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「講演会・日本の放射線被害を防ごう」を聞いて

2013年11月28日 | 震災・農業問題

 チェルノブイリ事故から27年のウクライナで「空間線量・健康被害」調査を行った『食品と暮らしの安全基金』代表、小若順一さんの講演会「日本の放射線被害を防ごう」が仙台市で開催されました。
 今回はチェルノブイリ事故を経験し、さらに健康被害にあっていた元看護師のウクライナ調査コーディネーターのタチアナさんも参加、貴重なお話が伺える、またとない機会となりました。
 27年間現地で暮らしているタチアナさんからは「放射能を多く含むキノコと川魚を食べない代わりに放射能の少ない牛乳と肉、魚粉の無償提供を受けた結果、医者も治せなかった病気の子ども達も痛みが消え症状が軽くなった」と言う9家族の報告がなされました。タチアナさんが住む取材地域は空間線量が宮城と似た地域という事もあり、質疑応答の時間は参加者の皆さんから「土壌汚染」「健康被害」「食事療法」等真剣な質問が次々と出されました。
 まとめとして「汚染の少ないいいものだけを食べていれば健康になれる」と言う小若さんの言葉に少しほっとした気持ちになりました。「将来を担う子どもたちのため、自分自身の健康のためにも、「低線量汚染地域・健康被害の真実」を知り、放射能被害を防ぐ努力が必要な時だと思います。


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