頑張って生きる。

元気だった主婦がある日突然、障害者になり、余命を宣告された。でも、頑張って生きようと心に決め一日を大切に過ごしてます。

9分の2

2007-04-30 09:46:56 | Weblog
何もしなくても、どこにも行かなくてもGWは一日一日過ぎて行く。

こうして、夫と二人、家でボーとしているのもGWならではの事だと私は思う。小さい子供でもいたら出かけるかも知れないけど、それも、ない。

でも、家にいるのには、あまりにもお天気が良すぎてもったいない気もする。暖かい。

夜、テレビを見ていた夫が、
「ほたるいか見にいこか?」
と、言い出した。
「どこまで、行かんなんの?」
と、聞くと
「富山やって。」
と、答えた。土地勘があまりない私は、
「富山やったら、近いやん。」
と、言ったが、義母の故郷の金沢ですらなかなか帰省できないのに、富山はその先。
果たして実現するかどうかは、わからない。

残り、9分の7に期待しよう。

9分の1

2007-04-29 13:51:53 | Weblog
今日は、ゴールデンウィークの初日。
なんと、夫は9日連休。何をして過ごすのかなあ?

昨日、2年ぶりに仲のいい友人家族が遊びに来てすきやきパーティをした。それで、ビールをたくさん飲んだせいか、夫は9時ごろに起きてきた。

外はいい天気。

私は、洗濯を干し出せるだけの布団を干した。セーターも洗った。

「さあ!パチンコ日和だわ~」

と、言って夫はでかけた。
9分の1は、それで終わりそう!

次男は、連休は仕事。田植えの季節。働く農協青年は、ビニールハウスの中で汗だくになりながら、苗運び。

ちーとは、痩せて帰ってくるかも?

残り、9分の8に期待をしよう!

気持ち新たに

2007-04-27 09:06:19 | Weblog
一日たって気持ちが落ち着いた。昨日、福知山脱線事故で被害にあった方や遺族の方がJRに責任追及されている姿を見てなのか、私の心は一日揺らいでいた。
立場は違っても、亡くなった我が子の事が一日頭から離れず、とっても、複雑な一日を過ごしてしまった。
日が変わると、テレビでも報道しなくなり、お天気もいいせいか、ちょっと、私の気持ちも落ち着いた。列車事故は、忘れてはいけない事だということは、自分でもわかっているつもりだけど、何が、そういう気持ちにさせたのかよくわからない。

でも、今日からは、気持ち新たに前向きに頑張っていくことにしよう!

普通のしあわせを大事に!

同じ気持ち

2007-04-26 10:52:47 | Weblog
福知山脱線事故がおきて2年がたった。私の身内や、友人、知り合いの中に被害にあった人は幸いにもいなかった。
その事故で亡くなられた方や、怪我をされた方は、ほんとうに大変だと思う。

毎年、3年目、4年目、とか、テレビで報道され、忘れられないものになると思うし、忘れてはいけないことだと思う。

そのなかで、私一人のひねくれた考えだとは思うけど、「毎年、毎年、1年に1回でも皆に思い出してもらえるやん。」
なんて、その事故で大切な家族を亡くされた方から怒りを買うかもしれない思いになった。

私の子供を、せめて、1年に1回でも思い出してくれる人が何人いるんかなあ?なんて・・・・

なくなり方は全く違う。突然亡くなったというのは、すごく、ショックなこと。でも、何年、闘病生活してても自分の子は死なないって親ばかで、思ってた。だから、私にしたら突然の出来事。
だから、大切な家族を亡くしたという悲しみは一緒ではないのかな?
ただ、たくさんの方が亡くなり大きな事故だったから、毎年、皆が思い出す。

9年もたつと、どうにかしてたら、毎日の忙しい生活に追われて家族でさえ命日を忘れてしまうこともある。(母親である私は1度もないけど・・・)

自分の回りには被害を負った方もなく、さほど、関係のない福知山脱線事故やけど、私の心には大きな傷になりその日一日、ボーと一日を過ごしてしまった。

なくなり方はどうであれ、悔しさ、後悔は、私も同じ・・・・

事故で家族を亡くされたかたや怪我をされたかたがこのブログを読まれたら怒りを覚えられるかもしれません。私も、よくよくわかっているのです・・でも、子供にたいする思いだけが大きくなってしまって・・・・・

気を悪くされた方がおられたらごめんなさい。

車椅子のビス

2007-04-24 10:21:22 | Weblog
突然、車椅子が動かなくなった。「さっきまで、なんともなかったのに・・・」そう思って車椅子から降りて床の上にへたり込み車椅子をひっっくり返して見てみた。
「あ~、ここや!前輪のタイヤのビスがないわ!」
部屋のどっかで外れたんかもと思い、あっちこっち探したけど見つからない。道具箱をゴソゴソ、合うビスを探したけど、ちょっと、大きかったり、小さかったり、丁度なのが見つからない。散々探したあげく、合うのが見つかった。
とりあえず、これで、しばらく、大丈夫!

夫が帰ってきてから、いきさつを話したら、

「そのビス、反対やけど・・・・」

と、言われた。ま、でも、ええわ!とまっとるんやし・・・

次の日の朝。
出勤の時、会社の送迎の自動車を待っているときに、急いで家に入ってきた。

「あった!あった!車椅子のビス。どっかで見たと思っていたら、あったわ!」

と、道路に転がっていた小さな小さなビスをひろってもどってきた。

まもなく、会社の自動車が来て、出勤した。


夫が出勤してから、ひとり、クスクス笑って考えた。なんか、夫って、ビスみたいって・・・いつも、いるもんだと思ってあまり、それほど感じないけど、いなかったら、すっごく不安やし、大事な存在。いなかったら、なにもかも、崩れてしまうかもしれないわ~って・・・・

ビスと一緒にするなんてごめんなさい。

一輪

2007-04-22 08:24:50 | Weblog
去年、義母が近くの花やさんから買ってきた植木鉢。
花がすんだ後、肥料をやるわけでもなく、水をやるわけでもなく、正直、忘れられていた。

でも、ある日、つぼみを見つけた。なにも、世話をしてもらえなかったのに、必死で赤い花を咲かせてくれた。

と、なると、お日さんに当て、水をやり、夜になったら家の中に入れ朝、また、出す。

花のないときでも、必死で生きていたこの花。きれいなときでなければ、相手にしてもらえなかったのは、淋しかっただろう。

根強い、生命力を感じた。

お弁当

2007-04-18 23:37:10 | Weblog
お弁当を三つ眺めていた。

夫と息子と私。二人は、仕事。私は、午前中リハビリで午後から陶芸教室。家に帰らないで行くのでお弁当を作った。

朝、台所に並んだ三つのお弁当。

眺めながら、ニコニコしている私。

なんでかな?

お弁当を眺めているだけで、なんか、幸せがこみあげてくる。


私だけじゃない!

2007-04-14 10:21:43 | Weblog
大きな荷物を背負っていると、誰かが助けてくれるかもしれない。

「持ちましょうか?」ってね。

でも、目に見えない心の荷物は回りの人には見えない。

目に見えない荷物を黙って一人で持っているから、「なんで、わたしだけ!」って思ってしまうのかもしれない。

そおっと、そおっと、解いてみたら、皆、笑顔のうらに見えない荷物を背負って頑張って生きている。

そうなんだ、私だけじゃない!

だから、頑張れる。

今日も、笑顔で頑張れる!