MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.032 「アイアンマン3」(2013年 133分 シネスコ)

2013-05-31 22:49:59 | 2013年劇場鑑賞
監督 シェーン・ブラック
出演 ロバート・ダウニー・Jr
   グウィネス・パルトロー
   ドン・チードル




久々に東大阪随一の布施ラインシネマへ行ってきました
一時はよく足を運んでいたシネコンだけど、南館が無くなってから上映本数が減ったこともあり、なかなかハシゴで見るには難しくなっていました
しか久々に行くと落ち着いて見れる見やすいシネコンである事を再確認
でも会報は毎月来てたけど、あれって最近は廃止になったのかな?

(あらすじ)

スーパーヒーローで編成された部隊アベンジャーズの一員として戦い、地球と人類を滅亡の危機から救ったアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)。
だが、アメリカ政府はスーパーヒーローが国の防衛を担うことを危険視するようになり、それを契機に彼はアイアンマンの新型スーツを開発することに没頭していく。
そんな中、正体不明の敵によってスターク邸が破壊され、これまでのアイアンマンが全て爆破されてしまう。
何もかも失ったスタークだが、人並み外れた頭脳を武器に孤独な戦いに挑む!



結構楽しみました
でも過去2作があまり印象に残ってなくて、今回と前作と比べるとどうとかあまり言えないんです
この作品だけに限ればアイアンマンスーツを自在に操り、手や足やボディのパーツが飛んできてスタークと合体する描写など、マジンガ―世代のロボットヒーローものを見たものとしては結構楽しい!
特にアイアンマンスーツが大量に出てきての一大バトルも迫力あって面白かった!



迫力あるシーンはとても面白いんだが、それぐらいしか印象に残らないのが残念・・・?
アメリカ政府から危険分子と見なされたアイアンマン=ト二―スタークの苦悩も描かれ、シーツの中身の生の人間にも今回はスポットもあてられる
今回の敵となるテロリストの犯行予告の映像も現実のテロを連想させる作りで、ビンラディン風のベン・キングズレーの風貌といい、途中で明らかになるそのカラクリなど現実にありそうな感じ・・・
現実のアメリカの敵を相手にアイアンマンさせると言う風に見えるが、これもしかして「アベンジャーズ2」の大きな前フリとかなるんかな?
終わって見ればこの映画もそんなアベンジャーズに為の作品だったりしてね

また最後にサミュエル・L・ジャクソンがどこかで出てきよるんかな?と思ってたら・・・
やたらカッコイイ仕上がりのエンドロールだが・・・最後までみてくださいね



★★★ 2013.5.30(木) 布施ラインシネマ シネマ3 17:25 J-6


「第27回 帝塚山音楽祭」

2013-05-29 01:56:02 | ライヴ&イベント

夏フェスの季節が近づいてきました
野外の解放感のあるフェスはとても楽しいもんです
で、野外フェスというより近隣の歴史のある音楽祭に初めて行ってきました(と言っても仕事の絡みで2時間ほど居ただけですが)
それがこの帝塚山音楽祭です
万代池公園をメイン会場に帝塚山地域全体にカフェやレストラン、更には阪堺線というチンチン電車の中でも見にライブしたりと、町全体がフェス会場のようなイベントです



万代池公園では3ステージあって地域の学校の吹奏楽部の演奏や、軽音楽部のライブ、地域のダンス教室のパフォーマンなど1日中楽しめる手作り感のあるフェスで楽しい一時を過ごしました
軽音楽のライブではGLAYやBOOWYなどの曲で若者中心に盛り上がっておりました
有名なとこでは後藤次利なども出ていました
また飲食コーナーも有名店などがサマソニ大阪のオアシスのごとく色々と出店していて、ライブだけでなくお腹の方も充実できます
また来年、今度はプライベートで楽しんで見たいです



★★★★

No.031 「シー・トレマーズ」(2010年 82分 ビスタ)

2013-05-25 23:16:55 | 2013年劇場鑑賞
監督 ブライアン・ユズナ
出演 マイケル・パレ
   ジャナ・ファサート
   フランシス・マギー




