「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

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今年も年末にゲゲゲ!(笑)。

2011年12月31日 | お昼間カフェ
えー昨年の今頃・・・どうしていたかなあ・・・と考えながら、

テレビを見ていたら、

「ゲゲゲの女房(総集編)」

を観て感動していたことを思い出しました(笑)。


っつーのも、今日も、

「ゲゲゲの女房(総集編)」

をやっていたからです。


いやあ、今年もしっかり堪能してしまいました・・・いい物語ですよねー、これ。

で、このドラマを見ると、向井理くんを好きになっちゃうんだよね、これ。


やっぱり、貧乏でも努力して前に向かっていくって言う物語・・・日本人は好きなんですよね。


「武士は食わねど高楊枝」

という言葉もあるんですけど、日本人には、清貧の思想があるんですよね。


その清貧の思想・・・そこに美を感じる・・・日本人の素晴らしいところってのは、生き方にすら、美を求めるってところですよねー。


貧乏でも、笑顔でいられる。


それこそ清貧の思想、そのものだもんね。


そして、お金を稼ぐ過程で、笑顔がなくなっていく・・・だけど、それに気づいて、また、笑顔に戻る。


こりゃ、日本人は大好きになるわけだ。


だって、日本人にとって、本当に大事なモノは、やっぱりお金ではなくて、笑顔だもの。


そして、男性にとっては、仕事であって、女性にとっては、家族そのものが大事。

子供を育て上げることが女性にとっては、最も大事な仕事になるんだと思います。

もちろん、いろいろな女性がいて、子供でなくて、普通に社長業をこなしている方だってたくさんいます。

ただ、一般のひとたち多くの思いは、やっぱり子供を育て上げることなんだろうなって、そう思うんですよね。


この物語には、それらのすべてが現されている。


だから、みんな好きになっちゃうんだな。


多分、日本人以外が、

「ゲゲゲの女房」

を見たら、また、違う思いになると思うんですね。


例えば、日本人の家は小さくて最悪・・・みたいなことを外国人はへーきで言う。

でも、それは・・・貧乏でも皆で笑顔が出せれば、それでいいんじゃないかって、思えるんですよね。

多分、日本人なら、そう思える。


それは、日本人のDNAに入っている、もう、日本人の特徴なんだと思うんですよ。


だから、話し合っても、背景にする文化が違うと、わかりあえないことって、たくさんあるんじゃないかな。


日本は話しあい至上主義で、なんでも、

「話せばわかる」

ということになっている。


でもそれは、日本は島国だから、皆が同じ文化を背景にして生きてきているからこそ、できることであって、

文化の違う人間同士が、理解しあうことって、とっても大変なことだと思います。

口では理解したようなことを言っても・・・でも、本当の意味で理解しあえるとは、とても思えない。


だから、異文化の人間同士は、まず、相手の文化が何を是とし、何を否としているのかをまず、知ることから始めないといけないんだ、と思います。


そして、自分の文化を相手に、決して押し付けないことだと思います。

「郷に入れば郷に従え」

という言葉があります。これ、ヨーロッパにもある言葉なんですよね。

「ローマにいったら、ローマ人のやるようにしろ」

まあ、微妙に違いますけど、同じような発想です。


でも、日本にいる外国人にそれを強いても・・・ねえ。


結局、どのコミュニティで、生きていくのか・・・そこをその本人が選択してから、すべては進みだすということですね。


もし、外国の方が、日本で暮らすことを選び、そのコミュニティで、生きていくと決めたのなら、その時はじめて、

「郷に入れば郷に従え」

が、効いてくるんだと思うんですね。


そういう言葉を吐けるし、そこに意味が出てくる。


つまり、そういう決断をした人間にだけ、

「郷に入れば郷に従え」

は言えるということです。そうでなければ、適用しちゃいけないんだろうな・・・そう思うんですね。


だから僕らも、これから、世界に出ていくんだから、自分はどういう立場で生きていくのか、選択していなければいけない。

日本のことをよく知り、日本人とは、どういうものか・・・それを誤解なく世界に広めるために、歩いて行く。

迎合することなく、一人の人間として、尊敬を得る、そんな人間になりたいですね。


それが今後の自分の生き方になっていくと思いますね。


来年以降の自分になっていくと思います。


日本のこともよく知らないのに、外国に行って、外国はこうだった・・・と吹聴されたって、今やこの時代、外国には、資格と旅費さえあれば、

誰だって行ける時代です。


これからは、クオリティが求められると思います。


そこを考えながら、新しい自分を作っていきたい。



それが来年への僕の言葉ですかね。


毎年、毎年、新たな自分に変わっていく。それは、変化ではなく、進化でありたい。


2011年ももうすぐ終り、2012年が新たにやってくる・・・一年後の今日、僕がここに何を書いているか。


それを期待しながら、今年を終りにしていこうと思います。


ありがとう、2011年。ありがとう、このブログを見てくれた、みなさん。


また、来年も、新しいネタ、気持ちにひっかかるネタ、を書いていこうと思います。


では、よい、お年を。

大晦日もボーイズトーク!(話、続いているんだよねー(笑))

