「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

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もうすぐ12月!と言えば気になる年賀状づくり!(今年は早いよ!)

2010年11月30日 | お昼間カフェ
どうも!ゆるちょです!

いやあ、すっかり腑抜けになってしまって、

龍馬伝終了後遺症が、続いていますが、なんともねー(笑)。


しかし、明日から12月ですよ!

もう、2011年まで、ラスト5週間ですよ!

ねー。

というわけで、12月になれば、気になってくるのが、年賀状製作!ということで、

もう、これ、大変なんですよねー!


というわけで、今年は、父親の年賀状づくりも引き受けるはめになってもー、大変です。

まあ、100枚以上あるんで、まず、あて名情報入力から、はじめないといけないんで、

けっこう、今から、絶望しているわけですー(笑)。


と、言ってもね、最近、いろいろ忙しいのは、このあたりもあって、毎日、ちょこちょこ、入力したりしているわけです。

で、父親の場合は、年賀状の内容は、僕におまかせ、なんで、

まあ、自分の好きなように、つくらせてもらっています。まあ、それくらい楽しみがないとねー、やってられないよねー(笑)。

まあ、最近は、素材だったり、テンプレが充実しているんで、

それをうまく選んで編集して組み合わせるだけで、けっこう見栄えのいい物ができあがりますからね。

このあたりは、パッパとやります。

まあ、元美術部出身ですからね。

そのあたりは、もう、ほんと好きなように、ガンガンやっちゃうので、もう、デザインは、出来てますねー。

このあたりは、もう、30分もかかりませんでしたね。

まあ、父親にしては、若い感性になってしまったんですが、まあね、親父がいいって言っているんだから、いいや、ということで、

作っちゃいましたー。

まあ、でも、このあたり、やっぱり楽しいんですよ。こう、作品を作るの久しぶりなんで、

るんるんで作っちゃいましたー。

まあ、まだ、自分用のができていなんで、いい予行演習になりましたけどねー。


と、そのあたり、正月にでも、みなさん向けの年賀状ということで、公開できればなあ、と思います。

まあ、僕の年賀状は、写真をいれるので、ちょっと公開できませんけど、父親のは、素材を切ったり貼ったりしたもんですから、

ま、既存のものなんでね、こっちを公開したいと思います。


久しぶりに、こう、自分のためだけの、モノをつくる楽しさってのを、思い出しましたー。

こういうの、素直に楽しいねー。

なんか、そういう方向にも、楽しさを見つけていこうかなーと、素直に思いました。

人生、楽しくなる手は、たくさんあれば、あるほど、いいもんねー。


そういう意味では、クリスマスカードを作る手もあるかー。

ま、別に個人的に出す相手はいませんから、ブログを見て頂ける方向け、というのもね。

そんなあたりも考えながら、12月、楽しんでいきましょう。


忙しい12月。

すぐに過ぎ去ってしまうと思うけど、

それでも、楽しみながら、過ごしたいものですね。


今年は早めに年賀状製作が完了しそうで、うれしいゆるちょでした!


ではでは。



「龍馬伝」は、龍馬さんのかっこよさを楽しむべき作品に過ぎない!(歴史モノではないよ!)

2010年11月30日 | お昼間カフェ
おはようございます!