続いての映画は何とも微妙な映画
正直DVDスル―でいいような感じの作品だが、こういう映画をスクリーンで見るのも結構いいかもね
B級モンスター映画って事で少なくともTVで見るよりは迫力だけはあるはず・・・
意外とお客さんも8人も居てビックリ(笑)

(あらすじ)

はるか昔の生命体の調査と研究に没頭する海洋生物学者のスカイラー・ジェーン(ジャナ・ファサート)は、調査のために北スマトラ海沖へと足を運ぶ。
その途中、幼い少年が密漁団によって強引に労働をさせられているのを見掛けた彼女は地元の警察に通報するが、一味とグルの警察は相手にしてくれない。
一方漁場では、海中から出現する謎の巨大モンスターが密漁者たちを血祭りに上げていた。



監督がブライアン・ユズナと言えば「死霊のしたたり」を思い出すホラーファンは中高年のホラーファンか?
今だ映画を作ってんのかいな?と思ってしまったが、映画的にはどうって事無い作品だが、残酷シーンはやけに力を入れてるのはさすがと見るべきか・・・
でもこの映画の見どころを探すとしたらそんなトコぐらいですね

主演がこれまた一発屋のマイケル・パレで、中年太り気味ながらの主演
もちろん「ストリート・オブ・ファイアー」のような颯爽とした感じはもはや無く、この作品は主演ながらろくに活躍してそうで、実はしてないと言う役立たずぶりを見せてくれます
予想通りのモンスターの死に様といい先が読める展開はお約束だが、ヒロインもイマイチ微妙に魅力ないし、主人公はろくに何もせず退散するわと人物キャラがなってないので残酷シーン&モンスターに期待するしかない作品



でもドラマのキーとなる兄弟の弟は実はアレだったりして、変なとこで変化球投げてきたりする(笑)
モンスターは海のサソリ・・・風でした
ビデオムービーで見かけるCGアニメ見たいな絵でないだけマシかな?



★★ 2013.5.23(木) シネマート心斎橋 スクリーン1 20:30 

No.030 「ビトレイヤー」(2013年 99分 シネスコ)

2013-05-24 22:52:01 | 2013年劇場鑑賞
監督 エラン・クリーヴィー
出演 ジェームズ・マカヴォイ
   マーク・ストロング
   アンドレア・ライズブロー
  


久々の心斎橋での鑑賞です
見る映画が当初は鑑賞予定のなかった作品ですが案外そう言う時って思わぬ拾いモノの傑作に出会ったりするもんです
もちろんB級なりの作品だったりする方が多々ありますが・・・

(あらすじ)

大物犯罪者ジェイコブ(マーク・ストロング)を追い掛けてきたものの、深手を負わされた上に逃げられてしまった捜査官のマックス(ジェームズ・マカヴォイ)。
そんな中、あるトラブルに巻き込まれた息子の身を案じたジェイコブが潜伏先から姿を現す。
逮捕する絶好のチャンスだとしてすさまじい執念で彼を追うマックスと、その追撃を巧みにかわしていくジェイコブ。
やがて、自分たちが政府と強大な謎の組織が関与する陰謀に巻き込まれているのを知った彼らは、一時的に手を結んで戦いに臨んでいく。



クライムサスペンスだが、オープニングからバイクで逃げる強盗犯をジェームズ・マカヴォイ扮する刑事が追跡するシーンからして迫力ある演出で見せてくれます
このシーンが作品のストーリー全体のキッカケになる場面で 犯罪者ジェイコブとの因縁の関係が構築される

どことなく重い雰囲気の作品ながら、事件が進行していくにつれ、刑事と犯罪者が共通の敵に対して接近していき、2人でその敵に立ち向かい事になって行くのをスリリングな展開で見せてくれます
どことなく香港ノワールのような雰囲気もあり結構好みの作品でもあります



また銃撃戦の迫力は大作映画波に迫力ありマシンガンをぶっ放せば薬莢が景気良く弾かれるし、着弾した壁は大きな穴ボコだらけになる
リアルな描写が銃撃音以上に迫力を増幅させてくれます
この映画でやはりインパクトがあるのは大物犯罪者ジェイコブを演じるマーク・ストロング
冷酷そうな顔たちの中に息子を思う父親の顔と義理がたい犯罪者を好演しています



