MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.094 「キャプティビティ」 (2007年 米/露 96分 シネスコ)

2007-09-30 00:27:17 | 2007年劇場鑑賞
監督 ローランド・ジョフィ
出演 エリシャ・カスバート
    ダニエル・ギリス
    プルイット・テイラー・ヴィンス



本日2本目の作品は「さらば、ベルリン」同様に上映館の少ない作品。
TOHOシネマズなんばからスグ近くにある敷島シネポップでの上映ですが、ここの劇場の秋のラインアップは「カタコンベ」「ゾンビ3D」「ゾンビーノ」と言ったホラー系が目白押しで楽しみですね。
そしてこの作品も「SAW」「ホステル」を思わすようなホラー系の作品です。
主演が「24」のジャック・バウアーのお騒がせ娘で出生したエリシャ・カスバート・・・「蝋人形の館」で指を切断されながらも大活躍を見せたあの娘です。

(あらすじ)

トップモデルのジェニファー(エリシャ・カスバート)は、ある日、何者かに誘拐され、見知らぬ場所で目を覚ます。
彼女はなんとかしてその密室から逃れようと天井の通気口から脱出を試みるが失敗し、薬物を注射され意識を失う。
再び意識を取り戻した彼女は、ガラスの隙間から隣の部屋にゲリー(ダニエル・ギリーズ)という男がいることを知る。

トップモデルのジェ二ファーを拉致監禁して彼女に精神的な苦痛を与えるが、隣にもガラス張りの部屋がありそこには同じように監禁されている男が・・・「SAW」を思わすようなシュチュエーションホラーですが、時折見せる拷問などはまんま「SAW」のパクリ見たいな感じですね。
ショットガンを本人とペットの犬に突きつけてどちらかの命を選択させようとしたりするゲーム感覚の方法なんかモロに影響受けてそう・・・(でも仕掛ける犯人はジグゾーほど完璧でなく結構穴のある奴!)
なんとなく先が読める展開だけど(でもエピローグの展開は読めなかったなぁ~)結構楽しめました。

この映画が始まる前に字幕で自主規制として「残酷な刺激のあるシーンは特殊な加工を施してます・・・」といった文が出てきたけど、そう言えば古くは「ゾンビ」の劇場公開時は残酷なシーンは一歩手前でストップモーションで映像が止まり、音だけ聞こえてたり、場面によってはモノクロになったりもしたし、「サンゲリア」ではゾンビが噛み付いて血管食い破る場面などは何してるか判らない程度に色が変わってた。
勿論、オリジナル版は普通に見れるんですが、昔は日本の配給会社が自主規制でそういう加工を画面にしてたけど今思えば不自然極まりないものでしたね。

で、今回はどうなってるのかと思えば冒頭の硫酸シャワーで顔面を溶かされるシーンや、無理矢理ペンチで歯を抜かれる場面、人間の臓物(よくわからないが)をミキサーでジュースしたりする場面などで加工されてます。
今回はヤバイ場面になると画面が実に不自然にフェードアウトするかのように暗くなっていき、暗転のスクリーン(かすかに輪郭が判る程度)に音だけが聞こえる・・・う~ん、残酷描写が社会に与える影響云々はあの宮崎事件からいろいろ言われてるけど、何かねぇ~今更感がありますね。

「SAW」や「ホステル」何か堂々ノーカットで見せてるし、公開中の「プラネットテラーinグラインドハウス」なんか画面を血と内臓で染めると言っても過言ではないほどエゲツない場面の連続でした。
今回の作品からそう言うのが始まったのかも知れないけど、こう言う昔ながらの不自然な加工は止めて欲しいね~
別に残酷シーンを見せろと言う訳でないけど、無理矢理な不自然な加工は例えそれがB級ホラーとしても1本の映画としての価値をだいぶん傷つけてると思います。
どうせならいっその事その場面をカットしてくれた方がマシですよ。
残酷シーンの不快感以上に不快でしたわ・・・

ちなみに宣伝やチラシによると世界で封印された「禁断バージョン」での公開らしいけど、加工された場面がそうだとするなら余計封印してどうすんねん?



