「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

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2月27日 大塚家具問題の裏側と今後!(ちやほやされたい!)

2015年02月26日 | 時事ネタ
さて、その時、僕はイケメン貴島くん(29)、社長の御島さん(31)、辛辣姫ユキちゃん(28)と、

事務所でテレビを見ながら、意見交換をしていました。

「ゆるちょさん、こういうネタ、大好物じゃないですか?」

「日本文化を分析するのに、いいネタじゃないですか。これ!」

と、貴島くん。

「ゆるちょくん的にはこのネタ、どう見えるの?」

「第一印象的には、どう?」

と、御島さん。

「創業家の人間、特に創業家の社長が、「俺偉い病」と化し」

「自分が正しい事を世間に納得させようとし始めた・・・自分の意見を世間に「負のエネルギー」として押し付け始めた瞬間」

「創業家社長のコミュニティは崩壊を始めた・・・そういう事でしょうね」

と、僕はリラックスしてコーヒーを飲みながら、言葉にする。

「だいたい、本業の家具のビジネスとは全く関係ないところで、世間に不快な思いをさせる「負のエネルギー」を一方的に押し付け始めたんだから」

「創業家社長の判断力が低下したどころか、情を使って、部下が自分についていると言う芝居のようなプレゼンをしたわけだから」

「実際は、相当追い込まれていて、創業家社長及び、創業家社長に脅された人間達の先はもう無い・・・」

「そういう結論でしょうね」

と、僕。

「だいたいこの日本においては、不利な方が先に動く・・・がお約束ですからね」

と、僕。

「相変わらず、辛辣な見方・・・わたしがこんなに辛辣になったのも、ゆるちょさんと一緒に意見を戦わせているから」

「・・・だと思いますけどね。でも、それくらい強い見方が必要だと思いますね、今回は」

と、辛辣姫。

「ふ。そういうゆるちょくんだから、話を聞く理由があるのよ」

「なるほど・・・そういう見方なのね。今回の件は・・・」

と、御島さん。


「あのー、わたし、ゆるちょさんの代わりに説明していいですか?今回の事」

と、ユキちゃん。

「どうぞ、それで辛辣姫の修行になるならね」

と、僕。

「ありがとうございます。ゆるちょさん・・・」

と、辛辣姫は、目の笑う笑顔で、お辞儀をしてくれる。


「日本文化における、いい組織と悪い組織について、まず、バッサリ言い切ってしまいましょう」

「日本におけるビジネスも世界におけるビジネスも変わりはありません」

「それは「求める人間に最適なソリューションを届ける」です。その中でも日本文化の強みは」

「言うまでもなく「おもてなしの心」・・・消費者のニーズを細かく理解し、痒いところまでサービスが届き」

「消費者に不快な気持ちを一切感じさせない事・・・それが世界で求められるビジネスの基本であり、大前提です」

と、辛辣姫。

「なるほど・・・そういう前提だったら、今回の大塚家具事件・・・まず、消費者を不快にさせている時点で終わっているね」

と、貴島くん。

「そういう事です。今回の件、報道では矮小化されているわ。つまり、会員制の高級家具販売、接客も個別単位と言う」

「①会員制高級家具販売路線で、これまで企業価値を高めてきた大塚家具の創業社長の販売戦略と、次期社長として、創業社長が決めた」

「長女の経営判断・・・ニトリなどの台頭に示されている通り、あるいはユニクロや量販店に見られるような」

「顧客である日本人の意識変化、販売環境の激変を見て取った、長女の②低価格大量販売路線・・・」

「この①と②の販売戦略の対立みたいに報道されているけど、内実は違うわ」

と、辛辣姫。

「それはどういう事かしら?ユキちゃん」

と、御島さん。

「簡単に言えば、この日本はどこまでもストーリーとして動いていると言う事です」

「そして、大切なのは、このストーリーの主人公が誰で、どういう判断で今回の挙に出たかと言う事です」

と、ユキちゃん。

「ふふ。面白そうね。わたしも事務所の社長業を担っている女性として、興味深いわ」

と、御島さん。

「なるほど、で、このストーリーの主人公は誰なの?」

と、貴島くん。

「主人公は二人・・・仮に創業社長をイエヤス、その長女をヨシムネと言う名前と言う記号で呼んでみるわ」

「イエヤスは大塚幕府を作り上げた。二代目ヨシムネは、創業時代と今が全く違う経営環境にある事を理解し」

「経営環境に合わせた手法を次々と打っている。・・・実際、今、高収益を上げている企業、ソフトバンクやユニクロ」

「ニトリや電化製品の量販店の有り様を見れば、日本における経営環境がどちらに舵を取っているかは、安くて良い物を」

「大量に販売する・・・そういう戦略が王道になりつつあるのはわかる話だわ」

「だから、長女のヨシムネの取る戦略は間違っているとは言い切れない・・・つまり、このストーリーはそこが」

「重要なキーではない、と言う事なのよ・・・」

と、辛辣姫。

「じゃあ、どういう事なのかしら?」

と、御島さん。

「それは長女ヨシムネを否定する為の理由に過ぎないのよ。大御所として第一線を退いたイエヤスは」

「自分の確立してきた路線を次々と否定し、ある意味改革を進める長女ヨシムネに対して、感情的に不快感を持っただけなのよ」

と、ユキちゃん。

「感情的に不快感って・・・それは経営判断じゃないじゃん。単なるイエヤスの気持ちだけの話になるよ」

と、貴島くん。

「そういう事。それすらわからなくなっているのよ。このイエヤスと言う老害は」

と、ユキちゃん。

「つまり、歳を重ねて人間的にも「けつの穴」の小さくなったイエヤスは自分の路線が否定されること」

「つまり、それを自分を否定している事と勘違いした・・・だから、年老いて気の短くなった老人症を発症した病気の」

「ただのジジイが、企業のコンプライアンスも何も忘れて、いや、企業価値の毀損すら、忘れて」

「「ねえ、聞いてよ。僕正しいよね?「うん」って言ってよ、皆。皆、昔、やさしかったじゃん!」と自分の為だけに、言い出したのが」

「今回の「大塚家具事件」のキモよ・・・」

と、辛辣姫。

「それって老害そのものね」

と、御島さんは吐き捨てるように言葉にする。

「つまり、大塚家具と言う企業を未だに個人経営の商店だと・・・自分だけのモノだと・・・未だに勘違いしている老害イエヤス問題なのよ・・・」

と、辛辣姫。

「ちやほやされたいだけの老害のくそジジイの問題なの。これから、こういう勘違いクソジジイがたくさん出てくるわ」

「それに今後、有効な手立てを戦略的に立てる為にも、対応策を考えなければいけないわ」

と、ユキちゃん。

「例えば、今回の事件で、わかりやすい材料があったわ。まず、特筆すべきは、イエヤスが揃えた部下たち・・・」

「あれでイエヤスの意識がもう時代遅れだと言う事は立証されたの」

と、辛辣姫。

「どういう事?なんだか、過半数のお偉いさんをずらっと並べて、プレゼンしてたけど・・・」

と、貴島くん。

「まず、わかりやすい話で言えば、イエヤスが実際に、過半数の社員から支持されているなら、あんなプレゼンする必要は」

「なかったと言う事よ。日本人はお家騒動を嫌うわ。さらに言えば、外国人から見れば、未だに創業者社長が」

「権力を握り、あろうことか、自分が指名した長女から権力を奪取しようなんて・・・子育てもろくに出来ていない」

「さらに長女の人間性や性格すら、読み取れないアンポンタンだったって事が指摘出来るじゃない」

「後継者も育てられない、人間の性格すら読み取れない、娘にさえ、否定されるイエヤスって一体何の価値があるの?」