★★★ 2013.5.23(木)シネマート心斎橋 スクリーン1 18:35 


No.029 「リンカーン」(2012年 150分 シネスコ)

2013-05-21 22:16:34 | 2013年劇場鑑賞
監督 スティーヴン・スピルバーグ
出演 ダニエル・デイ=ルイス
   サリー・フィールド
   デヴィッド・ストラザーン



続いても上映始まってから日にちが経ってる作品
リンカーンと言うと学校の図書館なんかの伝記本なんかでお馴染みでした
リンカーンがバンパイアと戦う映画なんて昨年ありましたが、今回はれっきとしたリンカーンの史実に基づくドラマです
ただ150分という長尺が腰引けてしまいます・・・で、今頃の鑑賞なんですがね

(あらすじ)

エイブラハム・リンカーン(ダニエル・デイ=ルイス)が、大統領に再選された1865年。
アメリカを内戦状態に追い込んだ南北戦争は4年目に突入したが、彼は奴隷制度を永遠に葬り去る合衆国憲法修正第13条を下院議会で批准させるまでは戦いを終わらせないという強い決意があった。
そのためにも、国務長官ウィリアム・スワード(デヴィッド・ストラザーン)らと共に憲法修正に必要な票を獲得するための議会工作に乗り出す。
そんな中、学生だった長男ロバート(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が北軍へと入隊し……



てっきりリンカーンの生い立ちから始まる伝記の映画化のような作品かと思えばそうではなく、合衆国憲法修正第13条を下院議会で批准させるまでの話が中心で、南北戦争を終結させようとするリンカーンの苦心する姿が描かれる
そういう展開にもっていくスティーヴン・スピルバーグの目の付けどころが上手いですね
野党陣営の票を集めるのに野党議員を寝返させようとする展開がスリリングであったりして見どころも多いです
お堅い伝記モノと言えばそうかもしれないが、そう言うエンターティメント風にも見れる場面はさすが・・・
でも正直疲れたのも事実で、出来れば2時間以内くらいにまとめてくれたら個人的にはもっとよかったかな~



オスカーを受賞したダニエル・デイ=ルイスのリンカーンの芝居はさすが上手いです
風貌も似せてしまうカメレオン演技は本や写真でしか知らない我々のイメージ通りでした
また、政治家としてだけでなく、父親としてのリンカーンも描かれてるのも更にドラマに厚みが出たと思います
ただ・・・やはり長すぎ



★★★ 2013.5.16(木) シアター5 21:20 J-12

No.028 「ラストスタンド」(2013年 107分 シネスコ)

2013-05-20 23:32:19 | 2013年劇場鑑賞
監督 キム・ジウン
出演 アーノルド・シュワルツェネッガー
   フォレスト・ウィッテカー
   ジョニー・ノックスヴィル



先週に続いてのMOVIX八尾での鑑賞
公開が始まってから少したつ作品を続けて鑑賞ですが、まずはアーノルド・シュワルツェネッガー
の本格復帰作!
もう随分前から予告編を見てるせいもあって今頃公開かいな?って感じですが・・・

(あらすじ)

極悪犯コルテスを極秘で護送する車が、彼の仲間たちに襲撃される事件が発生。
時速400キロメートルという圧倒的スピードとパワーを誇る車を駆り、コルテスらはメキシコ国境へ向けて爆走する。
FBIはパトカーやヘリコプターを駆使し総力を挙げてコルテスを足止めしようとするが、最新鋭の銃火器を備えた彼らに太刀打ちできず、追跡隊は壊滅状態。
コルテスたちの進路となっている小さな田舎町で保安官を務めるオーウェンズ(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、町にある武器をかき集め、住人らと共に迎撃の準備を整える。



アーノルド・シュワルツェネッガーの本格アクション映画主演復帰作という触れ込みの作品
大体こう言うパターンって駄作で終わるんだすがね~
でもこの映画アーノルド・シュワルツェネッガー史上「ターミネーター1&2」「コマンド―」「トゥルーライズ」などに並ぶ傑作と言っても言い過ぎではないかも?と思うほどそれほど意外と面白かった