えー、今日も論考シリーズ、お休みにします。

というか、僕の中で、まだまだ、「龍馬伝」終了ショックが終わらないんですねー。

いやはや、どうしたもんだろ、これは?ってな感じです。

「龍馬伝」が終了したという事実を、身体が理解できていない感じですねー。

それと、「龍馬伝」の最終回が、あまりにも、よくできていた、という事実が

さらに、僕を戸惑わせているんだと、思います。


なんか、他のネタについて、書こう、という気にならないんですよ。ほんと、おかしな身体だ(笑)。


えー、昨日は、たくさんの方にまた、来ていただいたようで、ほんとにありがとうございました。

まあ、僕的にも、昨日のドラゴン通信は、最終回ということもあって、かなり感情的に書いたような気がします。

それもあってか、日曜日の夜よりも、さらにたくさんの方に来て頂いて、ドラゴン通信を書いてきたかいがあったのかなあ、と思いますねー。


実際、ドラゴン通信の最後に、

「こんな大河ドラマが見たかった」

と、書けたのは、やはり、うれしいです。


第一回視聴時に、

「あ、俺の大河生活は、90分で終わった」

と、理解してから、ずっと愚痴ばかり書いてましたからね(笑)。


そこに、あの男性大河ドラマ的な最終回でしたから・・・ほんと、よかったと思います。


なんていうのかな。あの最終回だけでも、一遍の映画のような独立感を感じますね。

なんというか、龍馬伝・ザ・ムービーみたいな、仕上がりだった。


武市さんや以蔵らを冒頭出して、

「もうすぐだぞ、龍馬」

と、言わして、一気に僕らを引き込んだ・・・あの当たりからまるで、龍馬伝を一話に凝縮したような作りでしたから、

なんとも、独立感を感じましたねー。


そうか。

だから、読売新聞の記者は、あの最終回だけを見るだけで、記事を書いてもへーきだと踏んだんだな。

というか、毎週見ている人間から、そうアドバイスを受けたんだろうな。

だから、最終回で、最も大事なことを、

「龍馬を殺した黒幕を探すこと」

と、考えたんだな。

その視聴の仕方は、間違っている。だから、あんなとってつけたような変な記事書いたんだな。


実際、ドラマやら、映画やらのエンターテイメントというのは、感情を動かされることで、快感を感じる、モノです。

だから、多くの女性が、そういうものに、お金を払うんです。

それに対して、男性は、ドラマにストーリーを求める。

主人公が、どういう経緯があって何をしたか、というストーリーを楽しむ。

社会的にどういう風に成功していくのか、それを知ろうとするのが、男性のドラマを見る態度です。

だから、龍馬を殺した黒幕を探す、なんて視聴態度になったりする。

だから、ある一定の年齢を過ぎると、ラブドラマに興味がなくなるし、逆に

「もう見たくない」

ということになる。

つまり、ドラマに意味を求めるんだな。何かを知ろうとする。

何かを知って、自分の人生のプラスにしようとするんだな。

でも、「龍馬伝」は、視聴者が、感情を動かして楽しむドラマなんだよね。


男性は、感情を動かされることにあまり快感を感じないどころか、

「常に冷静でいたい」

という思いがあるから、こういうの、けっこういやがったりするんですよね。


ほら、例えば、ジェットコースター。女性は大好きですけど、男性は、だめなことが多い。

ジェットコースターの役割は、高いところから落とすことで、感情を揺さぶるのが目的なんです。

だから、女性は好きだけど、男性は、苦手なんです。


ドラマも一緒です。感情を動かして快感を感じさせるのが、ドラマの役割であって、

何をしたか、どういう経緯でそうなるのか、を楽しむのは、これは、男性向け大河ドラマ、や、社会派ドラマ、

ということになります。


この龍馬伝は、女性向けですから、経緯というものを描かず、結果ばかり描いていました。

象徴的なできごととして、指摘できるのは、龍馬の脱藩の理由がまったく触れられていなかったことでしょう。

なぜ、脱藩したのか、その龍馬の考え方が、まったく描かれなかった。

脱藩したその事実だけが、描かれていたんです。


そうです。経緯なんてどうでもいい。脱藩した龍馬が描かれていればそれでいいのが、女性向け大河ドラマの特徴です。

男性は、不満なわけです。なぜ、脱藩したのかを知りたいわけですからね。

でも、女性向けだから、そのあたりは、結果だけ見せていればいい。逆に経緯はすべてふっとばしています。


だから、龍馬を殺した黒幕はだれ?なんてことは、描くはずはないんです。

龍馬が殺された事実だけ、描けばそれでいい。黒幕は、誰とでも考えられる、そういう風に表現するのが、目的になるわけですからねー。


だから、「龍馬伝」の最終回を、「黒幕探し」を目的として見るのは、女性大河と男性大河の違いが最終回までわかっていなかった人間ということになるわけです。

もちろん、読売新聞の記者は、そんなこと、全然わかっていないわけで、

「おまえ、どんだけドラマ観てきたんだ?」

という質問が出ちゃうわけです。

そんな人間が書いているレベルが、読売新聞のテレビ欄の記事、ということになって、

「おまえ、ほんとに、プロか?」

と、ツッコミたくなるレベルなわけです。


まあ、それはいいでしょう。


「龍馬伝」は、徹頭徹尾、女性向けに作られていました。

経緯でなく、結果を描くことに重点が置かれていました。

そして、ストーリーよりも、見せられるモノを見せる、ということにこだわってきました。

もちろん、女性は、見たモノによって、一番説得されるからです。

だから、龍馬さんのかっこいい活躍が全面に描かれてきた・・・なぜ、そうなるのか、どうして、そう考えるのか、という

男性が一番気にすることを、まったくとっぱらって。


そういう意味では、女性向けに、完全に特化したドラマだったわけです。


まあ、だから、毎週、僕は愚痴を言ってきたわけですけどね。

「なぜ、そういう考えが出てくるのか、なぜ、表現しないんだ?突発的にそんなことも言われても、誰も、説得されないよ!」

これが、毎回、続いたわけですからねー。


まあ、そういう意味では、男性から見たら、このドラマ、非常にまどろっこしい存在だったということになりますね。

例えば、このドラマが表現しようとした、

「平和主義」

「平等主義」

も、

「女性にわかりやすく(小学生さえわかるように)」

という掛け声の元、浅ーーーーーーーく、書かれました。

いろいろしち面倒臭いことは、さっぱり忘れて、単純明快に描かれました。

おかげで、僕は毎週、

「そんな小学生の学級委員が考えそうな浅い考え方は!」

と、愚痴ってました。まあ、仕方ないんですけど、作品論的に言えば、

「平和主義、平等主義という現在の正義を現代風な龍馬という人間で描くことで、わかりやすさを全面に押し出した作品」

「歴史を描くことは目的でなく、現代人龍馬をひたすら女性向けにかっこ良く描くことを目的とした作品であった」

「おかげで、その目的のために、作品内での歴史は、いいように改変され、いいように表現された。この作品をもって、歴史としてみたら、おかしいことになる」

「むしろ、龍馬のかっこよさだけを、楽しむべき、作品である」


という評価になりますね。

あと、この「龍馬伝」の特徴してあげられるのは、毎回のゲストが、主役的に演技力を披露し、龍馬は、そのナビゲート役のベビーフェイスだった、という一面もあります。

四部は、歴史ストーリーが多かったので、龍馬が主体的に動くことが、多かったですが、

一部、二部は、ゲストに何か言われて、動かされる形が多かった。

とにかく、毎回ゲスト!というのは、お約束で、これは、最終回のカピ様まで、ずーーーーっと続いた「龍馬伝」の最大の特徴とも言えます。

まあ、ゲストは、龍馬アゲ係に就任することが多かったです。結果的に龍馬アゲして、かっこ良く見せるのがその役目ですから、

龍馬さんは、毎回、ゲストにアゲられて、それを女性視聴者が、楽しむ、という構図だったのが、この「龍馬伝」だったとも言えると思います。


だから、歴史を描いた作品とは、言えないし、そういう評価は、まったくできない作品と言えるでしょう。


龍馬物語に、我々男性が、期待するのは、多分、

「なぜ龍馬が、大政奉還を慶喜にさせてしまうくらいの力を持ったのか」

を描いて、欲しいということでしょう。その経緯を知りたい。

龍馬が、どうモノを考え、成長し、そんな力を持ったのか、

それを描いて欲しいと考えるでしょう。そして、それを自分の人生に取り入れて行きたい、生きる糧になれば・・・というあたりが、男性の考えることでしょう。


実際、彼が、そうなったのは、書くことで考える、ということを丹念にやったからだと思います。

彼は、それこそたくさんの書状を出している。でも、それは、書くことで考えられるのだ、ということに気づいた龍馬が、文章を書きながら、事態の整理、検討をしていた

証左だと思います。そして、たくさん考えることで、いろいろなことを思いつき、それを実行していったから、事実を引き寄せられる論考者になったのだ、と思います。

これは、歴史的に見れば、織田信長のあり方に、非常に似ている。

実際、龍馬は、山師です。

「常に目の前にいる人間を、どうやったら殺せるか、考えておけ」

とまで、言い切っている人間ですから、とにかく、考えに考えていた。

事実を引き寄せるためになんでもやったのが、坂本龍馬という史実の人物ですからね。


まあ、龍馬伝には、そんな部分は、まったくと言っていいほど、描かれていませんがねー。


そういう意味では、「龍馬伝」は、龍馬の名を借りた、歴史コラボ作品に過ぎないんです。


その思想は、戦国無双シリーズと一緒で、ビジュアルのいい主人公をつくって、歴史にコラボすれば、女性に人気が出る、という思想の元、つくられた作品なわけです。


今的な作品と言えるでしょうね。


だから、いちいち史実と比較して、龍馬伝は、こうだ、ということにあまり意味はないわけです。


どちらか、と言えば、


「あー、これは、あの史実を使って、龍馬がかっこよく見えるようなストーリーに変えているのね?ふーん」


と言いながら、鑑賞するべき作品なんですね。だから、まあ、そういうモノとして、扱うのが、いいのだと思います。


まあ、そういう作品にしては、最終回、男性大河的な手法で、作られたので、おもしろかったですね。

まあ、最終回は、感情をうまく動かすことに重点が置かれたから、ああなったということでしょう。

感情をうまく動かされて、おもしろかったです。

感情を動かされるのは、男性は、苦手なのでは?いやいや、そういうのを楽しめる男性もいるんですよ。


そういう意味じゃ、俺、ジェットコースターも今なら、へーきかも(笑)。


そういう男性や女性の本能をうまく使うのが、エンターテイメントという奴なんですね。


いずれにしろ、龍馬伝、終わってしまいました。

最終回が、ああいうできで、満足です。

まあ、それで、なんだか、言いたいことが、たくさん、できてしまった・・・そういうことですかね(笑)。



ここまで、長くなりました。

ここまで、読んで頂いたみなさん、ありがとうございました。

また、次回、お会いしましょう!


