頑張って生きる。

元気だった主婦がある日突然、障害者になり、余命を宣告された。でも、頑張って生きようと心に決め一日を大切に過ごしてます。

命日

2005-07-31 11:31:05 | Weblog
今日は息子の命日。7年前の今日の朝、一人で遠い所に旅立った。あと、10日で8才のお誕生日だったのに・・・。

早産だった事もあって、生まれたときからいくつまで生きられるかわからないと言われ、入院生活の多い一生ではあったけど7歳11ヶ月、生きてくれて私達に思い出と感動を残してくれた。

なくなる1年くらい前から、京大病院に入院していて私が付き添って病院で生活していた。亡くなる日の前日、いつもは消灯の時間になったら、おやすみって寝る子なのに、その日は、なかなか寝ようとせず、家族でスキーにいった時の事や、海に行った時の事、幼稚園に行った時の事や、学校のことを、一晩中話した。
本当に、心臓が止まる瞬間まで・・・

お母さん、楽しかったね!それが、私だけが知ってるあの子の最後の言葉。

朝、8時、夫に電話した。「お父さん、ゆうちゃんがえらいんよ。すぐ、来て!」
夫は、すぐ、家を出て片道3時間ほどかかる病院まで車を走らせた。
「おとうさん、今、ゆうちゃん、息止まって人口呼吸いれてもらった」って、携帯に電話したら、丁度、半分の距離。今から、高速に乗ろうとしてた時だったみたい。それから、病院に着くまでの時間、夫はあふれ出てくる涙が止まらなくって、どの道をどうやって病院まで行ったのか記憶にないと言う。

夫が、病院についてすぐ、息子の病室に入った。そこには、たくさんのDrがいた。一人は、息子に馬乗りになって心臓マッサージをしていて、一人は、肺に酸素を送っている。一人のDrが、昨日の夜からの病状を説明し、もう、無理だと説明する。
手、足がもう、冷たくなっているのを手でさわって確認すると、夫は、Drに「もう、結構です。ありがとうございました」と、告げる。
夫は、私の頭を軽くなで、なにも言わずうなずいた。

自分で、息子の体に入っている管を全部抜いて、両手で抱いて男の人でもこんなに泣くんだって思うくらい大きな声で、気がすむまで泣いていた。

私は、何が今、起きたのかわからずただ、ボーゼンとしてたように思う。

家に連れて帰る準備をしなければいけないのに、夫も私も体が動かず、叔母に全部してもらったように思う。

家に連れて帰って、告別式がすむまでは、泣いている時間などなく、日が過ぎた。

息子の事を、しみじみ思うようになったのは、納骨の頃かもしれない。

小さな体で、長い間病気と戦ったゆうちゃん。短い人生だったけど、多くの思い出を残してくれたし、私達に、生きていく勇気を残してくれた。

いつまでも、ゆうちゃんのママでありたい。その気持ちから、ゆうママという、ハンドルネームを使っている。

夫と次男と姑と私で、墓参りに行った。車椅子になってから、度々、墓参りができないので、命日だけは、車椅子ごと抱えて連れてってもらう。

また、来年来るからね。

いつか、私も、死ぬ時がきてゆうちゃんに会える時がきたら、「おかあさん、がんばったね。」って、言われる生き方をしなければっていつも、思う。

今、私も病気でいつまで生きられるかわからない。でも、ゆうちゃんが通った道だもの。怖いことはない。でも、ゆうちゃんに負けないくらい一生懸命にいきなければ・・・ね。

ゆうちゃん、見ててね。
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誕生日

2005-07-26 09:04:09 | Weblog
25日は私の46回目の誕生日だった。
ふだん、なんにもしない夫は、結婚記念日や誕生日の時は、頑張ってイベントしてくれる。

昨日は、仕事のかえりに歯医者さんによる日だったので私もついていって、帰りに食事をした。
もちろん、夫のおごり・・・・

はやいもんで、もう、46才。つい、この間、成人式だったような???つい、この間、結婚したような????
それがもう、今は、正真正銘、あばあちゃん。

山あり谷あり、いろいろあった46年間だったように思う。これからもいろいろあると思うけど、夫と一緒に家族と一緒に、47才、50才と、年を重ねていけたらいいなと、心から思ってます。

なんだかんだ言っても、今のこの生活、私は、幸せで~す。
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夫のこづかい

2005-07-24 11:45:23 | Weblog
毎日、毎日、せっせ、せっせと働いても、少しも変らないのが、夫のこづかい。

熱が下がって元気になったかなあ!と、思ったら、さっそく、パチンコ行ってくるし、軍資金おくれ。と、夫。
給料日前やのに、あるわけないやん!と、言いつつなけなしを財布からだし、夫にわたした。

夕食をすまし、うとうとしていたら、帰ってきた。
勝たしてもらったし、利子つけて、帰しておくわ!

