「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

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8月31日 社長業って、リアル・プリンス・メーカーな仕事なの?(女性のしあわせのカタチ!)

2014年08月31日 | 毎日のしあわせの為の知恵


本日、急な仕事が入った為、「大河ドラマ・レビュー」記事、お休みします。どうもすいません。


おはようございます。

とうとう、今日は8月31日ですね。

僕は学生の頃は、30日までに、夏休みの宿題は終わらせて、今日は一日目いっぱい遊ぶようにしていました。

まるで、逝く夏を惜しむように。


そういう子供だったから、こういう大人になってしまったんでしょうね。

子供の頃から、こだわりのある子供でした。


ホントの事知りたいだけなのに、夏休みは、もう終り。


さて、毎日のエアロバイク・トレーニングは、かっちりお休みにして、

のんびり過ごしています。ま、これで、身体が癒えてくれれば、いいんですけどね。

ま、来月から、新たに始めていきたい感じですね。ボディデザインは、毎日の事になりますね、事に9月は・・・。


さて、その時、僕とイケメン貴島くん(29)、辛辣姫ユキちゃん(28)、若いミユウちゃん(25)、若い池澤くん(24)は、

事務所の社長、御島さん(31)のマンションで屋内バーベキューを楽しんでいました。

「御島さん、さすが社長さんですね。このサーロインのお肉、最高に美味しいっす!」

と、池澤くんがはしゃいでいる。

「このヒレ肉も美味しいです。わたしや池澤くんもご一緒してよかったんですか?今日」

と、ミユウちゃんが心配そうに確認している。

「全然いいのよ・・・いつもうちの社員と仲良くしてくれてるってゆるちょさんから聞いたし、知らない仲でも無いんだから」

と、御島さんもリブロース肉を美味しそうに食べながら、言葉にしている。

「たまには昼からシャンパンもいいですね。ヴーヴ・クリコのボンサルダン・ブリュットか。さすがワイン好きの御島さん、いい品揃えですね」

と、貴島くんも言葉にしている。

「やっぱり、ヴーヴ・クリコは美味しいです。シャンパン好きには、たまらないですよ」

と、ユキちゃんも肉を頬張りながら笑顔だ。

「なんとなく、今日はいい気分だから、お肉とシャンパンを皆に振る舞いたくなっちゃって」

と、御島さん。

「何かあったんですか?今週、いい事とか?」

と、僕は言葉にしている。

「ううん、これと言った事があったわけじゃないんだけど、わたし、事務所の社長業にものすごく向いているってわかりだして」

「それが嬉しいのかもね」

と、御島さん。

「御島さんはオトコマエだし、わたしに任せてってタイプですもんね・・・社長そのものって感じになってきましたよ、最近」

と、辛辣姫が笑顔で言葉にしている。

「わたし、元々はゆるちょさんと結婚出来ないのなら、他のカタチでゆるちょさんの人生に関わりたいと思って」

「それで事務所の社長業をやることにしたんだけど・・・わたしのがんばりがゆるちょさんの笑顔を作っているし、ゆるちょさんのがんばりが」

「わたしの笑顔につながるから・・・すごくやりがいを感じるの・・・毎日」

と、御島さん。

「それに、後から、ユキちゃんと貴島くんも加わってくれて、大きな戦力になってくれてるから、日々、うちの事務所も進化・成長出来てるし」

「仕事も順調だし、ゆるちょさんに紹介してもらった・・・業界の大物の方達にも後ろ盾になってもらったし・・・ゆるちょさんって、その方達に」

「本当に愛されてるし・・・すべてのベクトルがいい方向へ向かっているから・・・わたしも安心して社長業に励めるし、それが皆の笑顔につながるから」

「毎日すっごいやりがいがあって、しあわせ感じてるのよ・・・」

と、御島さん。

「サラリーマン時代とは雲泥の差ですか?御島さん」

と、貴島くん。

「そうね。それはお給料の差額にも出てるでしょ?貴島くん」

と、御島さん。

「それはもう・・・2倍とは言いませんけど、今後のがんばりようによっては、それくらいすぐ到達しちゃうかなって、密かに思っていますよ」

と、貴島くん。

「わたしはお金より、劇的に労働環境がよくなったって思ってます。拘束時間が劇的に短くなったし、成果さえ、出せば、どこで仕事をしていてもよくなったし」

「最近は自分のマンションで仕事をして、打ち合わせと記事を提出する時だけ先方に顔出せばよくなってるし・・・」

と、ユキちゃん。

「事務所に顔出さなくても、現場に直行直帰でもよくなったから、圧倒的に楽だよね・・・ま、僕は御島さんとも飯食べたいから、割りと頻繁に事務所に顔出してるけどさ」

と、僕。

「わたし、ゆるちょさんについて考えてることがあるの・・・ゆるちょさん、今後、体脂肪率を7%から3%まで落としていくんでしょう?」

と、御島さん。

「ええ・・・そのつもりです」

と、僕。

「だったら、映像の仕事も取れるんじゃないかしら?ゆるちょさんって「八百比丘尼化」してるし、割りと童顔なところがあるから」

「結構なイケメンになるんじゃない?そうなったら、ぜひ、顔出しで仕事出来る相手先探しちゃうから・・・」

と、御島さん。

「さすが社長、そこまで考えていたんですね」

と、貴島くん。

「貴島くんとゆるちょさんをペアで、俳優としても、売り出しちゃおうか?」

と、御島さん。

「えー・・・そんな事まで考えていたの?御島さん」

と、僕。

「いいじゃないですか?イケメンで、しかも、「八百比丘尼化」すら発見した知恵の深い「絶対の知恵者」・・・当然、皆から認められると思いますよ」

「俳優さんは与えられたセリフしかしゃべれないけれど、ゆるちょさんは、トークにこそ、真価を発揮するんですから・・・一部には熱狂的女性ファンもいることだし」

「・・・ねえ、ミユウ?」

と、ユキちゃん。

「はい。ゆるちょさんは、普段から、美しい大人の女性を魅了しているんですから、今後、ドンドン露出して行けば行くほど」

「女性ファンは確実に増えていくと思いますよ」

と、ミユウちゃん。

「うらやましいな・・・ゆるちょさんって、そんな事になってるんですか・・・」

と、池澤くん。

「わたし、ゆるちょさんのブログは日本一だと思っていますから・・・大河ブログとしても、一般のブログとしても」

と、ユキちゃん。

「それはわたしも同意見ね。何よりゆるちょさんの「知恵」は日々増えていくばかりだし、毎秒進化しているのがゆるちょさん自身だもの」

「プロデュースのしがいがあるわ」

と、御島さん。

「わたし、この間、気がついたことがあるんですけど、皆さんといつもの飲み屋さんに向かう途中、中学生の女子の一団とすれ違ったんですけど」

「その女子中学生達・・・みーんなゆるちょさんの事、気にしてたんです。みーんな急いで髪の毛直してたし・・・目が泳いでいましたからね・・・」

と、ミユウちゃんが指摘。

「ふーん、そんな事あった?僕、全然気づいてなかったなー」

と、僕。

「わたし、同じ女性を見る目はシビアですから・・・女性の気持ちで女性の内面を見抜くのが得意なんです」

と、ミユウちゃん。

「そういう意味では、もうゆるちょさんの周囲には、大人の女性の親衛隊が目を光らしてるって事になるね」

と、貴島くん。

「そうね。だから、周囲の一般の女性の反応もわかるから・・・事務所の社長として、ドンドン新しい戦略を立てられるの・・・それは、はっきり言って楽ね」

と、御島さん。

「ま、大人の女性である御島さん自ら、ゆるちょさんの魅力は最大限わかってるんだから・・・社長としては、やりやすいでしょうけどね」

と、貴島くん。

「そうね。ルックスもいい、知恵も深い、「八百比丘尼化」その他のゆるちょさんのブログファン以外の誰も知らないすごい「知恵」すら、プレゼン出来るんですもの」

「そのうち、他の日本人達はびっくりして、ゆるちょさんのその深い「知恵」に跪くはずだわ・・・わたしには、その光景が目に浮かぶモノ・・・」

と、御島さん。

「それってちょっと買いかぶり過ぎなんじゃないの?御島さーん」

と、僕もヒレ肉をむしゃむしゃ食べながら、シャンパンで流し込んでいる。

「まあ、いいじゃない・・・夢は楽しむ為に見るものよ・・・ま、結果を御覧じろ、と言うところね」

と、御島さんは目の笑う、いい笑顔の表情を見せた。


「でも、御島さんのような生き方も女性にとっては、しあわせのカタチになるみたいね」

と、辛辣姫。

「大好きな男性の為に・・・価値のある男性の為に戦略を立てて、その男性の為に働く・・・そういうカタチですか」

と、ミユウちゃん。

「それは二人の言うとおりよ・・・こんなに楽しくてしあわせな気持ちになれる仕事はそう滅多にあるもんじゃないわ」

と、御島さん。

「それにゆるちょさんは、毎日のように事務所に顔出してくれるから・・・お昼をごちそうすることも出来るしね。もちろん、会社の経費で落ちるけどね」

と、御島さん。

「そういや、この間、御島さん、高級中華料理店に連れて行ってくれましたよね・・・やっと最近になってからですよ、ああいう店に行けるようになったのは」

「これもすべて御島さんのおかげです・・・感謝してますよ、ほんと」

と、僕。

「ううん、ゆるちょさんは、あんな程度でかしこまってもらっちゃ困るわ。わたし的には、香港で本場の満漢全席をごちそうしてあげられるくらいは目指しているんだから」

と、御島さん。

「さすが、御島社長、目標は世界最高クラス・・・徹底してますね、ゆるちょさんと同じように・・・」

と、貴島くん。

「もちろんよ・・・何事も徹底すること・・・これもゆるちょさんに教わった尊い「知恵」だもの」

と、御島さんはペロッと舌を出す。


「しかし、楽しいおしゃべりしながらだったけど、すげー、肉食った・・・」

と、池澤くんが出っ張ったお腹をさすっています。

「わたしは、シャンパンにちょっと酔った感じかな」

と、ミユウちゃん。

「わたしは大いに酔ってるかな」

と、辛辣姫。

「女子達はそう言うかと思って・・・食後のスィーツとして、今日はフランソワ・プラリュのJAVAをワンホール買っておいたの」

と、御島さん。

「フランソワ・プラリュと言えば、高級フレンチのトロワグロや高級チョコレート店のジャン・ポール・エヴァンとも取引のある高級チョコレートのお店ですね」

と、貴島くん。

「さすが貴島くん・・・彼女と行った事あるかしら?東京のお店」

と、御島さん。

「ええ・・・彼女がスィーツ大好きで・・・自然と僕も詳しくなっちゃいましたよ。あちこち連れ回されたんで」

と、貴島くん。

「はい・・・これよ」

と、御島さんが箱を開けてプレゼンする。

「おー、これはすごい」「うわー、美味しそう!」「ヒューヒュー」「これ美味そうっすね」「うわー蕩けそう」

と、皆それぞれに感嘆の声をあげる。

「このベリーソースが美味そうだなあ」

と、僕が言うと、

「プラリュのジャヴァって言うチョコを使ったチョコムースとイギリス王室御用達のシャンパン、ポランジェを使ったシャンパンベリーソースの組み合わせが」

「絶妙な美味しさを産むのよ・・・さ、美味しさを堪能しましょう」

と、御島さん自ら切り分けてくれる。

「いやー、すっげー旨いっす。なんか、レベルが違う感じっすよ、僕らが普段食べてるスイーツとは」

と、池澤くん。

「池澤くん、この間、「ハーゲンダッツってなんであんなに高いんすかね?」ってわたしに聞いてたものね」

と、ミユウちゃん。

「だって、高いじゃないすか・・・僕は夏はガリガリ君で十分なんです。庶民なんだから・・・」

と、池澤くん。

「池澤、ちょっとその話辞めろ・・・なんか、次元が違いすぎるぞ」

と、貴島くん。

「ゆるちょさん、どうです?プラリュの味は」

と、御島さん。

「濃厚で美味しいね。シャンパンソースもふくよかで芳醇なボランジェの味が残っている・・・前、御島さんに飲ませて貰ったから、よく覚えているよ、ボランジェ・・・」

と、僕。

「そーか。御島さんって、ゆるちょさんを一から紳士を作り上げてるイメージで、育ててますね?」

と、ユキちゃん。

「だって、事務所の社長だもん。リアル・プリンス・メーカー気分を味わっても、バチは当たらないはずでしょ?」

と、御島さんは、目の笑ういい笑顔。


皆、なんとなく、和やかな雰囲気になるのでした。


(おしまい)


さて、週末、楽しんでますか!

今日は日曜日。さ、何して遊びましょうか!

のんびり過ごしましょう。


そして、楽しく笑いましょう!


ではでは。

8月30日 オトコ親に必須な条件!(これが最低限!)