ではでは。

第四十八回 ドラゴン通信 「龍の魂」

2010年11月29日 | ゆるちょ!のドラマ・レビュー!
翌日発信 炎上上等 ドラゴン通信

「「男性大河ファン」の直感的で素直な感想」

今週の一言:大河ドラマって、ほんとうに、いい人生のための、アイテムのひとつですね。!

●最終回は、男性大河的ドラマ表現だった!ドガシャーンに意味がある!「秘すれば華!」の日本的伝統表現!さらば龍馬、ありがとう龍馬伝!
「よかった」
最終回の「龍馬伝」には、この言葉を送りましょう。
暴れるかと思ったお龍さんは、表情だけの演技で、さわやかに、しっかりとすべてを理解して悔いのない人生を生きて行く想いを表現していたし、
どうも、龍馬はいつも、そのそばにいるみたいだし(笑)。最後のお龍さんの表現、ほんとに、よかったですね。
最終回は、龍馬がどうこう・・・というより、無言の軍団、見回り組の回でしたね。
セリフの表現でなく、あり方でみせるから、表現が無限大だったりするわけですよ。
言葉にしてしまうと、表現が狭められてしまうけれど、表情だったり、あり方であれば、視聴者の想いによるから、どれだけだって表現できる。
無言でたっているだけで、立ち上る感情というものが、見えるわけですね。
それだけ、彼らの想いの濃さが見える。そこにカピ様の渾身のセリフ、
「坂本龍馬は我らのすべてを無にしたんだ」
という言葉が映える。そこにすべての想いが集中している。それ以上でも、それ以下でもない。
そのセリフが彼らのあり方について、さらに説得力を加えたわけですねー。
あれこそ、
「ひとつの男のあり方」
です。そして、もちろん、自分の役割をしっかりと見極めその役割を周りを恐れずに果たした龍馬も、
「男」
です。暗殺されるほど、大きなことを成し遂げた・・・暗殺というのは、要は負けた、自分の守っていたものを壊されてしまったから、
その想いをぶつけなければならなかったから・・・ということになるんですね。つまり、それは、先制攻撃を受けて一瞬にして守っていたものを
灰にされたことと一緒なんですよ。そういう意味では、あれは、報復なんですね。建設的でもなく、日本のためでない、彼ら幕府側のサムライの
報復なんです。でも、彼らとしては、やらないでは、おれなかった。
世間からのゆり返しを受けた、ということになりますね。
世間を動かす程大きなことを成し遂げたからこその、世間からのゆり返し・・・それがあの暗殺だったと見るべきでしょうね。
あの藤吉をはじめとした近江屋の人々の夜を恐れる感じが、よかったですね。
龍馬をかくまっているから、夜を恐れて・・・中岡さんは、よかったけど、その次は・・・。藤吉死んじゃったらしいし・・そういうあたり全然やらなかったのが
よかったですね。
音だけ
「どがしゃーん!」
と、させておいて、
「ほたえな」
から、
「龍馬、いかん!」
の中岡さんの声が終わらない内に、すさまじい剣戟の音が先に来る。
映像は、すべてを見せずに手ぶれしているかのよう。時折見える映像に映る、血だらけの龍馬と中岡。
そして、斬撃のすさまじい音ともに、
「もうよい」
と、去っていく男達。カピ様の目が印象的でしたねー。
容赦なく、龍馬を斬ったカピ様達が、あまりにもかっこ良く見えました。僕にはね。
あの、近江屋のひとたちの夜への怯えが表現されていたからこそ、一気にドガシャーンにいく意味があるわけで、
いわゆる
「隠すことによる強調表現」
という奴です。高度な表現ですよね。まあ、日本の演劇表現では、それこそ、
「秘すれば華」
と、世阿弥が書いているくらいですから、伝統的な強調表現なんですよ。
見えさせないから、そこに視聴者側の想いが入って、ストーリーが説得力を生むという高度な形なんです。
だから、あの星野真里ちゃんのようなかわいい女性が、あの黒い男たちに無残に殺されちゃった・・・藤吉も、もちろん、無残に
あのかわいい藤吉が・・・という想いを生んで、
「うわあ、なんてこわいひとたちなんだ・・・」
という感情をつくるから、ドガシャーンに意味ができるわけです。
その上での、瞬殺シーンですから、さらに迫力が倍増するわけです。
作劇として、非常によかったと思いますね。見る側の感情の動きを、ちゃんと計算している。
何がなんでも映像にしてしまう女性大河的な表現とは、ちょっと別のモノですね。
そりゃあ、女性は映像に説得されるから、それは当たり前の手法なんですね。
それに対して男性は、ストーリーに説得される。見えないものに感情を持ち込む生物ですから、まさに、男性向けドラマ手法だったんです。
だから、見回り組も、無口だし、言葉はいらなかったんですねー。まさに「秘すれば華」です。
そして、最終回だからこそ、こういう、表現力が高い、視聴者にいろいろ考えさせる、男性向けドラマ手法をとったんだと思います。
龍馬暗殺の黒幕は特定しない。でも、誰、とでも考えることができる。
それをしたかったから、途中、弥太郎による、龍馬の敵リスト挙げがあったじゃないですか。
カピ様は、
「坂本龍馬は敵が多い」
的なセリフだけでしたから、あえてそれくらいに押しとどめている。まあ、どうとでも考えられるようにしたほうが、
ストーリーとしては、膨らみのあるいいストーリーになりますからね。だからこそ、周りは皆敵にみえるようにする必要があった。
ある意味、あそこで、カピ様に、
「坂本龍馬は敵が多い」
と言わせるために、周到に準備された、とも言えるわけで、まあ、だから、男大河的にセリフを抑え、視聴者側に考える余地を与えたと
言えるんじゃないでしょうかね。まあ、演技力で構成され、視聴者側の気持ちを周到に計算した、そして最後、爽やかに終わった、
非常に考えられた最終回になったと思います。
まあ、とにかく、負け犬サムライ軍団見回り組と、龍馬の物語。それに加わった弥太郎物語。
最終回、ほんとうに、よかった「龍馬伝」でした。