2011年12月31日 | お昼間カフェ
えー、もう4回目になりますが、大晦日も、この話の続きを・・・。


ひとり立ち尽くす安田くんは、酔っていることも手伝って、混乱して何が何だかわからなくなっていました。

「俺、何しちゃったんだろう・・・真下さん、怒ってた・・・」

と、とりあえず目の前で見た事実だけは、把握した安田くんでした。

「と、とにかく・・・皆のところへ・・・」

と、安田くんは、どたどたと歩きだしたのでした。


「ゆるちょさん、河合さん・・・」

と、僕と河合くんが静かに笑顔になりながら飲んでいるところへ真下さんが横に立ち、話しかけてきます。

「お、由衣ちゃん、どうした?酔っ払った?」

「お、真下くん、一緒に飲もうか?」

と、僕ら二人は、緩やかに答えます。


その二人の穏やかな雰囲気に、一瞬、真下さんは呑まれます。


「あ、あのー・・・。お二人・・・大人の雰囲気ですねー」

と、真下さんは、何かを言おうと、少し緊張していましたが、すぐに相好を崩して笑顔になります。

「いやあ、少し酔っ払ったのかもしれない・・・由衣ちゃんも、笑顔がかわいいね」

「真下くんは、いつも清楚な雰囲気で、いいよねー」

と、二人は、酔っ払っているのか、口が少々軽い・・・。

「あらあ・・・もう、お二人とも・・・」

と、言葉を出せない真下さんです。


そんな真下さんに普通に声をかける二人です。

「ここ空いているから、座って一緒に飲むか、由衣ちゃん」

「いいね・・・男二人で寂しかったんだ」

と、割りと何も考えていない、おとこ二人です。

「いいんですかー・・・じゃ、飲み直しましょう!」

と、真下さんは、すぐに機嫌を直すといつもの元気な真下さんに戻ります。

「おー、楽しい時間を過ごそう!」

「まだまだ、ゆっくり飲みましょうか!」

と、男二人と女性ひとりは、盛り上がるのでした。


と、その光景を会場の端から見つめる男がひとり・・・。

「げ・・・なぜ、真下さんが二人と・・・」

と、その光景に戸惑いながら、立ち尽くしています。

「真下さん、俺に謝りに来たのか?・・・だったら、合流した方がいいか・・・」

と、酔って記憶が混乱している安田くんは、僕らに近づこうとしますが、

誰かの手が突然伸びてきて、彼の袖をつかみます。

「何を考えているの?あなた!」

彼は不思議そうに、自分の袖を掴んでいる手の主を探します。

「あ!」

彼は驚きながら、その場に立ち尽くすのでした。


「ゆるちょさんと河合さんと一緒に飲めるなんて、私、来年もいいことがありそうです」

と、真下さんは上機嫌です。

「いやあ、しかし、安田くん、どこへ行っちゃったんだろうなあ。せっかく、真下さんも来て、一緒に飲んでくれてるのにー」

と、僕は脳天気に話しています。

「さあ・・・あいつのことですから、自分なりに、どこかで楽しんでいるはずですよ」

と、河合くんも上機嫌で飲んでいます。

真下さんは、その会話を流しながら、

「さ、ゆるちょさん、はい、熱燗注いじゃいますよー」

と、楽しくはしゃいでいます。

「お、おー。ありがとありがと・・・いやあ、やっぱり美人な女性に注いでもらうと、お酒は100倍おいしくなるよねー」

と、僕も上機嫌モードに入っています。

「いやあ、やっぱり、清楚な女性が、頬を染めている様子は、見ていて美しい・・・」

と、河合くんは、色男ちょい酔いモードで話しています。

「美しい・・・だなんて・・・河合さん・・・」

と、その言葉を聞いた、こちらも酔っている真下さんは、うっとりと頬をさらに染めます。

「河合くんは、酔うとさらに口がうまくなるからなー・・・ははははは」

と、その様子を笑う僕です。

「いや、僕もちょっと酔ったみたいです」

と、少し照れくさそうに笑う河合くんです。


「じゃあ、乾杯しましょう、ゆるちょさん、河合さん」

と、熱燗のお猪口を二人に向ける真下さんです。

「おー、乾杯」「かんぱい」「かんぱーい」

3人は乾杯すると、さらに笑顔が爆発するのでした。


都会の夜は、更に更けていくのでした。

12月31日(今年もいろいろありがとうございました!)

2011年12月31日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

えー、とうとう、2011年も今日で終り。

まあ、いろいろなことがあった今年ですが、それも今日で一旦終り、ということになりますかねー。

まあ、今年は震災を始め、いろいろなことがありましたねー。


まあ、自分的には、いろいろな進化があった一年と言えるでしょうかー。


まあ、しかし、大河ドラマが「江」でしょ・・・ほんと、途中から言葉すら出なくなりましたから、

まあ、ある意味、特別な大河ドラマでしたねー。


まあ、その代わり、BS時代劇「新選組血風録」「塚原卜伝」など、佳作も見ることが出来ましたし、

なにより、「坂の上の雲」完結・・・3年という月日を充分堪能出来たように感じますね。


3年という月日は、長いようで短いし、短いようで長い。


あの頃考えていた今という時間が、まあ、思った通りになったことは、とてもうれしいことですねー。

ま、来年もさらなる進化が必要ですねー。


人間関係も、知人友人が増え、いろいろいい方向に進みました。

まあ、いいスパイラルをたくさん自分の周りにつくっていきたいですねー、今後も。

まあ、震災は別にして、笑顔が増えた、そんな一年になりましたかねー。僕の周りでは・・・。


震災では、僕も多くの知人友人を亡くしました。

だから、今年は忘れられない一年になったと・・・そういう思いが強いですね。

でも、だからこそ、笑顔を増やしていきたい・・・そう強く思いますねー。


ひとはひとりでは、生きていけない。


それを強く思った一年になりました。

周りの人のたくさんの笑顔が僕を癒してくれる。

周りの人間が笑顔になるように、僕もたくさんの言葉を出しているし、それがいつしか自分の笑顔にもつながっていく。

それがいつしか、コミュニティの力になってく、パワーの源になっていく。


やっぱり、笑顔こそ、力ですよ。


仕事をするのも、自転車に乗るのも、こうやってブログを書くのも、すべて皆の力につながっていく。

そして、笑顔につながっていく。


来年も、笑顔笑顔の一年にしていきいたいですねー。


来年もいい一年になりますように。


来年は、かみさん、みつかるかな(笑)。

そんな気がしますねー。


ま、一年の最後をのーんびりと過ごしましょう。

静かにいろいろなことを思って。



えー、それから、今年もたくさんの方に、ブログを覗いてもらいました。

ありがたいことです。

来年も皆様がご多幸でありますように、

心から願いたいと思います。

ありがとうございました。


ではよいお年を!

欧米人のわからない、日本人の秘密!(俺、日本文化の方が、めっさ上だと思う!)

