていう製作者の声が聞こえてきそうな感じですな。

このゾンビは活動は夜のみで昼間はまったく行動しないというまるで吸血鬼のようなゾンビにしてはヤワな連中で、これなら工夫次第では対処出来そうなもんだけど、しかし歯がゆいぐらいに主人公たちの行動はドンくさい!

最初は親子3人と男の4人が建物に立てこもるが、少しづつ生存者が集まり、気が付けば20人ぐらいの大世帯に膨れ上がっている・・・いつの間に?
その中でリーダーである主人公と敵対する男とのいざこざが結構描かれるがそんな仲間割れしてる場合ではないやろう・・・と突っ込んでしまいます。
しかもこの男は仲間を裏切って勝手な行動をするけど、いつの間にかまた合流してたり、かと思えば更にまた裏切って勝手に行動するがまたしても泣き付いて仲間に入れて貰ってたり・・・そしてまた裏切って・・・と、これほど主人公がバカにされた映画も珍しい・・・(笑)相当このリーダーはお人良しやね

また行動する度に裏目に出て犠牲者が増えていき、主人公の面目が丸つぶれな作品!
ラストも窮地に立たされ四方八方ゾンビに囲まれ、最後に取った決断がゾンビの群れに強行突入・・・破れかぶれなエンディングに苦笑いな一篇



☆☆