2014年08月30日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

8月も30日になってしまいました。

いやあ、8月も、もう終りですね。

今日は最後の冷やし中華でも食べに行こうかな。

逝く夏を惜しむように。


さて、体脂肪燃焼トレーニングは、明日までお休みですが、たまーに休むのもいいかもしれませんね。

体重的には、53キロ台と言うことで、目標達成まで、ラスト4キロと言ったところです。

ま、と言っても、目標達成しても、ライフスタイルとしては変わることなく、朝のエアロバイク・トレーニングはカタチを変えて続けていきますから、

まあ、問題は無いわけです。

これー、しかし、僕は奥さんにも、エアロバイク・トレーニングは、やってもらうことになりますね。

で、奥さんである間中、体重的には、変わらないで居てもらう・・・と。

やっぱ、そうなっちゃうでしょうねー。


さて、その時、僕はイケメン貴島くん(29)、辛辣姫ユキちゃん(28)、若いミユウちゃん(25)、若い池澤くん(24)と飲んでいました。

「ゆるちょさん、ちょっと教えて欲しいんですけど、父親や母親のあり方で大事な事ってどんなことでしょう?」

「あるいは、親として、絶対にやっちゃいけない事って、どんな事になりますか?」

と、池澤くんが質問してきます。

「なるほどねー。親として、是非やるべき事と絶対にしちゃいけない事か・・・そのあたりもまとめておくと将来役に立つかもね」

と、僕。

「池澤、おまえ、ゆるちょさんを神様とか仏様と勘違いしているんじゃないのか?」

「何でも聞けばいいってもんじゃないぞ?」

と、貴島くんが言葉にしてくれます。

「まあ、いいじゃない・・・ちょっと考えてみようよ」

と、僕は言葉にしています。


「まず、親として最も大事な事は、男性も女性も基本はたった一人で生きていかなければならないと言うことを早くから気づかせてあげることだね」

「まあ、これは言葉にして、教えてあげてもいい種類の知恵だな。小学3年生くらい・・・まあ、10歳くらいになったら、教えてあげてもいいんじゃないかな」

と、僕。

「人間はたった一人で生きていかなければいけないか・・・結構、厳しい教えですね、それは・・・」

と、貴島くんが反応している。

「でも、確かに女性も男性も、基本一人ですべてを決めて、一人で生きていかなければならないのが人生ですものね・・・」

と、辛辣姫。

「そうですね・・・俺今まで、自分の人生はすべて自分で決めてきたし、それは僕自身の考えで生きてきたし・・・」

「大学受験先だって、就職先だって自分で決めてきたから、今があるんだし・・・確かにたった一人で生きていかなければならないのは確かですね」

と、池澤くん。

「わたしの小学生の頃の女性の友人に、すべて母親の言いなりだった女性がいました。その子、中学受験して、中学から私立の学校に行ってたんですけど」

「その受験先すら、母親が決めてて・・・全部母親の言うなりで・・・大学は医学部受験して・・・そしたら、失敗しちゃって・・・」

「その日帰ってきて母親に「どうするの?あなたの人生設計一からやり直しよ」って怒られたらしくって・・・その子、その夜にわたしに泣きながら電話してきて」

「・・・なんとか元気づけたんですけど・・・次の日の早朝に失踪して・・・手紙が残ってたらしくて「これだけがんばったんだから、もういいでしょう?」って」

「書いてあったらしくて・・・その子、その日の朝、近所のマンションから飛び降り自殺して、亡くなっちゃったんです」

と、ミユウちゃん。

「わたし、その思い出を思い出す度に「あの子の人生って一体何だったんだろう」って思えて、悲しくなるんです」

と、ミユウちゃん。

「それを聞くと、親として一番やっちゃいけないやり方が見えてくるね」

と、僕。

「わたしは女性だから、その母親の気持ちもわからないではないですけど・・・結局、両親って、18歳で別れちゃうモノだとわたしは思ってるんです」

「本当の意味での親子関係は、高校卒業までで・・・大学から先は自分一人で基本すべて決めるわけじゃないですか。だから、親は子供に」

「自分の人生をすべて一人で決めさせないといけないんと思うんです。だって、大学受験以降はすべて自分の意思で決めなければいけないんだから」

と、ユキちゃん。

「だったら、最初から全部自分で決めさせるようにしたら、いいんじゃない?まあ、幼稚園と小学校くらいは、親が決めてもいいけど、中学受験以降は」

「子供の意思に任せる方がいいと思うし・・・別に普通の公立の学校行ってても、大学受験パス出来るんだし、多少浪人生活を経験しても」

「ゆるちょさんが普段言ってるけど、そういうネガティブな経験こそ、本人を成長させる鍵になるんだから・・・自分で自分のした事に責任を取る」

「意識を持たせる為にも、中学校以降の進路は全部自分で決めさせる方がいいと思うけどな」

と、貴島くん。

「僕もそういう意味じゃあ、今まで悔いはないんです。僕、立教大学にたまたま現役で入れましたけど、他、全滅だったんです、実は」

「だから、大学では結構ちゃんと勉強して・・・なにしろ、友人たちに置いてけぼり食いそうなくらい、学力に差があったんで・・・」

「だから、大学での自分のがんばりがあったから、やっと卒業出来たって感じなんですよね」

と、池澤くん。

「だから、大学で遊び呆けてた奴らを途中で抜かせたし、やっぱ人生毎日勉強なんだなって、その時、確信を持って」

「・・・その大学での頑張りがあったから、この場にも来れたわけで・・・そこは自分でも大事にしている経験ですね」

と、池澤くん。

「ま、僕の過去友人だった奴にいるけど、大学を優秀な成績で卒業しても社会に出てから、ダメになる奴は相当いるからね・・・」

「学生の間は勉強してりゃあいいけど・・・社会に出たら社会勉強が必要だ・・・これは学生時代の勉強と違って、教科書はないからね」

「知識をただ暗記すればいい、学生時代の勉強とは根本的に違う・・・有り体に言えば、この日本においては、人間関係を上手く作れるかどうかに」

「しあわせになれる鍵がある。ま、大学で勉強出来る奴って、だいたい「知識者」の「俺偉い病」にかかっちゃって、異性を敵に回しちゃうから」

「ふしあわせスパイラル一直線だし、「逃げ込み者」は夢も希望も無いどころか、人間関係そのもので失敗しちゃうから、これも周囲から関係を切られて」

「孤立し、ふしあわせスパイラル一直線・・・案外、その二種類の人間が多いね、僕の過去の知り合いの中にも・・・」

と、僕。

「そうなると、結局、親の介在が必要なのは、小学生くらい迄なんですかね?中学に入ったら、一人の大人として、以後、たった一人で生きなきゃいけないことを」

「教えないといけないことになりますね?」

と、貴島くん。

「そうだね・・・それはそういう事だと思う。あと親として大事なのは、信頼だろうね。最後まで味方で居てあげること・・・そして、高い壁になることも必要」

「オトコの子にとって、父親を抜かして初めて、その先に社会が広がっているようなもんだから、低い壁じゃあ、話にならない」

「自分の人生に美学を持って自信を持って社会を歩いてきた人間なら、毎秒自分の価値を高めているわけだから・・・子供から見ても高い壁になれるしね」

「しかし、これが夢も希望もなくただ毎日に追われ歩いてきただけの単なるサラリーマンだと中身が無いから、自分に自信もないし、価値も相当低くなる」

「それじゃあ、子供達の壁になれないから、父親としては失格だよ」

と、僕。

「なるほど・・・自分の息子の為にも、脱サラは必須と言うことになりますね、それだと」

と、貴島くん。

「じゃあ、娘の父親としては、何が大切になりますか?」

と、ユキちゃん。

「それはやっぱり、「素敵な男性とは、具体的にこういうこと!」と身を持って、プレゼン出来る事だろうね」

「だから、僕は体脂肪率を3%にしようとしている・・・と言う理由もあるね」

と、僕。

「なるほど・・・確かにお父さんがだっさく太った、ただのサラリーマンのおっさんだったら・・・娘としても恥ずかしいし、嫌だわ」

と、ミユウちゃん。

「うちの父、イタリアンのシェフなんです。若いころにイタリアで修行して・・・考え方もイタリアンな人だから、陽気だし」

「ジロ・デ・イタリアが好きな人だから、自転車も趣味だし、だから、自然と細身になってるし、女性大好きだし・・・」

「「女性に恋されなくなったら、人生終わりだ」っていうのが、若い頃からの口癖だったし・・・」

と、ミユウちゃん。

「え?ミユウちゃんのお父さんもサイクリストなの?そりゃ、初耳だなあ・・・」

と、僕。

「だから、ゆるちょさんの話聞いていると、たまに父と錯覚するんです・・・同じような考え方してるなーって」

と、ミユウちゃん。

「「女性に恋されなくなったら、人生終わりだ」か・・・確かにそれは男性としては本当の話だよ・・・」

と、僕。

「そういう男性、サラリーマンに多いですけどね・・・特にこの時勢、40代で肩叩きにあってるようなサラリーマンは・・・」

と、貴島くん。

「え?65歳定年制が定着し始めて、巷でも人材不足が露呈しているこのご時世で、40代で肩叩きって・・・どんだけ仕事出来ない人なんだ?それ」

と、僕。

「つまり、二極化しちゃったんですよ、サラリーマンも・・・出来る奴は脱サラして、ドンドン進化・成長して高みを目指す、出来る脱サラ組と」

「サラリーマンすら、完遂出来ない、仕事の出来ない、脱落サラリーマン、肩叩きに逢う派と、に・・・」

と、貴島くん。

「それって、女性に恋される脱サラ組と、女性に相手にされない脱落サラリーマン組って事になりますか?」

と、池澤くん。

「なるほど・・・確かに女性は男性の能力をシビアに見抜くから・・・女性はダメな男性は絶対に相手にしないから、脱落サラリーマンもシビアに見ぬくわ」

「そして、もちろん、ゆるちょさんのような女性に恋される脱サラ組が魅力的なの」

と、ユキちゃん。

「なんか、話が脱線しまくってるぞ・・・えーと、話を戻そう。娘の父親としては、社会で普通に見ても、カッコいい大人の男性になっておくことが必須」

「もちろん、脱サラ出来ていて、体脂肪率はイケメン体脂肪率7%から極限値3%が望ましい・・・ってことになるね」

と、僕。

「もちろん、「光るの君の目」の獲得は必須になるね。この目があるからこそ、その「サル山のボス力」で10歳以下の怪獣時代の子供達を本能的に」

「言うことを聞かせられるんだから・・・この「サル山のボス力」があるからこそ、そのオスはメスも家族も外敵から守れるんだからね」

「最もオトコ親として必須な能力になるね」

と、僕。

「さらに言えば、その「光るの君の目」を使った女性から注目を受け、たくさんの「ハッピーエナジー」の直接照射を受け」

「外見を固定化する「八百比丘尼化」も必須になる・・・そうすれば、若い外見、若い思考のまま、長生きが出来るようになるから、これも必須だ」

と、僕。

「そういう父親だったら、絶対パパとデートしたくなっちゃうな。ゆるちょさん、絶対、娘が中学生くらいになったら、デートに誘おうとしてるでしょ?」

と、ユキちゃん。

「あったりまえだよ・・・その為に体脂肪率を3%にしようとしているところもあるんだから」

と、僕。

「わたしがゆるちょさんの娘なら、断然絵画館前のイチョウ並木でデートしてます。絶対に」

と、ミユウちゃん。

「あと、いい忘れたけど、やっぱり自分の美学を事あるごとに息子にも娘にもプレゼンすることだね・・・常に部屋は綺麗にしておくとか」

「掃除は毎日徹底してやるとか、自分の美しさを保つ為には、毎日エアロバイク・トレを欠かさないし、体脂肪率も日々コントロールするとか」

「その為に食事管理も徹底するとか、ファッションは絶対に自分で決めるし、カッコよさをとことん追求するとか・・・まあ、そこはいろいろあるよね」

と、僕。

「わたし、美学って大事だと思うんです。これまで、ゆるちょさんと話してきて・・・わたしがいっつもぶつかるのが、ゆるちょさんには美学があって」

「体脂肪率を3%にするためにライフスタイルさえ変えて、徹底して自分の美しさを追求している・・・それってなかなか出来る事じゃないと思うんです」

「巷のゆるちょさんの年代のサラリーマンの男性を見ても・・・皆毎日に追われて疲れた顔して、カッコよさの欠片もないわ」

と、ユキちゃん。

「それに比べて、ゆるちょさんは、体脂肪率3%を目指しながら、毎食、食事も最高度に楽しんでいるし、日々、いつ出会っても笑顔でニコニコしているし」

「何を質問しても、うろたえることなく、答えてくれる・・・こんなに素敵な男性って、ちょっと他じゃ見つけられませんよ。人間性もとっても大きいし」

と、ユキちゃん。

「なるほど・・・それは同感だな。ゆるちょさんみたいな男性がもし俺の父親だったら・・・まず、女性について質問してるでしょうね」

「もう少し子供の頃なら・・・「パパ、どうやったら、女性と仲良く出来るようになるかな?僕、綺麗な女性とデートしたいんだ」なんて聞いてる」

「もちろん、それがゆるちょさんなら、笑顔で「そいつはな、いい方法があるんだよ」的に笑顔で教えてくれるだろうし」

と、貴島くん。

「もちろん、僕もゆるちょさんに美学があるから・・・こうやっていつも一緒にいさせて貰ってるんだし」

と、貴島くん。

「美学かあ・・・わたしもうちのパパ大好きだけど、それはパパの美学が「人間明るく生きてりゃ、毎日いい事にめぐりあえる」って言う美学だったから」

「子供の頃から、その美学通りに生きてるパパが大好きだったから・・・確かに父親の美学って大事だと思います」

と、ミユウちゃん。

「僕の美学って、「何度失敗しても、目的のモノさえ手に入れば体面なんか気にしない」って事なんです。だから、僕はゆるちょさんにいろいろ教えて貰えるのって」

「正直、すごい嬉しいし、すごい楽しい事なんです。僕の美学に合うから・・・だから、いっつも、ゆるちょさんに質問してるんです」

と、池澤くん。

「なるほど・・・美学の大切さは、皆同意してくれたみたいだね・・・んで、最後にもうひとつ、言い忘れてたけど、やっぱ、自分なりに満足して完成させた」

「自分のDNAを完成させてから、子供達に送るって事じゃない?」

と、僕。

「それって、自分が満足行く大人の男性になってから、奥さんになる女性を見つけて子供を作れってことですか?」

と、貴島くん。

「そういう事・・・まだ、自分が満足出来ない大人のオトコになれてないのに・・・それを子供に送っちゃ悪いだろ」

「家系的にも、子供を作る時は、自分に満足してから・・・この運用が大事だと思うね、僕的には」

と、僕。

「それは確かにそうですね。というか、ゆるちょさんは、あと体脂肪率を3%に出来たら、自分は完成だと思っているんですよね?」

と、ユキちゃん。

「そ。もうそれでいいだろうって感じだね。もう、僕的には子供作っていい頃にやっとなれたって感じ」

と、僕。

「ゆるちょさん、わたしと作って見ます?」

と、ミユウちゃん。

「いえいえ、わたしといかがです?」

と、ユキちゃん。

「もう、ふたりとも、ゆるちょさん、からかいモードに入ってますよ」

と、池澤くん。

「まあ、オトコ親としては、息子に対しては脱サラして、自分を毎秒磨き、男性として大きな壁になること。娘に対してはカッコいい大人の男性になること」

「・・・体脂肪率は7~3%にしておくことが必須だし、「光るの君の目」を獲得し「サル山のボス力」を発揮して、家族を守れるようになる事は最も必須」

「さらにその「光るの君の目」で多くの女性に注目され「ハッピーエナジー」の直接照射を受けて「八百比丘尼化」し」

「若い外見、若い思考のまま、長生きになれていることも必須になる」

「そして、大人の男性としての確固たる美学を絶対に持ち、それを子供たちに事ある毎にプレゼンすること」

「そして、自分を満足すべき大人のオトコにしてから、子供達にDNAをあげること」

「なにより、男性も女性も一人で生きていかなければいけない事を10歳くらいで教え、中学校以上の進路はその子供たちに自由に選ばせること」

「すべての事を自分で判断し、イエス・ノーは、全部自分で決めさせること」

「そして、なにより、オトコ親として、子供達を信頼し、息子も娘も最後まで味方になってあげること」

「・・・そういうオトコ親になることが大事って事はわかったから、いいんじゃない?」

と、貴島くん。

「ありがとう、貴島くん、まとめてくれて」

と、僕。

「あーん、ゆるちょさーん、わたしの夫になってー」

と、ユキちゃん。

「わたしもー」

と、ミユウちゃん。


二人は笑顔ではしゃいでいた。


(おしまい)


さて、今日は週末、土曜日です。

さあ、何して、楽しもうかな。

トレーニングもお休みだし、

のんびり、楽しく過ごしましょう。


笑顔が大事ですからねー。


さ、楽しみましょう!


ではでは。

平安時代、妻問い婚の時代、女性の立場は弱かった・・・を歌に詠んだ、「夢の歌人、小野小町さん」!