2011年12月30日 | 日本人の秘密
外国人が思う日本人の不思議なところー・・・という番組を見ました。


まあ、僕から言わせれば、キリスト教を中心とする欧米文化と、仏教や儒教を伝統とするアジアの文化では、大枠からして違うと思うんだけどね。

で、次のような具体的な論点を挙げていましたねー。


「スーツ着ているひとがたくさんお酒を飲んでいる!仕事が終わったのに、なぜ家族と過ごさないんですか?」

「私達から見ると、家族を大切にしていないように見える!」


「なぜ、とりあえずビール!と皆が頼むんですか?私たちなら、ワインやシャンパンやウォッカなど好きなメニューをそれぞれ頼みます!」


「なぜ、女性が上司の男性にお酌するんですか?我々の文化では、男性が女性に注いであげるのがルールです!」


「なぜ、日本人は、お酒に弱いのに、泥酔して寝込んだりするんですか?女性も街に寝込むなんてありえない!」


まあ、これ、それぞれ考えてみると、おもしろいので、久しぶりに日本人について書くことができそうです。


まあ、日本人って、こういう欧米コンプレックスをつっつくようなネタが好きですね。

というか、多くの日本人が、明治期に文明開化して欧米文化に追いつけ追い越せ!という歴史を持っていることから、

「日本はまだ、欧米文化に追いつけていないのではないか。欧米文化は、先を行っているのではないか」

と考えているんだと思います。心のどこかでね。


でも、それは、おかしい考え方だと僕は思っているんです。


欧米文化の根底にあるのは、もちろん、キリスト教文化です。

キリスト教文化というのは、僕に言わせれば、差別文化・・・まあ、やわらかい言い方で言えば、区別文化なんですね。

神はGODであり、唯一神なんですよ。

たったひとり、GODという存在がある。

そして、それに似せて・・・つまりは似て非なるものとして、人間がGODによって作り出され、GODの下の世界に存在するのが、人間なんですね。

そして、その下の世界に、動物がいる。


だから、人間と動物は、神と人間程に、遠い存在なんです。


そして、キリスト教世界の本質は、上の世界の存在は、下の世界の生殺与奪の権利を持つ、ということなんですよ。


だから、家畜を殺して食べても、問題にならないんです。

僕ら日本人の考えから言えば、なぜ、牛や馬や鶏なんぞは殺して食べてもいいのに、鯨はいけないんだ?という話になりますよね。

彼らから言わせると、鯨やイルカは、人間に近い知能を持っているから、彼らは動物のカテゴリーには、入らない・・・そういう主張なんですよ。

いすれにしろ、生殺与奪の権利は、上の世界の存在が決めることで、鯨やイルカは殺してはいけないもの・・・とこれも勝手に決めることが出来ると、

それが彼らの理屈ということになるんですね。


そして、これが、死刑廃止論の基本理念にもなるわけです。

だって、この理屈で行けば、生殺与奪の権利は、人間の上の世界の存在が、決めるもの・・・つまり、GODのみが、人間の生殺与奪の権利を持つことになるわけです。

ですから、ひとの死を人間が決めていいのか?そういう話になるわけです。


ここを理解していないと、死刑廃止論じ者が言う、

「人間の死を人間が決めていいのか?」

という疑問をおかしく説明してしまう可能性が出てくる。


例えば、日本人的に考えれば、

「社会に害をもたらす者は、死を持って責任をとるべき」

という考え方が一般的でしょう。

「死を持って責任をとる」

ということは、

「彼は立派な仕事をした」

という評価につながり、その人間の供養にもつながるんですね。

よく出来た日本的システムなんです。


この日本の文化歴史を尊重することもなく、考えもしない欧米かぶれの馬鹿者共が、提唱するのが、日本の死刑廃止論、ということになって、

「人間の死を人間が決めていいのか?」

と浅い主張をするから、皆の賛同を得られないんですよ。

「人間の死こそ、人間が決めるべきであって、社会を構成し、運用する責任は、人間にこそあり」

これが日本での伝統的な考え方であって、日本文化の真髄ですからね。


そして、もうひとつ欧米文化のキモとなるのは、女性蔑視から来た、レディファーストの文化です。

まあ、よく勘違いしている女性を散見しますけど、例えば、食事の時に、女性の椅子を引いてあげたり、女性を守るように男が道を歩いたり、重い荷物を持ってあげたり・・・、

まあ、レディファーストの具体例ですけど、あれは元々、

「女性は弱いから、守るもんだ」

という女性蔑視の思想から来ているんですよね。

まあ、そういう行為自体は、女性が喜ぶんだから、僕は率先してしますけど、文化的に言うと、日本では、男女棲み分けなんですよ。

基本男子も女子も平等であり、それぞれの得意分野を活かすことで、平等を守っていた・・・そういう文化なんですね。


だから、日本には看護婦がいたし、スッチーもいた。

女性がその得意分野を生かして仕事をしていた・・・そこに、国際通を名乗るバカなオヤジ達が入り込んできて、

やれ、男女雇用機会均等法だ、スッチーはだめ、CAだ、看護婦もだめ、看護師だ・・・はっきり言って、欧米化は、日本においては文化の劣化です。


日本は巧緻な社会を持っている。

それを破壊して、なんとも思わない人間が、そういう文化の違いを理解出来ないカス野郎共ですよ。

センスのない官僚野郎共ですよ。


だいたい、男女が上手く棲み分けして、お互いの得意分野をうまく伸ばしてきたからこそ、長生きのいい夫婦がたくさん日本にはいるんじゃありませんか?


例えば看護師だなんて、言うけど、女性が多い職場であることに、変わりはないでしょう?

名前を変えたところで、実態は変わらないんだから、日本は文化的に職業の棲み分けをしているんですよ。未だに。


対して欧米は、女性蔑視が根底にあったからこそ、古くはウーマンリブ闘争・・・今ではジェンダーフリーだなんだかんだ、

男女平等を目的にした運動が未だに続いている。

それは、今だに、女性蔑視が続いているからでしょう。欧米人の頭の中に。


日本においては、平等なんですよ。男性も女性も。

ただ、住み分けているに過ぎない。


例えば、このブログで何度も指摘してきましたが、男性と女性は明らかに異なる種の動物です。

大人の男性は、

「見たものに最大限説得されるが、疑問を持ち、理性を持って、合理的に思考し、そのモノゴトを見極める。感情はできるだけ抑える動物」

です。しかし、女性と子供は、

「見たものに最大限説得され、そこから感情を発生させ、行動してしまう動物」

です。


だから、僕は、男性は、理性性の動物、女性と子供は、感情性の動物と言うんです。


つまり、これらを平等として扱うなら、その得意分野を伸ばしてあげる棲み分けしか、あり得ないんです。


まあ、もちろん、女性だって、大人の女性になれば、感情を抑えることだって出来るでしょう。


でも、ここからは、考え方なんです。得意な分野を伸ばすのと、不得意な分野を成長させるのと、人生でどちらをあなたは選びますか?とう問いに答えることと同じなんです。


日本では、得意な分野を伸ばすやりかたを取っている。

欧米では、不得意な分野を成長させるやり方を取っている。


この違いに過ぎないんです。


さらに言えば、日本は欧米に遅れてなどいない。

欧米が物質文明を発達させている間、日本は徳川幕府に、

「物質文明は発達させちゃだめ!」

と厳命されていました。

じゃあ、当時の日本人の膨大なエネルギーはどこにいったか?

精神文明の発達に使用されたんです。

そして、それの清雅が、武士道ですよ。


「間違いがあれば、死を持って責任をとる」


そこまで、発達した精神文化こそが、日本人の成果であり、欧米人は、ここに追いついていない。


僕はエネルギーがあれば、それは、外部記憶に残されると考えていますから、

欧米が物質文明を発達させたのと同時に、日本は同程度の精神文化を発達させた、と見ているんです。


だから、欧米の物質文化が日本に入ってきたら、すぐに追いつき、最早追い越しているじゃないですか?


今後は、アジアの時代になってきます。

だから、我々アジア人は、自国の文化に誇りを持ち、普通に世界に冠する国として輝けばいいんです。


と、ここまで、結論付けてから、最初の問いに戻ってみましょうか?(笑)。


「スーツ着ているひとがたくさんお酒を飲んでいる!仕事が終わったのに、なぜ家族と過ごさないんですか?」


これは、日本人なら、誰でもわかると思いますが、日本人はコミュニティを守ることを第一としますから、

まあ、江戸時代と意識は変わっていないわけです。

大名家に使えることが、武士の掟でしたから、同僚とのコミュニティを守ることも、ひとつの仕事でした。

だから、お酒を飲み、情報交換や、同じ愚痴を言ったり、同じ体験を共有することで、つながりを強化する・・・これは、立派な仕事です。


欧米には、そういう会社内のコミュニティの絆を常に保っておく、という発想がないから、奇異に見えるのでしょう。

欧米は契約社会ですからね。契約がすべてです。日本では、契約の代わりに、コミュニティの絆を常にメンテナンスしているのです。

まあ、気持ちがつながっているわけですから、いざという時に、献身的に行動することが出来るのです。

もちろん、仕事としてのお酒の効能は、家族もわかっていますから、これ自体、オーケーな行動なんですね。


となると、日本のあり方の方が、全然いいと思いますけど、いかがでしょうか?



