花火

昨日は、お祭りだった。
夜には、盛大に打ち上げ花火が打ち上げられ、家の庭からかろうじて見えた。

花火は、亡くなった人の魂を成仏させるという。
偶然に、今日は、三男の８回目の命日。

家のベランダから、一人、花火を見ながら、いろんなことが思い起こされた。
亡くなってしばらくは、命日を迎えるのが、辛くてしかたなかったけど、忘れたわけではないけど、時が、ゆっくり、落ち着いて、息子のことを考えられるようにしていってくれたのかもしれない。

何年たっても、決して、忘れることはないけど、生きていたときのいい思い出だけが、頭の中をまわる。
小学２年で、私たちと永遠のお別れをした三男なので、私の頭の中では、可愛い面影しかないけど、本当なら、高校１年生。
長男、次男みたいに、人一倍、大きくなっていただろうか？父親や次男みたいに、サッカーに熱中していただろうか？Ｇパンずらして、ピアスなんかして、髪の毛も染めて、今風の青年になっているかもしれない。

三男から、お呼びがかかるまで、この世界で一生懸命生きて、三男と恥ずかしくない逢いかたができるように、私なりにがんばろう。

決して命を無駄にしないように、生きていかなければと心から思う。で、ないと、生きたくても、７才１１ヶ月までしか生きられなかった息子に申し訳ない。

欲。

生きているといろいろな欲という誘惑にぶつかる。

あれがはしい。これもはしい。こうしたい。そう、してほしい。・・・・

もうすこし、痩せたい。二重まぶたがいいなあ。小顔になりたい。

健康でありたい。歩けるようになりたい。手が動いたらいいのに。

おいいしいものが、いっぱい、食べたい。飲み物も、いっぱい、飲みたい。

生きていたい。

自分が、健康体の人ほど、欲が多いのでは・・・

自分が、全くの健康体から、突然、障害者と言われる立場になり、たくさんの不自由な方と、会う機会が多くなった。
皆、皆、
「手が、もう少し、動いたらね。とか、歩いてみたい。とか、目がみえたら」
とか、皆、人間として当たり前の機能が失われているため、そういう、思いが強い。
そのために、毎日、努力して、リハビリに励む。

健康体の人にとっては当たり前の事。

だから、障害者ではある私でも、目がみえるし、耳も聞こえる、手も動くし、おいしいものも食べれるし、飲むこともできる、外出もできる。ただ、足が動かないだけ・・・

そう、思ったら、感謝して過ごさなければいけないことを、改めて感じた。

やさしい夫がそばにいて、子供達がいて、可愛い孫もいる。

こうして、生きていられる。

そのことに、感謝して、４７才になった今から生きていくようにしたい。

だって、私の実母は、この時点で、生きていることの全てが終わってしまったんだから。

誕生日

今日は、私の誕生日。４７才。

もう、この年にもなると、誰も何も言ってくれない。

朝から、自分のために、お寿司を作り、お赤飯を作った。なんか、変？？？

でも、誕生日は誕生日。

私を、命がけでこの世に産み出してくれた母に感謝し、お誕生日おめでとう。

朝顔

去年、いっぱい花を咲かせてくれたので、今年も春に朝顔の種をまいた。
でも、葉は、どんどん大きくなるのに花は一向に咲かない。土が悪いのか？それとも、雨ばかりで陽がささないから花がつかないのか？
心の中で、ずっと、思っていた。

もう、今年は咲かんのかもしれんわ。

なんて、なかば、あきらめていたけど、今朝、咲いているのを見つけた。

裏のほうで、遠慮がちに咲いていた。たった、ひとつだけど、感激！

久しぶりの晴れ間

雨ばかりの毎日。梅雨だから仕方ないかも知れないけど、あちらこちらで、被害が出てる。お蔭で、私の住む町は、被害なくすみそうだけど。

でも、洗濯は乾かないし、湿っぽい。

今日は、めづらしく晴れ間が見えた。

からっと、乾くような天気じゃないけど、ありがたい。

人が生活していく中にも、そういう、時があるように思う。

幸せの中にいてばかりだと、その幸せに気がつかない。でも、辛い事に出会うと些細な事でも幸せを感じる。

不幸じゃなく、幸せを探して生きていきたいな。
案外、すごく、たくさん、見つかる気がする。

暑さに負けず。

暑い～暑い～暑い。

暑いせいか、パソコンの前に座る日が少なくなってしまって、久しぶりのブログ。

そんな、暑い中、福井県、大飯町、名田庄村の、大自然の中の、サッカーの試合を見に行った。
それも、シニアチーム。５８才を先頭に、５０才代、４０才代でのチーム編成。
試合前に、
「怪我しないように、倒れないように、死なんようにがんばろう！」なんて、どういうこっちゃ！

５２才になっても、必死になってグランドを走り回る夫の姿を見て、おもろしろいやら、楽しいやら、その、反面、大丈夫かな？と、心配しながら、赤とんぼがいっぱい飛び回るグランドで、ほのかな、しあわせを感じる事のできた一日を過ごせた。

初、挑戦。

前から、作りたいなあと、思っていたパッチワークのポーチ。

お世話になっていた方が、引越しをされると聞いたので、餞別にと思い急遽、挑戦してみることにした。
パッチワークが得意な友人に電話をして、一番、簡単なのを教えてもらった。

一針、一針、ゆっくり、ゆっくり。

わりに、早く、完成した。

なんか、すっごく、嬉しい気分。

私のも、作ろうかな？