命日

今日は三男の命日。早いもんで１０年になる。
亡くなってすぐは、三男のことばかりが頭から離れず、自分がお腹がすいたり眠たくなったり、テレビがおかしかったりすることに腹が立った。
「月日が解決する！」って、周りの人には言われたけど、当時はそんなこと「ない！」って思っていた。
でも、１０年たったいま決して三男のことを忘れたわけではないけど、自分が生きてく糧を見つけ出し、残った家族と普通に生活をしている。これが、「月日が解決する！」って、ことなんかなあ？って、思う。

仏壇に何を供えてあげようかな？おかし・・ジュース・・なんて、思っていたけど、よくよく考えたら亡くなったときは７才。今は、１７才。
小さな子供がほしがるお菓子なんか供えても、喜ばないよね！

本当は、お墓に生きたいけど車椅子では行けないから、お花屋さんが開いたらお花買って仏壇にお供えしようかな？

雄くん、今、あなたが私のそばにいてくれたら最高だけど、いなくてもさみしくないよ！
あなたは、いつでもお母さんのそばにいてくれる！そう、信じています。
いつか、あなたのそばに行くその日まで、待っていてくださいね。
お父さんとお兄ちゃんとで、一生懸命生きていきます。

がんばったあなたにはずかしくない、生きかたをしなくちゃね。

ショッキング～

休みの日の朝はいつも、パンを焼く。パンを焼くってえらそうなこと言ってもホームベーカリーに前の日に材料をほうりこむだけ・・・・・
後は、タイマーをセットして・・・

いつもより、少し、遅い休みの日の朝。パンの焼けたアラームがなった。
「焼けた！焼けた！」と、そうっと、ふたをあけると・・・・
あらっ、膨らんでない！な、なんで・・・・

昨日の寝る前の行動をゆっくり思い出してみる。
強力粉、計っていれたし、スキムミルクも、お砂糖も、バターも塩もいれたよなあ～お水も入れたしなあ～

あっつ、イースト菌入れるん忘れとったわ！

それじゃ、膨らまへんわなあ～
でも、もったいないと思ってその、カチカチのパンらしきものをかじってみた。
ん～、やっぱり、かたい。

残念でした。パンがないと思ったら、よけいに食べたくなるのはなんででしょうか・・・・

お誕生日で～す。

この年になって言うのもなんですが・・・・私、今日、誕生日で～す。

４９才です。来年は５０才。でも、今年一年は４０代です。その差は大きい・・・・・

昔は、人生５０年って言われてたみたいやけど、私は、欲張りなのか、まだまだ、人生これからだ！って、思ってる。

子育ても終了し、これからは、だんなと二人でゆっくりできたらなあ～なんて、思っていますが、だんなの定年まではもう少し、先かな？

これからの人生、生きることに欲をもって生活していけたら・・・って、思ってます。

とりあえず、私。お誕生日おめでとう！

私でも・・・・

今で元気だって思っていた我が家のお嫁さん。今日、手術のため入院することになった。
しばらくの入院で元気になれるようなので心配はないようだけど、問題は二人の子供。４歳、２歳の男の子。
今まで、私が不自由な体なこともあって、長男夫婦にはあまり力になってやれなかったけど、今回はそうも言ってられない。
「私に、できることがあったら遠慮なしに言ってね！」と、お嫁さんにメールをすると、「お母さん、無理言って悪いけど、お昼から子供たちみててもらえませんか？」と、助けを求めるメールがきた。
私ひとりでは、無理だけど、義母や近くに住む義姉の応援を求めて長男の仕事が終わるまで子守をすることになった。

私にでも、頼ってくれるんだ！って、思ったら、なんか、うれしい気持ちになった。

とにかく、早く、元気になってもとの元気なお嫁さんになってくれたらいいと心から思う。

自分が、悪いときもみんなこんなふうに心配してくれたんやろなあ～って、今、改めて思った。

ようやく・・・・

なんか、バタバタしていてゆっくりパソコンの前に座る時間がなかったわ～
今日から、３連休（私には関係ないけど・・・）
でも、お弁当つくらなくてもいいし、リハビリも休みやし、朝寝坊できるし、やっぱり、楽かな？

昨日、大阪の病院に行ってきました。朝７時半に家を出て夜、家にたどりついたのは８時半。
人は多いし、暑いし、電車の乗り換えは疲れるし、さすがにくたびれました。

昔みたいに、舞鶴の病院がしっかりしていればこんなにしんどい思いしなくてもいいのになあ～なんて、思ってます。

とりあえず、今のところ心配ないって言われたので一安心です。
また、来月です。来月はいろいろ検査があるようなんで、また、疲れるかなあ～

やっぱり、私は田舎がいいわ～

生きていくこと

なんかのCMにもあったよねえ～

「馬でよかったっかなあ～」「ん、よかったんじゃない！」

って、いうCM。

今、自分の置かれてる立場がどうしても納得できない時があるかもしれない。
でも、どんな、恵まれた境遇にいても愚痴はでるもの。

後から、振り返ってみて、「あの時はよかったなあ～」って、思うことってよくあるんじゃないのかなあ？

私も元気だったころ、愚痴ばかり言ってたかもしれないけど、今から、思ったらあの時はよかったなあ～って、思う時がある。

今、私は、歩けなくて、自由に動けなくて、車いすと仲良しの生活。でも、夫がいて、子供がいて、友人がいる。
朝、起きたら、夫と会話をし、息子と笑い、犬と戯れる。
そんな、当り前の生活だけど、それが大事なんだと思う。

人間でも、馬でも、犬でも、生きていくって、一生懸命なことなんだと思う。

だから、私も一生懸命生きていく。誰のためでもなく、自分のために・・・・

義理の中

夫の妹。私とは義理の中。と、いっても、中学生の同級生。

あることから、メールでいろんな話ができた。世間体をすっごく気にする姑。義妹にとっては、母親になる。
すぐ近くに義姉も住んでいる。姉の子供たちはみんな、成績優秀で公務員になったり、大きな会社に就職している。我が家の子供たちは、いろいろあり、二人とも高校中退。
だから、いつも、姑からでる言葉は
「お姉ちゃんとこはしっかりしてるのに、うちはねえ～。親のしつけやね～」
って、言う言葉をいやというほど聞かされてきた。
別に暴力事件を起こしたわけでもなく、長男は病気で、次男はいじめが原因で中退したけれど、今、それぞれ、長男は家庭を持ち、やさしいお嫁さんにも恵まれかわいい子供も授かり、一家の主人として責任を持って頑張ってるし、次男も、仕事場で頑張っている。
義妹の娘が同棲した彼と入籍したという。
たぶん、母親は世間体や親せきのことがあり、納得しないだろうと、妹は言う。
わたしも、その通りだと思う。
私たちは、姪が幸せやったらそれで、いいんではないかと思うけど・・・・
「車いすなんか。みっともない！」
って、よく言われる私。

「外見やない！世間体やない！中身や中身！自分が、どう生きるかやん！」

って、妹は言ってくれた。

ん、ん、そのとおりや！

「私、もう少し、頑張って生きてみるわ！」

なんか、義理という関係が２６年にして解けた気がした。