「なぜ、とりあえずビール!と皆が頼むんですか?私たちなら、ワインやシャンパンやウォッカなど好きなメニューをそれぞれ頼みます!」


日本人は、共通体験を積むことで、横の強い絆が生まれることを知っています。

確かに自分の好きなワインやウォッカを頼んでも、なんら問題はありませんが、

「共通体験を積めば、強い絆が生まれるのだから、それがあとあと、いろいろなにかとやりやすくする」

という現実を知っていて、そっちを取っているんです。

日本において、それがわからないバカは、

「あ、あいつは、だめだ」

と、バカにされ、究極的には、コミュニティから外されることすら、あるんです。


だから、下らない我を通すことより、絆を作ることの方が、日本では上の知恵なのです。


そんな知恵も知らず我を通すバカの方が、余程、馬鹿に見えますけど、いかがでしょうか?



「なぜ、女性が上司の男性にお酌するんですか?我々の文化では、男性が女性に注いであげるのがルールです!」


基本、男性は、お酒を飲むとアホになりますから、そこで、女性がうまくお酌してやって、楽しい気持ちを上司に残せれば、あとあとそのコミュニティで、

楽しくやっていけますから、女性は、コミュニティをうまく泳ぐ知恵として、上司にお酌しているのに、過ぎません。

これもコミュニティを生きる賢い知恵なのです。


それを単なる我を通して、上司にお酌させても、何の得にもならないどころか、迫害されてしまう危険性すら、あるのです。


さて、最後。

「なぜ、日本人は、お酒に弱いのに、泥酔して寝込んだりするんですか?女性も街に寝込むなんてありえない!」

日本は、欧米と違って、治安がよく、不心得者は、いませんでした。

だから、泥酔して眠っても安全な国だったんです。最近は変わってきましたが、日本人は、そういう弱い存在から、お金を盗もうなんて人間は軽蔑の対象になりましたし、

死を持って責任をとらないといけない時代もありましたから、自然、治安がよかったんです。


最近、外国人が増え、治安が悪化するようになりましたが。


こうやって、見てくると、いかに、欧米人の主張が、自分のことしか考えていないか、よくわかってきます。


特に欧米人は、我を通してなんぼ、の世界ですから、

日本的平和の世界には、いられない人たちだということがわかります。


なにしろ、欧米人達は、我々日本人が260年のミラクルピースを達成している間、戦争をずーーーっとやっていたんですからね。

つまり、精神文化は圧倒的に日本に遅れているんです。

社会の成り立ちも・・・日本はすでに治安をよくしていたのに・・・外国人が増えるから、また、治安が悪くなってきたんですよ。


日本の文化と、欧米文化、明らかにどちらが優秀か、お分かり頂けたんじゃないでしょうか。


日本文化の輸出は、世界の治安をよくし、世界平和達成のためにも、急務です!


以上

ボーイズトークの周辺!(恋愛がんばれ!)

2011年12月30日 | お昼間カフェ
いやあ、外寒いねー。

ちょっと出てきましたけれど、寒いです。

あー、防寒して、走りにいってくるかなあ・・・。


さて、ボーイズトークモノが、思いもよらず続いていますが、

これー、だいたい実話なんで、書きやすいんですよね(笑)。


それと、僕はこの主人公である安田くんが好ましいわけですよ。

というのも、同世代は、割りと草食男子っぽいというか、あまりリスクを犯さないタイプなんですね。


まあ、読んで頂ければわかるとは思いますが、河合くんも僕も、過去いろいろ痛みを受けた上で今がありますから、

まあ、問題もありながら、いろいろがんばっている安田くんに好感を抱いているんですねー。


というか、ホント、この安田くん、20代前半の頃の自分に、非常に似ているところがあります。


まあ、女性ってのは敏感なんですよね。いろいろと。

だから、酔った勢いで・・・なんてのはさ、あんまりよろしくない状態に陥ったりするわけですけど、

若い頃は、酔った勢いでないと、先へ進めなかったりすることもあるわけで・・・このあたり、若い頃の自分の失敗をみているようでも、ありますねー。


だから、ちょっと微笑ましいというか、愛らしいというか・・・でも、女性だったら、こういう男性は、ちょっと敬遠したくなるでしょ?

そのあたりもねー・・・なかなか、おもしろかったりするわけです。もちろん、書いている方はねー。


でも、この草食男子の時代、やっぱり、がんばっているのって、応援したくなるんですよね。


恋愛なんて、やり方なんて、それこそ、千差万別だし、若い頃からいろいろがんばって自分なりの法則を見つけていくことが大事です。

ぶつかってぶつかって、嫌われたり、誤解を受けたり、そんなことをしているうちに、いつか、自分のことを理解してくれる、

自分を一番に愛してくれる異性が見つかる。


痛みを恐れて、何もしないと、いつまでたっても結婚出来ない、言い訳ばかりの大人になってしまいますよ。

ま、僕も結婚はしてないわけだけれどねー。


前にも書きましたけど、僕も、10代の頃の友人と連絡をとることだってあるわけです。

そしたら、結婚してない奴がいてね。

「山田だって、結婚してないし・・・」

なんて言い訳しててショックを受けましたね。


だって、10年前と言い訳が一緒だったんだもの・・・。


10年同じ言い訳をして、現実から逃げ込んでいる・・・そりゃあ、しあわせになれないよ。


そんなだから、誰も結婚してくれないんじゃないの・・・って本人には、言ってませんけどね。

一事が万事・・・女性はそういうところ、シビアに見ていますからねー。


まあ、真下さん、激怒していましたけれど、だいたい理由は、わかりますよね?


結局、楽して、恋愛をゲットしようとしても、女性は見ている、ということでしょうね。

やっぱり、女性は、自分の人生をリードしてくれる、強くて明るい男性を待っているんだと思いますね。


まあ、このボーイズトーク話、まだまだ、続きがあるんですけど、まあ、また明日書きますかね。


人生やったもん勝ち!です。


ガンガン縁をつくって、体当たりで恋愛していきたいもんです。

出会いは自分で作っていかないとね。



さて、自転車でも、乗りに行ってこよっと。


ではでは。

まだまだ続いている、ボーイズトーク!(酔った勢いってのが、一番まずい!)

