今日という一日

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アラスカへの旅 - トレッキング2

2009-10-21 22:38:52 | アラスカ

歩き始めたら、年号が書かれた立て看板が50メートル置きぐらいに現れた。地球温暖化で氷河がどんどん溶けていることを示す看板。氷河は確実に溶けて、どんどん後退しているようです。

       警告その1  1926年      警告その2 1951年

           

       警告その3  1961年  

      

どうしてこんな中途半端な年号の刻みになっているのかは分かりませんが、当時はここまで氷河だったようです。これを見ると、アンチ民主党のあなたも、CO2の排出25%削減をやらなきゃっていう気になりますよね。やばいやばい。

平坦な道はすぐに終わってしまい、この後はひたすら登山道の岩をよじ登って行く事になり、写真を撮る余裕も、景色を眺める余裕も、熊の気配を感じる余裕も、全ての余裕が奪われ、ひたすら足元の岩を見て、みんなに遅れないようにゼーゼー言いながら登った。

「もうだめ」と何度も思って、何度も立ち止まったが、「ゆっくりでいいからね」、「休みながらでいいからね」と声を掛けてもらって、何とか足を動かした。熊よけのために、声を出して『しりとり』をしながら登ったが、アラスカまで来て、動かない足を動かしつつ、頭の中では次に順番が来た時に言う、日本の都道府県名を考えた。何やってんだ?

景色も見ずにひたすら足元だけを見て無心になって進んだおかげで、なんとか頂上近くに到着!

ヤッター!

         

まだ続きます!