MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.22 「空母」いぶき

2019-05-26 09:04:56 | 2019年劇場鑑賞



劇画が原作のこの作品だが現実に日本で議論されている事柄やいつ起きてもおかしくない
事態を連想させる作品として注目されてます
出てるのが西島秀俊、佐々木蔵之介、高嶋政宏、玉木宏、佐藤浩市、藤竜也、吉田栄作、中井貴一
まさにイケメン揃い...ま、みんなおっさんなんですが(笑)
観客も年齢層高い目でした

初島に国籍不明の武装集団が上陸、日本の領土が占領された
空母いぶきを出動させる日本政府
ここで専守防衛を掲げる日本の姿を見せてくれるのがこの映画の見所ですが、
相変わらずドタバタな日本政府は「シンゴジラ」同様に現実的にこうなりそうだから説得力ある(笑)
国民の反応の描写がネットの反応のみなのも、今の平和ボケの日本らしい

艦隊の中では国民を守る為命を惜しまないと説く館長西島秀俊と自衛隊員に死者をだしたくない副館長 佐々木蔵之介の考え方の違いなど興味深い
戦闘と戦争の線引きの議論などまさにこの日本の状況を描かれており、イテマエなハリウッドの同系列な作品との立ち位置の違い出ています
それでも交戦派?な館長の命で激しい戦闘が繰り返されます

ただ戦死者が出るけども敵からの攻撃に対する日本の防衛システムがほぼ完璧に機能して撃破するのはちょっと出来過ぎな感じが...
また負傷した敵パイロットを救出するもその敵の前で銃をぶら下げてるのは不用意すぎ!
あわや「ファイナルカウントダウン」見たいに立てこもられるぞ!(笑)

世間を騒がせてる佐藤浩市の総理大臣のキャラだが安倍総理を揶揄してるとか言うけど全然そんな感じはなかったけどなー
そんな話題でなければそんな風には取らないように思う

それと中井貴一…この役居るか(笑)?
友人に言わせれば緊迫の中にホッコリさせる役目になるん違う?との事だそうだが…


★★★ 2019.5.24(金) アポロシネマ スクリーン1 20:50 I-1

「令和初の大阪ダービー」

2019-05-20 13:55:44 | ライヴ&イベント
ガンバ大阪対セレッソ大阪
大阪ダービー
初のアウェー観戦行ってきました
エキスポシティで居てる時はそれほどでもなかったが、スタジアム来たら一気にアウェー感爆発!
スタジアム前ではぶーたー!ぶーたー!セレッソぶーたー!と青黒軍団の行進を見せられ
ガンババス来たら勇ましいチャントでお出迎え
逆にセレッソのバス来たら大ブーイング
アウェー感がなかなか楽しい



スタジアムは素晴らしく見やすかった
屋根に響く歓声が地鳴りのように聞こえて迫力満点
ただ男子トイレ少なすぎ!
女子トイレは凄い綺麗らしい




懸念された地獄と言われる帰りのアクセスもプランBが見事に決まり
超余裕の快適に帰れた
試合に負けたがアクセスは大勝利!


No.21 「ザ・バニシング 消失」

2019-05-19 00:45:58 | 2019年劇場鑑賞




やっと上映最終日に見れた
劇場初公開らしいけど知らなかったこの映画
ラストが衝撃らしいから見て来た

彼女と旅行中の主人公が旅の途中飲み物を買いに行った彼女が行方不明になると言う事態に遭遇する
そのまま行方知らずのまま3年が過ぎ、犯人らしき人物からメッセージが届く…

主人公カップルと犯人とそれぞれの行動を交互に描くのはいいですね
でもちょっと…感覚のズレがあるのか解せないシーンがいくつかある

主人公は3年経っても消えた彼女の行方を張り紙や広告でまさに執念で捜しているのだが、同時に新しい彼女が出来ていてると言う…ちょっとこの辺の感覚はどうよ?(笑)
その新しい彼女に向かって「戻れたら彼女が消える前に戻りたい」とか言う始末
きっちり新彼女は去っていくがね
また犯人の手にまんまと乗るのもちょっと解せない感覚

あまりこの主人公に感情移入出来ないため、絶望的なラストもそろそやね‥と納得しました



★★★ 2019.5.16(木) シネマート心斎橋 シアター2
12:35 E-10

新世界東映に異変?(笑)

2019-05-16 23:36:32 | 映画の話題




新世界東映にカラーのチラシが出来ててびっくり!
しかもシネマート心斎橋に置いてる
まさかの禁煙ルームが出来て上映中の喫煙者が皆無とご贔屓して貰ってるブロガーさんの記事で読みましたが
普通の映画館になって昭和の妖しい雰囲気が薄れたのは寂しいね



しかも新世界東映で千葉真一、ノラ・ミャオ共演の「実録麻薬地帯」の上映前にトークショー開催!!
なんかミニシアターみたいになってきた(笑)
普通の映画ファンが多数ここに集まるの?
なんか嬉しくもちょっと寂しい違和感(笑)って…何だろうこの気持ち
一度久々に新世界東映を覗いて見るかな?