☆☆☆☆ 2007.9.27(木) 敷島シネポップ1 18:10 F-9

No.093 「さらば、ベルリン」 (2006年 米 108分 ビスタ)

2007-09-29 00:53:53 | 2007年劇場鑑賞
監督 スティーヴン・ソダーバーグ
出演 ジョージ・クルーニー
    ケイト・ブランシェット
    トビー・マグワイア



この映画は当初は見にいく予定はなかったけど、もう1本見る予定の映画とハシゴするのには一番時間的に合ったので鑑賞することのしました。
TOHOシネマズなんばでの上映ということで館内に入ると見事なほど御年配のお客さん大半
を占めております。
クラシックな時代の映画の雰囲気を再現しただけあって客層も60代以上の方々が目立ちます(それも男性客が多い!)

(あらすじ)

ポツダム会談の取材のため、ベルリンを訪れたアメリカ人従軍記者のジェイク(ジョージ・クルーニー)。
かつて、ベルリンに残してきた恋人のレーナ(ケイト・ブランシェット)に再会するも、彼女はジェイクの運転手タリー伍長(トビー・マグワイア)の恋人となっていた。
そんな中、銃殺されたタリー(トビー・マグワイア)の遺体がソ連占領地区で発見され……。

「カサブランカ」や「第三の男」のような時代の作品にチャレンジしたスティーヴン・ソダーバーグ監督ですが、音楽の雰囲気や車を運転してる場面の背景合成などの描写、モノクロを生かした陰影のコントラストなどたしかに古い作品のムードが出ていて狙いどうりの効果が効いてます。
主演のジョージ・クルーニーもその画面に上手く溶け込んでいて良かったと思います。
でもそれ以上に溶け込んでたのはケイト・ブランシェットでしたね。
イングリット・バーグマンのような気品のようなものは感じないけど、1940年代のハリウッドに居てそう女優の感じはありましたね。
娼婦に身を落としたヒロインの汚れ具合がモノクロ画面に実に映えていてこのキャスティングは良かったですね。

ただストーリー的にはややこしい部分もあり、ちょっとシンドかったですね。
作品のテンポもこれまたクラシックな作風の為、ゆっくりとしたテンポで進んでいき、「オーシャンズ13」の快調なテンポとは対象的ですね。
そういう意味ではご年配の方にいいかも・・・?
アイディアはいいと思いますが、どうも実験的な映画色が強く私には感じましたね。

古い映画は好きですが、今の若い方々はどうしても敬遠しがちですよね。
こういう作品がキッカケでドンドンとクラシックな映画を見てもらえたらいいな~と思いますが、その反面にハマらなければ余計に苦手意識を持たれる場合もあるでしょう・・・この作品はその可能性があるかもね・・・
レンタルは勿論、今はワンコインでクラシックな作品が買える時代ですからね~古い作品も是非見て頂きたいものです。



☆☆☆ 2007、9.27(木) TOHOシネマズなんば スクリーン6 15:50 K-22

No.092 「ウィッカーマン」(2006年 米 101分 シネスコ)

2007-09-25 00:53:19 | 2007年劇場鑑賞
監督 ニール・ラビュート
出演 ニコラス・ケイジ
    エレン・バースティン
    ケイト・ビーハン



カルト映画として有名なこの映画ですが、実は一度も見たことなくて、題名と変なロボットみたいな人形のようなものが劇中出てくるようだ・・・ぐらいしか知識がありませんでした。
そしてこの作品がリメイクされると聞いたとき、まずオリジナルを見ようと探したけど私の行くツタヤにも無かったし、B級映画やカルト的な作品が多いビデオインアメリカにも置いてなかったです。
中古ビデオ店でもあされば見つかるかも知れないけど、そこまでする間も無かったんで残念ながら旧作との比較は出来ません。
オリジナルは1973年製作だそうで、意外と古い映画だったんですね~

