頑張って生きる。

元気だった主婦がある日突然、障害者になり、余命を宣告された。でも、頑張って生きようと心に決め一日を大切に過ごしてます。

わがままって????

2007-08-23 11:13:27 | Weblog
「暑い!」
「しんどい!」

口癖のように言ってる姑。

「夕べ、少しも寝られへんかった」

そりゃ、昼間エアコンつけて一日寝てたら夜、寝られへんわ!

いつも、いつも、グチしか言わない姑。

お嬢さん育ちで小姑のお付き合いをしたことのない姑。お付き合いしてる親戚は自分の身内ばかり・・・・

しょっちゅう遊びにくる姑の妹は、「皆、しんどくても頑張ってるんや!あんたも、地に足つけて踏ん張ってみ!」
と、尻をたたきにくるけど、相変わらずゴロゴロ&グチばかり・・・・

私の事を助けてもらいたいとは思わないけど、頑張って頑張ってお風呂の掃除をしたり、洗濯干したり、取り込んだり、食事の支度をしたり、車椅子の上に買い物した荷物をいっぱい乗せて、汗ぶるぶるになって坂道をこいで買い物に行っている私の身にもなってよ!
って、言いたくなる。

80才という高齢なのはわかるけど、もう少し、気力があってもいいんでは?

でも、私は嫁の立場。ただ、ひたすら、黙ってがまんするのが、家庭円満なのかも?

そんなふうに、姑のわがままをグチる私も、わがままな嫁なのかもしれない。

ひさびさの再会

2007-08-16 10:21:54 | Weblog
待ちにまった友人と再会。1年ぶり。

再婚し、子供も産まれ幸せに暮らしているものと思ってた・・・・
話を聞くと、旦那さんが出て行ったという・・・・
子供が泣いたりしてやかましいのが気に入らないとのこと・・・・
「自分の子供やのに!一時のことやのに!」
私も主人も、唖然!

ま、でも、その友人は「自分で選んだ道やから、仕方ないわ!」と、前向き。

それに、また、一安心。

結局、上のお姉ちゃんが一晩我が家にお泊りする事になり、女の子を育てたことのないうちの家は楽しい一日を、その子のおかげですごすことができた。


もうひとり、遠方から客人が・・・・一年ぶりに自動車を6時間走らせて夫の友人が遊びに来た。
私は自動車のことは詳しくしらないけど、ベンツのオープンカーで・・・
「あの、自動車いくらくらいするんやろ。」
夫は、
「1,000万くらいと違う?」
それだけでもびっくりしてるのに、本人に聞くと
「2,000万や」と言う。
マンションを買うか、自動車を買うか悩んだとのこと・・・・

私らとは、生活が違う・・・・・・・

その、ベンツで、海に行った。
私も、海につからしてもらって、気持ちよかった~

結婚して27回目のお盆にして、はじめて親戚の帰省がなかった。でも、長男の嫁として、墓掃除やらお仏壇の飾りやらお花の準備。毎日の灯篭の迎え火。しなくてはいけないことは山のようにある。
でも、帰省するほうは、
「用事あるし、今年は帰らない!」
の、一言ですむ。やっぱり、長男の嫁になんかなるもんじゃない!と、言うよりも、同居なんかするもんじゃない。

私たちが海にいっている間に義姉一家がお参りに来たらしい。
「皆揃ってきてくれているのに、長男一家が留守なんて~」
って、姑の機嫌はすっごく悪い。

私だって実家に仏さんあるのに・・・
と、心の中では思いつつ、長男の嫁になったこと、姑と同居をしてること、いまさらながらに重荷に感じた。

唯一の救いは夫がわかってくれていることかな・・・・・

大事な友人。

2007-08-11 10:20:56 | Weblog
ご無沙汰していた友人から、家に来ると電話があった。

再々、行き来があるわけではないけど、私が一番しんどい時に一緒に過ごした友人。年令は親子ほど離れているけど、私にとっては大切な友人。

その子も、結婚して間もなく授かった娘が難病で何回も生死をさまよい、大きな手術もし、命をつないだ。その後、離婚したけど、泣き言一つも言わないで娘を育て、去年、再婚し長男を授かった。

そんな必死の思いで娘の命を守った彼女。
必死になって命をつなごうと、なにもかも、我慢して三男のために踏ん張ったけど
守る事ができなかった私。

そんな二人が同じ病院の屋根の下で1年間、泣いたり、笑ったり、励ましあいながら生活したのは、もう、9年も前のこと。

同じ苦しみを乗り越えたから、何も言わないでも分かり合える。そんな、気がする。

そんな彼女と1年ぶりくらいかな?会うことになった。

昔はどうであれ、今が、そして、これからが、彼女と娘、息子たちが、幸せであったらそれでいい。
幸せであることを、心から願いたい。

まるで、娘を見守る親のきもちの私。

はやく、来ないかな?会えるのがすっごい、楽しみ。

家族へのラブレター

2007-08-04 13:24:24 | Weblog
夕べは夫が会社の宴会があり、帰りが遅い日。

やった~テレビ、好きなのが見れる!

いつもは、チャンネル権が夫にあり、なかなか、私の好きなテレビが見られない。自分の部屋のテレビを見たらすきなのが見れるけど、やっぱり、夫と一緒にリビングにいたい。
だから、昨日は9時になるのが、待ち遠しかった。

家族へのラブレター。胃がんを宣告された母親が、家族のために最後まで病気と闘うドラマだった。

なんか、私に似てる・・・・

別に、後何年って宣告されたわけではないけど、発病した時に今までの最高生存が6~7年って、聞かされた。

家族のためになにが出来るか?・・・・

何も、特別なことをしようと思うのではない。

家族のために、食事を作り、洗濯をし、掃除をし、ミシンを走らす。家族と同じ屋根の下で、笑い、泣き、怒り、そんな、普通の事が私が家族に出来る大事なことだと思って今まで生活してきた。

今年で発病して5年。お蔭でまだ、死と直面してるわけではないみたい。
まだ、夫と子供たちといられる時間が残されている。

私だけでなく、人間、皆、明日のことはわからない。

だから、一日一日、悔いのないように、大切に生きていきたいと心から思う。

そんなふうに思えるようになったことは、病気になったから・・・・

病気になって、人の優しい気持ちがわかり、夫が私を大事に思ってくれていることもわかり、子供達の気持ちもありがたく感じられるようになった。

感謝、感謝、しながら、大切な一日一日に、家族のために動きたい。

私の大切な家族のために・・・・・

歌で気持ちが・・・

2007-08-01 09:34:44 | Weblog
私のお墓の前で、泣かないでください。

そこに、私はいません。眠ってなんかいません。

昨日は、三男の命日。すぐ、そばに墓があるのに車椅子になった今、行く事ができない。亡くなって9年。どんなに、苦しんだか・・・・
でも、この詩が、有名になって私の気持ちは少しづつ、落ちついてきた。
この詩は、息子が亡くなってすぐに、親しい人が絵本になっているのを探して私に届けてくれた。
でも、有名になってみんなが知ってくれた今、なんか、気持ちが楽。

千の風に、千の風になって、あの、大きな空をふきわたっています。

そうなんや、墓にいかんでも、雄馬はいつも、私のそばにいるんや!いつも、お母さん、しっかりって、見てくれているに違いない。そう、思って、生きていこう。


でも、お仏壇に、雄のすきやったお菓子を供えたけど、亡くなった時は2年生やったけど、もう9年。今、高校2年生。
チョコビなんか、いらんかったかも・・・・