「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

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異性に恋されたいなら、人間性を大きくし、精神的にもタフになれ! RNTT(22)

2014年10月16日 | 23時の「リアル・ニュータイプ理論」入門


午後11時です。お疲れ様です。

いつものように「夜11時の「リアル・ニュータイプ理論」入門」として、ちょびっとずつ書いて行きましょう。


まずは平易にやさしくをモットーにしていきたいと思いますね。

さて、今日も早速、始めて行きますか!


我らがリアル・ニュータイプ・バー「レイちゃん」のママ、レイコママが今日も相手してくれます。

もちろん、ママの右腕、アヤカちゃん(22)も笑顔でカクテルを作ってくれます。

そして、もちろん、僕の隣でくだをまくのが若い池澤くん(24)と早稲田卒の薄木カナコ(24)ちゃんです。

もちろん、その横にサラリーマンの島田タモツさん(38)とパート主婦の千駄木キョウコさん(38)もいます。


「ねえ、ゆるちょさん、昨日の続き、お願いしますよ。「かっこ良くて人間性の大きい、精神的にタフで強い男性」になる方法と」

「「美人で明るくて、可愛いところのある、やさしい、オトコマエな女性」になる具体的な方法、是非教えて下さいよ」

と、池澤くんが言葉にしています。

「うん。そうだな・・・この場合、大事なのは、外見と中身を同時に築き上げていくって事になるかな・・・」

と、僕は言葉にしています。

「まず、外見だが、これは割りと簡単なんだ・・・イケメン体脂肪率は7%以下と決まっているし、美人な女性の体脂肪率は、10%以下と決まっている」

「・・・まあ、池澤くんにも、薦めたけど、体脂肪率を下げるのは、毎日の有酸素運動による体脂肪燃焼が最も効率がいい」

「・・・僕的には、一万数千円で、手に入れられるエアロバイクで、毎日体脂肪を燃やすことが確実に結果を残せると思うね・・・」

と、僕。

「有酸素運動で、体脂肪燃焼すれば、いつか、オトコは7%に、女性は10%にたどり着く・・・そういう話ですね?」

と、カナコちゃん。

「そういう事・・・まあ、これは結果にたどり着く事が大事だから、日々無理をしないこと。例えば、1年後とか半年後に達成するイメージで」

「毎日少しずつトレーニングを積み上げる事が大事だ。これはなにより結果が大事だから、例えば普段、「今日は調子が悪いな」と思ったら」

「思い切って、その日は静養に当てちゃって、明日からがんばればいいんだ・・・この場合体重計を気にするより、自分の姿を鏡に映して」

「その変化を楽しむようにすることだね。それが一番楽しいし、それこそが体脂肪燃焼の醍醐味だ」

と、僕。

「じゃあ、外見は、それで整備出来るとして・・・人間性の大きい、精神力の強い、オトコマエな男性や女性を作るには、どうしたいいんです?ゆるちょさん」

と、池澤くん。

「実際、そっちの方が大変なんだ。たった数年で出来る程、人生甘くないからね・・・」

と、僕。

「それはそうでしょうね・・・でも、オトコマエの女性って、20代後半くらいから、出来上がるようなイメージがありますよ」

と、カナコちゃん。

「じゃあ、まず、方法を教えよう。大切な事は、社会に出て、自分の人生に向き合って生きると言う事だ」

「そして、具体的に言えばオトコマエ3要素「好奇心旺盛」「チャレンジングスピリッツ旺盛」「サービス精神旺盛」で生きていく事だ」

「これが最も大事だ。人生、新しい事に手をつけるのが嫌で、ただ毎日流されながら生きていったら一切成長しないばかりか」