(あらすじ)

行方不明の娘を探すために、白バイ警官のエドワード(ニコラス・ケイジ)は孤島サマーズアイルを訪れ、同島で娘が生活していた形跡を発見する。
しかし、島民たちは娘の存在を否定し、真実を語ろうとはしなかった。
秘密めいた島民たちと外界から閉ざされた孤島で捜査は難航するが、エドワードは島にまつわる驚がくの事実を発見する。

冒頭で白バイ警官のエドワーズが交通事故現場に遭遇するシーンが出てきますが、この時に少女を救えなかったのが彼に取って後に大きく人生に影響与えるような展開は、結末の大きな伏線になるのかな?
そんな疑問符が終始ついて周りながら見てたけど、オリジナルもこんなんなのかな~?
そういう比較をして見たかったけどなぁ~

主演のニコラス・ケイジはこのオリジナル版のファンだそうで、映画としては彼の出演するような作品では無さそうなんだけど、やはり思いれがあるのかして結構気合入れて奮闘してます。
まぁ、その気合が良かったのか悪かったのかはわかりませんが、ラジー賞に最低主演男優賞などにノミネートされてしまった・・・

たしかに正直変な映画でしたね~ ホラーという感じはあまり感じなかったしサスペンスと呼ぶにもちょっとユルイなぁ~って感じで・・・やや期待してたけど全体的に退屈だったな~

舞台となる島全体が変わった宗教信仰していて、やたら女性が目立つ・・・その辺の特異性はいいとしても、「ザ・チャイルド」や「ゾンゲリア」のような恐ろしい島や村見たいな恐怖感がなかったです(オリジナルはどうなんだろ?)
むしろ女性相手でも容赦なく張り倒すニコラス・ケイジ(熊の着グルミまで着て大立ち回り)の方が怖いかも・・・



☆☆ 2007.9.22(土) 天六ユウラク座 23:00 中央通路前

No.091 「伝染歌」(2007年 日本 128分 ビスタ)

2007-09-21 01:44:10 | 2007年劇場鑑賞
監督 原田眞人
出演 松田龍平
    伊勢谷友介
    AKB48



今日は外の仕事が早く終わり時間があったんで見てない映画を1本見て帰ろうか・・・と探したらやってましたのが和製ホラー映画「伝染歌」。
「着信アリ」シリーズは未見なので比べる事は出来ませんが、あちらは携帯電話を使った都市伝説ホラーですが、こちらは歌えば自殺したくなると言う日本版「暗い日曜日」のような歌の話・・・アキバ系のアイドルAKB48が出演してることも話題になってるようですが、さて当たってるんかなこの映画は?
見に行ったなんばパークスシネマはガラガラでしたがね~

(あらすじ)

女子高生の自殺現場に居合わせたあんず(大島優子)は、彼女が死の間際に口ずさんでいた不気味な歌が気になり、その謎を追い始める。
そのころ、三流風俗雑誌の編集部員の陸(松田龍平)は、歌えば死ぬという“伝染歌”のうわさを耳にする。
ありふれた都市伝説にも思えるうわさであったが、その謎を追い始めた陸はあんずと出会う。

映画が始まって早々にAKB48のライブシーンが登場し、♪会いたかった~会いたかった~と大盛り上がりのライブシーンが出てきますが、正直イマイチにピンと来ませんでした。
この場面だけの出演なのか?と思ってたら事件に巻き込まれる女子高生たちもAKB48のメンバーらしいですね~まったくどの子がAKB48でどの子が違うのか・・・よくわかりません!