アーノルド・シュワルツェネッガー版「真昼の決闘」と言うような西部劇テイストな雰囲気も感じられる
麻薬王を迎え撃つまでの様々な出来事やハプニングも展開として面白いし、変にキャスティングが豪華なのもアーノルド・シュワルツェネッガーのワンマン映画になってないとこが普通にアクション映画として見れる
保安官のオーウェンズとその仲間たちが牢獄にいた囚人だったり、女保安官とメキシコ系のベテラン保安官と武器オタクな変わり者・・・その辺のキャラの面白さがいいですね
FBI捜査官のフォレスト・ウィッテカーも良い味出してるし、ジョニー・ノックスヴィルもジャッカス魂全開な活躍を見せてくれるのも嬉しいところ・・・
これがアーノルド・シュワルツェネッガー一人で大暴れ見たいな作品だったらきっと失敗作だったでしょうね(ま、それでも無敵の強さは健在ですけどね・・・歳だといいながらも)



ガンアクション、カーアクションに格闘ファイト・・・現在の持てるスキルの全てぶち込んだアーノルド・シュワルツェネッガーの復活作は意外な拾いものの一篇でした
でも平日のシネコンとはいえ客3人はチト寂しいね



★★★★ 2013.5.16(木)MOVIX八尾 シアター9 18:45 G-10

No.027 「死霊のはらわた」(2013年 91分 シネスコ)

2013-05-19 00:02:38 | 2013年劇場鑑賞
監督 フェデ・アルバレス
出演 ジェーン・レヴィ
   シャイロー・フェルナンデス
   ジェシカ・ルーカス


80年代の中盤にやってきたスプラッター映画ブーム!
その火付け役となったのがサムライミ監督作「死霊のはらわた」でした
色んな意味でもホラー映画史上に名前を轟かせるこの映画がリメイクされ21世紀に甦りました・・・よせばいいのに
サムライミ自身がプロデュースしてるので変なリメイクにはならないと思うのですが、でもオリジナルがホラー映画史に残る傑作なだけに過度な期待も禁物です

(あらすじ)

うっそうとした山奥にたたずむ小屋を訪れた、ミア(ジェーン・レヴィ)をはじめとする5人の若者。
小屋で「死者の書」という不気味な書物を見つけた彼らは、はからずも邪悪な死霊をよみがえらせてしまう。
解き放たれた死霊はミアにとりつき、若者たちに襲い掛かる。
おぞましい姿に変ぼうしたミアと戦いながら山から脱出しようとする若者たちだが、死霊の力によって行く手を阻まれてしまう。助けを呼ぶこともできぬまま、一人、また一人と、彼らは死霊にとりつかれ……



やはりこう言うのはリメイクしない方がいいね
オリジナルそっくりの作りなら独創性が無いと思うし、まったくオリジナルと違うものを作れば全然別もやん!と叩かれる
要は過去の傑作には手を付けないでくれ・・・これがこの映画を見た感想の全てです

全体的な大まかなプロットはオリジナルを元にしてるけど、やけにこのリメイクは暗く陰湿にさえ思ってします
オリジナルでも有名な森が襲ってくるシーンもやけにシリアスで怖い・・・
どことなく死霊に取り憑かれた姿はJホラーを意識した感じでゲンナリ・・・そっち系か・・・見たいな感じです
ま、ある意味良く出来てるかな?
オリジナルの方がチープだけど、それがなんかお化け屋敷見たいな手作り感があってよかったです



残酷シーンもやけに気合い張ってるんだけど今風のスプラッターホラーって感じでホラー映画としては及第点ぐらいかな?
まして 「死霊のはらわた」のリメイクと言う意味では大分違うと思います
元来 「死霊のはらわた」と言う映画はとても明るく楽しい映画だったはず!
エグイ中にどことなく笑ってしまうぐらいの突き抜けた感のあるオリジナルにはとうてい及ばないリメイク作です
1本のホラー映画としてはそこそこかな~
やたら音でビビらすの今風でした



★★★ 2013.5.9(木)MOVIX八尾 シアター8 21:30 J-2

No.026 「ジャッキー・コーガン」(2012年 97分 シネスコ)

2013-05-17 02:31:25 | 2013年劇場鑑賞
監督 アンドリュー・ドミニク
出演 ブラッド・ピット
   リチャード・ジェンキンス
   ジェームズ・ガンドルフィーニ



