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30分くらいの間に文庫本、2冊も買ってしまった。本は、高いから嫌い!
今、テレビでも放映されてる1リットルの涙の原作本。それと、お母さんの手記。
15才で発病した亜也ちゃんという女の子が、25才で亡くなるまでの闘病の日記だった。だんだん、不自由な場所が増えてきて、歩けなくなって、食事が食べられなくなって、寝たきりになって、最後は命を落とす。と、いうお話だが、その中でも、いつも前向きに、亜也ちゃんらしくいられるよう努力して生きていた様子が胸を打った。お母さんも、自分の娘の病気を冷静に受け止め娘が娘らしくいられるよう、最後まで頑張っておられた。
病気は、違うものの、今、私も、同じ立場。車椅子から左手が不自由に」なってきて、今に、右手も・・・座っていられなくなって・・・寝たきりに・・・・考えたくない事だが、いずれは、向かっていかなければいけない事。私も、亜也ちゃんのように、自分らしく生きていけるのだろうか?
それを、見守るお母さんも、さぞ、つらかっただろう!いつも、自分の娘が娘らしくいられるように考えておられた。私には、出来なかった。
三男が、闘病中、私の思いだけで、ただ、生きていてほしい。それだけで、行動していたように思う。息子がどう考えているか?考えてもみなかった。と、いうより考える余裕がなかったのかも知れない。
植物人間になってもいい。心臓が動いていれば・・・・と、最後、医者に懇願したのは、息子の意思じゃなく渡しの気持ち。
今、私が、その立場になりよくわかる。
私が、私らしく生きて最後が迎えられるよう。それが、なんなのか、考えていかなくてはいけない。
でも、三男には、生きていてほしかった。ただ、それだけの思いで、走った。三男が、どう思っているかなんて考えてもいなかった。
私が、これから、病気が進行していって、不自由な場所が増えてきて、家族に支えてもらいながらでも、私らしく生きる事。考えて行こう。
亜也ちゃんも、お母さんも、家族も、悲しい事、悔しい事で、1リットルの涙をながされたかもしれないが、私も、本を読みながら大声を出して泣いた。もしかしたら、1リットル以上の涙がながれたかも・・・・