「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

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10月20日 実は、日本人は毎日好きな事をして生きている!(目指す場所が違うだけ!)

2014年10月20日 | 毎日のしあわせの為の知恵


本日、急な仕事の為、「夜の日本学」をお休みします。申し訳ありません。


おはようございます。

秋行く街で・・・なんとなく、季節の深まりを感じますねー。

・・・と言うか、超朝で起きて仕事していますけど、寒いっす。

ああ・・・苦手な季節がやってきていますねー。


さて、その時、僕は事務所の社長である御島さんに行きつけの寿司屋さんに連れてきて貰っていました。

「ま、うちの稼ぎ頭である、ゆるちょさんには、たっぷり栄養を取ってもらわないといけないから・・・」

と、馴染みの大将とも挨拶を交わした御島さんは「黒龍」の大吟醸を僕のお猪口に注いでくれます。

「うーん、ふくよかな味だ。芳醇な味だね、美味しい・・・」

と、僕。

「ゆるちょさん、まず、何から行く?」

と、御島さん。

「僕はヒラメからで・・・」

と、僕は「黒龍」を飲みながら、涼しい顔して頼みます。

「はい、ヒラメね・・・」

と、大将はいい笑顔でちらりと僕を見ると、仕事を始めます。いい緊張感がみなぎっていて、ひと目で「職人・・・旨そうだ、お寿司」と思える風情です。

「わたし、今日のゆるちょさんのブログを見ていて、思ったのは、要は今の女子達は本当にやりたい事は何なのかしらって事なの・・・」

と、御島さんはコハダを食べながら、言葉にします。

「うん、コハダが美味しい・・・やっぱり大将の腕は天下一品ね・・・」

と、御島さんが言葉にしています。

「へえ・・・どうも!」

と、大将はくすぐったそうな表情ながら、笑顔になります。

「へー・・・コハダって、その寿司屋の味の本質を知るのにいい食材なんだ?御島さん・・・」

と、僕が質問しています。

「うん、わたしはそう教えられたの・・・父に、高校生の頃に、ね・・・」

と、御島さん。

「まず、コハダの締め方をチェックしろって・・・コハダにもいろいろな大きさがあるから、それによって締め方も変えなきゃいけないから」

「それがきちっと真っ当に仕事のしてある店なら、まず、信用していいって・・・そんな風に言われたわ・・・」

と、御島さん。

「玉子焼きの出来でそれを測る人もいるけど・・・わたしはコハダにしているの・・・」

と、御島さん。

「なるほどね・・・僕が「立ち飲み屋」の力量を測るのに「ポテサラ」を使っているのと同じ構図か・・・なるほど、寿司屋はコハダなんだね・・・」

と、僕。

「やっぱり、美しい大人の女性は、男性の大学になるんだよなー。ほんと、勉強になるなる・・・」

と、僕。

「で・・・話を戻すけど・・・人間って、何の為に生まれてくるかって言うと皆「しあわせになる為に」生まれてくるわけじゃない」

「・・・特に女性はその思いが強いわ・・・そのしあわせな瞬間って、やっぱり、好きな事をしている瞬間だと思うの、わたし・・・」

と、御島さん。

「そして、それってやっぱり女性にすれば、恋って事になるんだと思うの・・・」

と、御島さんは言いながら、鯛を食べている。

「でも、今日のゆるちょさんのブログに出てきていた女性達・・・御朱印ガールも山ガールもそうだけど・・・結局、好きな事から逃げている女子達なのよね・・・」

と、御島さん。

「そっか、それって現実からの「逃げ込み者」だから、ふしあわせスパイラル一直線・・・彼女らは永久にしあわせになれない・・・か」

と、僕はアジを食べながら、黒龍の大吟醸をクイッとやっている。

「「運」と「縁」と「恩」って結局、神頼みじゃ、駄目なのよ・・・それって明らかに知り合いの、自分を見知っている年上の男女が」

「後見人として、目をかけると言う行為が必要なのよ・・・この日本では・・・」

と、御島さん。

「日本社会ですでにチカラを握る大人達が・・・自分の為にチカラを使うからこそ、それが「運」「縁」「恩」の引き金になるんだもの」

「・・・そういうチカラのある年上の男女に自分のチカラをプレゼンしなければ、逆に「運」も「縁」も「恩」も味方に出来ないわ」

と、御島さんは辛辣に言う。

「ゆるちょさんって、それに類する経験ってなあい?あると踏んでるから、質問してるんだけどね・・・」

と、御島さんは笑顔。

「ううん、その前にわたしの具体例を話すわ・・・わたし、小学校の低学年くらいまでは、怖がりの引っ込み思案の女の子だったの」

「何でも怖かった・・・でも、ある時、父が「今度の授業参観、僕が行こう・・・だから、優希が前に出て皆に発表するところを見せて欲しいな」って言ったの」

「その時、小学5年生で、班皆で何かを調べて、誰かが発表する役をしなければいけなかったの・・・そういう授業だった」

と、御島さん。

「わたしは真面目に父の言う事を聞いて・・・授業参観で一生懸命発表した・・・授業の予行演習の時、先生からも「御島さん、発表、見違えるようにうまくなったわ」って」

「言われて・・・わたしはドキドキしながらだったけど、ある程度、自信を持って発表出来たの・・・」

と、御島さん。

「その時、父が後でわたしにこう言ったの」

「・・・「前に出てドキドキするのも、悪くないだろ?そして成功の喜びは何物にも代え難いだろ?それが人生で成功する人間の喜びそのものだ」って・・・」

「わたしは、今でもその言葉を忘れては・・・いないわ・・・」

と、御島さん。

「ふふふ・・・これだけだと片手落ちね。この時、実は父が担任の先生に相談したらしいのよ・・・「優希は、怖がりの引っ込み思案で、どうにかなりませんか?」って」

と、御島さん。

「その時、担任の女性教師は言ったらしいの」

「「彼女は目標と責任を持たせれば絶対に伸びる子です。今度、そのタイミングを作ってあげましょう。大丈夫、彼女なら、きっとやり遂げてくれますわ・・・」」

「ってね・・・」

と、御島さん。

「つまり、わたしとわたしの父は、わたしの性格を見抜き評価してくれていた」

「・・・つまり、わたしは、後見人になってくれた、その女性教師に「運」と「縁」と「恩」とを貰ったって事なの」

「・・・わたしはそれをきっかけに、前に出る楽しさと責任の重さを知り、ドンドン前に出るように変わって行ったの」

「だから、「運」と「縁」と「恩」は年上の人を見抜く事の出来る、能力のある、後見人になってくれる男女が与えてくれるものなのよ・・・」

と、御島さん。

「そういえば、僕が御島さんと出会ったのも・・・」

と、僕。

「美田園社長の紹介だったものね・・・ほらね、「運」と「縁」と「恩」は、年上の・・・人を見抜く事の出来る、能力のある男女がくれるものでしょう?」

と、御島さん。

「でもさ、御島さん・・・それを思い切り裏返すと・・・年上・・・の人を見抜く事の出来る、能力のある男女だからこそ、前に出る能力の無い男女も正確に見抜くって事だよ」

と、僕。

「御朱印ガールをやっている女性達は・・・そういう女性達なんじゃない?年上の男女に見切られたから、あとは神頼みしか無い・・・追い詰められた女性達」

「だから、こそ、人間性も小さく、精神的にも弱い・・・元々結婚に向かない女性達・・・そういう評価になってるんじゃない?」

と、言いながら、僕はマグロの中トロを食べている。

「そーか。それって鶏が先か卵が先か鶏が先か論争みたいなモノかと思っていたけど、違うんだ・・・」

と、御島さん。

「人間性が小さくて、精神的にも弱い女性と言う条件は同じでも・・・そこから、成長出来る人間・・・つまり、前に出られる人間とそれを嫌がる人間とに」

「明確に分けられると言う事だよ。例えばそれは「前に出る経験を楽しめた」のか、それとも「もう二度と前に出るのは嫌」と考えるか否かで決まるよ・・・」

と、僕は言いながら、〆鯖を食べている。

「前に出るのを嫌がる人間は往々にして、人間性が小さいから、自分の事しか考えられない女性や男性と言うことになる。そういう女性や男性は自分第一になってしまうんだ」

「こういう女性や男性はちょっとしたハードルも越えられない・・・それでいいと思ってしまうんだな・・・」

「もちろん、こういう女性も男性もいつも自分に言い訳をしているんだ。「仕方無い、これでも、自分としては、精一杯やったんだ」ってね・・・」

と、僕。

「そういう女性や男性は、もちろん、人間性が小さく、精神的に弱いから、結婚には向かない」

「結婚に向いている女性や男性は、自分の事より、まず、先に相手の事を考える、人間性の大きな、精神的にタフな、オトコマエの男女だからね・・・」

と、僕。

「そっか・・・わたしはてっきりチャンスさえあれば、皆同様に成長出来るモノとばかり・・・」

「違うのね・・・」

と、御島さん。

「それがDNAって事なんだよ・・・成長出来る人間のみが、DNAを進歩させる人間になるんだ」

「DNAのささやく通りにしか生きられない人間は、DNA通りの人間か・・・あるいはDNAを劣化させて終わる人間さ・・・」

と、僕。

「御島さんもゆるちょさんも、自分を大きくすることに価値を見つけ、機会を捉えて大きくしてきた人だから、奇異に感じるかもしれませんけど」

「世の中の8割の男女は、自分の成長なんてとっくに諦めて「今が良ければそれが一番」って考える人たちですよ・・・」

と、そこに登場したのは辛辣姫ユキちゃん。

「ごめんなさい、例の事で多少時間を取られちゃって・・・」

と、僕の横に座るユキちゃんです。

「ま、遅れるのは織り込み済みだったから・・・はい、ユキちゃん、お酒・・・」

と、お酒を注ぐ御島社長です。

「芳醇な美味しさ・・・美味しいお酒ですね、ゆるちょさんの好きそうな・・・」

と、ユキちゃんは笑顔。

「多分、この国の8割の男女は「今が良ければそれが一番好き・・・」って考えているんだと思いますよ」

「だから、好きな事を毎日実現は、させているんだと思います。そういう男女は・・・」

と、ユキちゃん。

「そうなんだ・・・でも、それだと、しあわせな毎日は永久にやってこないと思うけど?」

と、御島さん。

「御島さんの考えるしあわせは、例えばこうやって、大切な、ゆるちょさんとの時間を過ごす事でしょう?」

「でも、多分、そういう御朱印ガールの女性達のしあわせは、不美人で異性にモテない、自分と同じ女性達と安心しておしゃべりしてることなんですよ」

と、ユキちゃん。

「それこそ、女子会の本質?同性同士の傷の舐め合い?」

と、僕。

「そうですよ・・・そういう女性達は、異性に笑顔を貰うなんて、もう、とっくの昔に諦めてるのが、そういう女性達の実際のところなんじゃないですか?」

と、辛辣姫。

「男性だって、同じじゃないですか?結婚なんか諦めて、ブサイクで異性にモテない、自分と同じ男性達と安心しておしゃべりすることが毎日の楽しみなんですよ」

「世の中、そういう女性や男性達が主流になっちゃっていて、それに疑問も感じない女性と男性の社会になってるんですよ・・・」

と、ユキちゃん。

「確かに、御島さんや、ゆるちょさんのように、リスクを取りながらも、前に出る機会を増やし」

「達成感を楽しみ、責任を果たす事で満足を覚えていきながら、前に出る事で己を磨いていったお二人は、すごいと思います」

「でも、そういう女性や男性はごく一部なんです。運命に選ばれた人間にしか、そういう芸当は出来ないんです・・・」

と、ユキちゃん。

「それはご先祖様が磨いて来てくれたDNAのおかげって事?」

と、御島さん。

「そうです。御島さんのご両親だって、前に出る事の大切さは理解していたみたいだし・・・だからこそ、前に出る事を楽々と可能にしたDNAを」

「娘にプレゼントしてくれたって事になるし・・・」

と、ユキちゃん。

「ゆるちょさんも、幼稚園の頃からなんですよね?前に出てたのは・・・」

と、ユキちゃん。

「そ。幼稚園の卒園イベントで「おむすびコロリン」の主役のお爺さん役をゲットして、前に出て以来」

「客席を沸かせるのがある意味、得意になっちゃって・・・高校時代は軽音楽部にいて、ライブやってたし」

「会社入ってからも、結婚式の司会役から、会社の運動会の出し物の劇用のシナリオ書いて、演出して、登場人物もやって・・・なんて事もやってたなー」

「数千人を前にしても、へとも思わない人間になっちゃったよ・・・」

と、僕。

「とにかく、前に出る事で自分磨きしてたのは、事実だね・・・」

と、僕は言いながら、玉子焼きを食べている。

「だいたい、ゆるちょさんのブログだって・・・わたしは一方の立場に立って論を展開することのリスクも知っていますし」

「それこそ毎日、ある水準以上の記事をアップしてきたゆるちょさんの手腕は、誰もが認めるところだと思うし・・・それによって、リアルニュータイプ理論が」

「ドンドン発展してきているのは、わたしも毎日実感しているし・・・そろそろ「ハッピーエナジー」を中心とした恋愛理論を」

「こっちの記事にも書き出していいんじゃないですか?」

と、ユキちゃん。

「うん、まあ、それは「23時のリアルニュータイプ理論入門」との兼ね合いも考えてね・・・」

と、僕。

「いずれにしろ、人は、毎日、自分の好きな事をしている・・・そういう結論なのね、ユキちゃん」

と、御島さん。

「ええ、そうです。ただ、獲得する未来が違うだけで、皆、満足しているんですよ、現状に・・・」

と、ユキちゃんは言葉にする。

「絶対的な毎秒の成長を目的としている、御島さんとゆるちょさん・・・毎秒の安定を目的とする、この世の8割・・・その違いがあるだけです・・・」

と、ユキちゃんは結論的に言葉にした。


僕と御島さんはお互いをなんとなく見つめ合っていた。

僕は最後にカッパ巻きを口に入れた。


(おしまい)


結局、人間性の大きい、精神的にタフなオトコマエの男女が結婚には向いていて、

人間性の小さい、精神的にも弱い男女は結婚に向いていない・・・そんな結論が出ちゃいましたねー。

このあたり、シングルマザーが増える理由にもなっているような気がするけど・・・、

そのあたりの考察はまた別途。


さあ、秋の一日を楽しみましょう!