No.20 「ラ・ヨローナ ~泣く女~」

2019-05-14 23:25:59 | 2019年劇場鑑賞




死霊館シリーズのスタッフによるホラー映画らしいですが、死霊館とはあまり関係ありません
ちらっと生き人形が出るくらい…

サブタイトル通りの泣く女…これホラーや怪談にはいいですね
やはり女の人のすすり泣きは恐怖感はマシマシです
恐怖映画には重要なアイテムであります
それをサブタイトルに持ってきたのはいいです
夫の浮気に逆上して取り乱した妻が子供を溺死させ、それを後悔した妻も自殺する…この幽霊誕生エピソードもおどろおどろしくて好きです

そんな幽霊=ラヨローナとその幽霊に子供を奪われないと命懸けで守る母親との戦いが本筋ですが、個人的に演出的にもだいたい予想つく展開で特に驚きはありませんでした
ラヨローナもどこかで見た感じのビジュアル目新しさはあまり無し

でも変に捻っておかしな展開なるより、このような安定した展開で見せてくれるホラーは好きです
白いドレスに白い顔、恨みと情念が渦巻くラヨローナに日本の幽霊を見てました
やはりJホラーの影響がまだまだハリウッドにありますね
デートムービーとしては最適の作品でもあります



★★★ 2019.511(土) なんばパークスシネマ シアター6 21:10 I-16

No.19 「アベンジャーズ/エンドゲーム」

2019-05-11 20:36:46 | 2019年劇場鑑賞




怒涛の183分!もうお腹いっぱいのど迫力の大バトル
アベンジャーズシリーズは1.2作は見たが前作のインフィニティウォーは見逃してまして、csで録画したのを駆け足で鑑賞して今作に望みました
ま、インフィニティウォーとエンドゲームで2部作と言う感じでしょうね
しかし本当にこの集大成理解するためにはアベンジャーズ全作品と個別のマーベルヒーローシリーズを全て見ないとわからない
ま、わからないままに楽しめたがね

前半は割と地味なヒーロー達の失われたものを取り戻す作戦をコミカルに描かれていくが
後半はもう往年のゴジラ映画見たいにラスボスのサノスを時間差攻撃に合体殺法とヒーロー達がど迫力なバトル見せれば、「ロード・オブ・ザ・リング」のクライマックス見たいにサブキャラ達は数万匹くらいいそうなザコキャラと肉弾相打つ戦いを見せる

でもキャプテンアメリカのシンボルの楯をドンチードル扮する黒人のウォーマシンに託すとこは、なんか今のアメリカを皮肉ってると言うか…なんかあるん違う?と感じたが…(笑)

これで一応完結…なんだろうがきっとまたニューサーガやるやろなー



★★★★ 2019.5.10(金) アポロシネマ スクリーン7 20:10 E-2


「高槻ジャズストリート2019」

2019-05-05 17:03:56 | ライヴ&イベント



高槻ジャズストリートに初参戦したが、最初は勝手わからず苦戦したけど、ジャズバーの会場をハシゴしたらなかなか良い雰囲気で良かった



駅降りたら音楽が溢れている
駅前、高架下、駅のコンコースで演奏されてるし、街中歩けばどこかで音楽が流れてる…これは初めて来たけどもっと早く来とけばと思いました
途中ビールやワインなどお店前で売ってたりと街中お祭りです




またエリア巡回するバス車内でも演奏があってこれがまた良い感じ!
あの狭いスペースで上手く演奏してますねー
車内ノリノリでこのまま乗っていたいぐらい



数件のバーのステージ見て回ったが至近距離で感じるライヴ感は大きいステージでは感じれない魅力と楽しみがありますね



有名ミュージシャンが出る大劇場や野外グランドのメイン会場までは行ってなくとも十分満足出来た
来年も来たいね
初めてサマソニ来た時の感動に似てます

隣町で同時開催の茨木音楽祭も来年掛け持ちしたいね

「太秦ライムライト」

2019-05-02 13:15:41 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)




CSで鑑賞
この映画は劇場で見たかった

時代と共に衰退する時代劇と消えつつある切られ役の役者達の姿を新進女優とベテラン切られ役に照らし合わさて描かれる秀作
どことなくチャップリンのライムライトと被さる設定なんですが、消えて行くものと新たなに脚光を浴びるもののコントラストが切ないのが共通しています

今の時代劇の立ち位置がよくわかりますね
たまに時代劇作られたら生意気なアイドル主演で時代考証もズタズタでチョンマゲの代わりに連獅子見たいな風貌になってる
しかも刀は刃が無く柄のみで刃は後でCGで足すと言うへっぽこ殺陣
昔気質の役者が顔しかめるのもわかりますね
新進女優演じる山本千尋と福本清三が殺陣の稽古をするシーンが何度か出るがルークとオビワン見たいに見えてきた(笑)

時代劇映画やドラマが無くなり、残された古株の切られ役者は映画村のチャンバラショーに駆り出されるって凄いリアリティがあって時代の変化を痛切に感じます

それで主演の福本清三の無骨な中の優しさがあり、この人の人柄が出てるかも知れないですね
この役自体が素で出来てるような感じ…いい味だしてます
大御所の松方弘樹との立ち回りの撮影シーンでカメラ回る前に大御所を挑発する場面は自ら奮い立たす事もあるだろうが、立ち回りと言う名の真剣勝負の凄みが感じられ、自らのラストファイトに気合いを入れてる可能性ようです
そして見事な切られっぷりがこの作品の光と陰を体現されてるかのようで、美しくも神々しくて切ない…見事な幕切れです
まさに時代劇役者の今を描いた京都の映画人達の心意気が感じらる映画でした