MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「Karyn White」

2012-06-27 23:41:40 | ライヴ&イベント



ビルボードライブ大阪に久しぶりにやってきました
90年代のブラックミュージックブームの時に日本でも一時的ブレイクしたキャリンホワイトのショーがあるからで、今月と来月とビルボードライブ続きでございます
来月は同じく90年代に一斉風靡したソウル2ソウルが来ます
80~90年代ディスコやダンスミュージックにハマった者としてはハズせない 初夏のブラックミュージック祭

さてこの日のキャリンホワイトですが、お客さんの入りは満員とまでは行きませんが、中高年を中心とした客層が集まってます いつものようにカジュアルエリアと言う後方のカウンターで座ってマリブコークを飲んでおりますが、左右のカップルがパクつくハンバーガーらしき食べ物が気になる・・・
目の前のメニューには載っないし、どこで売ってんねん?
ビルボードライブも5周年らしいですね 大型モニターでゆかりのあるアーティストたちのお祝いコメントが流れてます

さて肝心のライブですが、キャリン・ホワイトの登場で自由席エリアの前方は総立ちでノリノリ!
リアルタイム世代の方々があの頃を思い出すかのように踊って盛り上がってる光景は後ろから見ていて微笑ましい
♪THE WAY I FEEL ABOUT YOUからスタートですが、「愛してま~す!」と日本語で挨拶しながら歌うキャリンホワイトは意外とあまり体型が崩れてないのかな?
結構ポッチャリしてしまいがちなんだが、スレンダーとは行かないが、割と体型保ってるほうかも?

1曲目から間髪入れず♪ROMANTICに移行して、フロアは一層の盛り上がり!
私の隣のおじさんも両手を左右に振りながらノリノリでヒョ―!とか奇声をあげてます
そして♪SECRET RENDEZVOUSへ・・・この流れるような初期のヒットメドレー3連発で懐かしく感じながら見てるオーディエンスの心を一気に引き込みましたね

続いて新譜から♪TRUE COLORS・・・シンディ・ローパーのカバーですが、これが見事なブラコン仕様のバラードになっていて聴き応え十分です
彼女の歌唱力がいかんなく発揮されてます
再びフロアに灯を付けたのがあの大ヒット曲♪THE WAY YOU LOVE ME!
後方のカジュアルエリアでも立って踊る人も出てきた!
まぁ、逆にそれだけ空いてるって事も言えるが・・・
オオオオッ!オオオオッ!と大合唱です

ここから後半は新譜の曲が中心のようです
知らない曲が立て続けに演奏されるけど、まだまだ第一線で活躍するという心意気が伝わってきます
スローなナンバーこそ彼女の歌の聞かせどころって感じですね
特にとっておきのスローナンバー♪SUPERWOMANでは歌いだしから歓声が起こってました

これで一端引っ込んだキャリンだが、サポートメンバーが「もう1曲聞きたいか?」とばかりにオーディエンスにアピール
当然総立ちで大歓声でこのアピールにこたえると再びキャリンが登場!
♪SEIZE THE DAYという新譜のタイトルナンバーで、これがライブに打ってつけのナンバー!
客席を回り、ハイタッチやらハグをするキャリン!
さらにマイクを向けサビの部分のリフレインを客に歌わす大サービス!
中にはマイクを取り上げて持って歌ってる人もいたな~
メンバー紹介も曲間で行い、もうステージとフロアが一体となったクライマックスです

思ったより盛り上がったと言っては失礼だが、知らない曲も多々あったものの楽しめる90分近いショーでした
またバックバンドも素晴らしい演奏で良かったと思います
物販買った人にはサイン会に参加出来るようですね~
次回のソウル2ソウルも楽しみになってきた