と、辛辣姫。

「そんなだから、経営環境が以前とはガラリと変わった事を理解出来ないのよ!」

「ま、老人性痴呆症そのものよね。そんな人間に企業の経営判断なんて任せられると思う?」

と、ユキちゃん。

「任せられないね」

と、貴島くん。

「でしょ?もうひとつ言えば、イエヤスは日本人を馬鹿にしていると言う事よ」

「つまり、ああいうプレゼンすれば、日本人なんて、イエヤスを信じて、イエヤスに政権を任せるとイエヤス自身が」

「踏んだと言う事でしょう?完全に日本人全体を馬鹿にしているわね」

と、ユキちゃん。

「だって、あのイエヤスのプレゼンに出てきたオトコ達の顔を見た?」

「自分でモノを考えられないイエスマンばかりじゃない。頭の悪そうなおっさんばかりだったじゃない」

「洗練された外見を持つ、自分でモノを考えるタイプの人間なんてひとりもいなかったわ。イエヤスの長男も含めてね」

と、辛辣姫。

「だいたいわたしが許せないのは、日本人を馬鹿にしていること・・・そんな頭の悪いプレゼンの裏側くらい」

「そのからくりがどうなっているかなんて、簡単に見抜くわよ。ね、そうでしょう?」

と、ユキちゃん。

「それはそうね」「そうだね」

と、御島さんと貴島くん。


「だいたい、わたしも馬鹿にされて頭に来たけど、御島さんも、貴島さんも馬鹿にされたって事なんですよ!」

と、辛辣姫はキレ気味だ。

「それより、何より、許せないのは、ゆるちょさんを馬鹿にしたって事よ。これだけは絶対に許せない」

「あのイエヤスをビジネス的に葬り去るまでは、絶対に手を緩めないわ。それだけは絶対だわ」

と、ユキちゃん。目がギラギラしている。

「日本においては、女性を敵に回したら絶対に終わるからね」

と、貴島くん。

「そうよね・・・今回、イエヤスがやった事って、要は、大塚家具と言うコミュニティを守る・・・それを目的にしていたのよね」

「顧客第一主義じゃないのよ。顧客より、大塚家具が大事で、それより、最も大事なのは、自分がチヤホヤされる事」

「・・・結局、イエヤスは「知識者」の「俺偉い病」じゃない・・・だから、自分がチヤホヤされたいだけの為に」

「日本民族に「負のエネルギー」を放ち続けてるのよ・・・こんなの許されるのかしら?ねえ、ユキちゃん!」

と、御島さん。

「もちろん、許されませんよ。あのプレゼンの場にいたオトコ達は多分、イエヤスの長男に脅されたんでしょう?」

「「俺達につかなければどうなるか、わかっているんだろうな?うまくいった暁には出世も考えるくらいの事を・・・」」

「それを言う役割はあのぼんくらの長男だわ・・・」

と、ユキちゃん。

「だって、あの長男は、イエヤスから、ヨシムネより経営者として落ちると判断されているんですよ」

「だって、あのオトコ、馬鹿な事言ってた」

「「ヨシムネといくら仕事で衝突しても、帰りには一緒に夕食を仲良く食べた。そういう仲なんです」とか」

「そんなの、消費者であるわたし達には、なんの意味も無い言葉でしょ?」

「そういう話を持ってくるセンスにしたって、並のビジネスマン以下だわ。だって、要は日本人にお涙頂戴しようとしたって」

「事なんだから・・・ビジネスの厳しさをひとつも理解していない・・・ヨシムネより経営判断力がないと」

「イエヤスに思われるのは、当然よね。ただのボンクラだわ」

と、辛辣姫。

「ほー。そう見てくると、面白い図式が見えてきたわ。イエヤスのプレゼンに出たのは、痴呆症のイエヤス・・・」

「ヒデヨシにしておいた方がよかったかもね。まあ、いいわ。イエヤスとダメオトコの長男、そして、脅されて」

「どっちにつけばいいかも妥当に判断出来ない、「知恵」の無いオトコ達・・・単なるイエヤスのイエスマン達・・・」

「そういう事でしょ?」

と、御島さん。

「それを言うと・・・大塚家具って経営体として終わってるじゃないですか?」

「つまり、イエヤスは長男を含めて、イエスマンしか育成出来なかったんですよ。つまり、だから、業績も下がっているし」

「イエスマンにすればイエヤスこそ、神だから、イエヤスが復帰すれば、大塚家具がまた、黒字になると考えている」

「実際は、昨日のイエヤスのプレゼンに出た人材がすべて、時代遅れのポンコツばかりだったわけだから」

「それこそ、大塚家具の膿そのもの・・・企業体に進化しようとしている大塚家具の真の敵そのものって事になりますよ」

と、貴島くん。

「面白いのは・・・イエヤスが長男ではなく、ヨシムネを次期経営者に選んだ理由なの」

「「自分にノーを言える人間はヨシムネしかいなかった。だから、ヨシムネを次期社長に選んだ」ってイエヤスは言ってるのよ」

「この経営判断までは正しかったのね。昨日、イエヤスはダメなコを育てたみたいな事を言ってたけど、それが馬脚そのものよね」

「だって、だからこそ、イエヤスは、イエスマンしか育成出来なかったし、自分を守るためだけにかつての自分の判断にノーを言ったのだから」

「「もう自分には正しい判断はひとつも出来ません」って言ってるようなものでしょ・・・イエヤスとイエヤス一派は終わりよ、もう」

と、御島さん。

「実質的な経営で言えば、世界のブランドでは例えばベンツに最高級車種のチャンネルであるアーマーゲーがあるように」

「トヨタにレクサスブランドがあるように、アルマーニにもエンポリオアルマーニがあるように、顧客の年収に合わせて」

「チャンネルを複数化させるのは、半ば常識になってる・・・大塚家具も若い層向けのチャンネルと富裕層向けのチャンネルを」

「持てばいいだけの話だと思うけどね」

と、僕。

「ゆるちょさん、今回の分析、これでよかったですか?」

と、ユキちゃん。

「ああ。素晴らしい洞察力だ。・・・となるとこのストーリーの主人公は?」

と、僕。

「改革派で、経営判断も確かな久美子社長こそ、主人公でしょう」

「勝久社長は長男を含めたイエスマンしか作れなかった・・・しかも企業のコンプライアンスも考えず」

「「俺が俺が」の精神で自分をチヤホヤする事を日本国民に求めた・・・その罪は万死に値します」

「大塚家具はあの勝久氏のプレゼンに出席した人物全員を解雇し、久美子社長の元、新たに改革しながら複数の販売チャンネルを持ち」

「コンプライアンス的にも、優れた企業体として再生する事が求められると思います」

と、辛辣姫。

「この程度のプレゼンで日本国民を騙せると思った勝久氏の甘さ・・・それが最大の「負のエネルギー」となって」

「自身及び、あの勝久氏のプレゼンに出た全員に返ってくると言う当然の予見が出来ない段階で」

「あのオトコ達の運命は決まったわ。日本は自分を舐めた人間にきっついお返しをちゃんとする民族だから」

と、御島さん。

「まさに老害・・・痴呆症は怖いね。イエスマンしか作れないワンマン社長は今後、相手にされない世の中になるだろうね」

と、貴島くん。

「ユニクロの柳井社長も、社長を若手の誰かに引き継ごうとしたけど、失敗に終わってるわ」

「それだけ、人材育成というのは難しいのよ」

と、御島さん。

「情の使い方を誤ったな、あの長男・・・それがすべての命取りだったよ」

「いかにもイエスマンな風情のアンポンタンを脅迫してプレゼンしても・・・」

「勝久氏側が終わっていると理解させる材料にしかならなかったからね・・・」

と、僕。

「やっぱり、日本文化って怖いです。そして、物事の裏側をすべて見通してしまう、ゆるちょさんも・・・」

と、辛辣姫は言葉にしながら、やさしい笑顔になった。

「だから、今日も飲みに行きましょう。ほんと、ゆるちょさんって、知恵者なんだから!」

と、ユキちゃんははしゃぐように言った。


(おしまい)

2月22日 両思いの科学!