2011年12月30日 | お昼間カフェ
しかし、「はじめてのお使い」を見ていると、

ほーんと、子供が欲しくなりますねー(笑)。

ま、来年の今頃には、それにつながるような状態になっておきたいものですがー(苦笑)。


さて、この話の続き・・・まだ、あったりするんですね。


安田くんは、その場を去り、僕は河合くんとゆっくりと飲んでいます。

「しかし、安田くんを見ていると、20代の頃の自分を思い出すなあ」

と、僕はバーボンをくいっとやりながら、河合くんに話しかけます。

「ゆるちょさんにも、あんな頃があったんですか・・・」

と、神妙な顔をした、イケメン河合くんは話します。

「まあ、20代の俺は・・・もう、壊滅的にモテなかったからねー。女性に「近くに寄らないでよ・・・」ってニュアンス出されまくりだったから」

と、僕が笑うと、

「僕は10代の頃、勘違いしているところがあって・・・僕もモテませんでしたね。というより、女性に嫌われてました・・・」

と、河合くんも、何かを思い出すように話します。

「なに、勘違いって?」

と、僕が聞くと、

「中学2年生の時に、モテ期が突然来て・・・まあ、成長過程でたまたま、外見が整って・・・それでものすごくモテたもんだから、いい気になっちゃって・・・」

と、河合くんは、少し目を細めながら、その時代の自分を思い出しているようです。

「ほう、それで?」

と、僕が聞くと、

「僕は神様に選ばれた人間なんだって、思い込んじゃったんですよ。だから、何をしても許されるもんだと思って、けっこう女性にひどいことを・・・」

と、河合くんは、少し照れくさそうに話してくれます。

「なるほど・・・それで女性に総スカンされたとか?」

と、僕が言うと、

「ビンゴ・・・当たりです」

と、河合くんは人差し指で僕を指すような感じで、答えてくれます。

「それ、けっこうきつかったんじゃない?」

と、僕が言うと、

「この子は絶対俺側についてくれるだろうって思ってた、幼馴染のやさしい子にも、フラれて・・・それが僕にはショックでした」

と、河合くんは言います。

「その時、僕は気づいたんです。女性にモテるのなんて、どうでもいい。僕は、その子の気持ちが欲しかっただけだったんだって・・・」

と、苦い顔で河合くんは言います。

「なるほど・・・失ってはじめて、大事なものの価値がわかるという奴か・・・」

と、僕はバーボンをくいっと飲みながら、河合くんの方を見ています。

「彼女、それから、すぐに転校しちゃって・・・お父さんの仕事の都合だったけど、残れないわけでもなかったし・・・」

と、河合くんはひとりごとを言うように、話しています。

「その子のこと、余程好きだったんだね」

と、僕が言うと、

「そう。そうです。彼女のいない世界なんて、考えられなかった・・・」

と、河合くんは、傷ついた子犬のような風情で、記憶の中をさまよっています。

「彼女は、最後に会った時、僕に「ごめん」って、言ったんです。立ち去る時に、後ろも見ずに「ごめん」って・・・」

と、河合くんは、その瞬間にタイムスリップしているかのように、傷ついた表情です。

「その後ろ姿が、忘れられなくって・・・」

と、河合くんは言うと、バーボンを一気に飲み干します。

「それから、どうしたの・・・彼女とはそれから、会っていないの?」

と、僕が聞くと、

「女性達は、ずっと僕を総スカン状態で・・・最後の望みだった幼馴染も消え、僕の中学時代は、最悪なまま終りました。そして・・・」

と、河合くんは、言うと、

「高校生になってから、僕は長崎に・・・幼馴染の彼女のいる街へ家出したんです」

と、話を続けるのでした。


安田くんは別の場所で、別の仲間とワイワイ騒いでいました。

焼酎の水割を何倍か飲み干すと、朦朧となった安田くんは、すっくと立ち上がり、別の場所へ歩いていきました。

安田くんは、別の一団と楽しそうに話している真下さんの横に立ちます。

何か話しかけようとする安田くんですが・・・少し微妙な間が空いて・・・でも、声を搾り出します。

「真下・・・さん・・・話があるんだけど・・・」

と、少し思いつめたような風情で安田くんは真下さんに話しかけます。

その少し異様な雰囲気を察した真下さんは、少し表情を固くして、安田くんを見上げます。

硬直したような安田くんが、少し顔を赤らめて、真下さんを見ています。

「このひと、酔っている・・・」

そう感じた真下さんは、安田くんを刺激しないように、目でうなずいて席を立ちます。

安田くんは、話しかけはしたものの、次にどう行動するか、考えていなかったので、少しあわてます。

「あ、えっと・・・」

と口で言ってはいますが、正直、パニック状態です。

それを見て取った真下さんは、冷静に、

「そっちに、通路があります」

と、先に歩き出します。

「あっ、そう」

と、安田くんも、あわてながら、真下さんの後ろについていくのでした。


「長崎に家出?幼馴染を探して?」

と、僕が河合くんに聞くと、

「まあ、そうです。高1の5月の連休・・・少し長く休めたので」

と、遠くを見るように河合くんは話しています。

「でも、結局、徒労に終りましたけどね。長崎に行けばなんとかなるだろうと思ったけど・・・結局、何も出来ずに、普通に観光して、帰ってきちゃって」

と、自分を笑うかのような表情の河合くんです。

「親にこっぴどく怒られて・・・でも、あれですっきりしたんでしょうね。彼女みたいな女性を探したくて、それから、考えを変えたんです。僕は」

と、何かを思い出すような表情の河合くんです。

「なるほど・・・好きな女性に好かれる為に・・・どうすればいいか、考えたんだね。そして、行動に移していった・・・そんなところ?」

と、僕が聞くと、

「そんなところです。女性の立場にたって、考えるようにして・・・どんな男性にあこがれるか、女性の気持ちで考えるようになった・・・そんなところです」

と、河合くんは、モテの秘密を教えてくれます。

「それは、ゆるちょさんも一緒じゃないんですか?女性の気持ちで考える・・・」

と、河合くんが珍しくツッコミます。

「うん。そこは、同じかな。僕の場合は、モテなかったからこそ、女性の気持ちになって自分の問題点を探し出し、改善していった・・・何事も経験と考察だ」

と僕が笑うと、河合くんも笑います。

「人間痛い目に遭わないと駄目なんですね。安田も・・・考え直すことが出来るかな・・・あいつ・・・」

と、河合くんは、遠くを見るような目をします。

「まあ、人間叩かれて叩かれて・・・考えるようになるもんさ。痛い目に会うから、改善することになる・・・彼は、どうかなあ・・・」

と、二人は、安田くんのことを話しながら、更に飲むのでした。


「で、話って、なんですか?」

と、真下さんは、少し暗い通路で、安田くんと対します。

「いや、あの・・・」

と、思わずもじもじしてしまう安田くんです。

「話がないのなら、皆のところに戻ります」

と、行きかける真下さんです。

「いや、真下さん、僕のこと、どう思っているのか、直接、聞きたくて・・・」

と、安田くんは思っていることを素直に吐露します。


真下さんは、そのモノ言いから、あることに気づいて、思わず激昂してしまいます。


真下さんは、安田くんを睨みつけると、

「安田さん、ゆるちょさんを使ったでしょ!ゆるちょさんがやさしいのに便乗して・・・こういう大事なことに、そういうことするひとって、わたし、大っキライです!」

と、真下さんは大声で一括すると、そのまま、その場を走り去ってしまいます。


あとに残された安田くんは、あまりのことに、キョトンとしてしまいます。


「なんで怒られたんだ、俺?・・・なにか、悪いことしたっけ?」

と、何もわかっていない安田くんは、その場に立ち尽くすだけでした。


都会の夜は、静かに更けていくのでした。




12月30日(本当の幸いとは?)