Karyn White ビルボードライブ セットリスト

01. THE WAY I FEEL ABOUT YOU
02. ROMANTIC
03. SECRET RENDEZVOUS
04. TRUE COLORS
05. SISTA SISTA
06. THE WAY YOU LOVE ME
07. MY HEART CRIES
08. UNBREAKABLE
09. LOVE SAW IT
10. IT'S HOT
11. DANCE FLOOR
12. SUPERWOMAN
13. SEIZE THE DAY


NEXT SHOW SOULⅡSOUL (2012.7.18 大阪 ビルボードライブ大阪)



★★★ 2012.6.25 ビルボードライブ大阪 カジュアルエリア D12





「日本初!WBA・WBC世界ミニマム級王座統一戦」

2012-06-22 00:10:44 | ライヴ&イベント



ボディメーカーコロシアムに話題の井岡一翔vs八重樫東の王座統一戦を見てきた
前日に2階自由席を購入して見に行きましたが、17時半頃仕事を早い目に切り上げさせてもらい、阿倍野からチャリンコで体育館へ!
興業は17時からなのでもう数試合は始ってるでしょうね~
そう思って会場入ると2階席の各入口付近のロビーで人だかり・・・中に入ればいいのに・・・と思ってたら、中に入れないのでロビーまで人が溢れてるではないか!

↑グッズ売り場は井岡商品ばかり

↑2階席は通路まで人が溢れかえり危ないの何の・・・落下しないようにとアナウンスもあった

おいおい・・・と強引に中に入るともう階段から前方の通路まで人まで人が溢れかえって歩く事もままならない
1人くらい何とかなるやろに・・・そう思い「すんません、すんません」と言いながら人ごみの通路を歩くこと数分
やっと1席の空きを見つけて「そこ空いてますか?」と聞くと空いてるとの事で何とか座席に付けた・・・
しかしどう見ても席数以上に人が多い・・・席数以上にチケット撒いたらアカンで・・・

実際メインの試合は中継の始る20時ころなので試合数から考えて、結構時間空くん違うん?
と思ってたらセミファイナルのヘビー級の試合が終わったのが19時。
後、1時間どうやってもたすのかな?と思ってたら、こういう時の為に予備試合と言うのがあり、時間調整の試合が行われるんですね~
初めてこう言う仕組みを知りました。



リングサイドの通路ではTV用のインタビューがされていてリング上の試合そっちのけで、多数の人だかり
あの辰吉丈一郎と 薬師寺保栄が居るのせいののですが、さすが辰吉の人気はまだまだ健在ですね~
プロレスのような頭から最後まで流れのあるような興行と違い、あくまでメインの試合ありきの興業なので正直それまでの試合の注目度は低いし、館内のムードもややざわつき気味。
私が来たときに行われていてたタイトルマッチは別として、それ以外の試合は正直館内全体があまり集中度が少ないように感じた


↑個人的には全盛期の新日本プロレス以来かな~この光景

さてメインの王座統一戦はTVで見た人も多いでしょうが何しろ2階席の南側後ろから2番目(しかも会場内の大型ビジョンの後ろでビジョンも見れず)で見ていたため細かい細部はわからず、八重樫の顔があんなにダメージがあったのは夜のスポーツニュースで知った始末。
でも動きだけ見ていたら前半4Rは八重樫が物凄くノビノビ闘ってるように見受けらられたし、結構押してるようにも思えた
八重樫の方の歓声が大きいようにも感じました ま、応援団が近くにいたせいもあるかも知れないが・・・

とにかく各ラウンドに1回は見せ場があり、どよめきが起こる!
でも八重樫の顔に何らかのダメージがあるのは場内のアナウンスでわかってたけど、あそこまでとはね~
てっきり私は傷で出血してるのかと思ってた
中盤から終盤にかけて井岡が押し気味のなり、八重樫の動きがやや押されてきたのはあの顔のダメージと家でスポーツニュース見て納得
でも最後まで真っ向勝負を選んだ八重樫のスピリットは凄いですね
最後まで打ち合いを見せてくれた2人は凄いと思いました
12R終了のゴングがなった瞬間の場内の大歓声はTVではなかなか伝わらないほどの凄まじさ!
もう一斉に申し合わせたかのように総立ちとなり、館内全体がスタンディングオ―ベーションでしたよ