2014年08月29日 | 夜の日本学


一人の髪の毛の長い背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。

彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。

「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「歌入門編」・・・お願いします。ええと、歌入門編の日は、割りと楽しくやっていこうということでしたよね?」

と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。

「そうそう。日本においては「歌の前の平等」という事が言われているから、まずは入門して、あれこれ語りながら、理解を深める感じかな」

と、タケルは話します。

「ということなら、私も楽しく参加させて頂きますわ。じゃあ、ミルクティーなど飲みながら、のんびり始めていきましょう」

と、レイカはミルクティーを用意しています。

「ま、金曜日だし、のんびり行きたいね」

と、タケルは笑顔になりながら、言葉にするのでした。


今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。


「えー、古今和歌集、まとめ編(3)と言う事になるんだけど、男性で歌の上手いのは、ぶっちぎりで在原業平さんだね。まあ、恋愛経験が豊富だから」

「「なるほど・・・確かにそういうもんだなー」と恋愛を経験した人間じゃないとわからない言葉が出てくる。そこが一番重要で、ただカタチや」

「修飾にこだわるだけの紀貫之さんは、僕的にはあまり価値を感じない・・・やはり、人生経験だよ・・・勉強が出来るだけの人間はやっぱダメだね」

と、タケルは言葉にする。

「わたしもそう思います・・・日本におけるしあわせとはどこまでも「玉藻成す」・・・柿本人麻呂さんが見抜いたしあわせのカタチですけど」

「であるなら、本当に歌が上手いのは、恋の経験も豊富で、女性に夢を見せてくれた男性に限るはずです。勉強が出来るだけのオトコなんて」

「つまらないオトコですよ・・・だから、男性の歌のほとんどが「恋が出来ない、悲しい」系の歌なんですよ・・・」

と、レイカも言葉にしている。

「それに、特に選者の歌がつまらなかった・・・ま、今で言えば大学教授みたいなオトコが選者だったんだろう」

「恋愛経験も乏しい人間が選者なんかやってるんだから、「恋が出来ない、悲しい」系のつまらない歌が多いのも頷けるよ」

「紀貫之はほんとに歌が下手だ。というか、恋愛経験が乏しい人間にいい歌が詠めるわけがない」

と、タケル。

「ほんとそうだと思います。情けない男性に比べて、女性はほんとに恋の歌が上手いと思います」

「名も知らぬ女性が本当にいい恋の歌を歌っている・・・日本って、昔からそういう国だったみたいですね。だから、女性は元気で」

「男性は元気が無くて早死にしちゃう・・・今の日本になっているんですね」

と、レイカ。

「ま、早死にするオトコ共の事はどうでもいい・・・この日本では在原業平さんのように、女性と恋出来る男性が輝けるんだから」

「で、その在原業平さんの歌はもう堪能したから、女性の雄・・・小野小町さんの歌を今日は堪能しよう」

と、タケル。

「ええ、それがいいですわ・・・楽しみましょう」

と、レイカ。


「 思ひつつ 寝ればや人の 見えつらむ 夢と知りせば 覚めざらましを」

(あの人のことを思い続けて見た夢だから、あの人の姿が見えたのだろうか、夢だと知っていれば目覚めずにいたものを)


「これ、よくわかる歌です。女性だったら、こういう事は何度もあるし、「夢でもいいから逢いたい」と思うのは、女性の常ですから、共感出来ますね」

と、レイカ。

「彼女は夢と言うものを一種のロマンチックな出来事として捉えているんだね。好きな人と出会える空間とでも言うのかな・・・夢を見ること自体ロマンチックな事と」

「捉えているんだね・・・毎日そんなロマンチックな時間があるとしたら・・・小野小町さんは、非常に素敵な女性だったことがわかるね」

と、タケル。


「うたたねに 恋しき人を 見てしより 夢てふものは たのみそめてき」

( うたた寝をした時に恋しい人を見てからは、「夢」というものを頼みにするようになりました)


「なるほど・・・そういう経緯があったんですね・・・なんだか、前の歌の説明をしているような歌ですね、これ」

と、レイカ。

「そうだね。夢は頼みになる・・・そういう説明だね・・・ちょっと面白いね、これ」

と、タケル。


「いとせめて 恋しき時は むばたまの 夜の衣を 返してぞきる」

( とても切実に、もう耐え切れないほど恋しい時には、「夜の衣」を裏返して着て寝ます)


「夜の衣を裏返して寝ると恋しい相手に逢える・・・そういう話がベースにあるんですね。耐え切れない程の恋をしている小野小町さんが羨ましく感じますね」

と、レイカ。

「激しい恋をしている小野小町さんと言うことだろうね・・・女性はそういう恋が出来た時、初めてしあわせを感じるのかもしれないね」

と、タケル。


「みるめなき 我が身を浦と 知らねばや かれなで海人の 足たゆくくる」

(気分が晴れず逢う気持ちもないのに、いっこうにあきらめずに疲れた足を引きずって通ってくるお人ですね)


「これは強烈な皮肉なんですね。でも、女性だったら、そういう気持ちわかります。だって逢いたくも無い人にしげしげと通われても・・・」

「と言うか女性の気持ちのわからないKYな男性は、女性が一番嫌う男性ですもの・・・」

と、レイカ。

「確かに・・・男性は絶対にそういうことはしてはいけないね。・・・と言うか、人生経験が少ないから、女性の気持ちもわからない馬鹿者」

「そういう感じがするね・・・この相手の男性は」

と、タケル。

「でも、しっかりと自分の意思を言葉にする小野小町さんは、その人間性の強さも素敵ですよね、自分の判断力に自信を持っているから、こうやって強い言葉に出来るんです」

と、レイカ。

「素敵な大人の女性って事だね・・・自分の判断力に自信のある・・・」

と、タケル。


「秋の夜も 名のみなりけり あふと言へば ことぞともなく 明けぬるものを」

(秋の夜というのも言葉だけのこと、恋人に逢えたと思ったら、あっけなく夜が明けてしまったところを見ると)


「好きな男性と一緒にいると、時間はまたたく間に過ぎていく・・・と言うことですね、これ・・・」

と、レイカ。

「それを秋の夜のせいにしている・・・それだけ、小野小町さんにすれば、楽しい時間だったと言うことだね・・・恋人同士でいることの楽しさを共感出来る歌だね」

と、タケル。


「うつつには さもこそあらめ 夢にさへ 人目をもると 見るがわびしさ」

(現実ではしかたがないとしても、夢でさえ人目を気にして姿を現してくれないのはつらいことです)


「それだけ、逢いたい男性がいたと言う事ですね。小野小町さんも恋多き女性って感じですね。でも、それだけ恋が上手だったとも言えそうです」

と、レイカ。

「ま、プライドもあったし、意思の強い女性だからね。男性に人気もあったんだろうけど、その小野小町さんが選ぶ男性だから、繊細な男性もいたのかもしれないね」

「だから、人目を気にして・・・外に出れない男性も出てくるわけだ・・・」

と、タケル。


「かぎりなき 思ひのままに 夜も来む 夢ぢをさへに 人はとがめじ」

(限りない思いのままに夜もやって来よう、夢で通うことまでは人も咎めだてはしないだろうから)


「なんだか、この歌は小野小町さんの決心を歌にしているようですね。夜、夢の中なら、誰に会いに行っても誰も咎めない」

「男性が妻問い婚をするこの時代、小野小町さんは、女性の立場の弱さを夢でしか男性に会いに行けないと言う言葉で表現したのかもしれないですね」

と、レイカ。

「なるほど・・・男性は自由に女性を選べるし、妻問い婚が出来るけど、女性は待つ他無かった・・・だから、自然夢に期待するしかなかったんだね」

「なるほど、レイカちゃんの指摘、鋭く突いてる。それこそ、小野小町さんの本心だったんだろうね」

と、タケルは言葉にした。


「なんだか、結論が出たみたいで、ホッとしました、わたし」

と、レイカ。

「ま、小野小町さんの本心がわかったんだから、それでいいね。でも、自分に自信のある強い心の持ち主だったんだね、小野小町さん」

「やっぱり、素敵な知恵者だよ・・・」

と、タケル。


「ま、勉強は始まったばかり・・・焦らずのんびり、言葉にしていこう」

と、タケルは言うと、

「さ、レイカちゃん、飲みに行こうか」

と、タケルは机の上を片付け始める。

「はい。お伴します」

と、レイカはメガネを取り、髪を解いた。


(おしまい)


金曜日の夜・・・まあ、こういう日は楽しく飲むに限りますね。

焼き肉なんかやりながら、ビール。

ま、レイカちゃんと楽しく飲んじゃお!ってなところで、

週末に繰り込んでいく感じですかねー。


ではでは。

8月29日 しあわせになれる女性は、血と小さい頃からの家庭環境で決まっている!(舌は?)

2014年08月29日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

夏休みも、この週末で終りですねー。

いやあ、7月8月なんて、ほんと、あっと言う間でしたねー。

セミの鳴き声もだいぶ弱くなって、逝く夏を惜しんでいるかのようですねー。


さて、昨日は完全休息日にしました。

この週末まで、完全休息日を続けて、身体が癒えるのを待つことにしましょう。

癒えたら、また、ガンガンにトレーニングを開始していきますので、ま、一休み、一休みと言ったところでしょうか。


ま、遅ればせながらの、ちょっとした、夏休みでしょうか。


焦らず、行きましょう。


さて、その時、僕は辛辣姫ユキちゃんとユキちゃんのマンションでサシ飲みしていました。

「今日はお招きありがとう。ユキちゃんの作る料理はどれも美味しいから、僕は嬉しいんだけどね、こういう飲みは」

と、僕。

「今日はゆるちょさんに見せたいモノがあって・・・ほら、これー」

と、ユキちゃん。

「あ・・・アルインコのエアロバイクじゃん。オレンジ色で・・・へー、ユキちゃん買ったんだー」

と、僕。

「心拍数に連動して、消費カロリーもちゃんと出る奴ね・・・うん、これ、いいんじゃない」

と、僕。

「ミユウとも相談して、それぞれ買うことにしたんです。わたし、今まで体脂肪率って気にしたことなかったから・・・」

と、ユキちゃん。

「なるほど・・・って、それはユキちゃん、普通に細身で美人だから・・・」

と、僕。

「でも、ゆるちょさんや貴島さんの話を聞いていたら、やっぱり、わたし達もちゃんと体脂肪率をコントロールしなきゃダメよねって話になって」

と、ユキちゃん。

「ミユウちゃんとそんな相談してたんだ・・・」

と、僕。

「ええ・・・それに立教大学出身の芦川さんと体脂肪率落とし競争をゆるちょさんがしてるって聞いて・・・芦川さんは6%を目指してるって聞けば・・・」

「わたしもそれ目指そうって、思って・・・」

と、ユキちゃん。

「そうか・・・ユキちゃん、結構、負けず嫌いだもんねー」

と、僕。

「それはそうですよ・・・ゆるちょさんは芦川さんだけのモノじゃないし・・・」

と、ユキちゃん。

「僕はユミちゃんより、ユキちゃんといる時間は長いと思うけどね、普段・・・」

と、僕。

「それは嬉しいんですけど・・・それとこれとは別ですよ、やっぱり」

と、ユキちゃん。

「まあ、それはいいけど・・・で、ユキちゃん、今現在の体脂肪率はどれくらいだった?」

と、僕。

「ええ、タニタの体重計も同時購入して・・・16、3%でした、体脂肪率・・・」

と、ユキちゃん。

「ほら、やっぱり、女性としては低い方じゃん・・・まあ、でも・・・ほんとに6%目指すつもり?」

と、僕。

「ええ・・・もう、これ、乗り始めてるし・・・芦川さんには、負ける気ありませんから、わたし」

と、ユキちゃん。

「まあ、いいか・・・それは。いい現象のような気もするし」

と、僕。

「ミユウもがんばるって言ってるし、なにしろ、あの池澤くんだってがんばっているんですから、先輩として、いい所も見せたいんです」

と、ユキちゃん。

「なるほどね・・・それは確かに道理だなあ・・・ま、僕もエアロバイクで体脂肪燃焼しているのは、同じだから、体脂肪燃焼仲間だね、ユキちゃん」

と、僕。

「はい・・・わたし、ゆるちょさんの為ならどこまでも努力出来ますから・・・」

と、ユキちゃん。

「それはオトコ冥利に尽きる話だねえ・・・」

と、僕は笑顔でユキちゃんに言った。


・・・と僕らはダイニングに戻るとユキちゃんの用意した酒の肴を囲みながら、ユキちゃんの用意した山形の酒、「出羽桜、つや姫」を飲む。

「いやあ、さすが純米吟醸酒・・・薫りもふくよかだし、旨いね・・・」

と、僕はひとりごちている。

「ゆるちょさんが以前、居酒屋さんで、そのお酒を褒めてたから・・・買っておいたんです。ゆるちょさんがいつか来た時に出そうと思って」

と、ユキちゃん。

「嬉しいね・・・そういう心遣いが出来るところが、やっぱ、ユキちゃんの素敵なところだよねー」

と、僕は少しの酒に気分よくなっている。

「やっぱ女性は気遣いに人柄が出るよね・・・」

と、僕は嬉しそうに冷奴にザーサイとラー油の載った酒の肴を食べている。

「旨いなー。こういうちょっとした酒の肴が日本酒をさらに美味しくするんだよなー」

と、僕。

「それに、このユキちゃんのポテサラの旨いこと・・・僕はいっつもポテサラの出来具合で、その店の料理の良し悪しをチェックしているから」

「ポテサラには厳しいんだけど・・・このポテサラなら、毎日でも食べられるよ・・・うーん、塩味が効いてて、ちょっと七味が隠し味で使ってある?ピリッとするし」

と、僕。

「ええ、ほんのちょっと・・・これ、母に教わったやり方で」

と、ユキちゃん。

「いやあ、こういうちょっとした隠し味が全体に大きく影響するんだよね・・・やっぱしっかり躾けられたお嬢様は料理が旨いよ」

と、僕。

「やっぱ、育った家庭の環境が女性にはモロでちゃうのね・・・お母さんやお父さんがしっかりした家庭でないとちゃんと躾もしないだろうし」

と、僕。

「わたし、前にも話したかもしれないんですけど、祖母が独自な美意識を持っていたんで、母もそれに影響されて、父を選んだし」

「父自体も美意識の高い人なんで・・・母はその父の美意識のある存在感に惚れたって言ってましたけど・・・」

と、ユキちゃん。

「結局、わたし思うんですけど、男性にしろ、女性にしろ、その人が持っている美意識が自分を作り上げるわけじゃないですか?」

「だから、そういう男性や女性は、自分の美学に合う自分の美しさを追求するから、同じような美意識を持つ人間同士が、知り合えるし、出会えるんだと思うんです」

と、ユキちゃん。

「ゆるちょさんも高い美意識をお持ちだから、体脂肪率を3%に落とす努力をしているんでしょう?」

「わたしもそういうゆるちょさんのあり方が好きだから、わたしも体脂肪率を落とす気になったんです。ただ単に芦川さんに対抗心があるだけじゃないんです」

と、ユキちゃん。

「世の中を見てみると・・・特にサラリーマンには、そういう美意識を持って生きている人って、それこそ、皆無のような気がするんです」

「だって、いつも疲れた顔して、なんか毎日の生活そのものに疲れちゃっている感じがして・・・」

と、ユキちゃん。

「そこへ行くと、ゆるちょさんは、毎日楽しそうに笑っているし、それでいて、毎日体を絞る努力をされている・・・」

「そこには、自分に対する強烈な美学がある・・・」

と、ユキちゃん。

「そのゆるちょさんの生き方がわたし、好きなんです」

と、ユキちゃんは言い抜いた。

「やっぱり、美学の合う同士が仲の良いコミュニティを作れるってことなんだろうね。それがユキちゃんの言葉に現れているよ・・・」

と、僕はポツリと言う。

「そういう意味ではその人の美学に注目すべきなんだろうね。ユキちゃん、この「しめ鯖」は?すごく美味しい・・・」

と、僕。

「それ・・・わたしが自分にご褒美をあげたい時に行くお寿司屋さんがあって・・・そこの「しめ鯖」なんです」

「ゆるちょさん、いっつも飲み屋さんで「しめ鯖」を頼んでいるでしょう?それくらい好きなんだと思って・・・わたしが大好きなお店の「しめ鯖」を食べさせてみたくて・・・」

