会社の同僚がたまたま貸してくれた本
どっかの金持ちが建てたお家自慢の建築デザインの本かな~と思ってパラパラとめくっていたのですが、
この本には深く考えさせられました。
どういうところで、どういう家に住むかということは、その人の人生観をすべて表すことなんだなと思ったから。
山と緑のあるところに住みたい人もいれば、ペットと一緒に暮らす人、バラを育てられる場所を探して暮らす人、
茶室のある暮らしを京都でやっている人もいますが、ここに出てくる人は、どこでどういう生活をすれば、
自分の後半の人生を楽しむことができるかが分かっていて、それを実行しています。
これは深い哲学です。
自分は後半の人生は、どこで、どういう家に住んで、どういう暮らしをしているのが、一番理想的なんだろう……
そんなことを考えながらパラパラめくっていたら、ヒントが見つかりました。
「シンプルに生きる」の著者のドミニックローホーさんが住む、京都の18㎡の部屋です。
物を極限まで減らして、狭い部屋で物から解放されて、自由に軽く生きる。
これって修業僧に近いような、相当レベルの高い生き方だと思うけど、やってみる価値ありそうです。
広い見栄えのいい部屋にこだわらずに、物を持たずに、狭い部屋でも風通しのいいところを探せば、
もっと自由にいろいろな生活が楽しめそう。
とういことで、当面マイブームになりそうです。
ただ、芭蕉のような旅人を理想だとすると、住む場所も大切ですが、同じことを語り合える仲間と意見交換できる自分の広い心を持つことかもしれません。
私は、今年良いことは一つもないというくらい悲しいことが多いです。でもささやかな喜びをあげるなら、先輩たちと語ったこと、子供や親たちと語ったこと。そしてもうひとつは…。これは、秘密秘密のあっこちゃんです。