「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

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リセットな日!「リアル・ニュータイプ理論」を使って、異性としあわせになろう! RNTT(29)

2014年10月23日 | 23時の「リアル・ニュータイプ理論」入門


午後11時です。お疲れ様です。

いつものように「夜11時の「リアル・ニュータイプ理論」入門」として、ちょびっとずつ書いて行きましょう。


まずは平易にやさしくをモットーにしていきたいと思いますね。

さて、今日も早速、始めて行きますか!


我らがリアル・ニュータイプ・バー「レイちゃん」のママ、レイコママが今日も相手してくれます。

もちろん、ママの右腕、アヤカちゃん(22)も笑顔でカクテルを作ってくれます。

そして、もちろん、僕の隣でくだをまくのが若い池澤くん(24)と早稲田卒の薄木カナコ(24)ちゃんです。

もちろん、その横にサラリーマンの島田タモツさん(38)とパート主婦の千駄木キョウコさん(38)もいます。


「さて、いろいろあったけど、この辺で少し話をまとめてから次へ踏み出して行こう。ま、ちょっといろいろ思い出して貰いたいからねー」

と、僕。

「まず、有り体に言えば、この「リアルニュータイプ理論」と言うのは、男性に対して、女性の方から精神的に繋がりたいと言う意思を示され」

「つながっていくカタチの恋・・・この場合、ひとりの男性に複数の女性が恋するシーンをイメージしてくれ」

「それを実現していく方法について、ちょっとずつ話を進めていく」

と、僕。

「そして、それが実現すると美味しいご褒美が貰えるのよね?ゆるちょくん」

と、レイコママ。

「ああ。そのコミュニティの中心となる男性は、多くの大人の女性から恋をされると同時に「ハッピーエナジー」の直接照射をされるから」

「体内に「ハッピーエナジー」が溢れることになり・・・それがある閾値を越えると、その男性は「八百比丘尼化」する」

「僕は30歳前後で、「八百比丘尼化」出来たが・・・多くの異性に見つめられる人間は「八百比丘尼化」すると言う事だ」

「そして、若い外見若い脳のまま、長生きすることが出来る・・・人類初の「不老長寿」の理論だ」

と、僕。

「そして、身体に「ハッピーエナジー」が溢れるから・・・今度はその「ハッピーエナジー」の出口として、男性なら「光るの君の目」女性なら「光るの姫の目」が」

「キラキラお目目として、セットされるのよね。そして、この「光るの君の目」「光るの姫の目」こそが異性を恋に落とすマジックアイテムになるから」

「そのアイテムを持った瞬間、異性にガンガン恋されるようになる・・・だから、女優や男優、アイドルの目を見れば、皆このアイテムを持っているから」

「キラキラしている・・・そういう事になるのよね?」

と、レイコママ。

「そういう話。シンプルに言えば、目のキラキラって・・・「ハッピーエナジー」の直接照射そのものだから・・・そういう男性と女性の目が合うと」

「パチパチっとスパークして、女性の方が恋に落ちてる・・・なんて経験もしたことがある。すべて経験から言葉にしているんだな、このあたりは」

と、僕。

「女性を目で殺すって奴ね・・・さすが、ゆるちょさん、そういう経験もしているんだ・・・すごいのね」

と、レイコママ。

「ま、人間は経験がすべてですから・・・」

と、僕。


「もちろん、多くの異性に見つめられると言う行為を呼び込めなければ・・・その男性にしろ、女性にしろ、「八百比丘尼化」は出来ない」

「その場合・・・異性からの「ハッピーエナジー」の直接照射が一定期間以上無いと「緩慢な死のスイッチ」が入れられ」

「外見、脳共に急速に劣化していく。PC遠隔操作ウイルス事件の犯人がその例であることは指摘した通りだ」

「ああいう外見になったら・・・アヤカちゃんどうする?」

と、僕。

「もちろん、一生視覚には入れませんよ」

と、アヤカちゃん。

「・・・となると、一生女性とは縁が無いわけだ・・・案外人生って早くに決まっちゃうのね・・・」

と、レイコママ。

「でも、あれって、オタク顔って言うか理系顔よね・・・そういう意味じゃあ、理系ってふしあわせになる確率高いんじゃないかしら?」

「女性と縁遠い人も多いみたいだし・・・」

と、レイコママ。

「それは元理系の人間として悲しいけど、ズバリ正解だと思う」

「理系って元々、人間関係が下手な人間が行く場所でもあるからさ・・・でも、日本にいる限り、いや、仕事をしている限り、人間関係と言うのは必須だけどね」

「ま、でも、女性と上手くやるの下手な人間が多かったもん・・・そう言えば・・・」

と、僕。

「ゆるちょくんが特別なのよね・・・サラリーマン時代から、他の人とは全然違っていたもの・・・」

と、レイコママ。

「ま、とにかく、大事なのは、たくさんの女性に慕われる事だよ。そうすると、「八百比丘尼化」も出来る」

「これが出来ないと話にならないからね・・・」

と、僕。

「ま、その方法論をまとめてくれるんですよね?ゆるちょさんが」

と、池澤くん。

「そういうことになる。ま、順番を追って、手をつくしていけば、女性も落とせるって」

「もちろん、自分も成長しなきゃいけないけどね・・・」

と、僕が言うと、いい笑顔でマンハッタンを渡してくれる・・・アヤカちゃんなのでした。

「さ、明日からまた、真面目にがんばっていこう」

と、僕が言葉にすると、皆、コクリと頷くのでした。


(つづく)


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本記事は土、日、休日も原則的にはアップします。

仕事でどうしても書く時間が取れない時は無理ですけど、可能な限りアップしていく所存です。だって言いたい事、たくさんあるから。

「梟雄」の正体!「道三」「久秀」「直家」から、考える!

2014年10月23日 | 夜の日本学


一人の髪の毛の長い背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。

彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。

「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「戦国武将考察編」・・・お願いします。今日は誰について語ってくれるんですか?」