2011年12月30日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

もう、12月も30日、ということで、まあ、押し詰まってきましたねー。

まあ、特にもうやることもないので、乗れるなら、自転車乗っておこうかと思いますけど、

どうなんでしょうかねー。

まあ、のんびりとしたお休みとして、とらえますかねー。

まあ、明日は大晦日ですから、少しは忙しくなりますから、のんびりするのは、今日が最後かなー。


まあ、しかし、気になる時事ネタもないので、さっき見た番組についてでも・・・。


なんか、朝からNHKで宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」についてやっていました。


「ほんとうの幸いとは?」


ということについて、いろいろ話し合われていたんですけど、

「本当の幸いとは、それを探しに行く過程で出会うもの」

という、非常に抽象的な話でした。


僕は文系は抽象化、理系は具象化、と思っているわけです。

まあ、僕は元システム屋で、大学から理系教育を中心に受けてきたわけですけど、

とにかく、実際に動くシステムを作り上げるには、ひたすら具体的に話を進めないとできないわけです。


だから、抽象化というものに、何の意味も感じないわけですよ。


「本当の幸いとは、それを探しに行く過程で出会うもの」


なんじゃいな?それ?


ということになるわけです。


まあ、あと・・・なんかお偉い学者さんが出てきて、

「賢治は、銀河の向こうにある存在とつながれ、ということ言う。四次元や五次元の存在とつながることで、自分の深いところにある可能性を開かせようとしている」

「賢治は、我々に自由を与えているんです」

と言っていましたが、それって現実逃避に過ぎないんじゃない?

堀尾フリーアナが司会をしていたんですけれど、

「そんなこと言ったって、我々現代人は、組織や条例や法律や会社や、いろいろなモノに囚われているんじゃないですか?」

ということを言ったら、

「いや、賢治は、そこからフリーになることを促してくれているんです。あなたのポッケにだって、緑色の銀河鉄道の切符がきっと入ることになりますよ」

というような話で締めていました。


まあ、僕も子供の頃は、宮沢賢治の文学というものに遊び、同じようなことを考えたもんです。

遠く銀河に思いを馳せ、心を緩やかに出来たものです。


しかし、ですよ。

賢治と同じように大人になった僕らが、子供の頃と同じように感じていたり、遊んでいたりしていいんでしょうか?

震災後の今だからこそ、賢治が・・・みたいなことを言っていましたが、本当の幸いが抽象的に表現されているままで、いいんですか?

もちろん、抽象化しているのは、その人間それぞれに、

「本当の幸い」

の答えの形が違うから・・・ということなんでしょうが、僕は具体的に示すべきだと思います。


本当の幸いとは、笑顔の多い社会では、ありませんか?

本当の幸いとは、自分の周りにつくったコミュニティの多くが笑顔でいることでは、ありませんか?


例えば、今回の震災に絡めて、

「賢治が今生きていたら、被災地の方に、なんて言いますかね?」

と大学のお偉いさんに聞いていたんですけど、

「歌え、踊れ、銀河を感じろ、と言うと思いますね」

という答えでした。


僕は非常に違和感を感じましたね。


「賢治は、毎日の労働を舞踊に変えろ、と言ったんです。日々のつまらない労働も、舞踊に変えれば、楽しくなる・・・そんな風に」


ということでしたが、なにか本質的に、何かが違うと思いますね。

例えば、労働というのは、何かを創りだす喜びによって、しあわせ感を感じられるモノなのではありませんか?

例えば、農作業なんか、

「種をまくことが出来た」「害虫をとることができた」「いい水をたくさんあげることができた」「たくさんの収穫が出来た」

と言ったように、何かの作業を完結することが、その後のいい収穫につながるからこそ、労働の喜びとなる。


そっちの方が本質的な喜びであって、種をまくやり方を舞踊に変えるなんて発想は、頭で、

「こうすりゃ、楽しくなるだろう」

とした考えに過ぎないと思いますよ。


だいたい、

「歌え、踊れ、銀河とつながり、銀河を感じろ」

と被災者に言ってどうするんですか?


歌ったら、楽しくなりますか?

楽しいから、歌が出てくるんじゃありませんか?

踊れる雰囲気ですか?

楽しい雰囲気になるからこそ、踊ることが出来るようになる。

銀河とつながれ、なんて言ったって、確かにロマンちっくかもしれないけれど、どうしたらいいのか、わかりませんよ。

というより、すべて現実逃避じゃありませんか?


現実逃避することで、つらい現実を忘れろ・・・賢治の文学は、こういうもんですか?この話だけを聞いていると、そう思えてしまう。


確かに、賢治の頃の農民や、日本国民は、現実逃避でもしなけりゃ、やっていけない時代だったのかもしれない。

でも、今は違う。

というか、「逃げ込み者」になった瞬間、不幸が訪れます。

現実を見なくなれば、そこに恐怖が生まれる。

わからないものは、大きな恐怖になってしまうんです。

だから、大事なことは、自分の目ですべてを見て、すべてを感じて生きること。

これが、しあわせへの近道なんですよ。


しあわせってのは、自分の周りにいる人間が、笑顔でいることですよ。


かみさん、子供たち、おじいさん、おばあさんと言った家族が、笑顔でいることですよ。

仕事をすれば、クライアントがその成果に満足して笑顔を見せてくれる。

自分でも仕事の成果に、素直に笑顔を出せる。

日本人は、社会性民族ですから、仕事がうまくいくことに、思い切り満足する。


それで臨時ボーナスなんて入ったら、それこそ、御の字でしょう。


だから、本当の幸いとは、僕にとっては、笑顔が見れることです。


ひとの笑顔、自分の笑顔。


銀河となんて、つながらなくても、なんともない。

そんなことより、みんなとつながっていたい。

笑顔の気持ちで、つながっておくこと。

毎日出会う、コンビニの女の子。スーパーのレジのお姉さん。会社の受付のお姉さん。取材先のおじさん。

皆が笑顔であれば、楽しい気持ちになりませんか?

かみさんと朝会って、笑顔だったら、楽しい気持ちになりませんか。僕にはかみさんいませんけど。

子供が朝から楽しそうに笑顔だったら、その日一日、楽しい気分になりませんか。僕には子供はいませんけど。


笑顔に出会うこと。それが、僕にとっての、本当の幸いです。


こうやって、具体的に定義し、そういう人生を歩むことこそ、現代の大人に求められることだと思いますけどね。


抽象化に逃げ込んでは、だめだ。

逃げ込み者は、不幸を呼び込みますからね。


より具体的に考える事。それが笑顔を呼ぶことにつながるんだと、僕は思います。



以上

楽しいばかりじゃない、ボーイズトーク!(男はふられて強くなる!)

