猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

クラッシュ

2010年01月14日 18時02分50秒 | 映画

 

ゴンザの17歳のガールフレンド(笑)が、
留学先から一時帰国中ということで、
ご家族からご招待いただき。

 

人には。 

文化的背景だとか、育った場所だとかの違いで理解しにくい映画、
評価しにくい映画なんてものがあるものだが。

たとえば【奇跡の海】だなんてのは、
私にとっては明らかにそういうたぐいだった。

ディティールの素晴らしさだとか、脚本の良さだとか、
そういうものをぶっ飛ばしてオチをつけてしまうような.....
たとえば宗教を背景とする違いとか。

 

楽しい時間を過ごしてきました♪

 

それはネロとパトラッシュが死んで、
「ああ、なんてかわいそう」と思うのか、
それとも「神のもとに召されて幸せになったんだね」と思うのか。

例をあげてみれば、そんなものかとも思う。

で、思ったのだ。

世間で高評価なところの映画クラッシュ】を見て。

 「日本人には(少なくとも私には)『良さ』がわかりづらい!」

 

シャンパンベースでうまうま♪

 

なぜなら。

基本、人の根源にあるところの話なのはわかっていても。

ちょいと互いが譲り合えば、または思いやりを持てば済むことが、
そうでないからねじれてゆくのは.....

「空気を読む」ことを大事と考え、和をもって尊しとなす日本人にとっては、
「なんで最初からそうできないのよ?」と、
その思いが邪魔をして、
ちっとも作品に集中出来なかったというのが正直なところだ(笑)

脚本がうまく出来ているのはある程度は理解はしても。

やはり、背景の差は大きいのじゃないかと。

 

あっ、そうそう。
今年も七草の頃に食べたくなって、作りましたよ、松前漬。
もう毎年恒例(笑)

 

私にとってはこの作品は、
「あっちのせい、こっちのせい」
「お前がわかれ、いや、あんたこそ」と、
言っても仕方のないことをずっと言ってる人たちの映画だ(笑)

まあ、それでもこの作品の最後に、登場人物それぞれが、
または見ている人々それぞれが。

それは言っても仕方のないことだと、
自分が変われば世界は変わると、
気づいたのなら、何よりの話だけれど。

 

年末から、部屋中に溢れていた花は、
今日はリビング、明日は玄関と、
その咲き具合や茎の長さにより、飾られる場所を変えながら頑張り続け。
けれど残りもあとわずかになりました。
きれいな姿で楽しませてくれてありがとう。

 

言いたいことはわかりはしても、平和な日本で暮らす身には、
この作品は、いまひとつ訴えるものに欠けるなぁと。

そんな風に思う、一本だった。

あくまで個人的な感想として、ね。

 

コメント (2)
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