2015年02月22日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

今日は一日冷たい雨・・・一日セコセコ家で仕事していましょう。


しかし、最近、大河ドラマ・レビューが書けていませんが、

多分、その原因は、あれです。


僕は女性向け大河ドラマにあまり燃えない・・・そういう事だと思います。


女性向け大河ドラマは、基本的には「共存共栄」がテーマになるので、

日々の生活の周辺にある「雨降って地固まる」ドラマ・・・朝ドラと同じテーマ性のドラマになるんですね。

まあ、「マッサン」の方がよっぽどドラマチックに感じていますが、今はそっちに共感を感じています。


さらに言えば、自分のリアルライフの方が断然面白い・・・そうなっているので、「花燃ゆ」は視聴していますが、

以前のように、「何かを言葉にしたい。主張したい」と言う思いがあまり無いのが現状なんですね。


「花燃ゆ」より、自分の日々のドラマの方が面白い・・・今はそんなだから、あまり言葉が出てこないのだと思います。すいません。


さて、その時、僕はイケメン貴島くん(29)、美人な御島さん(31)、辛辣姫ユキちゃん(28)とお酒を飲んでいました。

「ねえ、ゆるちょさん。ゆるちょさんは小学6年生の時、早くもクラスの好きな子と両思いになり」

「30歳の頃から、女性に恋されると言う時間を過ごしてきたんですよね?」

と、ユキちゃんが言葉にする。

「うん。就職した際の、ストレス太りでひどい外見になった、25歳から30歳と言う暗黒な期間はあったけどね」

「ま、それがあったから、「何苦楚!」と一念発起して、体重を自転車と言う有酸素運動で落として」

「それがきっかけでサイクリストになったんだから、人生万事塞翁が馬だよ・・・」

と、僕。

「そのエピから言えるのは、自分の周囲にあるネガティブを放っておく人間は、ふしあわせになるし」

「自分の周囲にあるネガティブをポジティブに変える事が人生をしあわせ方向へ向ける事って言えると思いますね」

と、貴島くん。

「わたしね・・・女性も男性も40歳を過ぎたら、自分の外見に人生が出るって思っているの・・・」

「女性でも男性でも、早くに老けちゃって、デップリ太ったおばちゃんやおっさんがいるじゃない・・・その年令って」

「一方で、ゆるちょくんみたいに、細身のスポーツマン体型で、笑顔が素敵な若い外見のままの男性や女性がいるわ」

「そういう意味では、その年齢に至るまで、何をしてきたか?が外見に出ちゃうんだとわたしは思っているの」

と、御島さん。

「そういう意味で言うと・・・ゆるちょさんが小学6年生で両思いになった理由と・・・今、女性に恋されている理由は」

「異なるって事なんでしょうか?」

と、ユキちゃん。

「そうだねえ・・・小学生の頃の両思いは、これは成長期に交通事故的に外見が整備されちゃった事による」

「細身で背がスラリと高かった外見のみが女性を恋に落とした・・・そういう話だと思うけどね」

と、僕。

「女性が男性の外見に恋に落ちるのは、わかるんですけど・・・なぜ、その女性に恋をしたんですか?」

「その時、ゆるちょさんは・・・」

と、辛辣姫。

「僕、思い出すとね・・・その子は、美人だったし、そういう美人が僕に近づいてきて、やたら、やさしくしてくれたんだよ」

「僕は、一人っ子だったし、親戚や近所の幼なじみの女の子以外に、女性にやさしくされた事がなかったから・・・美人&やさしさ攻撃に」

「一発で恋に落ちた・・・そういう事だと思う」

と、僕。

「なるほど・・・ゆるちょさんの外見のプレゼンにその女性が恋に落ち・・・自分の外見に自信のあったその子は」

「お気に入りのゆるちょさんに近づき、笑顔で声をかけ、やさしくした・・・それが両思いの順番ですか!」

と、貴島くん。

「そういう事になりそうね・・・なるほど、両思いも実際は、自分に自信のある美しい女性がお気に入りの男性に声をかけるから」

「始まると言う事ね・・・」

と、御島さん。

「ここで、大事なのは、自分の美しさを知っている自信のある女性は、積極的に動ける・・・そういう話ですよね」

と、ユキちゃん。

「でも、ユキちゃんだってわかると思うけど、女性だったら、誰でも自分が美しくなる為の努力を、それこそ子供の頃から、惜しまないじゃない」

「特に自分の外見に自信の女性程、外見を少しでも美しくしようと努力するわ・・・それに引き換え、自分の外見に自信の無い」

「・・・そういう女性程、外見の整備を怠りがちだし、暴飲暴食をして太ったり、料理も出来なかったりするの」

「外見に自信の無い女性程、自分をスポイルするし、結婚の機会を自分で減らしているように思えるわ」

と、御島さん。

「それって、女性って子供の頃から、自分の美醜に敏感だって事かな」

と、僕。

「それはそうだと思います。っていうか、子供の頃こそ、自分の美醜にしか興味が無いというか・・・」

と、辛辣姫。

「ふーん・・・僕の記憶だと、小学4年生くらいまでは、クラスの男子と女子は敵同士だったけど」

「小学5年生くらいから、恋的な事が始まったように思う・・・なんか女子が僕にやさしくし始めたのは」

「ちょうどその頃だったから・・・」

と、僕。

「小学5年生の頃の女子って・・・完全に両親のDNAで外見が作られているのよね・・・」

「自分が美しいのは母親の遺伝・・・とか、自分が醜いのは母親の遺伝・・・お母さんが悪いんだ・・・なんて思っちゃうのも」

「だいたいこの頃よね・・・それが思春期に大きな影響を与える事になるの・・・」

と、御島さん。

「その頃の少女にとって、外見の美醜は、一番大事なモノだわ・・・だから、子供は残酷に両親を憎んだり」

「・・・両親に感謝したりするんです・・・」

と、ユキちゃん。

「・・・と言う事は、思春期に両親を嫌う女性って・・・決して美しくない自分にした両親への恨みが根底にあるって」

「そういう事もありますか?」

と、貴島くん。

「大いにあるでしょうね。外見がブサイクなおばさん・・・な母親と、外見がブサイクなおっさん・・・な父親だったら」

「娘が自分の外見に自信が無いし、両親を恨むもの・・・」

と、御島さん。

「だって、小学生の頃が一番わかるんじゃない?まだ皆一様に細身だから、顔の美醜がより強調されちゃうと言うか」

「・・・男子は普通に「あいつはブス、あいつは美人」とか、人前で言うでしょう?小学生の時・・・」

と、御島さん。

「そうですね。小学生の頃って、男子は敵だったから、女子をあからさまに差別しますよね」

「美人な子にはやさしくしたり・・・あえていじめたりする子もいるけど、先生からして特別扱いだったような気がする」

「やっぱり、コミュニティのお姫様、マドンナになるんですよね、そういう女子は」

と、ユキちゃん。

「その事で性格が歪む子も多いわ。もう小学生の時点で、マドンナとその他大勢のエキストラ人生である事がわかっちゃうのよ」

「女性の人生は・・・だって、その価値の源泉は、美しさですもの・・・」

と、御島さん。

「ねえ、そういう場合の美しさの源泉・・・それって具体的に何なの?目が二重とか、目が大きいとか・・・」

「そういう事かな?」

と、僕。

「そうね。細身で、顔が小さくて、髪の毛がストレートで、長くて、目は二重で大きい事かしら、鼻筋は通っていて、綺麗な顔」