と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。

「うん。そうだな・・・前回は「茶人とは何か?」をテーマに見たけど今回は「梟雄」について見てみよう・・・」

と、タケルは話し始めます・・・。


さて、今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。


「まあ、梟雄と言うと「斎藤道三」「松永久秀」「宇喜多直家」が戦国三梟雄なんて言われているけど、それこそ、毛利元就だって」

「織田信長さんだって・・・信長さんは「魔王」のレベルだけどね・・・まあ、謀略を使った人は皆、梟雄なんじゃねーの、と思っていたりするわけだけど」

「ま、とりあえず、この3人は信長さんとも繋がっているし、この3人を持って「梟雄」と言うモノについて考えてみたいと思います」

と、タケルは言葉にする。

「まず、斎藤道三ですが、蝮の道三と呼ばれ、最近の研究では親子二代で国盗りを実現させた下剋上大名の一人とされています」

「いわゆる「血」ではなく「知」による支配を実施した武将で、若い時代の織田信長に大きな影響を与えたひとりとみなされています」

「その信長と実際に会見し「うちの息子達は信長の軍門に下るだろう」と斉藤家の行く末をズバリ予言したのは有名な話です」

と、レイカ。

「人と言うのは、同じ匂いのする他者を好きになるんだよね。この信長と道三の関係なんてまさにそれで、相思相愛の仲だったりするわけよ」

「信長は道三を実力により下剋上を実現させた「知恵者」としての「先輩」として、非常に尊敬しているし、愛してもいるんだよね」

「その気持ちを道三も敏感に感じ取っているわけで、道三がその子斎藤龍興相手に戦して敗死する際に、美濃譲り状を信長に宛てて書いた事は有名だよね」

と、タケル。

「道三は、信長が美濃を取りに来る事も、それを実現させる事もすでに見抜いていた・・・と言う事ですか?」

と、レイカ。

「ああ・・・だからこそ、最初の「うちの息子達は信長の・・・」という道三の感想に直接つながっているじゃないか・・・」

と、タケル。

「戦国大名で最も大事な能力は人の能力を見抜く目だ・・・道三はそれに長けていたからこそ、人を意のままに動かし、それが国盗りにつながったんだ」

「その道三の目は的確だよ。その道三の的確な能力も信長だって見抜いていたはずだ。信長にすれば、自分の目指すべき人間がそこにいた・・・そういう話さ」

と、タケル。

「なるほど・・・だから、信長と道三は惹かれ合ったんですね・・・同じ匂いを感じた二人は、歴史に対する同じ感性を持っていたと言う事ですね」

と、レイカ。

「だから、信長からすれば、道三の施策は取り入れやすいんだよ。やりたい事が手に取るようにわかっていたから・・・」

「信長の専売特許みたいに言われている「楽市楽座」も、創始者は道三と言われているだろ?」

と、タケル。

「はい、そうです」

と、レイカ。

「信長は道三の気持ちがわかっていたのさ・・・」

と、タケル。

「そういう意味では、道三にとっての、国盗り、下剋上とは何だと信長は感じていたんでしょうか?」

と、レイカ。

「・・・となるとこれは完全に信長さんと同じ人間と言う事になって道三の「サービス精神旺盛」が」

「「よし、ひとつここは俺の知略でこの美濃を富ませてやろうじゃないか!いい国にしてやろうじゃないか!」ってな方向に行ったと言うことになるね」

と、タケル。

「それを実現するために、道三の謀略があったと?」

と、レイカ。

「ああ、そうさ。糞真面目道三のやり方を糞真面目信長さんも感じたからこそ、お互い惹かれ合ったのさ」

と、タケル。

「次・・・松永久秀、行こうか・・・」

と、タケル。

「彼は以前見た通り、主家である三好家の執事として、足利将軍家との間を取り持つ皆から愛されるオトコでした。彼がやったと言われる」

「「主家乗っ取り」「大仏延焼」「将軍暗殺」もすべて冤罪で彼は、大きな人間性と強い精神力を兼ね備え「純思考者」であり「知恵者」であることから」

「将軍義輝を始め、多くの幕府関係者からも愛されていた事がわかりました。その彼は戦上手でもあった事から、いつしか梟雄と言われるようになったようです」

と、レイカ。

「松永久秀・・・彼も道三と同じように「知恵者」なんだよね。だからこそ、彼は三好家に重用され、主、三好長慶の晩年には、一緒に住む間柄にまで」

「なっている・・・そこまで重用された松永久秀は、やはり、人間的にも大きく、精神的にもタフで強かったからこそ、よく主家に仕え、長慶からも愛されたんだろう」

と、タケル。

「精神的に弱かったり、人間性が小さいと、こうも愛されませんよね・・・」

と、レイカ。

「そうだ。彼は元々三好家の右筆だからね。それだけ主家に絶対の信頼のあったオトコなんだよ・・・」

と、タケル。

「彼はいろいろ調べてみると、梟雄と言うイメージより、周囲の男性や女性により愛されたオトコと言うイメージがあります」

「それが後世の人間の嫉妬を買い、「主家乗っ取り」「大仏延焼」「将軍暗殺」などの人間にされてしまったんでしょうか?」

と、レイカ。

「嫉妬と言うより、彼が何故それだけのチカラを扶育出来たか理解出来なかったんだろう。だから、梟雄にすれば」

「そのチカラの源泉がわかりやすくなるから・・・水は低いところに流れたんだ」

と、タケル。

「その彼は、信長に当てつけるように死んでいますね。名物平蜘蛛の茶釜を粉々にするために・・・そして、自身の遺体も粉々にするために爆死を選択しています」

「これは・・・久秀の意図からすれば、完全に信長に対するツンデレじゃないですか?やってる事は信長の完全な拒絶ですけど、全力でアイラブユーを唱えている」

と、レイカ。

「久秀も道三と同じように、信長の中に同じ匂いを感じていたんだよ・・・信長が浅井・朝倉軍に挟み撃ちに遭い、京に逃げ帰った事があったけど」

「あの時、朽木氏に味方になるように説得したのが松永久秀だった。松永久秀は、信長の中に「純思考者」にして「知恵者」であった若いころの自分を見たに違いない」

「だから、同じ匂いを感じる人間に・・・最後に最大のアイラブユーを伝えたツンデレ行為を行ったのが松永久秀だったんだよ」

「それがあの爆死の意味さ・・・」

と、タケル。

「次、宇喜多直家、行こうか・・・」

と、タケル。

「彼の資料を読んでいると、この3人の中でも最も謀略の多い人間で「ザ・梟雄」と言う名が最も相応しいような気がします」

と、レイカ。

「だが、そのキモを見ておこう・・・彼は、敵と見た勢力を葬り去るのを得意としているが、部下は徹底的に守っているんじゃないかい?」

と、タケル。

「はい・・・彼は毒殺、闇討ち、寝首をかくなど多種多様な謀略を実施していますが、家臣を粛清した事は一切無く、譜代の家臣達は終生直家を支え続け」

「結果、直家は畳の上での死となっています。道三、久秀が戦の上で死したのとは対照的です」

と、レイカ。

「さらに、直家は、謀略の対象として殺した武将などは手厚く葬り、暗殺を実行させた人間も使い捨てせずに厚遇するなど、情に熱い人間だったようです」

と、レイカ。

「なるほど・・・そっちの方に彼が畳の上で死ねた理由が多く関わっているような気がするね・・・結局、彼は皆の代わりに謀略やってる、やさしい人間なんだよ・・・」

と、タケル。

「彼もまた、信長に臣従しますが、その後、数年で病死しています。宇喜多直家も、また、信長の知恵者ぶりには、多くの理解を示したと言う事でしょう」

と、レイカ。

「なるほどね・・・これでだいたい「梟雄」の本質が見えた。まず、梟雄の本質は「サービス精神旺盛」な、やさしい「知恵者」・・・これに尽きる」

と、タケル。

「道三も、直家も、なぜ、下剋上を実施したかと言えば「サービス精神旺盛」だから、「自分が上に立てば、もっといい政治が出来るから庶民はいい目見るぜ」って」

「言う確信があるんだよね。だから、そっちの方が彼らの正義になってるんだよ。つまり、毒殺、闇討ち、寝首をかく、などの謀略はこれは方法論に過ぎないんだよ」

「彼らにしてみれば、自分が上に立った方がいい政治が出来るし、庶民にとっても楽が出来るんだから・・・そっちに彼らの正義があるわけ」

と、タケル。

「なるほど・・・道三なら、自分が美濃の国主になって政治をすれば、「楽市楽座」などの新しいアイデアを実現出来、庶民の暮らしは楽になるのだから」

「その過程である、謀略・・・毒殺も、闇討ちも、寝首をかくも・・・必要悪な方法論として仕方ないと道三も直家も考えたと言うんですね、ゆるちょさんは」

と、レイカ。

「久秀はちょっとカタチが違うよね。彼は右筆や奉行から身を起こしているから、下剋上の戦国大名と言うよりは、室町幕府の役人系の人間なんだよね」

「当時、京を実力で治めていた三好長慶のお気に入りの人間として、足利将軍家や室町幕府側の人間とのパイプ役をやっていたのが久秀で」

「その過程で、大和一国を切り取っているイメージだよね。道三や直家などの戦国大名イメージとは少しかけ離れている」

と、タケル。

「まあ、武将として合戦には出ているから、武将ではあるんだけど、あまり謀略のイメージはない。むしろ、交渉者だ。頭の切れる・・・」

と、タケル。

「後年の関ヶ原の戦いの時に、石田三成の謀将・松永久秀の宿敵・筒井氏の元家老だった島左近が「最近の武将は松永久秀のような果断に欠けている」と言ったそうで」

「・・・松永久秀の戦上手ぶりを島左近が敵だからこそ、評価していると言うのが面白いですね」

と、レイカ。

「それだけ、久秀には、煮え湯を飲まされたんだろう、島左近は・・・」

と、タケル。

「でも、この3人に共通する点は、サービス精神旺盛な「純思考者」であり「知恵者」・・・だからこそ、果断に動けるし、正義は別なところにあったから」

「方法論としての毒殺、闇討ち、寝首をかく・・・などの謀略を取り入れていたに過ぎない」

「・・・守るべき人間達の為に新たな時代を開こうとした、やさしい「先覚者」・・・それがこの3人の例から言える「梟雄」の正しい正体だと思います」

と、レイカ。

「あともう一つ・・・「糞真面目」っていう要素も入っていると思うよ・・・」

と、タケル。

「ふ。そうですね・・・「糞真面目」だからこそ、毒殺も闇討ちも、寝首をかくも、出来るんですね・・・」

と、レイカ。

「それが結論かな・・・ま、「知恵者」じゃなきゃ、時代の脇役にすら、なれないのがこの「知恵者」の王国、日本のお約束さ」

と、タケルは言葉にした。


「わかりました。タケルさん・・・その続きは、お酒を飲みながらにしませんか?」

と、レイカは赤縁のメガネを外し、髪を解いた。

「レイカちゃん、本気だね。じゃ、気合いれて飲もうか!」

と、笑顔のタケルは机を片付けだすのでした。


(おしまい)


結局、歴史に名を残せるのは、「知恵者」のみなんですねー。

「知恵」があるからこそ、人も付いてくるってもんです。

人を率いるには知恵が重要だもんねー。

その中でも糞真面目にがんばったのが、「梟雄」と言われた人々・・・と言うことかもしれませんね。


さあ、今日も飲んじゃお!


ではでは。

10月23日 異性にちゃんと愛されたいなら、本物の大人の男女になれ!(中途半端はダメ!)