それぞれ肩車されて健闘をたたえ合う2人が印象的でホント絵になる名シーンです
試合後も両陣営がリング上で記念写真に収まってるのを見て敗者なきリングとはまさにこの事だな~と思いました
そんな事を感じながら夜のなんばにチャリンコで消えていくのでありました・・・・



★★★★★ 2012.6.20(水) ボディメーカーコロシアム 2階自由席(チケットぴあ)

「アニメタルUSA × JAM Project「日米ANI-SONサミット」JAPAN TOUR 2012」

2012-06-19 21:17:34 | ライヴ&イベント



この春にオープンしたZEEPなんばにやってきました
あいにくの雨模様ですが、会場前は多数のアニソン&メタルファンが列をなしております
いつものメタルライブとは少し層が違った感じで、少なくともモッシュなんかで暴れたろうかい的な兄さんたちは見受けれない
どちらかと言うとスラッとした草食系と思われる男子が目立ちます・・・メタルファンよりアニソンファンが多いかな?
私はアニメファンではないけど、彼らが歌う曲は私がリアルタイムの少年時代のアニメの曲が多くついついCDも買ってもた

なんばパークスのすぐ近くにオープンしたZEEPなんばですが、ロビー並びにフロアもZEEP大阪よりも広いですね
天井も高いし、なんばハッチをもう少し広くしたような感じですね
そしてその広いフロアはもう後方までほぼギッシリの満員です!
予想以上の人の多さにビックリです



さて暗転とともに流れてきたのがアメリカ国歌!
その中ペイントした顔で出てきたメンバーたち・・・アニメタルUSA
ボーカルのマイク・ヴェッセーラを中心にそうそうたるメンツがアニメの歌をメタルアレンジで演奏するバンド
日本にもそんなバンド居たけどその外人版ですね
本格的なメタルとして甦った名曲アニメの数々・・・・


さぁ!みんなでうたおう!


♪愛をとりもどせ!!からスタート!
「ユア~ショック!」とみんな拳を振り上げて大合唱です
マイクはオーディエンスを煽りながらのっけから全開!
私は後方で見ていたんですが、私の周りは前方ほどのノリは少なく感じていたが続いての♪ガッチャマンの歌 ではもう後方もアゲアゲ!
子のアレンジを知ってる人はイントロで沸き、知らない人は歌詞の歌いだしの部分で初めてこれがガッチャマンの歌と気付き小躍りする
そしてフロア全体の「ガッチャマ~ン!」の大合唱で思わず鳥肌立ったぞ!
やはり知られてる歌は強い!みんな知ってるもんだから歌うの何の・・・「お~ガッチャマ~ン!ガッチャマン!」

さらに♪マジンガー・メドレー!
「スーパーロボット!マジンガ―Z!」と会場が一体となって歌う!
まるで往年の東映まんがまつりの客席見たいになってるぞ
♪ペガサス幻想では「セイントセイヤー!」とアニメ自体は見たことないけど私も叫んでた(笑)

新譜から♪タッチ、バラード風の♪愛・おぼえていますかなども演奏される
新譜は心ならず反応がやや大人しい・・・
でもクリスのギターソロによる聞き覚えのあるメロディに大歓声!
「ざ~んこ~くな天使のテーゼ~」とスローなギターソロに自然と歌詞が出てきそうだ
下手なメタルライブより断然に盛り上がりを見せてる

♪ヒーローメドレーなんかは訳分からんけど聞き覚えのあるメロディに一瞬「何やったかな?」と感んがえながらも盛り上がってしまう
「ライダー!キック!」「セブン!セブン!セブン!」とサビの部分や歌いどころではみんな大きな声で歌ってます
歌詞は英語でも日本語で歌ってしまうね
♪ゆずれない願いでは途中ラウドネスの♪Crazy Nightのフレーズが入るのはボーカルのマイクが元ラウドネスだからでしょうね
最後は♪宇宙戦艦ヤマトでもちろんみんなで「うちゅうせんかん!ヤ~マ~ト!」で決まり!