●俺は全力で言ったんだ!周りが黙っていないぞ龍馬!龍馬を殺さんといてくれ!そして俺の龍馬を返してくれー!俺は龍馬を愛していたんだ!それは俺も同じだった!
最後の最後、龍馬に関わった弥太郎ということになりましたね。
弥太郎の目から見た龍馬の姿・・・それが、「龍馬伝」なわけですから、最後知らんさんも出てきて、弥太郎の最後まで見せて、
弥太郎伝も、完成しちゃったわけですけど、最後の死に姿は、いかにも弥太郎的葛藤が出ていて、よかったですね。
っていうか、最後の最後まで笑かしてくれた、弥太郎ということですかね。
弥太郎は、ドラゴン通信の最初の方でも、書きましたが、龍馬が大好きなんですよね。
それでいて、表現としては、ツンデレになる。
確か二人で、いやピエールもいたな、3人で江戸に出るとき、龍馬が嫌いだ嫌いだ、言いながら、別れの時、全力で手を振っていた・・・、
あの時、僕はツンデレ表現だ、と書きましたが、今回も同じ構図。いや最後に、
「俺の龍馬を返してくれ!」
と、ラブを全力で告白していましたからね。
「俺の龍馬」
だったんだーということです。弥太郎の中ではねー。
表現は弥太郎風でしたが、結局、龍馬に
「周りが黙っていないぞ」
と、警告していて、自分の身を守るように話しているし、わざわざ金を返しに行ったのだって、ある意味、龍馬にお金を渡そうとしたことに変わりはないし。
なんだかんだ、嫌いだー嫌いだー、言いながら、そのあり方は、龍馬のためになるようなあり方なんですよね。
そう。見回り組と正反対の立場だってことに気づくわけです。
弥太郎と、カピ様が、同じような要素を持った顔をしながら、対峙する。
おもしろかったですね。
龍馬ラブと龍馬憎しの勢力ですからね。
弥太郎は、
「龍馬を斬らないでくれ!」
と、頼みこみ、カピ様は、無言で引き上げる。
そして、次に会った時には、カピ様達は、血だらけで、そのカピ様達のあり様だけで、すべてを知る弥太郎。
そこがよかった。言葉で何かを説明するとか、映像的に龍馬の死を知らせるのではなく、
雰囲気で知らせたところで、たくさんのことが、伝わってよかったですね。
その時の弥太郎の表情が、泣き崩れていく弥太郎の表情が、深く深く龍馬を愛していたことを物語って・・・非常に心に響きました。
そして、僕も、涙を流しましたねー。
口ではいろいろ言っていながら、こころの中には、龍馬の姿があったのかもしれません。
それは、まるで、弥太郎と同じ(笑)。
48回も、愚痴を言ってきたのは、最後に弥太郎と同じ気持ちになるためだったか、と改めて大河ドラマの奥深さに触れた感じですね。
好きだからこそのツンデレ表現。嫌い嫌いというのは、龍馬に心があることをわからせないための防波堤。
それは、あの江戸ゆきで、途中、龍馬達を助けたあの頃とまったく変わっていなかったんですねー。
そして、弥太郎が泣き崩れた時、はじめて、こころが動きました。
「ああ。もう、龍馬は、死んでしまったのか。この世のものでは、無くなってしまったのか」
と。
あの龍馬が死んだ映像でなく、あの弥太郎の深い嘆きの言葉に、それが説得されたんですね。同じ想いを持つ男の嘆きだからこそ、感情が動いた。
「それでこそ、大河ドラマだ・・・」
僕は、そこで、はじめて、
「ありがとう、龍馬伝」
という想いに至りました。
最後の最後、龍馬に対する感情が動いたのは、弥太郎によってだった。
龍馬と弥太郎をずーーーーーーーっと見てきたかい、が、最後にあったんです。それが証明されたんです。
よかったよ、弥太郎。
最後、弥太郎に与える言葉は、それしかないでしょう。
そして、さようなら、弥太郎。
数分後、全然違う、のぼさんを見て、
「俳優ってすげえな・・・」
と、舌を巻きましたー。

●幕末のチャンバラとは、こういうものさ!これからどうなるかはわからねえ!でもチャンバラだったら最後にやってやる!の近藤さんです!
最終回で、華やかなチャンバラを見せてくれた新選組近藤さんです。まあ、龍馬とだと、主人公補正が出ちゃってどうやっても勝てないんで、
んなら、中岡さんで・・・ということで、中岡さんVS近藤さん、という非常に華のある役者さんによるチャンバラが見れて、非常に満足でしたね。
こう、上川さんって、ものすごく目で芝居するから、非常に演技力が高い・・・というか、その鬼気迫る気迫が非常に伝わる。
「やばい逃げなきゃ」
ってな気持ちもわかるし、男として相手をする決意も伝わってくる。
それは、近藤さんも同じで、このひと、顔の形をちょっと変えたりして、想いを伝えてくるから、こちらも演技力高くて、ビンビンその闘志が伝わるんですね。
そういうメッセージの出し合い、演技のやりあいが、非常に高度で、見ていて思い切り堪能したチャンバラになりました。
あの噛んじゃうあたりとか、
「痛い」
と思わず声に出す中岡さんあたりの芝居は、非常に引き込まれましたねー。
そして、
「もう、こんなものが役にたたない世がそこまできているんだ!」
と、刀を投げ捨ててましたが、
「それじゃ斬られちゃうじゃん」
と思っちゃいました。まあ、相手の気迫に負けた近藤というあたりなんでしょうけどね。
前回、勝に言い負かされて無言で、消えていった近藤でしたが、最後に、舞台を与えてくれてありがたかったです。そして、
「今後については、よくわからん」
と、あの龍馬伝の近藤らしい鷹揚さが見えて、とても満足でした。
この近藤さんと新選組で、外伝やってくれたらなあ、スピンオフお願いしたいなあ、とまで、思いますよ。
最後の殺陣、ものすごく、最終回が、引き締まったと思います。
ほんと、よかったよ、近藤さん!