「要は時代劇に出てくるお姫様・・・ドラマの主人公が出来るヒロインよね・・・」

「今活躍されている品のいい女優さんを思い出せば、わかるんじゃない・・・中谷美紀さんは「軍師官兵衛」でわかりやすい」

「品のいい女性を演じてたけど・・・」

と、御島さん。

「確かに小学生の頃って、クラスのマドンナがいましたよね。クラスの男子は皆、その子が大好きで・・・」

「でも、よく芸能人の家族写真とか見ると、美しい女優さんに限って、お母さんも美しいんですよね・・・」

「そっか、それってDNAのチカラなんだ・・・」

と、貴島くん。

「クラスのマドンナに就任するくらいのお姫様なら、性格も強いはず・・・それに子供の頃から、周囲にやさしくされるから」

「性格もよくなるし、自我が目覚めれば、自分に自信があるから、好きな男子に恋もするし、接近もするし、やさしくする」

「・・・両思いって、そういう事かな?」

と、僕。

「ゆるちょさんが小学生の頃から、すでに女性に恋されてたってのは、なんとなく、わかります」

「だって、ゆるちょさんって、男性なのに、やさしい雰囲気を持っていますよね。笑顔がやさしいって言うか・・・」

「それって、お母さん譲りって聞いた事ありますけど?」

と、辛辣姫。

「うん。そうだろうね。うちの母親はやさしかったし、やわらかい雰囲気を持っていた人だったから」

「僕のそういうあり方も、母親の遺伝だろうね、当然」

と、僕。

「そうなると、小学生くらいの恋は、両親のDNA同士が惹かれ合った結果って事になりますね」

「だって、自分の外見に自信があって、自分を好きなクラスのマドンナは・・・ゆるちょさんの細身のスポーツマン的な外見や」

「やわらかいその雰囲気と性格を愛したわけだから・・・DNA的に近い人に恋をするって事?それが両思いって事かなあ?」

と、貴島くん。

「そうかもしれないわね・・・となると、当人の恋は両親のDNA、ううん・・・ご先祖様達が追求してきて作り上げた」

「自分と言う価値・・・そこに100%依存している事になるわ・・・」

と、御島さん。

「・・・となると、個人で出来る事って・・・そのDNAの一番良い要素を100%プレゼンする事だし」

「・・・それは自分の人生で、自分のネガティブをすべてポジティブに変える事だって、思うかな」

「・・・だから、自分の美を積極的に追求するって事になるわ、それは・・・」

と、ユキちゃん。

「うーん、でも、この話で怖いのは・・・女性に関して言えば、マドンナな人生とエキストラな人生って生まれた時から」

「決まっているって事よね。どんなにがんばっても、現実ではみにくいアヒルの子は、プリンセスにはなれないもの・・・」

と、御島さん。

「うーん、でも、それについて、異を唱えるようだけど、内面が強くて美しい女性は」

「外見的にも気を使って、生きていれば、いずれ輝くようになるよ・・・僕はそういう女性を見たことがあるし・・・」

「むしろ、まずいのは、自分はブスだと断定して、それを逃げの口実にして、女性としての修行をすべて放棄して」

「暴飲暴食して、太ったブスになってしまうことだと思う。「逃げ込み者」はふしあわせスパイラル一直線だから」

と、僕。

「確かにそれはそうね・・・小学生の頃は100%親のDNAの影響で外見が作られるけど、その後は後天的な要素」

「つまり、本人の生き方が自分の外見に影響するものね・・・」

と、御島さん。

「そうね。これは男性の話になるけど・・・高校生の頃、かっこよかった男性が」

「社会に出てから、電車の中で出会ったりして・・・幻滅するパターンって結構あるもの・・・」

と、ユキちゃん。

「あれね。男性って、結婚して、油断するのよ・・・さらに言えば、しあわせ太りって、素敵な旦那を持った自分に自信のない女性の」

「・・・旦那が浮気出来ないようにする、美味しいモノをたくさん食べさせて、外見をわざと劣化させる手だもの」

「・・・でっぷり太ったおっさんは、女性に恋されないから、確かに浮気は出来ないわ・・・」

と、御島さん。

「なるほど・・・なんか見えてきたのは・・・自分に自信のある女性はしあわせになって」

「自分に自信の無い女性は、女性としての、すべての修行を放棄して、自らふしあわスパイラルを手繰り寄せている・・・そういう現実だよね・・・」

と、僕。

「そうよ。それって、最初はやっぱり、自分が美しくないのは、親のせい・・・この言い訳に逃げ込んじゃうって言う」

「子供時代の経験なのよ・・・そのネガティブから、「何苦楚」って思って、ポジティブに変えていける女性は」

「がんばって修行して、自分を変えれるし、ポジティブへの変え方も知るでしょう?そういう女性は結果、美しくなるし」

「自分に自信も出来るから、しあわせになれるわ・・・」

と、御島さん。

「それに比べて、子供時代に言い訳に逃げこむって言う安易な道を知ってしまった女性は・・・そのネガティブを放置したままの」

「そういう女性は、その後の人生でいっつも「言い訳に逃げ込む」と言う安易な道を歩くから、外見ブサイクのまま」

「デップリ太り、男性に一切相手にされない・・・女性として扱われない、不幸な人生を歩くのよ・・・」

と、御島さん。

「だから、結局、しあわせになれるのも、ふしあわせなままなのも・・・自分の人生の歩き方なのよ・・・」

「だから、40歳になったら、女性も男性も自分の外見に人生が出ちゃうって言えるのよ・・・」

と、御島さん。

「なるほど、そういう構造があったんだ。小学生の頃に言い訳に逃げこむ安易な道を知り・・・そればかり繰り返しているから」

「ブサイクなおばさんになって・・・一生ふしあわせから抜けられない道を歩くのか・・・わかりやすい・・・」

と、僕。

「ゆるちょさんは、30前に「何苦楚」と思って、外見を整備したから・・・すでに小学生の頃にクラスのマドンナと両思い」

「してたんだから・・・そういう恋に優秀なDNAを持ってる上に、「ヒカルの君の目」を持ち、「八百比丘尼化」してたら」

「・・・自分に自信のある女性が次々と恋に落ちてくるのは自明の理・・・大人になってからの両思いの理由は」

「そこにあるんですね・・・」

と、貴島くん。

「大切な事は、子供の頃から「逃げ込み者」にならない事ね・・・それがはっきりわかったわ」

「恋の出来ない肉食女子は、言い訳ばかり言って、自分を整備する事から逃げているのよ・・・だから、ずーっと女性扱いされないし」

「結局、自分が悪いのね・・・」

と、御島さん。

「それに対して、しあわせになれる女性は「何苦楚」の気持ちを発揮出来て、自分のネガティブをポジティブに変える事の出来る人」

「これは女性も男性も同じ・・・そういう理屈がわかりました。・・・と言うか、所さんの目がテン!的に言うと・・・「両思いの科学」で言えば」

「常に自分を磨いている女性と男性が・・・男性の素敵さに気づいた女性が恋に落ち、やさしくしたりするから」

「その女性のやさしさ・・・外見の美しさに惚れる男性・・・そういうストーリーなんですね」

と、辛辣姫。

「結論的に言えば、男女共に、日々修行が大事・・・そして、トレーニングは裏切らない・・・そういう事ですか」

と、貴島くん。

「そういう事だ。日々これ決戦だよ」

と、僕が言うと、皆、笑顔で頷いた。


(おしまい)

2月17日 日本のお笑いとは!(目指せ、鶴瓶さん!)