「LAギャングストーリー」に続いて見た作品がブラピ主演の殺し屋の映画
殺し屋の映画というならクライムサスペンスかアクション映画か・・・
とどちらかと思ったんだが・・・

(あらすじ)

「優しく殺す」をモットーにする殺し屋ジャッキー・コーガン(ブラッド・ピット)は、ドライバーと呼ばれるエージェント(リチャード・ジェンキンス)から賭博場強盗の黒幕を捜す依頼を受ける。
彼は前科のあるマーキー(レイ・リオッタ)を捜し出したものの、強盗を仕組んだのは別の悪党3人組であることが判明。
さまざまな思惑が複雑に絡み合う中、ジャッキーは事件に関わった者を皆殺しにすることを決める。



クライムサスペンス映画になるんでしょうが、全然そういう雰囲気はなくて、やたら会話の多いタルい映画でした
会話が多い作品を撮るタランティーノのようなマニアックな面白さもなく、単に無駄なシーンの連発に退屈でした
もちろん作り手には必要不可欠なシーンばかりなんでしょうけど、日本人には感覚的にウケないと思います



ジェームズ・ガンドルフィーニ扮する殺し屋も何しに出てきたかわからないような存在だし、話の本筋の強盗一味がまったくチンケな連中だったり・・・ブラピもよくこんなB級以下の映画に出たもんだ
まぁ~ブラピファンの人なら我慢して見れるかもしれないけど・・・でもブラピの出番も意外と少ないかも・・・?



★★ 2013.5.9(木)MOVIX八尾 シアター11 19:30 I-10 



No.025 「L.A. ギャング ストーリー 」(2012年 113分 シネスコ)

2013-05-16 07:53:02 | 2013年劇場鑑賞
監督 ルーベン・フライシャー
出演 ジョシュ・ブローリン
   ライアン・ゴズリング
   ショーン・ペン



一週間前に見た映画・・・感想書くには記憶が・・・?
でもこの映画は久々にスッキリさせてくれる作品でした

(あらすじ)

1949年ロサンゼルス、ギャング王ミッキー・コーエン(ショーン・ペン)はドラッグや銃器売買、売春などで得た金で街を牛耳っていた。
警察や政治家も意のままに操るコーエンに誰も歯向かえずにいたが、街の平和を取り戻すべく6人の男たちが立ち上がる。
ロサンゼルス市警のジョン・オマラ(ジョシュ・ブローリン)とジェリー・ウーターズ(ライアン・ゴズリング)らのチームは、身分を隠し闇社会に戦いを挑んでいく。



まず配役が実に地味なんだがこれが適材適所にハマってて実にイイんです
ジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴズリングのこのチームのツートップが良い味を出しています
ある雑誌にこの映画のレビューで2人の関係を「OK牧場の決闘」のワイアットワープとドグホリディの関係に似てると書いてたが、たしかに頷ける
このチームを結成させた市警本部長のニックノルティがまるで元プロレス世界王者のハ―リー・レイスばりのかっぷくの良さで貫禄の芝居を見せてくれ、さらにロバートパトリックの孤高のガンマンばりの射撃の名手ぶりに見せ場たっぷり!



ロス市警がぶち切れ!という宣伝コピーにあるようにギャング組織との対決を描いた映画だが、アクションシーンが多いけどこれだけの渋い配役が固めてるのでキッチリとしたドラマになってる
とは言ってもこのメンツでここまでアクションが派手とも思っていなかったが・・・
ラストのコーエンのアジトに突入するシーンは昨今のアクション映画の中でもなかなかの名場面
そうそうショーンペンの悪役ぶりも藩領発揮って感じで良かった

どことなく「アンタッチャブル」に展開が似てるのがアレな感じはあるものの、実録ドラマと言うことで・・・
配役が地味なんでデートムービーとかには外されてしまいそうだが、見て損はない作品です



