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プラハ城 聖ヴィート大聖堂

2017-12-04 20:57:07 | イギリスチェコ

チェコ・プラハ観光のハイライトと言えば、観光客が多かろうが、やはりプラハ城。プラハ城内には、いくつかの建物が集まっているので、全部をきっちり見て回るには、3〜4時間かかります。

その中でも、絶対見るべきは、聖ヴィート大聖堂。

大きすぎて全部をカメラで撮る事が出来ません。それもそのはず、大聖堂の長さは約125m、幅は60mもあります。この大聖堂は、10世紀に作られたロマネスク様式の教会が始まりで、14世紀になるとカレル4世の命によって現在のようなゴシック様式の大聖堂への改装が始まり、これが完成したのは1929年、ということは、なんと600年もの歳月をかけて出来上がったらしいです。なんという気の長い話。

中に入ると、天井の高さに驚きます。観光客は圧巻の天井高を見て、立ち止まります。なんと30mあるらしいです。

そしてここで見るべきはステンドグラスです。数々の芸術的なステンドグラスが並んでいるのですが、その中でも必見は「ミュシャのステンドグラス」です。これだけは、他の作品とは画風が全然違っていて、ミュシャの世界が描かれています。「聖キリルと聖メトディオス」という作品です。

巨大なステンドグラスですが、それぞれの窓にストーリーが描かれているようなので、細分化して写真を撮ってみました。

   

  

ミュシャ展は今年、六本木の新国立美術館でも展覧会が開催されましたが、さすがにこのステンドグラスはここでしか見る事が出来ません。 

大学時代の同級生が東京に遊びにきてくれた時に、一緒に見に行ったミュシャとの出会いがここに繋がりました。あの時はチェコに行く事は全く考えていなかったけど、でも潜在意識の中に、その時からチェコへの想いが芽生え始めたのは確かな事です。ミュシャが連れてきてくれたのかな〜。

それ以外にも豪華すぎるステンドグラスが、至る所に。。。

 

    

たかよさんが、ボソッと、『五島列島とは違うな…」と言ったのはここだったっけ? やっぱり本場の教会は歴史、建物、ステンドグラス、全てのレベルが違います。だからこそ、見に行く価値があるのですが。

見るべきは、ステンドガラス以外にもあります。これです。

何だこれは?とお思いでしょうが、何が凄いって、これは2トンの純銀を使って作られているお墓です。誰のお墓かというと、チェコの人に大人気の、守護聖人、聖ヤン・ネポムツキー。カレル橋から突き落とされて殺されてしまう悲劇の司教さんです。カレル橋にもいらっしゃった方です。日本人にはフランシスコザビエルの方が馴染みがあるけど、断然このかたの方が知名度が高いようです。いろいろ勉強になるな〜。

 



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