頑張って生きる。

元気だった主婦がある日突然、障害者になり、余命を宣告された。でも、頑張って生きようと心に決め一日を大切に過ごしてます。

私の部屋

2007-05-31 09:00:52 | Weblog
車椅子で生活するようになって二階にあった寝室件私の部屋を、愛犬のゴールデンレトリバーのラッキーが走りまわっていた空き地に増築した。
二つのベッドと、机、クローゼットにソファー、などが入るくらいの、まあまあ、広い部屋ができた。増築して5年。
当時は、すっきり片付いていたのに、5年もたつと、ごたごたしている。
思い切って、大掃除をすることにした。
息子達の、着れなくなった高校時代の制服や、夫のすりきれたパジャマ、いつか直そうと思っていた靴下もたまりにたまって・・・
ダイレクトメールが積んであったり、期限切れの通販のカタログ、捨てるものばかり・・・
机というのは、物置じゃない!って、いつも、夫に言われてる。ん~、確かに!
とりあえず、なんでもかんでも、そこに置くから、手紙でも書こうと思ったら食卓で書くことになる。

ちょっとは、気分転換!昨日に引き続き、今日も、片付けの一日にしよう!
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サッカー観戦

2007-05-30 08:48:31 | Weblog
早朝からマイクロバスに揺られて大阪までサッカー観戦にでかけた。セレッソの練習場。その、隣のグランドで、夫と息子が、親善試合をした。
最高年令60才から、中学2年生まででチームを作り、楽しい試合ができた。3チームのなかで、最下位ではあったけど、久々に勝ち負け関係なしの楽しい試合になった。
望遠カメラを構え、夫と息子が走る姿を一生懸命追いかけるつもりだったけど、ついつい、隣のJリーガーの姿をも、何度か追っかけた。
残念な事に、森島選手は怪我のため、練習の姿は見れなかったけど、私服すがたにはお目にかかることができた。
もちろん、夫と息子の姿もカメラに収める事ができた。

その後の、懇親会では焼肉パーティがあり、食べきれないほどの量があり、お腹いっぱいになった。久しぶりに缶ビールを半分、戴いていい気分。

帰りのバスの中は、ビールの酔いと疲れで心地よい眠りにつき、あっという間に、着いた。

兄のユニホーム姿も久々に見れたし、大阪に住んでる叔母一家にも会えたし、可愛い姪にも会えたし、楽しい一日が過ごせた。


けど、けど、疲れた~
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心のボランティア

2007-05-26 13:47:28 | Weblog
三男が闘病中に知り合ったボランティア団体から、毎月、新聞が送られてくる。入院中には、その、団体にずいぶん助けられた。

でも、三男が亡くなってからは、その新聞が届いてもなんかよそ事のような感じで呼んでいた。

今月、送られてきた新聞の中に、子供をなくした親のことについて、触れられていた。私が、なぜ、子供を亡くしてから9年間、もやもやとした気持ちでいるのか。その、もやもやとしたものはなんなんだろう。って。
その、記事の中に、「生きた証しを探す親に寄り添って。」という、記事が書かれてあった。

そうなんだ、私は、三男が8年間生きた証しを探して右往左往していたのではないか。なんか、そんな気がした。

この記事は、毎月、しばらく、連載される。これからは、毎月、届くのが楽しみになる。
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子供

2007-05-24 09:37:07 | Weblog
子供への虐待。
私は、テレビでの事、都会の事だけだと思っていた。
まさか、私の身近におこっていたなんて・・・

30代の夫婦で男の子3人の族。天気のいい日は、お母さんと外でバトミントンをしたり、ドッチボールをしたり、家族で買い物に行ったりと、普通の家庭。
私とも、メールをしたり、田舎から何か送ってきたといっておすそ分けをもらったりと、お付き合いをしていた。

だから、子供がお母さんに叱られていても、普通にしつけなんだと、何も、疑いもしなかった。

ま、確かに、家の中は普通とは違ったけど・・玄関は、ゴミをかき分け入っていかなければたどりつけないし、お付き合いして12年間、1回だけ、家の中に入ったことがあったけど、いつ食べたかわからないお茶碗がころがっていたりはしていたけど、それと、子供に対する愛情とは別問題だと思っていた。

一番上のお兄ちゃんが怪我をしていたので、「どうしたの?」って、聞くと「転んだ」と、言ったその言葉を、私は信じていた。今から、思ったら、ちょっと、転んだにしては、変???

