退屈な毎日

入院して1ヶ月。退屈な毎日を過ごしています。
でも、そのなかで、いろいろな人生勉強をさせてもらってます。家族の在り方や、考え方。生きていく事の大切さetc・・・・・・
仲良くなった患者さんの今日は、手術日。
思ったより元気にしておられてので、一安心。そんな、仲間意識も芽生えてきました。
朝、早くにお湯を頂きにいくと、まだ、それほど年をとっておられない患者さんが、亡くなった瞬間に遭遇しました。高齢のご両親の嗚咽や、旦那さんか息子さんか、兄妹さんが一生懸命名前を呼んでおられて、詰所のモニターのアラームと同時に「よく、がんばったね！」という声も聞こえてきました。

どう、生きてきたかということが、大事なことなんだとつくづく、思いました。

私も、まだまだ、かかりそうですが、がんばって良くなって退院することに専念します。

外の世界

入院生活をしながら、今,ワールドカップ、日本vsコロンビア戦を見てます。同点まで、追いついた日本、何とか勝利を勝ち取ってほしいです。勝てば決勝トーナメント進出です。いいとこまではいくんだけどなあ～
って、言ってる間に、得点されてしまいました。
なんとか、勝ってほしいです。

家で見ていたら、旦那様とあーだの、こーだの、言いながら見てるんでしょうけど、4人部屋でヘッドホーンして見ている私は、時折、声を押し殺して見てます。

日本、頑張れ！

入院生活

入院して5日たちました。何度も入院生活を経験している私にとっては、そんなに大きな出来事でもなく、身の回りの荷物も快適に過ごせるよういろいろと工夫して荷作りしました。
drにも、言われました。快適に過ごせるようグッズも揃ってますねって。
考えてみたら、もう、15回目くらいになるのではないでしょうか?
でも、その度に悩み、不安になり、家族に申し訳ない気持ちでした。いつも、普通に接してくれる旦那様にも感謝してますし、息子たちにも感謝してます。

いま、外泊許可を頂いて家に帰って来ています。思ったより、家が綺麗に片付いていてびっくり！息子が食事を作ったり、洗濯したりしているようです。本当に感謝です。

私も、頑張らなくてはね。

同室に二人のおばあさんがおられます。どちらも、おだやかなおばあさんです。ひとりのおばあさんは、ご主人がお見舞いに度々来られ、狭い病院のベッドにふたり仲良く座ってテレビを見られてまづ。時折、食べ物を半分ずつしたりして・・・・・・・ほほえましいです。

もうひとりのおばあさんは、時々、息子さんが来られます。「洗濯物はあるの！なんか、用事は？忙しいし帰るよ！用事があったら、看護師さんに電話してもらって！」と、いつも同じ言葉をかけ、3分程で帰られる。おばあさんは、いつも、「はい」と言っておられる。

私が、おばあさんにお手伝いをしてあげたときは、ニコニコしてありがとうって言ってくださるのに、家族が来られてもその、笑顔がないような気がする。せめて、椅子にこしかけて、5分でもおばあさんに話しかけられたら、おばあさんにも笑顔が出る気がするのになあって、他人の家庭ではあるけど、そう思う。

今、若い私達でも、絶対、老いはやってくる。人の世話にならなければいけないときも必ず来る。そう、思うんだけどなあ～