猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

ふたつのシンクロと海の幸祭り2006秋♪

2006年11月24日 09時22分32秒 | 美味しいもの
先日。
ゴンザの夢と、私の思考のシンクロについて書いたと思ったら。

またもや二人の間にシンクロが起こった。

とは言っても、今度は

「少し怖い」

とか、そういった類のものではなく、

「お前らどこまで食いしん坊やねーん!」

と、突っ込みたくなるシンクロなのだが(笑)

これ。
見ていただけます?


         
                   どちらもきっちり『するめ&ベーコン』


向かって左のするめとベーコンが私の買ってきたもの。
んで、右のするめとベーコン(塊)がゴンザの買ってきたもの。
なんだけど。

.....なんでこんなにきっちり組み合わせが合う?

そういえば、ずっと以前にも、二人揃って、同じ日にカカオ成分きっかり86パーセントのチョコレートを買ってきたことがあったけど。

今回は二種類とあって、驚くと同時に、二人で笑いが止まらない。
出てくる言葉も
二人で同時に

「あー!?」

だけ(笑)

先日の夢の記事で皆さんが下さったコメントでも、夫婦は一緒に暮らすうち、食べたいものや、そのサイクルが似てくるということだったけれど。
こういうのって、本当に不思議な力を感じる。

この後。
するめより日持ちのしないベーコンは、さっそくミネストローネに変身したのだけど.....
美味しく楽しく大満足♪

で。
美味しいといえば、こちら。

    


いつも美味しい海の幸を送って下さるリアルジャイアンN氏夫妻に赤ちゃんが生まれたということで、お祝いを贈らせていただいたら、こんなにものごっつい蟹がお返しとして我が家へやってきて.....
他にもキラキラのイクラ、生たらこ等々、どっさり。

なんだかこんな風にしていただいて、かえって申し訳ないような気もするけれども(すご~くする)、
せっかくなのでさっそくいただくことにして(笑)

バリバリ二人で蟹の殻をむき、蟹酢につけて、食べ続けること数十分。
これがもう身がびっちりむっちりで美味しいこと、食べ甲斐があること。
もうかなりの強敵(笑)

しかしね、逆に言えば、この蟹に我々食いしん坊夫婦を侮ってもらっちゃ困るわけで。
ゴンザ私は、殻をむくためのハサミを片手に、もう一方の手には冷えたビールを持って、全面勝利へ向けて大奮闘。

ふふふ♪
負ける気がしないぜ.....
(だって美味しいんだもの♪)

でね。
結局この相当強そうに見える蟹はゴンザと私のおなかにぜ~んぶおさまり、我々は見事勝利をおさめた、という次第。

ふふふ♪蟹よ、参ったか~!
(ここでゴンザなら「カニよ、参ったカニ~?」とか言うと思う・爆)

が、しかし。
実は、蟹のヤツもただ食べられているわけではなく。
おなかがいっぱいになりながらもこ~んなものまで食べた我々は.....


               
                          蟹&イクラ丼


「う~ん参りました.....」
「もう食べられない.....」
「満腹で動けない~」

となり、結局、蟹と人間、どちらが勝者となったのか、わからないまま、ぐ~すか昼寝へと突入したわけで。

ま。
仕方がないので、今回は痛みワケってことで済ませてやるが.....
次回の対戦を待ってろよ~、蟹!

しかし、げに罪深きは、冷えたビールと蟹食べ放題の快楽.....
体重計に乗るのが怖くもあるが。

N氏Tちゃん!
いつも本当にありがとう&ごちそうさまでした~♪

お。
そういえば、もうひとつ美味しいお話で、先日焼いたアップルパイ。
その後、こ~んな風にして食べてみましたよ。


            
                   アップルパイ&アイス(シナモンパウダーつき)

ラズベリー&ブルーベリージャム入りなので、中のリンゴが色つきになってしまったけど。
とっても美味しかったぁ。

見て下さっている皆さん。
いつも写真だけでごめんね~(笑)