2014年10月23日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

なんだか、昨日は涼しかったですね。

また、今日なんかは、12月上旬の寒さだとか・・・いやあ、重ね着攻撃で、かわしますかね。

まあ、身体動かしていると割りと気にならないんですが、どんな一日になることやら・・・朝風呂入ろうかな。あっつい奴・・・。


さて、その時、僕は区民プールあがりで、いつものカフェでユミちゃん(27)とお茶していました。

「聞いたよ。ゆるちょずセブンの会合に出たんだって?御島さん飛ばしてたみたいだね」

と、僕は暖かいキャラメルマキアートを飲みながら、ユミちゃんに聞いている。

「ええ。でも、御島さんって、やっぱり、人がいいんだと思いますよ。人の為なら進んで泥を被る役をやっちゃうタイプ」

「ゆるちょさんの見立てによると、それこそ織田信長タイプですもんね・・・わたしも似た性格だから」

「すごく感情揺さぶられるですけどね。っていうか、あの場にいた全員、そういう性格のような気がするな・・・」

と、ユミちゃん。結構、嬉しそう。

「なんか、似たもの同士が集まってたから、すごい一体感があって、よかったですよ・・・連帯感と言うか・・・」

と、ユミちゃん。

「似てるって言えば・・・ユミちゃんに紹介を受けた、中津川アヤカちゃん・・・早速、お世話になってるよ」

「ユミちゃんが危惧した通りの事が起こってね・・・アヤカちゃんのおかげで、事も無く終わったけどね・・・」

「そういう意味では、アヤカちゃん、いい仕事してくれてね。それ、ユミちゃんに報告しておかないと、と思ったから報告しておくね」

「アヤカちゃんに、ちょっと声かけてあげてよ、ユミちゃんの方から、さ・・・」

と、僕。

「そういう意味でも、ユミちゃんには、感謝しているんだ・・・」

と、僕。

「アヤカは・・・わたしなんかより、より一本気なところがあるから・・・でも、ゆるちょさんの夜のガードマンとしては」

「最適でしょ?彼女、人間大きいし、それでいて瞬間湯沸し器だし・・・通すべき筋は絶対に通すオンナですからね・・・」

と、ユミちゃん。

「ま、何より、ゆるちょさんの好きな細身のモデル系の色白の美女にして、オトコマエなオンナですから・・・可愛がってやってくださいよ・・・」

と、ユミちゃんはやわらかく笑った。


「でも、まあ、御島さん関連の事に話を戻すと・・・今日のブログにも乗ってましたけど、最低限、結婚でしあわせになる為の基本ルールが」

「・・・自分でゴーを出せるくらい、人間性が大きく、精神的にも強くタフになっている事がそういう人間の基本条件になるんですよね?」

と、ユミちゃん。

「そうだね。人間修行の基礎は終了していないと結婚と言う新たな修行フェーズには入っていけないでしょう」

と、僕。

「なるほど・・・人間の基礎修行フェーズの目的は、人間性を大きく、精神的に強くタフにする事・・・これが達成出来たら」

「次の修行フェーズ「結婚」に入れるんですね?」

と、ユミちゃん。

「うん。だって、結婚こそ、常に相手の気持ちを考える・・・が必要な高負荷な修行期間になるからね・・・」

と、僕。

「そういう意味で言うと・・・その修業を終えた男性と修行中の男性を見分ける方法みたいのって、ありますかねー?女性がパートナーの男性選びに失敗しないように」

「こういう男性は絶対選んじゃダメみたいな条件と言うか、しゃべりと言うか・・・」

と、ユミちゃん。

「え?つまり、大人の男性と、大人未満の男性を見極めろって事ね・・・それを具体的にか・・・どんなのがあるだろう?」

と、僕は考える。

「例えば、「ケース1」として、恋についてはどうですか?以前、ゆるちょさんは「大人の与える恋、子供の奪う恋」と言う定義を提唱していましたよね?」

と、ユミちゃん。

「それに関していえば、「大人はまず相手の感情を考え、ケアをする、子供は自分の感情のままに行動する」だね・・・」

と、僕。

「なるほど・・・先日29歳の男性が自分の感情のままに行動するのを・・・どころじゃなくて、あの元兵庫県議の野々村竜太郎がそうじゃないですか?」

「・・・あのオトコ、47歳でしょ?・・・まさに「子供は自分の感情のままに行動する」ですね・・・」

と、ユミちゃん。

「そういうことになるね。ああ言うのが外見大人でも中身子供のいい例だよ・・・」

と、僕。

「・・・と言う事は、女性にすれば、目の前のオトコを見て、それが自分の感情のままに行動するオトコだったら、「子供指定」して、関係性は切ること」

「って事になりますね?・・・っていうか、そういうおっさん、巷に多いような気がする」

と、ユミちゃん。

「逆に、大人の女性はそういう男性にどう対処してくれますか?」

と、ユミちゃん。

「女性の方はもちろん、「純思考者」の人間性が大きく、精神的にも強くてタフな、本物のオトコマエの女性である必要があるから・・・」

「やっぱり、男性側と同じように、男性の感情を真っ先に考え、ケアしてくれる女性と言う事になるだろうね。感情のままに行動するのは、子供だから」

と、僕。

「なるほど・・・でも、たまには、感情のままに行動したいですよ、女性としては・・・」

と、ユミちゃん。

「ま、それはいいんじゃない?たまには、だったらさ・・・」

と、僕。


「にしても、子供のままのおっさんがこの日本に多いって事ですね・・・日本の出生率が伸び悩んでいる最大の理由はそれだわ」

「・・・旦那が子供のまんまだから、奥さんが愛想を尽かした・・・そのパターンじゃないですか?これ」

と、ユミちゃん。

「それは僕もそう思うね」

と、僕。

「大人の男性だったら、まず、女性の感情をケアしてくれますものね・・・それの出来る大人の男性のいかに少ないことか・・・」

「その現状が今の日本をダメにしているんですよ・・・ほんと、今の病理な日本を絶対に治して下さいね、ゆるちょさん!」

と、ユミちゃん。

「オッケー。ま、任せといて、かーるく、治しちゃうから。だって病理な原因わかってるんだもん、治せるじゃんねー」

と、僕はしれっと言葉にした。


「えー、それじゃあ、次は・・・「ケース2」として、男女や家族が一緒にいる場合、大人の男性はどういう風にしてくれます?ゆるちょさん」

と、ユミちゃん。

「それは・・・「大人の男性は、女性を本能的に笑顔にする、子供を本能的に笑顔にする。子供は笑顔を見せて相手に甘えるしか出来ない」となるだろうね・・・」

と、僕。

「・・・と言う事は、女性にすれば、目の前のオトコを見て、なんか不気味な笑顔を見せるだけで甘えて、寄ってくるようなオトコだったら」

「「子供指定」して、関係性は切ること・・・ですね・・・そういうおっさん、これまた巷に多いですよねー」

と、ユミちゃん。

「これについて言えば、大人のオトコは「サル山のボス力」を備えた「ハッピーエナジー」照射装置・・・「光るの君の目」を持っているって事なんだよね」

「でも、これを持っている本当の大人の男性は極めて少ない・・・だから、日本には本当の大人の男性は極めて少ないと言わざるを得ない」

「その現状が・・・結局、今の不況を呼んでいるんだよね・・・日本は今後、組織的に「リアル大人」を養成していかなきゃいけない時代に入ってきているね」

「・・・だからこそ、僕の「しあわせソムリエ」構想は今後の時代に生きてくるんだよ・・・」

と、僕。

「ゆるちょさんの時代を見る目も確かですよね・・・必要とされるモノを最高のタイミングで最大のサービスで与えることこそ、ビジネスで勝つ極意ですからね」

と、ユミちゃん。


「で、逆に、大人の女性はそういう大人の男性にどう対処してくれますか?」

と、ユミちゃん。

「女性の方はもちろん、「純思考者」の人間性が大きく、精神的にも強くてタフな、本物のオトコマエの女性である必要があるから・・・」

「やっぱり、男性側と同じように、大人のオンナは、「サル山の女王力」を備えた「光るの姫の目」を持っているだろうね。そのキラキラお目目の美しさで」

「大人の男性を本能から魅了してくれるよ・・・子供は「死んだ魚の目」しか持っていないから、異性を本能から笑顔に出来ないしね・・・」

「ま、だから、「死んだ魚の目」しか持っていない男女は、ただの子供・・・と言う評価になるね・・・」

と、僕。

「なるほど・・・「死んだ魚の目」こそ、修行が終わっていない「印」そのものですからね」

と、ユミちゃん。

「そ。だから修行は大事なのさ・・・」

と、僕。


「・・・にしても、わたしからすると、この「リアル大人」の男性に絶対数不足から言える最大の打つ手は・・・事実婚としての一夫多妻制導入だと思います」

と、ユミちゃん。

「は?それどういう意味?」

と、僕。

「この間、ゆるちょずセブンの席上でも御島さんと話したんですけど・・・ソフィーをゆるちょさんの戸籍上の妻にすることには、誰も反対していないんです」

「ただ、わたし達がゆるちょさんの事務所のスタッフとして一緒に住んでもいいのではないか・・・ゆるちょさんを「リアル光源氏化」してはどうか?と言う」

「ところまで話が及んだんです」

と、ユミちゃん。

「はあ?何それ?俺聞いてないよ、その話・・・」

と、僕。

「あらー・・・先走っちゃったかしら・・・でも、いいわ。言っちゃったし・・・つまり、わたし達女性はそれがいいって言ってるんです」

「だって、御島さんも、わたしも、ゆるちょさんの人生まるまる見守るってもう決めちゃってるし、わたしはゆるちょさんの親衛隊の隊長をずーっと務めるつもりだし」

「その為にも、一緒に住んだ方がなにかと便利だし・・・」

と、ユミちゃん。

「はーーー?」

と、僕。

「ま、この話は、おいおい煮詰めていきましょう。ね、ゆるちょさん」

と、ユミちゃんはいい笑顔で言葉にした。

「いやいや・・・聞いてないぞ、それ・・・」

と、僕はキョトンとしていた。


「話を戻しましょう・・・「ケース3」として、リアル大人のオトコの・・・普段のおしゃべりなんかについては、どうですか?」

と、ユミちゃん。

「おしゃべりね・・・となると」

「「大人は経験知が多いから、メモリもデカく、たくさんの知恵のある話を絶え間なくおしゃべり出来、情報発信型、知恵発信型の人間になる」」

「「もちろん、個別の相手によって、相手の好きそうな話を振り、その話題で面白いおしゃべりを展開出来るし、女性に興味を持たれ、楽しくおしゃべりが出来る」」

「「しかし、子供は経験が乏しいから、メモリが小さく、自分の興味のある話をほんのすこし出来る程度・・・」となるかな」

と、僕。

「なるほど・・・となると、目の前の男性が自分の興味のある話を滔々とし出したら、その男性を「子供指定」して、関係性は切ること」

「関係性を続けていいのは、唯一、女性の好きそうなネタを振りつつ、自分の興味ある話をしてくれて、一緒にワイワイ盛り上がれる大人の男性のみですね」

と、ユミちゃん。

「うん、まあ、そういうことになるね・・・」

と、僕。

「逆に、大人の女性はそういう男性にどう対処してくれますか?」

と、ユミちゃん。

「女性の方はもちろん、「純思考者」の人間性が大きく、精神的にも強くてタフな、本物のオトコマエの女性である必要があるから・・・」

「やっぱり、男性側と同じように、男性の振った話題に乗りながらも、その話題を進化・成長させるように、議論を進めていってくれると言う事だろうね」

「子供の女性は視野が狭いし、知性も無いから、そもそも議論を進めることが出来ないだろうしね・・・」

と、僕。

「なるほど、女性としては広い視野と知性も必要なんですね」

と、ユミちゃん。

「ああ・・・男女はバランスだからね・・・どこまで言っても・・・」

と、僕。


「で、話を戻しますけど・・・自分の好きな話題しか話せない、オタクって子供だから、女性に蛇蝎の如く嫌われてるって現状ですね・・・」

「要はオタクって自分勝手なんだ・・・だって自分の好きな事の話しか出来ないって事は、そういう自分を好きになってくれる女性を探してるって事で」

「男性なのに、どんだけ器が小さいんだって話になりますもんね」

と、ユミちゃん。

「まあ、情報発信で勘違いしちゃいけないのは、女性が欲しがっている情報を提示出来る男性こそ「リアル大人」だって事ですよね」

「男性が自分の好きな話しか出来なかったら、それは女性からすれば、単なる「いらない情報の押し付け」になりますから、情報発信とは決して言いません」

と、ユミちゃん。

「しかし、日本の男性って、いかにも子供が多いですよね・・・で・・・だいたい、わかってきたのは、本物の大人のオトコは「カッコ良い」のに対して」

「大人未満のオトコは、人間性も精神力も中途半端に小さい、要はかっこ悪いおっさんなんですよね・・・中身は「思考停止者」の「逃げ込み者」か「俺偉い病」」

「これは女性も同じ構図で、大人未満のオンナは、人間性も精神力も中途半端に小さい、要は不美人なおばさんで」

「・・・中身も「思考停止者」の「逃げ込み者」か「俺偉い病」」

と、ユミちゃん。

「なるほど・・・そういう病理な人間は、病理な人間になる原因があったと言うことか・・・」

と、僕。

「結局、そういう人間達って、「大人になる為の修行」に失敗した人たちなんですよ」

「だから、「人間性が小さく、けつの穴の小さい態度を取る」「精神的に弱く、すぐいじけるし、すぐ嫉妬する、すぐ怒りだす」・・・ま、子供ですよね・・・」

と、ユミちゃん。

「それが「専業主婦型「俺偉い病」」や「サラリーマン型「俺偉い病」」の原因か・・・要は子供は相手にしちゃいけないって事だ。結論的に言えば」

と、僕。

「つまり、それがローポテンシャル・コミュニティの正体って事ですよ。彼女達は皆子供・・・だから、同性でしかつるめ無いし、結婚出来ないんです」

「あるいは結婚していても、仲悪いのが、子供コミュニティの正体ですよ」

と、ユミちゃん。

「男性も女性も「大人になる為の修行」をちゃんと完成させて、「リアル大人」になり、人間性の大きな、精神的にタフで強い人間となり」

「ハイポテンシャル・コミュニティで、異性のパートナーを見つけていけばいいんです。それが結論ですよ。そこには、「リアル大人」しかいないから」

と、ユミちゃん。

「ま、ゆるちょさんの廻りは、そういう大人の女性しか、いないですけどね」

と、ユミちゃんは、僕の左耳のそばで、そうつぶやいた。



(おしまい)


さ、今日は木曜日、しれっと仕事を充実させましょう。

ま、寒くても暖かくして、楽しみましょう。


おでんかなー、今日は。


ではでは。

「リアル・ニュータイプ理論」の真髄! RNTT(28)

2014年10月22日 | 23時の「リアル・ニュータイプ理論」入門


午後11時です。お疲れ様です。

いつものように「夜11時の「リアル・ニュータイプ理論」入門」として、ちょびっとずつ書いて行きましょう。


まずは平易にやさしくをモットーにしていきたいと思いますね。

さて、今日も早速、始めて行きますか!