2015年02月17日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

2月もあと2週間・・・光陰矢のごとし、ですね。


さて、その時、僕はイケメン貴島くん(29)、美人な御島さん(31)、辛辣姫ユキちゃん(28)、

若いミユウちゃん(25)と、お酒を飲んでいました。

「今、ラッスンゴレライと「暖かいんだからー」がすごいじゃないですか」

「でも、12月の流行語大賞を取った「日本エレキテル連合」が、もう消えかけてるのを見ると」

「この二組も、そんなに持たないのかなあって、思っちゃいますよねー」

と、ミユウちゃんが、割りと厳しい意見を披露します。

「確かに、最近、アケミちゃん見ないわね・・・」

と、御島さん。

「女性芸人と言う枠で言ったら、一時、あんなにすごかったキンタローさんも、最近、全然見ませんね」

と、ユキちゃん。

「男性芸人で言ったら、スギちゃんも、あんまり、見ないかな。一時、あんなにすごかったのに・・・」

「なんだか、流行語大賞を貰った芸人は翌年消えるって言うけど・・・その通りって感じだよね」

と、貴島くんは冷静に言葉にする。

「確かに、スギちゃん・・・最近、それほど、見ない・・・」

と、ミユウちゃん。

「・・・にしても、スギちゃんは2年くらい頑張っていたような気がするけど・・・女性芸人と男性芸人の違いかな、そこは?」

「どうなんでしょうね、そういうところ?」

と、貴島くんが言葉にする。

「なんか、直感的には、女性芸人って、素になるとただの女性に戻っちゃって、そのトークが、あんまり面白くないような気がするのよね」

「って言うか、日本エレキテル連合って、素顔を出し始めて、消えた!みたいな印象があるのよね・・・」

と、御島さん。

「そういう事で言えば、キンタローさんも昼間の番組で、素顔出して、若い美人な女性タレントと食レポとかしてたの」

「見たことあったっけ・・・。なんかすごい違和感があったけど・・・」

「女性芸人が素顔を出し始めると、消える前兆なんですか?ゆるちょさん」

と、辛辣姫。

「まず、女性芸人と男性芸人の違いを知りたいわね・・・そのあたり、説明してくれない?ゆるちょくん」

と、御島さん。

「なんかスギちゃんって、頭の回転が悪くて、ひな壇芸人が出来なくて、消えたみたいな事、聞いた事ありますけど」

「それってどうなんです?」

と、ミユウちゃん。

「なんだか、質問がいくつも出たね・・・ま、面白いから、少し考えてみようか・・・」

と、僕は涼しい顔をして、マンハッタンを一口、口に含んだ。


「まず、お笑いと言うのは、その国の文化と密接につながっている。だから、日本のお笑いは日本文化に根ざしたモノだから」

「例えば、この日本のお笑いをそのまま、アメリカに持って行ってもウケない。日本人がアメリカン・ジョークを笑えない」

「理由も同じ理由による」

と、僕。

「なるほど・・・確かにアメリカン・ジョークは笑えないし、笑いのツボが違うってイメージはあるわね」

と、御島さん。


「じゃあ、日本のお笑いとは何か?と言うと、最近はいろいろなカタチのお笑いが発展しているけど、その基本になるのは」

「やっぱり、ボケとツッコミだよね」

と、僕。

「確か、日本の最高正義が「和を以て貴しとなす」だから、日本では和を乱す人間が嫌われる・・・しかも、その中でも」

「仕事が出来ないで、和を乱す人間が最も馬鹿にされて、笑われて、嫌われる・・・その構造をお笑いに使っているんですよね?」

と、貴島くん。

「そ。もっと言うと日本のコミュニティのリーダーは仕事が最も出来る人。そのリーダーがコミュニティ内で最も仕事の出来ない人を」

「叱る時、コミュニティのメンバーは、そのリーダーの怒りに便乗し、仕事の出来ない人間を馬鹿にして笑う・・・」

「そういう構造なんだ」

と、僕。

「以前、ゆるちょさんが、タカトシの「欧米か!」漫才で具体的に説明してくれましたよね」

「仕事出来る人、ツッコミのトシが「おはよう」と仕事出来ない人、ボケのタカに声をかけると、タカが「ボンジュール!」と返し」

「ツッコミのトシがすかさず「欧米か!」とツッコミを入れ、仕事出来ないタカを馬鹿にして笑う・・・そっか、これ、便乗して」

「笑っているんだ・・・」

と、ユキちゃん。

「まあ、これは英語が苦手で、欧米文化にコンプレックスを持つ、日本人だからこそ、笑える、と言う背景もあるんだね」

「ま、日本人はどこまでも和を尊び、仕事の出来る人を尊敬し、仕事が出来ずに和を乱す人間を馬鹿にして笑う」

「・・・しかも、仕事の出来るエースな人間がそのコミュニティで、最も偉いから、それに便乗して」

「相手を馬鹿にして笑う、という構図は、最も安心して笑える構図だから・・・一番気持ちいいんだ、日本人にとって」

と、僕。

「確かに、一人で誰かを馬鹿にして笑っていたら・・・「俺偉い病」になっちゃうから、和を乱す人間になってしまうものね」

と、御島さん。

「「赤信号みんなで渡れば怖くない」の精神ですね。皆で一緒に笑うから、気持ちよくなれる・・・」

「しかも、馬鹿にして笑うって言うのは、ある意味、自分アゲにもなるから、気持ちいいのか・・・」

と、貴島くん。

「ま、そういうところ・・・そういう文化的背景が日本のお笑いには、ある・・・そこは押さえておいてよ」

と、僕。


「じゃあ、なぜ、お笑いって、一世を風靡すると、一発芸人になっちゃうんですか?」

と、ミユウちゃんが発言する。

「お笑いにおいて、一世を風靡すると言うのは、皆がその芸人の芸を最高度に認めた瞬間でもあるんだ」

「でも、それが楽しめているうちはいいけど、誰もが同じネタではいつか、飽きる。同じ刺激と言うのは、最初は気持ちよくても」

「それを通り越すと必ず飽きが来るからね」

と、僕。

「日本人の文化的な捉え方で言えば、最初はその芸人の芸に酔い、「最高の仕事をしたエース」として褒め称える」

「しかし、国民がその芸に飽きた後も、それを続けると、「新しい笑いが生み出せない、仕事の出来ない人」の烙印が押され」

「二度と顧みられなくなる・・・それが多くの一発芸人を生む、日本文化的背景と言う事になるね・・・」

と、僕。

「なるほど・・・「新しい笑いが生み出せない、仕事の出来ない人」と言う見方が定着しちゃうから、一発芸人として、干されちゃうんだ」

「180度、評価が変わるって事なんだ・・・怖い世界だ・・・」

と、貴島くん。

「じゃあ、スギちゃんが消えたのも・・・その構図?」

と、御島さん。

「まあ、そうなんだけど、ミユウちゃんが指摘してた通り、彼は「ネタ勝負芸人」から「ひな壇芸人」に進化出来なかった」

「例えば、「さんま御殿」で「司会芸人」である、さんまさんのパスをうまくゴールに決められない、頭の回転の悪さを」

「露呈させたから・・・活躍の場が「ネタ勝負芸人」のままになって、テレビの露出が減っていったんだろうね」

と、僕。