ではでは。、

ピンチこそ、チャンスと捉えて、動くが勝ち! RNTT(25)

2014年10月19日 | 23時の「リアル・ニュータイプ理論」入門


午後11時です。お疲れ様です。

いつものように「夜11時の「リアル・ニュータイプ理論」入門」として、ちょびっとずつ書いて行きましょう。


まずは平易にやさしくをモットーにしていきたいと思いますね。

さて、今日も早速、始めて行きますか!


我らがリアル・ニュータイプ・バー「レイちゃん」のママ、レイコママが今日も相手してくれます。

もちろん、ママの右腕、アヤカちゃん(22)も笑顔でカクテルを作ってくれます。

そして、もちろん、僕の隣でくだをまくのが若い池澤くん(24)と早稲田卒の薄木カナコ(24)ちゃんです。

もちろん、その横にサラリーマンの島田タモツさん(38)とパート主婦の千駄木キョウコさん(38)もいます。


「ねえ、ゆるちょさん、昨日の続き、お願いしますよ。「ハッピーエナジー」が体内から枯渇すると、一生、異性は視界にすら、いれてくれなくなる・・・」

「しかも、同時に外見が、劣化し、おばさんやおっさん化する・・・それは若くてもいつでも条件が揃えば始まってしまうと言う事でしょう?」

と、池澤くんが言葉にしています。

「そういうことだ。だから、要は異性が積極的に視界にいれてくれるような自分に成長していればいいって事さ」

と、僕。

「それが女性だったら、体脂肪率10%以下、男性だったら、体脂肪率7%以下って事なのね・・・」

と、レイコママ。

「とにかく、大事なのは、体内に大量の「ハッピーエナジー」を確保しておくことさ・・・それが大人のセクシーさにつながり、異性の恋を生んでくれる」

「それをどこまでも実現すればいいのさ」

と、僕は言葉にした。

「さて、そこでだ・・・話を元に戻そう」

と、僕。

「メスが子供を産むと、自動的に欲情相手のオスを忘れる事・・・この状況が新たな状況へ進歩したって言いましたよね?・・・その話ですね?」

と、池澤くん。

「この現象について、ネコ族の代表、雌ライオンの場合、意識が違うのかなと僕は思っているんだ・・・」

と、僕。

「どういう風に?」

と、レイコママ。

「雌ライオンにすれば、大事なのは、強い個体を生むことだと思っているんだろうって事。だから、強いオス・・・群れのボスを務められるオスなら」

「それが出来るわけだから、結婚における義務と言うのは、雌ライオンの場合、個を生み、子離れの時期まで育てあげることと、強いオスの個体とのみ」

「繁殖の機会を持つこと・・・だと考えられるわけ」

と、僕。

「・・・となると、オスは群れのボスを務められるくらい強いオスならよくて・・・子を育てる義務はないと考えているのね、ゆるちょくんは・・・」

と、レイコママ。

「そういう事・・・それが動物の繁殖のあり方だからこそ・・・メスが子供を産んだ瞬間、その子の父親のオスの事は完全に忘れ去っていい」

「・・・次の繁殖の時に、どのオスを選ぼうがその時点で最高に強いオスを選べばいいだけの話・・・なんだ・・・」

と、僕。

「つまり、ゆるちょさんの言おうとしているのは、その動物タイプの恋・・・「恋(仮)」をしている時に、母親が子を産んだ瞬間、父親を忘れるのは」

「当然の事・・・と言いたいんですね?」

と、アヤカちゃん。

「そういう事だ・・・さらに言えば、オスが父親の条件を満たしていない事が多い・・・群れのボスを務められるくらい強いオスならメスに不満はないが」

「・・・実際の現代の結婚事情を見ればいい・・・強いオスなんて、稀だ・・・まだ、社会に出て数年のひよっこなオトコと結婚する割合の方が高いだろ?」

と、僕。

「それは確かに・・・大学を卒業した何年後かに・・・大学時代の彼女と結婚するパターンが一番多いって聞きます・・・」

と、池澤くん。

「でも、それは昔のしあわせ法則・・・」

「「結婚して身を固めれば、社会から、一人前の大人として扱われる・・・信用も上がる・・・だから、オトコは早くに結婚すべきだ」と言う古い習慣から来ている」

と、僕。

「だが、今の弱っちくなった若い男性では・・・自分の未来の事を考えるので精一杯・・・結婚自体を諦めている男性が60%を越えているとも言われている・・・」

と、僕。

「だから、今の若い女性は2倍男子・・・40歳以上に自分と言う女性にお金をかけてくれる、素敵なオジ様に恋するようになっちゃったんですよ」

と、アヤカちゃんが本音を語る。

「だって、今の若い子なんて、自分の事で精一杯で、頼りがいが全然ない・・・だから、魅力の欠片も無いし、デートだってお互い自腹なんてデート」

「結構経験しましたよ、わたし・・・」

と、アヤカちゃんは口を尖らせて言う。

「でも、今は時代的に不況であることは確かなんだし・・・」

と、珍しくタモツさんが言葉にします。

「時代、時代って、結局、他人のせい・・・自己責任を限り無く取らないのが、現代の男性の病理だって、誰かが言ってましたよ」

と、アヤカちゃんはバッサリ。

「ま、だから、ピンチこそ、チャンスと捉えて動くのが今の時代はいいんだよ」

と、僕はニヤリと笑いながら言葉にした。


他の皆が、真面目な顔で僕を見つめていた・・・。



(つづく)


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本記事は土、日、休日も原則的にはアップします。

仕事でどうしても書く時間が取れない時は無理ですけど、可能な限りアップしていく所存です。だって言いたい事、たくさんあるから。

第四十一回 軍配通信 「男達の覚悟」

2014年10月19日 | ゆるちょ!のドラマ・レビュー!


大河ドラマ「軍師官兵衛」感想  燃えよ戦国!軍配通信

「「男性大河ファン」の直感的で素直な感想」

さわやかな日曜日の午前中、9時過ぎには都内某所にあるカフェには恋人達が楽しい日曜日を過ごそうと大挙、集まってきます。


その中に、芦川ユミちゃんの事務所の先輩編集者の美人3人娘、日本女子大出身の美咲マキちゃん(30)と、白石アミちゃん(29)、

東洋英和女学院大学出身の東堂アイリちゃん(28)が3人で楽しそうにおしゃべりしながら、ノートパソコンで記事を作っています。

「御免御免・・・皆早いんだなあ」

と、そこへ僕が入っていきます。


「いい秋の日なのよね・・・」「で、今日は誰とデートするの?ゆるちょさんは」「え?ユキちゃんと銀座デート?今度、わたし達もデート誘ってくださいよ」

と、3人娘は楽しそうにおしゃべりしている。


「で、どれどれ・・・ゆるちょさん、下書きは書いてきたんでしょう」「どういう風に仕上げようか」「わたし的にはー」

と、楽しい日曜日は早速始まった・・・。


●豊臣政権は、次々と貴重な政治家を失っていく!大和大納言の次は千利休まで!侘茶の精神こそ、政治家の真髄!その侘茶を嫌う秀吉の正体は!官兵衛はさらに苦闘の歴史に踏み出す事に!