「頼んで作ってもらったんです、そのお店で」

と、ユキちゃん。

「えー・・・なるほど・・・そりゃ旨いわけだ・・・しめ具合が絶妙だもん・・・すっごくうみゃい」

と、僕。

「やったー・・・ゆるちょさんが、「うみゃい」って言う時は最高評価ですもんね」

と、笑顔のユキちゃん。

「うん。そう。その通り・・・いやあ、女性は味をよく知ってる女性じゃないとダメだね・・・結局、普段、コンビニ弁当ばっかな女性だったりすると」

「舌が肥えなくて・・・何食べさせても張り合いが無い女性っているんだよね・・・デパ地下飯とか、そんな出来合いの食品ばかり食べてると」

「舌の味蕾が劣化していくから、味が正確にわからなくなるから・・・そういう女性は張り合いないだろうなー」

と、僕。

「あと、何でも辛い調味料をかけなくてはダメな女性もダメだよね・・・要は舌の味蕾がもうダメになっちゃってるから、刺激物しか反応しなくなってるんだよね」

「そういう女性は、さ・・・」

と、僕。

「何年か前にカレー鍋が流行ったじゃん。あれと一緒だよ・・・何をいれても全部カレー味になっちゃって、素材の味とかぶち壊しだもんなー」

「あーいうの、へーきで食ってる奴らって、味蕾が絶対壊れているよ・・・」

と、僕。

「でも、よかった・・・あの「しめ鯖」の味がわかってくれたんで・・・絶妙なしめ加減があの店の売りだから」

「・・・それがお互い理解出来たのは、とっても嬉しいです、わたし」

と、ユキちゃん。

「女性がよく「オトコの胃袋を掴め」みたいな話をよく女子会でしているって聞くけど・・・その前に味覚を鍛えるべきだよね」

「普段コンビニ弁当やファミレス飯しか食ってなかったら、この「しめ鯖」の絶妙さ加減も絶対にわからないからね・・・」

と、僕。

「そうですね・・・そういう意味では、わたしが小さい頃から、いろいろ料理屋に連れて行ってくれた父親と」

「料理の味加減をいろいろ教えてくれた料理研究家の母親に大感謝しなきゃいけないでしょうねー」

と、ユキちゃん。

「へ?ユキちゃんのお母さんって、料理研究家なの?道理で、ユキちゃんの舌越えているわけだ・・・」

と、僕。

「あれ、言ってませんでしたっけ・・・そうなんですよ・・・母は料理研究家で・・・ま、母方の祖父がフランス料理のシェフをしていましたから・・・」

と、ユキちゃん。

「あー、思い出した、ユキちゃんの母方のお祖母さんって、そのシェフの奥さんで、フランス料理屋さんの社長やってたんだよね?」

と、僕。

「そうです・・・だから、母は子供の頃から、そのフランス料理屋の厨房が遊び場で・・・子供の頃から料理作るの大好きだったみたいで・・・」

と、ユキちゃん。

「やっぱ、血と子供の頃からの家庭環境が大事なんだね・・・ユキちゃんの話聞いてると、よーくわかるよ・・・」

と、僕。

「道理でユキちゃんのポテサラが驚異的に旨いわけだ・・・」

と、僕が言うと、ユキちゃんは、ぺろっと舌をちょっとだけ出して、笑った。

僕も笑顔だった。


(おしまい)


さて、今日は金曜日。明日から週末です。

今日も充実した仕事をして、夜、飲みますか!

金曜日は、やっぱ、はっちゃけなきゃ!


楽しく飲みましょう!


ではでは。

人生やるからには、徹底的に!「秀吉さんの「九州征伐」」!

2014年08月28日 | 夜の日本学


一人の髪の毛の長い背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。

彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。

「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「戦国武将考察編」・・・お願いします。今日は誰について語ってくれるんですか?」

と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。

「うん。そうだな・・・今日も前回の続きと行こう・・・「羽柴秀吉さん」を続けて見ていこうよ」

と、タケルは話し始めます・・・。


さて、今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。


「「軍師官兵衛」でもやってたけど、秀吉の「惣無事令」が天正13年に九州地方に、天正15年に関東・奥羽地方に出されているんだよね」

と、タケルは言葉にする。

「いわゆる「私戦停止令」ですよね・・・最初は九州、そして、九州を平らげたら、関東・奥羽地方へ焦点が移っていったんですね」

と、レイカ。

「やはり、九州は上方から距離が近いからね。毛利とも和睦しているから、九州で戦う事も多かった毛利に道案内させればいいとの秀吉の腹が」

「あったんだろうね」

と、タケル。

「確かに・・・地理に不案内だといくら軍勢が多くとも、不覚を取ることもありますからね・・・」

と、レイカ。

「ま、最初不覚とってるんだけどね、秀吉軍は島津と戦った時・・・」

と、タケル。

「戸次川の戦いですね・・・軍監仙石秀久が能力もないのに大将風を吹かせて老練な勇将、長宗我部元親の言うことも聞かず、冬季の戸次川渡河作戦なんて」

「やったものだから・・・島津軍に待ちぶせされて、さらに島津軍お得意の「釣り野伏せ」に遭い、突出した仙石秀久軍がまず、包囲殲滅され」

「ビビった仙石秀久は、領国の讃岐まで逃げ帰ると言うぶざまな失態ぶり、そののち改易され、高野山へ追放となりますが・・・小田原攻めで戦功をあげ」

「信濃小諸に5万石を与えられ大名復帰しています」

と、レイカ。

「人生最後まで望みを捨てちゃいけないって言ういい例だね・・・仙石秀久は、家康と親しかったこともあって関ヶ原では徳川秀忠軍に参加するんだけど」

「もちろん、遅参・・・この時、仙石秀久が秀忠に怒る家康にとりなした事から、秀忠が将軍になるとある程度重用され、江戸城での詰めの間は」

「譜代大名格だったんだ・・・」

と、タケル。

「まさに人生「捨てる神あれば拾う神あり」ですね・・・一度の失態も、時間をかければ取り返せる・・・そのいい例ですね」

と、レイカ。

「さて・・・ちょっと脱線したけど、この九州征伐は、要は大友宗麟が九州全土を占領しようとする島津軍に攻められ、中央の豊臣秀吉に泣きついたところから」

「始まってるんだね。要は依頼があったから、「惣無事令」を盾にとって、政府軍として、「私戦は辞めろっていっただろ」的に攻撃をかけたのが」

「豊臣軍と言うことになるんだね」

と、タケル。

「実質的にその時には豊臣軍は、政府軍になっていたんですね」

と、レイカ。

「ま、秀吉さんは、関白として、文武百官を従えているわけだから、それこそ、天皇側の軍だから、島津軍はある意味、朝敵なわけだ・・・」

と、タケル。

「官軍として錦の御旗を掲げてもよかったって事ですね・・・アイデアが出なかったのかしら?」

と、レイカ。

「ま、秀吉は自信があったんだろうね。軍事力的には、絶対に勝てる軍勢だもの」

と、タケル。

「この時の島津氏の戦略では、九州全土を切り取り・・・そのチカラを秀吉に認めさせようとする腹だったみたいですよ」

と、レイカ。

「しかし、その戦略が裏目に出た・・・先に豊臣秀吉に泣きついたのが大友宗麟だったから・・・島津氏は完全に朝敵扱いだものね」

と、タケル。

「天正14年は秀吉出陣の為の地ならし程度の戦いでしたが、天正15年の正月に秀吉が配下の各武将に九州侵攻の部署を決め、軍令状を出しています」

「1月25日に宇喜多秀家が九州へ出陣すると、2月10日に秀長、3月1日に秀吉自身が九州へ出陣しています」

と、レイカ。

「まるで、高松城の水攻めの総仕上げに信長様自身に出陣を願ったように・・・黒田官兵衛は九州に軍監としてあって・・・地ならしをしていたんだろうね」

と、タケル。

「秀吉軍、秀長軍合わせて20万ですからね・・・ちょっと想像の付かない、すごい数ですね」

と、レイカ。

「この戦いで僕が印象的に覚えているのは、島津方の秋月種実の岩石城と古処山城での戦いなんだよね。秀吉の本隊がこの時、岩石城をたった1日で落とし」

「古処山城に戦力を集中して籠もった秋月種実が3日で降伏した事・・・この二つは岩石城の堅牢さや秋月種実の性格を知り抜いている九州の武将に」

「衝撃を与えちゃうわけ。「え、あの堅牢な岩石城がたった一日で?あの秋月種実がたった3日で降伏だと?・・・秀吉本隊は、化けモノか!」なーんて」

「感じで、九州の諸将が思っちゃったんだろうね・・・」

と、タケル。

「戦場での心理効果と言うのは、波及するとすぐに結果となって現れます。島津方の諸将は、その戦いを境に戦意を喪失し、続々と豊臣軍に降伏したのですから」

と、レイカ。

「さらに秀吉は本願寺の顕如も軍旅に伴っているわけよ・・・もちろん、薩摩の浄土真宗勢力を味方につけるためなんだけど、かつての敵も」

「味方にし、自分のプラスになるように使う・・・このあたり、「絶対の知恵者」秀吉、あるいは黒田官兵衛の策かもね・・・」

と、タケル。

「そして、天正14年末頃から島津家と接触し、和睦の下準備をしていたのが、なんと、あの前将軍、足利義昭さんなんだよね・・・」

「そりゃあ、前将軍に和睦の斡旋をさせられたら・・・島津家としても文句言えないもんね・・・」

と、タケル。

「ほんと、秀吉の知恵者ぶりが光りますね、ほんとに」

と、レイカ。

「適材適所とは、まさにこの事だね・・・」

と、タケルは言葉にした。


「3月1日に大阪城を出陣した秀吉でしたが・・・結局、3月28日小倉に到着し、4月21日、島津義久は秀長に和睦を申し入れています」

「つまり、秀吉が九州入りしてから、一ヶ月かからなかったんですね、九州征伐は・・・」

と、レイカ。

「この報がまた、日本の他の地区の武将達にどう響くか・・・「あの九州を一ヶ月かからずに落としたと・・・秀吉軍は化け物か」と理解出来る人間と」

「それすら、出来ない馬鹿大名とに、この後、別れることになるんだろうね」

と、タケル。

「結局、実績と言うのは、どこまでも、自分の味方になってくれるんですね」

と、レイカ。

「そ。実績こそ、大事。実績こそ、自分をこの世の高みにまで、持ち上げてくれる大事なパートナーになるんだ」

と、タケル。

「逆に実績が無い人間は・・・どこにも行けないまま、終わっていくんですね」

と、レイカ。

「そこが人生の境目さ・・・と言うか、それこそ、今日の結論だろうね」

と、タケルは笑顔になった。

「はい、わかりました」

と、レイカも笑顔になった。


「で、タケルさん・・・その続きは、お酒を飲みながらにしませんか?」

と、レイカは赤縁のメガネを外し、髪を解いた。

「レイカちゃん、本気だね。じゃ、気合いれて飲もうか!」

と、笑顔のタケルは机を片付けだすのでした。


(おしまい)

かつての敵、顕如さんや前将軍、足利義昭さんまで引っ張りだして、使うわけですから、秀吉さんの頭の良さが超光りますね。

もちろん、その策は軍師官兵衛さんが考えたのかもしれませんが・・・。

いやあ、やるからには、徹底的に・・・僕の思想と同じです。

やっぱ、そうでなきゃ、ねー。


さあ、今晩も、楽しく飲みましょう!


ではでは。

8月28日 疲れない身体を実際作る、魔法の食べ物とは!(実際、疲れないよ!)