「人生が劣化する・・・人間性の小さい・・・要はけつの穴の小さい、精神的に弱い・・・すぐ泣いちゃうようなオトコやオンナが出来上がるからね」

「あるいは人間性が小さいから、すぐプリプリ怒り出すようなダメオトコ、ダメオンナが出来上がる」

「・・・ま、こういうのは、「サラリーマン型俺偉い病」と「専業主婦型俺偉い病」だから、周囲から関係性を切られるから、ふしあわスパイラル一直線になる」

と、僕。

「あるいは、よく見られる風景が・・・「恋(仮)」なのに結婚しちゃって、子供を一人作ったら、女性が男性忌避ホルモンにやられて・・・」

「「恋(仮)」には恋の復元力がないんだ・・・だから、お互いがお互いにとってストレスになっちゃって・・・男性は週末の自分の趣味に逃げ込み」

「「逃げ込み者」になっちゃうから、これも周囲から関係性を切られて、ふしあわせスパイラル一直線・・・家庭は一気に「家庭内別居」状態」

「・・・そんな風になったら、一生ふしあわせから抜けられないからね・・・目も当てられないよ」

と、僕。

「なるほど・・・そうやって家庭内別居って、出来るんだ」

と、アヤカちゃんが感心したように言葉にする。

「とにかく、社会に出たら、絶対に逃げない事・・・直面する事態に一々出来るだけ前向きな対応をし、ネガティブな状況はたくさん起こるけれど」

「それを丹念にひとつひとつポジティブに変える事で、人は人間性を大きく出来るし、精神的にもタフになっていくんだ」

と、僕。

「細かく言えば、精神的にタフにするには、たくさんの失敗をすることだ。失敗は成功へのエールだからね」

「確かに最初は傷つく。プライドもズタズタだ。だけど、それは本当のプライドじゃないんだよ」

「プライドと言うのは、失敗を成功に変えられた時に初めて作られるモノなんだ」

と、僕。

「そして、人間性を大きくするには、失敗も成功も、たくさん積み重ねて自分の「経験知」にしていくことで、生まれる余裕」

「これこそが、人間性を大きくするんだ。「ま、なんとかなるんじゃね?これさえやっておけば」くらいの確信が生まれれば、それが余裕となり」

「人間的にもデカくなれる・・・つまり、失敗を恐れず常に前進していくこと・・・これが精神的にタフになり、人間性を大きくすることにつながっていくんだな」

と、僕。

「なるほど・・・だから、お一人様なんてやってる今の「オワコン世代」の若い子達は一生使い物にならないって言われているのね・・・」

と、レイコママが誰とはなしにつぶやく。

「失敗を恐れる人間は、より人間性が小さくなり・・・誰からも相手にされなくなる」

「・・・怖いですね、人生の歩き方を一歩間違えると、自ら、不幸を招いちゃうのね・・・」

と、アヤカちゃんが誰とはなしにつぶやいた。


(つづく)


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本記事は土、日、休日も原則的にはアップします。

仕事でどうしても書く時間が取れない時は無理ですけど、可能な限りアップしていく所存です。だって言いたい事、たくさんあるから。

「茶人」は、人間性の大きい、精神的にタフで強い、場のムードメーカーになれる人間だ!「細川父子」!

2014年10月16日 | 夜の日本学


一人の髪の毛の長い背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。

彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。

「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「戦国武将考察編」・・・お願いします。今日は誰について語ってくれるんですか?」

