往路:5月26日(土) 京王八O子→羽田空港:羽田空港行き空港バス 羽田空港 →関西空港:ANA141便 関西空港 → :関空快速 運賃:¥1,700+¥9,900+¥780
当初の計画では、今朝のANA141便でプラチナ達成の予定であった。
しかし、急遽入った出張のお陰で、既にプラチナ達成済で、事前サービスが開始されるまでは、ANAに搭乗する意味が乏しいような気がする。とは言っても、キャンセルとするとかなりの損失になるし...
読みが甘かった。微妙な時には、多少高く付いても、予約変更可能でしかもANA-JALどちらにも使える回数券で決済しておくべきだったか?
久しぶりに、早朝4時に起床して、4時30分の空港バスで羽田に向かう。
気温はそれほど高くは無いので、上着は手放せないが、夜明けが早くなった。道路沿いに移転した長距離バスの停留所では既に数名の先客がバスを待っていた。
予想通り、空港バスは空いている。思いっきりリクライニングを倒して、アイマスクを装着して2度目の睡眠に入ろうとする。
しかし、アイマスクを通して、明かりが差し込んでなかなか寝付けない。見ると、目映いばかりの朝日が車内いっぱいに広がっている。それはそれで、気持ちの良い朝の光景ではあるが、如何せん、アイマスクをも貫通する太陽光がチラチラと視野に入ってくるのだから、これで眠れと言う方が無理な注文である。
眠るのを諦めて、バスの車窓を楽しむことにした。ビルばかりの都内ではあるが、意外と緑も多い。空港線に入ると、一面の青空が広がっている。
程なく、2タミ到着。ANAに搭乗するのではあるが、事情があって、終点の羽田1タミでバスを降りて、1タミ南端を目指す。
そう、1タミにあって、ANAと互換性のあるS T A R F L Y E Rの発券機でANAの搭乗券を出力し、それを持って新大和でAMEX朝食をとるつもりであった。
こうすれば、新大和(またはル・シエール)でAMEX定食を頂くための必須要件である搭乗券を、一々2タミまで、往復することなく発券できるからである。
時刻は5時40分。
ところが、S T A R F L Y E Rのカウンターには、誰も居ない。全く開店準備中状態であった。では、自動チェクイン機はどうか? そちらも無情にもCLOSEDの札が掛かっている。
あちゃー、何のために、こんな僻地まで来たのか...
たしか、6時発の北九州行きの便があったはず、だから、当然、5時30分頃からはカウンターも営業しているはず。早朝、深夜が売り物のS T A R F L Y E Rと思っていたのだが、朝6時の便は季節運航に変わったみたいである。後で調べると、SFJ 71便は(3)8月11日(土)、8月18日(土) 運航となっていた。
うーん、読みの甘さに猛省である。
仕方が無いのでもと来た道を引き返して、この地点から一番近いと思われる、ANAのチェクイン機の所まで行くことに。
連絡バスに乗って、2タミへ向かう。そして、地下に降りて、京急羽田駅2タミ側改札出口のチェクイン機でANA141便のチケットを出力する。
そして、京急に沿って、1タミ側へ戻る。
時刻は、丁度、6時。新大和開店時刻である。ところが、新大和は、6時数分前から、店を開けているようで、既に店内には比較的大勢の客が居た。しかし、注文が遅いと言うことは無い。すぐに、朝和食がやってきた。
いい加減飽きてきたような気がするが、無料の魅力にはかなわない。次回は、お粥にしてみようか。
新大和を出て、向学のために、もう一度S T A R F L Y E Rの所まで行ってみた。すると、丁度、受付を始めるとのアナウンスがあった。時に、6時20分。
従って、新大和/ルシエールに入るために、S T A R F L Y E Rの自動チェックインでANAの搭乗券を出力できるのは6時20分以降であることが分かった。
しかし、6時30分前後は、新大和/ルシエールとも結構混雑する時間帯である。7時台の便に搭乗するためには、そのあたりの兼ね合いを考えないといけないだろう。
再び、連絡バスで2タミへ移動。一体、何をやっているのか? と自分でも呆れてくる。
例によって、セキュリティチェックが混み合って来たので、この時とばかり、穴場の手荷物検査場Cを活用することにした。たまたま、今朝のANA141便は64番ゲートより出発なので、手荷物検査場Cが利用できる。
入り口で、搭乗券を見せて、前へ進んでいく。と、愕然とした。
なんと、チェックの列が無茶苦茶長い。20人以上も、待っているではないか!!
こんな事なら、普通に、手荷物検査場Bを利用した方が、ずっと早かったはず。
時間が掛かるなら掛かるで、入るときに言え。
何のための手荷物検査場Cなのか? 乗客を待たせないためだろう。
文句を言って、出ようかと思っている内に、後から後から人がやってきて、結局、憮然と我慢して15分も並ぶことに。
手荷物検査場C、穴場かと思っていたら、ANA馬鹿だった。
ここでも読みの甘さが露呈された。列の長さや時間の掛かり具合を入り口で聞いてから、手荷物検査場Cに入るのが賢明なのだろう。
喉が乾いたのと、ゆっくりとニコチンを補給しておきたかったので、北ピアのカードラウンジまで遠征する。ホント、遠征である。Signetなら近くにあるので、やっぱり、ANAで快適な旅を楽しむためには、プラチナは必須であろう。
別に腹が減った訳では無かったのだが、カードラウンジには、くるみパンが一杯盛ってあったので、頂くことにした。クロワッサンよりも美味しくて食べやすい。
飲み物は、トマトジュースのアップルジュース割りとコーヒー、もうお腹一杯になった。
7時10分頃に、ラウンジを後にして、遠い遠い64番ゲートまで戻る。
既に、搭乗が開始されており、いつもの席に着く。何だかんだ言っても、ANA141便のビジネスクラスシートはお得、かつ非常に快適である。病みつきになる。
着席後、直ぐに、眠りに付こうとする。ウトウトしていたので不明であるが、出発後、羽田空港内を時間を掛けてウロウロしていたようである。恐らく、朝の離陸ラッシュに巻き込まれたのであろう。
ドリンクサービスの直前に目を覚まして、クランベリージュースを頂く。
クランベリージュース、期待していたのだが、会社の自動販売機のそれと全く同じ味がして、幻滅した。
それからは、特に、何をするでも無く、機外の景色を眺めてぼーっと過ごす。関西地方は薄雲が広がっており、地上の景色はすっきりとは見えない。
定刻よりかなり遅れて、9時前に関空到着。
到着ゲートは26番、これまた、僻地に着いてしまった。延々歩いて出口へと向かう。9時10分の関空快速には間に合わないと判断して、カードラウンジ比叡に短時間滞在してから、JRの駅へ。
いつもより一つ遅い9時30分の関空快速で帰宅する。
当分、ANAに乗る予定は無い。プラチナ事前サービスが開始されるまでは、ANAには乗らないと決めているからである。次にANAに乗るのは7月に入ってから。6月は原則JALで往復することになる。