「そっか。「ネタ勝負芸人」はシナリオ通りやればいいだけだから、頭を使う必要が無いのね・・・」

「それに比べて「ひな壇芸人」は「司会芸人」の放った渾身のパスを、当意即妙の返しでゴールにシュート出来なければ」

「成立しないんだ・・・」

と、辛辣姫。

「結局、頭の回転の悪い人間は、テレビには露出出来ないって言う・・・当然の話なのね」

と、御島さん。

「だとすると、ラッスンゴレライもクマムシも・・・賞味期限は短いから・・・「ひな壇芸人」に進化出来るかが鍵ですか?」

と、貴島くん。

「まあ、ラッスンゴレライは「ひな壇芸人」は出来そうに見えるけどね」

と、僕。

「僕はクマムシはピンになって、歌手になっちゃった方がいいんじゃないかって思いますけどね」

「外見もあいまって・・・あったか癒やし系のアーティストになれる素質、大有りな気がするんですよね」

「なにより女性を癒せる男性って、やっぱり希少だと思うし、稀有な才能でもあると思いますけどね・・・」

と、貴島くん。

「そうね。クマムシは、お笑いに固執することは、無いかもしれないわね」

と、御島さん。


「あのー、男性芸人と女性芸人の違いって何ですか?女性芸人が素顔さらしだしたら、消滅の危機って本当ですか?」

と、ミユウちゃん。

「あー、その質問ね。男性芸人で人気のある人は・・・簡単に言えば「ひな壇芸人」が出来る人だよね」

「僕は家電芸人でもある土田くんなんか好きだけど、彼は、強烈な批判精神を持っていて、それでいて、普段の出来事から」

「当意即妙で、笑いを切り取る事が出来る・・・高い「共感力」を持つ男性って事になるかな・・・」

と、僕。

「それって東京の芸人さんの典型って感じですよね。大阪の芸人の典型って言えば、鶴瓶さんみたいな感じになるのかな」

「なんか、人間的に面白くて、皆が大好き・・・みたいな芸人さん、ですかね?」

と、貴島くん。

「うん。それはそうだね。この二人はタイプは違うけど、素で話しても笑いを生む事が出来るタイプ・・・それが男性芸人」

「って、規定したいところだね」

と、僕。

「そういう意味で言うと・・・女性芸人では、マチャミさんなんかは、素でも面白いタイプだと思いますけど」

「マチャミさんは、「司会芸人」ですか?」

と、ミユウちゃん。

「そうなるね。「司会芸人」でありながら、素でも面白い・・・やっぱり好感度第一位を何年も続けている人は」

「ちゃんと理由があるって事だよね・・・」

と、僕。

「でも、そういう例は珍しくて・・・女性芸人って、素になると、単なる普通の女性になっちゃう人が圧倒的に多い」

「・・・素でも面白さを追求する男性芸人とはそこが違うね・・・」

と、僕。

「そっか。だから、食レポしてたキンタローさんにすごい違和感を感じたんだ・・・」

「そこにキンタローさんを使う意味がわからなかったから・・・」

と、辛辣姫。

「男性芸人は素でも面白さを追求する職人肌の人間が多いけど、女性芸人は、やっぱり、毎日恋している女性と言う事・・・」

「男性にモテたい・・・と言う思いは捨てられないって事なのかしらね・・・」

と、御島さん。

「でも、それ、なんとなくわかります。同じ女性として・・・」

と、ミユウちゃんが小さくつぶやいた。


「今まで出てきましたけど、整理すると、芸人の成長の方向って」

「・・・「ネタ勝負芸人」→「ひな壇芸人」→「司会芸人」と言う感じですか?」

と、辛辣姫。

「そうだね。「ネタ勝負芸人」は、劇場でネタをやるか、週末の営業が主戦場になってくる」

「これが一発売れれば、テレビでの露出が増えて、収入も桁違いになるんだけど、「一発屋」になるリスクも当然あって」

「・・・そのまま、消えるか、「ひな壇芸人」へのステップアップが出来るか・・・その二択と言う事になる」

と、僕。

「そっか。キンタローさんが食レポやっていたのは・・・「ひな壇芸人」方向のステップアップを諦めたって事?」

と、ユキちゃん。

「それはよくわからないけど、テレビへの露出が減っている事を危惧した事務所が」

「誰かとバーターでねじ込んだ仕事かもしれないね」

と、僕。

「キンタローさんは松竹芸能だから・・・あ、食レポやってたのって、日テレの午前中の番組「PON」だったから」

「・・・あれは、松竹芸能さんの番組だったからか・・・」

と、ユキちゃん。

「いろいろな事が見えてくるものね・・・にしても、お笑い芸人って、大変なお仕事ね・・・」

と、御島さん。

「ほんと、そうですね・・・」

と、ミユウちゃんがため息をついている。


「話を戻そう・・・「ひな壇芸人」は頭の回転の速い人間でないと出来ない仕事だけれど」

「これがその上の「司会芸人」となると、数が限られてくる。コミュニティの長にならなければいけないから」

「コミュニティメンバーの素養を知り尽くし、確実なパスを出さなければいけないから、状況を常に読みこまなければいけないし」

「「この人は、絶対にいいパスをだしてくれる」と言う、メンバーからの絶対の信頼が必要となってくるからね・・・」

と、僕。

「さんまさんって、そういう意味では本当に貴重な存在なのね」

「もっともタモリさんやタケシさんはまた違った、あり方だけどね」

と、御島さん。

「たけしさんは、もう文化人って感じだし、司会進行は他の人が務める場合が殆どですよね」

「タモリさんも「ブラタモリ」なんかでは文化人してますよね・・・「タモリ倶楽部」でも、他に司会進行がいるし・・・」

と、貴島くん。

「・・・ところで、わたしが好きな鶴瓶さんって、どういうカテゴリに属しますか?」

と、ミユウちゃん。

「鶴瓶さんは、「司会芸人」より上だろうね。もう、そこにいるだけで、皆が癒やされる・・・「完全芸人」と言っても」

「いいんじゃないかな。「鶴瓶の家族に乾杯」と言う番組が成立するのも、鶴瓶さんの存在があるからだからね」

と、僕。

「初対面の素人さんを巻き込んでひとつのエンターテイメント・ほっこり番組に出来るのは、鶴瓶さんくらいの」

「モノでしょうからね・・・」

と、貴島くん。

「そっか。もう鶴瓶さんクラスになると、司会進行すら、いらないですもんね」

と、辛辣姫。

「司会進行がなくても、勝手に素人さん達が鶴瓶さんにしあわせになってもらおうとあれこれ考えてくれるから・・・」

「やっぱり、日本人は周囲の人にしあわせにしてもらう・・・日本文化そのものがズバリ出てるね・・・」

と、僕。

「・・・と言う事は、日本人はしあわせになりたかったら、鶴瓶さん的あり方を目指せって・・・そういう事ですか?」

と、貴島くん。

「うん。結論的に言うと、そうなんじゃない?その存在を皆に愛される事が」

「個人及びそのコミュニティ全体をしあわせにすると言うことさ・・・」

と、僕が言うと、皆、納得したように、頷いた。

「鶴瓶さんか・・・僕には絶対になれそうもないや」

と、貴島くんがため息をつきながら、言葉にした。


(おしまい)


2月8日 三船美佳・高橋ジョージ問題!(結婚の破綻はいつから始まるか!)