★★★★★ 2013.5.9(木)MOVIX八尾 シアター12 16:55 I-19

「Ozzfest Japan 2013」

2013-05-15 01:22:53 | ライヴ&イベント




昨年のラウドパークに続いての関東遠征です
それまオズフェスジャパン2013と言う海外の有名なメタル&ロックフェス
発表のあつた時からこれは行きたいな~と思ってたんですが、途中から発表されていくアーティストが邦楽勢が増えていくに従いトーンダウン
でもオズフェスと言うブランドに惹かれての参戦となりました



前夜に品川に乗り込み当日は早朝から海浜幕張駅へ!
今回はグッズは通販の先行販売で購入さいてるので並ぶ手間が無いのですが、結構荷物などの持ち込み制限もあり、特に私はリュックを背負ってるんだがこれがボストンテロの影響でNGらしいのです
クロークが何と1000円で出し入れ不可と言う事で近隣のコインロッカー確保のための早出なんです
でも駅はすでに満杯!う~ん苦戦か・・・と思ったらメッセの入り口付近のロッカーにに少し空きがあったのですかさず確保!
晴れてリストバンド交換所に向かった
でも昨日はももくろやホルモンの影響もあり、かなりの人出だったようですが今日は現時点ではガラガラです・・・
更にグッズコーナーも昨日は2時間くらいの待ち時間だったらしいが、本日は待ち時間ゼロ・・・もしかしかしてこれが本来のこのイベントの姿?



↑前日は凄かったらしが・・・本日はこの有り様

時間つぶしにメッセ内をウロウロしてるとHKT48の写メ会が行われるようで、こちらの方が動員してそう・・・
でもここでサマソニしてると思うと大阪と比べるとまだ暑さはまだマシかもね~
室内で涼しいそうだし・・・大阪はほとんど野外の地獄です


↑メッセの臨時クローク(\1000-)・・・誰も預けてません 今日は無駄なスペースになってます


↑こんなイベントしてました

さていざ会場に入りまずはビールとケバブわ食べて腹ごしらえしてると飲食エリアでデスボイスコンテストなるメタルカラオケ大会が行われてます
結構楽しそうですね~オジーオズボーンの♪クレイジートレインでめちゃ盛り上がってます




ライブエリアに入ろうとすると入り口でボディチェックされる
厳重ですね~ポケットに携帯とアイフォンの充電器入れてんだけど何か言われへんかな?
そんな心配をしながらゲートを無事通過したと思ったら、すぐまた目の前に中日のフランコ見たいな黒人が立ちはだかりまたボディチェックしやがんの・・・2回もすなよ!


↑いつになく厳重なライブエリア入口

さてオープニングアクトを遠巻きに見てるとこのバンドのボーカルは女性のようですね
ステージが並んで2つあります
大型スクリーンが各ステージとステージ間の3台あり、後方にもあります
どこで見てもライブが楽しめます
まだまだ本番まで少し時間あるので飲食エリアや2階エリアをブラブラ・・・しかし紙コップで渡された水が300円って高すぎやせんか?
coldrainのライブが聞こえてきましたが昨年サマソニで見てるからまぁ~いいか・・・
さて初めて見る邦楽のハードロックバンドのアンセムからオズフェスライブ本格参戦!
英語の歌詞でゴリゴリくるラウドネスより聞きやすい感じですね
ベースの柴田さんが闘病していたようでこのステージが復帰の舞台らしい
でもそんなブランク感じさせないプレイがさすがですね~
結構盛り上がっております

続いてのMUCCはガンズアンドローゼスの前座で見た記憶があるバンド
ガンズの時も思ったけど結構曲は聞きやすいしいい感じですね
聞いたこともある曲が数曲ありました

AA=・・・これは私の中ではロックというよりダンス系なイメージですが、一度見たいアーティストでありました
サマソニやラッシュボールに行きそびれたりで見逃してたんですが今回初めて見れます
まさにハードコアな激しい打ち込みビートがアリーナに響き渡り、ボーカルが激しく吼える!
うん、ボーカルこんな人が歌ってたんですね~なんか円広志見たいな風貌(笑)
でも曲は激しいダンスミュージックって感じで、オズフェスでは異質な感じかな?
と思ってたらその後のMCで何とオズフェス出演が今回が3回目だとか!
これは失礼した!