●演技力だったら、誰にも負けん!思ったことがつい顔に出ちゃう!その真面目さが売り!「いかん龍馬!」が重かった!中岡さんです!
とにかく、大河の主役さえ、経験している中岡さんですから、その演技力の高さは折り紙つき、というか、ものすごくメッセージ性の高い演技をしますね、このひとは。
「お前、坂本龍馬と一緒にいた奴だろ」
と近藤さんに言われるわけですけど、そりゃそーですよ。
龍馬が陽之助と一緒に新選組に囲まれて困っていたところに、正義の味方的に、
「わしは、こーゆーの大好きなんじゃ!」
と言って現れてあまつさえ、新選組をまいちゃうわけですからねー。
藤吉もあん時初登場だったもんね。
まあ、そういう過去があるわけですから、そりゃ、近藤さんも顔を覚えてますよ。
まあ、その殺陣も素晴らしかったですが、やはり、このひとは、表情に気持ちをみなぎらせるところが、すごいですね。
あの、薩摩藩邸で決断したあたりの表情や、近江屋2階に来て、龍馬を見つめる表情なんて、
「こいつ、やる気だ」
って、わかっちゃう。まあ、龍馬にも、
「殺すのは、それを読んでからでもいいだろう」
というセリフがあったぐらいですから、まあ、わかりやすく顔に出ちゃう質なんですね。悪く言えば、ですけどね。
とにかく目だけでなく、全体の演技力が秀逸で、メッセージがバンバン伝わりますから、見ていて、ガンガン説得される。
ほんと、このひとは、渾身の役者です。
まあ、外で新選組と戦ってきたばっかりですからね。見回り組の襲撃にいち早く気づき、
「いかん、龍馬!」
と言ったセリフが重い。もっとも、そのあたりでは、もう、どうなるか、予測しているわけですけど、
そこからは、もう、音、音、音。
ザク、グフ、ドム的な音の嵐で、
「あー、これは、ひどいやられかただ・・・」
と、まず音で感じさせたのが、よかったですね。
中岡さん、死に方もうまいですからね。
いやあ、蛮幽鬼見ておいてよかった・・・上川さんの演技力の高さ、改めて理解することになった「龍馬伝」でした。

●もう、思い残すことは何も無い!私は自由に生きていける!なぜなら、龍馬さんがいつもそばにいるから!そんなことを思わしてくれた自由な表情のお龍さんでした!
最後、海を見つめ、「うーみ」とほほえみ、遠くへ向けて歩いていったお龍さんでした。
龍馬の死を知って、暴れなかった・・というか、絶対どっかで暴れてるぜ(笑)。
あのシーンは、すべてが終わって、土佐に来て、龍馬の家族にも会って・・・その後ですね。
表情だけで、その最後を演じきりましたねー。
あーいうのが、いろいろ伝わるんですよー。
お龍の万感の思いが、伝わりましたねー。
そして、最後、さわやかな表情もしていた。すべては、龍馬に、出会うことができたから・・・それに、お龍さんのいくところ、どこにでも龍馬はついてくる、
そんな表現で終わっていました。シュールな龍馬表現もよかったと思います。
最後、さわやかに、無言。
これが、お龍に、よく似あっていました。
素晴らしい最後になったと思います。

●男達の思いは、重い!強い思いがあるから、無口!言葉など必要ない、表情だけで十分伝わる!サムライとは、こうあるものさ!全力でそれを表現したカピ様&見回り組でした!
男たちの想い。
これを最後に表現した、カピ様&見回り組になりました。
彼らも、渾身の想いを持っているんですね。
そういう強い想いを心の内に秘め、無言で、仕事をしている。
その重い想いが、彼らの無言の表情で、伝わってきました。
そして、その無口さが、強烈な想いであることを示唆していましたねー。
そういう中に、
「坂本龍馬は我らのすべてを無にしたんだ」
というセリフがある。そういう背景にこういうシンプルなセリフがあるから、力を宿すわけですよ。
そこが、強烈なメッセージとして、カピ様の演技力も相まって、こちらに強く伝わりましたねー。
ずーっと抑えた演技でしたから、ほんと、強く強く、伝わりました。
だから、最後、龍馬暗殺のシーンで、惨殺な感じの音やシーンがあっても、説得されたわけでね。
そして、血刀をさげた、返り血をあびたカピ様のビジュアルに、説得されるわけでね。
だから、弥太郎が泣くわけですよ。龍馬を返せーって、そのあたり、メッセージが思い切り伝わりました。
自分たちの想いを成し遂げた人間の放心。
そんなのが、あの返り血のカピ様で表現されていましたねー。
幕末、命をかけて、オトコたちが葛藤していた。
その一シーンを切り取ったかのような、今回のカピ様&見回り組になったと思います。すごくよかった。
それだけは、言えますね!

今週の愚痴
さて、とにかく、最後の最後、龍馬伝の中でも、本当に最も傑作だった回になった、最終回だったと思います。
土佐勤王党のシーンの中でも未だに大好きな、皆での演武のシーン。
あれが、以蔵や、武市さんで、再現されていたわけですかあ、そりゃもう・・・ってうれしくなっちゃいました。
「龍馬よくやったなあ。あともう少しじゃ」
と皆から言われる、というシーンは、本当に最終回の最後にあるかな、って思っていたんで、それを導入部に使うとは、
つかみはオッケーな感じでしたねー。最後に武市さんに会えて、ほんとうに、よかった。洋ちゃんもいたしね。
しかし、やっぱり、春嶽公のところへ行ったかーって感じですね。まあ、あの場合、もう、あのひとくらいしか会ってくれそうな
ひといないもんね。そして、弥太郎の上京・・・って、そういえば、後藤様も、容堂公も出なかったねー。
いやあ、最後、何もなかったとは・・・前回で、終りだったんだねー。もう少し見たかったなあ、このひとたちは・・・。
そして、またしてもキーになったのか?弥太郎から、龍馬の情報が漏れるかと思ったら、全然違いましたね。
これは、中岡さんから、と見た方が自然。まあ、その前に、弥太郎とカピ様の一悶着なわけですけど、
このあたり、見回り組の不気味さが全面に出ていてよかったですね。ほとんどしゃべらない。無口。
それでいて、面魂が多くを語っている。
まあ、本来、見回り組は、武家の次男三男といったあたりで、あまり使い物にならなかったみたいですけど、
ここの見回り組は、ちょっとそういう系とは、違う感じで、迫力あって笑いました。以前出ていた見回り組より
さらにパワーアップしていた感じで、そのどす黒さがよかったですね。
そして、一瞬にしての突撃、斬撃、激しい斬撃音、映像で断片的にしかみせない、見せないことによる雰囲気強調効果。
時折見える血だらけの龍馬、中岡。そして、さらなる斬撃音。
「もういい」
と、消える見回り組と、目でモノを語る今井。
このあたりの瞬間的な暗殺シーン、ものすごくよかったですね。中岡との話し合いが、殺すか殺されるかの緊張から入って、
どうやら、和解に入り、
「わしは泳げんがじゃ」
という中岡の秘密バラシにまで、言って笑いが・・・というところへの斬撃ですからねー。
緩急自在というか、すばらしいの一言でした。
その前後に、弥太郎が重要な役目をしているんですね。
「龍馬を殺さんといてくれ」
と今井に頼んでいる。そして、血をしたたらせた今井を見て、
「俺の龍馬を返してくれ」
と、泣く。
龍馬の死を、弥太郎の言葉によって、表現しているんですね。映像でなく。弥太郎の言葉で。
それが、非常な説得力を生みましたねー。
あの時に、僕も、
「ああ、龍馬、死んじゃったのねー」
と、思いましたしねー。
そして、僕も弥太郎と同じ胸中だったんだ、と初めて知りました。嫌いだ嫌いだと言いながら、龍馬を愛していた弥太郎。
愚痴を毎週言いながら、「龍馬伝」を愛していた自分。
「同じだったか、弥太郎」
そう思いながら、龍馬伝の最終回を堪能しました。
最後、お龍さんのシーン、さわやかで、よかったですね。
涙も見せず、「うーみ」と笑顔になって、歩いて去っていくお龍。それを半分不安気に半分うれしそうに、見送る龍馬の兄と姉。
哀しみが見えなかったのが、よかった。そこへ、シュールに龍馬もいたしね(笑)。
いい、最終回になったと思います。
最終回は、まごうことなく、言葉でなく、演技で行動で見せた男性大河になっていました。
こういう大河ドラマが見たかった。
最後にそういって、このドラゴン通信も終りにしましょう。
長い間、見て頂いてありがとうございました。
このドラゴン通信がきっかけで、いろいろなことがありましたが、すべて見て頂いたみなさんのおかげです。
いい経験になりました。いい勉強をさせてもらいました。炎上もしたし、温かい言葉をいただくこともありました。
本当にありがとうございました。
大河ドラマって、ほんとうに、いい人生のための、アイテムのひとつですね。
それを実感して、最後のドラゴン通信を締めたいと、思います。
みなさん、ほんとうに、ありがとうございました。