逆効果広告

2006年11月23日 07時35分50秒 | ぶ~すか言ってやる!
めっきりと寒くなり、もう冬も間近かと思われるようになってきた今日この頃。
街中ではクリスマスカラーも深まって、またそれと同時に冬に向けたボーナス商戦も激しくなってきた。

中でも、特に近年商売熱心なのは、家電量販店やブランド品を安く売るお店。
まあ、後者のほうは私もゴンザもまったく興味がないゆえに縁がないが、家電店に関しては、どこの家庭でもそうであるように一応買い物をするので、我が家にも広告などが送られてくるわけである。

で。
昨日送られてきたのがこの2通の封筒なのだが。
表面に躍っているのは、どちらも
『上得意様限定』
『特別ご招待』
の文字。

はて.....。

どこのお店であっても、我が家では『上得意様』になぞには、ついぞなったことがないはずだが.....。

これ。
中を開いてみれば、要はただの広告で、ついでに『本券をご持参いただくとプレゼントを差し上げます』ってことらしい。

しかしまた、このプレゼントっていうのが

「こんなの誰が欲しがるの?」

っていう代物で、さらにこの『上得意様』って言葉の嘘くささに、私など、店に行こうという気にならないどころか腹さえたってくるってわけで。

しかも、身に覚えのない『上得意様』の文字だけでも

「はぁ?」

なのに、その上に金色の『VIP』の文字まで躍っているのまで見つけた日には

「バカにしとんのか?コラ~!」

と、怒鳴りつけたくなってくる。

こんな見え透いた言葉で客を持ち上げるのも結構だが、こんなんで喜ぶ奴なんているのかなぁ?

そういえば、ゴンザが先日こんな話をしてくれのだが.....。

とある車メーカーがある高級車を発売した時のこと。
その車は人気があるゆえに大変に入手困難で、予約金ウン十万円を入れてもさらに半年以上待たねばならないとのことだったのだが、

「横浜で一番に予約した(納車される)のは俺なんだよね~」

と、話す客が、ゴンザの店に何人もいたそうなのだ。

これ。
きっと売る側が

「横浜ではお客様が一番に、この車に乗られることになりますよ!」

と、何人もの客に同じことを言ってその車を売ったのだろうが、これもねぇ.....

いや。
もちろん、ゴンザが

「それ。このあいだ○○さんもそう言ってましたよ」

なんて、それぞれに言うことはないが、いつか客同士にそれがばれたとき、ディーラーさんはどういう言い訳をするのだろう。
横浜なんて本当に狭いし、『誰が何をした』って情報が一瞬にして駆け巡るから、いつかばれると思うんだけど。
(同じ事を言われて車を買った客が何人もゴンザの店にいることから考えたってそう)

今。
誰もが誰かと差をつけたがるアホな社会で、こういったうわべだけのサービス、広告がはびこるのは仕方のないことなのかもしれないけれど。

あからさまに客をバカにしたこんな言葉に、実際乗せられる人間なんてそうそういないと思う。

「あなただけに」
「特別VIP様だけ」

ま。
量販店ならではの心のない言葉とウソに、怒っても仕方がないんだけどねぇ。

どの客にも同じことを言って、同じ事をするぐらいなら、『通常よりポイントサービスアップ!』ってCMでひとこと言ったほうがよっぽど効果的だと思うんだけど。
(そうすりゃ紙の無駄も出ないしね)

ご近所の『そうざいクン』

2006年11月22日 04時43分41秒 | 美味しいもの
我が家の近くに。
とても安くて、とても美味しいお惣菜屋さんがある。

さびれた商店街に入ってすぐ。
間借りでもしているのか、八百屋さんの隅に小さい小さい店を構えて、男性一人がすべてを切り盛りしているお惣菜屋さん。


        


お店に似合いの小さな小さなカウンターを持ち、そこにまた、小さなパックに入れた各種のお惣菜を並べ、ただひたすら、客がくるのを待つ、そのお惣菜屋さん。
店内で働く男性はいつも、別に道ゆく人に声をかけて客引きをするでもなく、そこでただひたすらお惣菜を作っては、黙々とパッキングし、またそれをカウンターに並べている。