母親に暴力を振るわれても、母親をかばう男の子。なんか、とっても、可愛そうに思った。上、二人の子は、児童相談所の方が保護されたが、残された下の子はどうなるの????

命が絶たれるまでに見つけてもらったことが幸いなことかもしれないけど、母親のことを信じている子供の気持ちを思うと胸がいたい。
ほんとは、子供を守ってやらなければならない立場の母親がなんで・・・って、思うけど、母親もしんどいんだろうな、とも、思う。

母親をそこまで、追い詰めたものは、なんなんだろう?お父さんの存在は・・・

他人の家庭のことながら、考えさせられる出来事だった。
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私の左手

2007-05-22 16:26:06 | Weblog
思うように動かなくなった私の左手。

前から少し動きは悪かったし、握力も右手の半分以下。

自分でも、動かしにくくなったことは、感じていた。

夫に、

「左手が硬くなってきた!」

とは、言ったものの、

「がんばって、動かすようにせ~よ。」

と、言われただけで、それ以来、夫にはもちろん、子供にも、友達にも、笑顔で接してきた。でも、ショックでないといったら嘘になる。
こうして、パソコンを打ちながら、涙が流れてくるのは、そのせいだろう。

「手まで、動かなくなったら、どうしよう!病気が進んでいるのではないか?」
不安は、どんどん、つのる。

でも、人の前では、いつもと同じ顔でいる、私。

本当は、本当は、不安で恐くて、仕方がない。

左手が、右手が、動かなくなったら・・・寝たきりになったら・・・・

私だって、人から元気づけてほしいのに、

「私は、平気よ!」

って、顔をしている。

どうなるんだろう!私は。
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年とったら・・・

2007-05-18 09:08:23 | Weblog
私自身、町中で産まれ結婚するまで育ったせいもあって、土というものに触れ合うこともなく、全く興味がなかった。
結婚して、少し、田舎に住むようになり、たんぼがあったり畑があったり、蛙が鳴いたりするような光景があまり、好きではなかった。
義父と義母が、家の近くにある小さな畑で、野菜を作ったり庭で花を作ったりしてることを、他人事のように見ていた。

「私、年とっても、絶対、あんなことしたくないわ!スーパーで買ったほうが、安 いやん!」

なんて、思ってた。

ところが、ところが、自分がある程度年を重ね、子育てからも解放された今、気がつくと、花の苗を買ったり、土を買ったり、キュウリの苗を買ったり、パセリの苗まで、買った。
手袋もせず、泥だらけになりながら、苗を植え花に水をやり、育て方がわからなかったら、花のことに詳しい友人に電話までして聞いている。

やっぱり、年とったら土が恋しいのかなあ?

確かに、庭に花があるのは綺麗だし、種が目を出し育っていくのを見てるのは、楽しみ。

土で手をかさかさにしながら、土に癒しを求めるようになった私は、やっぱり、年とったんかな?

昨日、また、サフィアとかいう苗を買った。上手にしたら次々と花が咲くらしい。友人に聞いて挑戦してみよう!
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母として。

2007-05-17 08:45:56 | Weblog
日曜日出勤だった次男が、

「母の日過ぎたけど、ジャスコ、連れて行ったろか?」

と、遅ればせながらではあるけど、買い物に連れて行ってもらった。自動車で、1時間ほどかかって、ジャスコについた。
特に、何を買いたいっていうのはなかったから、一通り、お店やさんをうろうろした。
私の好きなミスタードーナッツで、フレンチクルラーと、メロンソーダで、昼食をすませ、ゲームセンターで遊んだり、食料品を買ったりした。

帰り道、

「あっ、ユニクロやん!はいろ!」

と、はじめてユニクロにもつれてってもらった。

特に、変わったことでもなかったけど、こんな、母親でも、大事にしてくれることが、うれしかった。


リハビリで、発病からはじめて、立つ事に挑戦することになった。足に負担がかからないように、膝とお腹を固定をして、45度傾けた状態で立ってみた。

7年ぶりに、足の裏で踏みしめる感触、足首をのばしてしっかりと、体重を感じること、立った時の視線、忘れていたことが少しづつ、思い出されてきた。

元気なときは、この視線で仕事をし、母親してたんだなあ!と、なつかしく思った。
垂直に立つことになるまでは、まだまだ、時間がたつとは思うけど、もう一度、母親として子供達のために、立って世の中が見れることが出来るようになるのかな?ちょっと、期待がもてた。