今週の評価ポイント
全部!全部!全部!

「龍馬伝」最終回、とってもよかったので、月曜日からスッキリ!(笑)。

2010年11月29日 | お昼間カフェ
おはようございます!

えー、気持ちのいい朝を迎えてますがー、

なんというか、まだ、昨日の熱が去りませんねー。

というわけで、論考シリーズお休みにします。

というか、ちょっと書けませんね。

昨日のこう、「龍馬伝」最終回と、新作の「坂の上の雲」。

いやあ、もうね、いろいろな想いがあって・・・こう、珍しく、

リアルタイムで、見ちゃったもんで、昨日からいろいろ書いてますけど、

たくさんの方に来て頂いてどうも、ありがとうございます。


まー、なんつーか、ねえ(笑)。


「龍馬伝」よかったですねー。


非常にソリッドな感じがでましたねー。

見回り組の不気味さ、サムライとしてのやるせなさ、日本男児としての生き様。

そのあたりが、そのあり方として、表現されていましたねー。


昨日の読売新聞、龍馬伝の記事が、テレビ欄に出てましたが、これが、低劣うんこバカな文章でさー。

「龍馬暗殺の刺客がどこの誰なのか、最後まで見ないとわからないのは、不親切」

とか、書いてるの。バカじゃないの?


今まで見てりゃ、新選組の近藤局長の対応から、見回り組だって、すぐわかるじゃん。弥太郎も、

新選組の次に、見回り組か?と突っ込んでるじゃん。

要は、突然、記事書くように言われて、適当に見て書いてる記事だってのが、だだわかり。最低だよ。お前!

そんなんで、文章書くな、アホ!


って、怒ってみましたー。


なんか、「龍馬伝」、汚されたみたいで、すごく、不快でしたねー。

いつの間に、そんなに「龍馬伝」に愛が・・・?(笑)。


にしても、よかったですねー。

まあ、予報記事は、壮絶に外してしまいましたが、

あのHPの扉絵・・・あんなシーンあった?

確かに、龍馬、風車を子供に買い与えていたけど、あの場に、カピ様、いなかったよねー?

それが、なぜか、扉絵には、あった・・・あれは、ミスリードのための映像か?


っていうか、龍馬の居場所・・・中岡さんが、つけられたってこと?


まあ、そのあたり、よくわかりませんが、こう、音だけ鳴らしておいて、突然の暗殺者来襲ってのが、よかったですね。

しかも、映像では、断片的に見せておいて、音で、そのすごさを表現していた。

そのあたり、迫力があって、よかったですねー。


昨日は、もう、龍馬の話というより、カピ様主人公の話になってましたよねー。


それを、押さえ気味の演技で、表現していた。

「坂本龍馬は我らのすべてを無にしたんだ」

という表現を、絞りだすように、言ってましたが、これが、彼の行動を裏打ちする想いなんですけど、

このセリフ、読売新聞のバカ、書いちゃってるわけ。


あんた、バカ?


これ、キモのセリフだろ。それをいきなり、朝から読む新聞に書いてどうするんだよ?