と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。

「うん。そうだな・・・昨日、細川ガラシャさんを見たから、「茶人とは何か?」をテーマに「細川忠興、細川幽斎さん」を見ていこうよ」

と、タケルは話し始めます・・・。


さて、今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。


「細川幽斎さんって、調べていてわかったんですけど、元は幕臣の三淵 晴員の子供だったんですね・・・知らなかったな」

と、レイカは言葉にする。

「その三淵 晴員も、元は、和泉守護細川元有の子なんだから・・・なんだか、行ったり来たりの感じだねー」

と、タケル。

「いずれにしろ、幕臣として重要な血筋だったと言う事ですね」

と、レイカ。

「そういう事だろうね」

と、タケル。

「細川藤孝と言えば・・・なんと言っても、足利義昭を将軍にしようと奔走した人物として有名ですよね」

と、レイカ。

「そうだね。明智光秀らと共に奔走し、足利義輝が暗殺された時に、足利義昭を助けだしたエピは有名な話だね」

と、タケル。

「しかし・・・わたし、思うんですけど、足利義昭の人間性って軽いって言うか、小さいし、深みが無いじゃないですか・・・こんな人物に将軍職を渡しても」

「世の乱れの元にはなっても、乱世を纏められるはずがないんですけど・・・藤孝は、それに気づいていなかったんでしょうか?」

と、レイカ。

「いや、気づいていただろう。むしろ、気づいていたからこそ、その軽い性格を利用しようとしたんじゃないのかな?」

と、タケル。

「・・・と言いますと?」

と、レイカ。

「藤孝は、六角義賢、武田義統、朝倉義景に将軍任官の協力を求めている。だが、この3人共、人間的に大きくなかった。決断力にも乏しく、精神的にも弱かった」

「その3人を知った後、織田信長に出会えば・・・人間性はデカく、度量海の如し、さらに果断に決断出来る織田信長を藤孝が見た時」

「「時代はこのオトコの元にまとめられるだろう。足利義昭には、その織田信長様の天下をまとめるための道具となってもらおう」と即決断出来たはずだ」

と、タケル。

「なるほど・・・人間を直接見てきた藤孝だからこそ、信長の価値をいち早く知り、足利義昭の利用の仕方も見えた・・・と言う事ですか?」

と、レイカ。

「僕は細川藤孝を通して、茶人と言うモノを考えた時・・・茶と言うのは、四畳半の小さなスペースで顔を突き合わせ、それこそ腹を割って話す場だろ?」

「要はそこは、相手の人間性の大きさ、小ささ、相手の精神力の強さ、弱さ、すべてが露呈する場所だよ・・・つまり、茶人とは一言で言うと」

「他人の人間性と精神力をすべて見通す人間達・・・であり、当人の人間性がデカく、精神的に強い為に、他人が同じ場所にいたいと望む人間たち・・・」

「少なくとも場の空気をリードするムードメーカー的な人間である事が求められると見ているんだ」

と、タケル。

「それって「将軍の性格ポテンシャル」ですね。場を仕切る能力とでもいいましょうか・・・」

と、レイカ。

「人の上に立てる基本的な能力だよ・・・人間性がデカく、精神的に強い・・・だからこそ、皆に愛される・・・それが人の上に立てる、日本文化的条件さ」

と、タケル。

「細川藤孝は、三条西実枝に古今伝授を受け、二条派正統を一時期継承していますが、もちろん、教養人として一流の才能を見せた事が古今伝授を受けた」

「直接の理由でしょうけど、その根本として、皆に愛される人間性だった事も挙げられますよね?」

と、レイカ。

「ああ。日本人は人物に対しては好き・嫌いで評価するからね・・・つまり、好ましい人間性を持つ藤孝だったからこそ、多くの情報が集まったと考えるべきだね」

「実際、古今伝授なんて・・・自分が大切に守ってきたモノを他人に譲り渡すのは、それこそ、「このオトコなら」と思える好きになれるオトコでなければ」

「「嫌いだけど実力抜群だから、渋々・・・」なんて事はあり得ないだろ」

と、タケル。

「そうですね。細川藤孝も、人間性の大きな、精神的に強いオトコだったんですね。細川忠興も、昨日、考察した時に、2000通以上の書簡を出していると」

「言う事から、多くの人間から信頼を受けていた人物と言う事で、人間性が大きく、精神的に強いオトコだった事がわかっています」

と、レイカ。

「それは藤孝の血を細川忠興が継いでいると言う事が原因なんだろうね。その人間性の大きさと精神的な強さは・・・」

と、タケル。

「茶室に入ると・・・そこには何の虚飾もなく、正対する人間同士があるだけで、人間性の小ささや、精神的な弱さが露わになる場所だ・・・と」

「多くの戦国武将が言葉にしていますね・・・」

と、レイカ。

「だから、多くの戦国武将が茶を怖がったんだよ。自分のすべてが顕になっちゃうんだから」