まだまだ、母親でありたい。
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母の日。

2007-05-14 21:41:33 | Weblog
13日は母の日。
私は、義母には鉢植えのカーネーションを・・・
実家の母にも、鉢植えのカーネーションと、下着。父の日も一緒に、父の肌着もセットで送った。亡くなった実母にも、カーネーションをお供えした。

私も、一応、母だけど、私みたいにしなくてはいけないようにしてする母の日なら、しなくてもいいわ!

なんて、思っていたら、長男夫婦が遊びにきた。

「おかん、しょーもないもんやけど・・・」

と、差し出したのは図書券。私が、本が好きなのを知っていた長男の気持ちだった。たぶん、お嫁さんと、何がいいか?と、相談した結果なんだと思う。

次男は、

「金欠病やから、労力でするわ!」
と、言って買い物に付き合ってくれた。

こんな、母親らしいこと何一つ、してやれない母親でも、二人とも母親だと認めてくれているのだろうか?
元気なときは、子供をあづけて、共働き。
夜も、あづけて、新年会や忘年会、歓迎会や送別会に、夜、遅くまで出歩いた事もあったし、泊りがけの主張も行った。

中学生、高校生の一番、大事な時期に、私は病気になり、心配ばかりかけた。

ほんとに、親らしいこと、なんにも、してないのに、二人は私の事、母と呼んでくれる。

あたりまえのことやけど、幸せなんやと、感じる事のできた母の日だった。
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あふれる思い

2007-05-13 10:47:08 | Weblog
夫は、サッカーででかけ。次男は仕事。

義母は、
「家におったらあほになるし、姉ちゃんとこ行くわ。」

と、出て行った。姉ちゃんというのは、義姉のこと。と、いうことは、実の娘のところに行った。

嫁である私の立場はどうなるの?なにもなしに、「ちょっと、行ってくるね!」
って、行けばなにもないものに・・・・

いたたまれないこの気持ち。
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友人

2007-05-11 09:57:02 | Weblog
昨日、年に何度かしか会わない友人が家に来た。
看護師である彼女はサイドビジネスで健康食品のセールスをしているようだ。
私が、発病当時に長期入院をしていた時の看護師なので、最初は、元気にいるか気になって来てくれるのかな?なんて、思っていたけど、健康食品のカタログを出してコンコンと説明を始めるからびっくりした。

入院患者さんのとこに回って、健康食品売りつけてるんやろか?人の弱みに付け込んで、そんなん、あかんやん!

なんて、思いながらも来るという彼女を断りきれず待っていた。

約束の時間を少し過ぎてから、彼女は来た。雑談から始まって、きた~きた~
大きなカバンからいろんなカタログが出てきた。
健康になるとか、痛みがとれるとか、痩せるとか、いろんな売り文句をつけて販売にかかる。
どれも、私にとっては高価なものばかり。
最後には、見本に使っていた、そして、彼女の使い古しの品物まで売りにかかった。
「私の使い古しやけど、500円でいいわ!ん~200円でも、いいわ!」

「それって、見本やったんとちゃうの?」

そんな、会話があり、お人よしの私は200円払ってしまった。たしかに、膝にのせてパソコンなんかしてると、暖かいけど・・・・

彼女が勧める商品はどれも、これも、万を超し、我が家の家計ではとんでもない。

でも、断れきれない私は、前にもらったこともあり夫や息子が飲んでいたアミノ系の食品を注文した。それは、金額も安かったし・・・

何時間かいた彼女はようやく、帰るしぐさを見せた。けど・・
「さっきの試供品のドリンク、460円ね。」
って、言うではないか!普通、試供品ってタダやないのっ!


年に、1回か2回しか連絡のない彼女。ようするに、物を買ってほしいときだけ・・・・
腕のいい看護師さんやのに、なんか、いややわ~


もう、絶対、買うかっ!
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