「えー、では、大河ドラマ「軍師官兵衛」レビュー、第四十一回軍配通信「男達の覚悟」となります。どうぞ、よろしくお願い致します」

「と、ファンの方にまず挨拶するところから、始めよう・・・」

と、僕。

「今回の大河ドラマの総体としてのメッセージと言えば」

「「人は時に間違える動物である。だから、使った茶器のように汚れる事もあるのだから、常に洗って綺麗にしておく事が大事」」

「「間違ったら、改めてやり直す心が肝心」・・・と言う、千利休さんのセリフから示唆を受けたわ・・・」

と、マキちゃん。

「・・・今回、わたしは、このセリフに注目したの・・・」

と、アミちゃん。

「これも千利休のセリフになるけど・・・「天下の為の豊臣家でなければ・・・豊臣家の為の天下であってはいけないのです・・・」というセリフ」

「石田三成がつくろうとしている天下が豊臣家の為の天下そのものになっている事に警鐘を鳴らしているのね・・・」

と、アミちゃん。

「僕は一応意見表明しておくけど、豊臣秀吉による「唐入り」構想は悪人政策だとは思わない。アレキサンダー大王の東方遠征以来、古今の英雄による外征は」

「珍しい事でもないし、悪人政策でもない・・・ただ日本人的に問題なのは失敗したと言う事実だけだ・・・」

と、僕。

「それってすごく日本人的だと思うんだけど・・・外征失敗と言う汚名を着たくないから、そもそも外征を発想・指導した豊臣秀吉が悪い・・・と言う論理のすり替えが」

「巧妙に行われているのね・・・悪い結果を見たくない日本人がよく使う手だわ・・・」

と、マキちゃん。

「まず、問題なのは、外征で最も大事な兵站・・・これを軽視したことね・・・なぜ、信長の創始した鉄張り軍船による護衛部隊を別に用意しなかったのか?」

「ま、どうせ石田三成あたりが少しでも経費削減をしようと手を抜いたのね・・・ほんと石田三成って、浅慮なのよね、どこにおいても・・・」

と、アミちゃん。

「戦は敵の最も弱いところを突け・・・特に兵站を破壊するのは、兵の常道ですよね・・・それを理解していれば、兵站こそ、十分に防備すべき点であるのに」

「・・・そういう本質を理解出来ない石田三成の甘さが露呈していますね」

と、アイリちゃん。

「結局、三成は現場レベルで指導出来る人間ではないのよ・・・会議室で発想するタイプよね・・・現場も見ずに・・・」

と、マキちゃん。

「わたしから言わせれば石田三成は、朝鮮と戦してるんじゃなくて、常に秀吉相手に戦しているから・・・発想も秀吉相手だから」

「秀吉が喜ぶことを最上の策とするのよ・・・だから、兵站に使う船を安くあげようとしたりするのよ・・・そもそもの発想相手が間違ってるの!」

と、アミちゃん。

「石田三成は、結局は官僚に過ぎないのよ・・・しかも、木を見て森を見ずタイプの・・・「知識者」の「俺偉い病」だから、思い上がっているし」

「「思考停止者」だから「絶対の因果関係」を使う事が出来ないわ・・・「絶対の因果関係」を使えるのは「純思考者」である「知恵者」のみだから」

と、マキちゃん。

「にしても、この外征は、現場レベルにおける「知恵者」の欠落が指摘されていいと思う。例えば今回、小西行長が出てきたけど・・・」

「何あのやっつけ仕事・・・結局、トップに情報が上がらなくなっている構造に変わってしまった事が外征失敗の主な原因になると思うね」

と、僕。

「秀吉と言う、かつての「絶対の知恵者」がツンボ桟敷に置かれた事が、外征失敗につながっていったんですね」

と、アイリちゃん。

「結局、秀吉の手足が小西行長や石田三成クラスの小物・・・官僚タイプのその場だけ繕う事しか出来ない、劣化した武将によって遂行された作戦だったから」

「最初から失敗は目に見えていたのよ・・・」

と、アミちゃん。

「現場の状況が中央に情報として上がらなくなった瞬間、その作戦は絶対に失敗する・・・まさに、「事件は現場で起こってるんだ」って話ね、これ・・・」

と、マキちゃん。

「まだ、「唐入り」本番の前のこの時点で、秀吉に情報が上がっていない・・・そりゃ、絶対に勝てない戦になるよねー」

と、僕。

「ひとつには、秀吉の自意識の肥大化が、あげられるわね。三成の讒言に乗って、千利休を殺してしまうなんて、まさに天に唾する行為そのものだわ」

と、アミちゃん。

「自分を諌めてくれる存在は、リスクを取りながらも、自分に対し、いい方向へ持って行こうと、諫め役を買って出ている人ですもんね・・・」

「その千利休を殺してしまっては・・・自ら自身の政権の今後を危うくしているに過ぎないわ・・・」

と、マキちゃん。

「今回、千利休の待庵が紹介されていたけど、たった二畳の空間なんだよね・・・」

「「茶人とは一切の虚飾を排し、肝胆相照らす仲として、対座出来る、人間的にも大きく、精神的に強い人間」と考察出来たけど」

「だからこそ、千利休は、自身の大事にする正義に殉じ・・・秀吉に諫言する道を選び、その時、初めて現場の情報が秀吉に渡るんだよね・・・」

「その千利休を殺してしまっては・・・もはや、現場の本当の情報が秀吉に上がる事は無い・・・その状況を自ら潰したのが、秀吉だ・・・と言えるだろうね」

と、僕。

「ほんと、そうね・・・現場の情報を秀吉に伝えてくれた千利休は殺し、現場の嘘の情報を秀吉にあげた小西行長を重用し」

「多分、石田三成も、現場の嘘の情報を秀吉に上げるでしょうから・・・そういう政治システムは、この日本では、古来、壊滅してきたわ・・・」

「その文脈上に秀吉もいるのよ・・・」

と、アミちゃん。

「第二次大戦時の大本営発表ね、まるで・・・いい情報ばかり誇大に宣伝し、悪い情報は握りつぶす・・・そうなった段階であの戦いも日本は負けていたのよ・・・」

と、マキちゃん。

「そういう意味で言えば、日本の歴史における類似なシーンと言えば、後鳥羽上皇が指導した「承久の乱」も同じ構図でしょうね」

と、アミちゃん。

「「北条義時、追討の命令を院が出せば東国の武家はすべて従う」みたいな・・・希望的観測と思い込みだけの情報が後鳥羽上皇の元にあげられていた・・・そういう構図ね」

と、マキちゃん。

「いずれにしても、秀吉は自ら、現場のナマの情報の受け取りを拒否した・・・そういう構図になった事が、まず、この外征の大失敗の主要因になっていくんだねー」

と、僕。

「秀吉は、千利休の「侘茶」を否定しているんですけど、これはどういう理由が考えられますか?」

と、アイリちゃん。

「千利休の侘茶の精神は一切の虚飾を捨て、個として、相手と対峙するところにその本質がある。たった二畳の待庵にてお茶を喫すれば」

「相手の人間性の大きさ小ささ、精神力の強さ、弱さが忽ちにしてお互いわかってしまう・・・だから、戦国の武将程、茶室を怖がったんだ・・・」

と、僕。

「どんなに怖い顔をしても・・・人間性の大小、精神力の強さ弱さがすぐにわかってしまうのだとしたら・・・それは戦国武将達は怖がったでしょうね」

と、マキちゃん。

「でも、それこそが、日本人としての政治の本質であり、そこは「人間力」の場と言ってもいいだろうね・・・」

と、僕。

「では、その侘茶を嫌った秀吉・・・何故です?」

と、アイリちゃん。

「千利休が諫言するシーンの冒頭、秀吉によって鼻を削がれ、耳を削がれて死んだ山上宗二のエピが紹介されてたろ?」

「あそこにヒントがあるんだ・・・」

と、僕。

「どういうことかしら?」

と、笑顔のアミちゃん。

「アミちゃんだったら、気づいているだろうに・・・まあいい・・・」

と、僕はホットを飲みながら、少しくつろぐ。

「要は気が短くなっている秀吉・・・と言う表現だったんだよ・・・それは何を意味するかな?アイリちゃん」

と、僕。

「短気・・・要は人間性が小さくなってるって事ですか?秀吉の・・・」

と、アイリちゃん。

「なるほど・・・人間性が小さくなってる事を千利休に見ぬかれたくないから、侘茶とは真逆の・・・虚飾の中に逃げ込みたい秀吉なんだ・・・」

と、マキちゃん。

「黒い茶碗でお茶を出すのも、小田原の竹やぶで見つけた、いい竹を使っただけの一見質素な花入れにこそ、すべての虚飾を捨て」

「一対一で対座する「侘茶」の精神につながっているってことね・・・」

と、アミちゃん。

「それに対して、秀吉は虚飾・・・金の茶室もそうだけど・・・そういう意味で言えば、彼はやたらと金の衣服を身につけているわ・・・」

と、マキちゃん。

「それこそが、秀吉の人間性の小ささ、弱さが露呈し始めた証拠・・・ということは「唐入り」も?」

と、アイリちゃん。

「豊臣家以外の武家に対する示威行動・・・この場合、そう取った方がしっくり行くだろうね・・・だとすれば、秀吉の意識は」

「豊臣政権の示威行動のみに限定されているんだから・・・現場の情報が上がらなくても・・・「唐入り」が成功しなくても、全然いいと言う事になるね・・・」

と、僕。

「司令官がそんな意識じゃ・・・最初から「唐入り」は成功しない事が約束されたようなもんだったんだわ・・・」

と、アミちゃん。

「すべては、秀吉と言う人間の劣化・・・人間性が小さく、精神的にも弱くなり・・・なにより、「絶対の知恵者」を引退してしまった・・・」

「中央の司令官が「絶対の知恵者」を引退してしまったら、「絶対の知恵者」インフレが起こり、それ程価値の無いモノでも価格が上がってしまう」

「つまり、石田三成や小西行長クラスのモノの見えないわからない駄目官僚が現場の最前線で価値を持ち、働く事になるので」

「結果、大失敗となると言う、「絶対の知恵者」インフレのいい例になるね、この「唐入り」は・・・」

と、僕。

「それって信長暗殺後の世界でも起きましたよね、「絶対の知恵者」インフレ・・・その時は明智光秀や柴田勝家のモノの見えない駄目官僚が現場の最前線で価値を」

「持ったけど・・・「絶対の知恵者」秀吉が勝ち抜いた事になった・・・」

と、アミちゃん。

「そ。本来、「絶対の知恵者」インフレが起こったら、日本においては、次の「絶対の知恵者」が出てきて天下を治めることになるんだ」

「それはその時に現場に出てくる有象無象が駄目官僚だからだよ・・・「知識者」の「俺偉い病」と言った方がいいね、具体的になるから」

と、僕。

「まさに、秀吉没後・・・「絶対の知恵者」インフレの局面、関ヶ原にて、「知識者」の「俺偉い病」の駄目官僚、石田三成と小西行長は、敗北し」

「次の「絶対の知恵者」徳川家康が勝ちますね」

と、アイリちゃん。

「そういう意味では、今回、もうひとりの「絶対の知恵者」豊臣政権を支えた千利休を秀吉が殺した事は・・・豊臣政権にとって致命的だったと言えるだろうね」

と、僕。

「「唐入り」の本質が部下達への示威行動に過ぎないとしたら・・・敗軍は必死ですものね・・・それは厭戦気分を呼び、豊臣政権のさらなるふしあわせスパイラルへ」

「完全につながっていきますものね・・・」

と、マキちゃん。

「一番怖いのは、石田三成や小西行長が出した「負のエネルギー」が結果として、豊臣家へ戻っていく「エネルギー保存の法則」があるってことね」

と、アミちゃん。

「政権ってダメな部下クラスによって壊されていくものなんですね・・・」

と、アイリちゃん。

「だからこそ、人事が大事なのよ・・・秀吉はこの時代、人を見る目がもうないわ・・・自分の出世の為に、秀吉の「虎の威を借る狐」に就任しちゃってる」

「石田三成の言葉に従っちゃってるんですもの・・・完全な「思考停止者」よ・・・」

と、マキちゃん。

「それに関して言えば・・・冒頭、関東への移封に戸惑う徳川家へ官兵衛が訪ね・・・国の為の徳川家でいてください的なセリフを言うよね?」

と、僕。

「ええ・・・あそこは、やっぱり、秀吉亡き後の話の振りって考えればいいのかしら?」

と、マキちゃん。

「僕は、そう見るね・・・彼は天下の為に働いているんであって、豊臣家のみの事を考えて動いているのではない・・・と言う事をプレゼンしたかったんだろうし」

と、僕。

「豊臣家のみの事を考えて動いている石田三成とは異なる存在だとプレゼンしたかった?それが脚本の意図?」

と、アミちゃん。

「わたしもそう見るな・・・」

と、アイリちゃん。

「結局、秀吉はどこで間違っちゃったのかしら?」

と、マキちゃん。

「わたし、思うんだけど、織田信長だったら、「天下布武」を実現したら、「和を以て貴しとなす」の完全実施の国にすべく」

「国内統治政策にチカラを尽くしたと思うの。彼は基本的に他人の為に働くオトコだから・・・サービス精神旺盛なオトコだから、天下布武なんて」

「頼まれもしない事をやってるわけだし・・・」

と、アミちゃん。

「それで、平清盛のコアなファンである彼の事だから、絶対に重商政策になったと思うわ。明との交易や欧州との交易にチカラを尽くして」

「案外、信忠あたりを将軍にして幕府を開いていたかも・・・とにかく、シビアに目標は達成するオトコだから・・・信長さんは」

と、アミちゃん。

「貿易の旨味をよく知っていた信長だからね・・・事の善悪より、ペイするか否かを考える信長なら、そういうあり方になっただろうね」

と、僕。

「それと比較すると・・・秀吉は天下平定後は、豊臣家の為の政治に移行しちゃうのよ・・・そこで根本から間違ったとわたしは思うわ」

と、アミちゃん。

「その尖兵だったのが、石田三成や小西行長などの、バカ官僚ってわけ?」

と、マキちゃん。

「確かに家康や・・・北条氏政クラスに比べても、小粒に感じる人物ですね、石田三成って」

と、アイリちゃん。

「結局、政治って、人間力がモノを言うのよ・・・石田三成や小西行長のあのけつの穴の小ささは何?ちょっと異常」

と、マキちゃん。

「ついでに言うと、今の豊臣秀吉も、けつの穴が超小さい・・・そんな人間が司令官役だから、皆怖がって現場の情報が一切上がらず、ツンボ桟敷になるのよ・・・」

と、アミちゃん。

「その瞬間、この政権も長くはない・・・と、徳川家康あたりは如実に感じられただろうね・・・人間力では他を圧する程の家康だからね・・・」

と、僕。

「その思いを官兵衛も家康も共有していたから、冒頭のシーンになったんですね?きっと」

と、アイリちゃん。

「そうかもしれないね・・・」

と、僕は笑顔で言った。


「さて、名護屋城はどんな感じで描かれるのか?官兵衛は秀吉をどう支えていくのか?秀吉はさらに壊れていくのか?石田三成の策謀はどう描かれるのか?」

「話題は尽きない感じだけど、ま、そのあたり楽しみに、今週も大河ドラマ楽しんでいきましょう!ではでは」

と、僕。

「あら、もう終わり?」「はやー」「ほんと、ね」

と、マキちゃんとアミちゃんとアイリちゃんが言葉にした。


(おしまい)

今週の喜び

ここは一人称で書きましょうか。


主戦派、石田三成らの指導で、唐入りは始まりそうですが、官兵衛はどう描かれていくんですかねー。

今回、千利休が死んだと言う事は・・・石田三成の政治に踊らされている秀吉と言う感じで、なんか、痛々しく感じますね。秀吉も石田三成も・・・。

ま、ペイするならまだしも・・・今、すでにダメダメ感が匂ってきていて・・・小西行長のあのあり方が今後をすべて予見しているような感がしましたねー。


大和大納言も、千利休も、死に・・・豊臣政権は、有力な政治家をドンドン失っているカタチで、

これを石田三成の一人勝ちと捉えたら、危険ですよねー。


所詮、石田三成は、秀吉の虎の威を借る狐に過ぎませんから・・・秀吉がこの世から消滅した瞬間に価値が大暴落するんですよね・・・。


そうか。官兵衛からすれば、そんな秀吉を支え続けた半生だったからこそ、関ヶ原前後での動きにつながってくるんだな。重石はとれたわけだから・・・。


何か、感想的には、どう?アミちゃん。


石田三成もそうだけど、茶々も、とっても狭い場所で政治しているイメージがあるわね・・・官兵衛が大向こう相手に政治しているのに対して、ね・・・。

ねえ、マキはどう?


それはわたしもそう思う。でも、女性の戦いって、そういうモノじゃない?

周囲の女性との関係性こそ、大事って言うか・・・。


アイリはどう?


ねねさんの忠告も官兵衛の忠告も千利休の忠告すら聞かなくなった秀吉って・・・もう、暴走状態って事なんですよね?

ゆるちょさん、どう思います?


カタチとしては、暴走列車かもね・・・ま、それでも、今後を楽しもう。



ま、とにかく、好きな相手の活躍が見れる大河ドラマ・・・その演技合戦も含めて、皆で楽しんでいきましょう。


ではでは。

今週のあれ、どうなん?
もう、中谷美紀さんなんて、数シーンしか出て来なかったよ、今回・・・ま、そういう時代だけどさ・・・。

10月19日 この日本において「個の確立」とは!(おしゃれが大事!)