要は、

「俺は頭がいい、ドラマを理解できる頭のいい男」

って、主張したいだけだろうが。

そんな記事、最低なんだよ。

そういうキモのセリフは、外すのがマナーだろうがよ。

ブログだって、皆ネタバレしないように気をつけるのが、最低限のマナーだぞ。

それを、いきなり、キモのセリフを書きやがって、それで、自分アゲしているだけにすぎない。このバカ。


ほんと、最低野郎だよ。それを見た上司もOKしているってことだろ。読売新聞って、バカしかいないんだろうな。


今後徹底的に批判だな。これは。


最低限のマナーすら、守れない人間は、徹底的に批判だ。


何、朝から怒ってるんだ、俺・・・。


まあ、押さえ気味の表現だったからこそ、あのセリフに想いが痛烈に乗ったわけで、そのあたり、理解していないバカは、ほんとどうしようもないなーって想いましたね。

まあ、とにかく、その押さえ気味の演技がよかったですねー。


ほら、「風林火山」の時は、歌舞伎的演技、全開だったからさ。


想いが強ければ強いほど、その行動は、勁烈だし、想いを奥深く秘すものなんだよね。


そういうあたりが、表現されていて、よかったです。


もう、すっかり、最終回は、男性大河的に、セリフでなく、行動や表情で、表現されていましたねー。

そこが、よかった。


最後も、お龍さんの表情の演技だけで、スッキリまとめてましたね。

あれ、よかったなー。

「うーみー」

って、セリフは、あったけど・・・なぜか、龍馬が立っているシュールな感じの絵にはなってましたけど・・・そのあたりのシュールさも、よかったかなー(笑)。


やっぱり、表情って、いろいろなものを表現できるんですよ。非言語コミュニケーションですよ。


それが、いろいろ伝わってくる。よかったなあ・・・。


個人的には、洋ちゃんや、以蔵、そして、武市さんに会えたのが、うれしかったなあ。

そうなってくれるとうれしいなあ、と思っていたんですが、そうなって、よかったです。


弥太郎もね。ああいう感じよかったです。龍馬の死体を見るわけでなく、雰囲気で悟る。

そのあたりの表現、よかったですねー。

映像で見せるのではなく、感じさせる。

そういうあたり、よかったです。


まあ、弥太郎の死もやってましたが、あれは、ちょっと笑ってしまいましたが(笑)。


それに、中岡さんと新選組近藤の殺陣もあったし。

あれ、よかったなー。中岡さんと近藤のかっこよさが、存分に味わえたし(笑)。

あれが、あったから、

「いかん、龍馬!」

のセリフが生きるんだよねー。修羅場をくぐり抜けてきたから、言葉に重みがあってね。

っていうか、あのあと、見回り組につけられた感じだったけどね、中岡さん。

それでも、存分にすごかった、暗殺シーンになりましたねー。


でも、そのあと、弥太郎とお龍さんだけで、その後を表現したから、さっぱりした感じで、よかったです。


最後、ほんと、スッキリしました。

ほんとに、龍馬伝の中でも、最終回は、最高傑作なんじゃないかな。

まあ、そんなうれしい気持ちで、月曜日の朝、リフレッシュした感じで、動き出せますね。


よかった。「龍馬伝」。


うれしい感じで、月曜日、はじめていきましょう!


ではでは。


本放送、ライブ感いいね!「龍馬伝」の表現したもの!(武市さん、やっぱりラブ!)

2010年11月28日 | お昼間カフェ
どうも!ゆるちょです!

えー、実は、龍馬さんと一緒に、飲みだしたんですけど、今日は、酔えませんねー、なかなか。

まあ、いろいろなことがありましたよ。夕方のNHKには。


それでね。もう、本放送が、始まったから、まあ、話そうかなって、思ってさ。


最初の、シーン。



これに、やられちゃってさー。



これ、土佐勤王党のシーンなんだよね(泣)。



僕は、ちゃずさんと、おしゃべりのなかで、



最終回に、



「多分、武市さんや、以蔵が出てきて、おまえよくやったなーって、言われる!」



って、書いてたんだよねー。っていうか、そういうシーンが見たくてさ。



以蔵や、まんじゅう屋や、武市さんの満面の笑顔が、見たくてさー。



それが、現実になって、すごい、うれしくて。


泣いちゃいました。ほんとうに、ほんとうに、うれしくてねー。


僕は、この龍馬伝、龍馬より、土佐勤王党の悲劇に、説得された人間です。


だから、あの武市さんのシーンの多くに、やられましたー。


でも、あれ、やっぱり、日本のサムライのシーンだったと思うんですよ。



いろいろありながら、でも、自分なりの価値を、通していこうとする、日本のサムライ。



それが、この龍馬伝で、表現されていたのが、武市さんはじめとする土佐勤王党だったと、今でも、思います。



あの、あり方があったから、武市さんがいたから、この龍馬伝は、今まで、命脈を保ったと思います。



だからこそ、最後の、最後の日に、武市さんや、土佐勤王党や、以蔵や、長次郎が、でてきたんだ、と思います。



「きっとこうなるよ」


そう思った、背後には、大好きだった、武市さんや、以蔵、長次郎に会いたかったって事実があるけど、


でも、それだけ、説得された、相手だったということです。



「龍馬伝」



サムライが、日本のサムライが、素晴らしいことを表現した、ドラマだったんですね。


最後に、武市さん達に会えてよかった・・・それが、素直な感想です。




へ。



カピ様、かっこいい!


ライブな感じって、おもしろいね!



ではでは。



「龍馬伝」最終回について、ネタバレなしで、思うこと!(男の物語のかっこよさ!)

2010年11月28日 | お昼間カフェ
どうも!ゆるちょです!

まあ、本放送が、まだ、始まらないので、ネタバレは、言わないつもりですが、

しっかし、今回の最終回の「龍馬伝」、シビレましたねー。


男の物語でしたよ。


今回、主人公は、誰でもない、カピ様でした。

そして、見廻組。

「この為に、俺は、自分の生を捧げる!」

と、日本人が、思い切った時のすごさ、怖さ、恐ろしさ!が、

存分に表現されていました。


日本人のほんとうが、そこにはあった。


今のぐだぐだの体たらくな世代の人達とは明らかに違う。


あの世代は、日本人というアイデンティティを否定したひとたちですからね。


あんな、くそは、消えるだけだ。


そう遠くもない時間でね。能力すらないからね、あいつらは。


それに比べて、こいつら、どうよ。


自分らが守ってきた物を否定された時、日本人が、どうするか、端的に表現したじゃない!


その力強さは、怖さ、そして、本気さは、現代では、尖閣映像を流出させた、彼が、表現したじゃない。


「自分がどうなってもいい。しなければいけないことは、自分の死を持っても、実現する」


その行動力、そのはかなさ。


それ、今井じゃない?日本のサムライじゃない?


これは、龍馬にも通じるんだよね。龍馬だって、これやったら、殺されちゃうかもなーと思って、


いろいろやっていた、と思いますよ。でも、自分が死んでも、この価値を通すことこそ、


大切だと思っていた。価値の大切さを知り、それを通すことこそ、サムライなんですよ。


自分が生きる意味を知ることこそ、サムライの本当なんですよ。それを知るために、


皆生きている。それが、日本のサムライなんですよ!


龍馬を殺したから、いけない、とかそういう浅い話ではなくてね。


そこに価値を見る日本人がいた。だから、それを実行した。


「自分が、どうなろうと、構わず。この価値を通す!」


それが、日本人じゃない?



自分が、大切にしている価値が死んでも、守るのが、命に代えても守るのが、日本人なんだ。サムライなんだ。




それが、存分に表現されていました。



最後、主人公は、カピ様でした。彼の、無念さ・・・それは、血がしたたる、刀を、下げたままの、彼に、存分に表現されていました。



これこそ、「ハゲタカのスタッフ」の能力です。



力です。



すばらしかった・・・・。



最高の、最終回だったと思います。



龍馬の、かっこ良さに阿ることなく、龍馬を殺してくれた。そこに、サムライの価値観があった。



日本人を最後にアゲした、この「龍馬伝」。



この最終回は、この先も、伝説的に語られるでしょう。素晴らしかった。最高の回でした。



自分が求める価値とは?それに殉ずることが、できるか?


その問いに、


「あたりめえじゃねえか」


と言えるのか、


「いや、そのう・・・やっぱり、いろいろ、大事なものは、他にもあるしー」


という反応になるかで、そのひとの、サムライ的価値があるか、ないかが、わかってしまう。


本当の日本人か、どうか、わかってしまうんですね。


それを言い切ったのが、この「龍馬伝」の最終回だ。


あなたは、サムライか、それとも違うのか?


この「龍馬伝」は、それを最後に、龍馬と、中岡と、今井をはじめとした見回り組で、表現したんですね。


最後に、見回り組で表現したことこそ、本当の日本人なんじゃないかなーって、思いましたね。



よかった。



それが、最後の「龍馬伝」に与える言葉になりそうです。



ドラゴン通信、明日、書けるのかなあ(笑)。



ではでは。



カピ様、かっこ良かったっす!