「だから、千利休と言う人は余程、人間性が大きく、精神力の強いオトコだったんだろうね・・・茶を主催出来るとは、そういう事だからね・・・」

と、タケル。

「その利休の高弟のひとりに細川忠興がなっていますから・・・余程、人間性が大きい、精神的に強い人物だったんでしょうね、細川藤孝、細川忠興父子は」

と、レイカ。

「細川父子と言えば、本能寺の変後、親戚でもあった明智光秀の誘いを断り、細川藤孝は隠居し、幽斎と名を改め、親子で髻を取り、謹慎したエピが有名ですね」

と、レイカ。

「茶人と言うのは、他人の中身を見抜ける人間だから、高度な政治家でもあるんだ。だから、明智光秀が敗北する事は当然、見抜いていただろう」

「だいたい、筒井順慶あたりでも、それを見抜いているんだから、茶人である細川父子なら、当然見抜くさ・・・」

と、タケル。

「織田信長の気宇壮大な人間性の大きさと精神力の強さを見抜き時代を託した細川藤孝・・・明智光秀も当然、同じ思いだったと思うんですが」

「その明智光秀は、信長を殺してしまった・・・細川藤孝は、本能寺の変の時、どんな思いだったんでしょうか」

と、レイカ。

「細川藤孝は、明智光秀の人間的な弱さ、精神的なタフさに欠けるところがあるのを日頃から見抜いていただろう」

「僕は、本能寺の変こそ、信長は天皇家を危うくする存在と見誤った明智光秀による一人芝居だったと思っているけど、彼に決定的に欠けているのは」

「場の主役になれないと言う、その性格だ」

と、タケル。

「信長の集めた茶器の名物をその価値のわからぬ部下に分け与えたエピを見ても・・・そうでもしなければ、彼は場の主役になれない人間だったんだよ・・・」

「そんなんじゃ、天下どころか・・・そのコミュニティの主役にすら、なれないよ。そんな人間が天下を保てるわけが無い・・・」

「細川藤孝は、そこまで、しれっと見切っていたんだろう。とにかく、彼らとすれば、謹慎を世に示す事が重要な政治だったんだ・・・」

と、タケル。

「・・・と言う事は、明智光秀は、途中から「知識者」の「俺偉い病」にして「思考停止者」になっていたと言う事ですか?」

「細川父子が、二人共「知恵者」にして「純思考者」だったのに、比べて・・・」

と、レイカ。

「まさにそういう事だよ。信長にしては珍しく、人間を見る目を誤ったのがまさしく「思考停止者」になっていた明智光秀と言う事になる」

と、タケル。

「「知識者」の「俺偉い病」の「思考停止者」って「自分はたくさん知識を持っているから、偉いのだ」と「思考停止者」と化しているから」

「「知恵者」がどれだけ考えて、決断を下しているか、理解出来ないんだよ。だから、「絶対の知恵者」である織田信長をしたり顔で諌めちゃったりするわけ」

「ま、そういう明智光秀は、本格的なバカだけどね・・・」

と、タケル。

「わたしも「思考停止者」は本格的なバカだと思いますけど・・・それを見抜いていたのが、細川父子と言う事になりますね・・・」

と、レイカ。

「それにしても、細川藤孝ってすごいんですね。調べれば調べるほど、すごい・・・武芸百般に通じ、剣は、あの剣聖、塚原卜伝に習っているんですね」

「弓術も印可を得ているし、和歌・茶道・連歌・蹴鞠に通じていて、さらには囲碁・料理・猿楽などにも造詣が深い・・・ある意味、オールマイティーなんですね」

と、レイカ。

「なるほど・・・彼はオトコマエ3要素「好奇心旺盛」「チャレンジング・スピリッツ旺盛」「サービス精神旺盛」で人間性を大きくしたタイプだな」

「そして、もちろん、失敗の経験も豊富・・・だから、精神的にもタフだし、強かった・・・そういうわけだったんだ・・・」

と、タケル。

「そして、その血・・・DNAは細川忠興にも受け継がれた・・・そういう事ですね」

と、レイカ。

「そういう事だ。なんだ、割りと簡単に解けちゃったな・・・細川父子が茶人としても大成出来た理由が・・・」

と、タケル。

「結局、オトコマエ3要素で生きてくれば、人間性が大きく、精神的にも強くなり、皆に愛されるようになるから、場を絶対的にコントロールするムードメーカーになれる」

「・・・それが茶人であり、高度な政治家になれる条件でもある・・・そういう結論ですね?ゆるちょさん」

と、レイカ。

「そういう事だ。日本人はすべからく、そういう生き方が求められるのさ」

と、タケルが言うと、レイカは目の笑ういい笑顔でコクリと頷いた。


「さ、ゆるちょさん、結論も出たことだし、今日は存分に飲みましょう!」

と、レイカは赤縁のメガネを外し、髪を解いた。

「レイカちゃん、本気だね。じゃ、気合いれて飲もうか!」

と、笑顔のタケルは机を片付けだすのでした。


(おしまい)


結局、この日本では、人間性が大きく、精神的にタフで力強いオトコが、皆に愛され、大成していくと言う事です。

場のムードメーカーになれるということが、その証左になりますからね。

ま、そういう男性が女性に愛されるわけですから、

人生愛された者勝ち!と言うことにもなりますねー。


さあ、楽しく飲みましょう!