2014年10月19日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

いい秋の日が続いていますねー。

なんとなく、のんびりとした秋の週末、楽しく過ごしていますねー。


さて、その時、僕はユキちゃん(28)と二人、土曜日の銀座を歩いていました。

ユキちゃんは白いブラウスに黒のボウタイを合わせ、赤のタータンチェック柄のスカートに黒タイツ、ココアブラウン・カラーのミドルブーツをチョイスしています。

トップスはカーキ色のショートコート。ちょっとトレンチコートのテイストの入ったショートコートは、女性を可愛く見せますね。

「ゆるちょさんは秋のこの時期、定番のバーバリーのカーキ色のトレンチコート姿だから、それを意識して・・・こんな感じです」

と、ユキちゃん。

「ゆるちょさんは、いっつも白シャツに赤系の様々なネクタイで差し色を演出しているから・・・わたしはシックに黒のボウタイで・・・」

「それにゆるちょさんは白デニム+白のデッキシューズだから、わたしは足元はブラウン系にしたんです・・・」

と、ユキちゃん。アクセはティファニーで統一しているようだ。

「パートナーの男性がおしゃれをちゃんと意識している男性だと、女性もいろいろ考えておしゃれが出来るから、楽しいんです」

「例えば、ボウタイなんて、わたし普段絶対に使わない女性でしたけど・・・どちらかと言うと、フェミニン一色のおしゃれが好きだったから・・・」

と、ユキちゃん。

「でも、たまにマニッシュなテイストも入れていいんだって、思って。だって、ゆるちょさんの赤ネクタイって、男性だからのあえてのフェミニン・テイストって」

「そういう意味ですもんね?」

と、ユキちゃん。

「そっか、言葉で言われると、そういう事になるんだ。僕的には赤は強い色だから、小さな面積でプレゼンしてこそ、周囲が引き締まる」

「・・・そういう効果を狙っているだけだったけど、男性にフェミニン、女性にマニッシュってのは、ギャップ効果でお互いを強調するから」

「・・・いいんじゃない?って感じだけどね・・・」

と、僕。

「それと、わたしの中では、秋ってカーキ色のトップスに赤のタータンチェックスカートってイメージが強くて・・・」

「もちろん、その日の雰囲気や印象に合わせておしゃれは考えますけど、やっぱり、この時期、赤のタータンチェックスカートは、定番になりますね・・・」

と、ユキちゃん。、

「なんか、赤のタータンチェックスカートって、暖かそうでいいよね」

「なんとなく、女性って温かさの中に包まれているとしあわせそうなイメージがあるな」

と、僕。

「うーん、それはそうかもしれない・・・女性にとって寒さは大敵だし、温かさこそ、笑顔の元ですよ」

と、ユキちゃん。

「ゆるちょさんは、普段から、おしゃれについての意識が高いですよね・・・あえて、キャラを演出する感じと言うか・・・」

「例えば、春夏期は、ゆるちょさんは平日はいろいろな色のポロシャツを選択してる・・・でも、例えば、日差しの強い日はオレンジ色のポロシャツだったり」

「曇の日は、緑のポロシャツだったり、さわやか系の日は、ピンクのポロシャツだったり・・・やはり、おしゃれに意味性を持たせているし」

「週末は逆に襟なしのボーダーシャツとか、着ている。やっぱり、ハレの日は、マリーンな気分で、ケの日は、襟がなければ失礼にあたる的な」

「意識なんですか?」

と、ユキちゃん。

「それはそうだね・・・やっぱり普段は仕事しているし、そこは他の人に仕事のオファーを貰えるからこそ、仕事が出来るのであって」

「そこは、襟なしはみっともないっしょ?ってそういうイメージかな。周囲の人の事も考えないと、ね、いけない・・・」

と、僕。

「まあ、でも、完全にキャラ化していると言うか・・・ゆるちょさんって、ひと目で着ているモノでわかるし」

「秋冬はトレンチコートですもんね。秋はカーキ色、冬は黒・・・」

と、ユキちゃん。

「ま、おしゃれは楽しいよ。僕も若い頃は太っていたから、おしゃれが楽しめなくて・・・こう、体型を隠すおしゃれしか出来なくて、すっごく不満だったから」

「それに比べたら、今は天国だよ。おしゃれすることがとても楽しい・・・と、この天ぷら屋入ろう。土曜日、銀座、コース料理・・・と言ったら天ぷらに酒となるねー」

と、僕はユキちゃんをエスコートして、老舗の天ぷら屋に入っていく。

「お、ゆるちょさん・・・今日もいつものあれ、行っておきます?準備してありますよ」

と、大将が笑顔で言う。

「よろしく・・・やっぱ、その組み合わせは黄金だわ」

と、僕。

「なんです?黄金の組み合わせって?」

と、ユキちゃん。

「天ぷらのコースにシャブリを合わせるって、それだけの事なんだけど・・・ここで出すシャブリがまた、天ぷらに合うんだよねー。ね、大将」

と、僕。

「あたぼうよ・・・こちとら、100種類以上のシャブリから、うちのコースに合う奴を厳選に厳選を重ねて見つけた奴だからね」

「そこは自信あるよ・・・」

と、大将。

「ま、そういう事だから・・・しかし、コートを脱ぐと・・・白のブラウスに、そのボウタイの感じ、ユキちゃん、ちょっと清楚」

と、僕。

「ありがとうございます。ゆるちょさんもその赤ネクタイ・・・今日はレジメンタルスタイルなんですね」

と、ユキちゃん。

「ああ、最近、赤ネクタイ探しが趣味みたいになっちゃっててね。今日も後で三越あたり、顔出さない?ユキちゃんに選んでもらう赤ネクタイってのも」

「乙な感じがするな・・・」

と、僕。

「いいですよ、わたしなんかでよかったら・・・でも、一緒におしゃれの話が出来る男性って、いいなって思います」

「そういう男性って、圧倒的に少ないじゃないですか・・・例えば、週末に安手のサラリーマン・スーツを着ているオジさんとかいるでしょう?」

「あれ、おしゃれになってると思っているのかな?あんなダサいスーツ・・・スーツ着ていればおしゃれしていると勘違いしているんですよね・・・世の男性は」

と、辛辣姫。

「だいたい、色使いとか、なんですか?あれ・・・結局、他人に溶け込む事を目的にサラリーマンのスーツってデザインされているんですよ。色も同じでしょう」

「無個性化・・・社会の部品ですよね、あれって・・・工場の歯車そのもの・・・その思想は「長いものには巻かれろ」・・・おしゃれとは無縁の発想ですよ・・・」

と、ユキちゃん。

「おしゃれと言うのは、その個人の「知恵」による自己演出そのものです。自身を他から際立たせてこそ、おしゃれって言えるんです」

「あんなダサいサラリーマン・スーツ着て、ダサい老けた顔して、街をへーきで歩ける、その気持ちが全く理解出来ない」

と、ユキちゃん。

「それにだいたい、そういう男性って一人行動なんですよね・・・奥さんは傍らに絶対にいない・・・結局、家族から疎まれているから」

「週末、家にいることが出来ないもんだから、週末、やることもなく、街を徘徊しているだけ・・・徘徊老人予備軍そのものですよ・・・」

と、ユキちゃん。

「結局、徘徊する人って、誰にも興味持たれなくなって・・・それで徘徊するって事かな?」

と、僕。

「それって、ズバリ本質だと思いますよ、徘徊の・・・男性はどこまでも、女性につながりたいと思われて、なんぼです」

「そういう男性は必ず、素敵な知恵で持って、自身を美しく着飾って、自己主張や自己演出が素敵に出来ています・・・」

と、ユキちゃん。

「なんか、二極化しているんですよ・・・素敵なおしゃれが出来る男性は、女性を本能から笑顔に出来るから、女性につながることを求められる男性になるのに対し」

「サラリーマン・スーツで週末を街の徘徊で過ごしているようなオヤジは、無個性化し、誰からも求められていない・・・むしろ、周囲から、強く拒否されている」

「そういう二極化・・・なんか、言葉にするのも、嫌ですけど・・・」

と、ユキちゃん。

「おしゃれひとつ取っても、この日本じゃあ、二極化か・・・まあ、いいじゃん、そういう輩の事は忘れて、僕らは楽しくおしゃれを楽しめばいいんだし・・・」

「天ぷらとシャブリも・・・」

と、僕らがしゃべっている所へ、その「天ぷらとシャブリ」が運ばれてくる・・・。

「これこれ・・・まず、乾杯と」「かんぱーい」

と、二人は笑顔。

「・・・で、アオリイカの天ぷら・・・くー、美味しい・・・これがまた合うんだ・・・」

と、僕。

「銀杏の天ぷらも美味しいです・・・うーん、確かにシャブリに合いますね・・・もう、口の中は秋ですよー」

と、ユキちゃん。

「やっぱ、この季節は牡蠣の天ぷらでしょう。うん、旨い・・・口の中で蕩けるわ・・・」

と、僕。

「ゆるちょさんは、今まで牡蠣に3回も当たっているのに、全然嫌いにならないんですよね?それくらい牡蠣が好きなんですね」

と、ユキちゃん。

「僕は元々貝類が好きなんだよ。その中でも牡蠣は別格って感じだよ。ねえ、ユキちゃん、今度、広島の番屋に行こう、いつかそういうタイミングが出来たら」

と、僕。

「いいですよ。ゆるちょさんが望むのなら、地球の真裏にだって、一緒についていきます。本当にどこまでも・・・」

と、ユキちゃんは目の笑ういい表情で言葉にする。

「結局、この日本では、個を確立出来ない男性が女性から相手にされなくなるって現実ですかね・・・なんとなく今日の話って・・・」

と、ユキちゃん。

「要は個の確立ってのは、経験知を知恵に出来て、人間的にも、人間性を大きく出来て、精神的にもタフな男性がその知恵を使って、楽しくおしゃべり出来るからこそ」

「女性を本能から笑顔に出来て・・・それが女性に求められる結果になるって事だよね?・・・それは意図して、毎日を生きる人間である必要があるじゃない?」

と、僕。

「経験知に関して言えば、経験をしているだけでは、経験知は作れないんだよ。「これって、そういう事だったのか!」と言う気付きが無いと・・・」

と、僕。

「そうですね・・・それって要は目標を持って、毎日、経験知を言葉にしている男性と」

「日々、ただ流されているうちに定年を迎えてしまうような・・・そういうオヤジ達との厳密な違いって事でしょうね」

と、ユキちゃん。

「ただ流されているうちに定年を迎えてしまうようなオヤジは、人間性も小さいままだし、精神的にも経験が身になってないから、弱いでしょうしね・・・」

と、ユキちゃん。

「この日本において、おしゃれ一つ出来ないでは・・・個の確立すら、無理だって事だよ・・・そんな簡単な事すら、出来ないでは、ね・・・」

と、僕は言いながら、あけびの天ぷらを口にいれた。

「この皮のところのほろ苦さが・・・やっぱ、秋だわ」

と、僕が言うと、ユキちゃんは、目の笑ういい笑顔でコクリと頷いた。


(おしまい)


今日も少し風邪気味、コンコンと咳が出て、

ちょっと体調不良気味。

こういう時に限って、外へ出る約束しちゃいますからね・・・。

今日は何か美味しいものを食べて、のんびりしたいですねー。


秋の週末だし・・・ね。


ではでは。

恋をしたければ「ハッピーエナジー」の存在を知れ! RNTT(24)

2014年10月18日 | 23時の「リアル・ニュータイプ理論」入門


午後11時です。お疲れ様です。

いつものように「夜11時の「リアル・ニュータイプ理論」入門」として、ちょびっとずつ書いて行きましょう。


まずは平易にやさしくをモットーにしていきたいと思いますね。

さて、今日も早速、始めて行きますか!