肝心の映画なんですが歌えば自殺したくなるという歌を巡ってライターと女子高生らが歌の謎を追っていく話ですが、昨今流行のネット関連の自殺サイトというものをテーマに取り組んで都市伝説と絡めていくのは良いんだが残念ながらまったく怖さがありません!
ホラー映画というよりは普通の映画というか、アイドルサスペンス映画って感じで「リング」や「呪怨」のような恐怖感が皆無なのがいただけないですね。

監督が原田眞人って事で期待していたがな・・・ま、ある場所の時間軸をずらせて登場人物らの行動を見せる手法など凝った演出を使ってたが(あまり必然性がないように思うが)
「金融腐蝕列島 [呪縛]」や「突入せよ!「あさま山荘」事件」のようなハラハラさせるようなのが皆無でしたね。

また伝染歌の真相とストーリーの中心人物である大島優子演ずるあんずとの関わりあいの無理のある設定はキツイなぁ~ そう上手い事いかんやろ・・・アカンな秋元康・・・甘いな!
大方のホラーファンはダメ出しだすやろね~ 「着信アリ」は見てないから知らんけど・・・

印象的なのは松田龍平・・・顔がオヤジに段々似て来よったなぁ~それが一番印象的でしたな・・・



☆☆☆ 2007.9.20(木) なんばパークスシネマ シアター11 17:10 I-7



No.090 「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」 (2007年 日本 121分 シネスコ)

2007-09-18 01:18:31 | 2007年劇場鑑賞
監督 三池崇史
出演 伊藤英明
    佐藤浩市
    伊勢谷友介



今年の90本目の劇場鑑賞となる作品はかねてから期待していた和製西部劇!
三池崇史という監督さんはホント凄いね・・・色んな映画を撮ってるけどこの作品は彼の作品らしい作品だけど、ある意味異色作かも知れない・・・マカロニウェスタンを日本で再現・・・名付けてスキヤキウェスタン!
マカロニウェスタンの色んな要素を取り入れ、全編英語のセリフという凝りようで、しかも主題歌がマカロニウェスタン映画の泣きの名曲である「続 荒野の用心棒」の主題歌「さすらいのジャンゴ」の日本語カバー!それを歌うのが北島三郎!!!
いろんな意味で下半期最大の期待ですね~

(あらすじ)

とある山奥の寒村、源義経率いる源氏ギャングと平清盛率いる平家ギャングが、村に言い伝えられるお宝をめぐって血なまぐさい抗争を繰り広げていた。
そこへ、心に傷を負った流れ者のスゴ腕ガンマン(伊藤英明)が現れる。
彼がどちらの用心棒につくのかそれぞれの思わくがぶつかり合う中、源平の戦いは、さらに激化してゆく。

冒頭クエンティン・タランティーノが語る源平合戦・・・そして一気に無国籍な荒野へ!
馬に乗った一人のガンマン・・・荒野に似つかわしくない巨大な鳥居、そこにぶら下がる首つり死体・・・この絵だけで雰囲気と掴みは完全にOKですね。

2大勢力が対抗する町に一人の流れ者がやってくる・・・この設定は「用心棒」または「荒野の用心棒」さながらですね。
その基本設定に沿ってストーリーはマカロニテイスト満載の展開になっていくのが嬉しいですね。
個性的な悪役、飲み屋の女、棺桶にガトリング銃、リンチ、復讐、そして悲しい過去を背負う女・・・こう言う映画に不可欠なパターンをキッチリ押さえてるところは監督の映画マニアなこだわりが感じられます。
主要キャストは皆血を流していく・・・血と銃弾に彩られた復讐のドラマってのはマカロニウェスタンの基本形ですね

ただ個人的に英語のセリフがやはり少し違和感を感じてしまったな・・・途中から慣れてきて気にならなくなったけど、前半はなんか昔の「新春スターかくし芸大会」の英語劇を見てるような錯覚に陥ったで・・・

でもアクションシーンは迫力もあり良かったです~主役の伊藤英明のガンマンってのもどうかな~と思ってたけど、ジュリアーノ・ジェンマ風と思って見ると結構ハマってたね。
それと木村佳乃の汚れ具合も良かったし、桃井かおりの存在感はさすがです。
特にガンファイトをあそこまでこなせるとは意外な驚きでしたよ。
悪役2人は佐藤浩市と伊勢谷友介だけど今回はややおバカなキャラな佐藤浩市より白装束の伊勢谷友介の方がニヒルな悪漢って感じでよかったね。
日本刀と拳銃の対決はなかなかの見所で、“トラビス”な離れ業も出てきてビックリ!

