MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.51 「アリー/ スター誕生」

2018-12-28 15:27:51 | 2018年劇場鑑賞




今年最後の劇場鑑賞
年内に鑑賞間に合ったアリー スター誕生
バーブラストライサンドの前回の作品は見てないのでTUTAYAで探したが近所にはどこも置いてなかった
時代が変わると雰囲気がどうなのか見て見たかったんですがね

で、今回の作品ですがロックスターがクラブで歌う女性を見出し、やがてスターへと駆け上がっていき、女性シンガーが売れれば売れるほど2人の関係がギクシャクしていく
ある種鉄板のパターンの作品です
ドラマ的には予想付く展開なんですが、役者がみんな熱演してるし、何よりレディーガガの歌唱力と表現力はこの作品に大きな息吹を与えてます
特にラストのオーケストラをバックに歌い上げる場面はなかなかジーンとさせられる

またロックスターがだんだん堕落していく姿の汚れ具合をブラッドリークーパーが見事な良い芝居で見せてくれます
彼が扮するロックスターのジャックがコンビニのレジのおばちゃんにさりげなく写メ撮られるシーンがあるようにかなりな大物である事が伺えます

アリーが成功するにしたがい、妬みだすのはありそうな事だが、2人は破局せずそれを乗り越えていこうとする
それだけにラストのアリーの熱唱はグッと来るんですねー
ステージで熱唱する場面から途中でピアノ挟んでジャックがアリーにこの曲を聴かせてる場面にフラッシュバックする
ここらへん上手いですねー
ステージだけのシーンだけでなく、このインサートカットが私は効いてると思います
ブラッドリークーパー監督お見事です

ライブのシーンはカッコよくていいですね
「ボヘミアンラプソディー」といいこの作品といい今年末は音楽映画が熱いですね



★★★★ 2018.12.28(金) なんばパークスシネマ シアター6 11:30 E-13

No.50 「来る」

2018-12-27 17:36:56 | 2018年劇場鑑賞



久々にmovix堺にやってきた
邦画のホラー作品
何気に豪華なメンツの作品です

おどろおどろしいJホラー映画のような雰囲気ではない
監督が中島哲也て事もあるのかも知れないが、アメリカ映画のようなテイストを日本映画でやったような感じ
派手なエンタメJホラーて言う感じですね

ぼぎわんと言う地方に伝わる妖怪が来る…と言う事ですが幼児虐待などのテーマも入れつつ、一つの家族が迫ってくるぼぎわんによって破滅し、それに関わった者たちもぼぎわんに狙われる

そこに立ち上がる松たか子扮するスーパー霊媒師がいい感じです
しかもぼぎわんを倒すために大掛かりな祈祷を始めるスケール感いっぱいのクライマックスはなかなかのスペクタクルです
岡田准一、黒木華、妻夫木聡などなかなかの熱演でエンターテイメントホラーを盛り上げていますね
なかなか気楽に楽しませてもらいましたよ

早送りぐらい早いエンドロールも好感(笑)



★★★ 2018.12.27(木) MOVIX堺 シアター9 10:00 H-15

No.49 「パッドマン 5億人の女性を救った男」

2018-12-20 12:43:49 | 2018年劇場鑑賞




ちよっと話題になってるインド映画
久々のインド映画ですね
ヒットしたファーブリも見てませんしね
インド映画にしては上映時間短いのは良かった(笑)

可愛い妻が生理のたびに高価な生理用ナプキンが手に入らず、手ぬぐいを使い回してるのを見て安価な生理用ナプキンを開発しようとする夫の話
しかしなにぶんデリケートな問題
妻からはほっといてくれと毎日なじられ、母親は妹たちをよその家に退避させ、近所で初潮を迎えた少女がいれば壁を伝って二階の少女の部屋の窓からナプキンの試作品を渡そうとしたら、少女の母親に見つかり、近隣住民が飛び出してくる大騒動に発展する始末
まさに四面楚歌のご主人に追い打ちかけるように、可愛い嫁さんがついに実家に帰られてしまった!
もはやこれまでか…?

