秋みたい。

自動車から見える風景が、稲が実って黄色になってきた。今日は、ずいぶん、すずしくなってきた。秋なんかなあ？もう、９月やもんね。

夏中、いろんな色の花を楽しませてくれた朝顔。今年は、初めて、ミニひまわりも咲いてくれた。

生協で頼んでいたチューリップの球根が届いた。そろそろ、交代かな？

でも、まだ、毎日、花がさく朝顔。一生懸命咲いているんやし、もうちょっと、かたづけるのは後にしよう。

花も綺麗やけど、食欲の秋。太らないようにせねば・・・・・・

顔色・・・

夫が家にいるようになって、もうすぐ、一ヶ月。

ありがたいことに、いくつかの会社から再就職の話はいただいているよう・・・

家計を守る主婦としては、失業保険が入るものの早く仕事についてほしい気持ちでいっぱい。
でも、あまり、再々夫にそのことを口にするのも悪いかな？と思い、夫の顔色を見てちらり、ちらり、と、話して見る。

「そろそろ、夏休みも終わりやねえ。お父さんも、どう？仕事の按配は？」

などと、やんわりと・・・

「ん～。いつからいこかなあ？」

決して働くのがイヤな人ではないことは、知っている。じゃ、じっくり、会社を選んでいるのか？それとも、考え方がスローなのか、それとも、私が、せっかちなのか？

夫がはやく出勤してくれないことには、私自身、心配で胃に穴があきそう・・・・

とにかく、とにかく、顔色を見ながら仕事の事を聞く毎日・・・

夫の事、信じているつもりなんやけど。

やっと・・

毎年恒例のお盆の行事も終わり、帰省客も帰り、やっと、いつもの生活に戻りつつある。
忙しい間、ほったらかしにしていた部屋のかたづけと洗濯物の乾いてタンスにしまうまでの衣類が積んであったのをかたづけた。

これだから、盆と正月はきらいだ～

久々のキャンプ

海の見えるキャンプ場にテントを張り、夫と次男、兄の家族と、夫の幼馴染の家
族とで、一泊した。

夕日が海に落ちるのも、早朝、朝日が昇るのも、久しぶりに目の前にし、感動した。

若いときは、毎年、夏には、大勢でキャンプをしたけど、ここ最近は皆、忙しくなって遠のいていた。

炭で、火をおこし、焼肉したり、ごはんを炊いたりと、楽しかった。荷物を運ぶときでも、私は、間に合わないし、移動なんかで迷惑かけるのに、皆、いやな顔一つせず、楽しい会話の中に私をいれてくれた。

ほんとに、楽しかった。

お盆でバタバタし、いろいろ、モヤモヤした気持ちがすっきりしなかったけど、たった一泊だけど、義母からも解放され、少し、お酒も飲み、遅くまでおしゃべりもして、ほんとに楽しかった。

私を連れていかなかったら、皆、もっと楽やのに・・・・・

ほんとに、皆に感謝です。

帰省客

今年もやってきた。年に二度、私のいやな季節。
お盆とお正月。

何故なら、私は長男の嫁。ましてや、同居。
帰省するのは、夫の姉と妹。

何時に来るのかわからない人たちのため、朝から掃除をし、いつもの用事をすませ、お客さんを迎える準備にとりかかる。

昼近くになり、第一陣到着。そうこうしているうちに、第二陣到着。おかげで、我が家のせまいリビングは、１４人で座る場所もなく酸欠状態になった。

いつも、食事の準備をしながら、ため息ばかりがでる。

一人でも、お嫁さんがいれば、また、気持ちも変わるのかもしれないけど、嫁さんは私、ひとり。
いくらがんばっても、いくら、笑顔で接しても、義母にしたら、娘よりいいものはない様子。

それなら、娘のとこへ行ったらいいのに！なんて、意地悪な気持ちにもなってしまう。

私だって、実家はあるんだぞ～

結婚してから、一度も帰省なんてしたことがない。だって、実家と嫁ぎ先。目と鼻の先だから・・・・・

そんなに、娘っていいものなのか？そりゃ、嫁さんよりかは、いいわな！

私には、わからん。私には、嫁さんしかいないから・・・

とりあえず、今年のお盆の行事は終わった・・・・

海

暑い、暑い毎日が続く中、海にいくことになった。

兄がもっているレジャーボートに乗せてもらうため、先に海にいっている兄家族と次男に合流するべき夫とふたり、２０分ほど山道を自動車で走った。

砂浜にボートをつけてもらい、さて、どうして私が船にのりこむか？？？

夫の背中にしがみつき、砂浜を海水浴客の視線をあびながら歩いてもらってやっとのことで、船に乗り込んだ。
潮風のここちよい風を受けながら、走ること１０分、先発体の皆と合流した。

何年ぶりだろう！こうして海に浮かんでいるのは・・・・・気持ちいい～

久しぶりに会った同級生に励まされ、（彼も大きな病気をして今も、後遺症があると話してくれた。）、皆に助けてもらって楽しい４時間の時間が過ぎた。

帰りは船から自動車まで、兄の背中にしがみつきたどりついた。兄の背中のぬくもりを感じるなんて何年ぶりなんだろう？６才も離れてる兄なので、もしかしたら、幼い頃におぶってもらったことはあるかもしれないけど、記憶にはない。

健常者だったら、夫におぶってもらうことも、ましてや、兄におぶってもらうことなんかも、絶対なかったこと。
多くの人の温かみを感じ、楽しい一日が過ごせた。

ほんとに、感謝、感謝、

夫の電話

夕食を食べる前、夫の携帯に電話が鳴った。
私は、夫の携帯の着信履歴も発信履歴もメールも絶対、あけない主義。

知らないで平和でいられるのならそのほうが、楽だと思うから・・・

今、会社が倒産し、家にいる夫。すぐ、他の会社から求人があるといっていたので、あまり、気にはしてなかったけど、やっぱり、生活がかかっているだけに、電話の内容が気になる。

私たち、家族の目の前で堂々と、電話で話す夫。

やっぱり、この人には女ッ気はないわ！そしたら、何？友達でもなさそうだし、仕事のこと？

電話がすんでも何も言わない夫。こっちから、聞くのもなんか、悪いようだし・・・・なんなんだろう？

しばらくしたら、○○会社から、仕事にきてほしいって話があった。って、ぽつり。
お願いしますって、返事したら・・・って、言いたいのを我慢して、「そうなんや、あなたがいいっておもうんやったら、世話になったら？仕事するんは、あなたなんやし、ゆっくり考えて・・」

思ってることと、言ってることの違う私。

だって、５０才過ぎてからの再就職って、難しいでしょ。もう、しばらく、働いてほしいしね。

自作の花瓶と向日葵

陶芸教室で作った花瓶に大好きなひまわりを入れてみた。

単なるストレス解消？でも、部屋に花がある暮らしも悪くない・・・・

なかなか、咲かなかった朝顔もいろんな花をつけてくれるようになった。毎日楽しみ・・・・

今、少しの間、夫が家にいる。今、熟年離婚ってのが多いようだけど、私は、一日、夫が家にいてくれるのが、うれしくてしかたない。
部屋がかたづかなくっても、お昼の支度が面倒でも、いてくれるのが、うれしい。
しばらくの間ってわかっているからかもしれないけど、定年になったらこんなんだろな、なんて、思っている。