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ハニカミ王子、ハンカチ王子、オレ八王子

ロードレーサー、畑中勇介オフィシャルブログ

野辺山シクロクロス フルラップ13位完走!

2021年11月18日 | 日記

先週開催されたUCI2クラス 野辺山シクロクロス フルラップ13位完走!

そんな王子です。オレ8オウジです。

何を鼻息荒く13位を誇っているのかって?

約100名出走、79番スタートで、タイムアウトにならなかったのが14人だけだからです!!

まずは土曜日。

こちらはUCIカテゴリーではなく、通常のC1カテゴリー。とはいえ、メンバーは基本変わらず。

ゼッケンは85番。

つまり、85番目のスタートです。

これは絶望。。

まずはシクロクロスの説明を。

ベルギーやフランスの選手が寒い時期にトレーニングとして牧草地や野山でレースをしたのが始まりと聞いています。

そうです、オフロードです!

マウンテンバイクはどちらかと言うとアメリカ発祥なので、ヨーロッパではロードタイプの自転車にオフロードタイヤを履かせたシクロクロスが盛んに行われました。

ルールは、周回コースを数周する約1時間で行われ、スタート位置はランキング順。途中で乗車不可能な障害物があったり、ギリギリ乗れるかのれないかなキャンバーがあったり、レース自体はマウンテンバイクと似てるかな。

UCIレースでは先頭の選手から80%のタイムで失格になります。

面白いのは周回数がスタート時点ては決まっていない事。1周目を終えてから約1時間でおわるタイムを計算して翌周のゴール地点に掲示されます。

あとはスタート。

カウントダウン方式ではありません。30秒前からカウント無しになり、約10 秒前からいつ号砲がなるのかわかりません。集中して号砲を待ちます。

なぜなら、スタートがすごく重要だからです。

スタートゴールは幅が広く、四人とかでも並べますが、最初のコーナーを曲がった後、オフロードに入れば最速ラインは1本のみ。つまり、スタート後数十秒で完全に1列になります。

はい、この状態で85番スタートは絶望的。

後ろの方は比較的穏やかなスタート前の会話があります。まぁ、どうせ前はパンパンだしw

と思ってスタートしたら。。

ざ、殺伐。

凄すぎてワロてしまいました。

笑ってるけど、まじで止まれないスリッピーな路面で前の選手のお尻にレバーを当てながら曲がってる私もザ狂人。

「ガッシャーン!!」って音が響いても笑いながら車輪を差し込む!楽しすぎるw

どんどん抜いていくけど、ロードシーズン終了後、一度も練習をせずにのぞんだレース。苦しすぎてうまく身体が動かない。

応援は「頑張れ、王子!」「8さんガンバー」ってのに混じって「カンチブレーキで一番だぞ!」など、ヤジも多めw

30位まで上がったところで80パーセントルールで失格。無念。

ゴール後、去年もアドバイスを頂いたシクロクロスのレジェンド、シクロクロスの日本代表監督も務める三船さんに再度アドバイスを頂いて明日に備える。

翌日に向けてセルフで洗車をしたり。ふぉとbyチーム右京の小山選手w

ずーっとサポートしてくださっているワコーズ の出店もあり、シクロクロスの洗車のアドバイスを頂いたり。

個人参戦でレースウエアにスマホを入れられず写真は撮れませんでした。すいません。。

UCI2カテゴリー 野辺山シクロクロス

まぁ前日も全力だったけど、UCIカテゴリーなのでこの日はさらにやる気!

まずは清里の朝を堪能!!

優雅な朝食。

アルプスの山々を見ながらサンドイッチを購入したり。

自転車レースを充実した生活に正しく活用している感じw

オレ8の場合はロードレースは生活がかかった本番だったけど、シクロクロスの楽しみ方は逆に勉強になります。

自転車レースが生活のクオリティーの向上にどのように作用するか。

毎回レース会場でお会いする方々は既にこれをマスターしているのでしょうね。

クオリティーオブライフ向上の一つのチョイスとしてもっと多くの人に知ってもらいたいです。

あぁ、話がずれた。

この日のゼッケンは79番。いや、厳しいっすね。

スタート。

今日もそこそこ殺伐としている。

しかーし、この日はうまく隙間を見つけて一気に順位を上げられ、1周目終了時点で40位とか。

20前後まで完走できると考えて目標にしていたけど、これなら希望がありそうだ。

この日も「オウジ頑張れー」に混じって「今日もカンチブレーキ1位!」等ヤジが多い中、宇都宮ブリッツェンの清水監督だけがガチで順位とタイムを知らせてくれる。いや、逆にガチすぎてやりにくいっすw

今年はタイヤのセッティングもバッチリ決まっている。

iRCのSERACシリーズはマウンテンバイクでも超定番として有名なシリーズで、そのシクロクロスモデルって事で、初の走行でしたがオレ8の高くないオフロードテクニックでも安定して走れました。

初日は前1.7気圧、後ろ1.8気圧で臨みましたが、UCIレースはレジェンド三船さんからのアドバイスで、オレ8の癖とこのコースの特性から前1.8気圧、後ろ1.9気圧で再調整。これがバッチリ決まり、昨日よりラフに段差に当ててもリム打ちが回避されたり、舗装区間での進み方が改善されました。

今回は芝や比較的安定したコース用にセンターがヤスリ目のEDGEというモデルも用意しましたが、より悪路にも強いノーマルのSERACを使用しました。

指導いただき改善したポジションでコーナーリングの安定も上がったので、今後はコースによってはEDGEも取り入れていこうと思います。

セッティングや機材の力も借りて中盤に20位までの目標を達成!

ここから上位は特に猛者が多いので、どうにか一人一人を抜いて行き、最後は超ギリギリでラスト周回に突入。

無事にフルラップで13位完走になりました。

いやー、超楽しい!!

めちゃくちゃ苦しいのに、辛いのに、でも楽しい!!

なんか面白いですね、生きるって。

さぁ、今週末は土曜日がAACAの長良川でロードレース、日曜日が琵琶湖でシクロクロス。好きすぎですね。

あっ、そうだ!12月5日にチームのホーム地域の新城市でAJOCCの公式カテゴリーの東海シクロクロス第2戦、iRC Tireカップが開催されます!もちろん申し込みました!!

受付は11月28日までですよ!!お忘れなく!!

よーし、今週末も頑張るぜ!!!

 

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