そして北島三郎の主題歌がやっぱりインパクト強いですね~
あのマカロニウェスタンの名曲が見事に北島演歌として生まれ変わっていました(さっそく着うたダウンロードしたで・・・)

私は面白く見れたんだけど、ただ作品全体アクが強くて誰が見ても楽しめるかと言うと、これは好き嫌いが別れる映画だとは思いますね。



☆☆☆☆ 2007.9.15(土) MOVIX堺 シアター10 22:45 L-3



「11:14」

2007-09-17 01:57:52 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
11:14という時間を起点に様々な人間が交差する作品で、交通事故の死体をめぐり数人の人間が関わるところは古くはヒッチコックの「ハリーの災難」を思い浮かべなくもないが、時間軸を巧みに替えて11:14に様々な関係のない所で、あるいは気が付いていない所で交差していく人間模様をサスペンスタッチで描いてる佳作ではあるけど、タランティーノ辺りがこういうの作りそうだし、似たような設定の作品も無くはない。
だから特別驚くというところまでは行かないにしても、良く出来た脚本で面白いと思います。

でも「だからどうよ?」と言った感じのエンディングはやや不満が残りますね~



☆☆☆

No.089 「レミーのおいしいレストラン(日本語吹替え版)」(2007年 米 120分 シネスコ)

2007-09-17 00:53:08 | 2007年劇場鑑賞
監督 ブラッド・バード
出演 パットン・オズワルト
    ブラッド・ギャレット
    ブライアン・デネヒー



「シッコ」を見た後の1本は実は「TAXI 4」を見に行こうと思ってたんですが、時間がなかなか上手く他の劇場とは合わず、無理をしたら行けないことはないけどここは布施で2本見ることにしました。
多分「TAXI 4」は・・・期待ハズレで終るであろうとの予想もありましたんで・・・

そこで候補に上がったのが「「レミーのおいしいレストラン」と10周年記念ワンコインセレクションの「座頭市物語」・・・
「座頭市物語」も貴重な機会なので見てみたい気もありましたが、評判上々の「レミーのおいしいレストラン」を選択しました。

(あらすじ)

料理が大好きで、一流レストランのシェフになることを夢見るネズミのレミーは、ある日、尊敬する料理人グストーの店にたどり着く。
そこで働くシェフ見習いのリングイニがヘマをして、スープを台無しにしてしまう。
その様子を見ていたレミーは、キッチンに入り込み、見事にスープを作り直すが、その姿をリングイニに目撃され……。

日本語吹き替え版しか上映が無かったんで仕方ないんですが、いつも心配なのが下手なタレントや芸人による吹き替えにより作品の雰囲気がブチ壊しになること。
そう言う意味では今回はリングイニ役の佐藤隆太さん意外はほとんど声優さんがアテてらしたんで違和感なくみれました。

人間から嫌われてるネズミとヘマばかりしているダメな人間の共同作業による料理が人々の感動を呼ぶという奇跡のようなファンタジー!
でもCGアニメとはいえ無数のネズミが厨房を走り回り埋め尽くす光景はやはり異様な絵になってましたね~
一応食器洗浄器に入って体洗ってたけど・・・それでも気持ち悪いな~(笑)

ネズミのレミーの協力で青年は成長し、やがて一流シェフの道を・・・という話かと思ったら、そうではなかったんですね~料理は相変わらずネズミ頼みにしても人間として少し成長したかな?て感じですが、「どんな者でも料理は作れる」というセリフがよく出てくるようにどんな者でも努力を続ければ夢は叶うと言うのをこの作品は描いてるように思いました。
だから尚のこと主人公の青年をありきたりのパターンである成功者として終らせなかったんではないでしょうかね。
時折スリルやサスペンスあり活劇ありと子供も大人も充分楽しめる作品ですね(個人的には「Mrインクレディブル」の方が好きでしたが・・・ま、ハリポタより面白かったかな)



