母

久しぶりに実家の母の姿をみた。

近くに住んでいるのに、なかなか、会いにいかない。
父が亡くなって、もうすぐ、５ヶ月になる。

きっと、一人で暮らすのには寂しいんだろうな！
とは、思うけど、私も自由に動けない身。時間もない。

久しぶりに見た母は、亡くなった祖父の姿そのものだった。
すごく、年老いて見えた。

できるだけ、会いに行こう。
連絡しよう！
そう、思わずにはいられなかった。

涙

あなたは強いね。

って、皆からよく言われる。
強いんじゃない！強くなったんだ！って、私は、いつも、そう思う。

新婚のころ、切迫早産で入院中、お見舞いに来て帰る夫を毎晩、送りながらエレベーターの中で泣いた。子供が熱を出すたび、ケガをするたび、私も泣いた。

夫に癌宣告をされ、家に帰って誰にも気がつかれずにお風呂で泣いた。

三男が他界したとき、これは、不思議、あまり、涙は出なかった。でも、日を追うごとに、とめどなくあふれ出てきた。

自分が病気になり、自由に動けなくなったことで、悔し涙が出てきた。

嬉しい涙もある。長男が結婚した時。孫が産まれた時。

いろいろあったから、強いんじゃなく、強くなったんだ！
だから、誰でも、その時になれば、強くなれる！私はそう、思う。

この、泣きべその私でも、今、頑張れているんだから・・・・

感謝！感謝！

思い切ってテレビに出たことで、いろんな方から電話や励ましのメールを頂いた。興味本位でもいい、難病なのに難病認定されなくて苦しみと不安のなか、毎日、過ごしている人がいることをわかってもらえただけでもいいと思っている。

「なんにも出来ないけど、できることがあったら言ってね。」って、たくさんの人が言ってくれた。

世の中、なかなか、すてたもんじゃない！

そう、思う！

ありがとうございます。

わけのわからない病気になり退院してから、パソコンを始めた。
何か、いい情報がないかと・・・・
でも、何もない！

じゃ、同じ病気の患者さんが探せられないものかな？と、この、ブログを始めた。
今まで、みつからなかったけど、今年に入って、何人か同じ病気の方や、ご家族がこの病気の方かたコメントをいただいた。

ＮＰＯ希少難病疾患の事務局の方とも連絡が取れるようになり、そこから、毎日新聞やＮＨＫさんがこの病気に興味をもたれ、取材を受けた。
な、な、なんと、この、私がテレビ出演をしてしまった。

テレビって太く映るのかな？でも、家に来ていただいた記者の方は、テレビでも全く実物と変わらないと、言うことは、私はあんなに太いんだあ～　　ショック！！
誰が見ても「健康優良児」だあ～

ま、薬のせいにしておこう！