いつも、パチンコに買っても、息子のものを買って帰ってきたり、皆で食事にいったり、なかなか、自分のこづかいにはしない。

だから、腹がたたないのかも知れないが、もう少し、おこづかい、あげれたらいいのにね。
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新しいきっちん!

2005-07-21 20:25:54 | Weblog
ずいぶんご無沙汰でした。台所改修が始まり大忙しでした。工事の方はやっと終わりましたが、今度は、元の生活に戻すのに一苦労。ようやく、落ち着きました。

車椅子対応キッチンにしてもらって、オール電化になりました。使いやすいです。

電子レンジも新調します。ますます、楽しみです。

私のために大金使ってくれたんだから、頑張って長生きしなくちゃね。

疲れがでたのか、夫が高熱を出して寝込んだ。40度もあり、そうとう、しんどいみたい。なのに、病院にいこうとしない!
息子と説得するが、よっぽど病院は嫌いらしい。
こじれなければいいのにと、心配するしかないってそれも、つらいね。

はやく、元気にな~れ。
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海猿

2005-07-12 10:07:53 | Weblog
をあんまり真剣に見ない私が、めずらしく、海猿っていうドラマにはまってます。救命24時とか、あういう、命に関係したドラマは好きですね~。

見ながら、ボロボロ涙ながしてます。私って、すぐ、ドラマにのめり込むのね。単純だから・・・

洋画は好きやからよく、見るけど、ドラマはほんと、テレビがついてるだけって、感じです。

今日の夜、楽しみに見ます。

去年から予定していた台所の改修が始まりました。車椅子対応キッチンっていうのにして、IHクッキングヒーターにするようです。使いやすいようにしてくれるのは、ありがたいけど、なるべく、ながく使えるように元気でおらなあかんな~って、少し、プレッシャーです。
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命の大切さ。

2005-07-08 23:14:26 | Weblog
今、私の横には長男の息子(一般には孫とも言う)が、気持ちよさそうに眠っている。ママが第二子出産を控えトラブルがあり入院中なので、長男が保育所と家と仕事の掛け持ちで、週末には家に来る。
正直、いつもとペースが違い疲れるが。やっぱり可愛い。
中学の頃から、精神病に悩んだ長男が今、はやりの出来ちゃった結婚をしたが、子供のおかげで強くなれた気がする。
いまでも、鬱になるときはあるようだが、息子のため頑張ってくれている。それに、いつも、理解してくれるお嫁さんの存在もありがたい。

私にしても、もし、病気がどんどん進みこの世からいなくなったらも孫の顔なんて見ることもなかったんだろうけど、こうして、可愛い孫の顔を見ることが出来る幸せも感じている。

私の実母は47歳で亡くなり、孫の顔を見ずだった。

45歳でおばあちゃんってよばれるのも、ちょっとしゃくだけどね!

でも、これから、70年~80年生きようとするパワーに接する事ができ、私も元気になっていく気がする。

いつまでも7年前に亡くなった三男の事が頭から離れず、孫をみてるとついつい思い出してしまう。孫は孫、三男は三男って、自分に言い聞かせはしているのだがどうしても、孫と重ねて見てしまう。
亡くなった三男、小さいけどすっごいパワーを持って目の前にいる孫、そして、目には見えないがお嫁さんのお腹でがんばって生きている二人目の孫。
改めて命の尊さを感じている。

せっかくもらった命。私もがんばるわ!
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現実

2005-07-06 20:46:43 | Weblog
病気を抱えていても、なんにもないように生きている。見た目は車椅子ですが、明るく頑張ってます。

でも、最近、病状が進んできたのか、不安な事だらけ。
痛み止めをたくさん飲んでいるにもかかわらず、足が痛い。腰が痛い。
食事も思うように入らない。

最近、痩せたみたいね。って、言われるが、もともと、太っているんやもん。痩せてちょうどいいかもよ!なんて、笑ってごまかす。

ほんとは、ほんとは、不安で仕方ないのに。家族にも、夫にも、元気な顔してる。けど、不安で不安で仕方ない。

この体の痛みは何?手の脱力感は?食事が入らないのはなぜ?

医者に正直に言ったら、入院させられるに決まってる。家族のそばにいたい。夫の匂いのするこの部屋にいたい。

でも、でも、また明日、何にもない顔して、(^_^)ニコニコ しているんだろな?自分で、自分の首しめてるじゃん!

だれか、気が付いてよ!
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