今日という一日

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垢すり体験

2009-01-25 19:43:43 | 韓国

ところで皆様は垢すりを経験したことありますか?私は日本で1回、韓国で合計5回ぐらい経験したことがあるのですが、常々ずっと納得できないことがあったのです。それは 『なぜこんな物のように扱われなきゃいけないの』 という事。

ビニール敷きの簡素なベッドならぬ診察台のようなものの上に寝かされて、上からバチャ-ンと不意打ちのように桶のお湯だかバケツのお湯だかをかけられて、それから垢すりが始まるのですが、まな板の上の鯉ならぬまぐろ(?)状態。終わった後に感じる満足感半分、屈辱感半分。なんとも中途半端な気持ちを抱えた状態で、岐路につきながら考えることは、「きっと、もっと優雅な垢すりエステがどこかにあるはずだ」ということだったのです。

今まで韓国で行った事のあるお店は、ツアー添乗員の紹介の店、韓国人社員お薦めの韓国版健康ランド(超激安)、観光ガイドに掲載の割引券付きの店、等など。

日本人観光客向けのお店のサービスは大体どこも似通っていて、垢すりにオプションとして付けられる(付けさせられる?)、垢すり以外のサービス(マッサージ、パック等々)の説明を一通り聞かされ、「さあどうする」、と怖い顔で決断を迫られるので、気の弱い日本人は、「じゃぁ、あれとこれと」って余計なものまで買ってしまうことになる。ゴムにプラスティックのカラーカードがついたものを何枚か渡され、それを手首につけると、どのオプションを買ったかが一目瞭然。オプションが一つ終わると手首についているカードが一枚外され、次に行く場所を指示される。こういうのを機能的って言うんでしょうか?

それに比べ韓国版健康ランドはおよそ観光客の行くところではないので、オプションを日本語で説明に来るおばちゃんもいないが、それよりも何よりも日本語が通じない。前途多難な健康ランド体験が始まったのだが、でも逆にこっちの方が、本場のお風呂事情が分かって楽しかった。ほら、韓国ドラマを見ていると、男女ともおそろいのガウンを着て、広間みたいなところでチゲを食べていたりするでしょ。あれですよ。

とまぁ、いくつかの垢すりを体験して、リベンジのリッツ・カールトン垢すりエステに臨んだのでした。

続く