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アジア経済

2012-09-22 08:12:51 | 経済

その2はアジア経済

BRICSという言葉は、ゴールドマンサックスのリサーチレポートに11年前に始めて出てきた言葉。その次に出てきたのが、ネクストイレブン。この中で成長著しいのが、インドネシア、ベトナム、フィリピン。ただここには中進国の罠がある。いくらインドネシアが発展したとしても、ある程度の中進国にはなれるが、でも一気に日本のような先進国になれるか?ネクストイレブンの韓国は所得水準が13倍に増えたが、メキシコは3倍しか増えていない。この差は一体何か?それはイノベーションの違いにある。韓国は成長の過程において、日本とコラボレーションを組んだので成長できた。アジアの各国は日本とコラボレーションを組みたがっている。ここに日本の生きる道がある。

中国には、日本のトヨタ、パナソニック、ソニー、韓国のサムソン、LG、現代のようにグローバルに通用するブランドがない。これが中国の弱点。イギリスのチャーチルの言葉で、「成長はすべての矛盾を覆い隠す」という言葉があるが、これは中国のことを表している。中国の成長率は、現在の9~10%の成長から、7.8%~8%の成長に下がると見られているので、今後どうなるのか注目する必要がある。

昨今の中国の反日運動を見ていると、中国の抱えている問題が顕在化されていますよね。

今私は米系のIT関連機器メーカーに勤めていて、拠点は全世界にあり、当然中国にも。日本人と中国人は同じ組織で働いているけど、アメリカ本社からこの問題についてのメッセージは何もなし。アメリカにとっては他山の火事で、「ふ~ん」でしかないことがよくわかりました。尖閣諸島なんて興味ないんでしょうね。一方、反イスラムを描いたアメリカの映画に対する抗議行動については、いち早く警告が発令。

中国の問題は日本政府が解決するしかないようですよ。野田さん、がんばってください!



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