今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

隙を与える

2015-12-16 13:06:23 | 気付き

隙を与えるという言葉に、どういうイメージを持ちますか?

今日ランチのお弁当を買いに、ストリートベンダーのお弁当屋さんに行った時の話。

会社のシニア営業社員(男性)と、他愛もない話で盛り上がっていた時に、お弁当屋の盛蔵さんに言われました。

「ずいぶん仲よさそうだね~」

「仲がいいって言うか、年齢は上だけど、いじられキャラで、みんなにいじられる対象なんですよ」

その時に言われたのが、

「隙があるっていいよね。」

という言葉だったのです。

「だってさ、近寄って話しかけることもできない人っているじゃない。そういうのはダメだよね。
みんなが、気楽に話しかけられるってことは、いいことだよね」

な・る・ほ・ど・ ね

そのいじられキャラのシニア営業部員には手を焼くことも多々あり、社有車で接触事故を起こした時は
いい年して子供みたいにひた隠しにしようとして、結局バレて怒られたり(あたり前だ!)、そうかと思えば、
時には先輩風を吹かせて、偉そうなことを言って、「どの口が言ってんじゃ~~~」と半分切れそうになることも…。

いろいろあるのですが、結局のところ、こういう人は定年退職する時には、みんなから惜しまれて、
盛大に送別会とかが開かれて、さんざん迷惑かけられた同僚、後輩からも、「淋しいよ~」なんて言われたりするんだろうな。

コテコテの昭和人で、後輩の育成をするでもなく、会社の方針とは違う独自の路線をひた走るタイプの営業マンで、
いろいろ問題を起こすのですが、結局いつも誰かに助けられるキャラなのです。

隙を与える、そんな得意技があったとは。ビックリポンです。