頑張って生きる。

元気だった主婦がある日突然、障害者になり、余命を宣告された。でも、頑張って生きようと心に決め一日を大切に過ごしてます。

それぞれの願い

2007-02-26 10:02:19 | Weblog
義母がいつもため息をつく。

「もう少し、踊りが上手に踊れたらなあ!」
「顔のしわ、もうちょっとなんとかならんやろか?」

80才の母の願い。

私(47才)の願い。

「人の世話にならないで自分の事ができたらいいのになあ!」
「せめて、立てたら便利やのになあ!」
「痛みがなしに、ゆっくり寝てみたい」・・・・

私にしてみたら、母がうらやましい。


力作

2007-02-23 08:18:37 | Weblog
やっと、やっと、手元に戻ってきた。
去年の秋だったかなあ~本に出てたトトロのランプシェード、あまりにもかわいかったんで陶芸教室の先生に、
「これ、作りたいけど、私にもできる?」と、聞いてみた。
「うん、できる、できる。」
と、軽く返事をしてもらったので、自分の技量も考えず作る事にした。

なかなか、形がとれず、いつも2日間の陶芸教室でしあげるのだけれど、これだけは、先生や職員の人に手伝ってもらったのにもかかわらず、3日もかけての力作になった。
自然乾燥して、素焼きして、釉薬をつけて、本焼き。作成から、3ヶ月くらいかかったが、できたときは、すごく、うれしかった。

手伝ってもらいながらではあるけど、一つのものを作るというのは楽しいことだと改めて思った。

大事に、大事に、壊れないように家に持って帰って、さっそく、電球を入れてみた。

ん、やっぱり、可愛いわ~

どうしょうかなあ~

2007-02-20 09:15:01 | Weblog
ディサービスを休んで2ヶ月になる。

休んでからすっごくゆったりとしている自分に気がついた。
お風呂には入りたいので、週2回、ホームヘルパーさんに入浴介助に来てもらっている。
ディサービスだと、朝、10時から、夕方、4時まで、ボーとした時間を気を使いながら過ごすのに比べて、今は、10時半から11時半ごろまでだけお風呂で時間を使うけど、後は、ゆっくりできる。誰にも気を使うことなく・・・
夕食の支度も、家の用事も、ゆっくり出来る。

寒い間は・・・と、休んでいるけど、今のこの、楽なゆったりとした時間は捨てが
たい。

ディサービスで知り合った利用者さんで、仲良くしてもらってる人はいるけど、ディサービスに戻ろうかなと思う気は今のところ、全くない。

春までもうしばらくある。もう少し、冬眠しながら、考える事にしよう。

2007-02-16 09:37:30 | Weblog
長男夫婦がお泊りにきた。もちろん、孫も連れて・・・

年子だけあって、もう、戦争!でも、あの、笑顔を見ていたら、そんな、大変さはどっかに飛んでいく。
でも、親にしてみたら、そうも、言ってられないだろう!たまには、子供から離れたい・・・と、いう気持ちも理解できる。

そう、私も、男の子3人を育てながら仕事をしていたんだから。

でも、親として子供の成長ほどうれしいものはない。

その、成長がある日突然、絶たれたとしたらどうだろう!

そんなこと、あるはずがない!そう、思いたいし、多くの人が経験するものでもない。
でも。自分に絶対降りかかってこないとは限らない。

昨日、二男の同級生の妹さんの告別式に参列してきた。高校2年生。17歳。
元気で可愛い娘さんだった。
突然の病気で命を落とされた。
ご両親は想像もされていなかった事だと思う。

ほんとに、ほんとに、辛い告別式。

たくさんのお別れにきた高校生が、命の重さ、大切さを、心の底から感じて自分の命はもちろん、人の命も大切にするやさしい大人になってくれることを、願うことで、亡くなった娘さんもおだやかに天国に旅立たれるのではないでしょうか。

自殺をしたり、殺人をしたりと、命が軽くみられがちな最近。人が死んだらあれだけ多くの人が目を真っ赤にはらし、涙をながし、悲しむんだと言う事を胸に刻み、一日、一日を、大切に生きていってほしいと思う。

そんなことを、思うのはおばさんになった証拠でしょうね。

私自身も、病気に負けないように、親を悲しませることにならないよう、生きていかなければと改めて思った。

不安

2007-02-13 10:13:42 | Weblog
元気でいるときは自分が病気だなんて忘れてた。

でも、夕方から、なんか、寒気がして頭が痛くて、体温計をはさんでみたら、38°3分。あ~熱だ~

でも、あまり、人に言うのがいやな私。まして、義母にはなおさら・・・
なんにも、ないふりをして夕食のシチューを作り始めた。
ん~、でも、頭いた~い。
もう一度、測ってみたら、39度。
でも、知らん顔して台所にいる私、まあ、なんと、強情っぱり。

夫が帰ってきた。
一度に気がゆるんだのか、
「ねえ~熱があるんよ。再発かなあ?しんどいわ~。」
本音がでた。

「病院いかんでもええんか?」と、夫。
「明日になって下がらんかったら、連れてって。」
やっぱり、気の強い私。

「自分でなんか食べるし、はよ、寝。」
夫のやさしい言葉に甘えてベッドにもぐりこんだ。

横になりながら、また、どっか、悪くなっていたらどうしよう。
また、入院生活に戻ったらいややなあ・・
そのまま、家にもう戻れなんだらいややなあ・・
どっか、手術になるんかなあ・・

思いは、悪い方に・・悪い方に・・展開していく。

ポカリスェットをがぶ飲みして眠りに入った。


朝、あれっ、楽になってる。
熱も、下がってる。
あ~あ、よかった!

祖父の言葉。

2007-02-08 09:37:47 | Weblog
今になって思い出す。祖父の言葉。

「苦労はするもんや!大きな苦労を経験したら、小さな苦労が苦労でなくなるから・・・」

と。

ん、そのとおりやと最近思うことがあった。

友人が、足の指を骨折したことを愚痴ってきた。

「もう、不便でしゃーないわ!あんたみたいに、車椅子やったらあきらめついていいかもしれんけど」

私にしたら、骨折くらいいいやん。直るんやし~

って、口に出したかったけど、この、友人にはわからないだろうと、

「そう、大変やなあ!」

と、答えた。

祖父が言ったとおり、私よりも不自由な人から比べたら私のことがうらやましいかもしれない。
そう、思ったら今の自分の状態を受け止めて感謝しなくては・・・と、思った。

さっそく、腹がたつ~

2007-02-01 11:22:14 | Weblog
組長のお仕事が始まってたった一日。近所の気持ちのないおばさんのお蔭で腹のたつことばかり・・・・

会議とかに夫ではなく義母に行かせたことを、ぐじゃぐじゃ言われた。母が頼りにならないわけでもなく、充分、仕事はこなせる。仕事やから、仕方ないと私は思うけど、仕事休んでまでも、行かなくてはいけないものなのか?
それだけではなく、夫の体の事、精神的なこと、いろいろ、あって・・・・・
誰も行っていないわけじゃなく、母がちゃんとその仕事をしてくれているのに。

母にも、若いもんがでんと・・・って、散々、言われるし・・・

今度の会議には車椅子で、私が行ってやろうっと!

皆が、どんな、反応を示すかなんか、ワクワク。

うちの家だけじゃなく、会議に出られなかったり、組長が引き受けられなかったりする家庭もあると思う。その、理由をどこまで言わなくてはいけないものなんか?
親戚にも言ってないことを、全て、近所に話さないとお付き合いができないなんて、おかしいと私は思う。

組長はまだ、始まったばかり。これから、先が思いやられるわ!