ではでは。


「坂の上の雲」先行放送って、それは・・・!

2010年11月28日 | お昼間カフェ
えー、どうも!ゆるちょです!

なんだか、また、この時間が、戻ってきたんだな、という素直な気持ちです。

あの山を見て、この音楽を聞いて、もっとも、いつのまにか、日本語の歌詞になっていたし、

歌っているひとも、変わっていましたが・・・、うーん、去年の方がよかったかな・・・。


「坂の上の雲」


やるなよ!「龍馬伝」の最終回のあとに!


思わず、見ちゃったじゃん!(笑)。



でも、最後、相変わらず、涙して、しまいました・・・。

まあ、多分、これは、次回予告に泣かされたんですけどね・・・。


今回は、WHO is love you ?


と言ったところですかね。



ボリス、よかったよ、ボリス・・・。


と言ったあたり。うーん、これ、どうしようかなあ・・・まあ、先行放送みたいだから、本放送があってから、


正式な感想報告、ださないと、いけないよねー。


というわけで、正式なのは、来週に書きますけど・・・今回は、全セリフ抜き書きとか、やりませんから。


まあ、「坂の上の雲」通信的なものを、来週だそうかな、という感じですかね。


しっかし・・・今日、龍馬伝の最終回もあったのに・・・。


驚きの、11月28日でした。


でも、感動しちゃった・・・。



ではでは。


え?見たことのない映像が!サカクモ・・・どうなっているすかー?(苦笑)。

2010年11月28日 | お昼間カフェ
あのー・・・。

なんか、見たことのない

「坂の上の雲」@@@@@

やっているんだけど、これ、どういうこと?


ど、ど、どうなってるすかー!


ま、まさか、「龍馬伝」の最終回の日に、


ぶちあててきたすかーーーーーーーー!!!!


それは、ちょっとおおおおおお!


しかし、桂太郎、このひと、とはねー(笑)。


ウイッテまで、でちゃったよー!(笑)。


@@@@@!!!”””#$””$%$

スパシーバ(笑)。


「龍馬伝」の最終回、雑感!(涙)。

2010年11月28日 | お昼間カフェ
万感、胸に至りて、

号泣す!



最終回は、まごうことなく、男性大河でした。

人々は、言葉ではなく、表情で、モノを言っていました。

その表情に、涙、涙でした。

今井のサムライ。

その気持ちのソリッドさ。

見回り組の、男としての矜持。

男の物語が、そこには、語られていました。

言葉少なに、音で、感じさせた。


映像ではない、もので、多くを感じさせた・・・。


龍馬伝の中で、最高傑作な、回だったと、思います。


ありがとう、「龍馬伝」。

さようなら、「龍馬伝」。


弥太郎。最後まで、ツンデレだったな、お前。

その最後も、よかったよ。


もう一度、言おう。最後に、ソリッドなサムライ物語を見せてくれて、ありがとう。

そして、さようなら、「龍馬伝」。


とりあえず、今の気持ちね。


ではでは。

「龍馬伝」まで、一時間切る!(気持ちがよかったストーリー!)

2010年11月28日 | お昼間カフェ
どうも!ゆるちょです!

えー、走ってきましたー。

いやあ、気持ちいいですねー。


こう、僕は中学高校と、美術部だったので、まあ、運動部ではなかったわけです。

あの頃、こう、サッカー部の友達が、やたら、さわやかなのが、なぜか、よくわからなくて、

さらに、こう、モテモテなわけで、そういう奴って、性格まで、いいんですよねー。

まあ、そういう理由がよくわかりませんでしたが、こう、スポーツをすると、さわやか物質が分泌されて、

当然、さわやかさんになる、という当たり前のことだったんですねー。


まあ、そんな感じで、さわやかさんになっていますが、シャワーを浴びて、その後も、気分のいい感じが続くんですねー。


今日は、そういえば、ちょっとおもしろいことがあって・・・。

こう、細い坂道を、僕は降りていたんですねー。まあ、下り坂は、気分いいですからねー。

そこ、まあ、帰りに登ってくる坂なんですけど、これ、けっこうきつい坂なわけで、

まあ、行きは、ご褒美!という感じで、スピードをあげながら降りていたんですけど、

なんと、下から登ってくる人影が・・・。

しかも、どうも、ママチャリ!

しかも、30代中盤くらいの、いわゆる、おばさま!


いやあ、この坂、ロードだって、けっこうきついのに、それをここ一番ママチャリを立ちこぎして、おばちゃんが登ってくるんで、

ちょっと感動しちゃいましてねー。

まあ、途中、電信柱が立っているんで、さらに、細くなっちゃっているんで、その前で僕は止まって下からすごい勢いで登ってくる女性を待ちました。

それくらい激しい調子で、気合いれて、登ってくるわけで、その大変さがわかるから、

「その意気や、よし!」

ということで、まあ、敬意を表して、待っていたんですねー。


彼女は、僕が待っているのを、その瞬間、理解するわけで、

こう、顔を真っ赤にしながら、立ちこぎでやってくる姿は、やるなあ、って感じでしたねー。

それで、やっぱり、そういうのを感じているのが、僕の表情に出るんでしょうね。

彼女は、それを見てわかるわけです。

まあ、僕はバリバリのサイクリストの格好をしているわけですから、

その男性が、ロードにのって、わざわざ、坂を登ってくるのを道を空けて待っている。

そういうストーリーを彼女は、理解して、破顔一笑ですよ。

すれ違う前に、いい笑顔で、

「どうも!」

と、言ってくれる。

「お疲れ様!」

と、僕が言うとさらに赤い顔で、にっこりして、走っていく彼女。


何歳になっても、一生懸命な女性の笑顔は、美しいですね。


こう、言葉では説明できない、いろいろなモノが、その笑顔ひとつで、表現される。


僕も、その瞬間、いい笑顔だったと思います。


思い切り、非言語コミュニケーションのやりあいですねー。



彼女も、そういう僕の敬意の気持ちを、理解して、うれしかったんでしょうねー。

その笑顔の美しいこと。

なんだか、ほっこりと、した気持ちになりましたー。

そういうやりあいができるから、スポーツって、いいですねー。


週末に、何も考えずに、スポーツにのめりこんで汗をかく。

気持ちのいい笑顔が、気持ちのいい笑顔をよぶ。

そのやりあいが、いいストーリーを呼ぶ。


ほんと、気持ちよかったですね!


さて、ブエナビスタ、強かったー(笑)。おんなは、強し、ってことかな(笑)。


「龍馬伝」まで、あと、一時間切りました。

ライブで、観ちゃいましょう!


ではでは。