我らがリアル・ニュータイプ・バー「レイちゃん」のママ、レイコママが今日も相手してくれます。

もちろん、ママの右腕、アヤカちゃん(22)も笑顔でカクテルを作ってくれます。

そして、もちろん、僕の隣でくだをまくのが若い池澤くん(24)と早稲田卒の薄木カナコ(24)ちゃんです。

もちろん、その横にサラリーマンの島田タモツさん(38)とパート主婦の千駄木キョウコさん(38)もいます。


「あーあ。アヤカちゃんを怒らせたら、店のママである、わたしだってどうにも出来ないわよ・・・ほら、タモツさん、あなたが悪いのよー」

と、レイコママが裏からバスタオルを持ってきて、タモツさんを拭きながら、言葉にしています。

「おい、タモツ。おめーまだ、やるべき事残ってっだろ。おい、それすら、わからねえか?精神的クソガキは情けねえな、頭も悪くて、よ」

と、アヤカちゃんは、まだ、怒り狂っています。

「タモツさん、オトコだったら、ここは土下座じゃないの?もちろん、ゆるちょさんによ・・・アヤカちゃんにじゃ、ないわよ」

と、レイコママは、タモツさんの身体を拭きながら巧みに言葉にしています。


「わ、わかったよ・・・わ、わるかったよ。俺がわるかった・・・この通りだ、許してくれ・・・」

と、タモツさんは、神妙な顔で僕の前で土下座した。

「いや、それでいいですよ。誤解されることはよくありますから・・・もう大丈夫」

と、僕は言葉にする。

「ったく、最近のガキは筋通せねえダメなクソガキが増えたぜ!」

と、どっかを蹴りながら、悪態を付いているアヤカちゃんなのでした。

「・・・と言う事で、今日は少し早いけど、もう店を閉めるわ・・・」

と、レイコママが言うと、それを合図にカナコちゃんとキョウコさん、しょんぼりしたタモツさんなどは帰っていった。


レイコママは店を閉め、外のシャッターを下ろすと、

「さ、4人で飲み直しましょう。まったく最近の客は礼儀も何もあったもんじゃないわねー」

と、レイコママは笑顔で僕にマンハッタンを作ってくれた。池澤くんも大好物のカルーアミルクを作ってもらっていた。


「池澤くんは知ってるかもしれないけど・・・このアヤカちゃん、紹介してくれたのは、ゆるちょさんのお知り合いのユミちゃんなのよ・・・」

と、レイコママ。

「え?ユミさんって、僕の大学の先輩の・・・芦川ユミさんの・・・元ヤンのユミさんの知り合いですか?」

と、池澤くん。

「そっか?池澤くんって、ユミちゃんの大学の後輩かあ・・・それは奇遇だね」

と、僕は笑顔で池澤くんに振る。

「いやあ、噂には聞いた事あったんです。「うちの大学に元東京都内を牛耳ってた元ヤンのオンナがいる」って・・・」

「それって正確には「東京を牛耳ってた伝説のヘッドの彼女をしてた、元ヤンの女性がいる」って事じゃないすか、ユミさんの場合」

と、池澤くん。

「ふーん、で、在学中にユミちゃんに会った事は?」

と、僕。

「それはありませんよ。どこの誰がそんなすごい女性かなんて、てんでわからなかったし」

「でも、ゆるちょさんと出会ってから、ユミさんとも顔見知りになれて、俺すげー感動して・・・だって伝説の人ですよ、ユミさんって」

と、池澤くんはちょっと興奮気味。

「そのユミちゃんを連れて、ゆるちょさんがうちの店に来た時に・・・いい子いない?なんて話になって・・・」

「そしたら、義理堅いユミちゃんが、ひと月もしない内にアヤカちゃんを連れてこの店に来てくれたの」

と、レイコママ。

「ユミさんは、わたしにとっても、伝説の女性でしたから・・・現役でヤンキーやってた時に、その頃バイトしてた店によく顔出してくれたんすよ」

「・・・と、ヤンキーの頃に言葉遣いが戻っちまって・・・客商売だって言うのに、まずいですね」

と、アヤカちゃん。

「どんな店でバイトしてたの?その頃」

と、僕。

「しけたスナックで、ママもブサイクでやる気なくて・・・わたしも腐ってたけどカネの為には仕方ないって思っていて・・・」

「そしたら、ユミさんが来てくれるようになって「将来の夢は絶対に持て」って言ってくれて・・・それが直接今の道につながったようなもんだし」

「感謝しているんです、ユミさんには」

と、アヤカちゃん。

「しかし、さっきの啖呵、気持ちよかったわ。なんだか、我慢して我慢して、それでも我慢して、最後の最後、ブチ切れる高倉健の主演映画みたいだったわ」

「あの啖呵のタイミング」

と、レイコママが美味しそうにピニャ・コラーダを飲んでいる。

「すいません。つい、あのオトコが許せなくなって・・・」

「自分の価値を履き違えているオトコは許せねえ・・・ゆるちょさんと同席させて貰ってるだけで、いや、言葉を聞けるだけで有り難いと思わなきゃおかしいでしょう?」

「そういうのを一切わからねーのが、あーいうくだらねー、サラリーマンオヤジなんだよな・・・」

と、アヤカちゃん。まだ、怒りが残っているようだ。

「まあ、いいよ。今回、アヤカちゃんには、守って貰っちゃったから、もちろん、ユミちゃんにも、報告しておくよ」

「彼女も喜ぶ、きっと、ね・・・」

と、僕。

「あ、そうですか?ほんとに?」

と、アヤカちゃん。

「やったー。ふふん。わたし、マンハッタンのお代わり作りますねー」

と、アヤカちゃんは急に上機嫌になり、鼻歌まで歌い始めた。

「やっぱり、ゆるちょさんは、そういうところが上手いですよね」

と、池澤くん。

「ほーんと。でも、それがリアルニュータイプ理論の真髄じゃないの?怒った女性もちょっとした言葉で上機嫌に変えるオトコだわ、ゆるちょくんは」

「そして、ダメサラリーマンは、女性を激しく怒らせる・・・そこにすべてが出ているような気がするわね・・・」

と、レイコママは、ピニャ・コラーダを飲みながら言った。

「確かに、そういうことかもしれませんねー」

と、池澤くんも、言葉にしていた。

「はい、ゆるちょさん、マンハッタン!」

と、アヤカちゃんは目の笑ういい笑顔でマンハッタンを僕に差し出した。


(つづく)


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本記事は土、日、休日も原則的にはアップします。

仕事でどうしても書く時間が取れない時は無理ですけど、可能な限りアップしていく所存です。だって言いたい事、たくさんあるから。

第一回源氏物語鑑賞 「桐壷」

2014年10月22日 | 夜の日本学


一人の髪の毛の長い背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。

彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。

「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「源氏物語特別考察編」・・・お願いします。今日は54帖どのお話について語ってくれるんですか?」

と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。

「うん。そうだな・・・今日はまずは第一帖「桐壺」から語っていこう」

と、タケルは話し始めます・・・。


さて、今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。


「えーと、この「夜の日本学」はタブー無く、日本の文化を貪欲に摂取していこうと言うのが、基本的な目的になっています」

「今までいろいろな展開をしてきたのですが、やはり、日本文化と言えばこの「源氏物語」を美学の中心に置いている表現も多々あるので」

「早めに摂取したいと考えていたのですが、ようやく、その時間に入ってきたようなので、今回より、この枠で・・・源氏物語をエピ単位に見ていこうと思います」

と、タケルは言葉にする。

「やはり、この枠は女性向けと捉えて、女性読者と共に「源氏物語」を摂取していこうとそういうお考えなんですね?ゆるちょさんは」

と、レイカ。

「まあね・・・ここは以前「建礼門院右京大夫集」の鑑賞もやっているから、この枠が一番いいと思ったかな」

と、タケル。

「ま、レイカちゃんは、源氏物語には詳しいらしいから、とりあえずこの枠ではレイカ先生と言う事で、僕は弟子と言う立場でがんばりたいので」

「・・・よろしくお願いします」

と、タケル。

「じゃ、一緒にがんばっていきましょう、ゆるちょさん」

と、レイカは目の笑ういい笑顔で言葉にした。


「えー、今日は第一帖「桐壷」と言う事で、あらすじを資料にしてきました」

と、レイカは資料をタケルに手渡した。


「さて、ある時、帝の寵愛を一身に受ける美しい更衣がいました。彼女の名こそ、桐壷更衣・・・身分も無く、すでに後ろ盾も失っていたので」

「帝の寵愛だけが便りの心細い身なれど、それでも彼女の輝く美しさは宮中一の呼び声も高く、桐壷更衣は帝の寵愛に身を委ねていました」

「そんな中、彼女は美しいオトコの子を生みました。とても美しい子でしたが、その子の誕生が桐壷更衣の運命を変えました。帝の長男を生んでいた」

「弘徽殿女御(こきでんのにょうご)がその子が東宮になってしまうのではと嫉妬し出したからです。それを境に他の女性達も桐壷更衣に嫉妬するようになり」

「・・・あはれ、体調を崩した桐壷更衣はあっという間に亡くなってしまいました。あとには美しいオトコの赤ちゃんが残され・・・」

「それが後の光源氏だったのです」


「まあ、これは、「桐壷」の巻の前半ですけど、どうでしょう?ゆるちょさん」

と、レイカ先生。

「そうですね。宮中は嫉妬地獄だったんですね・・・桐壷更衣さんは、産後の肥立ちも、悪かったんでしょうね。つーか、怖いところだな」

と、タケル。

「当時の宮中はいろいろな思惑の人間達の欲望の巣みたいな場所でしたから、それこそ、性格の強い女性達の神経戦の場所でもあったんです」

と、レイカ。

「まあ、でも、物語の冒頭と言う事もあり、わかりやすい配置説明かと思いますよ。主人公光源氏の悲劇的過去と敵役としての弘徽殿女御の登場」

「父、桐壷帝のまあ、コンプレックスの提示もありますし、人間の運命や業など、仏教的思想すら表現されていますから、かなり、文化的に深い作品になっています」

と、レイカ。

「オトコにとって、母が死んでいると言うコンプレックスは相当な心の傷になるからね・・・それがその後の光源氏の異常とも言えるオンナ漁りの物語の」

「原動力にしているんだね。つまり、ストーリーとしての源氏のオンナ漁りは紫式部としては、すでに着想していただろうから・・・それを実現するために」

「この様な悲劇的な設定が作られた・・・と言う事になるんだね?」

と、タケル。

「読者、もちろん、女性が光源氏の行動に納得出来るように源氏廻りに悲劇を出来るだけ集めるんですね・・・」

と、レイカ。

「では、「桐壷」後半、行ってみましょうか」

と、レイカは資料を差し出す。


「桐壺帝は翌年、弘徽殿女御の子を東宮としました。この事もあって、桐壷更衣の若君の将来を案じた桐壺帝は若君をある人相見に見せた所」

「・・・「彼は天子になる相を持っておいでですが、そうなると国が乱れます。彼は地上にて、国家の柱石として政治の補佐をする事こそ肝要」・・・と言われます」

「その言葉の後押しもあり、桐壺帝は、確かな後ろ盾も無い若君に源氏の名を与え、臣籍降下することにしました」

「さて、桐壺帝は、それでも亡き桐壷更衣を忘れられず、彼女に面影が似ていると言う藤壺の宮を後宮に迎えていました」

「もちろん桐壺帝は、桐壷更衣の忘れ形見、源氏の若君を手元から離しませんでしたから、藤壺の宮と若君は自然と仲良くなっていきました」

「若君も「あの方は、あなたの母親君と面差しが似ていますよ」などといわれていましたから」

「「ふーん、そうなんだ。母さまはこのようにお美しい方だったんだ。ふーん・・・」などとつぶやきながら・・・彼女をつぶらな瞳で見ていると」

「彼女もかわいい源氏の様子につい笑顔になり・・・お互い目と目を合わせ、時の流れるのを忘れる、いつの間にか、そんな、しあわせな時間を楽しんでいたのでした」

「この頃、源氏の若君は大層美しかった為に宮中では「光るの君」と呼ばれ、藤壺の宮もまた、その美しさから「輝く日の宮」と呼ばれていました」

「そんな甘い二人の時間も長くは続かず・・・源氏12歳の時、源氏は元服し、4歳上の正妻葵の上と結婚します。もちろん、元服した源氏を」

「藤壺の宮もまた、一人前のオトコとして扱いますから・・・源氏は藤壺の宮の美しい笑顔が見れなくなって・・・目と目を合わせる機会が持てなくなり」

「少々不満を抱いていました・・・」


「なるほど・・・源氏は「光るの君の目」と「光るの姫の目」で持って目と目を合わせる恍惚な時間をすでに知ってしまっていたんだ」

「・・・これは、ほんと、最高な時間だよ。もう、女性とか、恍惚としちゃうくらい本能から、気持ちのいい時間だからね・・・経験した事の無い人間にはわからない」

と、タケル。

「確かにそうですね。あの気持ちよさは・・・ちょっと言葉に出来ないくらい・・・なんて言うのかな、お互いがお互いを受け入れて」

「信じあっている事になるんですよね、お互いの気持ちを・・・」

と、レイカ。

「そう。それでいて、本能的な気持ちよさを感じているわけだから・・・代え難い気持ちよさだからね・・・まあ、もちろん、そこの細かい描写はないから」

「・・・紫式部がそれを経験上知っていたかどうかわからないけどね・・・」

と、タケル。

「でも、源氏を「光るの君」と書いているのは全女性納得ですよ?」

と、レイカ。

「そりゃそうだよ。女性は男性の「光るの君の目」こそが女性を恋に落とす事を経験上知ってるもの・・・女性がキラキラを好きな理由もそこにあるし」

「自分の目を少しでも大きくしたい理由の第一は、自分の目を「光るの姫の目」にしたいからでしょ?それはさすがに紫式部だって理解してたんじゃない?」

と、タケル。

「むしろ、男性の方が理解出来ていないと思うよ。だから大人の男性の8割が「死んだ魚の目」と言う現実になるんだろ?女性に比べ男性の認識不足は」

「どんだけ現実が理解出来ていないんだって話になるけどね・・・」

と、タケル。

「わたしは恋についての認識不足は男性の方が恐ろしい程だと思っていますよ」

「だいたい「源氏物語」を読んだ事のある男性だって・・・全体の20%も居ないんじゃないかしら・・・」

と、レイカ。

「悲しい現実だね」

と、タケル。

「でもさ・・・この「桐壷」の最後の所を読むとさ・・・最初に誘ったのは、藤壺の宮なんだぜ・・・それ男性にとっては、とっても大事なところだよ」

と、タケル。

「え?ただ、目を合わせてあげただけで?」

と、レイカ。

「だって、目を合わせると言う事は・・・藤壺と目を合わせたい源氏の意思に同意した、受け入れたって事になるじゃん」

と、タケル。

「それは、そうですが・・・」

と、レイカ。

「オトコはいつも自分の意思を受け入れてくれる女性の存在を見つけようとしているものさ・・・それは男性にとってしあわせの始まりでもあるからね」

と、タケル。

「それを最初にしてしまった藤壺の宮・・・これは源氏からすれば「したいのなら・・・いいわよ」って言われたに近いアピールだと僕は思うね」

と、タケル。

「女性はそこまでは・・・多分、藤壺の宮もまだ、若かっただろうし」

と、レイカ。

「藤壺の宮はこの時、何歳?」

と、タケル。

「光源氏12歳の時、藤壺の宮17歳です」

と、レイカ。

「17歳か・・・確かにまだ、幼いな・・・精神的には・・・」

と、タケル。

「だけど源氏にはそのメッセージが届いているはずだし、なによりも源氏は桐壺帝の子なんだ。桐壺帝の愛するモノ美しいと感じるモノは」

「もちろん、源氏も美しいと感じるんだ・・・だから、その思いは一層・・・桐壺帝の血にその容姿の似ている桐壷更衣の血すらブレンドされてるんだから」

「自分を好きになるのは、女性として当たり前・・・そんな思いも血に絡み・・・源氏の思いはより一層燃え上がるんだよ・・・」

と、タケル

「女性も本能の生き物だけど、少年も本能の生き物なんだ。愛に生き、愛の為に行動するのが、少年なのさ」

と、タケルは言葉にした。

「それが今回の結論になりますね・・・ゆるちょさん」

と、レイカは言った。


「ま、とにかく、どうなるかわからなかったけれど・・・第一回目、なんとなく、出来たね」

と、タケル。

「本稿では、源氏物語の「夜の日本学)的解釈と現代語訳が売りになっていきますかね。この感じだと・・・」

と、レイカ。

「いずれにしろ、他の作品と同じように、生で鑑賞していこう・・・鑑賞して初めていろいろな思いが出来る。言葉も出てくる」

「あれこれ言うより、鑑賞して考察だ・・・その姿勢はどこまで行っても変わらないよ」

と、タケル。

「そうですね。とにかく、当たって考えろ・・・そんな感じですね、ゆるちょさん!」

と、レイカは言葉にした。


「さ、仕事はこれくらいにして、飲み行こうか、「知恵者」のレイカちゃん」

と、笑顔で立ち上がるタケルでした。

「はい。もちろん、お供しますわ」

とレイカは立ち上がり、赤縁のメガネを取り、髪を解いた。


(おしまい)


さて、とうとう源氏物語にも手を出してしまいました。

まあ、毎日勉強勉強ですよ。

とにかく、ガンガンに日本文化を咀嚼し、再解釈し、摂取していきましょう。

また、新たな考えが浮かぶやもしれません。


さ、楽しい水曜日、飲み行っちゃいますか!