いあ~予想以上に盛り上がりましたね~
60分の彼らの出番の後はセットチェンジで日本のアニソンユニット、影山ヒロノブ率いるJAM Projectです
すいません!知らん・・・アニソンは興味なかったので・・・(影山ヒロノブは知ってるが)
普段は5人編成らしいですが、1名病欠で今回は4人編成のようです

そしてはじまったライブは当然全曲初めて聞く歌ばかり。
でもオーディエンスは変わることなく盛り上がり、ペンライトがいくつも揺れます!
片手をゆっくりあげて顔の前で肘を曲げる振付までみんなピッタリ!
サビの部分ではきっちり歌い、。掛け声かけるタイミングも決まってる
尻あがりにドンドンと盛り上がっていってます

私は完全な棒立ちの地蔵状態・・・でも見ていて楽しいぞ
♪レスキューファイアーではもう会場が揺れようかという程のジャンピングの連続と「モット!モット!「の掛け声の応酬!
この歌はきっと定番の盛り上がる曲なんでしょうな~オーディエンスの反応はハンパではなかったぞ!

さらに終盤はアニメタルUSAが再び登場し、JAMのメンバーと一緒にアニソン共演です
♪CHA-LA HEAD-CHA-LA 、♪WE GOTTA POWER とドラゴンボールメドレー、♪ウィーアー! などを経て、最後はJAMメドレーで会場は爆発的な盛り上がりで3時間近いライブは大団円を迎えるのであります
このコラボでややマイクが時折に居心地悪そうに見えるのが微笑ましかった

外は大雨・・・それもあってか物販売り場は人、人、人で特にCDコーナーに人垣が出来てたのが印象的
アニメタルUSAピンのショーならたぶんこの半分ぐらいかそれ以下の入りだったろうね
そう思わせてくれる程にアニソンのパワーを見せられた夜でした

アニメタルUSAのセットリストほこんなところです

01.アメリカ国家(SE)
02.愛をとりもどせ!!
03.ガッチャマンの歌
04.マジンガー・メドレー
(マジンガーZ~おれはグレートマジンガー)
05.タッチ
06.ペガサス幻想
07.愛・おぼえていますか
08.CAT'S EYE
09.残酷な天使のテーゼ
10.ヒーローメドレー
(デビルマンのうた~レッツゴーライダーキック~戦え!仮面ライダーV3~秘密戦隊ゴレンジャー~ウルトラセブンの歌)
11.ゆずれない願い
12.宇宙戦艦ヤマト



NEXT SHOW Karyn White (2012.6.25 大阪 ビルボードライブ大阪)



★★★ 2012.6.19 Zeep Namba スタンディング 整理番号1階 B210 (CNプレイガイド)

「明日、悲別で」

2012-06-16 23:41:35 | ライヴ&イベント



北海道の富良野演劇工場で倉本聰演出の「明日、悲別で」を見てきました

(あらすじ)

二十年前に閉山した炭坑の町、悲別。散り散りになった若者たちは、2011年大晦日、閉山の日の約束を守って今や破綻寸前のこのふるさと に集ってくる。
  彼らの交した約束とは、大昔この炭坑の第一坑道の地下三百メートルの地底に先人達が埋めたという「希望」を封印したタイムカプセルを、みんなで探しに潜ろうということ。
だが二十年の歳月は、若者たちを変えてしまっている。
福島の原発労働者となって津波と爆発に遭遇した者、懸命にふるさとにしがみつき空しい町おこしに励む者、そしてこの町の町会議員になり、原発汚染の福島の瓦礫を引き受け、廃坑の地下一千メートルに石棺に入れて閉じ込めようと策す者。
  三百メートルの地下に希望があり、千メートルの地下に今絶望を埋めようとしている悲別。
約束を守った二人の若者が、空しくしか思えない希望を求めてかつてのなつかしい第一坑道へ二人っきりで入って行った。

