阪和線と南海本線はいずれも、大阪と和歌山とを結んでいる。
大昔からのライバルであった。
快適性や利便性の面では、阪和線の方に軍配が上がるのだろうが、こと定時性の面では、阪和線は遙かに劣る。
踏切のトラブルを皮切りに、人身事故、車両や信号故障など、ありとあらゆる理由で遅れが発生する。それも頻繁に。小生は阪和線沿線に住んでいるものだから、幾度と無くトラブルに遭遇してきた。
阪和線トラブルの影響で、危うく夜行バスに乗り遅れそうになったり、飛行機の出発に間に合わせるために、嫁さんに車で南海の駅まで送ってもらったのは、苦い思いでである。
もし、大阪市内から関空へいくのに、時間的余裕がなく、絶対的定時性を求めるのであれば、JRよりも地下鉄+南海を使った方が確実だと思う。
さて、そんな南海でも、珍しくトラブルで普通との案内が関空の改札に掲示されていたことがあった。
それは、2011年2月6日の出来事。
いつものように、JAL192便に搭乗するために、関空快速に乗って関空へとやってきたところ、南海のホームには誰も居ない。そして、ひっそりと立っている看板を発見。
急告
13:50分頃 羽衣~高石間 自動車との「接突」とあるが、「接突」とは鉄道用語だろうか? 自動車と「衝撃」というのは聞いたことがあるのだが、...
全線運転見合わせと記載されているが、その一方で、難波~住之江、泉佐野~関西空港、貝塚~和歌山市と折り返し運転を行っているらしい。JRなら、簡単に全線止めてしまうのと対照的である。
ちなみに、小生が関空に到着したのは20時20分頃だったから、事故から6時間以上経過しても、まだ、復旧していなかったから、かなり大きな事故だったのかも知れない。
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阪和線トラブルの影響で、危うく夜行バスに乗り遅れそうになったり、飛行機の出発に間に合わせるために、嫁さんに車で南海の駅まで送ってもらったのは、苦い思いでである。
もし、大阪市内から関空へいくのに、時間的余裕がなく、絶対的定時性を求めるのであれば、JRよりも地下鉄+南海を使った方が確実だと思う。
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