2011年12月29日 | お昼間カフェ
先日、つーか、このシーンの続きの話になりますが・・・。

「さっきは、こいつ、あんな話してましたけど、実際、好きな女の子いるんだよな?」

と河合くんは話してくれます。

「で、安田、好きな女の子の話、ゆるちょさんにしてみたら?」

と河合くんが安田くんに促します。

「え、その話ですか・・・」

と、少し照れながら話す安田くんですが、

「真下さんなんか・・・真面目そうでいいかなあって、思っているんです」

と、本命を漏らします。

真下由衣ちゃんは、24歳の真面目で明るい女の子です。

「ほう、真下さんか・・・確かに彼女は真面目だね」

と、僕が言うと、

「そうでしょ?真下さんなら、真面目だから、僕の真面目さを評価していると思うんですよ・・・」

と、安田くんが興奮気味に言います。

その言葉を聞いた河合くんは、僕に何か言いたそうにします。

「女性ってさー、かっこよくて真面目なひとは、評価するけど、真面目なだけでは、評価しないもんだけどなー」

と、しれっと僕がつぶやきます。

「いや、真下さんなら、絶対大丈夫です。絶対、俺の真面目さ、評価してくれてますって」

と、安田くんも負けじと言い返します。

「おまえ、そんなに言うほど、真面目か?」

と、河合くんもあきれた顔で、突っ込みます。

「いや、絶対、わかってくれてる、はずです」

と、安田くんも、確信を持っている話ぶりです。

「で、ゆるちょさん、それ、どんな感じか、聞いてみてくれませんかねー、真下さんに」

と、今度は、僕に振る安田くんです。

「え?俺が、真下さんに聞くの?本当のところを?」

と、僕も驚きますが、

「お願いします。こんな機会でもない限り、彼女の真意をつかむことできませんから」

と、手を合わせてお願いする安田くんです。

「ゆるちょさん、お願いしますよ。どっちにしろ、スッキリさせてあげた方が、この話は、いいみたいだし」

と、河合くんも、そういう言い方をします。

「お願いします」

と、安田くんも深くお辞儀をして僕に頼んできます。

「わかった・・・ちょっと聞いてくるよ・・・」

と、僕は白旗です。

「でも、どういう結果になっても、ちゃんと受け入れろよ。逆恨みなんか、するなよ」

と、僕が念を押すと、

「もちろんです!」

と、意気上がる安田くんです。


僕は席をはずすと、少し離れたところにある一団に近づいて行きます。


真下さんは皆の輪の中で、楽しそうに話しています。

「お、由衣ちゃん久しぶりー。元気にしてたあ?」

と、僕が真下さんに話しかけると、

「あ、ゆるちょさんじゃないですかー。この間、飲みに連れて行ってくれるって言ってくれたから、楽しみにしてたのにー」

と、少しお酒の入った真下さんは明るく話してくれます。

「ああ、そうだったね。あれから仕事立て込んじゃってさー。ま、新年開けたら、新年会しよ。それでいいかな?」

と、僕が言うと、

「絶対ですからねー」

と、笑う真下さんです。

「隣、ちょっといいかな?」

と、僕が言うと、

「もちろんですよー。はい、ここ空けて・・・一緒に飲みましょう!」

と、笑う真下さんです。

周りも知りあいばかりなので、僕は、問題なく、滑り込みます。

「あのさー、そういえば、真下さんって、今、彼氏いなかったんだよねー?」

と、僕がズバリと斬り込むと、

「そうなんですよー。もう、1年くらい、一人で・・・だから、ゆるちょさんと飲みに行こうって言ったんじゃないですかー」

と、明るい真下さんです。

「あのさ、こういうところで話すのも、なんなんだけれど・・・会社に気になるひととか、いないの?」

と、皆がわいわい飲んでいるので、しれっとそういうことを聞いてみます。

「会社にですかー?いたら、作戦しかけてますよー」

と、笑う真下さんは、まんざら嘘でもなさそう・・・。

「でも、お宅の会社、イケメンもけっこういるじゃない・・・河合くんとか・・・」

と、僕が、真下さんの意識をそっちに向けると、

「ああ、河合さんかっこいいですねー。でも、美人の彼女がいることで有名だし・・・わたし、あまりイケメン過ぎても、疲れちゃうタイプなんで・・・」

と、真下さんは真面目に答えてくれます。

「じゃあ、安田くんなんて、どう?彼、真面目だし・・・」

と、核心に触れる質問を繰り出す僕です。

「安田・・・さん?・・・」

と、真下さんは、真面目に安田くんを思い出してくれている様子・・・。

「まあ、いいひとなんでしょうけど・・・特に考えたことないですねー」

出た・・・女性は、興味ない男性には、まったく意識を動かしませんからねー。

僕は態勢を立て直すために、お決まりの質問をします。

「じゃあ、真下さんは、どういう男性が好みなの?例えば・・・」

と、僕が聞くと、

「そうですねー。話していて楽しくなれるひとですねー。ずっとおしゃべりが続けられる人・・・ゆるちょさんみたいに明るい人が私の好みですー」

と酔っ払っている真下さんは、普段より、饒舌なサービス精神旺盛な女の子です。

「そっか。真下さんはサービス精神旺盛だね。だから、すぐに彼氏が見つかるよ」

と、僕が言うと、

「それなら、いいんですけどねー」

と、明るく笑う真下さんでした。


「で、どうでした?」

と安田くんはお酒も入っているせいか、少し興奮気味に僕に聞きます。

「あー、とりあえず、いい情報が入った・・・真下さんは、目下、彼氏募集中だそうだ。一年近く一人なんだそうだ」

と、僕が言うと、

「よっしゃー」

とその気になる安田くんです。


河合くんは、僕の話し方から、すでに結果を知っているような風情です。


「で、真下さんに直接、「安田くんなんて、彼氏にどう?」って聞いた・・・」

と、僕が言うと、さらに盛り上がる安田くんに、しれっとしている河合くんです。

「で、彼女の反応は?」

と、目を充血させる安田くんです。

「うん。興味ないそうだ・・・考えたこともないって」

と、僕が言うと、安田くんは、

「えーーーーーー!」

と言いながら、膝をがっくり落とします。


「俺・・・ちょっと・・・」

とそれだけ言うと安田くんは、ふらふらと別の場所に歩いて行きます。

河合くんと僕は何も言わず、安田くんを見送ります。


ま、男なら彼の気持ちもわかるってもんです。


僕と河合くんは、二人で、ゆっくり飲んでいます。

「真下さん、ゆるちょさんのことを高く評価していませんでした?」

と、河合くんがバーボンを飲みながら、しれっと僕に言います。

「あ・・・河合くん、事前に真下さんに、何か聞いてたな?」

と、僕が言うと、河合くんは、笑みを浮かべます。

「まあ、安田があんまりにも、真下さん真下さんって言うもんだから、ちょこっと探りだけ・・・」

と、河合くんは普通に笑います。

「ってことは、安田くんに望みがないことは、知っていて、僕に・・・」

と、僕が言うと、

「すいません。僕が言ってもあいつ信用しないだろうし、ゆるちょさんに直接言ってもらった方があいつの目も覚めるかと思って・・・」

と、頭を掻きながら謝る河合くんです。