我らがリアル・ニュータイプ・バー「レイちゃん」のママ、レイコママが今日も相手してくれます。

もちろん、ママの右腕、アヤカちゃん(22)も笑顔でカクテルを作ってくれます。

そして、もちろん、僕の隣でくだをまくのが若い池澤くん(24)と早稲田卒の薄木カナコ(24)ちゃんです。

もちろん、その横にサラリーマンの島田タモツさん(38)とパート主婦の千駄木キョウコさん(38)もいます。


「ねえ、ゆるちょさん、昨日の続き、お願いしますよ。メスが子供を産むと、自動的に欲情相手のオスを忘れる事」

「・・・この状況も新たな状況へ進歩したって言いましたよね?・・・それってどうなったんですか!」

と、池澤くんが言葉にしています。

「さて、そこまで、疑問点が明快になった時点で・・・出して来なきゃいけない話がある・・・だあれも知らない・・・世界で僕だけが言葉に出来る秘密を・・・」

「・・・それわかるかな、池澤くん?」

と、僕はしれっと言葉にしています。

「え?そ、そんな話、わかるわけないじゃないすか!この世界で、ゆるちょさんしか知らない秘密なんて・・・」

と、池澤くん。

「それって「ハッピーエナジー」の話でしょ?簡単に言えば、体内に「ハッピーエナジー」を持っている男性や女性が」

「・・・それが相手にとっての「色気」になるからこそ、相手の男性や女性が恋してくれるし」

「・・・体内に「ハッピーエナジー」の枯渇した男女は、異性が絶対に視界に入れてくれなくなるから」

「・・・その瞬間、その男女は「緩慢な死のスイッチ」が押され、急速に外見が劣化する」

「・・・その最たるモノは目よね。目が老婆の目のように落ち窪んじゃう・・・そういう話よね・・・」

と、レイコママがしれっと言葉にしてくれる。

「そういうこと。つまりだ・・・この世と言うのは、言ってしまえばその「ハッピーエナジー」の採集合戦レースだと言う事だよ」

「体脂肪率10%以下の女性、体脂肪率7%以下の男性は、異性の視界を独り占め出来る・・・それこそ「ハッピーエナジー」の直接照射の独り占めだ」

「だから、キムタクを始めとした外見の素敵なアイドル達は「八百比丘尼化」し、外見を美しく保ったままだ・・・」

と、僕。

「それに対して、PC遠隔操作ウイルス事件の犯人は、10代で外見の劣化が始まっていた・・・理系のネットオヤジは、例え10代だろうが20代だろうが」

「女性から、一切視界に入れてもらえないからこそ、体内の「ハッピーエナジー」が早くから枯渇したからこそ、「緩慢な死のスイッチ」が早くに押され」

「外見の劣化が急速に進んだ・・・そういうオトコは女性の絶対の敵になる・・・と言う事よねー」

と、レイコママ。

「なるほど・・・だから、例え10代だろうと、年齢一桁だろうと、外見的なオヤジが登場するのね・・・」

「片や、何歳になっても、外見が「美しいまま」保たれる、イケてる女性とイケメンオトコが君臨することにもなる・・・」

「それが「ハッピーエナジー」が体内に枯渇した人間の末路と、体内に「ハッピーエナジー」の溢れている「ビューティーピーポー」のしあわせな現在との差になるんだ」

と、アヤカちゃんも言葉にする。

「ってことは、その違いって、異性の目からの「ハッピーエナジー」の直接照射を受けているか、受けていないかの違いって事になるんすか?」

「もっと簡単に言えば、異性が視界に積極的に入れてくれる自分なら、しあわせになれるけど、異性が絶対に視界にいれなくなったら、終わりみたいな事でしょう?」

と、池澤くん。

「そういう事・・・話はシンプルよね・・・だから、ネットに逃げ込んでいるオトコ達は早くに外見が劣化しているんじゃない」

「そんなオトコ、金輪際、女性は視界に入れないわ。さらに蛇蝎の如く嫌うだけだもんね・・・」

と、レイコママ。

「ま、店は別だけど・・・でも、普通の女性はそういう反応よね、ゆるちょさん!」

と、アヤカちゃん。

「そういう事だ。街を見てみろ・・・おっさんやおばさんがたくさんいるだろ」

「彼らに若さや美しさは無い・・・人間の美しさってのは突き詰めれば、目の美しさなんだ、言ってみればキラキラお目目・・・」

「中谷美紀さんも、岡田君だって、目がキラキラ輝いている・・・それが彼女と彼の美しさだ・・・」

と、僕。

「その美しさの証、キラキラこそ・・・「ハッピーエナジー」が目から照射されてる証・・・つまり、人は「ハッピーエナジー」を目から照射されると」

「その美しさに恋をしちゃう生き物だって、事なんだよ・・・」

と、僕。

「なるほど・・・おっさんとおばさんはそもそも「ハッピーエナジー」が体内から枯渇したから、「外見の劣化」が始まったわけだから」

「だから、色気も無いし、美しくもないって事なのね・・・」

と、レイコママ。

「この話の怖いところは年齢的に一桁だろうが、10代だろうが、体内に「ハッピーエナジー」が枯渇すれば、その瞬間」

「外見の劣化が急速に進み・・・その瞬間から、おっさん、おばさん化し、異性は絶対に視界にいれなくなると言う事実だ・・・」

と、僕。

「それって、ある意味、人生終わったってこと?」

と、レイコママ。

「ああ。もう、一生異性に恋はされないと言う事さ・・・」

と、僕が言うと、皆、息を飲み、顔を見合わせるのでした。



(つづく)


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本記事は土、日、休日も原則的にはアップします。

仕事でどうしても書く時間が取れない時は無理ですけど、可能な限りアップしていく所存です。だって言いたい事、たくさんあるから。


10月18日 パワースポットこそ、ふしあわせな男女ホイホイ!(自身で道を切り拓け!)