しかし。
例えば客がそこで足を止め、その中のひとつのパックを指差し、
「これは何ですか?」
と尋ねたとしたら.....。
または普通に買い物をしたとしたら。

その店内にいる男性(推定年齢20代後半~30代前半)は、とても優しく穏やかな可愛らしい声で丁寧に応対してくれ、全品1パックたった100円(!)のお惣菜を1品買っただけの客にも、深々と頭を下げ、お礼と、
「お気をつけて!」
のひと言を忘れない。

実は.....
このお惣菜屋さんは美味しいものをとても安く分けてくれる上、訪れた人をその後数日爽やかな気持ちにしてくれるという、素敵なご近所のオアシスなのだ。

ただ、我が家ではあまり出来合いのお惣菜を買わないので、残念ながらそう頻繁にここを訪れることはないけれど.....。
先日通りがかりに買い物をしたら、あまりにもまたこのお惣菜屋さんの応対が素晴らしかったので、どうしても書きたくなって。

で。
彼のしゃべりのソフトさをどう伝えて良いか、ずっと考えていたら、
「あ.....イラストレーターのさかなクンの喋りをゆっくり穏やかに、やわらか~くした感じだ!」
と、気づいたというわけ。

ん~。
うまく伝わったかな?

ちなみに一番上の写真はそのお店で買ったお惣菜なのだけど。
ちくわの天ぷらが5本で100円。
手前の鶏レバーとこんにゃくの煮物もこれだけの量が入って100円。
安いでしょ?
(左の野菜は畑で獲れたスティックブロッコリー&トマト)

この日の私はゴンザと二人、この二つのお惣菜のパックを抱え、
「人間みんながあのお惣菜屋さんみたいだったら争いも起こらないかもね~」
なんて話しながら帰ってきたのだけど。

美味しく栄養のあるものを売っている上、心の栄養も人にあげられるそのお惣菜屋さんを、私も見習わなきゃ!

あ。
そういえばさっき.....


      
                 先日リンゴをたくさん頂いたので.....

      
               生まれて初めてアップルパイにチャレンジ♪
               (ラズベリー&ブルーベリージャム入り)

こんなものを作ってみたのだけれど。
美味しく出来たかな?
(見た目が悪いのは許して~)

不思議で嬉しい、嬉しくコワイ。

2006年11月21日 00時26分57秒 | ハ~プニング!
昨夜。
私は、先に眠りについたゴンザを尻目に、夜食にお茶漬けをかきこんでいた。
ついているテレビを見るでもなく、ぼーっと、

「そういえばゴンザって、スキーが上手なんだよなぁ」

などと考えながら。

私はゴンザと共にスキーに行ったことがないが、本人から、かつて資格は持っていないもののインストラクターのようなことをしていたこと、子供の頃にはイタリア人の先生について本格的にスキーを習っていたこと、お父さんに連れられ、スイスに滑りに行ったことがあることなど、聞いたことがあったから。

しかしなぜそのとき、私がお茶漬けとも、テレビの内容とも関係ないスキーのことを考えたのかはわからず、とにかく数分間はそんなことにつらつらと思いを馳せていたのだが、それはとりとめもなく続き、結局私が食事を終えるまで様々な方向へ転がっていった。

そして。
お茶漬けを食べ終わり、しばらくして布団にもぐりこむと。
私がごそごそしたのと、ちゃあこがおもちゃを持ってついてきたのとで目を覚ましたのだろう。
それまでいびきをかいていたゴンザが、突然パチッと目を開き、こう呟いたのだ。

「なんでだかわからないけど、スキー場にいる夢を見た」

と。

それを聞いて、私はとても驚き、少し背筋が寒くなるほどの感覚を覚えながら.....
ゴンザに、たった今、『ゴンザのスキーにまつわること』について考えていたことを告げる。

そして

「私がそんなことを考えていたから、スキーの夢を見たのかしら?」

とも.....。

すると、ゴンザは寝ぼけつつも、

「そうかもしれないね~♪」

と笑い、私は本当に不思議な気分に包まれて.....

