猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

ご近所の『そうざいクン』

2006年11月22日 04時43分41秒 | 美味しいもの
我が家の近くに。
とても安くて、とても美味しいお惣菜屋さんがある。

さびれた商店街に入ってすぐ。
間借りでもしているのか、八百屋さんの隅に小さい小さい店を構えて、男性一人がすべてを切り盛りしているお惣菜屋さん。


        


お店に似合いの小さな小さなカウンターを持ち、そこにまた、小さなパックに入れた各種のお惣菜を並べ、ただひたすら、客がくるのを待つ、そのお惣菜屋さん。
店内で働く男性はいつも、別に道ゆく人に声をかけて客引きをするでもなく、そこでただひたすらお惣菜を作っては、黙々とパッキングし、またそれをカウンターに並べている。

しかし。
例えば客がそこで足を止め、その中のひとつのパックを指差し、
「これは何ですか?」
と尋ねたとしたら.....。
または普通に買い物をしたとしたら。

その店内にいる男性(推定年齢20代後半~30代前半)は、とても優しく穏やかな可愛らしい声で丁寧に応対してくれ、全品1パックたった100円(!)のお惣菜を1品買っただけの客にも、深々と頭を下げ、お礼と、
「お気をつけて!」
のひと言を忘れない。

実は.....
このお惣菜屋さんは美味しいものをとても安く分けてくれる上、訪れた人をその後数日爽やかな気持ちにしてくれるという、素敵なご近所のオアシスなのだ。

ただ、我が家ではあまり出来合いのお惣菜を買わないので、残念ながらそう頻繁にここを訪れることはないけれど.....。
先日通りがかりに買い物をしたら、あまりにもまたこのお惣菜屋さんの応対が素晴らしかったので、どうしても書きたくなって。

で。
彼のしゃべりのソフトさをどう伝えて良いか、ずっと考えていたら、
「あ.....イラストレーターのさかなクンの喋りをゆっくり穏やかに、やわらか~くした感じだ!」
と、気づいたというわけ。

ん~。
うまく伝わったかな?

ちなみに一番上の写真はそのお店で買ったお惣菜なのだけど。
ちくわの天ぷらが5本で100円。
手前の鶏レバーとこんにゃくの煮物もこれだけの量が入って100円。
安いでしょ?
(左の野菜は畑で獲れたスティックブロッコリー&トマト)

この日の私はゴンザと二人、この二つのお惣菜のパックを抱え、
「人間みんながあのお惣菜屋さんみたいだったら争いも起こらないかもね~」
なんて話しながら帰ってきたのだけど。

美味しく栄養のあるものを売っている上、心の栄養も人にあげられるそのお惣菜屋さんを、私も見習わなきゃ!

あ。
そういえばさっき.....


      
                 先日リンゴをたくさん頂いたので.....

      
               生まれて初めてアップルパイにチャレンジ♪
               (ラズベリー&ブルーベリージャム入り)

こんなものを作ってみたのだけれど。
美味しく出来たかな?
(見た目が悪いのは許して~)
コメント (4)
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