2015年02月08日 | 毎日のしあわせの為の知恵
お疲れ様です。

今日は一日雨と言う事で、のんびりと一日を過ごしています。

まあ、今日の雨と言うのは予想できていたので、

昨日までに仕事をこなして・・・なので、のんびりなんですね。


先日、いつものメンバーで飲んでいました。

イケメン貴島くん(29)、美人な御島さん(31)、辛辣姫ユキちゃん(28)と言ったメンバーでした。

「最近、中年の男性と話す機会が多いんだけど・・・まあ、事務所の社長だから」

「いろいろな人脈と顔をつないでいかなければいけないから・・・割りと本音ベースで話せるのよ・・・」

と、御島さんが、ジン・リッキーを飲みながら言葉にします。

「でね・・・巷の既婚の男達は例の高橋ジョージ・三船美佳問題を結構、気にしているみたい」

「定年退職後、妻に捨てられるんじゃないか?とか、子供が手を離れたら、離婚されるんじゃないかとか・・・」

「そんな話をよくされるわ。なぜ、女子は男子を捨てるのか?って言うテーマで、ね・・・」

と、御島さん。

「それってどう答えるんですか?御島さんは」

と、貴島くん。

「前にゆるちょくんが教えてくれた通りよ・・・今恋女子と過去恋男子の違い・・・男性はよかった頃のパートナー女子の」

「幻影をココロの中に飼っているのに比べて、毎日生まれの今恋女子は正確に今の旦那を見つめている・・・」

「そういう話・・・ね、ゆるちょくん、そうよね」

と、御島さん。

「それって、確か・・・布川敏和・つちやかおり問題の時に話した話だったね・・・」

「女子は常に冷静に今を考え、男子は過去のよかった頃のパートナーの幻影に逃げ込んでいる・・・」

「だから男性は結婚を続けようとするし、今が見えている女子は、二人の関係が破綻している現状を見抜き」

「関係を精算し、勇気を持って、次の恋に踏み出していく・・・次の恋が出来る自分を理解している女性は」

「当然、「ヒカルの姫の目」を持っていて、キラキラしている・・・そういう話だったね」

と、僕。

「今回の三船美佳さんも全く同じですね。ゆるちょさんが言っていたのは「女子は行動を見ていれば、考えている事がわかる」」

「「女子は何を求めているか、を行動の結果から見ればわかりやすい」・・・でしたよね?」

と、貴島くん。

「・・・と言う事は三船美佳さんは、高橋ジョージさんに一切会いたくない・・・と考えている、と言う事ですか?」

と、ユキちゃん。

「そういう事。だって、彼女の口から、高橋ジョージ氏について「先方」と言う表現ばかりが出てくるだろ」

「もう、個人的感情は一切ないと言う現れだよ、それは・・・」

と、僕。

「それに対して、高橋ジョージ氏は、「離婚の裁判になれば会えると思っていた。会えばわかりあえる。もう一度やり直したい」と言う表現ばかり」

「出てきますね・・・」

と、貴島くん。

「これだけ長く一緒に過ごしていたのに、三船美佳さんの気持ちを一切理解していない・・・そのあたりの鈍感さも」

「三船美佳さんに嫌気がさした、大きな理由にもなるでしょうね」

と、御島さん。

「多分、三船美佳さんは、「あなたは鈍感過ぎる。なんでわたしの本意をわかろうとしてくれないの?」って言うサインを」

「たくさん出していたはずなのよ・・・男性はよく言葉で言われなきゃわからないと逃げるけど、言葉にしなくても」

「わかりあえるのが夫婦と言うもんだと思うし・・・。それが出来ない時点で、夫婦仲は破綻している」

「・・・そう見た方がいいんですか?」

と、辛辣姫。

「わたしは「言葉にされなきゃわからない」なんて旦那としての鍛錬をサボっているとしか思えないわ」

「それは男の甘えよ・・・旦那としての修行をひたすらサボってきた当然のツケだわ」

と、御島さん。

「僕はその点について考えてきたんだけど、男性と女性のカップルで、最も大事なのは、男性が女性の気持ちを受け止める」

「・・・そういう事なのかなって思うんだ」

と、僕。

「男性が女性の気持ちを受け止める・・・ですか?」

と、貴島くん。

「ああ。恋の本質は「男性がプレゼンし、女性が恋に落ちる。決断する」だから、決定権は常に女性にあるんだ」

「だから、結婚しても、それは同じで・・・夫婦の行く末を決めるのは、男性じゃなくて、女性なんだよ」

「だから、三船美佳さんも、つちやかおりさんも決断したんだ。だから、女性側も最大限努力した結果・・・」

「「ダメ、もうこの旦那は支える意味がない。離婚しかないわ」と言う結論にたどり着いちゃうんだよ」

と、僕。

「なるほど・・・その意見はすごくわかりやすいですね。だから、よく結婚を上手くやるコツは」

「どこまでも女性の意見に従うこと・・・そういう話にもなるんですね」

と、貴島くん。

「その中でよくある失敗パターンが・・・と言うか女性から言わせれば言語道断な例が・・・男性側が人間的に弱くて」

「「子供を作る」と言う女性の希望を却下する男性、と言うパターンだね。僕の知り合いにも、そういう男性がいて」

「奥さんから、即座に捨てられてた・・・即、離婚されてたなあ・・・」

と、僕。

「どうやら、うだつのあがらない、徳光さんの息子の離婚もそのパターンだったらしいですよ」

と、貴島くん。

「へー、そうなの。何年か前にその奥さん見たけど・・・美人で賢そうな女性で、夫婦二人共、しあわせそうだったけどな」

と、僕。

「要はお坊ちゃんだから、子供を育てると言う義務が怖かったんでしょう。女性からすれば、子供を作って、子育てして」

「家族団欒するのは、基本的な女性のしあわせにつながっていますからね・・・徳光さんの息子って、相当」

「人間的に弱い、ダメ男ですね。まともな女性なら絶対に相手にしちゃいけない「逃げ込み者」のダメ弱オトコですよ」

と、辛辣姫。

「馬鹿なオトコとダメオンナの共通点ね。自分が強弁すれば、皆それを信じると思っている」

「でも、賢い女性と賢い男性は自分の経験知から相手の現象を見て、原因を探れるから・・・嘘がすぐにバレる・・・」

「この徳光さんの息子「価値観が違った。相手は子供をほしがったけど、僕はその日が楽しければいいだけのオトコだから」」

「「そういう価値観を分かってもらえなかった」みたいな嘘を主張していたわ。しかも、自分は悪くなくて」

「さも、相手の女性が悪いような言い方をするのよ・・・ま、未だに正月になると親からお年玉を貰っているような馬鹿息子だから」

「相手の女性は離婚して正解だと思うけどね・・・」

