東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

たった¥6,000でシグナスクラス

2006-02-11 04:30:00 | SKYMARK
往路:2月11日(土)
京王八王子→羽田空港第1:空港バス
羽田空港 →関西空港  :SKY201便(シグナスクラス)
関西空港 →鳳     :関空快速
運賃:¥1,700+¥6,000+¥780

今週末もスカイバーゲンの恩恵にあずかって帰郷する。2週連続で金曜日夕方に発つのは多分不可能と思われたので、今週末は土曜早朝便、羽田発6時40分SKY201便を予約している。

実を言うと、2月10日(金曜日)夜のSKY906便スカイバーゲンで予約することに成功していた。思い返すと、2ヶ月前の12月10日、青春18きっぷを使って帰郷途中の土曜日の朝、新快速の車中から携帯電話使って予約した。山科の京都の間のトンネルの中で9時丁度となったため、通信が一度途切れてしまったが、実際の受付は9時5分頃から開始されたため、辛くも予約に成功した。

しかし、金曜日の夜に帰りたくとも、自分の都合のみで行動できないのがサラリーマンの辛いところである。2ヶ月先の事など分かるわけはないが、何か胸騒ぎがしたので、念のため、翌日、2月11日土曜朝のSKY201便スカイバーゲンで予約しておいた。そして、決済する段になって、金曜夜の便と土曜朝の便、どちらを選ぶか非常に迷ったのだが、結局、金曜夜の便はキャンセルした。苦労して予約した金曜夜のスカイバーゲンであるが、今回は、万一のことを考えて確実な方を選択しておいた。
    なお、最近では¥5,000という驚異的な価格が広く知れ渡る所となり、休日のスカイバーゲンを予約するのは非常に困難になってきている。恐らく、携帯電話からだとかなり難しいと思われる。先日も、4月9日の神戸便を予約しようと喘いだが、敢え無く敗退した。
さて、八王子からSKY201便に間に合うように羽田に着くためには、中央線始発電車に乗ってもぎりぎりである。よって、今回は京王八王子4時30分発のリムジンバスで空港へ向かうこととし、事前にハイウエイバス.コムで予約を入れておいた。

リムジンバスは、カジュアルツインクル等の夜行バスに用いられているのと同じ4列シートタイプであった。シートは一応リクライニングするし、全員ほぼ2席占有できる程度の乗車率であったので、快適に過ごす事ができた。早朝と言うよりは深夜と言うべき時間帯なので眠っている人が多い。小生も目を閉じてウトウトとする。

バスは、空いている高速道路を快調に飛ばし、1時間ちょっとで羽田に到着。電車で行くより30分以上速い。乗り変え不要でリクライニングシート、しかも速い。これならバス料金の¥1,700はリーズナブルと言える。

バスは第2ターミナル、第1ターミナルの順に乗客を降ろしていく。バスから眺めると、両方のターミナルの位置関係がよく分かる。思っていたよりも離れている。荷物を持って歩くには、ちょっと厳しい距離である。

5時40分、終点の第1ターミナルで下車。まだ、6時前なのに空港には人が沢山居る。こんな朝早くから、みんな一体どこへ行くのだろうか? と自分のことを棚に上げて訝しく思ってしまう。

北ウイング端近くにある、スカイマークのカウンターでチェックインする。その際、機内で熟睡できるように¥1,000追金してシグナスクラスへの変更を申し出る。空席があり、あっさりOKとなった。これで、たった¥6,000でアッパークラスに搭乗できることになる。
※2006年2月よりシグナスクラスの扱いが変更された。

いつものように、手荷物検査を終えて、ゲート内のVISAカードラウンジに行くが、まだ6時前なので準備中である。そこで、お子さまコーナー近くのソファでふんぞり返って、紀行文を書き始める。

そうこうしているうちに、カードラウンジが開いたようで、何人かがぞろぞろと入っていく。私もその列に加わり入室する。

朝は、飲み物だけではなく、クロワッサンのサービスもある。もちろん無料。起きてから何も食べていないので遠慮なく頂くことにする。ゲート内の売店はまだ開いていないので、このサービスは非常にありがたい。

搭乗時刻が近づいてきたので、ラウンジを後にし、先週と同様、39番ゲートからバスに乗って駐機場へ向かう。既に、空はかなり明るくなっている。

タラップを昇って搭乗し、自分の席に着く。前方3列がシグナスクラスである。シンプルなシートであるが、スペースは充分広く、座りごこちは悪くはない。これで+¥1,000なら安いと思う。

本日は、手荷物検査場が混雑しているため、2台目のバスの到着が遅れているとのこと。6時前から既に混雑していたのだから、今頃は、人でごった返しているのだろう。第1、第2ターミナルとも休日朝の羽田は混雑が日常化しているようである。できるだけ早く空港に来て、さっさと手荷物検査ゲートをくぐるに越したことはない。

出発が遅れるのは想定の範囲内である。今回に限って言えば、せっかくのシグナスクラスなので、飛行時間がたったの1時間では勿体ない。到着が遅れて、2時間くらい眠らせてくれた方がありがたい。コートを頭からかぶり、眠る体制に入る。

しばらくすると、ドカドカと残りの乗客がやってきて、ようやく出発、離陸となる。本当はやってはいけないのだが、離陸後上昇途中で、リクライニングを思いっきり倒しフットレストを上げる。うーん、まさに、天にも昇る心地よさで、直ぐに入眠してしまった。これは癖になりそうである。

およそ、40分程度は眠っていたのだろうか。当機は間もなく関西国際...というアナウンスで目覚めた。シグナスクラスは、3×6で18席あるが、乗客はたったの2名である。進行方向左側のA席、B席は空席だったので、睡眠の妨げとならないように、窓を閉めて日光が差し込むのを防止してくれていたようだ。客室乗務員の細かい配慮に感謝感謝である。

関空到着は8時20分頃。まだ、寝足りないのでラピード(スーパーシート)で帰宅しようかと一瞬考えたのだが、関空快速が丁度良いタイミングでやってきたため、止めておいた。

スカイマークが関空便から撤退するため、SKY201便に搭乗するのは、小生にとってはこれが最後となる。また、今年2月16日から就航する神戸便には、シグナスクラスの設定は無いため、スカイバーゲンでシグナスクラスに座る機会も、恐らく無いだろう。

大阪の空港地図は、伊丹、関空、神戸と三つ巴の混戦状況である。競争に乗じて、どこかの航空会社が新たなサービスを提供してくれることを願ってやまない。

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