しかし諦める事なく妻のため、インドの全女性のために試行錯誤の末にナプキンを開発に取りくみ完成させて、ついには国連で演説をし、TIME紙やLIFE紙の表紙まで飾るとこまで行くと言うまさに一発逆転のインド版下町ロケット!(笑)
ま、胸のすくような爽快感はあまりないけどね

しかしインドって生理用ナプキンの復旧がこれほどしていないのも知りませんでした
やはりインドのお国事情をよく知ってて見たら更に面白いかも?
私はてっきり生理用ナプキンはインド人が開発したのかと作品見る前は思ってしまった
インドだけの話だったんですね



★★★ 2018.12.15(金) TOHOシネマズなんば 本館スクリーン3 20:20 B-4

No.48 「ヘレディタリー/継承」

2018-12-17 17:16:03 | 2018年劇場鑑賞




この日二本目はホラー映画です
タイトルだけでは何の映画出てるかわからない
トニーコレットとガブリエルバーンと久々に見る俳優さんが出ております

母親の死がきっかけで不可思議な現象が頻発する
謎の光体、何かの気配…亡くなった母親から何かを継承したトニーコレット扮する母親の周りに迫る怪異の数々…
この映画は悪魔崇拝と言う日本では実にピンと来ない題材をテーマにしてるだけに、この作品の本質的な怖さを十分に感じれず、単にオカルトホラーだけで終わってしまったと言うのが私の印象です
悪魔崇拝が出てくるピーターフォンダの「悪魔の追跡」や「魔鬼雨」のような作品はまだ動きのあるカーアクションや顔が溶けるとかの特殊メイクなどの要素があったんだが、この作品は割とストレートなオカルト作品になってるので、悪魔崇拝と言う欧米特有の怖い題材が、この作品に関してはあまり…?な感じでした
普通にオカルト映画としては面白かったですがね

ダークな不思議ちゃんの娘が不気味感出してまして、この作品の中では壮絶な死に様も合わせて 1番のインパクトでした



★★★ 2018.12.13(木) TOHOシネマズなんば 本館スクリーン9 B-4

No.47 「ポリス・ストーリー/REBORN」

2018-12-15 09:25:12 | 2018年劇場鑑賞




久々の映画のハシゴ
夜は千日前で忘年会なのでそれまではなんばで映画ハシゴ
まずはジャッキーチェンの人気シリーズの最新作

重病の娘の手術中に重要な任務を言い渡されたジャッキー隊長
出動中に娘が死んでしまう…と思いきやジャッキーが重要任務で警護した科学者の開発した人口心臓で復活
しかしその代償として娘の記憶が消えてしまい
ジャッキーは少し離れながらもそっと娘を見守る

これだけならちよっとヒューマンなドラマ見たいだが、これジャッキー映画では今まで無かったちよっとSFックな作品
何しろ敵は人口心臓を装着した不死身のヒューマノイド!
白塗りのこのボスキャラどっかで見たようなホラーキャラ
なんじゃこりゃ!
しかもスターウォーズのスターデストロイヤー見たい宇宙戦艦みたいなんに悪党たちが乗ってる
何かも吹っ飛んだ違和感ありのジャッキームービー(笑)

ジャッキーのキャラも年齢と共にそれ相応になっては来てますが、動きは落ちたとはいえ年齢の割には並みのアクションスターよりはまだ頑張ってます
最近は必ず動けるアクションが出来る俳優を脇に固めてますが、それでも彼の悲壮感出しながら頑張るアクションだけがこの映画の救いか…

エンドロールのNG集(と言うよりメイキング)の時にポリスストーリーのお馴染みの主題歌が流れるが、この内容にこの名主題歌はないわー
しかも曲と映像の尺が合わないかして、何回もサビの部分がしつこくリフレインする



★★★ 2018.12.13(木) TOHOシネマズなんば 本館 スクリーン9 11:10 C-2

稲川淳二の怪談ライブ 番外編 真冬のライブハウスツアー

2018-12-14 11:35:13 | ライヴ&イベント




恒例の稲川淳二の冬の怪談ミステリーツアー
心斎橋のライブハウス ルイード

パンパンの超満員の中で聞く至近距離の怪談は雰囲気満点
4話くらいしかしてないが、1話が結構長く内容の濃い怪談ばかりでした
最後の話は何とも切ない怪談でしたね
珍しく稲川本人も泣き出し、観客も泣くと言う怖いと言うより優しい怪談で締めると言う終わり方でいつもより早く終わった


★★★★ 2018.12.12(水) ルイード 整理番号17

映画音楽100選 047 「ピンクパンサーのテーマ」(「ピンクパンサー」より

2018-12-12 12:37:15 | 映画音楽100選




お馴染みヘンリーマンシーニ作曲の超名曲
007のオープニングにジェームズボンドのテーマかあってショートアクションのシークエンスからの主題歌への流れがあるように、この曲もオープニングにアニメと共に流れないとピンクパンサーじゃない!と思ってる1人でございます