☆☆☆☆ 2007.9.13(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ3 19:20 I-3



No.088 「シッコ」 (2007年 米 123分 ビスタ)

2007-09-15 00:27:19 | 2007年劇場鑑賞
監督 マイケル・ムーア
出演 マイケル・ムーア



「ボウリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」などでお馴染みマイケルムーア監督の最新作は今回はアメリカにおける保険制度にメスを入れた作品。
毎回いろいろ話題になり過去二作品は結構ヒットしたようですが 今回はどうなんでしょうね。
題材としてはブッシュ一家とアルカイダの関係に切り込んだ前作と比べたら地味な感じだが、一般的に現実味がありそうなのはこちらですね。
でも本日見に行った布施ライインシネマ10は観客は私ら入れて4人・・・平日とはいえ寂しいな~

(あらすじ)

ドキュメンタリー監督マイケル・ムーアが、4700万人の無保険者だけではなく、保険料を支払っている数百人にもマイナスの影響を及ぼすアメリカの医療システムの実態を明らかにする。
カナダ、イギリス、フランスを訪れ、国民全員が無料医療の恩恵を受ける国の事情を見つめながら、アメリカの混乱した医療制度を浮き彫りにしていく。

「ボウリング・フォー・コロンバイン」などでは全米ライフル協会会長であるチャ-ルトン・ヘストンにアポなしの突撃取材を敢行したり、その思い切った行動力で単なるドキュメンタリーではなくエンターティメントな作りで見るものを飽きさせずに画面に惹き付けるのが上手いマイケル・ムーアですが、今回は過去2作とやや違い、医療システムの矛盾を追いかけるもののあまり問題の当事者や機関からは距離を取り、被害者側を取材することで矛盾だらけのアメリカの医療システムを浮き彫りにしていく。

アメリカ国内を飛び出し、医療費がまったく国民負担ゼロの国を渡り歩き、病院や薬局、そして患者などを取材するたびに驚き浮かべるマイケル・ムーアの姿に如何にアメリカの医療制度が国民よりお偉い方々の私腹を肥すための物かってのがムーア監督に負けず劣らず驚いてしまいました。

フランスなどでは医療費どころかベビーシッターまで国から無償で派遣されたりして、こういう事に疎い私はもうトリビアのごとく「ヘェ~、ヘェ~」の連続でしたわ。

アメリカのこのシステムの矛盾をムーア監督は極端に判り易い方法で表現してくれるのが一つのこの作品のハイライトとの言うべき部分で、あの9.11の後遺症で悩む消防隊員らを紹介する。
皆、深刻な後遺症に悩まされて、しかもアメリカでは満足に治療が受けれないという現実を見せてくれる。
更にその9.11に関与して逮捕されたアルカイダのメンバーは刑務所で最高の医療設備の元でいつでも治療して貰っている・・・
いつものアポなし突撃取材のような派手な見せ場はないけど、こういう様々な事例を他国のシステムと対比させながら見せるのは中々上手いですね。

またそのアルカイダたちが収監されてる刑務所沖の海岸からボートで後遺症で苦しむ9.11のヒーローたちを従えて海上からハンドマイクで「この人たちもアルカイダと同等の治療をしてあげて・・・」と訴えるシーンが印象的でしたね。
その後、彼ら連れて他国(キューバ)に連れてそこでアメリカでは考えられないような優遇された治療を受ける・・・しかも無料で!