2014年08月28日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

今日は、もう、8月28日・・・昨日は涼しかったですねー。

思わず、半袖のポロシャツ姿が涼しい感じで・・・9月下旬の涼しさだったようですね。

季節は動いているなって、そんな感じですけど、来週にはまた残暑復活だそうで、どっちなんだよ!って感じもありますけどね。


さて、昨日の体脂肪燃焼ですけど、右足に痛みが走ったので、急遽、途中で中止・・・痛みが無くなるまでお休みすることにしました。

いやあ、故障者リスト入りですねー。ま、こういう場合は、痛みが消えるまで、のんびり待つのが基本でしょうから、しゃあないですねー。

焦らない、迷わないってのが、故障者の基本だそうですから、そこは焦らず、のんびり復活するのを待ちましょう。はい。


さて、その時、僕はイケメン貴島くん(29)、辛辣姫ユキちゃん(28)、若いミユウちゃん(25)、若い池澤くん(24)と飲んでいました。

「ゆるちょさんって、一日の食事で気をつけている事ってあるんですか?僕、そういう話を聞きたくて・・・」

と、池澤くんが聞いてきます。

「ああ・・・食事ね・・・まあ、それなりに気をつけているかな、サイクリストとしても、ね・・・」

と、僕。

「今、体脂肪率を3%に向けて減少させている真っ最中ですもんね、ゆるちょさん・・・そのあたりも関係してきますか?」

と、貴島くんが聞いてくる。

「いや、体脂肪率減少は、すべて体脂肪燃焼でやってるから・・・食事は・・・サイクリストとしてのお約束、「腹八分目」くらいかな、やってるのは」

と、僕。

「ゆるちょさん、朝食はどんな感じなんです?」

と、ユキちゃん。

「いや、その前に・・・トレーニング食ってのがあって・・・だいたい僕は起きて仕事を一本あげてからトレーニングを開始するんだけど」

「・・・最近は、3時開始とか4時開始とか・・・そんな感じかな・・・だから、その時間にトレーニング中の「ハンガーノック」が怖いから」

「パンを一枚の半分程、焼いて食べるという習慣があるんだね・・・」

と、僕。

「ハンガーノック?」

と、ミユウちゃん。

「マラソンランナーやトライアスリート、サイクリストなど、一度に大量の糖分を使うスポーツ特有の症状で、ね。血流内の糖が一時的に低下して」

「要は身体が「低血糖症状」を引き起こして、意識はあるのに、身体が全く動かなくなる症状を言うんだ」

「下手をすると、そのまま意識まで失くして、最悪、死に至るケースすらある・・・まあ、怖い症状だね・・・僕もランナーでもあり、サイクリストでもあるから」

「そのあたり、詳しいんだ・・・まだ経験はないけどね、「低血糖症状」は」

と、貴島くん。

「僕は実はあるんだ・・・30歳でサイクリスト・デビューして、そんなに間もない頃・・・週末、サイクルトレーニングに出ていて、糖を使いすぎて」

「途中で本当に意識があるのに、全然動けなくなった・・・顔面蒼白になったよ・・・」

と、僕。

「で、大丈夫だったんですか?」

と、心配そうにミユウちゃん。

「その時、「低血糖症状」の知識はあったから、その症状を低減させる為の「飴」を持っていたんだ、すっげー甘いやつ」

「ま、一番、この症状に効くのはコーラにブドウ糖をそのままぶちこんで溶かして飲むのが一番効くんだけど・・・まあ、その時はその「飴」でなんとか急場をしのいだよ」

と、僕。

「サイクリストっていろいろ危険な事も伴うんですね」

と、池澤くん。

「ああ。でも、一番危険なのは「ハンガーノック」だから、それ用の対策は必ずしているから・・・そこは安心していいと思うよ」

と、僕。

「サイクリストは夏の水分補給も、食い気味にやりますからね」

と、貴島くん。

「そ。イメージ的には、水分を体内に常にローディングしている感じだよね・・・早朝のパンも同じイメージ。トレーニング前に体内にローディングしておけば」

「それが血中の糖になってくれるから、朝から「低血糖症状」は絶対に起こさない・・・そういう防御対策は絶対に忘れちゃダメだね・・・」

と、僕。

「ま、元システムエンジニアだからね・・・常に最悪の状況になった事を想定して、手は事前に打っておく・・・は、日々やってるよ」

と、僕。

「パン半分なら、それこそ、超朝のトレーニングくらいで、消費しちゃうでしょうから、朝食も美味しいって事ですか?」

と、貴島くん。

「そ。だいたい、朝の体脂肪燃焼では、だいたい400キロカロリーから、600キロカロリーは消費しているから、パン半分なんてすぐに消費しちゃうね」

「昨日の夕食で5,600キロカロリーのエネルギーが体内に残っているとしても、トースト1枚200キロカロリーくらいだから、半分だと100キロカロリー」

「まあ、朝のトレーニングで、「ハンガーノック」を起こさない程度の「糖分」を血中に入れてくれるだけでいいからね・・・」

と、僕。

「あのー、聞いていいですかね・・・そのー、普段、僕らが食べている、カツ丼とか親子丼とか、ラーメンとかオムライスって、だいたいどれくらいのカロリーなんですか?」

「僕の大好物なんですけど・・・」

と、池澤くん。

「カツ丼が950キロカロリーですかね。親子丼が650キロくらいで、プレーンなラーメンが400キロ前後、オムライスが800キロ前後ですかね」

「だいたい・・・ゆるちょさん」

と、貴島くん。

「ま、そんな所だろうね。だから、結構、若い男子が好きなモノをバクバク食べていると、すぐ太るわけ・・・人間には基礎代謝量ってのがあって」

「僕は今1300キロ前後なんだけど、これは普通に一日活動しただけで、代謝出来るカロリー数なんだ。これプラス、その日一日の労働カロリーが乗るんだね」

「まあ、一日の目標摂取カロリーってのは、いろいろな計算方法があるけど、手軽なのは、体重から出すやり方かな」

と、僕。

「それって、どんな計算式になるんですか?」

と、ユキちゃん。

「基本的には(体重)×25~30=となる。まあ、その日の労働が軽いと感じるなら、25で、重いと感じれば30を使えばいい。」

「ちなみに僕の今の体重は53キロで、体脂肪燃焼は、かなりキツメだから・・・53×30=1590カロリーと言うことになるかな」

と、僕。

「だとすると・・・3食、親子丼は食べられませんね。3×650=1950キロカロリーですから、360キロカロリーオーバーしてしまう」

と、貴島くん。

「そうだね。そうなると、体脂肪は1グラム=8キロカロリーだから、360割る8=45グラムの体脂肪を貯めこむことになる」

「それを30日続けると、45×30=1350だから・・・一ヶ月で1,3キロ以上太ることになるね」

と、僕。

「うわ・・・親子丼を3食続けただけで、そんなに太るんでか・・・なんか、俺、やばい感じっすよ・・・」

と、池澤くん。

「まあ、だから、毎日体重計に乗ることが一番、ダイエットでは大事だね・・・と言うか普段から、体重計には、毎日決まった時間に乗るのが鉄則になるね」

と、僕。

「あのー、俺、見た目通り、結構、脂肪ついてんすよ・・・そのー、身長から理想体重とか、わかったりしませんかね・・・」

と、池澤くん。

「そのあたりの情報・・・ゆるちょさんと貴島さん聞いておいた方がいいわよ・・・この二人、ダイエットの専門家だから」

と、ユキちゃん。

「えーと、池澤・・・お前、身長いくつだ?」

と、貴島くん。

「身長は、176センチっす」

と、池澤くん。

「だったら、その身長の理想体重は、(身長(メートル))の2乗×22だから、1.76の2乗×22=68.14だな」

「お前の理想体重は、68.1キロと言うことになるよ、池澤」

と、貴島くん。

「それで、池澤くんは今体重はいくつなの?」

と、ミユウちゃんが笑顔で質問する。

「恥ずかしながら・・・86.5キロっす・・・ちょっとオーバーし過ぎっすよね?」

と、池澤くん。赤くなって頭を掻いている。

「お前、あり過ぎだぞ・・・体脂肪率、軽く20%超えてるだろー」

と、貴島くん。

「うーん、体脂肪率的に言うと・・・(実際の体重ー理想体重)割る(理想体重)×100=(86.5-68.1)割る68.1×100=27、0だから」

「池澤くんの体脂肪率は27%・・・まあ、サラリーマンには、ざらにいる体脂肪率ってことだなー」

と、僕。

「ゆるちょさんが、今12%前後、貴島さんが7%・・・と言うのに比べて27%は、あまりにも恥ずかしい数値じゃなあい?池澤くん」

と、ユキちゃんが辛辣に言葉にする。

「いやあ、数値でズバリ言われると・・・恥ずかしいっすね・・・」

と、池澤くん。

「俺、ほんとの事言うと・・・体重計が怖くて・・・乗らないようにしてたりしたんです。つーか、現実を知るのが怖くて・・・」

と、池澤くん。

「今の自分を正確に知らないと・・・言い訳への「逃げこみ者」になって、ふしあわせスパイラル一直線か・・・そうですよね?ゆるちょさん」

と、ユキちゃんが言葉にする。


「体脂肪はつけるのは簡単だが・・・燃やすのが大変だからな・・・池澤・・・」

と、貴島くんが言葉にする。

「池澤くんって、会社入ってから、太ったんでしょ?」

と、ユキちゃん。

「10キロは太りましたかね、2年で・・・まあ、わかりやすい、ストレス太りで、面目ない」

と、頭を掻く池澤くんです。

「だから、タプタプのお腹なのよ・・・顎の周りのお肉もすごいし・・・」

と、ミユウちゃんが辛辣に言葉にする。

「え?ちょっと待って・・・だったら、池澤くん、大学時代、体重は76.5キロだったって事?理想体重の68,1キロに遠く及ばない状態だったって事じゃない」

と、ユキちゃんが辛辣に指摘。

「そうなんすよね・・・俺、理想体重だった事なんて・・・小学生の頃にあったかどうかくらいで・・・」

と、落ち込む池澤くん。


「海へ行った時、ゆるちょさんや、貴島さんのきれいなお腹まわり見たでしょ?男性はああじゃなきゃ・・・」

と、ミユウちゃん。

「はあ・・・恥ずかしいっす、俺・・・つーか、数値にすると、バレバレになっちゃうんですね・・・すげー、怖い」

と、池澤くん。

「ま、ダイエッターはまず、自分の正確な現状を数値で知ることから始まるからな・・・池澤、お前はこれから、がんばればいいんだ」

「現実から逃げてた池澤は、今日この瞬間消えた・・・今ここにいる池澤は、現実と戦っていく池澤だ・・・だろ、池澤?ねえ、ゆるちょさん」

と、貴島くん。

「ま、そういうことだ」

と、僕。


「俺・・・エアロバイクは続けてるっすよ、ちゃんと毎日・・・」

と、池澤くん。

「ま、そこが生命線かな、池澤の・・・ね、ゆるちょさん」

と、貴島くん。

「そうだな・・・がんばってな、池澤くん・・・今の君と僕とは体脂肪燃焼仲間なんだから・・・お互い一緒にがんばろう」

と、僕。

「ゆるちょさーん」

と、池澤くんは泣きそうになりながら、抱きついてくるのでした。


「で、ゆるちょさん・・・朝食で気をつけてる事って、何なんです?」

と、ユキちゃん。

「まず、朝食は旬の野菜を出来れば生野菜でバリバリたくさん食べる事かな。まあ、キャベツやレタスは一年中あるとしても、バリバリ食うだろ」

「この時期なら、トマトとかパプリカとかモロヘイヤとかバリバリ食ってるね。僕は塩こしょうでバリバリ食うのが好みだね。素材そのものの味を味わいたいし」

「サイクリストである手前、マヨネーズは高カロリーだから出来る限り摂らないようにしているし、素材の味がボケるから、嫌なんだ」

と、僕。

「まあ、茄子はソテーして生姜醤油を絡めて食べるけど、とにかく朝食は大量の野菜を先に食べるかな。それとこれも大切なんだけど「鳥の胸肉」・・・これが大事」

と、僕。

「どうして、「鳥の胸肉」が大事なんですか?」

と、ミユウちゃんが聞いてくる。

「ま、これも「目がテン」ネタなんだけどさ・・・日本政府が何年もかけて疲れにくい身体を作るにはどうしたらいいか・・・それこそ何億円も投資して」

「調べたんだって・・・そしたら、出てきた知恵が「鳥の胸肉を毎日100グラム以上摂れば、本当に疲れにくい身体になる」という知恵だったんだ・・・」

と、僕は説明する。

「番組では、太っていたり、痩せていたりする被験者を男女5人くらいずつ用意して・・・なんか、太ったおばさんとか、太ったオジサンとかもいたんだけど」

「「まず、1700メートル連続して走ってもらい、その後10分休憩し、また、1700メートル走る」という実験だったんだ・・・結構辛そうでしょ?」

と、僕。

「俺、ダメっす、それ。今の身体じゃ、最初の走りで終りますよ・・・」

と、池澤くん。

「この実験で何を見るかと言うと・・・最初の1700メートルの記録と二度目の記録との差を見るのが重要なわけさ・・・普通は最初の記録の方がめちゃくちゃよくて」

「二度目の記録は大幅に落ちる・・・もちろん、1分以上遅れるなんてざらで、10分以上遅れたおばさんもいたくらいだ・・・」

と、僕。

「それは当然って感じがしますね・・・」

と、ミユウちゃん。

「で、だ・・・それを踏まえて、その男女5人ずつの被験者にその後、一週間特別な料理を出し、食べてもらったんだ。もちろん、それが何かわかるよね、ユキちゃん」

と、僕。

「それこそが、「100グラム以上の鳥の胸肉料理!」」

と、ユキちゃん。

「そう。その通り・・・もちろん、料理法はいろいろで、飽きないように仕掛けがしてあるんだけど、まあ、毎日1回、そういう料理を食べてもらって一週間後」

「また、同じ実験をしてもらった・・・結果はどうなったと思う?」

と、僕。

「一度目の記録と二度目の記録の差が・・・明らかに小さくなった・・・ですか、それ?」

と、ミユウちゃん。

「そういうこと・・・それも劇的にだ・・・スポーツの得意そうな細身の男性が被験者にいたんだけど、なんと二度目の方が速かったくらいでね」

「前回10分以上遅れたおばさんに至っては、1分も遅れなかったんだ。確か50秒台・・・すっごいでしょ?鳥の胸肉効果!」

と、僕。

「確かに疲れにくい身体になってる・・・すごいですね、それ」

と、ユキちゃん。

「それを見て以来・・・僕は毎日鳥の胸肉を100グラム以上食べるようにしている。ま、朝、全部食べちゃう事もあれば、朝50グラムにして、昼、30グラム」

「夜、30グラムとか・・・昼と夜は外食の時は、朝全部食べちゃうけどね・・・とにかく、鳥の胸肉効果は絶大で・・・」

「ま、プラシーボ効果も若干手伝ってるとは思うけど、なにしろ、この日本じゃ、「鰯の頭も信心から」だからね。疲れにくい身体を実現しているよ・・・」

と、僕。

「それって、すごいですね・・・そうか、僕も「鳥の胸肉運用」やろうっと」

と、貴島くん。

「そうですね・・・そういう知恵って、知ってるだけで全然人生が違ってきちゃう感じ、ありますね」

と、ユキちゃん。

「ま、人生やったもん勝ちだからね・・・あとは昼は楽しみの為のランチにしてて・・・僕の好きな麺料理を食べるようにしてるって事かな」

「夜は外での飲みなら、楽しいをモットーに飲むし、家で飲む時は、サラリーマン時代に集めたジャズのCDを楽しみながら、飲むってくらいだね・・・」

と、僕。

「ゆるちょさんと飲むと実際、楽しいですもん・・・ね、ミユウ!」

と、ユキちゃん。

「ハイ・・・ゆるちょさんとおしゃべりしているとほんと楽しいから・・・知恵に溢れているし、身体は絞れているし」

と、ミユウちゃん。

「俺、知恵でも、体型でも、ゆるちょさんや貴島さんには、全然勝てませんよ・・・」

と、池澤くん。

「ま、池澤くんはまだまだ、未熟だし、勉強あるのみね・・・というか、ダイエット必須ね」

と、ユキちゃん。

「わたしとユキさんは、大人の素敵な男性にエスコートしてもらって・・・楽しい夜を楽しみましょうねー」

と、ミユウちゃん。

「ねー」

と、笑顔の二人は僕らを目の笑う素敵な笑顔で見つめるのでした。


(おしまい)


さて、木曜日、気合入れて仕事をする日ですねー。

いい仕事をして、充実した一日を過ごしましょう。

ま、楽しく過ごせば、もうすぐ楽しい週末。


で、夜、飲みを楽しみましょう!


さ、仕事仕事!


ではでは。

すごいオトコには、素敵なオトコマエの「知恵者」のいい女が嫁に行く!「持統天皇」さん!

2014年08月27日 | 初見の方、見て下さい!ブログ構成!


