雨

久しぶりの雨。
家庭菜園のなすびや胡瓜や、お花などには恵みの雨になるけど、我が家の物干しには洗濯物がいっぱい。
こんなに降らなくてもいいのに！って、思うほど降っている。

こんな日は一休みかな？

最近、父のことや、孫たちが遊びに来たり、たまっていた家のことをしたせいか、少々、お疲れモードの私。今日は、休んだらって雨になったんかも？って、思うことにしよう！
でも、息子の破れた作業着はなおさなあかんかな？

疲れた～

たかが、１ヶ月あまりの介護・・・なのに、疲れた～

母からＳＯＳが出れば、タクシーで飛んで行き、長男は仕事を休み、息子からみたら祖父になる父のそばについている。

そんな、介護が１ヶ月近くになった。

この先、何年、続くんだろう！実家の世話を一生懸命し、気がつくと、わが旦那は、コンビ二の弁当を肴にビールを飲んでいる・・・・・

これでは、続くはずがない！

長く介護を続けるために、皆、元の生活に戻そう！息子も次男も仕事に戻り、私も行かなければいけないところには、予定どおり行き、しなくてはいけないことはして、その、合間を縫って父の様子を見にいくことにした。

いつも、父のそばにいる母にしたら、冷たく思えるだろうけど、こちらも、生活がある！

そう、割り切ったら、母は母なりに、自分でどうしようか考えるようになり、父の扱い方がわかってきたようだ。

そ～と、見守ることの大切さと難しさを、感じた１ヶ月でした。

親

頑固で厳格だった父が認知症になった。

私と性格が似ているところもあり、合えばいつもけんかになってしまっていた。
私が病気になり、実家にあまり出入りできないようになってからは、近くにいながら会う機会も少なく、でも、なぜかしらホッとした気持ちになったのも事実。

母、一人では大変なこともあり、今日は私と次男とで父のところに行った。

厳格なところも、頑固なところも、何も変わっていない。

ただ、訳のわからないことをただ、ひとり、しゃべっている。
自分のことばかり、主張し、周りのことなんか、全く頭にない！
「もう！」
と、腹立たしくもなるけど、なんでだろう！可愛く思えるのは・・・・

母がちょっとでも離れると、まるで、子供みたいに母を呼ぶ！
小さいときの思い出とか、子供たちのことでもずいぶん、心配してくれた。
私が病気になってからは、ただ、気になってしかたなかったんだろうって、思う。
父が元気な頃の姿が次から次に浮かんできた。

今、８２才。
認知症って、確かに介護は大変。でも、出来るだけのことはしてみよう！って思った。だって、私の親だもん。

春なのに！

昔、「春なのに！」っていう歌があった。
卒業の寂しさを歌っている歌詞だったように思うけど・・・・

気候はいいのに、なぜか、私の心はもうひとつ、晴れ間がない。
特に、何が不満なわけではないのに・・・・

普段、思わないことを思い、悩み、涙が出てくる。

気候の変わり目だから・・・・って、言う人もあるけど・・・・

１０年前に他界した息子・・・・
いつも、いつも、息子のことを思い泣いてるわけではないけど、なぜか、今は、気になる。
どんな声だったかな？ぬくもりは？顔は写真があるからわかる。忘れてはいけないはずなのに思い出せない。
思い切って、その時の主治医だった小児科医にメールをしてみた。

ゆっくり、ゆっくり、一緒に思い出しましょう！って、言ってくれた。そう、一つずつ、ゆっくりと。

早口で高いトーンの声、ひざに乗せたときの感触、少しずつ、思いだしてきた。それと、同時に、いろんな思い出も・・・・・

そうだ！息子の思いでは私の心の中に、主人の心の中に、二人の子供の中に、ぎっしり詰まっているはず・・・・・

いつも、息子と一緒だ！そんな気がしてきた。

今日は、いいお天気なので出かけてみようかな？