2014年10月18日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

なんとなく、昨日は一日、のんびりとした静かな晴れの一日でしたねー。

今日も秋晴れの一日だとか・・・ま、のんびりお出かけの一日にしましょうかねー。


さて、「昨日のマッサン」記事ですが、いかにも朝ドラ的展開と言う感じで、

夫婦のすれ違い・・・これは定番ですよね、朝ドラ的表現の・・・。

今日は前半は、感情大爆発になるんでしょうねー。今まで溜まっていた鬱憤を二人共出しきって、

んで、「雨降って地固まる」な終わりに・・・なるような気がしますね。


しかし、昨日のドラマを見ていて思ったのは、日本においては、

「んじゃ、あんさんの為に、協力しましょか!」

って言ってくれる大人が出てくるからこそ、夢は現実に近づくって事なんですね。


何かを実現する時は、やっぱり、他人の協力が不可欠なんですね。

だからこそ、愛される人柄でなければ、周囲は動いてくれない・・・それが最も大事って事になりますよねー。


ま、「知識者」の「俺偉い病」や、「逃げ込み者」などの「思考停止者」では、大きな仕事は出来ないと言う意味でもありますねー。

気をつけなくっちゃいけませんねー。


さて、その時、僕はイケメン貴島くん(29)、社長の御島さん(31)、辛辣姫ユキちゃん(28)、若いミユウちゃん(25)、

若い池澤くん(24)とで飲んでいました。

「わたし・・・今日は最低なオトコについて話したいの・・・先日、大学時代の友人とカフェでお茶してて」

「まあ、その子、カスミ(28)って言う女性なんだけど、結婚して、専業主婦をやっていて、2歳の息子がいるのね」

と、ユキちゃんが話しています。

「そのカスミが日曜日、体調を崩しちゃって、熱も9度近くあったから、ちょっと朝寝坊しちゃったらしいのよ・・・」

「でも、それってなんとなくわかる話でしょう?」

と、ユキちゃん。

「子供の為にも早く治したいから、眠っていた・・・そういうカスミさんの意識が透けて見えますね」

と、ミユウちゃん。

「そうなのよ・・・女性だったら、その気持ち痛い程わかると思うの・・・」

「でも、旦那が枕元来てなんて言ったと思う?」

と、ユキちゃん。正直、怒っている。

「「ママ、僕らの朝ごはんまだー?ちゃんとお母さんやってよ・・・日曜日くらい・・・」って言ったそうよ」

「「わたし平日だって、それはそれはがんばってお母さんやってるのに・・・ひどい言い方だと思わない?」って言われたわ、カスミに・・・」

と、ユキちゃん。

「それってデリカシー以前の問題ね・・・その旦那自分の事しか考えられない・・・大人未満のオトコなのよ・・・」

と、御島さん。

「奥さんの様子見てわからないんですかね?だいたいの事が・・・想像力すらない感じ・・・余程、人間性が小さい、けつの穴の小さいオトコなんでしょうね」

と、ミユウちゃん。

「ゆるちょさん、こういう男性、どう思います?」

と、ユキちゃん。

「うーん、目の前に見えている風景の意味すら理解出来ないようじゃ、一生出世に縁が無い男性って事になるだろうね」

と、僕。

「ゆるちょさん、だったら、そういう時、どうします?」

と、ミユウちゃん。

「そりゃー、彼女の熱を測って、ゆっくり寝かしておくだろうね。おかゆさん作って持ってくるとか」

「朝食なんか、自分で作れるし、そんなのそれこそ、朝メシ前だし・・・そのオトコ、食事の用意すら、したこと無い駄目男じゃない?」

と、僕。

「わたし、男性がさらにダメになってる、この時代・・・自分で食事すら用意出来ないオトコこそ「思考停止者」のマザコン駄目男だと見ているの・・・」

と、御島さん。

「結局、息子をスポイルする駄目親って、自分が何でも用意してあげて、結果的に子供に何もさせず、成長の機会をシビアに潰している親だと思ってるの」

と、御島さん。

「なるほど・・・だから、料理すら、出来ない男は「思考停止者」のマザコン駄目男か・・・確かにそれは言えてますね」

と、貴島くん。

「でも、ユキちゃん、そのカスミちゃんって女性は、何でそんな男と結婚したの?そこには理由があるんじゃないの?明確な理由が・・・」

と、僕。

「まあ、彼女自身は言いたがらないけど、要はできちゃった結婚なんですよね。だから、仕方無くした結婚ではあるんだけど・・・」

「子供が出来てからは、旦那が近くにいるだけで、カスミ自身、不快ってなっちゃってるから・・・あんまり、しあわせそうじゃないんですよね・・・」

と、ユキちゃん。

「それにしても、ひどいですよね・・・そのオトコ。自分の事しか考えていない・・・そんなオトコ、さらに嫌いになりますよ、わたしだったら・・・」

と、ミユウちゃん。

「でも、そのオトコ、30歳ですよ・・・30歳にもなれば・・・女性に対してもう少し気遣いが出来てもいいと思うんですけどね・・・」

と、ユキちゃん。

「それってあれよ・・・奥さんを母親と勘違いしているパターンじゃない?元々マザコンだから、奥さんを母親視しちゃって」

「甘えているだけじゃない・・・でも、何でそんなことするかなー。そこがよくわからない・・・」

と、御島さん。

「男性って、セックスレスになる理由の一つに奥さんをお母さん視しちゃうから・・・っていう話を女性誌で読んだことありますね・・・」

と、ミユウちゃん。

「そういう男性ってあれじゃないですか?「サラリーマン型俺偉い病」で、「俺が妻と子供を食わせてやってるんだ」的な意識を持っていて・・・」

「だから「日曜日くらい働け」みたいな言葉が出てくる。それって、「遊んでいる平日は見逃してやるけど、俺が家にいる日曜日くらい真面目に働け」って」

「そういう意味じゃありません?そのカスミさんの旦那の物言い・・・」

と、貴島くん。鋭い。

「ほーんと、そうだー。何その「俺だけが偉いんだ」意識・・・ちょっと信じられないんだけど!」

と、辛辣姫。

「ほーんと、そうですよねー。だって、カスミさんだって平日、子供抱えて大変なのに、がんばって専業主婦のお仕事やってるんでしょう?」

と、ミユウちゃん。

「こういうオトコは自分が目にしていない事は想像が出来ないし、全部自分に都合のいいように考えるオトコなのよ」

「だから、「妻は平日、友人たちとお買い物と称して、ファミレスで楽しそうにだべっているに決っているんだ」くらいに思っているのよ」

「・・・その意識が見え見えじゃない・・・」

と、御島さんも怒っている。

「すーぐ被害者ヅラするオトコっているわよねー。あー、やだ。考えたくもない」

と、ユキちゃんも怒っている。

「自分は平日、真面目に働いているのに、そのお給料を妻が平日使い込んでる・・・くらいに思ってるんですかね?こういうオトコって」

と、ミユウちゃん。

「「普段、自分が真面目に働いているのに、そんなにしあわせじゃないのは、妻のせいだ。妻が平日遊んでいるから、しあわせが逃げているんだ」」

「「その証拠に最近、妻は、俺にやさしくないじゃないか!」って逆ギレするパターンよね。完全にママに甘えるマザコンオトコの論理じゃない!」

と、御島さん。

「で、その当人であるカスミさんは、何て言ってるの?ユキちゃん」

と、僕。

「旦那がこんなにマザコンオトコだとは思わなかったって。もう少し独立したオトコだと思っていたけど」

「本当の母親にも甘えるし、自分にも甘えてきて、情けないって・・・真面目に離婚を考えようか迷っているって・・・」

と、ユキちゃん。

「こういうオトコって、結婚って「人生、上がり」の意識があるのよね・・・」

「女性からすれば、結婚は始まりだし、途中での離婚もあり得るリスキーな事だものね・・・」

と、御島さん。

「結局、マザコンオトコは、何をやらせても駄目って事よね・・・人間性も小さい、けつの穴の小さいオトコだし」

「精神的にも弱い・・・だいたい、自分の事すら、しないで、誰かにやってもらおうって発想自体が、依存体質じゃない」

「そんなオトコ・・・独立した大人のオトコとは、絶対に言えないわ・・・」

と、ユキちゃん。

「誰かに守ってもらおうって、最初から考えている段階で、終わってますよね・・・そういう男子」

「わたし達以下の世代の男子に、そういうオトコ、多いんですよねー、悲しいけど」

と、ミユウちゃん。

「って事は端的にオトコを評価したい場合は・・・「誰かに守ってもらおう」と言う発想のオトコは駄目オトコで「使えない」?」

「「オトコこそ、女性と家族を守る存在」と考えて、その信念に従って生きるオトコこそ「使える」オトコ!って事?」

と、貴島くんが言葉にする。

「それわかりやすいっすよね・・・だいたい、大のオトコが、女性に守ってもらおうって発想自体、ダメダメくんの発想っすよ・・・」

と、池澤くんも同意する。

「オトコはどこまでも「独立者」じゃないとね。「依存者」になんか、なったら、目も当てられないよ」

と、僕。

「でも、いますよね、プロ野球とか、サッカーに依存しちゃうバカオヤジ・・・だいたいテレビを熱心に見てる段階で駄目ですよね、そういうオヤジ」

「男性は、自分から情報発信者になれるくらいの知恵が無くちゃ・・・」

と、ユキちゃん。

「だって、テレビって中二向けの放送でしょ?大人になってから、見る道理が無いじゃない。テレビなんて楽しんでいる奴なんて」

「どうせ人生に光が乏しい「ローポテンシャル・コミュニティの男女」よ。同性同士でつるんで、傷を舐め合うくらいが花のコミュニティでしょ?」

「わたし達はリアルライフでの異性間でのおしゃべりを純粋に楽しめてるんだから「ハイポテンシャル・コミュニティの男女」って事になるし」

と、御島さん。

「結局、ローポテンシャル・コミュニティの男女が結婚するから、人間性の小さい、精神力の乏しい、男女が結婚することになって」

「・・・それで、離婚する羽目になるって事ですか?それって・・・」

と、ミユウちゃん。

「ハイポテンシャル・コミュニティの男性とローポテンシャル・コミュニティの女性なら、結婚も上手く行きそう・・・ううん、やっぱり駄目か」

「その組み合わせじゃあ、今度は男性が退屈するわ」

と、御島さん。

「ローポテンシャル・コミュニティの男女同士の結婚だと、お互い自分の事しか考えられない同士だから」

「どうしても、途中で喧嘩になるし、「俺偉い病」同士だったら、それこそ、「家庭内別居へ」一直線だわ・・・」

「離婚もむべなるかな・・・ね」

と、ユキちゃん。

「結局、男女がしあわせになれるのは、唯一「ハイポテンシャル・コミュニティ」の男女の結婚なんですね」

「人間性が大きくて、精神的にタフなオトコマエ同士の男女・・・このペアの結婚こそが、唯一、しあわせになれる取り合わせになるんですね・・・」

と、ミユウちゃん。

「だからね。「運」と「縁」と「恩」を仲間に出来るのも、ハイポテンシャル・コミュニティの住人になるの」

「逆に言えば、ローポテンシャル・コミュニティの住人は、「運」と「縁」と「恩」とは全く無縁の男女になるのよ」

「・・・そういう男女に限ってパワースポットとかに集まるけどね。ま、あんな場所に行ってる段階で「依存者」だもの・・・ふしあわせスパイラル一直線よ」

と、御島さん。

「面白いね。パワースポットこそ「ふしあわせスパイラルな男女ホイホイ」になってるんだ・・・」

と、僕が言うと、

「その話で言うと、最近、女性の間で、「御朱印ガール」と言うのが流行っているみたいですよ」

「もちろん、女性同士で行くらしいですけど・・・「山ガール」なんかと同じ文脈かな」

と、貴島くん。

「結局、そういう女性も人間性の小さい、精神的にも弱いローポテンシャル・コミュニティの女性なのよ」

「要は自分に自信が無いから「誰か助けて!」って言うしか出来ない不美人な女性達なのよね」

と、御島さん。

「・・・だって女性だったら、自分が美人かどうかなんてそれこそ、幼稚園くらいの頃から自覚するでしょう?」

「「わたしは今は美人じゃないけど・・・がんばれる余地がある」って思えれば・・・それこそ、がんばれるじゃない、女性は・・・」

と、御島さん。

「それはわたしもわかります。わたしも小学生の頃は、自分に自信がなかったから、歯列矯正もやってたし、日本舞踊もがんばったし」

「自分を美しくすることなら、何でもやったようなところもあるし・・・」

と、ユキちゃん。

「そういうがんばった女性はその経験が功を奏して、自分から、男性に恋を仕掛けられるオトコマエな女性になり、ハイポテンシャル・コミュニティで」

「リアルライフで男性とトーク出来る現実を生んでいる。そういう女性こそ「わたしに任せて」って言える女性になる」

「・・・完全に「独立者」ですよね・・・少なくとも「誰か助けて!」の「依存者」ではない・・・」

と、ミユウちゃん。

「しかし、自分に自信が持てず、「誰か助けて!」とばかり言っている「依存者」の女性は・・・美人でない事をを言い訳にがんばらなかった女性は」

「人間性が小さいままで、精神的にも弱いから、女性同士でつるむことしか出来ず・・・結果、御朱印ガールになる・・・そういう話ですか、これ?」

と、ミユウちゃん。

「そういう事ね・・・結局、やるべき事をやってきた女性には、ご褒美があるけど、やるべき事をやってこなかった女性には何も無いって事よ」

「自業自得な話なの・・・」

と、御島さん。

「っとなると、ほんと、パワースポットこそ、「ふしあわせな男女ホイホイ」になってるなら・・・絶対近づいちゃいけない場所じゃないすか・・・そこは」

と、池澤くん。

「お前・・・行ってただろ、パワースポット」

と、貴島くんが言葉にする。

「え?東京・浅草 今戸神社ってところが恋愛成就の神社だって聞いて・・・一度行ってきましたけど」

「それだけっすよー」

と、池澤くん。

「でも、俺、考え変わりました。もう、そういう他人に頼るのは、辞めます」

「やっぱ、どこまでも、自分で道を切り開いていかなければ、本当のオトコと言えませんから・・・」

と、池澤くん。

「ほんと、駄目な男女は、どこまでも、他人に頼りたがるのね・・・そして、しあわせになれる男女こそ、自分で道を切り開くモノだわ・・・」

「それが今回の大事な結論ってことかしら、ね・・・」

と、御島さん。

「御朱印ガールなんてやってる暇があったら、オトコ見つけてデートしろって事でもありますね・・・ね、ユキちゃん」

と、僕。

「ほーんと、そう思います。ゆるちょさん、今度、デートしてください、週末の銀座あたり・・・」

と、ユキちゃんは真顔で言ってきた。

「そうだな。秋の週末・・・そういう一日があってもいいね・・・」

と、僕が言うと、ユキちゃんは、目の笑う素敵な笑顔で僕を見つめた。


(おしまい)


さて、今日は土曜日・・・しかも、秋晴れの一日とか。

そりゃー、出かけないといけないでしょう。

もう、仕事なんて、忘れて、街へ行きましょう。


楽しい週末を!ぜひ!


ではでは。

「恋(仮)」は実は人間の恋ではない! RNTT(23)

2014年10月17日 | 23時の「リアル・ニュータイプ理論」入門


午後11時です。お疲れ様です。

いつものように「夜11時の「リアル・ニュータイプ理論」入門」として、ちょびっとずつ書いて行きましょう。


まずは平易にやさしくをモットーにしていきたいと思いますね。

さて、今日も早速、始めて行きますか!


我らがリアル・ニュータイプ・バー「レイちゃん」のママ、レイコママが今日も相手してくれます。

もちろん、ママの右腕、アヤカちゃん(22)も笑顔でカクテルを作ってくれます。

そして、もちろん、僕の隣でくだをまくのが若い池澤くん(24)と早稲田卒の薄木カナコ(24)ちゃんです。

もちろん、その横にサラリーマンの島田タモツさん(38)とパート主婦の千駄木キョウコさん(38)もいます。


「ねえ、ゆるちょさん、昨日の続き、お願いしますよ。失敗を積み重ね、それを成功へのエールと捉え、ネガティブをポジティブに変えていくからこそ」

「人間性もデカくなり、精神的にもタフなオトコマエの男女が出来上がる・・・ここは、僕にもわかりました!」

と、池澤くんが言葉にしています。

「だから、そういうオトコマエな男女で恋愛をすればいいんだよ。間違っても、人間性の小さい、精神的に弱い者同士で結婚したり、子供を作ったりしちゃあいけない」

「それが「恋(仮)」だったりしたら、余計ダメだ・・・うーん、今日は「「恋(仮)」とは実際には、何なのか?」と言う話をしよう・・・」

と、僕。

「いつものように、動物を例に取ろう。例えば、ネコだ・・・雌ネコは多い時は、年に4回も妊娠出来るそうなんだ」

「もちろん、相手のオスは全員違うオスだけどね・・・それがネコ及び動物の世界では一般的なお約束になる・・・」

「ライオンと同じネコ族は、ネコの雌が食事も用意し、子供達を育てていく・・・オスネコは子育てには、参加しないんだ・・・」

と、僕。

「人間とは、随分違う世界なんですね・・・」

と、カナコちゃん。

「そう思えるだろ?実は違うんだな・・・ここで考えたい点は、「ネコは年に4回も妊娠するとしたら、ある特定のオスに欲情するのはたった三ヶ月」と言う事実と」

「「子が生まれると、雌は父親であるオスの事を完全に忘れ去る」と言う事実だ・・・これ、どっかで似た風景を見なかったかな?」

と、僕。

「「「恋(仮)」は恋の復元力が低いから、子が出来ると、母親は、父親を忌避するホルモンによって、セックスレスになる」・・・と言う事実が」

「・・・このネコの例と同じように思えます」

と、アヤカちゃんがしれっと言葉にします。

「さすがだな・・・そうだよ、つまり、「恋(仮)」はズバリ「動物タイプの恋」なんだ」

「・・・子が出来ると母親は、父親を忌避すると言うより、欲情しない別のオスとして扱うようになると言う事だ」

と、僕。

「それが・・・お互いがお互いのストレスと化し・・・「家庭内別居」になる原因ですか?」

と、カナコちゃん。

「そういう事だ。子を抱える雌にとって、欲情相手ではない雄は、単なる敵でしかないからね・・・実情はそういうことなんだよ・・・」

と、僕。

「じゃあ、僕らは・・・どうしたら、いいんですか?子作りしても、セックスレスに陥らない方法ってあるんですか!」

と、池澤くんが叫ぶように言葉にする。

「もちろん、ある・・・「恋(仮)」は、動物時代の恋がその名残として、人間の中にも残っているに過ぎないからね・・・」

と、僕。

「人間は、動物ではない・・・その証拠として、人間の女性は繁殖期がフルタイム化した。いつでも、繁殖出来るように進歩したと言えるだろうね」

と、僕。

「確かにそれは進歩よね・・・いつどこで、魅力的な、メスが交尾したいオスと出会えるかわからないものね・・・」

と、レイコママが言葉にする。

「レイコママって、会社員時代のゆるちょさんと寝た事があるって、本当の話ですか?」

と、池澤くんが真面目な表情で質問している。

「本当よ・・・あの頃はもう少し違う雰囲気を持っていたけど・・・あの頃なりに魅力的だったもの、ゆるちょくん」

と、レイコママはしれっと答えている。

「大人のオトコは、大人のオンナにエッチをせがまれるくらいじゃないとダメよ、池澤くん」

と、レイコママは、笑顔で言った。


「話、戻すよ・・・」

と、僕は言葉にしている。

「簡単に言うと、人間は、動物的な恋の要素・・・繁殖期にしか、繁殖出来ない状況から・・・フルタイム繁殖期の状況へ進歩し」、

「さらに、もうひとつの動物的な恋の要素・・・メスが子供を産むと、自動的に欲情相手のオスを忘れる事・・・この状況も新たな状況へ進歩したんだな・・・」

と、僕。

「で、それって、どういう状況になったんですか!」

と、池澤くんが言葉にし、皆が僕の次のセリフを待っていた。


(つづく)


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本記事は土、日、休日も原則的にはアップします。

仕事でどうしても書く時間が取れない時は無理ですけど、可能な限りアップしていく所存です。だって言いたい事、たくさんあるから。

涙したり、おしゃべり好きだったり、割りと普通な親切な女性歌人!「赤染衛門さん!」

2014年10月17日 | 夜の日本学


一人の髪の毛の長い背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。

彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。

「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「歌入門編」・・・お願いします。ええと、歌入門編の日は、割りと楽しくやっていこうということでしたよね?」

と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。

「そうそう。日本においては「歌の前の平等」という事が言われているから、まずは入門して、あれこれ語りながら、理解を深める感じかな」

と、タケルは話します。

「ということなら、私も楽しく参加させて頂きますわ。じゃあ、ミルクティーなど飲みながら、のんびり始めていきましょう」

と、レイカはミルクティーを用意しています。

「ま、金曜日だし、のんびり行きたいね」

と、タケルは笑顔になりながら、言葉にするのでした。


今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。


「さて、早速、赤染衛門さんの歌を鑑賞していこうか」

と、タケルは言葉にする。

「はい。女性の歌はやっぱりいいですね・・・」

と、レイカ。


詞書「梅の花もさきにけり、桜の花みなさくけしきになりにたりと人のいふをききて」


「君とこそ春来ることも待たれしか梅も桜もたれとかは見む」

(あなたと一緒だからこそ春の訪れも待たれたのだ。梅も桜も、誰と共に見ればよいのか)


「えーと、これは赤染衛門さんの旦那さんが亡くなった次の年の春に詠まれた歌なんだそうだ」

と、タケル。

「なるほど・・・赤染衛門さんのこころの震えが伝わりますね・・・」

と、レイカ。


詞書「さみだれ空晴れて月あかく侍りけるに」


「五月雨の空だにすめる月影に涙の雨ははるるまもなし」

(五月雨の降り続いていた空に、珍しく顔を出し澄み渡る月――その光のもとでさえ、私の涙の雨は晴れる間もない)


「日本人の女性は特に月を見て涙しますね。あまりの美しさに亡き人の面影を思い出すのでしょうね」

と、レイカ。

「毎日、泣きながら暮らしているんだろうね。それだけ深く愛していたんだろうね、旦那さんを・・・」

と、タケル。


「やすらはで寝なましものをさ夜更けてかたぶくまでの月を見しかな」

(迷ったりせず、さっさと寝てしまえばよかったものを、あなたが来るかも知れないからと、夜が更けて沈もうとするまで、月を見ていました)