この芝居は深く重いテーマを半分近く暗転の中で演じられてる
それは炭鉱後に入った3人の男が体験する絶望と希望を客席で追体験してるかのような臨場感があります
希望が埋まってると言われるタイムカプセルを探しに行く二人の元炭鉱夫と新聞記者
落盤事故に遭い生き埋めに合うがそこで繰り広げられる三人のドラマをほとんど暗転の中で描く演出は、より人間味が出て良かった

そんな彼らを救おうとかつての仲間が事故現場に入っていく場面は実に感動的で、特に役者が一斉に動きを止める中ただ一人だけゆっくり動くスロー&ストップモーション的な演出が効果的に感動を盛り上げている
オープニングでもストップモーションが使われるがその完成度に舌を巻く!まさか舞台でこういう効果が生きるなんて・・・
20年前の約束はいつしか風化し時の流れがそれぞれの環境を変え、人を変えてしまう そんな中一つの出来事により結果的に約束通りみんな地下に集まっていく・・・運命と言えば運命かも知れないが様々な事情の中でも、かつての仲間の窮地に己の事は後にして飛び込んでいく姿に胸を熱くさせられる

時折、前衛舞踏のような亡者たちの踊りが挿入されるが、まるで空しくまさに死んでしまったかのような町とそこに渦巻く人々の怨念のような怒りというもの感じさせて少し怖いくらいです
原発事故により福島の町はこの悲別のように寂しく悲しい運命を辿ってしまうのか・・・老婆が叫ぶ「神様はいるのかよ、とうに神様なんていやせん・・・」まるで現実を思わすようで胸にグサリとくる
それだけに人間の心の大切さ、人間の力というものを見なおさないといけないと思わせてくれる

ただ重いテーマが幾重にも重なってるようで見ていて疲れました
「帰国」のように一つテーマ絞れてる方が判り易かったかな・・・?



★★★ 2012.6.11(月) 富良野演劇工場

No.043 「ロボット」(2010年 139分 シネスコ)

2012-06-02 23:44:58 | 2012年劇場鑑賞
監督 シャンカール
出演 ラジニカーント
   アイシュワリヤー・ラーイ・バッチャン
   ダニー・デンゾンパ



この日の2本目はシネマート心斎橋に移動しての鑑賞
見るのがインド映画です・・・久しぶりです
それもあのスーパースター・ラジニカーント主演の作品とくれば嫌でも期待が高まる!
と、言っても彼の作品は「ムトゥ踊るマハラジャ」しか見たことなないですがね~

(あらすじ)

10年もの月日をかけて、バシー博士(ラジニカーント)は自分と同じ姿かたちをしたハイテク・ロボットのチッティ(ラジニカーント)を開発。
さまざまなトラブルを巻き起こしながらも、人間社会の規律や習慣を学んでいくチッティだったが、次第に感情が芽生えるようになる。
やがて、博士の恋人サナ(アイシュワリヤー・ラーイ)に心を奪われ、強引に彼女に気持ちを伝えようとするが、それが博士の逆鱗(げきりん)に触れて解体されてしまう。
博士への激しい怒りと、サナへの絶ち切れぬ思いから、チッティは殺人マシンとなって復活を果たすが……



冒頭お約束通りに“スーパースター・ラジニカーント“の文字がデカデカと出てきます
それだけでワクワク・・・この人の作品には必ずこの文字が出てくるんですね~
まぁ、久しぶりにインド映画のパワーを見せられましたね
それが良気につけ悪気に付け、またはやり過ぎや遊びすぎだろうともね~
こう言う作品はついついバカ映画なんて言ってしまいそうだが、そこに伝わるのは見る者を楽しませようとする娯楽の原点!

