『コッホ先生と僕らの革命』 2012年9月2日 サッカーミュージアム

『コッホ先生と僕らの革命』　を試写会で鑑賞しました。

サッカー映画ということでしたので、サッカーミュージアムなるところで
かなり立派なビルでした（写真なし）

【ストーリー】
　1874年、イギリス留学を終え、ドイツへと帰国したコンラート・コッホ（ダニエル・ブリュール）。とある名門校へ英語教師として赴任した彼は、授業の一環としてサッカーを教える。サッカーを通して、子どもたちはフェアプレーとスポーツマンシップの精神を学び、それまで抱えていた階級や国籍に対する偏見が少しずつ薄れていった。しかし、帝国主義下にあったドイツでは反英感情が高まっており、イギリスで確立されたサッカーは反社会的なものの象徴であった。地元の有力者やほかの教師たちは、コッホを学校から追い出そうとするが……。


サッカー映画と書きましたが、確かにドイツがサッカーを始める頃を描いた映画でしたが
それだけではなく、大人が行動（革命）して変えていく過程や子供たちが自らの意思で
行動するようになったりと、かなり盛りだくさんな映画でした。

今回の映画は、1870年代を描いているので
ドイツは軍国主義（この後ヒトラーが出るのかな）から、結局は脱却できなかったのですが...
子供たちはサッカーを通して、自らの意思で考え、行動することを学び、
FairPlayの精神を学び、そういう子供が大人になって、今までの仕来たりや考え方などが
徐々に変わっていくんだろうと思う。
革命には抵抗、挫折がつきもので、それを乗り越えないと未来が開けない。
それには、運も必要であると思うが、ドイツサッカーもそんな運に見放されずに今がある。

かなりの良作で、お勧めです。
ただ、宣伝や知名度から客入りに結び付けるのが難しいでしょうが...

最後に、ドイツの町並みや景色が綺麗で風情のある建物なども良かったです。
そんな風景を見るだけでも、お勧めです。


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