ではでは。

10月22日 人間がしあわせになれる最低限のルールとは!(黒いヒール!)

2014年10月22日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

昨日は雨・・・と言う事で、秋の長雨なんていいますが、そんな季節になってきたんですかねー。

気温もドンドン下がり、最近は厚着が普通になってきて、コートの季節ですね。

ま、秋はおしゃれの秋でもあって・・・女性のおしゃれが楽しくなる季節ですよね。


僕は女性のブーツ姿が好きで・・・その点では、いい季節になってきましたね。

ブーツの女性と行く店は、絶対にブーツを脱がせる店をチョイスしてはいけません。

なにより、女性が嫌がりますからね。・・・なんて事も思い出しておかなければ・・・。


さて、その時、社長の御島さん(31)、辛辣姫ユキちゃん(28)、若いミユウちゃん(25)、立教大出身のユミちゃん(27)、

ユミちゃんの事務所の先輩クリエイター3人娘、マキちゃん(30)、アミちゃん(29)、アイリちゃん(28)は、

御島さんの声掛けにより、都内のイタリアンレストラン「グラッチェ・グラッチェ」に集合していた。

「どうも、今日はお集り頂きありがとうございます。・・・って他人行儀は辞めましょう、皆、見知った仲間だしね・・・」

と、御島さんは砕けた様子で話し始めます。

「この所、大きく時代が変わったと思うの。例えば、サラリーマンの世界では、65歳定年制が多くの会社で導入されたわ」

「それに合わせるようにして、わたし達はゆるちょさんに出会い、その口から「リアルニュータイプ理論」を知り」

「「八百比丘尼化」して「リアル・ニュータイプ」になってしまえば、外見も脳もその時点で固定化する事が出来・・・いつまでも若い外見、若い脳で過ごせると言う」

「夢のような話を聞いたわ・・・その話を聞いた時・・・そして、生前の森光子さんを始めとして、今の吉永小百合さん、岸恵子さん、寿美花代さんなんて」

「完全に「八百比丘尼化」しているわ・・・つまり、わたし達も、今までの女性の生き方では生きてはいけない」

「・・・新たな時代に相応しい生き方をわたし達自ら、模索していくべきだとわたしは今回思ったの・・・」

と、御島さんは言葉にします。

「わたしはこの7名に「ゆるちょず・セブン!」と名前をつけたわ。といってメンバーはこの7人に固定されるわけではなく、たったひとりで必要十分条件を満たせる場合」

「もあるだろうし、60億人にしても、満たせないかもしれない。そこは常に融通無碍に自由にカタチを変えられる・・・それが「ゆるちょず・セブン」なの」

「もちろん、私達で今の時代に相応しい女性の生き方のカタチを作り出し、それをゆるちょさんにぶつけてみるの。それがゆるちょさんの「リアル・ニュータイプ理論」の」

「何かに反応して、お互いが進化出来れば、言うことはない・・・そう思っているの」

と、御島さん。

「その文脈で言うと・・・御島さんはかつての平塚らいてう女史の「原始、女性は太陽だった」と言う宣言に近い宣言を成された・・・そういう話になりますか?」

と、ユミちゃん。

「そうね。そういうことになると思うわ。ただ、わたしは過去の女性達のように男性を敵視し、男性と戦う気はないの。そんなやり方は古いし、建設的ではないから」

「わたしは、カタチとしては、男性が一歩引くカタチで、女性を太陽のように君臨させる事で、コミュニティを常に活性化させる、「女性太陽論」で行こうと思ってる」

「それについて、皆で議論をして、詰めたカタチを作ってから、ゆるちょさんを始めとした男性側に叩きつけてみたい・・・そういう欲求があるの・・・」

と、御島さんは、ニヤリと笑った。

「なるほど・・・その点はよーくわかりました。女性を取り巻く課題はいろいろ山積していますけど、まず、何から手始めに?」

と、マキちゃん。

「女性と言えば、何と言っても結婚じゃない?しあわせになれる正しい結婚までへの歩き方と結婚後の歩き方・・・その考えの最新版を作りましょうよ」

と、御島さん。

「そうね・・・それが基本になるでしょうから・・・ね・・・って、わたし達、今は誰も結婚してないけど・・・」

と、マキちゃん。

「それについては、いろいろなわたしの知り合いもこの場に呼ぼうと思っているわ。いろいろな先輩に話を聞くのはそれこそ有用だと思うし・・・」

と、御島さん。

「ただし、わたしが皆と確認しておきたいことがひとつ・・・皆もゆるちょさんと話してて気づいていると思うけど、ゆるちょさんの思想では」

「「結婚は、人間性が大きく、精神的にタフになった、オトコマエの本物の大人の男女がしてこそ、本当にしあわせになれる」と言う知恵に到達していて・・・」

「それをわたし達も前提にして、話を進めたいんだけど、それは承認して貰えるかしら?」

と、御島さん。

・・・と皆、一様にコクリと頷く。

「修行が中途半端な、人間性も中途半端、精神的にも中途半端に弱い男女は相手を許容出来なくて、逆に相手を傷つけるばかりだから」

「それこそ「ヤマアラシのジレンマ」状態に陥り、不幸になるばかりですからね。人間性、精神的にも大きく、強くが必須になりますね・・・」

と、辛辣姫。

「もっとも「ヤマアラシのジレンマ」は人間関係には最適の距離があると言う話だから・・・男女関係に使うのは適さないかもしれないけど・・・」

と、ユキちゃん。

「もっとも「ヤマアラシのジレンマ」状態を経験するからこそ、自分の痛みを知り、相手の痛みも想像出来るようになるから、精神的にタフになっていくのだから」

「人生上、その経験は欠くべからざる経験になるんだけど・・・お互い痛みを知るからこそ、適正なお互いの距離を知るわけだし、あるいは精神的にタフになって」

「その距離を縮めていけるのに・・・それを避けて通ろうとするから、今の子達は絶対にしあわせになれないのよ・・・」

と、ユミちゃん。

「若い子って、賢い生き方をやってるって自分に言い聞かせたいんじゃない?そういう賢い自分を誇ろうとしているっていうか・・・」

「それが自分の脚を引っ張っているってことに気づいていないんだから、ある意味、皮肉よね、人生って・・・」

と、アミちゃん。

「アミはどちらかって言うと、「人生何でもやってみないとわからない派」だもんね・・・若い頃から「火遊びだって、真面目にやってみる派」だったから」

と、マキちゃん。

「あーら、でも、そういうもんじゃない?火遊びを否定するのは簡単だけど、相手の身になれないとしたら、その言葉に信頼性が確保出来ないじゃない!」

と、アミちゃん。

「わたしは教養主義的な押し付け人間が大嫌いなの。そういう「人間、教科書こそすべて」みたいな言い方をされると超ムカつくの」

「特に教師みたいな人生一度も遊んだ事のないようなオンナに上から目線で、何か言われるのが、この世で一番キライだし」

「教師なんてわたしの天敵みたいなモノだもの・・・規則さえ守っていれば人生しあわせになれるみたいなむちゃくちゃな思想を持っているオンナでしょう。大嫌い、わたし」

と、アミちゃん。

「アミ先輩・・・わたし、アミ先輩のそういうところがゾクゾクする程、似たモノを感じると言うか・・・ほんとそういうオンナって嫌いっすよねー」

と、ユミちゃん。ある意味、ヤンキー時代に戻っている。

「ほんと、そーっすよね。規則規則規則・・・規則なんて守ってたってぜーったい、しあわせになんかなれませんよ」

「規則ってのは、あれはセンコー達が自分の生活を守る為に考えたモノで、生徒たちの為のモノでは全然ないっすから」

「そんなモノに毒されて不幸になっていった女性達をどれほど見てきたか・・・センコー達はそれすら見てみない振りをするんすから・・・」

と、ユミちゃん。

「わたしも教師って、やだなー。なんか、真摯さが無いっていうか・・・わたしは女性が生きていく時に一番大事な物は毎秒の真摯さだと思うの」

「それを無くしたら、女性は女性でなくなってしまうような気がするもの・・・そういう意味では、教師って、すでにその時点で女性ではないわ。オンナ捨ててるモノ・・・」

と、アイリちゃん。

「わたしもその意見わかるような気がします。職業の前に一個の女性で居続ける事・・・これがわたしは、その仕事を女性がやる意味だと思います」

「女性は女性の良さ・・・ううん、わたしだったら、わたしの良さを仕事に加味することで、自分にしか出来ない仕事が出来るわけだから・・・」

「そういう意識が必須だし、欠けたら、自分である意味すら、無くしてしまうような気がします」

と、ミユウちゃんも言葉にしている。

「うんうん・・・いいわよ。皆、それぞれに意見があるからこそ・・・いいのよ。話し合いになるし、意見を作り上げたり、その意見をブラッシュアップする」

「そういう思考回路的コミュニティーになり得るのよ・・・」

と、御島さんは皆を笑顔で見回しながら、思わず言葉にしていた・・・。


「それが第一回会合?ゆるちょずセブンの・・・?」

と、僕は夜のバーで、御島さんとさし飲みしていた。

「皆、それぞれに意見を持ってるから・・・まずはいろいろ意見を出してもらいながら、様子見の感じだったわ」

と、御島さんが微笑みながら、ニコラシカを飲んでいる。

「ねえ、ひとつ教えて欲しいんだけど・・・」

と、御島さんが、腰にカーマインカラーのカーディガンを巻きつけてドレープ感を出した、黒のマキシのワンピース姿で言葉にしている。

そのファッションに合わせた黒のヒールが大人の女性を演出している。もちろん、両肩は露出して、デート感満載だ。

「その場合の男性の最低条件だけ教えて欲しいの。女性がしあわせに結婚出来る男性の・・・」

と、御島さんは言葉にする。

「ベビーピンクカラーのステンカラーコートの下は、そんなに色っぽい服装だったとはね・・・さすが御島さんは大人の女性だよ」

「コートを脱いだ時のギャップ感を計算したね。それに、御島さんは、どんなファッションが大人の男性を本能から喜ばせるかわかってる・・・」

と、僕はマンハッタンをやりながら言葉にしている。

「・・・となるとやはり、男性は修行を終えている男性だろう。人間性が大きく、精神的にタフで、相手の女性の気持ちをまず考えられる」

「体脂肪率7%以下の精神的にも肉体的にもオトコマエの男性・・・そういうことになるだろうね。それが最低ラインだ・・・」

と、僕は御島さんを眩しそうにみながら、言葉にしている。

「修行を完成させたって事は、唯一、DNAを次世代に送ってもいいって許可が出たって事でもあるからね・・・」

と、僕はしれっと言った。

「この世はDNAを次世代に送れる人間だけがしあわせになれる・・・それが最低限のルールだから」

と、僕は言うと、ゴクリと喉を鳴らし、マンハッタンを飲み干した。


(おしまい)


今日は水曜日。週の真ん中ですね。

気合入れて、仕事にかかりっきりになる日でもあります。

ま、予定上、そういうわけにも、いかないんだけど・・・(笑)。


ま、いい一日を過ごしましょう。


ではでは。

何が「リアル・ニュータイプ理論」だ、笑わせるな! RNTT(27)

2014年10月21日 | 23時の「リアル・ニュータイプ理論」入門


午後11時です。お疲れ様です。

いつものように「夜11時の「リアル・ニュータイプ理論」入門」として、ちょびっとずつ書いて行きましょう。


まずは平易にやさしくをモットーにしていきたいと思いますね。

さて、今日も早速、始めて行きますか!