一人の髪の毛の長い背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。

彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。

「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「先人考察(女性編)」・・・お願いします。今日は誰について語ってくれるんですか?」

と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。

「うん。そうだな・・・今日は実質的に政務を見た最初の女性天皇と言われる「持統天皇」さんを見ていこう」

と、タケルは話し始めます・・・。


さて、今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。


「持統天皇さんと言えば、何と言っても「春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山」の歌だよね・・・」

「この女性はそういう風景からビビットに季節を感じられる・・・そういう美意識的感覚を持っていたんだろうね・・・」

と、タケルは言葉にする。

「季節感を大事にしていた・・・と言えば、持統天皇さんと言えば、タケルさんも好きな柿本人麻呂を重用したのも、持統天皇さんでしたね」

と、レイカ。

「柿本人麻呂の非凡な能力を見ぬいただけでも、彼女の美意識の高さはわかるよ・・・さらに言えば天皇神格化作業を彼にやらせているわけだから」

「政治と言うモノをよくわかっていた女性と言ってもいいだろうね」

と、タケル。

「持統天皇の父親は天智天皇・・・その父の大事な跡取り息子の大友皇子と夫である天武天皇とを天秤にかけ、天武天皇を積極的に支持し」

「壬申の乱の時も天武天皇と行動を共にし、共同謀議すら、した・・・言わば、日本の歴史に時々現れる女傑系の女性なんだよね、この女性は」

と、タケル。

「持統天皇から見れば、大友皇子は、実の弟に当たるんですものね・・・それだけ、天武天皇が人間として、男性として傑出した能力を有していたと考えた方が」

「いいでしょうね・・・天武天皇も、自分の娘を4人も与えていることから・・・天武天皇の年齢がどこにも記録されていないのと合わせて」

「わたしは血のつながりが無いからこそ、天智天皇は傑出した能力を有していた天武天皇を自分に有利な位置に置いておきたくて・・・そういう行為に出たと」

「考える方が自然ですね」

と、レイカ。

「僕も天智天皇と天武天皇に兄弟としての血のつながりは無いと思う。血のつながりがあれば、何も自分の娘を4人も天武天皇に与えたりはしないさ。一人で十分だろう」

と、タケル。

「ただし、天武天皇が天皇家の血を引く人間であった事は確かだろうね・・・でないと天皇にはなれないからね・・・天皇家の血筋を引く傑出した能力を持つ男性だった」

「確か長槍使いだったのも、天武天皇だよね?」

と、タケル。

「ええ、「藤氏家伝」に見えるエピです。宴会で怒った大海人皇子が長槍を床に刺した。その行為に怒った天智天皇が大海人皇子を殺そうとした・・・そんな話です」

と、レイカ。

「なるほど・・・武人としても身体を鍛え抜いていた男らしいオトコだったんだろうね、天武天皇は」

と、タケル。

「天智天皇も天武天皇の人間性の大きさや頭の良さや豪胆さ、オトコマエさ加減など・・・帝王としての力量は認めていたからこそ、四人もの娘を与えたんでしょうね」

と、レイカ。

「その天武天皇に愛された持統天皇は、これまたオトコマエな女性だったろうね・・・でなければ、女帝として自ら天皇にはならないだろう」

と、タケル。

「そうですね・・・お互いの力量を認め合ったいたからこそ、お互い愛しあったし、壬申の乱の共同謀議すら、出来た・・・そういうことでしょうね」

と、レイカ。

「だって、壬申の乱の相手は持統天皇にすれば父、天智天皇の愛息なんだからね・・・下手すりゃ、持統天皇の元から天武天皇の意図が漏れたりする」

「・・・そういう可能性だって、無いとは言えないからね」

と、タケル。

「それだけ天武天皇と持統天皇は、お互い信じていたし、その絆は完璧だったと見ていいでしょうね」

と、レイカ。

「うん、そういうことだ」

と、タケル。


「とにかく、天武天皇を調べてみると、天皇家中興の祖と言ってもいいくらい天武天皇から始まった事って多いんだよね・・・もう、完全なる「絶対の知恵者」だ」

「だから、その天武天皇の素晴らしさを見抜いていた持統天皇も、完全に「知恵者」だった事が伺えるんだ」

と、タケル。

「「知恵者」のみが「知恵者」の素晴らしさを見抜ける・・・ですものね」

と、レイカ。

「そういうことだ・・・天武天皇の御代は大臣を一人もおかず決済はすべて天武天皇がやったらしい・・・それが出来ちゃうんだから、抜きん出た「絶対の知恵者」」

「だったんだね・・・」

と、タケル。

「同じ事をやろうとして、ダメダメだった後醍醐天皇を思い出しますね」

と、レイカ。

「ああ・・・比較相手が出来ちゃうから、歴史と言うのは、面白いんだ」

と、タケル。

「その「皇親政治」をやっていた天武天皇の政治を実質的に補佐していたのも、持統天皇らしい・・・ま、壬申の乱に勝利した天武天皇には強烈なカリスマ性が」

「あったし、とにかく、今の日本の大部分の基礎的なところを天武天皇が創りだしたとも言われているんだから、それこそ、毎日の仕事量は膨大だったろう」

「それを毎秒補佐していた持統天皇なんだから、その時に、政治のトレーニングになったろうね。先生は夫自らやってくれるんだから、ガンガン成長したんじゃないのかな」

「持統天皇は・・・日本の統治者として、ね・・・」

と、タケル。

「なるほど・・・逆にそれがあったから、持統天皇は、自分が天皇になることを快諾したんでしょう。それに天武天皇の孫、軽皇子を文武天皇とした時も」

「持統天皇は引き続き、天皇を補佐し、政治を行ったそうですから・・・政治家としても女性としてもオトコマエな人間性の大きい、仕事の出来る女性だったんでしょうね」

と、レイカ。

「持統天皇は、元々は天武天皇の死去後、自分の息子である草壁皇子を次期天皇にしようと画策していたんだ。もちろん、そこには天武天皇の同意もあっただろう」

「681年に天武天皇は、持統天皇に補佐されながら、皇太子をその草壁皇子にすると発表するんだね。この後、685年頃、天武天皇が病気がちになると」

「持統天皇と草壁皇子が共同で政務を取るようになっている。要はそこまでは順調だったんだ」

と、タケル。

「しかし、686年の9月・・・天武天皇は死にますが、その年の10月、持統天皇の子ではない、天武天皇が別の女性に生ませた大津皇子の謀反が発覚」

「・・・大津皇子はあえなく自殺しています・・・わたしはこれは持統天皇の謀略と見ます・・・」

と、レイカ。

「壬申の乱程の謀略を成功させたうちの一人、持統天皇だ・・・それくらいの謀略は朝飯前だったろうね」

と、タケル。

「このエピを見ると、わたし女性として妄想しちゃうんです。もしかしたら、壬申の乱そのものも・・・持統天皇の謀略だったんじゃないかって」

「挙兵するか悩む天武天皇に発破をかけたのは、どう見ても持統天皇じゃないかって・・・」

「「あなた、今立ち上がらなかったら一生天皇になれないのよ。今こそ立ち上がる時よ」・・・と、持統天皇が天武天皇に発破をかけたからこそ、壬申の乱が起こった」

「・・・わたしは一女性として、そう見たいです」

と、レイカ。

「もし、そうだとしたら・・・さらに、すごい女性だって事になる・・・面白いねー」

と、タケル。

「でも、この後、その大事な持統天皇の息子、草壁皇子なんですが・・・689年の4月に若くして亡くなってしまうんですね。天武天皇の死から、まだ、3年目でした」

「その次の代の天皇に、持統天皇が望んでいたのは、天武天皇の孫、軽皇子・・・当時、まだ、7歳・・・というので、やむなく持統天皇が自ら即位するんです」

と、レイカ。

「持統天皇は、天武天皇の執務を補佐していたし、草壁皇子とも補佐した経験があるからこそ・・・自分が天皇をやらなきゃ、誰がやるんだ・・・と言う気持ちに」

「なっていたんだろうね。だって、前例がないんだぜ・・・それを突破するチカラは並大抵じゃないよ。「いよっ、オトコマエ!」って所だね、完全に」

と、タケル。

「ほんと、オトコマエな「知恵者」だったんでしょうね、持統天皇は」

と、レイカ。

「持統天皇の政治は天武天皇の政治の継承が主なテーマになりました。その2大の柱は「飛鳥浄御原令の制定と藤原京の造営」で、どちらも天武天皇が」

「実現を熱望していた政策と言われています」

と、レイカ。

「法律の制定と都の造営か・・・天皇でなければ、出来ない仕事だね」

と、タケル。

「まるで、男性並みの精神的タフさ、ですね・・・謀略すら、可能とするオトコマエな「知恵者」・・・すごい女性政治家がいたんですね、古代には・・・」

と、レイカは感心するように言った。

「いや、天武天皇と言う政治の巨人がいたからこそ、教育された女性政治家だったのかもしれない」

「・・・やっぱ、すごいオトコには、素敵なオトコマエのいい女の「知恵者」が嫁に行くものさ」

と、タケルは結論的に言った。

「それは確かだと思います・・・いい結論ですよ」

と、レイカも笑顔で言った。


「さ、結論も出たし、仕事はこれくらいにして、飲み行こうか、オトコマエな「知恵者」のレイカちゃん」

と、笑顔で立ち上がるタケルでした。

「はい。もちろん、お供しますわ」

とレイカは立ち上がり、赤縁のメガネを取り、髪を解いた。


(おしまい)


巷にも「知識者」の女性、「知恵者」の女性がいろいろいますよね。

「知恵者」の女性って、頭の回転が速くて常にコロコロ笑っているから、僕も大好きですね。

人生大切なことは、どこまでも「知恵者」であることです。

そういう女性達と楽しく生きていきたいですね。


ではでは。

8月27日 女性を笑顔に出来る、「7 years old Princess の法則!」(彼女を見つけろ!)