テレビ洋画劇場でシリーズの大半を子供の頃から見てるものにとっては永遠のスタンダードナンバーです
ピンクパンサーは映画100選には入れなかったが、シリーズの1〜4とどれも好きなので絞れなかったのがその理由でした

映画音楽100選 046 「バットマンのテーマ」(「バットマン」より)

2018-12-11 11:58:21 | 映画音楽100選



マイケルキートン版から始まる 80〜90年代のバットマンシリーズの第1作のテーマ曲
オープニングや劇中で流れるダニーエルフマンによるこの重厚でドラマティックなスコアは大好きな一曲
夜に暗躍するバットマンの雰囲気にピッタシ!
プリンスのバットダンスもいいけど(12inch mixは重低音がお腹まで響く超絶リミックス!)
私の中ではバットマンと言えばこの曲です
一言…カッコ良すぎ!

No.46 「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」

2018-12-08 00:42:16 | 2018年劇場鑑賞



久々になんばパークスシネマに来たらチケット売り場が自動券売機に変わってた!
いつから来てないんかなー?
夏前くらいに来たっきりかな?
この作品も滑り込みセーフの鑑賞

前作はエミリー・ブラント主演だったが、今回は登板せずジョシュ・ブローリンとベニチオ・デル・トロの前作に続いて登板の2人が主役
それだけに麻薬カルテルとの激しい戦いの漢汁垂れ流しの作品になると期待してしまいます

麻薬カルテルに内紛を誘発させるためにカルテルのボスの娘を誘拐するが、思わぬ事態から急遽作戦打ち切り命令が…
取り残されたベニチオ・デル・トロとボスの娘が危険地帯を彷徨い、作戦揉み消しの為2人の抹殺を命令されたジョシュ・ブローリンの決断は…?

気がつけば当初のストーリーから全然話が変わってて違う展開になるんですが、最後にアラッ?と思わせてまたアラッ?と思わせる予測不能な展開を見せてくれます
派手なアクションを中盤にもってき、クライマックスはアッサリとアメリカ軍のスキルの高さで瞬時に片付けてしまう凄みを見せつけてくれる
また国境を越えようとする移民たちの様子は現在のアメリカを思わせてタイムリーですね
また結局作戦の失敗で迷走するアメリカの敗北の映画でもあるように感じました

ジョシュ・ブローリン、ベニチオ・デル・トロこの2人の漢っぷりは良かったですね
特にベニチオ・デル・トロの存在感はさすがです



★★★ 2018.12.7(金) なんばパークスシネマ シアター11 20:30 H-5


No.45 「A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」

2018-12-01 00:59:32 | 2018年劇場鑑賞




久々に梅田のシネリーブルに来ました

下では恒例のクリスマスイベントやってます
思えば過去この時期に結構シネリーブル梅田来てますね
で、今回は待望のTCGメンバーに入会し、これでシネマート心斎橋もやっと安く見れる
ま、会員になった最大の理由が来年から会員千円デーが私が休日である木曜になるからでありますが…

前から気になってたこの作品
事故で死んだ夫が妻の元に死体置き場からシーツかけられたままゴーストとして戻ってきて自分の居ない世界で妻をただ見守っていく…

この手の設定の映画で思い出されるのは「ゴースト」「オールウェーズ」と言った作品が思い出されるが、それらの作品のようなドラマティックな展開は皆無だ
ゴーストになった夫は何も言葉もなく、ましてシーツ被ってるから表情もないただ妻をそこに立って見守ってるだけ…
霊ってもしかしたらこんな感じなのかな?
とリアリティ?あるような気がしました

妻が家を出てもその家にとどまる夫ゴースト
新たな住人が来てもそこにとどまる
何も知らずそこにきて見えない人にはそんな存在も気付かれず見える人にはそれは幽霊…
これって地縛霊の話か…と思うと妙に納得してきた
そこにとどまり誰かを待つ…そして時代を彷徨う
そんなゴーストの切なさを淡々としたタッチで我々に見せてくれる
まさにゴーストストーリー
最後も何か「やっとやね、良かったね」と思ってしまいました

正直そのまさに“静”なるタッチから客を選ぶ映画だと思いますが、前半多用されるロングショットや広角に引いた構図など凝った映像を見せてくれる作品です
特に夫を亡くした妻がパイを一心不乱に食いまくる長回しはまさにそばで見てるゴーストと同じような目線に観客に体感させてくれるかのような感じでした



★★★ 2018.11.30 シネリーブル梅田 シネマ1 20:55 H-12