日本では信じがたいような例が次々と紹介されて興味深く見れましたね。
特に入院費を払えない貧困層の患者はパジャマ姿のままタクシーに乗せられ道端に捨てられるという恐ろしい場面も出てきて、「ER」のあのドラマはほんの一握りの裕福な人たちのドラマだったのか・・・と絶句してしまいます。

見終わった感想はただ一言・・・「あ~アメリカ人に生まれなくって良かった!」



☆☆☆☆ 2007.9.13(木) 布施ラインシネマ10 南館 シネマ9 16:20 L-5


「遺体安置室 死霊のめざめ」

2007-09-12 06:40:13 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
「悪魔のいけにえ」のトビー・フーパー監督作ですが、当然「悪魔のいけにえ」や「悪魔の沼」のような異様な映画ではなく、オカルト&ゾンビムービーのような仕上がり。
どことなくコメディタッチな展開の中にややオカルト的な作品と思いきやゾンビ映画のような展開に・・・顔の醜い少年の噂話が出て来た時はてっきり「ファンハウス/惨劇の館」のようなフリークス物のかな~と思ったが、液体見たいなのが口から口へと感染していき、まるで「ヒドゥン」見たい・・・トビー・フーパーだからと言うような特筆するような物は何も無いけど、いろんなホラー映画を連想させる場面がファンとしては楽しい。

最近のトビー・フーパー監督作としては「ツールボックスマーダ-」の方が好きですが、イーライ・ロスやロブ・ゾンビなど最近活躍が著しいホラー映画監督に混じってロメロやアルジェント同様、重鎮どころもますます新作を見せてくれるのは嬉しいもんです。



☆☆☆

No.087 「消えた天使」 (2007年 米 105分 シネスコ)

2007-09-11 00:46:15 | 2007年劇場鑑賞
監督 アンドリュー・ラウ
出演 リチャード・ギア
    クレア・デインズ
    アヴリル・ラヴィーン



お馴染み天六シネ5ビルでの鑑賞です・・・この作品はロードショー系で公開されていたんですが、早くから時期がずれてこの天六シネ5ビルにあるホクテンザ2で公開される事を知っていたので敢えてシネコンでの鑑賞を控えてここの劇場で鑑賞する事になりました。

この秋の公開作のポスターが劇場前に沢山貼られていますが、どうやら昨年のウェズリ-・スナイプス大運動会に引き続いて今年はスティーブン・セガールの沈黙祭りがあるようですね。
なんでも一気に沈黙シリーズ最新作を3本も連続上映をするとの事・・・配給会社によるスティーブンセガール在庫一掃セールのような企画ですが、期待は出来ないけど、まぁ見にいきますね~

で、今回の作品は「消えた天使」はリチャード・ギアとクレア・デインズという天六らしからぬ?キャスティングの作品で、サイコサスペンスにしては結構重い題材の作品でした。

(あらすじ)

性犯罪登録者の監視を続けてきた公共安全局のベテラン調査官バベッジ(リチャード・ギア)は、後任の新人調査官アリソン(クレア・デインズ)を指導するが、アリソンはバベッジの手荒な調査方法に反発を覚えるようになる。
そんな中、10代の少女の失踪事件が起き、バベッジは性犯罪登録者のしわざだと確信するが……。

日本でも問題になる性犯罪ですが、この作品は一人の公共安全局の監視員が少女失踪事件が起こった事により過去に性犯罪の犯歴のある性犯罪登録者を知らべていきます。
性犯罪登録者という日本ではあまり聞かれない言葉ですが、アメリカなどは一度性犯罪を犯したものはず~っと監視されるのはよく聞きますが、それを題材に映画にしたのは今まで無かったんではないでしょうか?
この作品はそんな意味でもちょっとした問題作だと思いますね。
性犯罪という極悪非道な犯罪をしたものは常に監視されてるというのは人権云々で論議はあるんでしょうが、再発の可能性のあるものはやはり日本でもその辺は徹底的にしたらいいと思いますね~ この作品を見てそう思いました。

ただ正直言ってこの映画は疲れましたね~ 時折ブレる画面など凝った映像表現を使ってるんだけど、重たいテーマではあるけどサスペンス映画として見るとイマイチかな~?
社会派サスペンス?・・・それも少し違う気がしますが、いずれにしても一般ウケしない作品だと思いましたね。

そういう意味で行けばやはり天六シネ5ビルらしくない映画でもあります・・・



☆☆☆ 2007.9.8(土) ホクテンザ2 23:30 7列目中央