「まあ、いいよ。男は、ふられてふられて、強くなっていくものさ」

と、僕が言うと、

「そうですよね。僕も十代の頃は、よくふられましたし・・・」

と、しれっとバーボンを飲み干す河合くんです。

「女を見返してやろうって、思って・・・それでがんばったんですから」

と、かっこよくしている秘密を少しだけ教えてくれる河合くんです。

「あいつも、そう思ってくれると、変わるんですけどね」

と、河合くんは、しみじみ言います。

「河合くんは、後輩思いだ・・・」

と、僕が言うと、

「いえ。直接動いてくれたゆるちょさんに、感謝しますよ、僕は・・・」

と、お辞儀をする河合くんでした。


「で、なんで彼女つくらないんですか?」

と、聞く河合くんです。

「できないんだから、しゃーないの」

と、返す僕です。


都会の夜は、静かに更けていきました。

12月29日(これ、国民新党の二の舞じゃね?)

2011年12月29日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

年末年始のお休みに入りまして、のーんびりな感じのゆるちょです。

朝もゆっくり起きました・・・まあ、年賀状も出しちゃったし、静かにお正月を待つ感じですかねー。


さて、昨日は、民主党離党者が10人も出たとか・・・。

「私達と同じ気持ちを持っている人間は、さらに多いと思います!」

などと離党者のひとりが言っていましたから、そういうことなんでしょうね。


まあ、昔見た風景というか、突然出現して、政権与党になり、突然消えた、日本新党の亡霊に見えますねー。


結局、どういう原理かというと、烏合の衆が与党になると、政治課題をうまく解決出来ず、

最終的に最も大きな問題・・・財政の健全化・・・新たな税金の導入に走るんだけど、一枚岩ではないから、

党内分裂して与党としての命まで、終えちゃう・・・そういうストーリーなんだよね。


「坂の上の雲」で語られた、二百三高地奪取のくだりに、まあ、似ている。


あれだって、旅順要塞そのものを奪取しようとするんだけど、死屍累々でうまくいかないもんだから、

「せめて二百三高地だけは・・・」

ということで、

「これだけはせめてやりたい」

という課題に絞り込んで・・・でも気持ち的に皆が一枚岩だったからこそ、課題を解決出来たわけですよ。


一枚岩にならなかったら、課題なんて解決出来ませんからね。脚の引っ張り合いになるだけですから、エネルギーの浪費が膨大になっちゃう。


結局、自身が持つ最大のエネルギーを注ぎ込めるか、どうか、なんだな。エネルギー問題として見るべきなんですよ。こーゆーのは。


野田っておっさんが、消費税にこだわるのも、単に自身の、

「首相になったんだから、大きな手柄を立てよう」

っていうこの思いだけですからね。


国民のことなんて、何もおもっていないわけですよ。自身の手柄に固執しているだけなんだな。

だって、国民に何も説明していないじゃないですか。


こういう税金の問題は、負担する側の理解をまず得られなければ、解決しません。

国民側が、説得されて、

「財政の健全化のため、将来の子供達のために、消費税をむしろ上げたほうがよい・・・」

と積極的に思うような、そういう流れというものを作らなければ、上から押し付けるだけでは、絶対うまくいきません。


今の状況のまま、税金の話を推し進めても、反発を生むだけで、絶対にうまくいきません。


だいたい、野田っておっさんも党に丸投げで、なにか努力をしましたか?


国民を納得させる努力を何かしましたか?国民に向かって何か言いましたか?

ずーーーーーーっとほっぽり出しているだけでしょう?


例えば、今回の環境影響評価書の県庁への送りつけ方そのものが、彼らのやり方だって、国民は理解しちゃうでしょ?

一事が万事ですよ。


もう、すでに沖縄で反発が出ている。

そういうのを国民はしっかり見ているからね。


だから、ああいうやり方をしている限り、

「こいつらに税金など、あげさせるか!死んでも、抵抗しよう!」

という、そういう方向に雰囲気を盛り上げちゃう。


だから、仕事のやり方がなってないって、言っているんですよ。


自分たちの仕事のやり方が国民をないがしろにしている!ということに気づいていないんだから、もう、全然だめですよ。


与党のエネルギーだって、がんがん反対意見が出るんだから、そりゃあ、まとまらないし、そんなので国民が説得出来ると思っているんですか?


日本新党の二の舞なんじゃないですか?


早晩消え去るでしょうね。


しかし、ほんと、モノゴトを悪く悪くさせることしかできないねー、今の政権与党は。

仕事出来ないは、今度は、正面から向きあうことからも、逃げちゃっているわけだから、

逃げ込み者は、周りを不幸にするんですから、ドンドン駄目になっていくと思うよ。


それが摂理というものです。


以上

いや、その送り方は、ないだろ!環境影響評価書。沖縄県民をさらに怒らせる、だけだろ!

2011年12月28日 | 時事ネタ
えー、朝のニュースを見て、驚きましたが、

沖縄の環境影響評価書・・・朝の4時と6時に、県庁に運び込まれたんだって?

昨日は、業者に頼んで・・・それもひどいと思うけど、それが県民に実力で阻止されたからって、

県民の寝ている間に、県庁に運び込んだんだって・・・。


どうですか?


現在の政府与党の人間共の考えることって、このレベルなわけよ。



カス!そのもの!



その人間の考えることって、その行動に出るっていうけど、ほんと生きている価値のこれっぽっちもない、カス野郎そのものの行為でしょ、これ。


沖縄県民のことなんて、これっぽっちも考えていないことが、だだわかりでしょ?これ。



そもそも、

「最低でも県外!」

とほざいて政権交代させたのは、あんたら、民主党だろ?

だったら、それやれよ!最後まで。

それができないんだったら、生きている価値は、何もありません。政治家としてね。



しかし、ほんと、やっていることがひどいよね。

昨日だって、業者に任せて、環境影響評価書を送りつけます・・・なんて、あきれてモノが言えないよね。

仕事ってのはさー、やり方って大事なんだよね。

っていうか、最も大事でしょう?


これ、尖閣諸島問題の時に、沖縄地検に責任をなすりつけたのと同じ考え方。

ほんと、仕事の出来ないバカって、最低だよね。

環境影響評価書の送付を、業者に責任をなすりつけている。


つまり、なーんの責任もとりたくないってこと。今の政権与党ってのは、そういうカス野郎の集まりだってことよ。


仕事の出来ないサラリーマン以下だわ、こいつら。

早く消えちまえ!


沖縄県民のことなんて、なにひとつ考えていない。

自分がよければ、それでよい・・・最悪の政権与党だわ・・・。


とにかく、仕事出来ないねー。


あまりのことに、笑いました。

沖縄県民は、さらに怒りますよ。

そして、さらに状況を悪化させたよねー。


最悪だわ。ほんと、最悪。

もう、終わるんじゃないの?今の政権与党。

ほんと、空中分解は、近いと思うよ。