ゴルフ

 

ゴルフを始めてから２シーズン目に入ろうとしているが、一向に上達の兆しが無い。インドアでばっかり練習しているので、いきなりリアルコースに連れて行かれても、そりゃ無理ってもんですよ。　なんて、いつまでも同じ言い訳をするのではなく、ちゃんと打ちっぱなしに行って練習をしようと思ったのでした。東京ってゴルフの練習には不便なところなんですよね。クラブ担いで電車に乗るなんで、田舎に住んでいた時には考えたこともなかった！

ところで昨日行ったのは「千葉バーディクラブ」というゴルフ場。実は昨年の夏にオープンしたばかりの新しいゴルフ場で、まだナビにも載っていない、農村地帯に突如現れたセレブ御用達のゴルフ場だったのでした。

軒並みゴルフ場が経営難に陥っている中で、新しいゴルフ場が建設されていたという事実にも驚いたのだが、そのクラブハウスのゴージャス振りには唖然。オープンテラス付きのレストランはリゾートホテル以上の高級感。この空間に居るだけで、にわかセレブになったような錯覚を覚えたが、それは一緒に回ったメンバーによって無残にもすぐに現実に引き戻された。　平民、平民。

確かにセレブなゴルフ場でのプレイは満足度120％だったのだが、自分の中で何かもやもやっとした違和感が今日になっても拭い去れない。農道から突然現れた白亜のクラブハウスと駐車場の外車の数々が気持ち悪さに拍車をかけている。

資本主義経済だからと言ってしまえばそれまでだけど、金融危機で失業する人が何万人と居る中で、かたや富裕層向けのセレブなゴルフ場がオープンして、１３００万円の会員権を買う人達がいるのである。世の中で起きていることの真実が見えなくて、気持ち悪い……。