「同じ女性としてわかります、この気持ち・・・好きな人が来るかもしれない・・・そう思えば、寝てなんていられませんからね・・・」

と、レイカ。

「女性は月を見ながら・・・美しいものを眺めながら、自身に素敵なストーリーがやってくるのを待っているんだね・・・」

と、タケル。

「夜は・・・そして、月は女性をロマンティックに誘うモノですから・・・」

と、レイカ。

「そして、オトコも夜には、ロマンティックを夢見るからね・・・」

と、タケル。

「はい・・・」

と、レイカ。


「恨むとも今は見えじと思ふこそせめて辛さのあまりなりけれ」

(恨んでいると今は見られたくないのです――そう思うのは、あなたの態度がひどくつれなかったからだわ・・・あなたのせいなの・・・)


「こころとは裏腹の態度に出ちゃうのも、弱い存在の女性だから・・・そういう歌みたいだね・・・ちょっとかわいいな」

と、タケル。

「同じ女性として、よくわかる感情です。ほんとは好きなのに・・・あまりにつれない態度だから、思わず、そんな態度をとってしまったの・・・そんな感情なんでしょうね」

と、レイカ。

「じゃあ、実際は、恨んでいるって事?相手の男性を・・・」

と、タケル。

「恨んでいると言うより、好きなんでしょうね、その相手の男性が・・・とても愛おしい存在・・・だからこそ、言い訳もしたくなる・・・」

と、レイカ。

「なるほどね・・・奥が深いや・・・」

と、タケル。


「いかに寝て見えしなるらむうたたねの夢より後は物をこそ思へ」

(どんな寝方をして、あの人が夢に見えたのだろうか。うたたねの夢から覚めたあとは、物思いばかりしているのだ)


「好きなオトコの事を思うと夢で逢える・・・と、よく小野小町さんが歌っていたけど・・・文脈的には、そういう歌だね」

と、タケル。

「また、逢いたいから、どんな寝方をしていたか、考えている・・・そういう歌ですね・・・」

と、レイカ。

「なんでも、枕の置き方などで、夢をコントロール出来ると言う話が広がっていたみたいだ。この時代」

と、タケル。

「それだけ、相手のオトコに逢いたいと言う事でしょうね」

と、レイカ。


「越えはてば都も遠くなりぬべし関の夕風しばしすずまむ」

(ここをすっかり越えたら、都も遠くなってしまうに違いない。関山に吹く夕風にしばらく涼んでゆこう)


「これは夫の任地、尾張の国に下向途中に逢坂の関で詠んだ歌だそうだ。逢坂の関は、よく歌の世界に出てくる場所だしね・・・」

と、タケル。

「女性にとっては、都がやはり、好きな場所なんですね・・・」

と、レイカ。

「もっとも、最初に夫を亡くして泣いてる歌があったから・・・その夫との二人での旅行も実は楽しかったんじゃないのかな、彼女にとっては・・・」

と、タケル。

「そうですね・・・夫婦水入らずですものね・・・」

と、レイカ。


「思ふことなくてぞ見まし与謝(よさ)の海の天の橋だて都なりせば」

(物思いもなくて、存分に眺めを楽しんだろうに――与謝の海の天橋立よ、ここが遠い異国でなく都であったなら)


「今度も旦那に従って、丹後の国に行った時に詠んだ歌だね。天の橋立も都には敵わないと言うところかな」

と、タケル。

「都での恋物語がやっぱり、女性には一番だと言う事でしょうね。そのことにかなり固執してそうな赤染衛門さんです・・・」

と、レイカ。

「ま、宮中にいた方が楽しそうだしね。才能綺羅びやかな歌人の女性も何人もいることだし、自分と話の合う女性も多かっただろう」

と、タケル。

「そうですね。やっぱり、女性同士のおしゃべりは、女性の大好物ですもの・・・」

と、レイカ。


「神な月ありあけの空のしぐるるをまた我ならぬ人や見るらむ」

(神無月、有明の空に時雨が降るのを、私以外の人もまた寝られずに見ているのだろうか)


「また、誰かオトコの人を思い出している・・・そういう歌だね」

と、タケル。

「同じ月をあのひともみてるのかしら・・・そうあって欲しい・・・そういう歌ですね。ある意味、ロマンティック」

と、レイカ。


詞書「和泉式部、道貞に忘られて後、ほどなく敦道親王にかよふと聞きて、つかはしける」


「うつろはでしばし信太(しのだ)の森を見よかへりもぞする葛のうら風」

(心移りせずに、しばらく和泉国の信田の森を見守りなさい。葛に吹く風で葉がひるがえるように、あの人がひょっとしたきっかけで帰って来ることもあるのですよ)


「出ました!恋にオトコマエな女性、和泉式部さん・・・友人の彼女に贈った歌なんだね。その和泉式部さんを振るオトコもいるとは思わなかったけど」

「傷心の和泉式部さんを慰める歌なんだね、これ・・・」

と、タケル。


返し。


「秋風はすごく吹くとも葛の葉のうらみがほには見えじとぞ思ふ」


「和泉式部さんは、恨んでは、いないと返しているんですね・・・でも、女心は複雑・・・やっぱり、こころを残しているんでしょうね」

と、レイカ。


「やへむぐらたえぬる道と見えしかど忘れぬ人は猶たづねけり」

(和歌の道は葎(むぐら)が幾重にも繁茂して途絶えてしまった道と見えましたけれど、忘れない人はやはり訪ねてくれたのですね)


「これはあるオトコが赤染衛門さんの家を訪ねた事に対する「ありがとう」の気持ちの歌なんだね・・・忘れない人もまた、いてくれる事に感謝って感じかな」

と、タケル。

「平安時代も離合集散の時代だったんでしょうね。特に女性からすれば、訪ねてくれる男性がいるだけでもありがたい・・・そういう気持ちが伝わりますね」

と、レイカ。


「今日は坦々と赤染衛門さんの歌を鑑賞したけど・・・人のこころは移ろいやすく、また、忘れない人もいてくれる・・・そんな事を思ったね・・・」

と、タケル。

「情熱の歌人と言う感じではないですけれど・・・和泉式部さんに歌を贈ったり、割りと親切な女性のイメージがありますね、赤染衛門さんは・・・」

と、レイカ。

「でも、やっぱり、都が好き。宮中のサロンが好き・・・そういう女性なんだろうね」

と、タケル。

「女性はどの時代でも、同じ女性とのおしゃべりを楽しむ存在ですからね・・・その気持ちはわかります」

と、レイカも言葉にした。


「ま、勉強は始まったばかり・・・焦らずのんびり、言葉にしていこう」

と、タケルは言うと、

「さ、レイカちゃん、飲みに行こうか」

と、タケルは机の上を片付け始める。

「はい。お伴します」

と、レイカはメガネを取り、髪を解いた。


(おしまい)


金曜日の夜・・・まあ、こういう日は楽しく飲むに限りますね。

焼き肉なんかやりながら、ビール。

ま、レイカちゃんと楽しく飲んじゃお!ってなところで、

週末に繰り込んでいく感じですかねー。


ではでは。

10月17日 本物の大人のオトコの条件!(場の構成員も大事!)