我らがリアル・ニュータイプ・バー「レイちゃん」のママ、レイコママが今日も相手してくれます。

もちろん、ママの右腕、アヤカちゃん(22)も笑顔でカクテルを作ってくれます。

そして、もちろん、僕の隣でくだをまくのが若い池澤くん(24)と早稲田卒の薄木カナコ(24)ちゃんです。

もちろん、その横にサラリーマンの島田タモツさん(38)とパート主婦の千駄木キョウコさん(38)もいます。


「そんな事言ったってさ。あんたみたいに年齢を重ねても誰にもモテないオトコなんて、そうそういないよ」

「普通は大学時代に女性のひとりくらいは出来るから、その女性との縁を大事にして、それを結婚にこぎつけて、その縁を大事に大事に発展させていくから」

「世のサラリーマンってのは、しあわせになってくんだよ」

と、タモツさんが言葉にします。

「何が「リアルニュータイプ理論」だ。笑わせるな。「ハッピーエナジー」だが、何だか知らねーが、そんな怪しげな話、信じる奴がいるわけがねー」

「特に人生真面目に生きてきたサラリーマンには、な!」

と、タモツさん。

「だいたい、笑わせるなよ。お前、何歳だよ。40歳過ぎのオヤジだろ?そのオヤジが夢みたいな事語って恥ずかしくねーのかよ」

「世の中見てみろよ。みんな真面目に働いているんだ。真面目に働くからこそ、しあわせってのはやってくるんだよ」

「それが何かいい話でもあるかと思ったら、「ハッピーエナジー」だがなんだか知らねー誰もわからねー、まやかし話を永遠しているだけじゃねーか」

「くだらねー。あんたバカじゃねーの?」

と、タモツさん。

「いいかい、世の中、いい高校入って、いい大学出て、一流の会社に入って、真面目に働いてりゃ、そのうち、イイコトあるんだよ」

「それが本当のしあわせってもんだ。それくらい知らねーのかよ。頭悪いなお前。だから、夢見がちな現実知らねー糞オヤジは嫌いなんだよ・・・」

と、タモツさんは言い抜いた。

「キョウコさんもそう思わねえ?こいつ、俺達より、年寄りだから、俺達に嫉妬して、適当な事言ってるんだよ。こんな奴の話なんか一切聞く事ねーって」

「ったく酒がまずくなる。帰ろうぜ、キョウコさん」

と、タモツさんはキョウコさんに絡んだ。

「帰りたければ、あんたひとりで帰りなよ。わたしはまだ、ここにいるよ。それにあんた・・・どうして、奥さんと子供達がいるのに」

「毎日ここにいるんだい・・・その事、自分の事をきちんと考えた事あるのかい?」

と、キョウコさんは、若干怒っている。

「キョウコさん、怒ってんの、珍しい・・・いつも絡むだけの酔っぱらいオンナな癖に・・・」

と、タモツさん。

「聞き捨てならないね・・・あんた、そういう目でわたしを見てたんだ・・・おまえだって、いつも気が弱くて直帰じゃ家に帰れない、気弱オトコだろ!」

と、キョウコさんは、さらに怒っている。

「う、うるせー。別に帰りに景気付けに一杯やるくれー、サラリーマンの正当な権利じゃねーか。それくらい行使したって誰も文句言わねーだろ」

と、タモツさん。

「あら、どうかしら・・・あんたのかみさん、いっつも帰りの遅いあんたに食って掛かかってるらしいじゃないか」

「それでも、そういうあんたのかみさんが怖いから、酒を引っ掛けて帰らないと帰れないんだろ、あんた」

と、キョウコさん。

「だいたい、子供にだって、馬鹿にされてるって言うじゃないか・・・それが本当のしあわせかい?サラリーマンのしあわせってのは、そんなに底が浅いものなのかい?」

と、キョウコさん。

「そんなこというけど、じゃあ、キョウコさん、あんたの家はどうなんだよ。もう10年以上セックスレスだろ?」

「あんたのコオマンも腐っちゃっているんじゃねーのかよ。それとも、もう更年期障害か。早いねー」

と、タモツさん。

「あんたね・・・女性に言ってイイコトとこれだけは言っちゃいけないって事があるの知らないの?え、教えてやろうか?」

「力ずくで。いいのよ、別に。これでもあたし高校生の頃、テコンドー習ってたんだから、あんたなんか一発ケリ入れて、のしても構わないのよ」

と、キョウコさん。

「お、お、やるのか、おい!やれんのかよ・・・結婚ふしあわせオンナが何ほどのものがあるんだよ・・・」

と、やおら立ち上がるタモツさんは、少し青い顔。

「あらそう。やるのね、いいわ。わたしが嘘を言ってない事だけを証明してあげる。なによ、自分だって結婚ふしあわせオトコの癖に・・・」

と、立ち上がるキョウコさん。


「いい加減にしろ!このウンコオトコとウンコオンナ・・・おめーらみてーの見てっと、こちとら腹が立ってくんだよ」

「ゆるちょさんが、やさしく語ってくれてるからって勘違いすんじゃねーぞ。この人、本気で怒ったらおめえらなんぞ「へ」でもねー」

「それわかってるから、やさしく語ってくれてる、言わば、サービスだ。それを聞きもしねーで、あ、そこの糞オヤジ、てめー、ゆるちょさんに向かって、何つった?」

と、切れたのは、なんといつも笑顔のママの右腕、アヤカちゃんでした。

「四十過ぎのジジイが夢語るなだと?おめーこそ、金輪際ヒトコトもしゃべるな。おめー、いらねーから、帰んな。おめーみたいな奴にゆるちょさんの」

「知恵の集積、「リアルニュータイプ理論」を教えたって、ニホンザルにスマホ渡すようなもんだからな。早く帰れ、こら!」

と、バケツに入れた氷入りの冷たい水をタモツさんの頭から思い切りかけるアヤカちゃんです。


その場はシーンとなりますが、誰も言葉を発しません。


その時、アヤカちゃんはギロリとタモツさんに睨みを効かせていました。


(つづく)


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本記事は土、日、休日も原則的にはアップします。

仕事でどうしても書く時間が取れない時は無理ですけど、可能な限りアップしていく所存です。だって言いたい事、たくさんあるから。

日本における出世の仕方の品質!(日本における「場の構造」!)

2014年10月21日 | 夜の日本学


一人の髪の毛の長い、背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。

彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。

「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「対決、山本七平編」・・・お願いします。今日はどんな内容について語ってくれるんですか?」