ではでは。

10月16日 しあわせとは、異性と心を繋げられる事!(繋げない人は不幸!)

2014年10月16日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

昨日はなんとなく、午前は晴れていたのに、午後は曇り。

温度もあがりませんでしたねー。

ま、秋は深まる・・・そういう事でしょうかねー。


「昨日のマッサン」記事ですが、何か新しい事に取り組んで、出来ない事が出来るようになるって素晴らしいですよね。


人間って、2種類だと思うんですよ。そうやって、新しい事、自分を成長させる事に常に取り組んでいく人間と、

そういう新しい事から、逃げている人間と・・・そういう人間って、あっという間に差がでますね。

5年、10年すると、全然違う場所に立っている事に気づく・・・逃げている人間は、どこへも行けないのに対して、

積極的に成長してきた人間は多くの可能性を掴んでいる。そのあたり、人生はシビアですね。


さて、その時、僕は区民コート&区民プールあがりで、スポーツ大好き女性、芦川ユミちゃん(27)とカフェでお茶を飲んでいました。

「しかし、テニスなんて、どれくらいぶりだろう。もう、数年ぶりだけど、楽しかったねー」

と、キャラメルマキアートを飲みながら、僕は言葉にしています。

「でも、ゆるちょさん、足速いし、スタミナも切れないから・・・結構意識して走らせたんですけど余裕でこなされちゃいましたね・・・」

と、ユミちゃんは、ソイ・ラテを楽しんでいます。

「わたし、大学時代にテニス指導者の資格取っちゃって・・・結構いろいろな男性見てきましたけど・・・ゆるちょさん、ナカナカですよ」

と、ユミちゃんが褒めてくれる。

「いやあ、僕は3年前くらいにおばちゃんの車に突っ込まれて、50日近くトイレ以外は寝たきりって怪我をやってから」

「ひたすら、頑健な身体を作ることだけを考えて日々を送ってきたからね・・・それが功を奏してるのかもしれない」

と、僕。

「身体が軽いから、足も速いし、ボールが飛ぶ場所へ最短で行けてるから、的確に返ってくるし」

「あとはバックボレーの強化が必要かな・・・くらいですよ」

と、ユミちゃん。

「いやあ、そうやって褒めてやる気を出させてくれるのは、嬉しいけど、僕的には、全然だったよ」

「球は思ったところへ返ってないし、パッシングショットも打たれまくったし、ぜーんぜんだね」

と、僕。

「まあ、ちょっと本気出しちゃいましたからね。でも、それくらいわたしのチカラを引き出す男性も珍しいんですけどね、わたし的には・・・」

と、ユミちゃん。

「わたし、男性に関して言えば、いつまでも、走れる身体を保っている男性じゃないと評価出来ないんです」

「スポーツの楽しさを知っていて、それを共有することの楽しさって言ったら・・・こんなに素晴らしい時間って無いと思いません?」

と、ユミちゃん。

「うん。それは思う。僕は、それはスポーツでもそうだし、楽器演奏なんかでも、気持ちがシンクロする時間があることは知っているよ」

と、僕。

「それ、理解していない人って結構多い印象なんですよね・・・夫婦って、ある意味、そういう気持ちのシンクロじゃないですか?」

「わたし、日本で不幸になってる人って、こういう気持ちのシンクロ方法を知らずに生きてきた男女かなって思っていて・・・」

と、ユミちゃん。

「それって、なんか本質的な論議って感じがするけどね・・・気持ちのシンクロ方法を知っている人間と知らない人間の差って・・・」

と、僕は言葉にした。

「でも、まあ、楽しかったです。まあ、これから寒くなるから・・・全天候型の施設に行きだす必要が出てきますけどね・・・」

と、ユミちゃん。

「いや、でも、面白かったよ。秋冬のシーズンオフ、テニスでも楽しめる事がわかったのは、大きいな」

と、僕。

「ですね!」

と、笑顔のユミちゃんは、本当にいい笑顔をした。


「わたし、小学生の頃から、父にテニスを教えられたんですよ。父が・・・とにかく、スポーツ大好きな人で」