2014年10月17日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

10月も後半戦に入り・・・なんか、あっという間に11月になりそうな勢いですねー。

秋もドンドン深まって・・・すっかり、涼しくなって、暖かいものが恋しい季節になりました。


こういう季節、お茶にお饅頭が美味しいんだよね。つぶあんの饅頭がお茶に合う季節です・・・。


さて、その時、僕はイケメン貴島くん(29)、社長の御島さん(31、)辛辣姫ユキちゃん(28)、若いミユウちゃん(25)、

そして、若い池澤くん(24)とお酒を飲んでいました。

「ゆるちょさん、本当の大人の条件について、教えて欲しいんです。わたし、人を見る時、もう実年齢で見るのは辞めようって思っていて」

「例えば、恋をする時、こういう事の出来る男性が大人で、こういう男性は大人じゃない・・・みたいなそういう明快な違いを押して欲しいんです」

「それがわかれば・・・例えば、今後視界にいれていい男性はどういう男性か、わたしにもわかるし・・・」

と、ミユウちゃんが聞いてくる。

「なるほど・・・その事で言えば、基本的な事をまず、話しておこう・・・大人の男性、女性と言うのは、皆共通した特徴がある」

「つまり、皆、オトコマエ3要素「好奇心旺盛」「チャレンジングスピリッツ旺盛」「サービス精神旺盛」を人生の主力エンジンとしてこの社会を渡ってきた人間で」

「当然、人間性が大きく、精神的にもタフで強い男女と言う事が出来る」

と、僕が言葉にする。

「じゃあ、逆に、子供の男女と言うのは、けつの穴の小さい、精神的にも弱い、男女と言う事になりますか?」

と、ユキちゃん。

「そういう事になるね・・・「一歩踏み出す勇気の無い男女」とも言える」

「・・・そういう男女は将来的にも進化・成長が見込まれないから女性は永久に視界にいれない方がいいね」

と、僕。

「それって、恋愛行為に特定した場合、どんな感じになります?具体的に言うと・・・」

と、貴島くん。

「そうだな・・・例えば大人の男性だったら、人間性もデカイし、精神的にもタフだから、相手の女性の今して欲しい事をまず読むだろうね」

「それはもちろん、いろいろな質問などをしながら・・・「このまま、カフェでお茶飲んでるだけで満足するのか?あるいはお酒を飲みに行きたいのか?」」

「「それとも、焼き肉にでも行きたいのか?あるいは酒飲んでからのエッチを望んでいるのか?」なんて、次の手を常に5,6策考えているものさ」

と、僕。

「それにゆるちょさんだったら、淀みなくおしゃべりをしてくれますよね・・・要は情報発信者って事になるかな」

と、ユキちゃん。

「そっか、ゆるちょさんの普段を考えればいいのか・・・だったら、簡単ですよね。まず、ゆるちょさんは、その愛の発生アイテム「光るの君の目」で」

「わたしを見つめて・・・わたしを本能的に笑顔にするところから始めてくれますものね。そして、もちろん、言葉は淀みなく、最新の知恵を教えてくれたり」

「時にわたしが言いたそうな事を質問のカタチで言わせてくれたり・・・会話を楽しませてくれる・・・」

と、ミユウちゃん。

「結局、大人のオトコって、場のムードメーカーな司会役の出来るオトコなのよね・・・誰にどんな話を振れば場が盛り上がるか、きっちり理解している」

「例えば、この場だったら、ミユウちゃんと池澤くんには素直な疑問を聞く事が多いでしょう?ユキちゃんには、ゆるちょさんの見解に対する辛辣な意見を出させて」

「・・・もっともだいたい肯定的な意見ばかりだけど、それは折込済み。女性問題だったら、ユキちゃんか、わたしに大人の見解を聞きたがるし」

「若い子については同世代としての意見を、ミユウちゃんに聞くし、年上の辛辣な女性として、ユキちゃんに話を敢えて振る事も多い」

「わたしに振る時は大抵結論をゆるちょさんが欲しい場合・・・だから、場の構成メンバーの役割を熟知しているのが司会役なのよね・・・」

と、御島さん。

「もちろん、場の司会役は、その場の構成者、全員から愛されている必要がありますよね。だから、人間性が果てしなく大きくて、精神的に強い、ゆるちょさんだからこそ」

「大人の女性にも愛され、受け入れられるから、質問を振る事が出来る」

「そもそも、そういう愛されている男性じゃないと、場の構成がそもそも出来ないでしょうね」

「・・・これがけつの穴の小さい男性だったら、そもそも質問を振られるのも、不快だろ、特に多岐川なんかは」

と、貴島くんが振る。

「それはもちろんですよ。まず、返事もしないでしょうね、わたしだったら」

と、辛辣姫。

「それって、ゆるちょさんは、質問を振る時、すでに相手がどんな反応をするか、理解して振ってるって事ですか?」

と、池澤くん。

「うん。それが一番大事。だから、僕の中では、質問文が出来た時に瞬時に「この質問、誰に振ったら一番喜んでくれるかな?」と考えてから」

「例えばユキちゃんなら、辛辣に反応することをある種好んでいるから・・・辛辣な答えが予想される質問をユキちゃんに振る事になる」

と、僕。

「それを一瞬で見抜いて質問を繰り出しているんですか・・・それって、余程訓練が出来ていないと出来ない芸当ですよ・・・僕には無理っす」

と、池澤くん。

「だって、ゆるちょさんは、それを20歳の頃から、得意としてきたんだもの・・・余程最初から、人間性が大きかったんですね」

と、ユキちゃん。

「ま、あの頃は酒を飲むと、地が素直に出せたって話だよ。ま、でも、今は普段から、その人間性の大きさを素直に出せるようになったから」

「楽だけどねー」

と、僕。

「でもその構図を理解すると、サラリーマン時代、よく会議が停滞してた理由がわかってくるわ・・・ね、ユキちゃん」

と、御島さん。

「はい。要は会社の上役は、ゆるちょさんのように皆に愛される人間性の大きな、精神的にもタフな人間はむしろ稀で・・・」

「・・・学生時代、勉強しか出来ない、社会に出たら仕事しか出来ない、そういうけつの穴の小さい、上司の顔色ばかり気にしている、精神的にも弱いオヤジが」

「会議の主になったりするから・・・皆思考するのも億劫になるし、発言も停滞する・・・そういう事でしょうね」

と、ユキちゃん。

「場を活性化する知恵も手腕もないのよ・・・「新しいアイデアを出せ!しかも画期的な奴を!」って繰り返すだけじゃ」

「場は停滞するばかりよね・・・」

と、御島さん。

「しかも、それがけつの穴の小さい上司に多い、「思考停止者」の「知識者」の「俺偉い病」だったら、余計停滞するでしょ?」

「だって、基本、皆、そいつが嫌いなんだから・・・非生産的の極致よね」

と、辛辣姫。

「コミュニティを生かすも殺すも、司会役次第なんですね・・・」

と、池澤くん。

「だから、会社は人事で決まるのよ。司会役に適した人間性の大きい、精神的にもタフな人間が課長や部長をやっていないと」

「そのコミュニティはマックスで回っていないって事になるんだから・・・時間の浪費と言う事になるのよ・・・」

と、御島さん。

「だから、ゆるちょさんがもし、最初から、サラリーマンとして大成すると決めてサラリーマンをやっていたら、絶対に出世していたわ」

「「ゆるちょさんの為なら、一肌脱ごう」って誰もが思ってくれるもの・・・最も、ゆるちょさんは、今の道が最も適しているとわたしは思うけどね」

と、御島さん。

「こういう才能って稀有な才能なんですよね?多くの女性にも愛される程の人間性の大きさや精神的強さって・・・」

と、ミユウちゃんが言葉にする。

「ゆるちょさんって、大人の女性にばかり愛されているイメージがあるけど、年上のおっさんにも愛されているんですよね?」

と、ユキちゃん。

「ああ、そうだね。三菱電機時代は、毎日のように定時近くになるとおっさんが大挙押し寄せてきて」

「「仕事なんか明日でいいから、もう飲みに行こうよー」ってよく誘われたよ・・・」

と、僕。

「ゆるちょさん、今でもそうじゃないですか。僕がいた会社に来るとおっさん連中によく飲みに誘われてた・・・それ、今でも現役でしょ?」

と、貴島くん。

「そういえば、そうだね・・・ま、おっさん連中と飲みながら、大人の女性も連れて行くのが楽しいのよ・・・」

と、笑顔の僕。

「本当の大人の男性って、大人の男性も大人の女性にも愛されて・・・場のムードメーカーが出来て、司会役すら出来て」

「場を最高度に活性化出来るオトコなんですね・・・そういう本当のオトコって、すっごい少ないような気がする」

と、ミユウちゃん。

「少なくともサラリーマンの中には、希少なんじゃない?だって、そういう人間こそ、独立すべきって自分でわかるはずだもの・・・」

と、ユキちゃん。

「そっかー。だから、サラリーマンの会議って不毛なんだ・・・」

と、ミユウちゃん。

「多分、そういう上司って場をまとめる能力が無いのよ。人間性も中途半端で、精神的にも決してタフでない」

「だから、会社が課長だって言ってるから、課長やってるだけで・・・その課のメンバーは理性ではわかっていても、本能的にその課長を上司として」

「認めていないのよ・・・だから、会議が上手く機能しない・・・そういう現象になるのね・・・」

と、御島さん。

「だって、サラリーマンの風景で、課長が課員全員から愛されているって構図考えられる?」

「むしろ、?心では上司を嫌っている人間の方が多いんじゃないかしら・・・」

と、御島さん。

「だったら、そのコミュニティは、最初から、機能しない場と言う事になるね・・・」

「絶対に結果を出せない不毛なコミュニティだよ・・・それ・・・」

と、僕。

「でも・・・コミュニティの司会役が出来るオトコが本物の大人の男性の条件と言う事になると・・・サラリーマンに大人はいないって事になりません?」

「まあ、課長とか部長とかやってそのコミュニティが上手く機能する人間だけが「本物の大人のオトコ」と言う事になるんですから」

と、ミユウちゃん。

「・・・となると、カテゴリー的に分けると「本物の大人のオトコ」「大人未満のオトコ」「子供のオトコ」って事にならない?」

と、ユキちゃん。

「「「子供のオトコ」は・・・自分の事しか考えられない、人間性の小さい、精神的に弱いオトコにして、会議では空気を読む側」」

「「「大人未満のオトコ」は・・・自分本位で相手の事はちょっとだけ考える、人間性も精神的にも、中途半端なオトコにして、会議では空気を読む側」」

「「「本物の大人のオトコ」は・・・コミュニティすべての気持ちを手に取るように理解し、場を上手くコントロールし、瞬時に話を振れる」」

「「場の流れを作るムードメーカーにして、司会役。もちろん、人間性が超デカく、精神的にも強いから、コミュニティ・メンバー皆に笑顔で愛されている」」

「「男性も女性も本能から笑顔に出来る、つよーいオトコ」って事になるね、まとめると」

と、貴島くん。

「そういう本物のオトコって、本当に少ないと思うわ・・・わたしはゆるちょさんくらいしか、知らないもの・・・」

と、御島さん。

「それが出来ている上に「イケメン体脂肪率=7%」をこの春までに実現しちゃう・・・と、なんか、日本的にすごい事になるんじゃないっすか?ゆるちょさん」

と、池澤くん。

「ほら、やっぱり映像の世界に進出よ、ゆるちょさん・・・」

と、御島さん。

「でも、改めて言葉にすると、本物の大人のオトコって・・・サラリーマンの世界には、いないんですね。当たり前か・・・自分自身脱サラを指向してるんだし」

と、ミユウちゃん。

「なにより、適切な能力を持った司会役がいないとコミュニティのコントロールが出来なくて、その会議の時間が無駄になる・・・と言う事実にはちょっとびっくりしました」

「自分自身がアイデアを出せないで不甲斐ないのかと思い込んでいましたから・・・」

と、池澤くん。

「司会役がヒントを出し、そのヒントと親和性の高いメンバーに振れば・・・思考は必ず活性化するものさ・・・」

「それが上手く出来ていないんだよ、そういう不毛な会議は・・・」

と、僕。

「パスをセンターフォワードの前に的確に出せないミッドフィールダーみたいな感じですね、それ・・・」

と、貴島くん。

「なかなか、的確な表現だね、さすが貴島くんだ」

と、僕。

「つまり、場の構成員も、そういう才能が必要だと・・・そういう事にもなりますね」

と、貴島くん。

「うん、それは確かだ・・・そういう意味では、このコミュニティの構成員は僕が厳選してるから、このコミュニティは最高な思考コミュニティになり得ているんだ」

と、僕が言うと、皆笑顔になった。


(おしまい)


人生出世出来る人間と出世出来ない人間が明確にわかりましたね。

問題解決能力の無い男性は出世出来ない・・・それは自明の理か。

にしても、秋・・・週末はどっかデートかなー。


それが似合う季節になってきました・・・。


ではでは。

異性に恋されたいなら、人間性を大きくし、精神的にもタフになれ! RNTT(22)

2014年10月16日 | 23時の「リアル・ニュータイプ理論」入門


午後11時です。お疲れ様です。

いつものように「夜11時の「リアル・ニュータイプ理論」入門」として、ちょびっとずつ書いて行きましょう。


まずは平易にやさしくをモットーにしていきたいと思いますね。

さて、今日も早速、始めて行きますか!


我らがリアル・ニュータイプ・バー「レイちゃん」のママ、レイコママが今日も相手してくれます。

もちろん、ママの右腕、アヤカちゃん(22)も笑顔でカクテルを作ってくれます。

そして、もちろん、僕の隣でくだをまくのが若い池澤くん(24)と早稲田卒の薄木カナコ(24)ちゃんです。

もちろん、その横にサラリーマンの島田タモツさん(38)とパート主婦の千駄木キョウコさん(38)もいます。


「ねえ、ゆるちょさん、昨日の続き、お願いしますよ。「かっこ良くて人間性の大きい、精神的にタフで強い男性」になる方法と」

「「美人で明るくて、可愛いところのある、やさしい、オトコマエな女性」になる具体的な方法、是非教えて下さいよ」

と、池澤くんが言葉にしています。

「うん。そうだな・・・この場合、大事なのは、外見と中身を同時に築き上げていくって事になるかな・・・」

と、僕は言葉にしています。

「まず、外見だが、これは割りと簡単なんだ・・・イケメン体脂肪率は7%以下と決まっているし、美人な女性の体脂肪率は、10%以下と決まっている」

「・・・まあ、池澤くんにも、薦めたけど、体脂肪率を下げるのは、毎日の有酸素運動による体脂肪燃焼が最も効率がいい」

「・・・僕的には、一万数千円で、手に入れられるエアロバイクで、毎日体脂肪を燃やすことが確実に結果を残せると思うね・・・」

と、僕。

「有酸素運動で、体脂肪燃焼すれば、いつか、オトコは7%に、女性は10%にたどり着く・・・そういう話ですね?」

と、カナコちゃん。

「そういう事・・・まあ、これは結果にたどり着く事が大事だから、日々無理をしないこと。例えば、1年後とか半年後に達成するイメージで」

「毎日少しずつトレーニングを積み上げる事が大事だ。これはなにより結果が大事だから、例えば普段、「今日は調子が悪いな」と思ったら」

「思い切って、その日は静養に当てちゃって、明日からがんばればいいんだ・・・この場合体重計を気にするより、自分の姿を鏡に映して」

「その変化を楽しむようにすることだね。それが一番楽しいし、それこそが体脂肪燃焼の醍醐味だ」

と、僕。

「じゃあ、外見は、それで整備出来るとして・・・人間性の大きい、精神力の強い、オトコマエな男性や女性を作るには、どうしたいいんです?ゆるちょさん」

と、池澤くん。

「実際、そっちの方が大変なんだ。たった数年で出来る程、人生甘くないからね・・・」

と、僕。

「それはそうでしょうね・・・でも、オトコマエの女性って、20代後半くらいから、出来上がるようなイメージがありますよ」

と、カナコちゃん。

「じゃあ、まず、方法を教えよう。大切な事は、社会に出て、自分の人生に向き合って生きると言う事だ」

「そして、具体的に言えばオトコマエ3要素「好奇心旺盛」「チャレンジングスピリッツ旺盛」「サービス精神旺盛」で生きていく事だ」

「これが最も大事だ。人生、新しい事に手をつけるのが嫌で、ただ毎日流されながら生きていったら一切成長しないばかりか」

「人生が劣化する・・・人間性の小さい・・・要はけつの穴の小さい、精神的に弱い・・・すぐ泣いちゃうようなオトコやオンナが出来上がるからね」

「あるいは人間性が小さいから、すぐプリプリ怒り出すようなダメオトコ、ダメオンナが出来上がる」

「・・・ま、こういうのは、「サラリーマン型俺偉い病」と「専業主婦型俺偉い病」だから、周囲から関係性を切られるから、ふしあわスパイラル一直線になる」

と、僕。

「あるいは、よく見られる風景が・・・「恋(仮)」なのに結婚しちゃって、子供を一人作ったら、女性が男性忌避ホルモンにやられて・・・」

「「恋(仮)」には恋の復元力がないんだ・・・だから、お互いがお互いにとってストレスになっちゃって・・・男性は週末の自分の趣味に逃げ込み」

「「逃げ込み者」になっちゃうから、これも周囲から関係性を切られて、ふしあわせスパイラル一直線・・・家庭は一気に「家庭内別居」状態」

「・・・そんな風になったら、一生ふしあわせから抜けられないからね・・・目も当てられないよ」

と、僕。

「なるほど・・・そうやって家庭内別居って、出来るんだ」

と、アヤカちゃんが感心したように言葉にする。

「とにかく、社会に出たら、絶対に逃げない事・・・直面する事態に一々出来るだけ前向きな対応をし、ネガティブな状況はたくさん起こるけれど」

「それを丹念にひとつひとつポジティブに変える事で、人は人間性を大きく出来るし、精神的にもタフになっていくんだ」

と、僕。

「細かく言えば、精神的にタフにするには、たくさんの失敗をすることだ。失敗は成功へのエールだからね」

「確かに最初は傷つく。プライドもズタズタだ。だけど、それは本当のプライドじゃないんだよ」

「プライドと言うのは、失敗を成功に変えられた時に初めて作られるモノなんだ」

と、僕。

「そして、人間性を大きくするには、失敗も成功も、たくさん積み重ねて自分の「経験知」にしていくことで、生まれる余裕」

「これこそが、人間性を大きくするんだ。「ま、なんとかなるんじゃね?これさえやっておけば」くらいの確信が生まれれば、それが余裕となり」

「人間的にもデカくなれる・・・つまり、失敗を恐れず常に前進していくこと・・・これが精神的にタフになり、人間性を大きくすることにつながっていくんだな」

と、僕。

「なるほど・・・だから、お一人様なんてやってる今の「オワコン世代」の若い子達は一生使い物にならないって言われているのね・・・」

と、レイコママが誰とはなしにつぶやく。

「失敗を恐れる人間は、より人間性が小さくなり・・・誰からも相手にされなくなる」

「・・・怖いですね、人生の歩き方を一歩間違えると、自ら、不幸を招いちゃうのね・・・」

と、アヤカちゃんが誰とはなしにつぶやいた。


(つづく)


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本記事は土、日、休日も原則的にはアップします。

仕事でどうしても書く時間が取れない時は無理ですけど、可能な限りアップしていく所存です。だって言いたい事、たくさんあるから。