ロボットを開発した博士が完璧なロボットを作り、認可を得ようと感情までを学ばせた結果自分の恋人が寝盗られそうになり、そのロボットを一転破壊しょうとする
でもその行為にロボットが復讐という形で博士始め人間たちを攻撃してくる
SFアクションコメディのようなバカ映画かもしれないが、テクノロジーの発展に対して人間のエゴや傲慢さを絡めたようなテーマにも見えて中々インド映画も遊んでるような映画の中にもキラリと光る鋭さが兼ね備えてるね
人間の作ったロボットが感情を持ち攻撃してくるって「2001年宇宙の旅」か「ブレードランナー」見たい・・・



それでもロボットが増殖してスクラムを組んで球体でゴロゴロと転がってきたり、ヘビのようになったりとやはりバカやってんな・・・
今回は歌や踊りはやや少ない目かな?(ミュージカルシーンは2か所ぐらい)
それでもインドの小室と言われた A・R・ラフマーンの軽快な音楽が全編炸裂してノリは相変わらずいい
また電車の中のアクションシーンは香港映画でもやりそうにないハチャメチャな大暴走!

90年代のインド映画ブーム知らない人には新鮮に映るのかな?
それともダメだし?まぁ合わない人には合わないでしょうね~
でもあの当時は“割り切って鑑賞“するという事を認識させてくれたのをまた再び再認識!
この映画で興味持たれたら「ムトゥ踊るマハラジャ」を是非・・・



★★★★ 2012.5.31(木) シネマート心斎橋 スクリーン2 20:30 整理番号11

No.042 「幸せの教室」(2011年 98分 シネスコ)

2012-06-01 23:23:01 | 2012年劇場鑑賞
監督 トム・ハンクス
出演 トム・ハンクス
   ジュリア・ロバーツ
   ブライアン・クランストン



毎年の長期出張が迫ってきて いよいよ映画も一休みその前に見る作品がまずこれ
トム・ハンクスとジュリア・ロバーツ共演の作品です

(あらすじ)

ラリー・クラウン(トム・ハンクス)は、大学を出ていないという理由から長きにわたって勤務してきたスーパーをリストラされてしまう。
その後、隣に住む夫婦の勧めで地元の大学に通うことに。
大学での新生活に希望を抱くラリーだったが、ラリーを教える教師のメルセデス(ジュリア・ロバーツ)は仕事への情熱を失っていた。
しかし、そんな二人の出会いがお互いの人生を大きく変えていく。



学歴が理由でリストラされた中年のスーパーの店員が、心機一転大学に通うことになるが割とアッサリとこの大きな決断をしてしまうように思ったが、人間その居場所合うか合わないかはまさに紙一重のようで、この主人公はまさに知りあいの勧めと大学の学生部長の言われるがままにコースを選択し、人生に今までなかったようなもの得る
なかなか自分の思うようにならない現実だが、この映画の主人公のようにちょっとしたタイミングと運で人生が変わるものだな~と思わせてくれる

トム・ハンクスは今回は肩の力を抜いた芝居で、重いキャラでなく割と軽めの明るい主人公を演じてます
中年になってもこう言う明るいキャラはまさに彼の独断場で良いんですが、一方のジュリア・ロバーツは逆に夫婦関係も上手くいかず、仕事への情熱も無くしてしまった女教師という役柄で逆に重いキャラ・・・このコントラストはなかなか面白いです



でもこの役ジュリア・ロバーツでなくても良いような気もしますね
トム・ハンクスが演じるラリー・クラウンはまさに彼ならではの役柄って感じなのにね~
2人の良い部分が出てるんだが、ジュリア・ロバーツより他に適役が居そうな気がして・・・
2人の豪華共演という意味でいくと可もなく不可もなくと言った印象の作品だった・・・悪くはないんですがね




★★★ 2012.5.31(木) TOHOシネマズなんば 別館シアター12 18:10 I-14