と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。

「うん。そうだな・・・」

と、タケルはテキストとしている「谷沢永一著 山本七平の知恵」という本をパラパラとめくります。

この本自体は、1996年12月に出版されています。

ただし、正しい「知恵」は時代を越えると僕は考えているので、その時代性の評価も一緒に話していくことになりそうです。

「んじゃ、この内容について話すか・・・「外国とは仲良く・・・アメリカは別」だそうだ。ま、相変わらず笑かしてくれそうだ」

と、タケルは笑顔になりながら、話し始めます。


今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。


「まずは、山本七平氏の主張するところを抜書きしてみようか。それが無いとちょっと説明が出来ないからね」

と、タケルは笑うと彼の用意した紙の資料をレイカに渡す。

「えーと、これね。僕が相当意訳してるけど・・・」

と、タケルが説明すると、レイカはタケルの資料をゆっくり読み始める。


「なぜ、こうなるのであろうか?現在アラブ研究の最も進んだ国は、そのアラブに敵対しているイスラエルである事は言うを待たない。それは当然であって」

「敵を最も研究しなければ、自らの生存に関わるからである。従ってイスラエルの大学の大学教授の公開講義には、世界各国のジャーナリストを始めとした」

「アラブに興味ある人々が集うのだが・・・日本人だけが来ないのだそうである」

「当時、中国偏重・・・つまり、中国はいかに良い国になったかと言う、ある意味捏造に近い報道を左翼系・・・朝日新聞系や毎日新聞系の報道各社が行い」

「キャンペーンを張る中、識者から「あまりの偏向報道だ」と指摘された、その左翼系の新聞社の重役は」

「「これから中国と仲良くしようと言う矢先に・・・空気を読めよ、まったく・・・」と言ったそうである」

「つまり、日本人のアラブに対する心情も全く同じで「親アラブを標榜しながら、アラブの敵国であるイスラエルの大学に行き、講義を受けるなんて」」

「「これからアラブの国々と仲良くしようと言う矢先に・・・空気読めよ、まったく・・・」と言う所なのである」

「これが日本文化であって、敵の事なんか知るより、知らない事の方が大事なのである。敵の事なんて一切興味ありませんと言う態度を取ることの方が大事だし」

「それが日本的ムラ的な、つきあいだと言う事をよく知る日本人の重要なパフォーマンスになるのである」

「つまり、日本人は見せたいパフォーマンスを相手に見せ、見せたくないパフォーマンス・・・例えば、敵の事を知ると言うパフォーマンスはしたくても」

「絶対に相手に見せないのである。さらに言えば、それは新聞の論説にも出ていて、イスラエル指導者の過去のテロの履歴は書けても、アラブ側の指導者のそれは」

「見過ごすなどしている・・・要は日本人は仲良くする相手におもねり、敵の正体は冷徹にバラしていい・・・そう考えているようである」

「もっともこれはすべて日本文化なので、他国には理解出来ないと思われるが・・・」


「随分長く意訳しちゃったけど、まあ、こういう内容だよ。結局、新聞も、ムラの奥さん達が取る態度と変わらないと言う事を示しているね」

と、タケルは説明する。

「ほんと、日本文化ですよね・・・確かに敵の事なんて一切興味ありません・・・と言う態度になっちゃいますもの」

「でも、それって、日本の礼儀として、否定における、最高の態度こそ、相手に対する徹底無視だと言う事を証明していますね」

と、レイカ。

「ゆるちょさんがいつも言ってる・・・「俺偉い病」患者や「逃げ込み者」に対する対策は「関係性を切るのがベター」と言うこと、そのものですものね」

と、レイカ。

「ああ、そういう事になるね・・・であるなら、上の山本七平の文章は理解出来たと言う事になるね。また、確かに日本文化そのものだよね・・・」

「それなら、今回は、さらに理解を深くするために、解説の谷沢永一氏の解説も載せてしまおう」

と、タケル。


「これは日本人の他人との付き合い方の基礎となる文化なのであるが、外国との付き合い方に日本文化を持ち込んでも、果たして効果があるのか疑問なのだが」

「どうも日本人はこれらしい・・・日本人において仲良くする・・・と言う事は「相手の気を悪くしないこと」なのである」

「とにかく、日本人は誰かと会う時にまず、考える事は「言ってはいけない事は何か」なのである。少しふくよかな女の子とデートする時」

「もちろん、その子もその事を気にしていたら・・・「君最近太った?」などと絶対に口が裂けても言ってはいけないし、そう思わせる事すら、タブーである」

「「そっか、○○くんって、やっぱり、わたしの事、太ってるって思ってたんだ」などと言わせようものなら、最悪である」

「まず、そうならないようなストーリー作りが大切なのだから、若いうちのデートと言うのは、気苦労が大変だと言う事である」

「まあ、同性同士だとしても、相手がお偉いさんなら「酔っ払ってもこれだけは言うまい」と言う事はひとつや二つではないから、これまた気苦労と言う事になり」

「しかも、相手が人間性の小さいオトコだったりすると、最悪な結果を招いたりして、日本人の社会はなかなか生きていくのも大変な場所と言う事になる」

「さて、そういう中で、新聞の論評を見ていて面白いのは、日本は世界のいろいろな国を「日本の味方、日本の敵」と言う見方で色分けしているのだが」

「(もちろん、その新聞社のイデオロギー的にではある)唯一、アメリカについてだけは、悪い事もいい事もネタにする」

「イスラエル、アラブへの気の使いようとはまた別にすべてのネタを情報ソースとして利用し報道している。これは何故か?」

「要は日本はアメリカにだけは甘えたいのである。どうも日本はそういう国を一国だけ持っていたい・・・そんな国のようである。その理由は謎だ」


「それは何故なんですか?ゆるちょさん」

と、レイカが質問している。

「まあ、答えは簡単だ。・・・というか、僕は今、「日本の場とは?場の空気とは?」と言う事を考えていて、まとまってきた「日本の場の理論」と言うのが」

「言葉に出来つつあるから、それを言葉にしてみようと思う・・・」

と、タケルは説明する。

「「日本の場の理論」・・・それって面白そうですね。ゆるちょさん独自の思考の結果だと言う事もあるし・・・」

と、レイカ。

「日本における「場の構造」・・・それは日本各所に現れるが、具体的に言えば、それは「さんま御殿」に端的に現れていると言えるだろう」

と、タケル。

「「さんま御殿」と言えば、明石家さんまさんがまず「場」の中心にいて、仕切り役・・・周囲にいる「ひな壇芸人」に話を振り」

「おもしろい話をさせ、落とした所で強烈なツッコミを入れ、笑いに変える・・・それを高所から見守り笑い声をあげるお客さん達」

「・・・そういう「場の構造」をしていますよね?」

と、レイカ。

「そう・・・これこそ、日本における「場の構造」の端的な例だ。日本人は「明石家さんまさん」に代表される「場のムードメーカーにして仕切り」役か」

「そのムードメーカーを愛するからこそ、そこで輝ける「ひな壇芸人」役か、それを高所から見守り笑い声をあげる「お客さん」役か」

「・・・あともう一つ、元々の話を振る日テレアナウンサーによる「議事進行」役か」

「最後にもうひとつ・・・その場の構造も含めて「明石家さんまさん」を高く買い、起用し続ける「日テレ」=「明石家さんま師匠」の「後見人」役に」

「・・・役割が分かれるんだ・・・日本人は必ずそのどれかの役割を果たしている事になる」

と、タケル。

「日本の「場の構造」は「場のムードメーカーにして仕切り」役、「ひな壇芸人」役、「お客さん」役、「議事進行」役、「後見人」役によって構成されていると」

「言う事ですね。・・・となった場合、谷沢永一氏の文章におけるアメリカの役割は?」

と、レイカ。

「これは面白くてね・・・日本が「ひな壇芸人」の役割だとした場合は、アメリカは「明石家さんまさん」役になるんだ」

「だけど、日本が「明石家さんまさん」役になると、アメリカはその後見人役である「日テレ」役になるんだ・・・」

と、タケル。

「まあ、後見人と言うのは、あくまで個人だから「日テレ」と言う組織ではない。まあ、有り体に日テレのお偉いさんの誰かが「明石家さんまさん」の後見人になっている」

「・・・そう見るべきだろうね」

と、タケル。

「つまり、日本社会においては・・・皆に愛される「明石家さんまさん」と言う社会の主人公が現れて、その仕切り役の元、「ひな壇芸人」が自由に才能を輝かせ」

「仕事をすると、ムードメーカーにして司会役の「明石家さんまさん」のツッコミで持って、仕事を最もいいカタチで仕上げる事が出来る・・・と言う構造ですよね」

「つまり、ひな壇芸人達は、明石家さんまさんの作る場・・・ここに参加させて貰って仕事をさせて貰うからこそ、自分の実力以上の仕事が出来ると言う事で」

「・・・日本の仕事とは、すべて上位の人の引き立てによる、才能のある下位の人間とその才能を見つけ出した上位の人間との合作である」

「・・・これが常と言う事になりますか?」

と、レイカ。

「そういう事になる・・・だから、日本における仕事では、その人間の才能を評価し、見つけ出した、言わば将来の後見人とも言うべき存在が大事になるんだ」

「つまり、若手芸人は、皆、まず、明石家さんま師匠に見いだされる事を目標にするんだ。そして、さんま御殿に出れればそこで、師匠との合作として」

「仕事をすることが出来る・・・師匠にキレのいいパスを出された時に、見事ファンタジスタ的にゴールを決められれば、皆気持ちいいし」

「視聴率も上がるし「自分、師匠、後見人、世間」すべてが笑顔になる・・・これが日本の仕事としては、もっとも大事な事になるんだな」

と、タケル。

「なるほど・・・と言う事は逆もまた真なりで・・・明石家さんま師匠もひな壇芸人のチカラを使って仕事をしていると言う事になるから」

「芸能界においては、先輩が若手の食事代を全額払うルールになっているんですね。納得が行きました」

と、レイカ。

「・・・と言う事は、日本人は社会にその後見人役を持った時、初めて、素直に言いたい事が言えて、その場を自分の輝ける場にする事が出来ると・・・」

「そういう事ですね?」

と、レイカ。

「そういう事になる。だから、谷沢永一氏の指摘したアメリカの存在は、まさに日本人が後見人的な立場をアメリカに見ていると言っていいんだよ」

「自分の才能や能力を信じて見出してくれたからこそ、ひな壇芸人と場の司会役芸人との関係性があるように」

「その司会役芸人を抜擢している日テレのお偉いさんも司会役芸人の後見人となる構図だからね・・・それを日本におけるアメリカと日本人は」

「みなしていると言う事さ・・・」

と、タケル。

「だから、日本人はまず、自分の才能を見抜き評価してくれる、場のムードメーカー的な司会役として評価される事が大事と言う事になる」

「それがなければ出世出来ない・・・日本における出世の本質とは、そういうところにあるんだよ。成績がよければたーだ出世出来る日本以外の国の文化とは」

「全く違うんだ・・・なにより、先輩が見て「こいつは使える!」と言わせる事が出来なければ!ダメさ」

と、タケル。

「そうですか・・・日本における出世の本質ってそこにあったんですか!」

と、レイカ。

「だからこそ、「人事のメインストリーム」と言うモノが現れる。よく流れに乗る・・・なんて言われるけどね。さっきの例で言えば」

「明石家さんまさんの才能を若い頃見つけたディレクターが彼の後見人にその才能を見出され、日テレの人事のメインストリームに乗った」

「それが明石家さんまさんを重用することにつながる・・・だって、「さんま御殿」って97年からやってるから、20年近くやってるわけだからね・・・」

「もちろん「さんま御殿」でさんま師匠が見出した若い才能はそれこそ、何千人以上だろう。出世した人間もいれば、消えた人間もいるだろう」

「いずれにしろ、日本の出世の構造は、才能を見出す能力のある上位の人間の引きに依るモノ・・・なんだよ・・・」

と、タケル。

「だから、流れが出来るのね・・・よーくわかりました・・・と言うか、出世とは、こうしてやるものって言うのが具体的に示されて」

「なんか、さらにやる気が出てきたみたいです」

と、レイカ。

「ま、それが今日の結論なんじゃない?いつも誰かが自分を見ている」

「だからこそ、毎秒、才能は出し尽くせ・・・それが自身の出生につながっている・・・そういうことだよ」

と、タケル。

「ほんと、そうですね。おっしゃる通りです・・・」

と、レイカも言葉にした。


「・・・今日はすごくいい記事になったと思うし、勉強になりましたけど・・・この結論に全然たどり着いていないのか、山本七平氏と谷沢永一氏ですね」

「山本七平氏も谷沢永一氏も、日本を否定しようとしているかのようですよね。まあ、バカだから、いろいろわかっていないっていうか、バカはしょうがないなって感じです」

と、レイカ。

「しかし、まあ・・・どうして「知識者」って、こんなにアホなんだろうねー。軽く言い負かせちゃうじゃーん。っていうか、何もわかっていないよ、こいつら」

と、タケルは言う。

「ま、こんな感じで、今後もやっていこう。言ったろ、全勝で勝つって」

と、タケルは笑う。

「まあ、とにかく、頭の悪い、ださいオヤジは見たものの事しかしゃべれないけど、「知恵者」は現象の元になった「原因」をしっかりと説明出来るのさ」

と、タケルは笑った。

「さ、飲みにでも行こうや、レイカちゃん」

と、机の上を片付けだすタケルでした。


(おしまい)


という感じになりました。

山本七平氏も谷沢永一氏も、何もわかっていませんね。

これが日本学の祖?最強の評論家?

笑っちゃいますねー。


やはり、「知識者」は頭が悪くて、だっさいよねー。


それが結論です。


ではでは。

10月21日 タモリさん的あり方こそ、日本の勝者の風景!(女性が輝ける場所!)