「週末になると朝早くから、アップして、家族連れて、どこかにスポーツしに行きたがる人なんです。今でも毎日ランニングとかしてるしなー」

と、ユミちゃん。

「だから、わたし、うちの父が週末寝っ転がってテレビを見ているってシーンを見たことないんです」

「うちの父は完全なアウトドア派で、週末になるとテニスの壁打ちとか、トレッキングとかハイキングとか、母とジョギングを楽しんでたり」

「とにかく、身体を動かすのが大好きな人で、毎週末のように、家族でバーベキューとか、楽しんでましたね、ハイシーズンには・・・」

と、ユミちゃん。

「だから、中学生の頃、友達の家に行った時、そこのお父さんがだらし無く寝転んでテレビを見ているシーンを見て、わたし、びっくりしちゃったんです」

「「なんてだらし無い親なんだろう!」って」

と、ユミちゃん。

「へー、そういう風景を自宅で見たことが無いんだ!ユミちゃん」

と、僕。

「ええ・・・父は若い頃に脱サラして経営コンサルティングで食べてきた人ですから、だらし無い格好をするのが、何より嫌いで」

「そんな風景は絶対に他人に見せないって言う、強い信念の持ち主で・・・子供にそんな風景見せたら、一生の恥だ・・・くらいの強い美学の持ち主なんですね」

と、ユミちゃん。

「なるほど・・・ユミちゃんのお父さんって感じだよねー」

と、僕。

「「情報発信の出来ない人間はダメだ。そんな人間に絶対になるなよ」って言うのが口癖で、よく子供の頃に言われました・・・」

と、ユミちゃん。

「へー。でも、それは当たっているような気がするな」

と、僕。

「あと、「会社との行き来しか出来ない、仕事の事しか頭に無いようなオトコは絶対に彼氏にするな。そのタイプの男性が最悪につまらんオトコだから」

「「俺は忌避するだろうからな・・・」とも言ってましたね」

と、ユミちゃん。

「父は要はサラリーマンの男性や女性が嫌いなんですよ。「ありゃあ、会社に魂を売った連中だ。作り笑顔の裏には、会社に言われるがままに動く」」

「「奴隷根性が居座ってる。だから、そんな男女、友達にも、もちろん、恋人にもするなよ」って、わたしが小学校の頃から、言われ続けましたね・・・」

と、ユミちゃん。

「お父さん、サラリーマンに余程、恨みがあるみたいだねー」

と、僕。

「サラリーマンっていう生き方がまず嫌いだったみたいです。それでも、コンサルになる前、2,3年、そういうサラリーマンをやらなければいけなかったのが」

「余程堪えたんじゃないですか?」

と、ユミちゃん。

「でも、2,3年でコンサルになれたんだから、余程優秀なんだろうね、お父さん」

と、僕。

「大学に入る前から・・・高校の頃から、経営コンサルティングを将来の仕事にする目標は持っていたんだそうです」

「だから、大学時代もその勉強一本槍で、出来るなら、就職せずに経営コンサルティングとして、独立しようとしてたみたいです」

「まあ、実際には、無理だったんですけど・・・」

と、ユミちゃん。

「その父は、週末、本当にわたしや家族相手にスポーツで遊ぶのが大好きで・・・父の夢はわたしとテニスの打ち合いが楽しめるようになる事と」

「弟と酒を楽しめるようになる事だったみたいで・・・」

と、ユミちゃん。

「ふーん、弟さんはスポーツ何してるの?」

と、僕。

「空手とか柔道とかですね。球技はあまり得意じゃないみたい・・・でも、やさしいから、たまにわたしのテニスにつきあってくれたり」

「父とプレイしたりしてますけどね。わたしが見て、そこそこ出来るから、本気でやればいいところ迄行ったと思うんですけど」

「本人の興味は専ら格闘技にあるみたいで・・・」

と、ユミちゃん。

「小学生の頃から、父を投げ飛ばしたりしてましたから・・・父も息子の才能は子供の頃から認めていましたから・・・」

と、ユミちゃん。

「へー、弟さんって、今、どんな仕事してるの?」

と、僕。