さてその後が海外のアーティストSteel panther!私の中でも期待感あふれるバンドです
その見た目は明らかに80年代のメタルバンドそのもの!
ド派手なメイクにロン毛というLAメタルそのままの容姿で曲もまたその頃を思い出す懐かしい曲調のナンバーで場内はノリノリです
もう見てるだけで楽しくなる感じでやや引き目で見てたそれまでの邦楽バンドとは違い、もうライブのムードに入っていってしまう
ボーカルのマイケルスターは軽快に歌い腰をふりポーンと片足を上げるアクションもどことなく懐かしさを感じさせる
ラウドロック系やデスメタル系のファンからすればクサく見えるかも知れないが、そこは持ち前の個性カバー!
特にMCではやたら喋りまくり場内は爆笑の渦!
3人の掛け合い漫才のごとくのMCは見る者をとことん楽しませてくれようとしてるサービス精神がいいね
さらに日本語で「カノジョヲガクヤ二ツレテコイ」や「オッパイヲミセロ!」などの下ネタは得意中の得意なんでしょうね~
特にラストの曲では私の後方にいた外人のお姉さんは男性に肩車せれてシャツをオッパイの下ぐらいまでたくし上げてオッパイ出す気満々だった・・・
とにかく楽しいひと時で何か見てるだけで元気になれるライブでした

そしてこの後は江戸川乱歩の小説のタイトルそのままのバンド名の特異さと、その独特の和装の風貌からまったく予想がつかないノーマークの邦楽バンドの登場です
人間椅子・・・ドラムは見た目普通の人って感じ、ギターの和嶋さんはメガネをかけていてその顔の感じからはロックと言うイメージがわかないおじさん
そしてベースの鈴木さんはスキンヘッドでしかも顔が白塗りと言う怪奇派・・・
この3人のオッサンは何をやらかすのか?
と思ってるといきなり奏でる轟音のシャワー!
まさに和製ブラックサバスって言われるだけにどことなく雰囲気が似てる!
でもサバスのような悪魔的という西洋の匂いではなく、そこは和風で怪奇な魔物のようなサウンドというのでしょうかな~
青い照明に浮かぶ鈴木さんの白塗り顔が完全に怪談を語ってる講談師に見えてくる!
時にはスローにまた時にはリズミカルに演奏される
これは何なんだ・・・凄いやんけ!

無表情でギターを弾き軽快なステップを踏む和嶋さん・・・どう見てもロックしてる人に見えんな~
でも一見アンバンランスな所が見事な調和となり、あの独特の雰囲気を出してるんではないでいしょうかね
MCで和嶋さんが「バンド生活25年やつと幕張メッセの舞台に立てました。これからも気持ち悪い唄をあます所なくやっていきたいと思います」
と言えば大歓声のオーディエンス
もう最後の曲なんて鈴木さんの鬼気迫るようなボーカルにそれに寄り添うように無表情でギターを弾く和嶋さん・・・いつしかドラムのナカジマさんは上半身裸だ!
もう鳥肌もんの凄いセッションを見てるようで文句なしのベストアクト!
もう少し見てみたいと思わせてくれました
きっと多くのオーディエンスがそう思ったんではないでしょうか?
3人が袖に引っ込んだ後の自然発生で起こった人間椅子コールがそれを物語っている


↑これが人間椅子の皆さん 今後要チェック・・・ハイ、写真ありがとうございました

反対のステージではこれまた期待のストーンサワー!
コリーテイラーがカッコよすぎなパフォーマンス!
オイ!オイ!オイ!とオーディエンスを煽る!
スリップノットのブルータルな雰囲気と違いMCもどこか人が良さそうな感じが漂い
日本語で「ツギノキョクハ」と紹介する所に人柄出てるように思います
激しい曲だけでなく♪Through Glassのようなバラードを聞いてると彼のボーカリストとしての幅の広さを感じたりします
スリップノットの時は不気味な仮面を被ってるが、素顔はベッカム似の男前ですね
でも前かがみに鳴りながら歌う姿はスリップノットを彷彿させる(笑)
ちなみに彼らの2枚に渡るコンセプトアルバムは会場のCDコーナーで買ってしまいました