2014年10月21日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

昨日は午後から、なんとなく、暗い一日になりましたねー。

西から、崩れ気味の天気とか・・・10月もラスト2週ですから、まあ、こんなもんでしょうか。


最近、喘息気味で・・・まあ、ゴホンゴホンやっています。

ま、治りつつあります。いつも通りの経過ですねー。


さて、その時、僕はイケメン貴島くん(29)、社長の御島さん(31)、辛辣姫ユキちゃん(28)、若いミユウちゃん(25)、

若い池澤くん(24)と飲んでいました。

「ゆるちょさん、今週の大河ブログに「侘茶の本質は「人間力だけで狭い空間で二人が相対すること」だ」みたいな事書いてたじゃないですか?」

「それが政治の本質って事になりますか?」

と、池澤くんが聞いています。

「日本の政治の本質は松坂商人の教えと同じですよね?「「自分、相手、世間」が笑顔になるように計らうこと」・・・つまりはどこまでも日本においては」

「「和を以て貴しとなす」こそが最高正義になるから、これを実現することが日本の政治の望まれるカタチになるんですよね?」

と、貴島くんが言葉にしています。

「大河ブログでも発言しているけど・・・どこまでも、天下の安定の為・・・世間の為に豊臣政権が機能しなければならないわけ・・・」

「それが現状では、石田三成の策によって、豊臣政権の為に世間を跪かせようとしている・・・この行為が世間に「負のエネルギー」を放つ行為になるから」

「それが「エネルギー保存の法則」で世間に蓄積され・・・太閤秀吉死去後、豊臣政権に集中して戻って来るんだ・・・それが石田三成が敗れていく」

「直接の原因になったんだね・・・」

と、僕。

「そういう意味では、最高の政治の出来た・・・茶人、千利休を失った事が、豊臣政権にとっては、ある重大なターニングポイントになったと言う事?」

と、御島さん。

「そういうことになるね。結局、人を評価する時に、その人間が「耳の痛い事を言ってくれる人間」を大事にするか」

「・・・するのであれば、その人間の人間性の大きさを評価すべきだ。これが逆に、そういう人間に怒り、粗略に扱うような男女は人間性の小さい男女として」

「関係性は切るのが、ベターと言う判断になっちゃうよねー」

と、僕。

「結局、この日本って、人間性の大きい、精神的にタフなオトコマエの男女こそ、結婚にも向いているし、結婚してしあわせになれる人材であり」

「そういう男女こそ、ハイポテンシャル・コミュニティを構成できる人間達と言う事になりますよね?・・・と言うか、ここに到達して初めて日本人として完成するわけで」

「逆に、人間性が小さい、精神的にも弱い男女は・・・修行が遅れている中途半端なしあわせになれない、結婚に向いていない男女と見切れちゃいますよね?」

と、貴島くん。

「そういう事になるね」

と、僕。

「だからこそ、千利休は、待庵を作る時、たった二畳と言う空間で、一対一でお互いの人間性、精神力を測る場を作った・・・そういうことですよね?」

と、池澤くん。

「そうだね・・・一対一の関係性こそ、「政治の基本単位」だ・・・」

と、僕。

「その時、相手の人間性と精神力が自分に比べ、どうなのか初めてわかる。人間性が相手の方が大きいのか、はたまた、自分の方が大きいのか?」

「精神力にしても、相手の方がタフなのか、自分の方がタフなのかがわかる」

「・・・この場合、結果として、人間性の大きな、精神的にタフな方に、他方が負けることになるんですよね?ゆるちょさん・・・政治の結果として・・・」

と、貴島くん。

「そうだね。だから、日本人としては、毎秒、人間性を大きくし、精神的にタフになっておくことは必須な事になるんだよ・・・しあわせになっていく為には、ね・・・」

と、僕。

「でも、この日本の現状は・・・その八割までも、現状維持でオーケー。女子会で揃って神頼みして、美味しいモノを食べられれば、それくらいでしあわせがやってくる」

「オトコ同士で酒を飲みながら、仕事の愚痴が言えれば、それくらいでしあわせがやってくる・・・そう考えているのが、日本人の八割・・・」

と、辛辣姫。

「でも、それって逆に考えて見れば、人間性を大きくして、精神的にもタフになってしまえば、ある意味、一人勝ちの状況になるんじゃないすか?ゆるちょさん」

と、池澤くん。

「確かにそれは言える。結局、人間やったもん勝ち!なんだよ・・・それについて言えば・・・」

と、僕。

「それってわたしから、言わせると最高のおしゃれって事になるわね」

と、御島さん。

「え?どういうことっすか?それ」

と、池澤くん。

「千利休の待庵では、たった二畳の空間に一対一の差し向かいで、要は人間性の大きさ比べと、精神的なタフさ比べをやればいい」

「そこでシンプルに勝ち負けが決まり・・・要は人間性の大きい、精神的にタフな人間になれてしまえば、全勝って事だって狙えるって事でしょう?」

と、御島さん。

「そういうことになりますよね」

と、貴島くん。

「つまり、それってゆるちょさんが、多くのオトコマエの女性に愛されている現状を説明するモノってだけじゃない・・・」

「それって最高のおしゃれって事でしょう?秀吉の望んだ虚飾の茶ではなく、侘茶は、人間性の大きさと精神的タフさだけで、人と対峙するものなんだから」

「それだけで、対峙する大人のオトコマエな女性を恋に落としてしまう、ゆるちょさんの人間性の大きさと精神的タフさ・・・それこそが最高のおしゃれになるのよ・・・」

と、御島さん。

「なるほど・・・その人間に合ったおしゃれとは、その人間性の大きさと精神力のタフさに合ったおしゃれである事が大事と言うわけですか」

と、貴島くん。

「だから、人間性が小さく、精神的に弱いサラリーマンの男性は、「長い物には巻かれろ」思想の無個性なサラリーマンスーツに身を固めているのね・・・」

「そういうことだったのね・・・」

と、辛辣姫。

「つまり、日本人として、基本だったのよ、人間性を大きく、精神力をタフにすることは・・・しあわせになる為の基本条件にして」

「おしゃれを始める上での基本条件・・・個性を獲得する基本条件と言ってもいいかしらね・・・」

と、御島さん。

「気の小さい、精神力の無い男女は、そもそも個性なんて追求出来ないでしょ?人間性が大きく、精神的にタフに成長出来たからこそ、初めて個性を追求出来る」

「環境が揃ったと言うことになるの・・・だから、人間性が中途半端な、精神力も中途半端なうちは、まだ、修行中と言う事で」

「・・・誰にも愛されない現実が待っているの・・・だから、同性同士でつるむしか無くなるのよ・・・」

と、御島さん。

「それで言えば・・・人間性が大きくなって、精神的にタフになれて初めて政治も出来ると言う事になるわ・・・」

「つまり、場のムードメーカーにして、司会役になれるのは、人間性が大きくて、精神的にタフな個体と言うことですね・・・」

と、ユキちゃん。

「わたし、その事について・・・最近、タモリさんが出てるCMを見て思うんですけど・・・日本って、そういう人材が改めて少ないんだなって思っていて」

「「いいとも」っていろいろ言われましたけど・・・後番組は全然ダメじゃないですか?結局、タモリさんの「人間力」って日本でも稀な存在だったんだなって思って」

「タモリさんがそこにいるだけで、安心して見れる・・・視界にいれられるんですよ・・・これって大事じゃないですか?」

と、ミユウちゃんが言葉にする。

「僕もそれ、最近思っているのは、「司会進行」って言うけど、司会って進行だけやってちゃダメなんだって事に思い至ってますね」

「その場を完全に自分のモノに出来る「サル山のボス力」のある人間が言葉にするからこそ、皆安心して、その言葉を信じるし、聞くんだけど」

「「いいとも」の後番組って、若い女性アナとか、若くないけど重みのない男性アナが情報を紹介するだけなんすけど、そもそもその風景、見る必要を感じられなくて」

「・・・これ、女性も男性もですけど、ある程度重みのある女性や男性の意見じゃないと聞きたいと思わないんですよね・・・」

「ただ見た目が美しかったり、スマートなだけじゃ・・・」

と、池澤くん。

「それって、司会役はその場を圧伏出来る程の人間性の大きさと精神力のタフさを持った男女でないと務まらないし、そういうムードメーカーな司会役であれば」

「女性も男性も安心して視界に入れるって事?」

と、御島さん。

「ええ・・・ある意味、女子アナなんていらないのかなとも、思いますし・・・」

と、池澤くん。

「それ以前にテレビがいらないわよ・・・最近じゃ、昼間のテレビには、不幸なお笑いの女性ばっかり出てくるから・・・わたし見る気さらさらないわ」

と、辛辣姫。

「それってあの手この手を使って視聴者の安心を獲得しようとしているんだろうね」

と、貴島くん。

「でも、わたし、基本的に美しくないモノが嫌いだし・・・視界にいれたくない」

と、ユキちゃん。

「それって専業主婦向けの作戦なんじゃないですか?結婚出来ない不幸そうな女性を見せる事によって、専業主婦の女性達を安心させる・・・」

「「わたし、結婚して子供もいるから・・・まだ、この女性達より、しあわせだわ・・・」と思わせる為の・・・」

と、池澤くん。

「そういう事をやるから、しあわせのハードルがドンドン下がるのよ・・・それだったら、どんな結婚でもいいことになるわ、子供さえ、いてくれれば・・・」

と、御島さん。

「しあわせのカタチは、やっぱり、人間性の大きい、そして、精神的にタフなオトコマエの男女同士で結婚して、「ハッピーエナジー」のたくさん溢れた家族を作ること」

「仕事も毎日の生活もすべてのイベントにおいて充実させる事が出来て「ハッピーエナジー」の溢れる一日にすれば、「八百比丘尼化」は継続するし」

「最高にしあわせを感じられる結婚生活になるわ・・・それを忘れちゃダメって事よ・・・」

と、ユキちゃん。

「そうですね。そして、家族の父親はタモリさんのように、人間性が大きくて、精神的にタフで、場を圧伏出来る「サル山のボス力」を持った」

「場のムードメーカーにして、男女皆に愛される・・・司会役の男性であること・・・こればかりは外せませんね・・・」

と、ミユウちゃん。

「そういう男性こそ、女子が恋するべき男性だって事になるけどね・・・ま、有り体に言えば、それこそ、ゆるちょさんのあり方だし」

と、貴島くん。

「なるほど・・・僕ってそういう捉え方をされてるのね・・・なんだか、今日はいろいろな事がわかった気がする・・・」

と、僕。

「それって、僕の歩いてきた道は正しかったって事だよね?オトコとして、さー」

と、僕。

「もちろん・・・だからこそ、わたしが人生賭けて守ることに決めたんですから・・・ゆるちょさんを」

と、御島さん。

「だから、女性皆に愛されているんですよ、ゆるちょさんは・・・ある意味、タモリさん的に・・・」

と、辛辣姫。

「やはり日本は愛された者勝ちなんですね。そして、女性は愛する男性の視界に入り、守られるからこそ、輝ける!そういう結論みたいですね」

「ゆるちょさん!」

と、池澤くんが言葉にした。

「よく言った池澤!」

と、貴島くんが池澤くんの頭をゴシゴシと撫でた。


(おしまい)


秋行く街で・・・今日はカフェに行ったら、スィーツでも楽しみましょう。

なんか、無性に甘いものを食べたくなってきました。

電車での移動中、天津甘栗を食べながらってのもいいな。


それで、美味しい紅茶を飲むとしましょう。


いい一日を!


ではでは。

人生動いた人間にこそ、しあわせが来る! RNTT(26)

2014年10月20日 | 23時の「リアル・ニュータイプ理論」入門


午後11時です。お疲れ様です。

いつものように「夜11時の「リアル・ニュータイプ理論」入門」として、ちょびっとずつ書いて行きましょう。


まずは平易にやさしくをモットーにしていきたいと思いますね。

さて、今日も早速、始めて行きますか!


我らがリアル・ニュータイプ・バー「レイちゃん」のママ、レイコママが今日も相手してくれます。

もちろん、ママの右腕、アヤカちゃん(22)も笑顔でカクテルを作ってくれます。

そして、もちろん、僕の隣でくだをまくのが若い池澤くん(24)と早稲田卒の薄木カナコ(24)ちゃんです。

もちろん、その横にサラリーマンの島田タモツさん(38)とパート主婦の千駄木キョウコさん(38)もいます。


「ねえ、ゆるちょさん、昨日の続き、お願いしますよ。今だからこそ、ピンチをチャンスに変えるってどういうことですか?」

と、池澤くんが言葉にしています。

「要はこの世界と言うのは、人間性を大きくした人間が勝つんだ。そして、精神的にもタフになった人間が勝つ・・・特に男性は、ね・・・」

と、僕は言葉にしています。

「女性が恋に落ちる条件の①は、「人間性がその女性より大きい男性に恋に落ちる」・・・だったものね・・・」

と、レイコママ。

「だから、簡単に答えを言ってしまえば・・・人間性が小さくて、精神的に弱いグループから、人間性が大きくて、精神的に強いグループに入れれば」

「男性は多くの女性に恋されるって事さ・・・この簡単な理屈はわかるだろう?」

と、僕。

「そりゃあ、わかりますけど・・・人間性を大きくするやり方も教わりましたけど・・・実際やるとなったら、大変でしょ?それ・・・」

と、池澤くん。

「ああ・・・僕も脱サラする時は人間性が小さくて弱くてね・・・だから、もう、後は背水の陣覚悟でその世界に飛び込む他無かった」

「・・・そしたら、どうなったと思う?」

と、僕。

「さあ・・・それは・・・」

と、池澤くん。

「「案ずるより産むが易し」だったのよね、ゆるちょくんは・・・」

と、レイコママ。

「そういうこと・・・要はそこからはもう誰も守ってくれなかったから、多々のネガティブに出会ったけれど」

「最初全くと言っていいほど仕事は無かったし、ブログは炎上しまくった。でも、それらのネガティブひとつひとつと向き合って」

「なんとか手探りで手を打ってきたからこそ、次第にカタチが見えてきたんだ・・・それと同時に人間性も大きくなれたし、精神的にも、強くなれた」

「要はサラリーマンと言うある種守られた空間でのほほんとしていたからこそ、それまでの僕は、人間性も精神力も成長出来なかったんだよ」

「その環境をえいやっと投げ捨てた事で、僕は成長の機会を確保することに成功したんだ・・・」

と、僕。

「ゆるちょさんって、そうだったんですか?僕はテッキリ脱サラすることを早くから決めてたって言うから、最初から人間性は大きく、精神的にも強い方だったのかと・・・」

と、池澤くん。

「人間、そんなオールマイティーな奴はいないよ。僕も皆と同じように、人間的にも小さく、精神的にも弱っちい奴だった」

「だからこそ、会社をクビになることでしか、脱サラの世界に飛び出せなかったのさ・・・でも、飛び出した瞬間」

「とにかく、僕は戦わなければならなかった・・・それこそ毎日ね・・・」

と、僕。

「ゆるちょくんの「リアルニュータイプ理論」だって、そういう長い年月の積み重ねがあったからこそ、出来て来たものだものね?」

「ほんのすこしずつ議論が深まってきて、未だに成長を続けている理論だから・・・それって・・・」

と、レイコママ。

「つまりは・・・人間大きくジャンプアップするには、人は一度、立ち止まって、大きく腰をかがめなけれいけないって言う事ね・・・」

「それをしたからこそ・・・ゆるちょさんは、リアルニュータイプ理論と言うジャンプ理論を作り上げられた・・・そういう事でしょう?」

と、アヤカちゃんがしれっとした笑顔で言葉にする。

「というか、結局、人生の問題よね、それって・・・」

と、レイコママ。

「24時間拘束の安い賃金でサラリーマンとして、65歳まで「生かさず殺さず」で使い続けられる人生を選ぶか?」

「それとも、周囲の女性や男性をすべて笑顔に出来る人間性が大きく、精神的にもタフな、低拘束時間、高収入のスペシャリストの道を歩むか?」

「そのどちらを選ぶかって事ですもの・・・そして、後者を選べば確実にしあわせがやってくるって事でしょう?」

「わたしだったら、一も二も無く、スペシャリストの道を選ぶわねー。わたしがもし、現代の男性サラリーマンだったとしても、ね・・・」

と、レイコママ。

「そんな事言ったってさ・・・」

と、珍しくタモツさんが息巻くのでした。


(つづく)


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仕事でどうしても書く時間が取れない時は無理ですけど、可能な限りアップしていく所存です。だって言いたい事、たくさんあるから。