「あんまり、人には言えない職業・・・って言っても政府系の仕事です。格闘技の才能を見事活かしてるって感じですよ」

と、ユミちゃん。

「ふーん、ま、そこはボカしておこう・・・僕の知り合いにも、そういう人間はいるしね・・・」

と、僕。

「だから、わたしって父の影響をだいぶ受けているんですよね。「筋を通して生きるのが日本じゃあ、しあわせになる手段なんだ」って父に言われて育ったし」

と、ユミちゃん。

「なるほど・・・ユミちゃんのその強烈な性格はお父さん譲りなんだね・・・」

と、僕。

「でも、父に「こうなれ」みたいな事は言われた事は一度もないんです。将来的な事で父が言ってくれたのはたった一言」

「「「人間、好きこそ物の上手なれ」だ。だから、好きな仕事をしてカネを稼げる大人になれ。俺もその手で生きてるからな」って一言・・・それだけでした」

「あとは、「早寝早起き」を矯正されたくらいで・・・基本、放任主義でしたね・・・」

と、ユミちゃん。

「ほら・・・自分の娘や息子に過度の期待をかける親っているじゃないですか?息子を石川遼くんみたいな存在にするんだって息巻いている父親とか」

「娘を有名子役やアイドルに仕立てようとする母親とか・・・うちの父、ああいう人種が嫌いで・・・「あいつらバカだろ」って言ってますね」

と、ユミちゃん。

「自分の夢を子供に押し付けるバカ親か・・・子供は自分のやりたい事をやらせるべきだと僕も思うけどね」

と、僕。

「そうなんですよ。うちの父も同じ考えで「親の夢を子に押し付けたら、子の人生をスポイルする事になる。あんなのバカ親だ」って吐き捨ててますね」

と、ユミちゃん。

「なるほど・・・そのお父さんのDNAがユミちゃんの強い性格を作り上げているのか・・・だんだんわかってきたぞー」

と、僕。

「ねえ、だったら、ユミちゃんのお母さんはどういう女性なの?」

と、僕。

「母はあるブランドのデザイナーをやっています。弟が大学に入学するまでは仕事もセーブしてたし、週末はきっちりと家族で遊ぶ女性でしたから」

「わたしとしては、見習うべき大人の女性って感じでしたね。父が母の料理の勉強の為にいろいろな料理屋さんに連れて行ってくれたんですけど」

「その料理をきっちり再現するのが得意な人ですね。料理が上手いって言うより、なんか、不思議な人です。ちょっと不思議なところがあって」

「父に言わせると「それもオンナの魅力の一つだ」って事になるらしいですけど」

と、ユミちゃん。

「いずれにしても、両親共に、アウトドア派ですよ。それとテレビ全く見ない派・・・家でご飯の時は、父か母がおしゃべりしていて・・・そのおしゃべりに」

「わたしと弟が参加してるうちに食べ終わってる感じで・・・家の父、この間観察してたんですけど、ある意味、ゆるちょさんにそっくりなんですよね?」

と、ユミちゃん。

「え?僕と?」

と、僕。

「とにかく、おしゃべりが楽しい人だし、くるくる知恵の回る人だし・・・母もそういうタイプだから、うちの中が常におしゃべりで彩られている」

「・・・ね、ゆるちょさんといる時の二人の関係性と一緒でしょ?」

と、ユミちゃん。

「なるほど・・・確かに僕がユミちゃんと一緒にいる時は始終しゃべっているものね」

と、僕。

「だから、一緒に居て退屈しない人がいいわよ・・・なんて母に高校生の頃にしれっと言われました。「あんた、彼氏とかいるの?」とか」

「さり気なく聞かれた時・・・もちろん、もうヤンキーデビューしていて、宇賀神とバリバリつきあってる頃でしたけどね・・・」

と、ユミちゃん。

「その・・・ユミちゃんがヤンキーやってる事は家ではどんな感じだったの?」

と、僕。

「わたし、完全にその事、家族に隠してましたから・・・だって、家を出る時は真面目な服装だったし」

「髪も染めずに、ヤンキーになってる時はなんとかウィッグで誤魔化していましたから・・・」

と、ユミちゃん。

「じゃあ、家では真面目なユミちゃんで通し抜いたんだ・・・それもある意味すごいけどね・・・」

と、僕。