2014年08月27日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

8月も27日になってしまいました。

学生の頃は、こういう日にちになるとせつなかったのを思い出しますね。

夏休みも、もう終り・・・なんだか、楽しかった事も忘れて、ちょっと憂鬱な気分になったり、

骨折して、3ヶ月入院なんてことになったら、いいのになあ・・・なんて考えたり・・・そんなアホな事、思い出しますね(笑)。


さて、「昨日の体脂肪燃焼」ですが、粛々と1000キロカロリー、燃やしまして、

もう、このあたりは、毎日の体力増強策的に捉えていますねー。

でも、いいのは、毎日ぐっすり眠れること・・・ほんと、ぐっすりです。

僕の贅沢はなんといっても、身体が欲しがるだけ眠ってあげることなので・・・毎日10時間は眠ってるなあ。

やっぱ、身体が疲れるってことは、大事なんですね。毎日の生活にとって・・・。


さて、その時、僕はイケメン貴島くん(29)と辛辣姫ユキちゃん(28)、若いミユウちゃん(25)、若い池澤くん(24)とで飲んでいました。

「ゆるちょさんに教えて欲しいんですけど、日々成長するために心がけていることって、何ですか?」

と、池澤くん。

「池澤・・・割りとざっくりした質問だな、それ」

と、貴島くん。

「そうだな・・・心がけている事ね・・・それって、あれかな、やっぱり」

と、僕。

「あれ?ですか」

と、ユキちゃん。

「そう。あれ・・・他人が出来る事をやるんじゃなくて、他人が出来ない事を出来る人間になれ・・・って事かな?」

と、僕。

「えーと、それって、具体的に言うと・・・どういう事になります?ゆるちょさん」

と、池澤くん。

「例えば、僕の元友人にガンプラの収集家がいた・・・結構な数のガンプラを買って、自分で作って、ガラスケースに保存して満足していたけど」

「それって、要は誰にでも出来る事なんだよ・・・お金を出してガンプラさえ買えば・・・あとは作るのなんて簡単。最近のガンプラはすでに色も付いているし」

「思った以上に簡単に出来るんだ・・・だから、僕的に見たら、時間の使い方的に価値の無いモノ・・・と言うことになるんだ」

と、僕。

「それは人生の時間の使い方としては、無駄だった・・・そういうことですか?」

と、池澤くん。

「ま、僕的には、ね・・・」

と、僕。

「わたし、その考えって、すごく共感するんですよね・・・っていうか、わたし、以前経験があるんですけど、デートの時に映画に誘う男性が嫌いなんです」

と、辛辣姫。

「多岐川は、映画評論家嫌いで有名だもんな・・・丸岡いずみさんの旦那が超嫌いなんだよな?多岐川って」

と、貴島くんが面白がって言う。

「ああいう男性が一番キライなタイプ・・・よく言えばいい大人の癖して夢見がち・・・悪く言えば、抽象的な思考しか出来なくて、具体的な思考が出来ない」

「・・・男性的力強さが足りなくて女性を満足させる事の出来ないタイプです」

と、辛辣姫は少しお冠。

「だって、デートに映画をチョイスするなんて・・・それ学生の発想でしょ?」

「社会に出たら、もっと違う発想が出来ないと・・・学生時代から一切成長していない証じゃないですか」

と、ユキちゃん。

「さらに言えば、ああいう男性って学生時代、勉強しか出来ない、完全にマザコンタイプ・・・お母さんにべったりの男性だし」

「・・・気持ち悪いったらありはしないわ・・・」

と、ユキちゃん。

「だから、上から目線で、「この映画はオススメ。監督は誰々で、こういう系の話で、僕からすると星4つってところかな」とか言い出す奴・・・」

「そんないらない情報、いちいち上から目線で押し付けてこないでって感じ・・・ほんと感じ悪いのよね」

と、ユキちゃん。

「なんか、過去にあったすか、ユキさん・・・珍しくすごい剣幕・・・」

と、池澤くんが驚いている。

「ユキちゃんは過去あった出来事に今、怒れるからこそ、辛辣姫と呼ばれているのさ」

と、僕。

「でも、それわたしも経験あります。なんでああいう男性って偉そうに上から目線でいらない情報を押し付けてくるんでしょうね」

「で、だいたいそういう男性ってブサイクなデブか、貧相な痩せか・・・女性が大好きなカッコいい、スポーツマンタイプって皆無ですよね」

と、ミユウちゃん。

「ああいう男性って結局、自分に自信が無いのよ・・・自信が無いから知識を誇ろうとする・・・でも、女性から見て、はっきりといらない知識だから」

「存在そのものがうざいのよ・・・ま、女性にモテない典型的な「知識者」の「俺偉い病」ね・・・だから、女性とのおしゃべりの方法すら、わからないのよ」

「そんな奴女性は皆見下しているのに、それすら、理解出来ない、単なるおバカさんだから」

と、ユキちゃん。

「なるほど・・・わたし達は関わりあいにならずに、無視して、見下していればいいんですね・・・おバカさんって」

と、ミユウちゃん。

「そうよ・・・そんな人間に関わることこそ、時間の無駄そのものだわ、女性にとって」

と、ユキちゃんは軽く言い抜いた。


「そこへ行くと・・・ゆるちょさんだったら、わたし達をどこへ連れて行ってくれます?デートの時に」

と、辛辣姫は笑顔で質問してくる。

「大人のデートの基本は、まず、その女性が行ったことのない未知の体験をさせてあげることじゃないかな。もちろん、自分はよく知っていて慣れている世界」

「まあ、だから、大人の女性向けのレストランとか大人の男性が多い「立ち飲み」とか、女性にとっての、未体験のゾーンに突入することが鍵かな」

と、僕。

「そういえば、ゆるちょさんって・・・いつも行った事の無い、大人の「立ち飲み」や大人の女性向けの隠れ家系のレストランとか」

「・・・ゆるちょさんは決まってそういう店に連れて行ってくれますね」

と、ユキちゃん。

「ま、そういう大人向けの店って、別の大人の女性に連れて行ってもらった場所の受け売り・・・な事が、僕の場合、1000%だけどね・・・」

「ただし、美しい大人の女性はこれまでも、いろいろな店に連れて行ってもらった中から、自分が一番感動した、素敵な店を僕にプレゼンしてくれるから」

「・・・そういう知恵を女性に貰うのさ・・・だって、美しい大人の女性は男子の大学だもん・・・そういう「からくり」さ・・・」

と、僕。

「素敵な大人の女性と、素敵な大人の男性にこそ、素敵な知恵は集まる・・・いつもの「素敵な知恵の集まる先」の法則ですね」

と、貴島くんが笑う。

「なるほど・・・そういうもんなんだ」

と、池澤くんはしきりに頷いている。

「わたしは、まだゆるちょさんと、デートはしてもらっていないけど・・・行った事の無い大人の立ち飲みとか皆さんとご一緒する機会が多いです、確かに」

と、ミユウちゃん。

「それって、さっきゆるちょさんが言っていた事と関係してくる感じですね」

「他人が出来る事はするな・・・自分にしか出来ない事をしろ・・・まさにそのデート方法もゆるちょさんオリジナルな感じですね」

と、貴島くん。

「まあ、そういう事かな?女性は何よりドキドキやワクワク感を一番感じたいはずだろ?だったら、それを提供すればいい」

「女性の楽しさがどこからやってくるかの「キモ」さえ掴んでおけば、出来る方法さ」

と、僕。

「だって、ユキちゃんが映画評論家を嫌うのも、映画なんて、ひとりでだってお金を出せばいける場所だからだしょ?」

と、僕。

「そうです。まさにその通り・・・それに映画って結局、作り物なんですよ・・・そりゃあ、学生時代は恋愛の仕方を学ぶ為にたくさんの映画を見ましたよ」

「でも、もうわたしも大人だし、恋愛の方法は実際に学んだから・・・そういう作り物で勉強する必要はない、むしろ、実地に学ぶ機会を持つ方が大事ですから」

と、辛辣姫。

「その気持ちわかります。わたし映画デートって、なんか時間の浪費に思えるんですよね」

「そういう時間があるんだったら、もっと好きな男性と目を見つめ合って、話していたいし、もっと話を聞いて欲しいって思っちゃうんです、わたし」

と、ミユウちゃん。

「だから、わたしは映画デートを提案してくる男性に限って、映画評論家ぶりたい、学生時代勉強しか出来なかった、女性を本当の意味で楽しませることの出来ない」

「上から目線のマザコンオトコだって、ある時、見抜いて・・・それ以来、映画評論家ぶりたいオトコは全員パスしているんです」

と、ユキちゃん。

「結局、女性って、選ぶオトコで価値が決まるじゃないですか・・・だから、わたし、映画評論家を旦那に選ぶような女性にはなりたくない・・・」

「だって、それって男性を見る目の無い女性だって、自分で言ってるようなモノだもの・・・」

と、辛辣姫は言い切った。

「さすが辛辣姫・・・でも、それって正解なのかもしれないね」

と、僕は言葉にする。

「結局、ゆるちょさんの論法で行くと、映画こそ、お金さえ出せれば皆、見れるモノ、触れられるモノですからね」

「それに大人になれば自己の価値観は作れているから、そもそも映画の評論なんて、大人の女性や男性にとって、いらない情報になりますね」

「だって、映画なんて・・・自分で面白いかどうか・・・だけじゃないですか、その価値って」

「実際、他人の価値観を押し付けられても、不快なだけだし、その人間がマザコンオトコだったりしたら、尚の事・・・男性として、信じられませんからね・・・」

「・・・そんな無駄な時間使っている人間は時間の使い方を知らない大バカ者・・・そういう評価になるんじゃないですか?ゆるちょさん的には」

と、貴島くん。

「ま、誰でも出来る事をやっても、それは価値にならないし、いらない情報なら、尚の事、価値にならないね」

と、僕。

「僕は皆にとって価値になることをチョイスして、実施している・・・そういう意識だよ、それは・・・」

と、僕。

「例えば、男女のデートでの会話について言えば・・・女性はだいたい好きな男性に褒めてもらいたいもんだよ」

「それも女性は褒めてもらいたい項目をちゃんとプレゼンしてくるもんだ・・・それはファッションでもそうだし、「今日こんな事があったの」って」

「プレゼンしてきた内容だって、褒めてもらいたい内容だったりすることが普通にある・・・それを見抜いて褒めてあげることも、男性のサービスとしては」

「とても重要な事になるんだよね」

と、僕。

「それを勘違いして、映画評論家の真似事をしている男性は、要はマザコンだから、母親に褒めて貰いたくて「この映画は・・・」ってやりだすんですよ」

「マザコンの男性は自分が褒めてもらいたいから、そういういらない情報を上から目線で押し付けてくるのよ・・・最悪でしょ、女性にとって」

と、辛辣姫。余程、過去に嫌なことがあったらしい・・・。

「ほんと・・・確かに過去の自分の経験を考えると・・・そういう経験ありますね。そういう男性って学生時代から、精神的に成長出来てないって事じゃないですか?」

と、ミユウちゃん。

「そ。ほんと、そうなのよ・・・マザコン学生のまんま、精神的に全然成長してないのよ・・・頭来ちゃうでしょ?」

と、ユキちゃん。

「それ・・・やばいっすね・・・僕も今の今まで・・・それが女性への最高のアピールになっていると勘違いしていました・・・完全にやばいな・・・」

と、池澤くんは、赤くなって頭を掻いている。

「池澤くんは、マザコンってタイプじゃないけど?」

と、ミユウちゃん。

「いや、俺としては、なんか、女性にいいところ見せたいって意識だけで・・・確かに学生時代のデートの気分が抜けてないのは、確かっすからねー」

と、池澤くん。

「ま、池澤は、この場でもう少し勉強しろ・・・お前、いっつも成長していない点をこの女性二人に指摘されてるカタチだぞ」

と、貴島くんがフォローしてくれる。

「面目ない・・・っていうか、すっげー勉強になります。なにを女性にしていいか、何を女性にしちゃいけないか、わかるから」

と、池澤くん。

「男性と女性の関係って・・・男性はどこまでもお父さんなんだよ、女性にとってはさ・・・やさしくしてくれるパパ、笑顔でいつも話を聞いてくれるパパ」

「そして、いつも自分の良いところを、ちゃんとわかっていて、笑顔で褒めてくれるパパ」

「・・・だから、男性は女性を扱う時は、「7歳の王女様」としゃべっているつもりで、対応すれば上手く行くんだ・・・」

と、僕。

「「7 years old Princessの法則」ですね・・・よくゆるちょさんが、僕らに言葉にしてくれる・・・」

と、貴島くん。

「そういうこと。お話を聞いてあげて、偉かった部分を具体的に褒めてあげて、笑顔を見せられれば・・・その男性の事を好きな女性は満足するもんさ」

「まあ、女性のおしゃべりは「山なし、オチなし、意味なし」な「やおい」な事が多いけど、決して「だから?」とか「で、何が言いたいわけ?」と聞いちゃダメ」

「女性は「しゃべる」と言うことにのみ価値を置いているだけだから、発散させてあげて、いい部分を褒めればいい。褒められる部分を普段から探しておくのもいいね」

と、僕。

「褒められる部分を普段から探しておくといい・・・か・・・ほんと、ゆるちょさんといると、すっげー、勉強になります」

と、池澤くん。いつの間にかメモしている。

「お前・・・「しあわせになる為のヒント・ノート」って・・・これ、お前作ったの?」

と、貴島くん。

「ええ・・・俺、割りと忘れやすいんで、このノートに書いておけば実践出来ますからね」

と、池澤くん。

「いすれにしても、女性の前じゃ、「俺偉い病」にならないことだ・・・そこだけは気をつけて」

と、僕。

「はい、俺、がんばるっす。絶対、彼女、見つけてみせるっすから」

と、池澤くんは、いつものように、ファイティングポーズを取った。

僕らはその光景を微笑ましく見つめていた。


(おしまい)


さ、のんびりと身体が欲しがるだけ眠って、今日も楽しい一日が始まります。

さあて、今日はどんな一日にしようか。

ま、楽しくて実りのある一日にしましょう。

今日は水曜日。ちょっとがんばれば、すぐに楽しい週末ですよ。


気合いれて、充実した仕事をしていきましょう!


ではでは。

日本文化のキーワードは「日々納得して生きよ!」(ほんとこのおっさん達アホだわ!)

2014年08月26日 | 夜の日本学


一人の髪の毛の長い、背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。

彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。

「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「対決、山本七平編」・・・お願いします。今日はどんな内容について語ってくれるんですか?」

と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。

「うん。そうだな・・・」

と、タケルはテキストとしている「谷沢永一著 山本七平の知恵」という本をパラパラとめくります。

この本自体は、1996年12月に出版されています。

ただし、正しい「知恵」は時代を越えると僕は考えているので、その時代性の評価も一緒に話していくことになりそうです。

「んじゃ、この内容について話すか・・・「日本的上下の秩序」だそうだ。ま、相変わらず笑かしてくれそうだ」

と、タケルは笑顔になりながら、話し始めます。


今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。


「まずは、山本七平氏の主張するところを抜書きしてみようか。それが無いとちょっと説明が出来ないからね」

と、タケルは笑うと彼の用意した紙の資料をレイカに渡す。

「えーと、これね。僕が相当意訳してるけど・・・」

と、タケルが説明すると、レイカはタケルの資料をゆっくり読み始める。


「日本においても、世界においても、組織は上下の秩序が無いと成立しない」

「要は「どういう価値を持ったら、上の人間となり、どういう価値を持たなかったら下の人間になるのか」と言う明確な規定が必要なのである」

「ただし、この上下関係が敵対関係になるともちろん、その組織は動けなくなる。上下ともに一体となって、意識を合わせ、ベクトルを同一方向に向け」

「初めて事に当たるから、組織は動けるのである」

「事に日本の組織を構成する人間は「気持ち的に毎秒しあわせを感じながら、働く事が大事であり、外に向けては礼節を大事にする事」が最も大事な心がけになるのである」

「以前、わたしは「日本の裏組織はすべて「将軍と一揆」の関係だ」とした。官僚機構で言えば、大臣の処置を局長級が突き返すに等しいこと、つまり欧米の組織原則では」

「考えられないような事が現に行われている。しかし、この際、重要になるのが先に示した通り「外に向けては礼節を大事にし、気持ち的にはしあわせを感じる」と言う」

「行為になるのである。だから、大臣は次官を通じてそれとなく決定をほのめかし、局長級の全員が納得するように事前に根回しすることが肝要になるのである」

「日本では「敬語、謙譲語」というカタチで外に対する礼節が整備されているから、たとえ大臣の指示が局長級全員の意に沿わぬものであっても」

「「一度、皆と諮りまして・・・」という謙譲語を示すことにより「この案、ダメ、ちと考えなおしてこいや!」という局長級全員の意思を大臣に」

「明確に示すことが出来るのである」



「これ、かなり意訳したよ。もう、こいつ、言葉の選び方のセンスもなければ、文章も、いらない表現が多すぎて、ほとんど馬鹿」

「まあ、一応、言ってる事は「的を射ている」から・・・まあ、使えるけどね・・・」

と、タケルは、ぼやいている。

「でも、だいたい、わかる文章ですね。以前にも出てきましたけど、日本の最高正義は「和を以て貴しとなす」だから、上の人間になれるのは」

「「部下全員が納得する「総意」をまとめられる人間」と言う価値を持つ人間・・・と言うことですもんね?」

と、レイカ。

「そう。その一言で上の文章の内容は簡単にまとめられちゃうんだけどね・・・じゃあ、上の文章の説明はその一言で終わっちゃったので」

「例のアホなオヤジの言葉でも出しておくか」

と、タケル。

「日本最高の評論家先生と言う触れ込みの「知識者」の「俺偉い病」風情・・・馬鹿おじいちゃんですね?」

と、レイカはしれっとすごいことを言っている。


「江戸時代に百姓一揆が起きた場合、もちろん、一揆の首謀者は処分されるが、同時に藩主をさらにきつく処分している。一番ひどい場合、お家断絶、であり、国替え、縮小」

「と言った順番の処分がなされていた。農民達の望むことを藩政府側が取り込めていなかった・・・つまり、配下の総意を十分にまとめられなかった」

「藩主を含めた藩首脳達が悪い・・・と幕府は裁断したと言うことである」

「つまり、会社の首脳は部下たちの総意を暗黙の了解的に取り込めなければダメなのである。それが出来なければ会社が一体になって事に当たれないからである」

「そういう意味では、日本人は、身体の中に反感を持ちながら、仕事を続けることは出来ないと言うことになる。そうなると、日本には本当の意味での」

「階級社会は出来ない。士農工商と言った身分社会が江戸時代、日本にはあったが、心情階級社会と言うのは、日本には成り立たなかったのである」

「日本では階級の下の者がどのような事があっても、上の者に無条件に従って、その憤懣、やるせなさ、不平をずっと持ち続けながら、しかし、仕事が進行していく」

「と、言うことはあり得ない。そういう状況が自ずから日本に出来上がった」

「これは武家社会だ。これは下の者が不平なく働くと言う状況を作らなければこの世の中は上手くいかないと日本の上流社会の人間は骨身に染みて知っていたのである」

「だから、日本は今でも武家社会なのである」

「例えば、富士川の戦いで、平家の武士達に「やる気」があれば平家は勝てた。つまり、わたしが思うに、日本では「やる気」と言うのが日本社会のキーワード」

「なのである」


「まあ、かなり長くなったけど、このおっさん、こんな事言ってるよ・・・「「やる気」こそ、この日本のキーワードだ」と書いた時、このおっさん」

「「俺ってやっぱ頭いいー」とか思ってたぜ・・・でも、間違い・・・つーか、このおっさん、いっつも中途半端で、前にも言ったけど、こういう定義付けでは」

「ちゃんと「ピンからキリ、まで考える事が大事」っていう王道的チェックをしなきゃダメなのよ・・・相変わらず、馬鹿だな、このおっさん」

と、タケルは愚痴。

「あのー、わたしも指摘したいんですけど・・・「上の者に無条件に従って、その憤懣、やるせなさ、不平をずっと持ち続けながら、しかし、仕事が進行していく」」

「「と、言うことはあり得ない」って、この人説明していますけど、現代のサラリーマンって、そういう状況じゃないんですか?」

「だから、現代の病とも言われる「鬱病」が毎年たくさんの患者を出している・・・そういう状況じゃないんですか?」

と、レイカ。

「もちろん、レイカちゃんの言うとおり・・・そうでなきゃ、僕だって「鬱病」なんか経験していないよ・・・このおっさん、ほんとに頭ワリーな」

と、タケル。

「人間には気の強い人間もいれば、気の弱い人間もいる・・・僕は若い頃、気が弱かったから、脱サラが正直怖かった・・・リーマン・ショック後、東日本大震災の前の」

「あの時代、大人になってからの一流企業からの離職は、それこそ「ゴジラ」クラスのネガティブな状況だったもの・・・」

「だからこそ、の憤懣、やるせなさ、不平をずっと持ち続けながら・・・それでも家族の為、マンションの20年ローンの為、無理してサラリーマンを続けている層が」

「未だにいるって事が、こいつ理解出来ねーのかな」

と、タケル。

「結局、すべて頭の中で抽象的に考えているから、現実が見えない状態に陥っているんですよ。ほんと、頭悪いおじいちゃんだこと・・・」

と、レイカ。

「まあ、いいや・・・この日本のキーワードを先に僕が言葉にしておこう・・・まず、「ピンキリ」をチェックするとだなー。キリが鬱病のサラリーマン」

「・・・これが日本で最も不幸な人間だね。「憤懣、やるせなさ、不平」をずっと持ち続けながらサラリーマンを続けている状況なんだからね」

と、タケル。

「で、ピンだけど・・・それこそ、脱サラして「好きこそ物の上手なれ」で好きな仕事を選び、そこで才能を発揮しながら、「やる気」を最大限に発揮し」

「毎秒「納得」して、仕事をしている、今の僕の状態こそ、ピンそのものだ・・・」

と、タケル。

「だから、日本のキーワードは、この馬鹿オヤジが言うような「やる気」ではなく、国民の「やる気」を引き出す雇用環境を作り出し」

「毎秒、「納得」して仕事をさせること・・・そう「納得」こそ、この日本のキーワードになるんだ」

と、タケル。

「このオヤジ、自分で「これは武家社会だ。これは下の者が不平なく働くと言う状況を作らなければこの世の中は上手くいかないと」」

「「日本の上流社会の人間は骨身に染みて知っていたのである」と書きながら・・・その雇用環境の整備こそ、日本のキーワードになるはずなのに」

「そこに目が行かないんだから、さらにセンスが無いよねー」

と、タケル。

「自分で自分の言った事の価値がわからないなんて・・・ほんとに正真正銘の馬鹿ですね」

と、レイカ。

「確かに戦国時代の武将は「自分を知る人間こそ、仕えるべき主人」と言って、何度も仕える武将を変えたと言う逸話がある。もちろん、変えた回数が多い程」

「その武将の誇りとされたけどね・・・ま、僕の場合は、脱サラしてよかったよ・・・僕も僕を認めてくれる人間の元で今は仕事をしているし、このブログは」

「そのいいトレーニングになる。「思考の千本ノック」状態だからね・・・」

と、タケル。

「そうやって日々努力を重ねるからこそ、いい知恵が生まれてくるんですね・・・それにひきかえ、山本七平も、このお爺ちゃんも馬鹿ばっかり・・・」

と、レイカ。

「「知識者」の「俺偉い病」だから、トレーニングは怠るわ、抽象的にしか思考が出来ないから、現実が見えないわ・・・最悪のオトコ達だよ」

と、タケル。

「ただの馬鹿ですものね・・・笑っちゃいますね。結論的に言えば、「士は自らを知る者に仕えるべき」・・・「日々納得して生きよ」の言葉こそ」

「日本文化を示すキーワードになるんですね」

と、レイカは言葉にした。

「そういうことだ」

と、タケルは満足そうな笑顔を見せた。


「しかし、まあ・・・どうして「知識者」って、こんなにアホなんだろうねー。軽く言い負かせちゃうじゃーん。っていうか、何もわかっていないよ、こいつら」

と、タケルは言う。

「ま、こんな感じで、今後もやっていこう。言ったろ、全勝で勝つって」

と、タケルは笑う。

「まあ、とにかく、頭の悪い、ださいオヤジは見たものの事しかしゃべれないけど、「知恵者」は現象の元になった「原因」をしっかりと説明出来るのさ」

と、タケルは笑った。

「さ、飲みにでも行こうや、レイカちゃん」

と、机の上を片付けだすタケルでした。


(おしまい)


という感じになりました。

山本七平氏も谷沢永一氏も、何もわかっていませんね。

これが日本学の祖?最強の評論家?