「じゃあ、私が眠っているゴンザの横で、ゴンザが美味しいものをいっぱい食べている光景を想像したら、ゴンザは美味しいものを食べてる夢をみられるかな」

などと言ってみる。

そして

「それって素敵なことね~♪」

とも(笑)

しかし、それはやはり、よく考えると、笑って済ますにはあまりに不思議で、とてもうれしいような怖いような.....。

私の考えることが、ゴンザに対し、夢の中であっても影響を及ぼすなら、本当に気をつけねばと思う。

あ、いや。
もしかしたら、ゴンザがスキーの夢を見ていたから、私がスキーのことを考えたのかもしれないけれどね。

こんな話。
信じてはもらえないかもしれないけど.....。

夫婦は一緒にいるうちに、考えることやタイミングが似てくるのだろうか。
そういえば私とゴンザは同時に同じおちゃらけ言葉を発して、驚きながら爆笑することがあるけれど.....(笑)

みなさんはそんなこと、ありますか?
あ、いやいや、『同時におちゃらけ言葉』ではなく、同時に同じ事を考えたり、片方が夢に見ていることを同時に考えたりってことについてなんですがね(笑)

ちなみにゴンザ。
今やスキーは

「板をはいた時点で、体重により、雪に体が沈むだろう」

だそうで、

「自ら転がったほうが早い」

そうですが…(笑)

それが事実かどうかは、まだ見ていないのでわかりません。

        
             白い上着を欲しいと思いつつ、
          「俺が白いのを着たらミシュランみたい?」
            と、またもや自虐ネタを炸裂のこの方。
           「どうせまたブログに載せるんでしょ!?」
       と、いじけるぐらいなら、なぜミシュランのポーズをとって見せる...?
(そっくり・笑、だけど、さっきミシュランのページ行ったら、ポーズが変わってた)

なに食べてるの?

2006年11月20日 00時35分13秒 | お出かけ
中華街で食事をしていると.....。

人影がないのに、突然開く店の自動ドア。

怪訝に思って、目をこらすと、再び閉じてしまったドアの足元に、
ひょこりとのぞく、一人のお方。


   
           「あ、あの...こんにちわ~♪」    
        

「ニャに食べてるの?」

冷たい雨を軒下で避けながら、少し耳を倒して警戒しつつ、我々の箸の動きに大注目。


           
                      ちょっぴり贅沢、あわびの醤油煮


「おなか減ってるのかね?」

私たちは、ゴンザの提案により、食べていたもち米シューマイ
(ちまきの中身みたいのをシュウマイにしたもの。貝柱、干しエビのうま味がいっぱい!)
を半分紙に包み、こっそりとポケットへ忍ばせる。



           うま味ぎっちりもち米シューマイ
      (本当は4個入りだが、1個は撮影前にゴンザのおなかへ)

              
                 5本も乗ってる春巻き=1050円、は、中華街では破格の安さ!

     
                絶品あさりそば

でも、この猫。
実は常連さんのようで、店員のお姉さん(おばさん)にその後缶詰をもらったらしい。
会計を済ませて外に出てみれば、ガツガツと豆腐の空き容器に入れられたお食事と格闘中。

しかし、その軽さゆえ、どんどん動いて隅に追いやられる豆腐の容器。
負けじと、この方も移動しつつお食事を続行なさっていて.....(笑)

私とゴンザは、少しずつずれてゆく容器のすみに、
先ほど忍ばせておいたもち米シューマイをトッピングして、このお方に別れを告げる。

どう見ても、食べ物には困っていないと思われる、肉付きのいい背中を眺めながら.....(笑)

「外は寒いけど、たくましく頑張れよ!」
と。

ちなみにこのお方。
このお店では通称『ぴーちゃん』と呼ばれているらしいが。

実はきっと、あちこちの店で、たくさんの名前を使い分けてるんだろうなぁ(笑)