ストーンサワーの後はやたら飲食エリアが混みだした

さてストーンサワーが終わるとライブエリア内は大きく人が動きだします
一斉に休憩モードでしょうか・・・私もサバスまで一旦外に出て幕張メッセの1~8ホールに移動して休憩です
会場内のソフトドリンクは高いのでこちらの自販機で水分補給です
いつしか陽もどっぷり暮れかかっていますメッセが夕焼けで赤く染まってます
toolを遠巻きに見てると後方で泥酔?してそうな輩がウロウロと千鳥足・・・周りに迷惑かけてます
toolのそれまでのメタルとは少し違った世界観でしかもレーザーとかモニターにイメージ映像を流したりと別格の扱い!
さて想以上に楽しいオズフェスも後僅か・・・メッセが夕闇に包まれた19時20分
ブラックサバス降臨!


↑夕闇が近付いてきた・・・

ステージ袖からオーディエンスを煽るオジ―オズボーン!
場内の大歓声の中迎えられたオリジナルサバス!
♪War Pigsからスタートのショーはステージ後方の大型スクリーンに世界情勢の映像が流れメッセージ色豊かな幕開け!
後半のギターの部分をオーディエンスたちがハミングでなぞる!
その光景に満足そうなオジ―!
♪Into the Void ♪Under the Sunと幕張メッセをダークサイドへと誘います
時に歌いながらやや猫背気味に歩くオジ―、でも基本は中央のスタンドマイクで歌うことが多い
でもそこにどっしりと構えてる感じで見事な存在感はさすが!



そして雨の音が館内に・・・そう♪Black Sabbath
またもやスローでダークな曲ですが、これぞサバス節と言うのを聞かせて貰ってる感じ
オジ―の「オ~ノ~!」と言う絶叫も決まってます
やはりと言うか当然ながらオジ―在籍の初期のナンバーばかり演奏されます

♪Behind the Wall of Sleep ♪N.I.B.とアップテンポな曲では「オ~イエ~!」と一転明るいムードでオーディエンスも大盛り上がり
今回はドラマ―がサポートのドラマ―でオリジナルのビルワードは契約でもめてツアーから降りたようで半オリジナルメンバーなんです
でも一番若いこのドラマ―のドラムソロからやがて♪Iron Manのイントロに変わっていく所はカッコよかったね~
「お~お~おおっお!」イントロに合わせて大合唱!
変則的な後半の展開には場内のもりあがりもヒートアップ!

そして新曲♪God Is Dead?がまたそのダーク世界に引き込まれます
この曲はブラックサバスらしいいい曲ですね
♪Children of the Grave で一旦終了
当然アンコールを求める歓声がメッセ内を包みます
割と呆気なく出てきたメンバーたち
お馴染み♪Paranoidで90分に渡るブラックサバス復活祭が幕を閉じるのであります

貫禄が違いますね~やはり!
このメンバーで生で見れるのは最初で最後かも知れず、TV放送もないらしいからまさにプレミアなライブを見れて大満足です
やれアイドルが出るだの邦楽が多いだに色々と言われてたけど、ふたを開けて見ればみんな大満足な様子で、私も大阪から来た甲斐がありました

余韻に浸る間もなく急いで東京に向かい夜行バスに乗ります
明日はそのまま仕事です・・・会社に着くまでがオズフェスです
気を付けて帰りましよう
バス待ちの間、出汁の濃い東京のうどんを食べましよう
たぬきうどんを頼んだらわかめうどんだった・・・東京を実感!(笑)



ブラックサバス オズフェス公演セットリスト

01.War Pigs
02.Into the Void
03.Under the Sun/Every Day Comes and Goes
04.Snowblind
05.Black Sabbath
06.Behind the Wall of Sleep
07.N.I.B.
08.Fairies Wear Boots
09.Symptom of the Universe (instrumental)
10.Drum Solo
11.Iron Man
12.God Is Dead?
13.Children of the Grave
(Encore)
14.Paranoid




NEXT SHOW  Michael Jackson THE IMMORTAL World Tour (2013.6.9 大阪城ホール)
                    &
      HELLOWEEN Special Guest:GAMMA RAY HELLISH ROCK PARTⅡ(2013.6.9 大阪IMPホール)




★★★★★ 2013.5.12 幕張メッセ 国際展示ホール9~11 1日券(チケットぴあ)