笑っちゃいますねー。


やはり、「知識者」は頭が悪くて、だっさいよねー。


それが結論です。


ではでは。

8月26日 長生きできる理由!早死にする理由!(異性に笑顔を貰えているか!)

2014年08月26日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

今週は天気悪いみたいですね。

なんだか、夏が早めに終わってしまったような、そんな錯覚にとらわれます。


さて、「昨日の体脂肪燃焼」ですが、まあ、粛々と1000キロカロリー、やりました。

ま、これ、身体が慣れてきたら、さらに増やしていく気持ちですね。

まあ、体力増強になっていますから、これはもう、ダイエット企画として考えるのではなく、自分なりの体力増強策として、

今後、ずっと維持していくつもりですね。

やっぱ、人間、最後は、体力がモノを言う感じですからねー。


さて、その時、僕は区民プールあがりで、立教大出身のクリエイター、芦川ユミちゃん(27)といつものカフェでお茶してました。

「今週は平日は雨ばかり・・・と言うことで、結局、いつもの区民プールになっちゃいましたね、夏の最後の海水浴・・・」

と、ユミちゃんが言葉にしています。

「しかも、僕に午前中、急に仕事が入って・・・区民プールは午後だけ・・・ちょっと悪かったなあ・・・」

と、僕。

「いいですよ・・・この仕事は仕事のオファーがあるだけ、しあわせなんですから・・・それにランチご馳走になっちゃったから、完全にチャラですよ」

と、ユミちゃん。

「蒙古タンメン、とっても美味しかった・・・わたし、辛いの苦手だと思ってたら、案外行けることが最近わかって・・・ちょっと嬉しいんです、この夏は」

と、ユミちゃん。

「そうだったんだ・・・ま、僕は夏は冷やし系の麺か辛さで汗をかいて暑さを吹き飛ばす系のどちらかをチョイスするから・・・今年は辛さが勝ったかな?」

と、僕。

「蒙古タンメン、美味しかったです、一度食べてみたかったの・・・」

と、嬉しそうに、ユミちゃん。

「でも、ゆるちょさんと二人で海水浴行ってみたかったな・・・ま、来年行けばいいし、目当てはゆるちょさんの身体の雰囲気チェックと」

「わたしのセクシービキニの披露だったから、目的は達成しているけど・・・」

と、ユミちゃん。

「でも、ゆるちょさんの裸の上半身見ていて思ったんですけど・・・体脂肪が普通に10%近くになってくると、男性の身体って普通にセクシーな身体になるんですね」

「ゆるちょさんの身体、筋肉も適度についていて、完全にスポーツマンのセクシーな身体って感じになってましたね」

と、ユミちゃん。

「まあ、サイクリストは上半身にあまり筋肉はいらないんだ。マッチョなサイクリストはいないからね。筋肉が錘になったら、困るし」

「そこは適度に仕上げる必要がある・・・ま、最低限の筋トレはしていたし、サイクリストとして週末走っていれば、適度な筋肉は普通につくさ・・・」

と、僕。

「今、ゆるちょさんは、体脂肪率はどれくらいなんですか?」

と、ユミちゃん。

「13%台ってところかな・・・まあ、12%を目指している感じだけど、最近は、あまり数字にこだわらなくなってきたね」

「身体の感じで「あ、ここの脂肪が燃えてくれた・・・無くなってる」とか毎日チェックしながら、楽しんでる感じだね、身体が変わっていく所を・・・」

と、僕。

「ユミちゃんだって、今日見たら・・・大きい胸はそのままで、身体だけ絞れているから、相対的に胸が大きくなった感じだったじゃん」

と、僕。

「明るい水色の地に赤い花ガラのビキニはなかなかセクシーだったし、ね・・・」

と、僕。

「へへー。結構、可愛かったでしょう?ま、たまにはサービスしないとゆるちょさん、誰かに取られそうだから・・・」

と、ユミちゃん。

「で、今、ユミちゃんは体脂肪率は、どんくらいなの?」

と、僕。

「わたしは、普段のゆるちょさんに合わせて16%にしていたから・・・今、14%ちょっとって感じです。ま、わたしは6%が目標だから」

「のんびりさんな感じですねー」

と、ユミちゃん。

「でも、ゆるちょさんのそのセクシーな身体見ていたら・・・男性ってちゃんと適正に鍛えて、体脂肪率を落とせば、普通にセクシーな黄金率な身体になるんだなーって」

「改めて思いました・・・っていうか、太っている男性が勿体無い気がしました。せっかくセクシーな大人の男性になれる条件があるのにって」

と、ユミちゃん。

「結局、美学なんですよねー、そのひとの・・・」

と、ユミちゃんはため息をつく。

「ゆるちょさんって、自分の人生に対する夢や美学をきっちり持っていて、それが揺るがないじゃないですか」

「体脂肪率を3%にすると決めたら、全力で毎日のライフスタイルまで変えて、日々全力を尽くす・・・それはゆるちょさんの圧倒的な美学が背後にあるから」

「徹底しているわけでしょう?」

と、ユミちゃん。

「ま、そういうことになるかな・・・だって、せっかく生まれてきたんだし、一度は体脂肪率3%の自分が見てみたいし、それをそのまま維持すれば」

「女性の目にも優しいことになるじゃん」

と、僕。

「そう。結局、ゆるちょさんは、女性の目のことまでちゃーんと考えてサービスしてくれる・・・そういうところがオトコマエなんですよ、ゆるちょさんは」

と、ユミちゃん。

「でも、巷のゆるちょさん世代の男性を見て下さいよ・・・山手線に乗ってる、ださい色のださいスーツ着た、ださいオヤジ共・・・」

「皆、毎日に汲々とするだけで、余裕なんてありはしない・・・小汚く太っているか、変に痩せているかしてて・・・セクシーさの欠片すらない・・・」

と、ユミちゃん。

「まあ、サラリーマンやってちゃ、そりゃ、しょうがないよ・・・彼らはマンションのローン返済に縛られ、妻と子供を養う為に24時間の絶対的な拘束を会社から」

「受けているんだから・・・毎日寝不足気味で、誰かの為に仕事を命じられ、顧客の前では笑顔での対応を要求され、毎日宿題を出され」

「毎日高いクオリティーの仕事を求められる・・・しかも低収入でだ・・・サービス残業当たり前・・・僕だったら、モチベーションは全く上がらない雇用条件だね」

と、僕。

「だから、脱サラしたんですよね、ゆるちょさんは」

と、ユミちゃん。

「そ。だいたい大学卒業時に僕自身、サラリーマンに全く向いていないのはわかっていたから、その時に脱サラも決めたし、脱サラが成功するまで」

「自分を縛る縄を絶対に身につけないように決めた・・・だから、結婚もしなかったし、結婚につながる本格的な恋もしなかった」

「・・・結果的に、女性に恋されまくったけどね・・・それは笑ったけどさ」

と、僕。

「未婚の女性とは「一夜の恋」・・・既婚の女性から「大人の恋」をたくさんされたんでしたよね・・・ゆるちょさんは」

と、ユミちゃん。

「そ。特に既婚の女性からの「大人の恋」・・・それは究極のプラトニック・ラブだ・・・だけど、それは自分に自信のある美しくて仕事も人の何倍も出来る」

「素敵な女性が・・・女性の方から動いてきて・・・「おはようございます、ゆるちょさん」と笑顔で僕に挨拶するところから始まる・・・」

「それは毎回、同じパターンだったよ・・・」

と、僕。

「でも、それ、その女性達の気持ちわかるな・・・だって、ゆるちょさんが「大人の恋」をされるようになったのは、そのキラキラお目目の「光るの君の目」を」

「サイクリストになった事で備えてから・・・でしょう?」

と、ユミちゃん。

「そういうことだね・・・「光るの君の目」は女性を恋に落とすマジックアイテムだから、仕方ないのかもしれないけど・・・」

と、僕。

「わたしも男性を恋に落とす「光るの姫の目」は持っていますよ・・・ゆるちょさんは、恋に落ちてくれないけど・・・」

と、ユミちゃん。

「だって、ソフィーいるし・・・そのからくりを知る男性や女性は恋に落ちないようにも出来るし・・・」

と、僕。口を尖らせている。

「まあ、いいですけどね。わたしからすれば、ゆるちょさんとの距離感は、今が一番いいかな・・・わたしはゆるちょさんの生き方が好きだから、こうして一緒にいるだけで」

「・・・「光るの君の目」の効果ばかりじゃないんです、わたしは」

と、ユミちゃん。

「だって、ゆるちょさんは、今の毎日の体脂肪燃焼をサイクリストとしての日々の体力トレーニングとして位置づけるんでしょう?これから」

と、ユミちゃん。

「そ。今まで僕のサイクリストとしての体力トレーニングは、平日の筋トレと週末のロングトレーニングしかなかったんだけど、体脂肪燃焼を始めてから」

「確実に体力が増進していることがわかって・・・まあ、サイクリストとしてのホットシーズンは4月からツール・ド・フランスが終わる7月までだから」

「今の時期は、サイクリストとしては、ダウンの時期なんだ・・・だけど、この日々の体力トレーニングを来シーズンの為の体力増進用に使おうと思っていて」

「・・・来年の3月まで粛々と続けることにしたんだ」

と、僕。

「しかも・・・体と相談しながら、1000キロカロリーを2000、3000と進化させる事に決めてるんですよね?」

と、ユミちゃん。

「そうなんだ・・・結局、毎日体力トレーニングが出来るなら、サイクリストとしての体力の増強につながるなら、日々成長していく必要があるからね」

と、僕。

「つまり、もう、体脂肪率うんぬん・・・ではなく、普通に毎日の体力トレーニングとして位置づけると・・・そういうことですよね?」

と、ユミちゃん。

「そ。だから、3%になったら、なったで、維持モードに入ればいいんだけど、体力増強は進めていく・・・そういう話だね・・・」

と、僕。

「だってさ・・・毎日、3000キロカロリーとか消費出来る身体になれたら、それは素敵な事だよ・・・体脂肪率を落とさず、それが出来るような」

「運用を見つければいいわけだし・・・それでその日の自分の体調もわかるわけだしさ・・・「あ、今日はちょっと気分が乗らないから、風邪ひきそうなのかな?」とか」

「そのトレーニングの気合乗りの具合で、自分の今の状況がリトマス試験紙的に的確にわかったら、それは素敵な事じゃん」

と、僕。

「確かに・・・でも、体力増強っていうか、スポーツを自分のライフスタイルに取り込めている男性って、かっこいいですよね、生き方が・・・」

と、ユミちゃん。

「サラリーマンの男性には、絶対に無理でしょう?そんなライフスタイル・・・それに、ゆるちょさん前言ってたけど、男性も女性も恋が出来なくなったら」

「すぐに死んじゃうんでしょ?外見がドンドン劣化して・・・」

と、ユミちゃん。

「そう・・・この世界のシステム管理者は、恋の出来る個体にのみ、DNA改良のお仕事をオファーする。そして、DNAの改良の仕事が出来ない」

「つまり、異性が自分を視界にいれてくれなくなった個体は男性も女性も「緩慢な死のスイッチ」を押されて、一気に外見が劣化する」

「まずは、肌がくすみ、目にちからが無くなり、ほうれい線が目立つようになり、しみ、しわなどが肌にトラブルを起こし・・・死に一直線さ」

と、僕。

「なにしろ、異性が視界にいれないってことは・・・異性が目から発する「ハッピーエナジー」を永久に貰えなくなるってことだからね」

「「ハッピーエナジー」を貰えないと、自己治癒力と免疫能力が極端に低下することになる・・・これが病気の原因になるんだ」

と、僕。

「男性も女性も40歳くらいから癌年齢と言われていますけど・・・それも関係していると、ゆるちょさんは考えているんですか?」

と、ユミちゃん。

「ああ・・・僕は幸いな事に30歳前後で「八百比丘尼化」しているから、外見を若く保つことが出来るし、脳年齢も若いままだ」

「しかし、「八百比丘尼化」どころか、異性に視界にいれられなくなって外見が劣化する男女は40歳くらいから、圧倒的に増えてくる」

「・・・となれば、免疫能力も自己治癒力も低い状態が、その状況を誘発していると考える事もできる・・・ま、臨床的な症例確認は必須だけど」

「「ハッピーエナジー」の有無は絶対に関係しているはずだよ・・・」

と、僕。

「・・・と言うことは外見が劣化したオヤジやオバサンは早死する・・・そういう法則と言うことですか?ゆるちょさん」

と、ユミちゃん。

「ま、そういうことになるね・・・特に40代はどういう外見を備えているかで・・・その後の人生は大きく変わると思う」

と、僕。

「外見的に美しくしていて・・・体脂肪率も低くしているスポーツマンの男性と女性は長生き出来て・・・それ以外は早死に・・・」

「その法則って、怖いですね・・・」

と、ユミちゃん。

「・・・だから、八百比丘尼は、長生きなんだよ・・・それが結論かな、僕的な」

と、僕は言って、笑顔になった。


ユミちゃんは真剣な表情で僕を見つめていた。


(おしまい)


さて、今日は火曜日、今週はどんな週になるのでしょうか。

とか、いいながら、逝く夏をのんびり眺めていたいですね。

しっかりと充実した仕事をしながら。


そいで、夕方から飲みですね。


一日楽しんでいきましょう!


ではでは。