「わたし、ヘアダメージは嫌だったし、外見的にハッタリが効けばいいんですよ、ヤンキーの外見なんて」

「相手をビビらせればいいんだから、それは「サル山の女王力」がモノを言うし・・・」

と、ユミちゃん。

「なるほど・・・徹底してるんだなあ、ユミちゃんは」

と、僕。

「そう・・・人生徹底すれば、しあわせになれるって教えてくれたのも、両親でしょうね」

「特に母は・・・弟が大学に入学するまでは、徹底して子育てって感じだったし、もちろん、ブランド・デザインの仕事もちゃんとこなしていたけれど」

「その年代で注力すべき事に徹底して注力してたのが、うちの母って感じでしたね・・・」

と、ユミちゃん。

「なるほどね・・・結局、両親の生き方と言うか、しあわせになる為の哲学が素敵な子供の人生を作っていくんだね」

と、僕。

「それが無い男性も女性も、魅力が無いと思いません?しゃべっていてつまらない男女・・・話していても中身の無い、愚痴ばかりある男女」

「わたしは、そういう男女には、なりたくなかったし・・・」

と、ユミちゃん。

「結論的に言えば、そういう男女こそ、一番なっちゃいけない男女だろうね」

と、僕は言葉にした。


「あー、なんか、わかっちゃったかもしれない・・・ゆるちょさん、いいですか?」

と、ユミちゃんが突然言葉にする。

「ほう、何がわかっちゃったのかな、ユミちゃん」

と、僕。

「男女のシンクロ方法って言うより、男女の気持ちをつなげるって事です。日本人の男女のしあわせは「玉藻成す」だって日頃、ゆるちょさん言ってるじゃないですか!」

と、ユミちゃん。

「うん、そうだね。日本人のしあわせは「玉藻成す」だよ」

と、僕。

「でも、それは外から見た風景に過ぎない・・・その本質は女性が恋する男性と心をつなげる・・・そこにあるんじゃないですか?」

と、ユミちゃん。

「なるほど・・・女性が恋する男性にこころをつなげる・・・うん、それが本質中の本質だ」

と、僕。

「恋する男性に女性がこころをつなげる事が出来たから・・・それを受け止めてくれた人間性の大きな男性・・・だからこそ、エッチも許す、ご褒美として」

「・・・そういう順番なんじゃないですか?だから、ゆるちょさん、今でも多くの既婚の大人の美しい女性に「大人の恋」をされてますけど」

「・・・彼女達はゆるちょさんのこころに自分のこころをつなげてるから・・・それで満足だし、それが恋ゴコロだし、それが恋そのものなんです」

「・・・だから、そういう既婚の女性は嬉しがって、「大人の恋」をしてるんですよ。身体のつながりは二の次、三の次なの」

と、ユミちゃん。

「だから、リアルニュータイプ理論も・・・人間性の大きな男性に女性がこころをつなげにいく・・・その方法って事になるんじゃないですか?」

と、ユミちゃん。

「心をつなぐか・・・心をつなげられている夫婦はしあわせで、心をつなげられなくなった夫婦は不幸・・・そいうくくりか!」

と、僕。

「だから、うちの父は・・・テニスを通して、わたしと心をつなげようとしたし、酒を通して弟と心をつなげようとしたんだわ」

「楽器演奏もテニスもエッチも・・・異性同士、心をつなげる手段であり、方法なのよ・・・」

「だから、心をつなげられなくなった夫婦は、テレビばかり見る事になって、不幸になっているし」

「毎食おしゃべりで心をつなげていた両親と、私達姉弟は、心がつなげられていたから、しあわせだったんだ」

と、ユミちゃん。

「それって、端的に言うと・・・心をつなげられる家族はしあわせであり、心を繋げられなくなった家族は不幸って、そういう事になるね」

と、僕。

「わかりやすい、結論になったでしょ?」

と、笑顔になったユミちゃんは、笑顔のまま、僕の左頬にキスをした。、


二人は笑顔だった。


(おしまい)


さて、最近、少々風邪気味で、喉が痛いです。

まあ、季節の変わり目だから、やられちゃった感じですけど、

ひどくならないよう、見守っていきたい感じですね。


さ、仕事、充実化させましょう!


ではでは。