と、御島さん。

「なんだか、ダメなオトコばっかりって感じですね・・・もっとも高橋ジョージ氏や布川敏和氏は」

「一般的な男性なのかもしれないけど・・・子供を育てる責任逃れのダメ弱オトコは女性からすれば、絶対相手にしちゃ」

「ダメなオトコですけどね。だって、実際、親の七光り、だけで食べてる人間でしょう?そのオトコ」

と、辛辣姫。

「なるほど・・・離婚される男性もダメだけど、子育てにビビって逃げる男性は、最低って事ですか」

と、貴島くん。

「そう。そういう事だわ」「ほんと、嫌ですね。そういう最低オトコ」

と、御島さんとユキちゃんは共感している。

「おっと、話が途中になっちゃいましたね。ゆるちょさん、男性は女性の思いを受け止める事が重要って話、続けてください」

と、貴島くん。

「僕は30歳の頃から今に至るまで、オトナの既婚女性に「オトナの恋」をされている。それは究極のプラトニック・ラブだ」

「それって、女性達は何に満足するかって言うと、男が相手の恋に気づき、それを笑顔で受け止め、相手を理解してあげること」

「「自分の恋を受け止め、笑顔を返してくれる・・・その強さにわたしは惚れるの・・・」と、言葉にすれば、そういう事だろう」

と、僕は説明する。

「そう言えば、ゆるちょさん言ってましたよね。以前、メールのやりとりの出来た女性からは、月曜日になると」

「「わたし週末、子育てがんばったんです」メールがよく届くって・・・女性ってやっぱりがんばった事を報告したい誰かが」

「必要なんでしょうね」

と、貴島くん。

「そうなのよ。だって、わたし、いつでも、何かあると、「この話、ゆるちょくんに是非しなくっちゃ」って思っているもの」

と、御島さん。

「うん。わたしも・・・ココロの中で、いっつもゆるちょさんに話しかけているような気さえするかな」

と、辛辣姫。

「そうなると・・・女性が今一番話したい相手こそ、恋の相手・・・そういう事になりますかね?ゆるちょさん」

と、貴島くん。

「そうだろうね。そもそも女子は小さい頃からお父さんにその役割を担ってもらっていたんだよ」

「女性は皆、7歳のお姫様だからね。そして、話を笑顔で、全部聞いてくれるお父さんが大好きだろう?」

「パートナーの男性には、そういう役割が求められるんだ」

と、僕。

「あれ、勘違いしている男性って多いですよね。せっかく話、しているのに」

「上から目線で「それなら、こうやった方がいいだろう、どう考えても」みたいに、対案をアドバイスしてくる馬鹿オヤジが」

「いるでしょう?あれ、どういうんだろうなあ・・・女性はただ自分の話を受け止めて貰いたいだけなのに・・・」

と、ユキちゃん。

「そういう男性は女性の事が全然わかっていないのよ。よく、ゆるちょくんが言ってるじゃない」

「・・・男性は女性と言う男子の大学に長く通ったオトコこそ、女性の気持ちのわかる、魅力的なオトナの男性になれる・・・って」

と、御島さん。

「つまり、そういう男性は、女性と言う男子の大学に通えなかったオトコなのよ」

と、御島さん。

「そういう男性が高橋ジョージ氏、布川敏和氏みたいになるんですかね?」

と、貴島くん。

「わたし、ゆるちょくんの言う「受け止め」が男女の関係では一番重要だと思うわ」

「・・・女性が自分の事を受け止めて欲しい男性だからこそ、毎日自分の事を報告するわけじゃない・・・」

「だからこそ、今、奥さんが何を考えているかがわかる・・・でも、高橋ジョージ氏や布川敏和氏は、奥さんの気持ちが全く」

「理解出来ていなかったわけだから・・・三船美佳さんもつちやかおりさんも、報告相手としての旦那じゃあ」

「もう なくなっていたって事でしょ?」

と、御島さん。

「それはそうなるだろうね」

と、僕。

「つまり、女性が旦那に本音ベースで報告をしなくなった時・・・その夫婦の破綻が始まるって事なのよ」

「女性が本音ベースで旦那に報告出来ている時は、旦那を旦那として認め、恋をしていると言う事なのよ・・・」

「そういう時なら、旦那も奥さんの本音に触れているんだから、奥さんの本音を理解出来ている・・・」

「つまり、奥さんにとって、旦那は本音を受け止める相手になっていなければいけない・・・そういう事になるのよ・・・」

と、御島さん。

「え?と言う事は、二人の結婚を破綻に導く銃爪は、旦那が妻の本音を受け止める事を拒否することから始まる?」

「・・・と言うか、サボると言うか・・・「仕事で忙しいんだよ」とか言い訳を言い出して、妻の本音報告から逃げるようになったら」

「それが結婚の破綻の銃爪になる・・・そういう事?」

と、貴島くん。

「男性が女性の本音を受け止める仕事を拒否した瞬間、その結婚は破綻に大きく舵を切る・・・そういう事ね・・・」

「だから、妻が離婚を決意した時、その妻の本音が全く理解出来ない旦那が「やり直そう」などと言う事になるのよ・・・」

「・・・そういう事なのよ。妻の本音報告が無くなった夫婦は、仮面夫婦と言ってもいい・・・そういう事だわ」

と、御島さん。

「そっか。そういう意味では恋って・・・本音報告を受け止めてくれる男性とするものなんだ・・・」

と、辛辣姫。

「なるほど・・・女性が本音報告しているうちが華で・・・それを受け止めている男性と言った関係こそが」

「輝ける男女・・・家庭内で、太陽のように輝くお母さんの構図なんだね・・・」

「そういう間柄だから、エッチもあるし、家庭内に「ハッピーエナジー」が充満し、素敵な家族になっていけるんだね・・・」

と、僕。

「子供との関係もそうじゃない。本音ベースでぶつかり合うからこそ、お互いがお互いを理解し」

「お互いがお互いを必要とし、お互いが輝ける・・・女性は男性に本音報告をいつまでも受け止めて欲しい・・・」

「そう思っているはずよ・・・」

と、御島さん。

「妻からの本音報告のあるなし・・・それが夫婦のあり方をシビアに判定してしまうリトマス試験紙になるんだね」

「ひえー、怖いなあ・・・」

と、僕。

「ゆるちょくんなら、大丈夫よ。何を言っても涼しい顔して、笑顔で、答えをくれるし、何より受け止めてくれるもの」

「そういう大きな存在なのが、ゆるちょくんだもの・・・ね、ユキちゃん」

と、御島さん。

「ええ。だから、わたし、毎日のように、本音報告しているんです」

と、ユキちゃんは笑顔で言った。

「ふ。僕も本音報告してるかな・・・」

と、貴島くんが思わず言うと、皆、楽しそうに笑った。


(おしまい)